JP5873272B2 - 画像符号化装置及びその制御方法 - Google Patents

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本発明は、画像の圧縮符号化技術に関するものである。
画像データの圧縮符号化において、1画像内で画像の内容に応じて局所的に圧縮率や圧縮方式を切り替えることで、高画質かつ高圧縮率の画像データを得ることができる。
例えば、画像の劣化が目立ちにくい自然画像の部分であるか、画像の劣化が目立ち易い文字部やグラフィック部であるかによって圧縮率や圧縮方式を調整する方法が挙げられる。一般的には文字部やグラフィック部には低圧縮な符号化や可逆符号化(これらを第1符号化とする)を充て、自然画像の部分には高圧縮な符号化や非可逆符号化(これらを第2符号化とする)を充てる。画像内で適応的に圧縮方式を切り替える事で、効率的に画像を圧縮し、全体的な圧縮率および画質を改善する方法が提案されている(特許文献1参照)。
特許文献1では、画像の先験的な知識を必要とせず、圧縮時に画像を細かく分割した一定サイズの画像タイルごとに解析と分類を行い、画像を圧縮する。解析においては、画像タイル内の色数、画素間の色の変化量、エッジ量を主な変数として用いている。
圧縮技術が一層の高画質化・高圧縮化を目指す一方で、圧縮対象となる画像を作成するアプリケーションでは、グラフィカルな描画が当たり前となってきており、複雑化してきている。一例として、デフォルトの描画設定でも半透明オブジェクトである事が少なくない。モニタ上で半透明に見えているオブジェクトは、電子データ的には図7のような市松模様701で実現されている。図7に示した市松模様701は透過率50%の場合で、異なる透過率の場合には異なる間引き方で半透明オブジェクトが実現される。半透明オブジェクトは周期的なパターンの要素を持つため、圧縮率が異なる画像タイルが隣接した際には他の画像領域よりも差が非常に目立ちやすいという特徴がある。そこで、周期的なパターンを持つ特定領域を抽出し、抽出された特定領域内では、画質劣化のない第1符号化と画質劣化の発生する第2符号化の切り替えが起こらない様に制御する方法も提案されている(特許文献2参照)。
特開2001−358947 特開2008−042683
画像をタイルごとに分割し、各タイルの内容に応じて圧縮方式を決定していく従来の符号化方式について考える。この方式において、例えば、あるタイル内に異なる特徴を持つ画像部分が同等の比率で混在している場合などには、圧縮方式が適切に割り当てられず、タイル間で頻繁に圧縮方式が切り替わり、視覚的な画質劣化が起こることもある。
本発明は上記従来例に鑑みてなされたものであり、装置構成の複雑化を招くことなく、対象となる画像に応じて、可逆符号化データ、非可逆符号化データ、可逆、非可逆混在符号化データのいずれを生成するかを決定し、画質劣化と符号量増大の両方を抑制することを可能ならしめる技術を提供しようとするものである。
この課題を解決するため、例えば本発明の画像符号化装置は以下の構成を備える。すなわち、
符号化対象画像から、複数画素で構成されるタイルを単位に圧縮符号化する画像符号化装置であって、
前記タイルを単位に画像データを入力する入力手段と、
画像データから可逆符号化データを生成する第1の符号化手段と、
画像データから非可逆符号化データを生成する第2の符号化手段と、
前記第1、第2の符号化手段を制御し、前記入力手段で入力したタイルの画像データに対して符号化処理を実行させ、前記符号化対象画像に対して予め設定された目標符号量Ta以下の符号化データを生成させる符号化制御手段とを有し、
前記符号化制御手段は、
符号化処理の初期段階では、前記第1、第2の符号化手段を制御して、符号量の少ないのがいずれであったのかを示す判定情報をタイル単位に生成すると共に、前記符号化対象画像の全タイルに対する可逆符号化データの生成処理を行わせる第1の制御手段と、
該第1の制御手段によって、前記目標符号量Ta以下の可逆符号化データの生成に失敗した場合、連続する2つのタイルの前記判定情報が異なる回数をカウントするカウント手段と、
該カウント手段によるカウント値に基づいて、前記初期段階の処理に後続して、前記第2の符号化手段を制御して非可逆符号化データの生成処理に移行するか、或いは、前記第1、第2の符号化手段を制御し、タイル単位の可逆、非可逆混在符号化データの生成処理に移行するか判定する判定手段と、
該判定手段の判定結果に応じて、前記第2の符号化手段を制御しての非可逆符号化データの生成処理、或いは、前記第1、第2の符号化手段を制御しての可逆、非可逆混在符号化データの生成処理のいずれかを実行する第2の制御手段とを有する。
本発明によれば、装置構成の複雑化を招くことなく、対象となる画像に応じて、可逆符号化データ、非可逆符号化データ、可逆、非可逆混在符号化データのいずれを生成するかを決定し、画質劣化と符号量増大の両方を抑制することが可能になる。
第1の実施形態が適用する複写機の構成図。 第1の実施形態における符号化処理部のブロック構成図。 第1の実施形態における圧縮処理の全体処理を示すフローチャート。 第1の実施形態における圧縮モードを設定するインタフェースの一例図。 第1の実施形態における圧縮処理の詳細を示すフローチャート。 第1の実施形態における画像解析処理のフローチャート。 半透明パターンの模式図。 第2の実施形態におけるタイル毎の判定結果の例を示す図。 第2の実施形態における符号化処理部のブロック構成図。
以下、添付図面に従って本発明に係る実施形態を詳細に説明する。
[第1の実施形態]
まず始めに、本実施形態の圧縮処理の概要について説明する。処理の内容としては、画質にメリットのある可逆圧縮、圧縮率にメリットのある非可逆圧縮、および両者を適応的に用いて画質と圧縮率の両立を目指す可逆・非可逆混在圧縮(以後、混在圧縮)の3通りの圧縮方式の遷移を制御する。先に説明した課題を回避出来るのは、可逆圧縮か非可逆圧縮しか行わない圧縮方式である。そこで、混在圧縮を回避する圧縮モードを用意することを1つの特徴とする。さらに、入力画像に応じて自動で、混在圧縮を回避すべきか否かを判定して圧縮方式を決定する機構をもつことをもう1つの特徴とする。
判定基準として、従来技術のように画像タイル毎に特徴量を判定して圧縮方式を決定するのではなく、符号化が切り替わる可能性のある画像タイルを検出することで、画質劣化の原因となるエリアを抽出する。圧縮モードおよび判定の詳細については以後、順に説明する。
図1は、本実施形態が適用する複合機のブロック図である。図中、101は入力された画像データを処理するデータ制御部である。データ制御部101は、CPU103やRAM104を用いてデータ入力部102から入力された画像データを処理し、データ記憶部105へ格納する。データ制御部101は、符号化処理部109および復号処理部110を備える。符号化処理部109は必要に応じて画像データを圧縮し、復号処理部110は必要に応じて画像データを解凍するモジュールである。
データ入力部102は、不図示のネットワークインタフェースやUSBインタフェース等のI/Fを介して受信した印刷データを解析し、レンダリングして生成した多値の画像データ(PDLから得られた画像データ)、或いは、不図示の原稿読み取り装置から入力した画像データをデータ制御部101へ供給する。なお、符号化対象画像データの入力源としては、データ入力部102に限らず、画像データを格納したメモリカード等でも良く、その種類は問わない。
データ出力部111は、データ制御部101にて画像処理された画像をプリンタやモニタなどの記録デバイスに出力する。データ記憶部105は、例えばHDD(ハードディスク)等の記憶手段であり、符号化処理に用いるパラメータ106や本実施形態を実現するためのアプリケーション107、符号化処理部109を制御するためのOS108、更には符号化処理部109で生成した符号化データを格納するものである。符号化処理部109は、印刷すべきページ単位に圧縮符号化し、その結果をデータ記憶部105に格納していく。一方、復号処理部110は、例えばプリンタの印刷速度に併せて、データ記憶部105に記憶されている圧縮データをページ単位に復号し、出力する。つまり、符号化処理部109は、復号処理部110とは同期する必要はなく、ページ単位に圧縮符号化してはその結果をデータ記憶部105に格納していくので、データ記憶部105はプリンタバッファとしても機能することになる。
上記の通り、符号化処理部109と復号処理部110が1つの装置に含まれているが、これは実施形態は複合機に適用した例を示しているからであって、これらはそれぞれ単独の画像符号化装置或いは画像復号装置であっても構わない。
図2は実施形態における符号化処理部109のブロック構成図である。図中、206は符号化処理部109の全体の制御を司る符号化制御部206である。この符号化制御部206の制御対象として、第1の符号化部201、第2の符号化部202、画像解析部205、圧縮パラメータ設定部204がある。第1、第2の符号化部202は、複数画素で構成される同じタイル(例えば64×64画素)を同じタイミングで符号化を行い、その符号量と符号化データとを画像解析部205、符号化データ選択部203に出力する。ここで、第1の符号化部201は可逆符号化を行うものであり、実施形態ではその代表であるJPEG−LSを採用する。一方、第2の符号化部202は、非可逆符号化を行うものであり、実施形態ではその代表であるJPEGを採用する。ただし、可逆、非可逆符号化の種類は上記に限るものではない。
符号化データ選択部203は、圧縮パラメータ設定部204から設定された符号化データ選択用のルックアップテーブル(LUT)を参照し、着目タイルに対して生成された可逆、非可逆符号化データの符号量から一方を選択し出力する。ただし、選択したのが可逆符号化データであるか、非可逆符号化データであるのかを示す識別情報(1ビット)が、その選択した符号化データの先頭に付加される。ここで、着目タイルから得られた可逆符号化データの符号量をCk、非可逆符号化データの符号量をChと定義すると、可逆符号量と非可逆符号量を2軸とする2次元座標空間の一点の座標(Ck,Ch)が決まる。そこで、その座標位置に、選択する対象として可逆符号化とすべきか、非可逆符号化とすべきかを示す1ビットのデータを割り当てたのが、上記の符号化データ選択用のルックアップテーブルである。後述する説明から明らかになるが、このLUTは3種類用意し、そのいずれか1つが符号化制御部206の指示に従い、圧縮パラメータ設定部204が符号化データ選択部203に設定する。
以上が実施形態における装置のハードウェアの説明である。次に、実施形態における符号化処理部109(符号化制御部206)の全体的な処理手順を図3、図4を用いて説明し、その後に更に詳しく説明する。
本実施形態における符号化制御部206は、出来るだけ画質を維持しつつ圧縮率を上げるため、第1、第2の符号化部を制御する第1の制御、第2の制御、第3の制御を行う。すなわち、S301の可逆圧縮、S302の混合圧縮、S303の非可逆圧縮の順で圧縮率を上げていくよう制御する。
先ず、S301の初期段階では可逆圧縮が行われる。このため、符号化データ選択部203には、タイル毎に、必ず可逆符号化データを選択する必要がある。そのため、符号化制御部206は圧縮パラメータ設定部204を制御し、可逆符号量と非可逆符号量の2次元座標空間の全ての座標にて可逆符号化データを選択させるためのLUTを符号化データデータ選択部203に設定させる。また、この可逆圧縮を行う際には、第2の符号化部202(JPEGを用いる非可逆符号化であることは既に説明した)に対して、初期の量子化マトリクスQ0を設定しておく。上記の通り、このS301における処理中、第2の符号化部202で生成された符号化データが、符号化データ選択部203で選択されることはない。しかし、後述する解析のための情報を得るため、第2の符号化部202を稼働状態にさせる。
画像解析部205は、このS301の可逆圧縮処理中、タイル単位に、第1の符号化部201で得られた可逆符号化データの符号量と、第2の符号化部202で得られた非可逆符号化データの符号量との比較(1ビットで良い)を不図示のメモリに記憶していく。符号化対象の画像が、水平方向にTw個、垂直方向にTh個のタイルで構成されている場合、上記メモリは、Tw×Thビットの容量があれば良い。また、この比較結果の並びは、タイルの入力順と同じである。なお、比較結果の各ビットは、そのビット位置で示されるタイルが、可逆、非可逆符号化データのいずれが少なかったのか示している、ということもできる。
上記のようにして、符号化対象の1ページ分の画像の可逆符号化処理を終えると、その総符号量(又はデータ記憶部105に生成された符号化データファイルのサイズ)と、予め設定した目標符号量と比較される。可逆符号化データの総符号量が目標符号量以下であれば、生成した可逆符号化データのみで構成される符号化データファイルを最終結果として確定し、着目ページの符号化処理を終える。以上、S301の処理内容を説明した。
一方、着目ページの可逆符号化データの総符号量が、目標符号量を超えていた場合の処理(再圧縮処理)が図3のS304以降の処理となる。なお、符号化制御部206は、データ記憶部105を制御し、この時点でデータ記憶部105に生成された可逆符号化データのみで構成される符号化データファイルを削除させる。また、以下に説明する再圧縮処理のモードには、モードA、B、並びに「自動」の3つがあり、操作者は不図示のユーザインタフェース上に表示される図4のメニュー401のうち、ボタン402乃至404の中の1つを事前に指示することで、モードを選択しておく。選択したモードを示す情報はデータ記憶部105に保持される。S304の判定は、この保持された情報に基づいて、操作者が選択したモードがいずれであるのかを判定する。
モードAが選択されていると判断した場合には、S302の可逆・非可逆混在圧縮処理を行い、可逆、非可逆混在符号化データの生成を行う。また、モードBが選択されていると判断した場合には、S303の非可逆符号化処理に進み非可逆符号化データの生成処理を行う。そして、選択されたモードが「自動」であった場合にはS305に進んで、符号化制御部206は、S301の処理中に画像解析部205の解析した結果を参照して、S302、S303のいずれに処理を進めるかを判定する(詳細後述)。
以下、S302の混在圧縮処理を説明する。この混在圧縮では、再度、符号化対象の画像データをタイル単位に入力し、タイル毎に、可逆、非可逆符号化を行い、その内の符号量の少ない方の符号化データを選択していく。このため、可逆符号化データ量をx軸、非可逆符号化データ量をy軸とするx−y座標空間で、y=xの線分についてy≦xの領域には非可逆符号化データを選択するための値、y>xの領域には可逆符号化データを選択するための値を格納したルックアップテーブルを、符号化データ選択部203に設定する。この結果、可逆、非可逆の混在圧縮処理において、符号化データ選択部203は、タイル単位に、可逆、非可逆符号化データそれぞれの符号量を比較し、少ない方を選択し出力することになる。このとき、選択した符号化データの先頭には、識別ビットを付加する。
こうして1ページ分の符号化対象の画像に対して、可逆、非可逆の混在圧縮の処理が完了する。この際に生成された総符号量が目標符号量以下であった場合、その可逆、非可逆符号化データが混在した(正確には混在し得る)符号化データで構成される符号化データファイルを、最終結果として確定し、着目ページの符号化処理を終える。一方、可逆、非可逆の混在圧縮の処理が完了した際に得られた可逆、非可逆符号化データが混在した符号量が目標符号量を超えている場合、S303に処理を進める。
このS303では、非可逆符号化を行う。このため、再度、符号化対象の画像データをタイル単位に入力する。また、符号化データ選択部203が、全タイルに対して第2の符号化部202からの非可逆符号化データを選択する必要がある。このため、符号化制御部206は、可逆符号化データ量をx軸、非可逆符号化データ量をy軸とするx−y座標空間の全ての座標位置に非可逆符号化データを選択するためのルックアップテーブルを、符号化データ選択部203に設定させるよう、符号化パラメータ設定部204に設定する。この結果、このS303の非可逆圧縮処理において、符号化データ選択部203は、全タイルに対して、非可逆符号化データを選択し出力することになる。
なお、第1の符号化部201は動作していても、していなくても構わない。また、着目ページの非可逆符号化処理を終えたとき、その時点で得られた非可逆符号化の総符号量が目標符号量を超えていることも有り得る。この場合、符号化制御部206は、圧縮パラメータ設定部204を制御し、現在使用中の量子化マトリクスQ0から1つ上の量子化マトリクスQ1を第2の符号化部202に設定する。以降、総符号量が、目標符号量を超えていると判断する限り、量子化マトリクスQを1つ上のランクに設定していく。
以上第1の実施形態における符号化処理部109の大まかな説明を行った。次に、上記を踏まえて、符号化処理部109(符号化制御部205)の処理内容の更なる詳細を、図5A乃至図5C、図6のフローチャートに参照して説明する。
図5A乃至図5Cは、図3のフローチャートを更に詳しく示すものである。なお、以下の説明において、Ct、iは共に、不図示のメモリに確保される変数であり、Ctは総符号量を示す情報を格納するため、iはタイルの順番を表わすための変数である。また、Ckは着目タイルの可逆符号化データの符号量を表わす変数、Chは着目タイルの非可逆符号化データの符号量を表わす。また、変数Flag()は、各タイル毎に、可逆、非可逆符号化データのいずれの方が少ないかを示す判定情報を格納する配列変数である。そして、タイルの入力順は、タイル単位のラスタースキャン順とする。
符号化制御部205は、先ずS501にて、不図示のメモリに変数Ct、i、Flag()を確保する。そして、Ct、iに対しては、それぞれを0クリアする。次に、S502にて、圧縮パラメータ設定部204を制御し、第2の符号化部202に初期の量子化マトリクスQ0を設定する。量子化マトリクスにはQ0、Q1、Q2…と幾つもの種類があり、「Q」の添え数字が大きくなるにしたがってマトリクス内の量子化ステップ値は大きくなる傾向を有し、圧縮率が高くなる。このとき、符号化データ選択部203には、必ず可逆符号化データ、すなわち、第1の符号化部201からの符号化データを選択するように、ルックアップテーブルを設定する。
次いで、符号化対象の画像から、第i番目のタイルを入力し(S503)、第1の符号化部201、第2の符号化部202にてそれぞれ符号化処理を行なわせる(S504)。この結果、可逆符号化データ、非可逆符号化データが生成されることになるが、先に説明したように、符号化データ選択部203は第1の符号化部201で生成された可逆符号化データを選択し、出力する(S505)。そして、その時点で変数Ctで示される値に、可逆符号化データの符号量Ckを加算し、変数Ctを更新する(S506)。
この後、着目している第i番目のタイルから得られた可逆符号化データの符号量Ckと非可逆符号化データの符号量Chとを比較する(S507)。そして、比較結果がCk≧Chを示していればFlag(i)に“1”を格納し(S508)、Ck<Chを示していればFlag(i)に“0”を格納する(S509)。
この後、最終タイルの符号化が完了したか否かを判断する(S510)。否(NO)の場合には次のタイルを入力するため、変数iを“1”だけ増加させ(S511)、S502以降の処理を繰り返す。そして、全タイルの符号化を終えたと判断した場合(S510がYesの場合)、総符号量が変数Ctに格納されている。そこで、可逆符号化して得られた総符号量が目標符号量Ta以下になっているか否か、すなわち、Ct≦Taを満たしているか否かを判定する(S512)。Ct≦Taを満たしている場合、目標符号量Ta以下の可逆符号化データの生成に成功したことになるので、本処理を終える。一方、Ct>Ta、すなわち、目標符号量Ta以下の符号化データの生成に失敗したと判断した場合には、S513に処理を進め、後続する符号化処理の種類を決定する。以上が図3のS301における可逆圧縮の処理内容である。
S513(S304に対応する)に処理が進むと、モードの判定を行う。モードには先に説明したように、モードA、B、及び、「自動」の3種類があり、ユーザが予め選択しているものでもある。ここでは、「自動」が選択されているものとして説明する。「自動」が選択されていると判定した場合、処理はS514に進み、先の可逆圧縮処理で得られたFlag()の情報を参照して、混在圧縮、非可逆圧縮のいずれに進むべきかを判定する。このS514の処理を図6のフローチャートに従って更に詳しく説明する。
先ず変数i、CNTをゼロクリアする(S601)。次いで、Flag(i)を取得し(S602)、1つ前のFlag(i−1)とFlag(i)とを比較する。なお、iが0の場合に、1つ前のFlag(−1)が存在しないので、Flag(i−1)とFlag(i)は等しいものとして判定する。
ここで、Flag(i)とFlag(i−1)が異なるとき、変数CNTを“1”だけ増加させる(S604)。この後、変数iが総タイル数Nとを比較し、全タイルについてチェックを終えたか否かを判断する(S605)。否の場合には、変数iを“1”だけ増加させ、S602以降の処理を繰り返す。上記の処理を平たくいえば、Flag()のデータ配列において、0から1、或いは、1から0に変化する箇所が何箇所あったかを変数CNTを用いてでカウントしていると言える。
一方、全タイルについてのチェックを終えたと判断した場合、変数CNTと予め設定された閾値Thとを比較する(S607)。そして。CNT≦Thであると判断した場合、符号量の少ない方を選択した場合に、連続するタイルの並びで、可逆符号化と非可逆符号化するタイルが交互に並ぶことが少ないことが判明する。従って、この場合には、混在圧縮したとしても画質劣化が起きる可能性が低いと判定できるので、混在圧縮処理を行うものとして決定する(S608)。一方、CNT>Thであった場合、混在圧縮すると画質劣化が大きいと判断できるので、画像全体に対して非可逆符号化することに決定する(S609)。以上が、図5BのS514の処理内容である。
さて、S515に処理が進むと、S514の判定結果が混在圧縮か、非可逆圧縮のいずれであったかを判定する。混在圧縮であると判断した場合には、S516に処理を進める。一方、非可逆圧縮であると判定した場合にはS526に処理を進める。以下、S516、すなわち、図3のS302の処理の内容を説明する。
先ず、変数i、Ctをゼロクリアする(S516)。このとき、符号化データ選択部203には、可逆、非可逆符号化データのうち、符号量の少ない方を選択するためのルックアップテーブルを設定する。次いで、第i番目のタイルを入力し(S517)、第1の符号化部201、第2の符号化部202による符号化を行なわせる(S518)。そして、この結果、可逆、非可逆符号化データが得られるので、可逆符号化データの符号量Ckと、非可逆符号化データの符号量Chとを比較する(S519)。
Ck≦Chの場合、着目タイル(第i番目のタイル)については可逆符号化データが選択されることになるので、総符号量をカウントする変数CtにCkを加算し(S520)、可逆符号化データを選択し、出力する(S521)。一方、Ck>Chであった場合、着目タイル(第i番目のタイル)については非可逆符号化データが選択されることになるので、総符号量をカウントする変数CtにChを加算し(S522)、非可逆符号化データを選択し、出力する(S523)
この後、全タイルに対する符号化処理を終えたか否かを判定し(S524)、否の場合には次のタイルを符号化するために変数iを“1”だけ増加し(S525)、S517に戻る。
上記のようにして、全タイルの符号化が完了すると、処理はS526に進み、総符号量Ctと目標符号量Taとを比較する。Ct≦Taであった場合、上記のようにして生成した混在符号化データを最終的な符号化データとして決定していいので本処理を終える。一方、Ct>Taであった場合、第2の符号化部202に設定する量子化マトリクスQ0から1つ上のQ1に更新し(S527)、S528に進める。量子化マトリクスQ0から1つ上のQ1にする理由は、量子化マトリクスQ0のままで非可符号化を行ったとしても、目標符号量Ta以下になることは望めないからである(量子化マトリクスを固定にした場合の圧縮率が最大になるのは混在圧縮のときだけになる)。あるいは、Ct>Taであった場合、第2の符号化部202に設定する量子化マトリクスをQ0からQ1に更新し、S516に戻って混在圧縮をトライしてもよい。以上が、混在圧縮処理、すなわち、図3の302の処理の説明である。
次に、S528以降の処理、すなわち、図3のS303の非可逆圧縮処理を説明する。このS528に処理が進むのは、S513のモード判定でモードBと判定した場合、S515にて非可逆符号化すると判定した場合、そして、S527の処理を経た場合の3通りである。そして、前者の2つの場合には量子化マトリクスはQ0、S527を経た場合に量子化マトリクスがQ1もしくはそれ以上に高圧縮な量子化マトリクスになる点に注意されたい。
先ず、変数i、Ctをゼロクリアする(S528)。このとき、符号化データ選択部203には、必ず非可逆符号化データを選択するためのルックアップテーブルを設定する。次いで、第i番目のタイルを入力し(S529)、第2の符号化部202による非可逆符号化を行なわせる(S530)。そして、この結果、非可逆符号化データが得られるので、変数Ctに非可逆符号化データの符号量Chを加算し、更新する(S531)。この後、全タイルに対する符号化処理を終えたか否かを判定し(S532)、否の場合には次のタイルを符号化するために変数iを“1”だけ増加し(S533)、S529に戻る。
上記のようにして、全タイルの符号化が完了すると、処理はS534に進み、総符号量Ctと目標符号量Taとを比較する。Ct≦Taであった場合、上記のようにして生成した非可逆符号化データを最終的な符号化データとして決定していいので本処理を終える。一方、Ct>Taであった場合、第2の符号化部202に設定する量子化マトリクスを1ランクアップさせ、S528に戻す。以上が、非可逆圧縮処理、すなわち、図3の303の処理の説明である。
以上説明したように本実施形態によれば、先ず、最高画質が得られる可逆符号化処理を行う。従って、その結果、目標符号量以下であれば、その可逆符号化データを最終の符号化データとして扱えることとなり、特に、文字線画等の文章を主体の画像に有利に作用する。一方、目標符号量以下の可逆符号化データの生成が失敗した場合、自動的に圧縮率のより高い可逆、非可逆混在圧縮、或いは、非可逆圧縮のいずれかに移行するので、目標符号量以下に納めることが期待できる。
特に、符号化モードとして「自動」を選択した場合、最初の可逆符号化処理中に、画質をも考慮にして次の符号化の種類として混在圧縮にすべきか、非可逆符号化にすべきかの判断するための情報の収集も行っている。そして、混在圧縮に処理を進めるのは、画質上の問題がないと判断した場合のみであり、そのような画像の場合には、画質劣化が目立たず高い圧縮率の符号化データの生成処理が期待できる。
なお、実施形態では、目標符号量Taはどのようにして設定しても構わないが、例えば符号化対象の画像データのサイズから、求めるようにしても良い。符号化データを送信する場合にはその伝送路の帯域から決定しても良い。
また、上記第1の実施形態では、図3のS301(可逆圧縮)からS302(混在圧縮)に処理が進んだとき、第2の符号化部202に設定する量子化マトリクスは変化しなかった。しかし、可逆圧縮処理しているとき、タイル単位に、可逆符号化データの符号量、非可逆符号化データの符号量の両方を記憶するようにしても良い。このようにすると、可逆符号化処理が完了したとき、初期の量子化マトリクスQ0における混在圧縮の総符号量が演算で求められるので、S302の処理を量子化マトリクスQ0で開始するか、Q1で開始するかを決定できる。また、S301からS303に進んだ場合にも、量子化マトリクスQ0から開始するのか、Q1から開始するのかの指標も得られる。
また、上記実施形態では、図6の混在圧縮、非可逆圧縮の判定処理は、図3の可逆圧縮(S301)の後に行うものとしたが、これに限るものではない。可逆圧縮(S301)中の着目タイルについての可逆、非可逆符号化を終えた時点で、着目タイルについていずれの符号量が少ないかは判明しているので、この段階で、図6に示す変数CNTを更新できるし、その段階で、CNT>Thとなったと判断した場合には、非可逆圧縮に進むと決定しても良い。
また、上記実施形態では、「自動」モード時における混在圧縮、非可逆圧縮のいずれに進むかの判定では、着目タイルとその直前(左隣)のタイルの2つのFlag()の値が異なる個数をカウントしたが、タイルの並びと同様、Flag()が2次元空間に並んでいるものとして判定しても良い。すなわち、着目タイルのFlag(i)と、着目タイルの上下左右に隣接する各タイルのFlag()それぞれとを比較し、その中に1つでも異なるものが存在した場合にカウントアップするようにしても良い。
また、上記実施形態ではルックアップテーブルはy=xの線分を境に選択するべき符号化方式を切り替えているが、特定の特徴を持つ画像の符号量に配慮し、y<xとなる部分を持つようにしても良い。これによりさらに画質に配慮した混在圧縮が可能となる。
[第2の実施形態]
ここでは、上記第1の実施形態における画像解析について異なる部分のみを第2の実施形態として以下、説明する。本第2の実施形態では、第1の実施形態1の制御に加えてパターン部を考慮した符号化処理を行う。第1の実施形態では画像圧縮方式の切り替わりを全てカウントしていたが、本第2の実施形態では、タイル間の画質差が画質劣化の様に見えてしまう可能性の特に高い特性を持つ、パターン部の境界における切り替わりのみをカウントするものである。
本第2の実施形態の構成図を図9に示す。本第2の実施形態では、図2の構成に加えてパターン判定部207をもつ。パターン判定部207はデータ入力部102より画像タイルを受け取り、図7に示すような、特定パターンの特性があるかどうかを判定してパターン判定マップをRAM104に格納する。パターン判定の方法は特許文献2でも提案されていることから詳細は省略するが、画像タイル内の色数やヒストグラム等から解析可能である。因に、図7に示すパターンを判定する場合、着目タイル内をラスタースキャンしていく過程で、着目画素とその隣接する画素群に含まれる色数が2となる個数が多く、着目画素と同じ画素値を持つ画素が連続しない個数が多い場合とすれば良い。すなわち、それぞれを計数し、閾値と比較する処理を行えば、図7に示すようなパターンであるか否かを判定できる。
画像解析部205は第1符号化部201、第2符号化部202より画像タイルを受け取り、圧縮方式が切り替わる画像タイルを検出した際にはRAM104からパターン判定マップを読み出す。解析対象である画像タイルの上下左右4箇所のいずれか1箇所でもパターンが存在する場合には、カウンタをカウントアップする。そうでない場合には、カウントアップしない。判定結果は図8(A)、(B)の様になる。図8(A)、(B)の黒がパターンと判定された画像タイルであり、同時に可逆符号化と判定された画像タイルである。白が非可逆符号化と判定された画像タイルで、最終的に斜線部の画像タイルが圧縮方式の切り替わる画像タイルとして検出される。パターン判定マップで参照する周囲の画像タイル数は4つに限るものではなくより厳密に判定したい場合には参照する箇所を増やしたり、周囲のパターンと判定された画像タイルの配置によってカウントアップの有無を制御したりしてもよい。
以上の制御を行うことにより、圧縮方式が安易に非可逆圧縮S303へ遷移してしまうのを避けることが出来る。つまり、非可逆圧縮S303そのものによる画質劣化を出来るだけ回避しながら、異なる圧縮方式の切り替わりで起こる画質劣化を回避することが可能である。
(その他の実施例)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (8)

  1. 符号化対象画像から、複数画素で構成されるタイルを単位に圧縮符号化する画像符号化装置であって、
    前記タイルを単位に画像データを入力する入力手段と、
    画像データから可逆符号化データを生成する第1の符号化手段と、
    画像データから非可逆符号化データを生成する第2の符号化手段と、
    前記第1、第2の符号化手段を制御し、前記入力手段で入力したタイルの画像データに対して符号化処理を実行させ、前記符号化対象画像に対して予め設定された目標符号量Ta以下の符号化データを生成させる符号化制御手段とを有し、
    前記符号化制御手段は、
    符号化処理の初期段階では、前記第1、第2の符号化手段を制御して、符号量の少ないのがいずれであったのかを示す判定情報をタイル単位に生成すると共に、前記符号化対象画像の全タイルに対する可逆符号化データの生成処理を行わせる第1の制御手段と、
    該第1の制御手段によって、前記目標符号量Ta以下の可逆符号化データの生成に失敗した場合、連続する2つのタイルの前記判定情報が異なる回数をカウントするカウント手段と、
    該カウント手段によるカウント値に基づいて、前記初期段階の処理に後続して、前記第2の符号化手段を制御して非可逆符号化データの生成処理に移行するか、或いは、前記第1、第2の符号化手段を制御し、タイル単位の可逆、非可逆混在符号化データの生成処理に移行するか判定する判定手段と、
    該判定手段の判定結果に応じて、前記第2の符号化手段を制御しての非可逆符号化データの生成処理、或いは、前記第1、第2の符号化手段を制御しての可逆、非可逆混在符号化データの生成処理のいずれかを実行する第2の制御手段と
    を有することを特徴とする画像符号化装置。
  2. 前記第2の制御手段によって、前記第1、第2の符号化手段を制御しての可逆、非可逆混在符号化データの生成処理により、前記目標符号量Ta以下の可逆、非可逆混在符号化データの生成に失敗した場合、前記第2の符号化手段を制御しての非可逆符号化データの生成処理を実行する第3の制御手段を更に有することを特徴とする請求項1に記載の画像符号化装置。
  3. 前記第2の制御手段又は第3の制御手段によって前記第2の符号化手段による非可逆符号化データの生成処理に移行した場合、前記目標符号量Ta以下になるまで、非可逆符号化処理を行う際の量子化ステップ値を更新する手段を更に有することを特徴とする請求項2に記載の画像符号化装置。
  4. 着目タイルが、予め設定された特定のパターンの特性を有するか否かを判定するパターン判定手段を更に有し、
    前記カウント手段は、前記パターン判定手段で前記特定のパターンが検出された場合にのみ前記カウントを行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像符号化装置。
  5. 前記第1の符号化手段はJPEG−LSを用いた符号化手段であり、前記第2の符号化手段はJPEGを用いた符号化手段であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像符号化装置。
  6. コンピュータに読み込ませ実行させることで、前記コンピュータを、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像符号化装置の各手段として機能させるプログラム。
  7. 請求項6に記載のプログラムを格納した、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
  8. 符号化対象画像から、複数画素で構成されるタイルを単位に圧縮符号化する画像符号化装置の制御方法であって、
    入力手段が、前記タイルを単位に画像データを入力する入力工程と、
    第1の符号化手段が、画像データから可逆符号化データを生成する第1の符号化工程と、
    第2の符号化手段が、画像データから非可逆符号化データを生成する第2の符号化工程と、
    符号化制御手段が、前記第1、第2の符号化工程を制御し、前記入力工程で入力したタイルの画像データに対して符号化処理を実行させ、前記符号化対象画像に対して予め設定された目標符号量Ta以下の符号化データを生成させる符号化制御工程とを有し、
    前記符号化制御工程は、
    符号化処理の初期段階では、前記第1、第2の符号化工程を制御して、符号量の少ないのがいずれであったのかを示す判定情報をタイル単位に生成すると共に、前記符号化対象画像の全タイルに対する可逆符号化データの生成処理を行わせる第1の制御工程と、
    該第1の制御工程によって、前記目標符号量Ta以下の可逆符号化データの生成に失敗した場合、連続する2つのタイルの前記判定情報が異なる回数をカウントするカウント工程と、
    該カウント工程によるカウント値に基づいて、前記初期段階の処理に後続して、前記第2の符号化工程を制御して非可逆符号化データの生成処理に移行するか、或いは、前記第1、第2の符号化工程を制御し、タイル単位の可逆、非可逆混在符号化データの生成処理に移行するか判定する判定工程と、
    該判定工程の判定結果に応じて、前記第2の符号化工程を制御しての非可逆符号化データの生成処理、或いは、前記第1、第2の符号化工程を制御しての可逆、非可逆混在符号化データの生成処理のいずれかを実行する第2の制御工程と
    を有することを特徴とする画像符号化装置の制御方法。
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