JP2016134949A - 電線保護部材及び保護部材付電線 - Google Patents

電線保護部材及び保護部材付電線 Download PDF

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Abstract

【課題】不織部材をホットプレスすることにより形成された保護部材を、電線又は電線束に取付ける場合において、その取付作業を容易に行うことができ、かつ、保護部材をなるべく全体的に硬く形成できるようにすることを目的とする。【解決手段】電線保護部材20は、不織部材がホットプレスされることにより形成された一対の半筒部22A、22Bと、一対の半筒部22A、22Bの一側部を連結するヒンジ部24とを備える。一方の半筒部22Aの他側部22Aeを他方の半筒部22Bの他側部22Beに重ね合せて配設可能な程度に、一方の半筒部22Aが他方の半筒部22Bよりも大きい。【選択図】図3

Description

この発明は、電線を保護する技術に関する。
特許文献1は、不織布をホットプレスによって筒状に形成し、この筒状の部材に切れ目を形成した電線保護具を開示している。電線束は、切れ目を通じて電線保護具内に配設される。
特許文献2は、不織部材の一部をホットプレスすることによって、湾曲した硬質部分を形成すると共に、この硬質部分の隣にこの硬質部分よりも柔らかい軟質部分を形成した被覆部材を開示している。硬質部分と軟質部分とは、電線束を覆った状態で部分的に重ね合される。
特開2011−223743号公報 特開2013−192415号公報
しかしながら、特許文献1に開示の技術によると、電線保護具内に電線束を配設した状態で、電線保護具のうち切れ目を挟む部分をなるべく正確に突合わせる必要があるため、電線束に対する取付作業性が悪いという問題がある。特に、電線束が小さいと、電線保護具が内周側に落込んでしまい易いため、そのような突き合せ作業を行い難いという問題がある。
また、特許文献2に開示の技術によると、軟質部分が設けられているため、保護性能又は経路規制機能が劣るという問題がある。
そこで、本発明は、不織部材をホットプレスすることにより形成された保護部材を、電線又は電線束に取付ける場合において、その取付作業を容易に行うことができ、かつ、保護部材をなるべく全体的に硬く形成できるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するため、第1の態様に係る電線保護部材は、不織部材がホットプレスされることにより形成された一対の半筒部と、前記一対の半筒部の一側部を連結するヒンジ部とを備え、一方の前記半筒部の他側部を他方の前記半筒部の他側部に重ね合せて配設可能な程度に、前記一方の半筒部が前記他方の半筒部よりも大きいものである。
第2の態様は、第1の態様に係る電線保護部材であって、前記一方の半筒部は、前記他方の半筒部よりも、前記他方の半筒部の厚み寸法分大きいものである。
第3の態様は、第1又は第2の態様に係る電線保護部材であって、前記一対の半筒部は、それぞれ半円筒状に形成されているものである。
第4の態様に係る保護部材付電線は、少なくとも1つの電線と、前記一対の半筒部の間に前記少なくとも1つの電線を配設した状態で、前記一方の半筒部の他側部が前記他方の半筒部の他側部に重ね合された第1〜第3のいずれか1つの態様に係る電線保護部材と、電線保護部材の外周に巻付けられた取付部材とを備える。
第1〜第4の態様によると、一対の半筒部の間に電線又は電線束を配設した状態で、一方の半筒部の他側部を他方の半筒部の他側部の外側に重ね合せて配設することができる。この状態で、電線保護部材の外周に粘着テープ等の取付部材を取付ければ、電線保護部材を電線又は電線束に取付けることができる。このため、電線保護部材の取付作業を容易に行うことができる。また、一対の半筒部は、不織部材がホットプレスされることにより形成された部分であるため、電線保護部材をなるべく全体的に硬く形成できる。
第2の態様によると、一方の半筒部の他側部と他方の半筒部の他側部との段差をなるべく小さくすることができる。
第3の態様によると、円形断面を呈する電線又は電線束を保護する電線保護部材を、なるべくコンパクトにすることができる。
実施形態に係る保護部材付電線を示す概略斜視図である。 同上の保護部材付電線を示す概略正面図である。 電線保護部材を示す概略正面図である。 ホットプレス型を示す概略正面図である。 変形例に係る電線保護部材を示す概略正面図である。
以下、実施形態に係る電線保護部材20及び保護部材付電線10について説明する。図1は保護部材付電線10を示す概略斜視図であり、図2は保護部材付電線10を示す概略正面図であり、図3は電線保護部材20を示す概略正面図である。
保護部材付電線10は、少なくとも1つの電線としての電線束12と、電線保護部材20とを備える。
電線束12は、複数の電線が束ねられた構成とされている。ここでは、電線束12は、その延在方向に対して直交する断面形状が円形状をなすように束ねられている。なお、電線束12は、本電線保護部材20によって保護される部分又は電線保護部材20から外方に延出した部分で、分岐していてもよい。前者の場合、電線保護部材20の延在方向中間部に電線を引出すための凹部を形成しておき、当該凹部から電線を引出すとよい。
電線束12に対して、光ファイバケーブルが束ねられていてもよい。また、保護対象は、1本の電線であってもよい。
本保護部材付電線10は、車両における所定の配線形態に沿って配設された状態で、コネクタ接続等を介して各種車載電気部品に接続される。これにより、車載電気部品が本保護部材付電線10を介して相互に電気的に接続される。
電線保護部材20は、不織部材を部分的に又は全体的にホットプレス加工することによって形成された部材であり、一対の半筒部22A、22Bと、ヒンジ部24とを備える。
ここで、ホットプレスとは、不織部材に対して加熱処理及び不織部材を型に押付けて所定形状に形成する処理を施すことをいう。加熱処理と所定形状への形成処理とは、同時に行われてもよいし、或は、連続的に別々に行われてもよい。例えば、不織部材を圧縮状態で加熱した後、冷却により固まる前に所定の型に押付けて曲げることで、当該曲げ形状に維持できる。この実施形態に係る電線保護部材20を加工するのに適したホットプレス加工の例については後にさらに詳述する。
また、加工対象となる不織部材としては、少なくとも一部が溶融し或いは軟らかくなり、その後冷却工程を経て硬くなることが可能なものを用いることができる。このような不織部材として、基本繊維とバインダ(接着樹脂とも呼ばれる)とを含むものを用いることができる。バインダは、基本繊維の融点よりも低い融点を有する樹脂である。そして、不織部材を、基本繊維の融点より低く且つバインダの融点よりも高い温度に加熱することにより、バインダが溶融されて基本繊維間にしみ込む。この後、不織部材の温度が低下すると、バインダが凝固する。これにより、不織部材を加熱時の成形状態に維持することができる。
不織部材の基本繊維としては、バインダの融点で繊維状態を保ち得るものであればよく、樹脂繊維の他、ガラス繊維等の各種繊維を用いることができる。また、バインダは、基本繊維の融点より低い融点を有する熱可塑性樹脂繊維を用いることができる。例えば、基本繊維とバインダとの組合せとしては、基本繊維をPET(ポリエチレンテレフタレート)の樹脂繊維とし、バインダをPETとPEI(ポリエチレンイソフタレート)との共重合樹脂としたものが挙げられる。
一対の半筒部22A、22Bは、不織部材がホットプレスされることにより所定形状に形成された部分である。ここでは、半筒部22A、22Bは、それぞれ半円筒状に形成されている。
半筒部22A、22Bの硬さは、ホットプレス加工時の温度、不織部材の圧縮度合、不織部材におけるバインダの混合割合等を調整することによって、調整することができる。半筒部22A、22Bを硬く形成すれば、電線束12の保護性能及び経路形状維持機能に優れる。また、半筒部22A、22Bをなるべく柔軟にすれば、防音性(電線保護部材20とその周辺部材との接触による音の発生)に優れる。ここでは、半筒部22A、22Bは、少なくとも自身の形状を一定に維持できる程度の硬さにホットプレス加工されている。半筒部22A、22Bの硬さは、それが配設される場所において要求される保護性能、経路維持性能、防音性等に応じて調整される。なお、一対の半筒部22A、22Bの硬さは、同じであってもよいし、異なっていてもよい。
ヒンジ部24は、一対の半筒部22A、22Bの一側部を連結する部分である。ヒンジ部24は、上記不織部材がホットプレスされない部分、又は、半筒部22A、22Bよりも柔らかくなるようにホットプレスされた部分である。
そして、一対の半筒部22A、22Bを、ヒンジ部24を中心にして開いた状態(一対の半筒部22A、22Bの他側部がヒンジ部24を挟んで両側に位置する状態、図3参照)から、閉じた状態(一対の半筒部22A、22Bの他側部を重ね合せて配設した状態、図1及び図2参照)へと状態変更できるようになっている。
また、一方の半筒部22Aの他側部22Aeを、他方の半筒部22Bの他側部22Beに重ね合せて配設可能な程度に、一方の半筒部22Aが他方の半筒部22Bよりも大きい。ここでは、一方の半筒部22Aの内周面の直径寸法Raが、他方の半筒部22Bの内周面の直径寸法Rbよりも、他方の半筒部22Aの厚み寸法T分大きい。このため、一対の半筒部22A、22Bを、ヒンジ部24を中心して閉じていくと、一方の半筒部22Aの他側部22Aeの、他方の半筒部22Bの他側部22Beの外周面上に被せるように配設することができる。
なお、一方の半筒部の他側部を他方の半筒部の他側部に重ね合せて配設可能な程度に、一方の半筒部が他方の半筒部よりも大きいとは、一方の半筒部の開口幅が他方の半筒部の開口幅よりも大きい場合を含む。また、一方の半筒部が他方の半筒部よりも他方の半筒部の厚み分大きい場合には、一方の半筒部の開口幅が他方の半筒部の開口幅よりも他方の半筒部の他側部の厚み分大きい場合を含む。
なお、一対の半筒部22A、22Bは、ホットプレスされて硬くなったとしても、ある程度は変形可能であるため、一方の半筒部22Aの他側部22Aeと他方の半筒部22Bの他側部22Beとの重なり度合に応じて、半筒部22A、22Bは、ある程度は大きくなるように又は小さくなるように変形できる。このため、一方の半筒部22Aの他側部22Aeと他方の半筒部22Bの他側部22Beとの重なり度合は、電線束12の外径に応じて調整可能である。
このような電線保護部材20は、次のようにして製造することができる。
すなわち、図4に示すように、ホットプレス型50を用いて、不織部材40をホットプレスする。
このホットプレス型50は、下型52と、上型62とを備える。
下型52は、熱伝導性に優れた金属等により形成された長尺部材であり、その一主面(上面)に下型面53が形成されている。下型面53は、一対の半筒部22A、22B及びヒンジ部24の内周側面を形成する部分である。ここでは、異なる直径寸法を有する円柱を縦割した形状の突部を、ヒンジ部24の分間隔を空けて並設し、それらの表面によって下型面53を形成している。下型面53を形成する突部の長手方向の寸法は、電線束12のうち保護対象部分となる部分の長さ寸法と同一かそれよりも長い程度に設定されている。
上型62は、熱伝導性に優れた金属等により形成された長尺部材であり、その一主面(下面)に上型面63が形成されている。上型面63は、一対の半筒部22A、22Bの外周面を形成する部分であり、異なる直径寸法を有する断面半円状の溝が隣接して並列した形状とされている。上型面63を構成する溝の長手方向の寸法は、電線束12のうち保護対象部分となる部分の長さ寸法と同一かそれよりも長い程度に設定されている。
そして、この上型面63と下型面53とが近接対向配置されることにより、それらの間で、一対の半筒部22A、22B及びヒンジ部24を形成可能なスペースが形成される。なお、下型52及び上型62には、ヒーター等の加熱部54、64が設けられている。
上記ホットプレス型50を用いてホットプレス加工を行う。
すなわち、シート状の不織部材40を下型面53と上型面63との間に配設する。なお、不織部材40は、2つのシート状の不織部材を重ね合せたものであってもよい。2つのシート状の不織部材として、バインダの混合割合等が異なるものを用いることで、一対の半筒部22A、22Bの外周部と内周部とを異なる硬さに形成することができる。また、下型52と上型62との加熱温度を異なるように設定してもよい。これによっても、一対の半筒部22A、22Bの外周部と内周部とを異なる硬さに形成することができる。
そして、下型52と上型62とを接近移動させて、下型面53と上型面63との間で不織部材40を挟込み、当該不織部材40を加圧及び加熱する。これにより、不織部材40中のバインダが溶融する。
この後、不織部材40が冷却されると、上記下型52及び上型62間で、不織部材40が下型面53及び上型面63の形状に応じた形状で硬化し、電線保護部材20が形成される。
この後、電線保護部材20がホットプレス型50から取出される。
このように形成された電線保護部材20は、次のようにして、電線束12に取付られる。
すなわち、他方の半筒部22B内に電線束12を配設する。続いて、一方の半筒部22Aを、電線束12上に被せるように、ヒンジ部24を中心として一対の半筒部22A、22Bを閉じる。一方の半筒部22Aは、他方の半筒部22Bよりも大きいので、一方の半筒部22Aの他側部22Aeが他方の半筒部22Bの他側部22Beの外側面に重なるように配設される。この際、一方の半筒部22Aの内周面が電線束12の外周部に接する迄、一方の半筒部22Aの他側部22Aeを他方の半筒部22Bの他側部22Beの外側面に重ねるように配設する。換言すれば、電線束12の外径寸法に応じて、一方の半筒部22Aの他側部22Aeと他方の半筒部22Bの他側部22Beとの重なり量が調整される。従って、一定の大きさの電線保護部材20を、多様な外径寸法を有する電線束12に取付けることができ、電線保護部材20を汎用的に用いることができる。
そして、上記のように、電線保護部材20によって電線束12を覆った状態で、電線保護部材20の外周に粘着テープ、結束バンド等の取付部材70を巻付ける。これにより、一対の半筒部22A、22Bの間に電線束12を配設した状態で、一方の半筒部22Aの他側部22Aeが他方の半筒部22Bの他側部22Beに重ね合された状態に維持され、保護部材付電線10が製造される。
以上のように構成された電線保護部材20及び保護部材付電線10によると、一対の半筒部22A、22Bの間に少なくとも1つの電線(1つの電線又は電線束12)を配設した状態で、一対の一方の半筒部22Aの他側部22Aeが他方の半筒部22Bの他側部22Beに重ね合されて配設することができる。この状態で、電線保護部材20の外周に取付部材70を取付ければ、電線保護部材20を少なくとも1つの電線(1つの電線又は電線束12)に取付けることができる。
このため、一対の一方の半筒部22Aの他側部22Aeと他方の半筒部22Bの他側部22Beとを正面から突合わせる作業等を無くして、電線保護部材20の取付作業を容易に行うことができる。また、一対の半筒部22A、22Bは、不織部材40がホットプレスされることにより形成された部分であるため、電線保護部材20をなるべく全体的に硬く形成することができ、要求される保護性能、経路維持性能等を得ることができる。
また、電線又は電線束12の外径寸法に応じて、一対の半筒部22A、22Bの他側部22Ae、22Beの重ね合せ量を調整することにより、一対の半筒部22A、22Bの内周部を電線又は電線束12の外周部になるべく密着させて、電線保護部材20を取付けることができるため、電線保護部材20の変形等を抑制できる。
また、電線保護部材20は、電線束12が存在する場所とは別場所で、下型52及び上型62とで挟込むことによって形成することができるため、その製造を容易に行える。しかも、電線保護部材20は、比較的単純な形状であり、多数個取り可能な長さのものを連続して成形しておき、これを適宜カットして電線保護部材20として用いることも可能となる。
また、一方の半筒部22Aの内周部の直径寸法Raは、他方の半筒部22Bの内周部の直径寸法Rbよりも、他方の半筒部22Bの厚み寸法T分大きいため、一対の一方の半筒部22Aの他側部22Aeを他方の半筒部22Bの他側部22Beに重ね合せた状態で、それらの段差をなるべく小さくすることができる。
もっとも、一方の半筒部22Aと他方の半筒部22Bとの大きさの差は上記例に限られない、一方の半筒部22Aと他方の半筒部22Bとは、多少変形可能であるため、例えば、一方の半筒部は、他方の半筒部よりも、上記の場合よりも大きくてもよい。もっとも、それらの大きさの差は、一対の半筒部を閉じ合わせた状態で、それらの他側部同士が突合わされない程度以上であることが好ましい。
また、一対の半筒部22A、22Bは、半円筒状に形成されているため、通常、円形断面を呈する電線又は電線束12をなるべく隙間無く覆うことができ、電線保護部材20及び保護部材付電線10をなるべくコンパクト化できる。
なお、一対の半筒部22A、22Bが半円筒状に形成されていることは必須ではない、一対の半筒部は、楕円筒、多角形筒を縦割に2分割した形状に形成されていてもよい。例えば、図5に示す変形例に係る電線保護部材120のように、一対の半筒部122A、122Bが四角筒を縦割にした形状に形成され、その一方の半筒部122Aが他方の半筒部122Bよりも大きく設定されていてもよい。ここでは、一方の半筒部122Aの開口幅寸法が、他方の半筒部122Bの開口幅寸法よりも、他方の半筒部122Bの厚み寸法分大きく設定されている。このため、上記実施形態と同様に、一方の半筒部122Aの他側部122Aeに他方の半筒部122Bの他側部122Beを重ね合せるようにすることができる。
以上のようにこの発明は詳細に説明されたが、上記した説明は、すべての局面において、例示であって、この発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、この発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。
10 保護部材付電線
12 電線束
20,120 電線保護部材
22A,22B,122A,122B 半筒部
22Ae,22Be,122Ae,122Be 他側部
24 ヒンジ部
40 不織部材

Claims (4)

  1. 不織部材がホットプレスされることにより形成された一対の半筒部と、
    前記一対の半筒部の一側部を連結するヒンジ部と、
    を備え、
    一方の前記半筒部の他側部を他方の前記半筒部の他側部に重ね合せて配設可能な程度に、前記一方の半筒部が前記他方の半筒部よりも大きい、電線保護部材。
  2. 請求項1に記載の電線保護部材であって、
    前記一方の半筒部は、前記他方の半筒部よりも、前記他方の半筒部の厚み寸法分大きい、電線保護部材。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の電線保護部材であって、
    前記一対の半筒部は、それぞれ半円筒状に形成されている、電線保護部材。
  4. 少なくとも1つの電線と、
    前記一対の半筒部の間に前記少なくとも1つの電線を配設した状態で、前記一方の半筒部の他側部が前記他方の半筒部の他側部に重ね合された請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の電線保護部材と、
    前記電線保護部材の外周に巻付けられた取付部材と、
    を備える保護部材付電線。
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