JP5870884B2 - ワイヤーハーネスの製造方法、ワイヤーハーネス外装体の製造方法、ワイヤーハーネス及びワイヤーハーネス外装体 - Google Patents

ワイヤーハーネスの製造方法、ワイヤーハーネス外装体の製造方法、ワイヤーハーネス及びワイヤーハーネス外装体 Download PDF

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この発明は、シールド機能を有するワイヤーハーネスの製造方法及びワイヤーハーネス外装体の製造方法等に関する。
車載用のワイヤーハーネスとして、電線束を覆った状態で不織布が加熱成型処理(ホットプレス)されることにより形成された不織布保護部材が用いられるワイヤーハーネスがある。
このような不織布外装構造のワイヤーハーネスにおいて、内部の電線束を電磁的に遮蔽すべくシールド機能を持たせるには、製造時にシールド工程を行う必要があった。不織布外装構造のワイヤーハーネスの製造時にシールド工程を伴った製造方法として例えば特許文献1に開示された製造方法がある。特許文献1では不織布による加熱成型を、2つのシールド材で電線束を挟み込んだ状態で行うことによりシールド工程の簡略化を図っている。
特開2011−159564号公報
上述したように、従来、不織布外装構造のワイヤーハーネスにシールド機能を持たせるためには、製造時に必ずシールド材を用いたシールド工程を行う必要があった。シールド材を用いたシールド工程は比較的難作業であるため、その分、ワイヤーハーネスの製造に手間及びコストを要してしまうという問題点があった。
この発明は上記問題点を解決するためになされたもので、シールド材を用いることなく、不織布外装構造によって内部の電線束を電磁的に遮断するシールド機能を有するワイヤーハーネスの製造方法等を得ることを目的とする。
この発明に係る請求項1記載のワイヤーハーネスの製造方法は、(a) 不織布に金属メッキ処理を施し、メッキ加工済み不織布を得るステップと、(b) 電線束と共に前記メッキ加工済み不織布を加熱成型して、前記電線束の少なくとも一部の外周を覆う不織布外装構造を得るステップとを備え、前記電線束のうち前記不織布外装構造に覆われる保護対象部分の長手方向全体に亘って、前記電線束に含まれる電線の絶縁被覆が、前記電線束の前記外周で前記不織布外装構造の内周面側を向く。
請求項2の発明は、請求項1記載のワイヤーハーネスの製造方法であって、前記メッキ加工済み不織布は板状の一枚の不織布を含み、前記ステップ(b) は、前記電線束を前記不織布で巻回した状態で加熱成型すること特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1記載のワイヤーハーネスの製造方法であって、前記メッキ加工済み不織布は、各々が板状の第1及び第2の不織布を含み、前記ステップ(b)は、前記電線束を板状の第1及び第2の不織布で挟んだ状態で加熱成型すること特徴とする。
この発明に係る請求項4記載のワイヤーハーネス外装体の製造方法は、(a) 不織布に金属メッキ処理を施し、メッキ加工済み不織布を得るステップと、(b) 前記メッキ加工済み不織布を加熱成型して、電線束の少なくとも一部の外周を保護可能な中空領域を有するワイヤーハーネス外装体を得るステップとを備える。
この発明に係る請求項5記載のワイヤーハーネスは、電線束と、前記電線束の少なくとも一部の外周を覆う不織布外装構造とを備え、前記不織布外装構造は、メッキ加工済み不織布が加熱成型されることにより形成されることを特徴とし、前記電線束のうち前記不織布外装構造に覆われる保護対象部分の長手方向全体に亘って、前記電線束に含まれる電線の絶縁被覆が、前記電線束の前記外周で前記不織布外装構造の内周面側を向く。
この発明に係る請求項6記載のワイヤーハーネス外装体は、電線束の少なくとも一部の外周を保護可能な中空領域を有する不織布外装構造を備え、前記不織布外装構造は、メッキ加工済み不織布が加熱成型されることにより形成されることを特徴とする。
請求項1記載の本願発明は、メッキ加工済み不織布を用いてステップ(b) を実行することにより、別途、シールド材を用いることなく、不織布外装構造によって内部の電線束を電磁的にシールドしたワイヤーハーネスを比較的安価に得ることができる。
請求項2記載の本願発明は、一枚の板状の不織布を用いることにより、シールド保護されたワイヤーハーネスを得ることができる。
請求項3記載の本願発明は、二枚の板状の不織布により電線束を挟み込んだ状態で加熱成型することにより、比較的簡単にワイヤーハーネスを得ることができる。
請求項4記載の本願発明は、メッキ加工済み不織布を用いることにより、別途、シールド材を用いることなく、中空領域内に電線束の収納時に当該電線束を電磁的にシールド可能なワイヤーハーネス外装体を得ることができる。
請求項5記載の本願発明は、メッキ加工済み不織布を加熱成型することにより得られる不織布外装構造によって内部の電線束を電磁的にシールドすることができるため、別途シールド材を備える必要がない分、比較的安価に得ることができる。
請求項6記載の本願発明は、メッキ加工済み不織布を加熱成型することにより得られる外装構造によって、中空領域内に配置される電線束を電磁的にシールドすることができるため、別途シールド材を備える必要がない分、比較的安価に得ることができる。
実施の形態1における銅メッキ加工済み不織布の製造工程を示す説明図である。 図2は製造後の実施の形態1のワイヤーハーネスを示す説明図である。 実施の形態1における不織布外装構造の製造工程の第1の態様を示す説明図(その1)である。 実施の形態1における不織布外装構造の製造工程の第1の態様を示す説明図(その2)である。 実施の形態1における不織布外装構造の製造工程の第2の態様を示す説明図である。 この発明の実施の形態2の製造方法で製造されたワイヤーハーネス外装体を示す説明図である。
<実施の形態1:ワイヤーハーネスの製造方法>
図1〜図4はこの発明の実施の形態1であるワイヤーハーネスの製造方法を示す説明図である。図1は銅メッキ加工済み不織布の製造工程を示す説明図である。図2は完成後の実施の形態1のワイヤーハーネスを示す説明図である。
以下、実施の形態1のワイヤーハーネスの製造方法を説明する。まず、図1(a) に示す板状の不織布3に対し銅メッキ処理を施し、図1(b) で示す銅メッキ加工済み不織布3pを得る。銅メッキ処理としては例えば硫酸銅等を用いた蒸着や浸漬による一般的な方法(乾式メッキ、湿式メッキ等)を用いて行われる。なお、銅メッキ処理後の銅メッキ加工済み不織布3pは表面及び裏面の少なくとも一方の面において全面に銅メッキがなされている。但し、仕様により、全面でなく部品長方向(長手方向)の一部(例えば、半分程度の領域)に選択的に銅メッキされる態様でも良い。
そして、図2に示すように、銅メッキ加工済み不織布3pにより電線束12の少なくとも一部の覆った状態で加熱成型処理(ホットプレス)を行うことにより、電線束12の一部の外周を覆って形成された、円柱状の不織布外装構造30pを得ることができる。
その結果、不織布外装構造30pにより電線束12の一部の外周が保護されたワイヤーハーネス1が完成する。このとき、不織布外装構造30pは銅メッキ加工済み不織布3pを用いて得られているため、内部の電線束12を電磁的に遮断するシールド機能を有している。
このように、実施の形態1のワイヤーハーネスの製造方法は、銅メッキ加工済み不織布3pに対し加熱成型処理を行うことにより不織布外装構造30pを得ている。このため、別途、シールド材を用いることなく、不織布外装構造30pによって内部の電線束12を電磁的に遮断したシールド機能を有するワイヤーハーネスを比較的安価に得ることができる。
(第1の態様)
銅メッキ加工済み不織布3pを用いた不織布外装構造30の製造工程として以下で述べる第1及び第2の態様がある。
図3及び図4は不織布外装構造の製造工程の第1の態様を示す説明図である。以下、図3及び図4を参照して、第1の態様の工程内容を説明する。
図3に示すように、不織布外装構造30pを得るために用いられるホットプレス用成形型50は、下型60と、上型70とを備える。
下型60は、熱伝導性に優れた金属等により形成された長尺部材であり、その一主面(上面)に下型面62が形成されている。下型面62は、概略的には、上方および両端側に開口する溝形状に形成されている。下型面62の長手方向の長さは、電線束12における保護対象部分(不織布外装構造30pで覆うべき部分)の長さと同一に形成されている。
また、下型面62の長手方向両端部の底部は、不織布外装構造30pの外形状に応じた内径を有する横断面半円形状に形成されている。
上型70は、熱伝導性に優れた金属等により形成された長尺部材であり、その一主面(下面)に横断面弧状の溝形状に形成された上型面72が形成されている。上型面72は、下型面62の上方開口を塞ぎつつ下型面62内に配設可能な幅に形成されている。上型面72の下面は、不織布外装構造30pの外形状に応じた内径を有する横断面半円形状に形成されている。
そして、この上型面72が下型面62内に配置されることにより、上型面72と下型面62との間で、不織布外装構造30pを形成可能なスペースが形成される。なお、下型60及び上型70には、ヒーター等の加熱機構(図示せず)が設けられている。
以下、上述したホットプレス用成形型50を用いて、図1で示す工程により得られた銅メッキ加工済み不織布3pから不織布外装構造30pを製造する方法について具体的に説明する。
まず、電線束12の一部を銅メッキ加工済み不織布3pで巻回した状態で、下型60の下型面62内に配設する。
具体的には、図4に示すように、電線束12の長手方向に沿わせるようにして、銅メッキ加工済み不織布3pを電線束12(複数の電線11から構成される)に巻付けた状態で、下型面62内に配置する。
この後、上型70の上型面72を下型面62内に挿入する。この状態で、ホットプレス用成形型50内で銅メッキ加工済み不織布3pを加熱成型処理(ホットプレス)する。即ち、下型面62と上型面72との間で銅メッキ加工済み不織布3pを加圧した状態で、当該銅メッキ加工済み不織布3pを加熱する。
この後、銅メッキ加工済み不織布3pが冷却されると、銅メッキ加工済み不織布3pの表面は下型面62及び上型面72の形状に応じた形状で硬化する。また、銅メッキ加工済み不織布3pの重なり部分は、相互接合された状態となる。このようにして、電線束12を覆った状態で不織布外装構造30pが形成され、図2で示したワイヤーハーネス1が完成する。
このように第1の態様では、一枚の板状の銅メッキ加工済み不織布3pを用いることにより、不織布外装構造30pを有するワイヤーハーネス1を得ることができる。
(第2の態様)
図5は、銅メッキ加工済み不織布3pを用いて不織布外装構造30を製造する工程の第2の態様を示す説明図である。以下、図5を参照して、第2の態様の工程内容を説明する。
図5に示すように、第2の態様では、銅メッキ加工済み上部不織布31p及び銅メッキ加工済み上部不織布32pからなる銅メッキ加工済み不織布3p相当の板状の2つの部材を用いる。
すなわち、銅メッキ加工される前の上部不織布材31、下部不織布材32に対し、銅メッキ処理を施し、銅メッキ加工済み不織布3p相当の2つの銅メッキ加工済み上部不織布31p及び銅メッキ加工済み上部不織布32pを得る(図1参照)。
そして、図5に示すように、銅メッキ加工済み上部不織布31p及び銅メッキ加工済み上部不織布32pにより、複数の電線11からなる電線束12を挟み込むように配置して、第1の態様と同様なホットプレス用成形型等を用いて、銅メッキ加工済み上部不織布31pと銅メッキ加工済み上部不織布32pとが密着するように加熱成型することにより、第1の態様と同様、図2で示す不織布外装構造30pを有するワイヤーハーネス1を完成することができる。なお、不織布外装構造30pの形状は成型型の内面形状により決定するため、図2に示す不織布外装構造30pのように円柱形状になるとは限らない。
第2の態様では、二枚の板状の銅メッキ加工済み上部不織布31p及び銅メッキ加工済み上部不織布32pにより電線束12を挟み込んだ状態で加熱成型することによりワイヤーハーネス1を得ることができる。したがって、第1の態様のように、加熱成型前に銅メッキ加工済み不織布3pによる電線束12の巻回処理が不要になる分、比較的簡単に不織布外装構造30pを得ることができる。
<実施の形態2:ワイヤーハーネス外装体の製造方法>
図6はこの発明の実施の形態2の製造方法で製造されたワイヤーハーネス外装体を示す説明図である。同図に示すように、銅メッキ加工済み不織布3pを用いてワイヤーハーネス外装体2を製造することもできる。
図6に示すように、ワイヤーハーネス外装体2は、電線束の少なくとも一部の外周を保護可能な中空領域2cを有する不織布外装構造30cにより構成される。以下、図6を参照して、実施の形態2であるワイヤーハーネス外装体2の製造方法について説明する。
まず、図1に示すように、実施の形態1と同様、第1のステップにて、不織布3に銅属メッキ処理を施し、メッキ加工済み不織布材3pを得る。
その後、第2のステップとして、銅メッキ加工済み不織布3pを加熱成型して、図6に示すように、電線束の少なくとも一部の外周を保護可能な中空領域2cを有するワイヤーハーネス外装体2(不織布外装構造30c)を得る。
以下、上記第2のステップについて詳述する。上記第2のステップは、例えば、電線束12の代わりに、ダミー線やパイプ等の芯材を用い、第1及び第2の態様と同様な処理を行い(図3〜図5で示す電線束12が上記芯材に置き代わる)、芯材付の不織布外装構造30p相当の中間構造を得た後、当該中間構造から上記芯材を除去することにより、中空領域2cを有するワイヤーハーネス外装体2(不織布外装構造30c)を完成することができる。
このように、実施の形態2のワイヤーハーネス外装体の製造方法は、銅メッキ加工済み不織布3pに対し加熱成型処理を行うことによりワイヤーハーネス外装体2(不織布外装構造30c)を得ている。このため、別途、シールド材を用いることなく、中空領域2c内への電線束の収納時に、電線束をシールド可能なワイヤーハーネス外装体2を比較的安価に得ることができる。
<その他>
上述した実施の形態では銅メッキ処理により銅メッキ加工済み不織布3pを得る例を示したが銅メッキに限らず、金属メッキ全般に適用可能であり、銅メッキ加工済み不織布3p(31p,32p)に変えて、金属メッキ加工済み不織布を得るようにしても良い。ただし、銅メッキ処理は他の金属メッキ処理に比べて安価に行える利点を有する。
また、板状の銅メッキ加工済み不織布3pに対する銅メッキ処理は両面でなくとも、一方の面のみになされておれば、シールド機能を発揮することができる。
ただし、不織布外装構造30p内に電線束12と共にアース配線用のドレイン線を配置する第1のケースにおいては、上記ドレイン線との電気的接続が図れるように、電線束12(ドレイン線を含む)との接触面側が銅メッキ処理面であることが望ましい。
例えば、図3及び図4で示した第1の態様の場合、銅メッキ処理面を内側にして電線束12を巻回すること望ましく、図5で示した第2の態様の場合、銅メッキ加工済み上部不織布31pの下面を銅メッキ処理面とし、銅メッキ加工済み上部不織布32pの上面を銅メッキ処理面とすることが望ましい。
逆に、不織布外装構造30pの外周面からアース配線を行う第2のケースにおいては、外周面側が銅メッキ処理面であることが望ましい。
例えば、図3及び図4で示した第1の態様の場合、銅メッキ処理面を外側にして電線束12を巻回すること望ましく、図5で示した第2の態様の場合、銅メッキ加工済み上部不織布31pの上面を銅メッキ処理面とし、銅メッキ加工済み上部不織布32pの下面を銅メッキ処理面とすることが望ましい。
また、板状の銅メッキ加工済み不織布3pに対する銅メッキ処理が両面に行われている場合は、上記第1及び第2のケースのいずれにも対応することができる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略したりすることが可能である。
1 ワイヤーハーネス
2 ワイヤーハーネス外装体
3 不織布
3p 銅メッキ加工済み不織布
11 電線
12 電線束
30c 不織布外装構造
30p 不織布外装構造
31p 銅メッキ加工済み上部不織布
32p 銅メッキ加工済み下部不織布

Claims (6)

  1. (a) 不織布に金属メッキ処理を施し、メッキ加工済み不織布を得るステップと、
    (b) 電線束と共に前記メッキ加工済み不織布を加熱成型して、前記電線束の少なくとも一部の外周を覆う不織布外装構造を得るステップと、
    を備え
    前記電線束のうち前記不織布外装構造に覆われる保護対象部分の長手方向全体に亘って、前記電線束に含まれる電線の絶縁被覆が、前記電線束の前記外周で前記不織布外装構造の内周面側を向く、ワイヤーハーネスの製造方法。
  2. 請求項1記載のワイヤーハーネスの製造方法であって、
    前記メッキ加工済み不織布は板状の一枚の不織布を含み、
    前記ステップ(b) は、前記電線束を前記不織布で巻回した状態で加熱成型すること特徴とする、
    ワイヤーハーネスの製造方法。
  3. 請求項1記載のワイヤーハーネスの製造方法であって、
    前記メッキ加工済み不織布は、各々が板状の第1及び第2の不織布を含み、
    前記ステップ(b)は、
    前記電線束を板状の第1及び第2の不織布で挟んだ状態で加熱成型すること特徴とする、
    ワイヤーハーネスの製造方法。
  4. (a) 不織布に金属メッキ処理を施し、メッキ加工済み不織布を得るステップと、
    (b) 前記メッキ加工済み不織布を加熱成型して、電線束の少なくとも一部の外周を保護可能な中空領域を有するワイヤーハーネス外装体を得るステップと、
    を備えるワイヤーハーネス外装体の製造方法。
  5. 電線束と、
    前記電線束の少なくとも一部の外周を覆う不織布外装構造とを備え、
    前記不織布外装構造は、メッキ加工済み不織布が加熱成型されることにより形成されることを特徴とし、
    前記電線束のうち前記不織布外装構造に覆われる保護対象部分の長手方向全体に亘って、前記電線束に含まれる電線の絶縁被覆が、前記電線束の前記外周で前記不織布外装構造の内周面側を向く、ワイヤーハーネス。
  6. 電線束の少なくとも一部の外周を保護可能な中空領域を有する不織布外装構造を備え、
    前記不織布外装構造は、メッキ加工済み不織布が加熱成型されることにより形成されることを特徴とする、
    ワイヤーハーネス外装体。
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