JP5869755B2 - 高速サンプリング位相再生 - Google Patents

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Description

本発明はデータ通信ネットワークに関し、より詳細には、通信ネットワークにおいてトランシーバ間で通信を継続するためにサンプリング位相を再生するための技術に関する。
複数のトランシーバを含む通信ネットワークにおいて、第2のトランシーバとの同期通信リンクを有する第1のトランシーバについては、この2つのトランシーバ間で重大な周波数ドリフトが発生する前にパワーダウンし、その後再びパワーアップすることが必要であり、又は少なくとも望ましい可能性がある。データ伝送が再開できる前に、第1のトランシーバにおいて最適なサンプリング位相が再生されなければならない。周知のように、「サンプリング位相」を再生する目的は、(正確なレートでサンプルを取ることができるように、シンボル期間を推定することを含む「サンプリング周波数」を再生することに比べると)、サンプルを取るデータシンボル内の正確な時間を決定することができるようにすることである。サンプリング位相とサンプリング周波数を共に再生する(ロックする)受信機のプロセスは累積的に「タイミング再生」と呼ばれる。
このパワーダウン/パワーアップのシナリオの一例は、米国電気電子技術者協会(IEEE)、即ちIEEE P802.3azのEnergy−Efficient Ethernet(エネルギー効率の良いイーサネット)研究グループによって提案されたEnergy−Efficient Ethernetのための現在の方式において発生する可能性がある。IEEE方式の主な目的は、イーサネットの接続をよりエネルギー(電力)効率の良いものにするための規格を開発することである。このような方式は、サーバ、パーソナルコンピュータ、及びラップトップ、並びにスイッチ、ルータ、及び他のネットワーク機器におけるエネルギー消費の削減に役立つ可能性がある。IEEE方式では、アクティブなイーサネットリンクの両端におけるメディアアクセスコントローラ(MAC)に送信するデータがないとき、一方又は両方のトランシーバは電力を節約するためにパワーダウンされることが可能であると提案されている。トランシーバはその後、送信されるべきデータが届いた場合には、リンクが失われないように急速に覚醒(ウェイク)しなければならない。
本発明の原理はサンプリング位相を再生するための技術を提供する。詳細には、こうした技術により、パワーダウン/パワーアップのシーケンス後に、通信ネットワークにおけるトランシーバ間の通信の継続が可能になる。本発明の技術は、特に上述のIEEE Energy−Efficient Ethernet方式に好適であるが、これらに限定されるものではない。
本発明の一態様では、装置が、第1の通信装置のタイミング再生ループと関連するループフィルタを備えているタイミング再生回路を備える。第1の通信装置は、第1の通信装置における一時的なパワーダウン/パワーアップシーケンスの前に第2の通信装置と通信する。ループフィルタは(i)第1の通信装置における一時的なパワーダウン/パワーアップシーケンス後にタイミング再生ループの少なくとも一部を一時的に無効にするように、及び(ii)第1の通信装置が第2の通信装置との通信を再開することができる所与のサンプリング位相を決定するために、一連の可能性のあるサンプリング位相によりプログレッションを開始するように構成されている。
本発明の別の態様では、パワーダウン/パワーアップシーケンス後に受信機において最適なサンプリング位相を再生する方法が次の諸ステップを備える。受信機のタイミング再生ループのサンプリング位相再生部が無効にされる。タイミング再生ループが一連の可能性のあるサンプリング位相により進行するように、タイミング再生ループの周波数再生部に周波数オフセットが導入される。一連の可能性のあるサンプリング位相によりプログレッションが進むと、タイミング再生ループが最適なサンプリング位相にいかに近いかを判断するための測定基準が使用される。タイミング再生ループが最適なサンプリング位相に適切に近いと判断されると、周波数オフセットが解除され、タイミング再生ループの位相再生部が再び有効にされる。
有利なことに、IEEEのEnergy−Efficient Ethernetのシナリオでは、最適サンプリング位相は、受信機と送信機の間の通信リンクを損なうことなく速やかに再生される。
本発明のこれらの及びその他の目的、特徴、並びに利点は、添付の図面と併せて読まれる本発明の次の例示的実施形態の詳細な説明から明らかになるであろう。
本発明の例示的実施形態による通信システムのブロック図である。 図1のシステムの受信機のより詳細な図である。 本発明の例示的実施形態によるタイミング再生ループを示す図である。 本発明の例示的実施形態によるループフィルタを示す図である。 本発明の例示的実施形態によるサンプリング位相再生時間のグラフ上の比較を示す図である。
本発明について、本明細書では例示的な通信システム、受信機、及び受信機の構成要素と関連して説明する。しかしながら、本発明はより一般的に、他のタイプの通信システム及び受信機に適用可能であり、他の受信機の構成要素の配列を使用して実施されることが可能であることを理解されたい。例えば、本明細書に開示する技術は、通信ネットワークにおいてトランシーバ間で通信を継続するためにサンプリング位相を速やかに再生することが望ましい1つ以上のリンクを備えるいかなる通信システムで使用するためにも直接的に適合されることが可能である。
「最適なサンプリング位相」という語句が本明細書で使用される場合があるが、この語句は、「実質的に最適なサンプリング位相」、「準最適なサンプリング位相」、又はより一般的に、(こうしたサンプリング位相が決定される)第1の通信装置が第2の通信装置との通信を再開することができる所与のサンプリング位相を含むものとすることを理解されたい。即ち、パワーダウン/パワーアップシーケンス後にこの2つの装置間の通信を継続できるようにする、決定されたサンプリング位相は、準最適又は実質的に最適であるが、こうしたサンプリング位相は、それでも通信を再開するために適しているという場合がある。
図1に、一実施形態により本発明が実装された通信システム100の一部を示す。システム100は第1のノード102及び第2のノード104を備える。この2つのノードは、本明細書では「リンク」とも呼ばれる双方向データチャネル伝送媒体105によって接続されている。第1のノード102は第2のノード104の受信機104Rと通信するように構成された送信機102Tを備え、さらに第2のノード104の送信機104Tと通信するように構成された受信機102Rを備える。
ノード102及び104は、周知の通信標準によりリンク105を通じて通信するように構成されることが可能である。例示の実施形態で使用されることが可能である1つのこのような標準はIEEE 802.3の下で定義された標準のイーサネットファミリであり、その開示は参照により本明細書に組み込まれる。例えば、イーサネット標準は、より一般的に「ギガビットイーサネット」とも呼ばれる1000BASE−Tイーサネット標準であることが可能である。別の例によれば、イーサネット標準は10GBASE−Tイーサネット標準であることが可能である。
しかしながら、本発明は、例えば、単に例として、InfiniBand、IEEE1394、PCI−Express、Serial Attached SCSI(SAS)、Serial Advanced Technology Attachment(SATA)、SONET/SDH、又は米国規格協会(ANSI)の標準によって指定されたFibre Channelなどの標準により構成されたリンクを含む、他のタイプのリンクを含む通信システムにおいて実施されることが可能であることを理解されたい。
ノード102又は104の所与の1つは本発明の例示的実施形態ではバックプレーンとして動作するように構成されることが可能である。このようなバックプレーンは、例えば複数のスイッチ、特定用途向け集積回路(ASIC)、ハードディスクドライブ(HDD)、又は他のシステム要素を相互に接続するために使用されることが可能である。当然ながら、本発明の原理はこのような動作環境又は用途に限定されないことを理解されたい。
ノード102、104は、本明細書ではより一般的に通信装置と呼ばれるものの例とみなされることが可能である。このような通信装置は、例としては、シリアライザ/デシリアライザ(SERDES)装置を含むことができる。しかしながら、マルチレベル変調が使用されて、シンボルあたり数ビットが(効率的にはパラレルで)送信され、また一般にこのような4つのケーブルペアがあるギガビットイーサネットの用途では、ギガビット受信機はSERDESよりもさらに複雑である可能性がある。即ち、ギガビット受信機は、一般に等化、クロストーク、及びエコー消去、並びに前方誤り訂正(FEC)復号を含んでよい。それでもなお、本発明の原理はこのような特定の通信装置で使用されることに限定されないことを理解されたい。また、「通信装置」という語句は本明細書で例示的に説明する通信装置の例に限定されない。
所与のノードは、ルータ、スイッチ、コンピュータ、サーバなど、他のタイプの通信装置を備える、又はその一部であることが可能である。このような通信装置の従来の態様は周知であるので本明細書では詳細に説明しない。
図1では、わずか2つのノードが示されているが、本発明の他の実施形態は、所望の構成においてより多くのノードを含むことがある。
また、図1に示されたタイプの全二重の配列は本発明の要件ではない。他の実施形態では、例えば送信機104Tはノード102以外のノードの中の受信機と通信することができ、又は送信機102Tはノード104以外のノードの中の受信機と通信することができる。
以下にさらに詳細に説明するように、図1の実施形態における受信機102R及び104Rは、本発明の原理により、トランシーバ間(例えば、送信機と所与の受信機の間)で通信を継続するように、サンプリング位相を速やかに再生する際に使用される高速再生ループフィルタを備えたタイミング再生回路を組み込むように構成されている。
図2に、本実施形態における受信機102R及び104Rの所与の1つのさらに詳細な図を示す。このような各受信機はタイミング再生回路200を備えており、このタイミング再生回路200は入力データストリームを受信して、受信機の追加受信機回路202に、例えば入力シンボルをサンプリングするための正確なサンプリング周波数、さらに受信機の中の信号対雑音比(SNR)を最大にする最適なサンプリング位相など、正確なタイミング情報を提供する。追加受信機回路202は、一例としてであって限定ではないが、信号処理回路、等化回路、スクランブラ回路、スライサ回路、スイッチング回路、クロストーク及びエコー消去回路、前方誤り訂正回路、又は通信システムの受信機において一般に見られる他のタイプの従来の回路を含むことができる。このような従来の回路については当業者にはよく理解されているので本明細書では詳細に説明しない。
また受信機102R又は104Rにはメモリ206に結合されたプロセッサ204が含まれる。プロセッサ204は、タイミング再生回路200、並びに追加受信機回路202に結合される。メモリ206は、上述の高速再生ループフィルタの1つ以上のパラメータ、並びに他のタイミング再生パラメータ及び制御情報を格納するように構成されることが可能である。タイミング再生回路200のこのようなループフィルタ及び他の部分(並びに追加受信機回路202の部分の一部又は全部)は、少なくとも部分的に、プロセッサの制御下で操作されることが可能である。従ってメモリ206は、受信機によって行われるタイミング再生プロセスの少なくとも一部を実行するためにプロセッサによって実行されるプログラムコードを格納することができる。メモリは、本明細書でより一般的にコンピュータ可読記憶媒体、又はコンピュータプログラムコードを組み込まれた他のタイプのコンピュータプログラム製品と呼ばれるものの一例であり、例えばRAM若しくはROMのような電子メモリ、磁気メモリ、光メモリ、又は他のタイプの格納装置をいかなる組合せでも含むことがある。プロセッサ204は、マイクロプロセッサ、CPU、ASIC、FPGA、又は他のタイプの処理装置、並びにこのような装置の一部若しくは組合せを含むことができる。他の実施形態では、タイミング再生回路の少なくとも一部は、プロセッサ内に実装されることが可能である。或いは、プロセッサは、タイミング再生回路の少なくとも一部を実装することができる。従って、本発明によるタイミング再生技術は、ハードウェア、ソフトウェア、及びファームウェアの様々な組合せを用いて実装可能であることは明らかなはずである。
次にタイミング再生回路200の動作について、図3から5を参照してさらに詳細に説明する。
図3は、図2に示した受信機(102R及び104R)の中の全体的なタイミング再生回路200の一部であるタイミング再生ループ300を示す。即ち、タイミング再生回路200はタイミング再生プロセスの他の知られている部分を実行するための他の回路を含むことができるが、タイミング再生プロセスのこうした他の知られている部分は本発明の焦点ではないので本明細書では詳細に説明しない。
デジタル受信機(102R及び104R)は通信チャネルからアナログデータを受信し、入力アナログシンボルをサンプリングする正確なサンプリング周波数、また受信機においてSNRを最大にするための最適なサンプリング位相を再生するためにタイミング再生を行う。タイミング再生ループ300はこのようなタイミング再生を行うための1つの例示的実施形態を示している。
図のように、タイミング再生ループ300は、タイミングエラー検出器302、ループフィルタ304、及び数値制御発振器306を備える。こうした構成要素はタイミング再生動作を実行するためにフィードバック構成に接続されている。このようなタイミング再生動作は一般に次のように進行する。タイミングエラー検出器302が、受信されたデータストリームのサンプルを取る。即ち、タイミングエラー検出器302の中にサンプラーがあると仮定する。タイミングエラー検出器302はこうしたサンプルからタイミングエラー信号を作り出し、これがループフィルタ304に提供される。これに応えてループフィルタ304は、タイミングエラー検出器302に戻ってサンプラーを制御するサンプリング制御信号を提供するために、数値制御発振器306を調整する信号を生成し、出力する。
電力を節約するために、Energy−Efficient Ethernet P802.3az標準(この開示は、参照により本明細書に組み込まれる)では、チャネルリンク上に送信されるデータがないとき、受信機が一時的にパワーダウンすることができることが提案されてきた。送信される新しいデータが、対応する送信機に届くと、受信機は速やかにパワーアップされ、送信機との通信を継続するために好適な状態に置かれなければならない。一時的なパワーダウンの継続時間は、ローカル受信機とリモート局(例えば送信機)の間で大幅な周波数ドリフトが起こるべきでないようなものである(即ちサンプリング周波数のロックの損失がない)。しかしながら、一般に最適なサンプリング位相は失われる。従って、解決されるべき主な問題は受信機が最適なサンプリング位相を速やかに再生することである。
上述のEnergy−Efficient Ethernet P802.3azシナリオでは、パワーダウンが約20ミリ秒続き得ることがわかっている。位相は、リモート送信機の位相ドリフトにより(主として基準水晶発振器に蓄積された位相ジッタにより)約±1.4ナノ秒、受信機の水晶位相ドリフトにより同様の量、即ちトータルで約±2.8ナノ秒だけ、8ナノ秒などのシンボル期間からずれる可能性がある。IEEE標準によれば、1000BASE−Tモードでは、受信機は4.616マイクロ秒でタイミングを再生しなければならない。周波数ドリフトは非常に遅いプロセスである。20ミリ秒の期間を過ぎると、周波数はわずか1パーツパーミリオン(ppm)だけ変化する可能性がある。これは必ずしも1000BASE−T、10GBASE−Tに特定されるわけではないが、20ミリ秒の期間を過ぎた最大は0.0034ppmであることがわかる。
受信機は(例えば、Energy−Efficient Ethernet P802.3az標準による一時的なパワーダウン/パワーアップシーケンス後に)再びパワーアップされ、データストリームが(対応する送信機から)受信されると仮定すると、本発明の例示の原理は、受信機の中のタイミング再生ループを一時的に無効にすること、及び最適なサンプリング位相の近似、即ちこのプロセスが最適なサンプリング位相を実現することにいかに近いかを示す測定基準が維持される間、一連のサンプリング位相(好ましくはすべての可能性のあるサンプリング位相)を間断なくテストすることによって、この主な問題に対処する。サンプリング位相は、一般に個々のステップにおいて単に調整されることが可能であることを理解されたい。一般に、利用できる個々の位相の数は2の累乗、例えば64、128、又は256位相である。従って、1つの例示的実施形態では、一連の可能性のあるサンプリング位相は128の個々の位相からなる。ゆえに、意図的な周波数オフセットを与えられると、本発明の原理は、最適なサンプリング位相が決定されるまで、この一連の可能性のあるサンプリング位相によるプログレッションの開始を行う。
受信信号の最適なサンプリング位相を速やかに再生するためのこの例示的実施形態では、サンプリング周波数のロックがすでに達成されて、維持されていると仮定する。例示の実施形態はタイミング再生のためのループフィルタとしてPI(比例積分)コントローラを使用するが、サンプリング位相再生部を無効にし、意図的に周波数再生部に固定周波数オフセットを導入する。これは、サンプリング位相が、例えば可能性のあるすべてのサンプリング位相など、一連の可能性のあるサンプリング位相により速やかに進行することを開始させる影響を有する。このプログレッションが進むと、受信機の中のスクランブラをロックし、プロセスが最適なサンプリング位相(これは一連の可能性のあるサンプリング位相の中のサンプリング位相の1つとなる)にいかに近いかの測定基準としてロックの特性を使用する試みが行われる。プロセスが最適な位相を実現したと判断されるとき、意図的な周波数オフセットが解除され、通常のタイミング再生が再び有効になる。別の実施形態では、プロセスが最適位相に適切に近いと判断されるとき、意図的な周波数オフセットが解除され、PIコントローラの位相再生部が再び有効になり、残留位相エラーを突き止める。
タイミング再生ループの中で意図的な周波数オフセットを使用する本発明の手法がない、従来のタイミング再生ループは、再生のための許容時間が非常に短いとすると、その他の欠陥の中でも特に、許容時間の中で位相エラーを突き止めることができない可能性があるということがわかる。さらに、そのレスポンスの速度を上げようとしてループパラメータを変更すると、結果として過度に雑音のある信号をもたらす可能性がある。
本発明の原理は、最適なサンプリング位相を速やかに再生することができるタイミング再生ループの改善されたループフィルタを提供することによってこの問題を解決する。こうした本発明のループフィルタが図4に示される。
以下に説明する回路の構成要素は、1つ以上の入力端末、1つ以上の出力端末、及び1つ以上の制御端末若しくは有効化端末を有することが可能であることに留意されたい。このような端末は図4に示すように接続されることが可能であるが、本発明の原理はこの特定の構成要素の接続構成に限定されない。各端末の特定の名前は周知であり、また、図4の回路図及び以下の信号フローの説明を前提として当業者はその構成を理解するので、説明を明瞭にするために以下ではこれらについて必ずしも言及しない。
また、図4には特に示していないが、図2のプロセッサ204は、このような端末を有する一定の構成要素の制御及び有効化端末への適切な信号のアサーション/デアサーションを制御するために使用されることが可能であると理解されたい。従って、例えば以下に詳細に説明するように、プロセッサ204は速やかな再生のイネーブル信号がアサートされるようにして、ループフィルタが速やかなサンプリング位相の再生を実行できるようにする。
図4に示すように、ループフィルタ304は、第1の乗算器402、第1のマルチプレクサ403、第2の乗算器404、第2のマルチプレクサ405、第1の加算器406、第3のマルチプレクサ407、レジスタ408、第2の加算器409、及び第3の加算器410を備える。
ループフィルタ304は「通常モード」及び「高速再生モード」で選択的に動作する。ループフィルタ304は、次に説明するように、比例ブランチ(Pブランチ)及び積分ブランチ(Iブランチ)を備える。
ループフィルタ304は次のように通常モードで動作する。比例ブランチはタイミングエラー検出302から受信したタイミングエラー信号を第1の乗算器402を通して送る。第1の乗算器402はタイミングエラー信号に第1のループゲイン(ループゲイン1)を掛けるために使用される。第1の乗算器402の出力は、(高速再生モードが有効にされていないとき、即ち高速再生イネーブル信号がアサートされていないとき、通常モードである)第1のマルチプレクサ403を通過し、第3の加算器410へ送られる。積分ブランチはタイミングエラー検出302から受信されたタイミングエラー信号を第2の乗算器404を通して送る。第2の乗算器404はタイミングエラー信号に第2のループゲイン(ループゲイン2)を掛けるために使用される。第2の乗算器404の出力は、(高速再生モードが有効にされていないとき、即ち高速再生イネーブル信号がアサートされていないとき、通常モードである)第2のマルチプレクサ405を通過し、第1の加算器406/レジスタ408フィードバックループへ送られる。第1の加算器406/レジスタ408フィードバックループは積分器を表す。
レジスタ408は現在のサンプリング周波数が格納されるところである。第1の加算器406は第2の乗算器404の出力にレジスタ408からの現在の周波数を加える。積分器の出力は第2の加算器409を通過し、第2の加算器は通常モードでは(第3のマルチプレクサ407で高速再生モードが有効にされていないので、即ち高速再生イネーブル信号がアサートされていないとき)信号に何も加えず、第3の加算器410へ送る。第3の加算器410では、比例ブランチによって提供された信号が、積分ブランチによって提供された信号に加えられる。第3の加算器410の出力は数値制御発振器(図3中の306)を調整するために使用される信号である。定常の状態では、タイミングエラー検出器(図3中の302)から来る位相エラーはゼロであるはずであることを理解されたい。従って、Pブランチの出力はゼロであるはずであり、ループフィルタ304の出力は正に積分レジスタ408の出力であるはずである。この値は周波数エラーであり、これはその後、周知のように数値制御発振器306によって位相ランプに変換される。
ループフィルタ304は、次にように、本発明の1つの実施形態により高速再生モードで動作する。受信機が無効に(パワーダウン)されているとき、積分器(即ちレジスタ408)のメモリに正確なサンプリング周波数がセーブされると仮定する。受信機が(例えばEnergy−Efficient Ethernetのシナリオにおける再パワーアップ時に)速やかに再び有効にされるとき、図4の信号「高速再生イネーブル」がアサートされる(これはプロセッサ204又は受信機の何らかの他の回路によりアサートされることが可能である)。これは、ループフィルタの比例ブランチ及び積分ブランチにゼロを掛けると同時に、大きな周波数オフセットを意図的に加えることによって、タイミング再生ループの通常モードを無効にする効果を有する。
さらに詳細には、ループフィルタ304において高速再生イネーブル信号がアサートされるとき、第1のマルチプレクサ403及び第2のマルチプレクサ405は論理ゼロを出力し、第3のマルチプレクサ407はその入力端末の選択された1つにある周波数オフセット値を出力する。このオフセット値は、第2の加算器409の中の積分器のメモリ(レジスタ408)に格納された周波数値を加えられ、第3の加算器410に提供される。第3の加算器410では、(比例ブランチからの)ゼロが第2の加算器409の出力に加えられる。第3の加算器の出力はループフィルタ304によって数値制御発振器306へ出力される。
この固定周波数オフセットの効果は、数値制御発振器306が、連続してすべての可能性のあるサンプリング位相により速やかな進行を開始するようにすることである。一実施形態では、位相は2サイクルごとに1ステップ、即ち16ナノ秒ごとに8/128ナノ秒だけインクリメントされる。これは0.49MHz即ち3900ppmの周波数オフセットに相当する。数値制御発振器306において、プログレッションが行われる。発振器は、事実上アキュムレータであることを理解されたい。ゆえに、固定値(即ち意図的な周波数オフセット)をアキュムレータに入れることによって、すべての可能性のある位相値を掃引することができるランプが生成される。
次にデジタル受信機は、周知のようにそのスクランブラ(図2では特に示していないが、追加受信機回路202の一部であると理解される)を、受信されたシンボルに対してロックしようと試みることができる。最適なサンプリング位相に近づくにつれ、受信シンボルは正確になるはずであり、スクランブラの中のマッチングシンボルの数は増大するはずである。スクランブラのロックが行われる(例えば、マッチングシンボルの数があるしきい値数に達する)と、スクランブラはプロセッサ204に知らせ、プロセッサはその後高速再生モードを無効にし(例えば高速再生イネーブル信号をディアサートし)、タイミング再生ループの通常モードが再び有効にされて、一般的な方法で残りのタイミングエラーを追跡することができる。
上記のように、例示的実施形態は、受信機の中のスクランブラのロックを確立したことの表示を、高速再生モードを有効及び無効にするための制御信号として使用するが、より一般的な場合では、例えばこれに限定されないが一例として、受信機のスライサにおける平均二乗誤差値又はスライサにおけるアイダイヤグラムの品質測定など、受信機からのいかなる性能測定基準も使用可能である。また、上記では、高速再生モードは、有効又は無効にされるただ1つの固定周波数オフセットを使用する。代替的には、追加されるオフセットはその大きさが、プロセスが最適なサンプリング位相にいかに近いかを示す受信機の測定基準に比例して変わるようにされることが可能である。
図5に、本発明の例示的な原理を用いることの主な利点を示す。図のように、高速再生手法のための再生時間(即ち最適なサンプリング位相を実現するための時間)t1は、従来のタイミング再生ループの再生時間t2に比べて大幅に削減される。
本発明を集積回路で実装する際には、一般にウエハの表面に複数の集積回路ダイが繰り返しパターンで形成されることを理解されたい。このような各ダイは本明細書に記載したタイミング再生回路を備える装置を含むことができ、また他の構造又は回路を含むこともできる。ダイはウエハから切り取られ、又はダイスカットされ、その後集積回路としてパッケージ化される。当業者は、ウエハをダイスカットし、ダイをパッケージ化してパッケージ化された集積回路を製造する方法を理解しているであろう。このように製造される集積回路は本発明の一部とみなされる。
改めて、上述の本発明の実施形態は、単に例示的なものとすることを強調したい。例えば、他の実施形態は、異なるタイプ及び配置の回路、制御論理素子、処理素子、及び記載した機能を実行するための他の回路素子を使用することができる。添付の特許請求の範囲の範囲内のこれら及びその他数多くの代替的実施形態は当業者には明らかであろう。

Claims (10)

  1. 第1の通信装置における一時的なパワーダウン/パワーアップシーケンスの前に第2の通信装置と通信している前記第1の通信装置のタイミング再生ループと関連するループフィルタを備えるタイミング再生回路を備え、
    前記ループフィルタが、
    (i)前記第1の通信装置における前記一時的なパワーダウン/パワーアップシーケンス後に前記タイミング再生ループの少なくとも一部を一時的に無効にするように、及び
    (ii)前記タイミング再生ループの一部が一時的に無効にされている間、前記タイミング再生ループの周波数再生部に、前記第1の通信装置が前記第2の通信装置との通信を再開することができる所与のサンプリング位相を決定するために一連の可能性のあるサンプリング位相によりプログレッションを開始するための信号を導入するように構成された装置。
  2. 請求項1に記載の装置であって、前記ループフィルタがさらに、前記所与のサンプリング位相を決定すると、前記タイミング再生ループの前記無効にされた部分を再び有効にするように構成された装置。
  3. 請求項1に記載の装置であって、前記所与のサンプリング位相が、前記所与のサンプリング位相を決定することに近いことを示す測定基準によって決定される装置。
  4. 請求項1に記載の装置であって、前記一連の可能性のあるサンプリング位相による前記プログレッションを開始するための前記信号が所与の周波数オフセット値を有する装置。
  5. 請求項1に記載の装置であって、前記ループフィルタが、
    第1のブランチ、及び
    第2のブランチ
    を備え、前記第1のブランチの一部及び前記第2のブランチの一部のうちの少なくとも1つが無効にされ、前記所与のサンプリング位相が決定されるまで、前記一連の可能性のあるサンプリング位相により前記プログレッションを開始する前記信号を導入できるようにする装置。
  6. 請求項1に記載のタイミング再生回路を備えた集積回路。
  7. 第1の通信装置における一時的なパワーダウン/パワーアップシーケンスの前に第2の通信装置と通信している前記第1の通信装置における前記一時的なパワーダウン/パワーアップシーケンス後にタイミング再生ループの少なくとも一部を一時的に無効にするステップ、及び
    前記タイミング再生ループの一部が一時的に無効にされている間、前記タイミング再生ループの周波数再生部に、前記第1の通信装置が前記第2の通信装置との通信を再開することができる所与のサンプリング位相を決定するために、一連の可能性のあるサンプリング位相によりプログレッションを開始するための信号を導入するステップ
    を備える方法。
  8. 請求項7に記載の方法であって、前記所与のサンプリング位相を決定すると、前記タイミング再生ループの前記無効にされた部分を再び有効にするステップをさらに備える方法。
  9. 請求項7に記載の方法であって、前記一時的なパワーダウン/パワーアップシーケンスがEnergy−Efficient Ethernet標準に従っている方法。
  10. パワーダウン/パワーアップシーケンス後に受信機において最適なサンプリング位相を再生する方法であって、
    前記受信機のタイミング再生ループのサンプリング位相再生部を無効にするステップ、
    前記タイミング再生ループが一連の可能性のあるサンプリング位相により進行するように前記タイミング再生ループの周波数再生部に周波数オフセットを導入するステップ、
    前記一連の可能性のあるサンプリング位相によりプログレッションが進むと、前記タイミング再生ループが前記最適なサンプリング位相にいかに近いかを判断するための測定基準を使用するステップ、及び
    前記タイミング再生ループは前記最適なサンプリング位相に適切に近いと判断されると、前記周波数オフセットを解除して前記タイミング再生ループの前記サンプリング位相再生部を再び有効にするステップ
    を備える方法。
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