JP5869690B2 - 温度測定システムおよび温度測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、温度測定システムおよび温度測定装置に関する。
高温あるいは高圧の容器内で試料を処理する等の際に、試料の温度を測定する方法が種々検討されている。例えば、一対の熱電対素線を用いて、素線を容器の外から容器の内部に導入して素線の先端を高温接点とするとともに、他方を冷接点として容器外に位置させて、高温接点と冷接点との間の起電力を測定し、この起電力を基準起電力表にしたがって温度に変換する直接法が最も一般的な方法として知られている。
この直接法では、熱電対の素線の一方を高温あるいは高温高圧の容器内の被測温体の近くに導入する必要があり、例えば、容器の壁面に貫通孔を開けて、この貫通孔に熱電対の素線を絶縁した状態で通す方法が考えられるが、容器には気密性や耐圧性を求められる場合が多く、容器の壁面に貫通孔を設けることは容易ではなかった。また、容器の壁面に隙間がある場合には、この隙間から熱電対の素線を絶縁した状態で通すことも考えられるが、容器の変形や局所的な応力集中の発生等によって熱電対がこの隙間で断線したり絶縁が損なわれたりしてしまう場合があった。さらに、熱電対を容器内に引き込む方法では、導入部での密閉が不完全になるため、容器の密閉性が問題になる場合もあった。
そこで、特許文献1のように、容器が2つ以上の等しい形状の導電部材を有し、かつこれらが電気的に絶縁されている場合には、2つの導電部材を電極として利用し、熱電対の両端が容器内を横断して2つの導電部材に電気的に接続されるように容器内に一種類(一対)の熱電対を載置するとともに、両方の導電部材の外側の等価な位置にそれぞれリード線を繋いで、両リード線間の起電力を測定することによって容器内の温度を見積もる方法が試みられている。
特開平6−170211号公報
しかしながら、この方法では、冷接点となる熱電対素線と導電部材の接続部の温度を正確に見積もることができず、見積もられる温度と実際の温度との間には大きな誤差があった。そのために、この方法で測定される高温高圧容器内の測定温度は、測定の信頼性が低いものであった。
本発明は、冷接点となる熱電対素線と導電部材の接続部の温度および高温接点温度をより正確に見積もることができ、容器内の被測温体の温度をより正確に見積もることができる温度測定システムおよび温度測定装置を提供するものである。
本発明の温度測定システムは、
2種類の熱電対(A、B)の一端である高温接点部をそれぞれ被測温体に接触または近接させるとともに、前記熱電対(A、B)の他端接続部のそれぞれを実質的に同じ温度の4つの導電部材に電気的に接続して、前記導電部材を介して前記2種類の熱電対(A、B)それぞれの起電力(e、e)を測定する測定工程と、
測定された前記2種類の熱電対(A、B)の起電力(e、e)から、下記関係式(1)(2)をともに満たす高温接点部温度Tを算出して、前記被測温体の温度を前記高温接点部温度Tとして見積もる演算工程とを備えたものである。
(T,0)−E(T,0)=e(1)
(T,0)−E(T,0)=e(2)
ここで、
(T,0)は熱電対Aの高温接点部温度Tにおける規準熱起電力
(T,0)は熱電対Aの他端接続部温度Tにおける規準熱起電力
(T,0)は熱電対Bの高温接点部温度Tにおける規準熱起電力
(T,0)は熱電対Bの他端接続部温度Tにおける規準熱起電力
を示す。
また、本発明の温度測定装置は、
2種類の熱電対(A、B)と、4つの導電部材と、前記2種類の熱電対(A、B)の一端である高温接点部をそれぞれ被測温体に接触または近接させるとともに、該熱電対(A、B)の他端接続部のそれぞれを実質的に同じ温度の前記導電部材に電気的に接続して、前記導電部材を介して前記2種類の熱電対(A、B)それぞれの起電力(e、e)を測定する測定部と、
測定された前記2種類の熱電対(A、B)の起電力から、上記関係式(1)(2)をともに満たす高温接点部温度Tを算出して、前記被測温体の温度を前記高温接点部温度Tと見積もる演算部と
を備えたものである。
本発明によれば、熱電対を直接引き出すことができずに熱電対素線の他端の温度が不明な場合であっても、2種類の熱電対を用いることによって、2つの連立方程式を解いて、高温接点部温度と他端接続部温度とを正確に見積もり、被測温体の温度を正確に見積もることができる。
本発明の温度測定システムを用いた温度測定装置の好適例である超高圧装置の一実施態様についての一部透視平面図である。 図1の装置における熱電対の電気的接続状態を説明するための模式図である。 本発明の温度測定システムにおいて、関係式(1)(2)をともに満たす高温接点部温度Tと他端接続部温度Tの求め方の一例を説明するための図である。 本発明の温度測定システムを用いた温度測定装置の他の好適例であるガス圧焼成装置の一実施態様についての模式図である。
以下、本発明にかかる温度測定システム、およびこれを用いた温度測定装置の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の温度測定システムを備えた温度測定装置(以下、装置と略す)1の一実施態様を示す一部透視平面図である。図1の装置1は超高圧装置であり、装置1によれば、被測温体である焼結体となる試料2は高温高圧力の容器3にて取り囲まれており、容器3内には試料2に接触または近接して2種類の熱電対A、Bが載置されている。
図1において、被測温体である試料2は、パイロフェライト等の塑性変形可能な材質からなる試料カプセル5の内部に載置されている。試料カプセル5は、例えば一辺が20〜100mmの六面体形状であり、試料2を含む試料カプセル5中には圧力媒体(図示せず)が充填されている。なお、六面体としては、本実施態様のような立方体が好適に使用できる。六面体としては、他に、上下面が正方形で、側面が長方形の直方体も好適に使用できる。
熱電対A、Bは、例えば、Type−R(JIS−R型)、Type−B(JIS−B型)、Type−K(JIS−K型)、Type−S(JIS−S型)等JIS規格で規定された熱電対や、その他の公知の熱電対が好適に使用可能であり、本実施態様では、熱電対AがType−R(JIS−R型)、熱電対BがType−B(JIS−B型)からなる。
熱電対Aは2本の素線A1、A2から構成されており、素線A1、A2の一端同士が接続されて高温接点部4を構成している。同様に、熱電対Bは2本の素線B1、B2から構成されており、素線B1、B2の一端同士が接続されて高温接点部4を構成している。そして、図1によれば、2種類の熱電対A、Bは、それぞれの高温接点部4が試料2の上側の表面の中央に接触するように載置されている。図1の熱電対A、Bの高温接点部4は、素線A1、A2、B1、B2それぞれの一端が1点に集束された構成からなる。なお、熱電対A,Bの高温接点部はそれぞれの高温接点部が絶縁された状態であってもよい。熱電対A、Bは、試料2の上面に配線されており、図1の透視平面図によれば、熱電対A、Bの高温接点部4は、試料2の上側の表面の中央に重なる位置に配置されている。高温接点部4から延びる熱電対A、Bそれぞれの2本ずつ、計4本の素線A1、A2、B1、B2は、必要に応じて、それぞれAlセラミックス等の絶縁体からなる絶縁管(図示せず)に覆われた状態で、試料カプセル5の4つの側面に向かってそれぞれ延びている。
この六面体形状の試料カプセル5には上記4つの側面のそれぞれの幅方向の中心に孔が開けられ、この開孔部に前記絶縁管が差し込まれている。なお、この4つの孔は高さ方向も試料カプセル5の同じ位置に設けられている。
つまり、熱電対A、Bそれぞれの2本ずつ、計4本の素線A1、A2、B1、B2の他端は、試料カプセル5の4つの壁面のそれぞれの幅方向の中心を突き抜けており、素線A1、A2、B1、B2の他端は、相互に絶縁された4つの導電部材11、12、13、14の先端面(内側面)の幅方向の中心点に位置する熱電対の他端接続部6、7、8、9にそれぞれ接触し、電気的に接続されている。なお、他端接続部6、7、8、9は高さ方向も同じ位置に設けられている。
導電部材11、12、13、14は、容器3の一部を構成するとともに、構造および温度分布が等しくかつ互いに電気的に絶縁されている。図1の装置1では、導電部材11、12、13、14は、試料カプセル5およびその内部の試料2を加圧するためのアンビルであり、例えば、超硬合金、鋼、または超硬合金と鋼を焼きばめした複合材料等からなる。導電部材11、12、13、14以外に紙面の上下にも他のアンビル(図示せず)がそれぞれ配置されて、例えば六面体形状からなる試料カプセル5を6方向それぞれから押圧する。すなわち、図1に示すキュービックアンビル型の超高圧装置が好適例として挙げられる。ここで、素線A1、A2、B1、B2の他端に接続される他端接続部6、7、8、9の温度は実質的に同じであり、この他端接続部6、7、8、9の温度にずれが生じると、温度差の分だけ見積もられる高温接点部温度Tおよび他端接続部温度Tに誤差が生じる。すなわち、他端接続部6、7、8、9の温度は基本的に同じ温度となるように設定されているが、温度にずれがあったとしても、本実施態様の測温システムにおける温度の誤差は、従来の測温方法のように冷接点の温度の誤差よりも小さいことから、高温接点部温度Tおよび他端接続部温度Tを小さな誤差の範囲で測定することができる。
なお、六面体形状の試料カプセル5のそれぞれの表面部は導電部材11、12、13、14を含む6つのアンビルに接触しており、試料カプセル5の角部がわずかに開放された状態となっている。作動時には、6つのアンビルを同時に立方体空間の中心方向に押し込み、試料カプセル5を加圧する。試料カプセル5の角部から導電部材11、12、13、14を含むアンビル間の隙間に変形した試料カプセル5の一部が流れ込んでくるが、流れ込んでくる試料カプセル5の一部はアンビル表面との摩擦のために無制限に流れ出すことにはならず、所定サイズのひれ10が形成されて平衡状態となる。したがって、試料カプセル5の角部の開放された部分もこの流れ込んできたひれ10で封止された状態となり、試料カプセル5の領域は密封された状態となっている。このようにして形成された試料カプセル5の密封領域がこの装置1の反応空間であり、6個のアンビルは、押圧力を与えるとともに、互いに電気的に絶縁された状態となっている。
また、図示しないが、試料カプセル5に対して紙面の上下にある面には、それぞれ円盤状の電極板がはめ込まれ、それらの電極板の間には、電極板と共軸にかつ電極板と連結するように円筒状のヒータが配設され、かつ、円筒状のヒータは、試料2および試料カプセル5を取り囲むように位置している。ただし、複雑さを避けるため、図1ではヒータの表示を省略してある。ヒータは例えばグラファイトからなる。前記電極板は、紙面のさらに上下に載置されている、導電部材11、12、13、14とは別の一対のアンビルに接している。すなわち、アンビル−電極板−ヒータ−電極板−アンビルと電気的に接続され、前記アンビルから前記電極板を介して前記ヒータに電流を流し、ヒータを加熱することにより該ヒータに取り囲まれた試料2を加熱することができる。なお、ヒータは本実施態様の構成に限定されず、例えば試料カプセル5の周囲にカーボン粉末を充填して、試料2の周囲の全体を加熱するものであってもよい。
図1において、導電部材11、12、13、14は、形状、寸法が同一であり、かつ同一の材質からなる。また、試料2を包み込む試料カプセル5は等方的に加熱されて、導電部材11、12、13、14にはほぼ同等に温度が伝達する構造となっており、導電部材11、12、13、14の温度分布は実質的に同じとなっている。
他端接続部6、7、8、9は、導電部材11、12、13、14の等価な位置、すなわち相互に同等な温度の位置に設けられている。図1では、それぞれの導電部材の先端面(内側面)の幅方向の中心に他端接続部6、7、8、9が位置している。なお、この4つの他端接続部6、7、8、9は高さ方向も導電部材11、12、13、14の同じ位置に設けられている。
4つの導電部材11、12、13、14において、容器3の外側の等価な位置、すなわち相互に同等な位置に、4箇所の導電部材接続部16、17、18、19が設けられ、導電部材接続部16、17、18、19からそれぞれの導線21、22、23、24がそれぞれ電気的に接続されている。導線21、22、23、24は容器1外へ引き出されて、熱電対Aに接続される導線21、22が端子26、27にて起電力測定器30Aに、熱電対Bに接続される導線23、24が端子28、29にて起電力測定器30Bに、それぞれ接続されている。導線21、22、23、24は同じ材質からなり、その材質に特に制限はないが、銅線が好適に使用される。導電部材接続部16、17、18、19は実質的に同じ温度であり、かつ端子26、27、28、29は実質的に同じ温度である。起電力測定器30Aおよび起電力測定器30Bの測定部30にて、熱電対A、Bの起電力を測定する。
ここで、図1の装置における熱電対の電気的接続状態を説明するための模式図を図2に示す。熱電対A、Bに接続される導電部材11、12、13、14の形状、材質、温度分布が同等であるとともに、他端接続部6、7、8、9の間、導電部材接続部16、17、18、19の間および端子26、27、28、29の間で、それぞれ温度が同じであれば、他端接続部6、7、8、9から起電力測定器30A、30B間に生じる熱起電力は4回路の間で全て等しくなる。なお、導線21、22、23、24の太さや長さ等が多少異なっていても、起電力に大きな影響を与える導電部材11、12、13、14の起電力に比べて導線21、22、23、24の抵抗成分の影響は無視できるほど小さいものである。
したがって、図2において、端子26−端子27、端子28−端子29間で測定される電位差は、それぞれ他端接続部6−他端接続部7、他端接続部8−他端接続部9間に生じている起電力eとeに等しいものとなる。
これらを定式化すれば、
(T,0)−E(T,0)=e(1)
(T,0)−E(T,0)=e(2)
となる。ここで、
(T,0)は熱電対Aの高温接点部温度Tにおける規準熱起電力
(T,0)は熱電対Aの他端接続部温度Toにおける規準熱起電力
(T,0)は熱電対Bの高温接点部温度Tにおける規準熱起電力
(T,0)は熱電対Bの他端接続部温度Tにおける規準熱起電力
を示す。なお、上記規準熱起電力とは、JIS規格(JIS C 1602−1995)またはIEC規格(60584)にて規定された、冷接点(本発明の他端接続部に相当する)温度を0℃とする熱起電力である既知の関数である。つまり、JIS規格やIEC規格で規定された熱起電力E(T,0)は、冷接点温度を0℃、高温接点部温度をT℃とするときのTの関数である。熱起電力E(T,0)は、熱電対の種類ごとに決まった数値が10℃おきの数表として明確に規定されており、その間の温度についての熱起電力E(T,0)の値は、補間法によって求めることになっている。
つまり、前記式(1)(2)は2個の未知数を含む連立方程式となっており、これを解けば未知数T、Tが求まる。換言すれば、前記式(1)(2)はそれぞれ熱電対Aおよび熱電対Bの起電力が既知の値eおよびeである条件下で解(TとT)を導き出すことができ、式(1)(2)を満たすTとTは演算により求めることができる。
なお、他端接続部6、7、8、9の温度は、本発明の原理上同じである必要があるが、導電部材11、12、13、14から導線21、22、23、24を経て、端子26、27、28、29に到る回路の各接続部温度が4回路の間では必ずしも同じである必要でない。すなわち、測定回路によってキャンセルされる電位については必ずしも4回路で同じである必要はなく、eを測定する2回路の中およびeを測定する2回路の中でそれぞれキャンセルされればよい。具体的には、熱電対Aに接続される導電部材接続部16と導電部材接続部17の温度、熱電対B接続される導電部材接続部18と導電部材接続部19の温度はそれぞれ互いに実質的に同じである必要があるが、導電部材接続部16、17の温度と導電部材接続部18、19の温度とが異なっていてもよい。同様に、熱電対Aに接続される端子26と端子27の温度、熱電対B接続される端子28と端子29の温度はそれぞれ互いに実質的に同じである必要があるが、端子26、27の温度と端子28、29の温度とが異なっていてもよい。
ここで、前記JIS規格にて規定された規準熱起電力に基づけば、熱電対A(JIS−R型熱電対)における高温接点部温度Tと他端接続部温度Tとの関係は、式(1)の関係から、温度Tと温度Tとの規準熱起電力の差となる。表1に、規準熱起電力に基づいて算出した各高温接点部温度Tおよび他端接続部温度Tに対する起電力を示す。同様にして、熱電対B(JIS−B型熱電対)の各高温接点部温度Tおよび他端接続部温度Tに対する起電力は表2で表される。
Figure 0005869690
Figure 0005869690
表1、表2を用いて関係式(1)(2)を満たすT、Tを算出する手順の一例を図示したものが図3である。図3は、横軸がTo、縦軸がTのグラフであり、例えば、熱電対AがJIS−R型熱電対で、e=11.881mV、熱電対BがJIS−B型熱電対で、e=6.332mVである場合について、関係式(1)を満たすT、Tを実線で、関係式(2)を満たすT、Tを破線で示したものである。したがって、関係式(1)(2)をともに満たす高温接点部温度Tと接続部温度Tは、図3の実線と破線との交点Pの座標(T=1161℃、T=120℃)として求められる。ただし、演算において、表1、2に記載された起電力値の間の起電力値に対応する温度を求める際、また記載された温度の間のより詳細な温度を求める際、線形補間法によって求めている。
例えば、下記場合(1)(2)におけるT,Tは、表3のとおりに求めることができる。
場合(1):ヒータに印加する加熱電力をゼロから2分かけて1050ワットにした直後、試料カプセル5の熱電対A、Bの起電力は熱電対AであるJIS−R型熱電対の熱電対が11.881mV、熱電対BであるJIS−B型熱電対の熱電対が6.332mVであった場合。
場合(2):場合(1)に続いて、ヒータに印加する加熱電力を1050ワットで20分保持した時点で、試料カプセル5の熱電対A、Bの起電力は熱電対AであるJIS−R型熱電対の熱電対が12.096mV、熱電対BであるJIS−B型熱電対の熱電対が6.805mVであった場合。
なお、表3中の従来法とは、JIS−B型熱電対の1種類の熱電対だけを用いて、熱電対の両端が容器内を横断して2つの導電部材に電気的に接続されるように容器内に熱電対を載置するとともに、両方の導電部材の外側の等価な位置にそれぞれ導線を繋いで、両導線間の起電力を測定し、かつアンビル先端温度に対応して発生する起電力補正を無視することによって容器内の温度を見積もったものである。また、表3中の直接法とは、1種類の熱電対を用い、アンビル間の隙間に形成されるひれ10の部分を貫通して熱電対の素線を外部まで引きまわして熱起電力を測定し、既知の冷接点温度を考慮して試料2の温度を見積もったものである。
Figure 0005869690
このように、装置1内で加熱された試料2の温度は、上記方法で簡便に、しかも正確に見積もることができる。また、この温度測定システムは継続的な測定が可能であるので、加熱開始から降温までの温度の経時変化を測定することができる。よって、経時的に測定される温度に基づいて、ヒータに印加する電力を制御することもできる。
また、図1によれば、装置1は、演算部31に続いて、演算部31で計算した結果を表示する表示部32と計算した結果を記録する記録部33とをさらに備えている。起電力を測定する手段としては、市販されている電圧計、マルチメーター等の測定器が使用される。測定部30は起電力測定器(電圧測定器)30A、30Bの演算部31であるコンピュータに接続できるものが良い。起電力測定器30A、30Bの測定値をコンピュータに入力し、コンピュータで上記演算を行ってTとTを算出し、求められたT及びTを表示部32であるコンピュータのモニタ上に表示するとともに、表計算データシート等の記録部33に記録される。
ここで、起電力測定器30Aおよび起電力測定器30Bの測定部30にて、熱電対A、Bの起電力を測定する際、測温中の室温の変化、湿度の変化、他の機械の振動や電磁波の影響等によって測定部30のゼロ点が変化してしまう場合がある。かかる測定部30のゼロ点の変化による起電力値の変化をキャンセルするために、測温部30は、測定中、定期的または不定期でゼロ点補正を行うことが望ましい。この測定中のゼロ点補正によって、より正確な測温が可能となる。
なお、上述した実施態様では、六面体形状の試料カプセル5の6面を6つのアンビルでそれぞれ加圧するキュービックアンビル型の超高圧容器を使用するものであったが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、円柱形状の試料カプセルを円筒状のシリンダと上下アンビルまたはピストンとで加圧する、フラットベルト型やガードル型を含むピストン・シリンダー型の構成の超高圧容器にも適用可能である。この場合、円筒状のシリンダは縦方向に四等分以上に分割され、分割されたブロック相互間及びブロックと他の装置構成部品との間には絶縁体が介在される。絶縁体には、シートとしては、薄層状にする必要がある場合ポリイミド等の耐熱性樹脂が適用可能であり、他にセラミックシートも適用可能である。なお、円筒状のシリンダは5つ以上に分割される場合には、そのうちの4つは実質的に同じ形状および同じ温度分布で構成され、かつ互いに電気的に絶縁されている。この4つの部材は、一端が熱電対に、他端が導線にそれぞれ接続される。
(第2の実施形態)
次に、本発明の装置の第2の好適例であるガス圧焼成装置について、図4を参照しながら説明する。
図4の装置40は、円筒形のコンテナ41とその開口端を閉じる閉塞プラグ42とによって形成される加圧空間43を備えた等方加圧加熱(HIP)装置である。加圧空間43の内部には、ガス等の流体を充填して高温高圧とし、例えばセラミックス等をち密化させることができる。コンテナ41と閉塞プラグ42とは導電部材からなる。
図4において、加圧空間43には、試料44と、試料44を加熱するヒータ45と、試料44およびヒータ45の周囲を取り囲む保熱構造体46とが収容されている。図4においては、保熱構造体46は、試料44およびヒータ45の側面を取り囲む側方構造体47と、側方構造体47の上部を覆う蓋体48と、保熱構造体46の下部を覆う耐火物からなる底板49と、試料44と蓋体48との間に嵌め込まれる上部充填構造体50と、試料44と底板49との間に嵌め込まれる下部充填構造体51とを具備している。ここで、保熱構造体46は耐火物からなる断熱材である。
また、加圧空間43の内部を高圧に保持するために、コンテナ41の内壁面であって閉塞プラグ42と接する位置に肩部52を設けるとともに、閉塞プラグ42の外周側面であってコンテナ41の開口部の内壁面に接する位置に肩部53が設けられている。そして、肩部52、53の間に密封リング54を介在させている。密封リング54は内圧によって外方(図の下方)に押され変形して高い密封性を発揮する。
閉塞プラグ42には、これを貫通する耐圧電極55が設けられている。図4では、測温用の耐圧電極55は4つのうちの1つのみを図示し、他の3つは図示を省略している。耐圧電極55は、試料室側に配置される円錐形の塞栓56と、円錐形の塞栓56に続いて装置40の外側まで延びる導線57とを具備する。これに合わせて、閉塞プラグ42には、塞栓56に嵌め合う円錐形の凹部58が設けられるとともに、これに続いて、導線57が通る細孔59が設けられている。さらに、塞栓56と凹部58との間および細孔59と導線57との間には薄い絶縁層60が配置されている。この耐圧電極55の試料44側に熱電対の端部を電気的に接続するとともに、耐圧電極55の閉塞プラグ42の外側に導線57を引き出せば、保熱構造体46の内部に配置される熱電対の起電力を、閉塞プラグ42の外部、すなわち加圧空間43の外部で測定することができる。この測温用の耐圧電極55は、装置の等価な位置に4つ設けられる。そして、熱電対A、B(図示せず)それぞれの2本ずつ、計4本の素線A1、A2、B1(図示せず)、B2(図示せず)の他端が、各耐圧電極55の等価な位置に電気的に接続されている。
なお、図4において、測温用の耐圧電極55以外に、ヒータ45に電力を供給する給電用の耐圧電極62が別途設けられており、閉塞プラグ42の外側の導線63から保熱構造体46の内部に収容したヒータ45に電流を供給して内部加熱を行う。給電用の耐圧電極62は測温用の耐圧電極55と同様の構成からなるが、同じ寸法、形状でなくてもよい。図4においては、閉塞プラグ42の先端面の中央に給電用の耐圧電極62が設けられ、その周囲に小さなサイズの4つの測温用の耐圧電極55が同一円周上の4等分位置に配置されている。4つの耐圧電極55において隣接する2つの耐圧電極55間の中間の位置には4本の金属製の支柱65が立てられている。支柱65は保熱構造体46を支えるとともに、耐圧電極62からリード線68を介してヒータ45に供給した加熱電流を閉塞プラグ42へ流す役割をも担っている。加圧空間43には、配管接続孔66に接続された管を経由して高圧ガスが供給され、コンテナ41の内部である加圧空間43を満たす。なお、図4では、図示した耐圧電極55の近くに設けられた支柱65の下側は省略して図示しており、リード線68とヒータ45との間が接続された部分についても省略して図示した。
2種類の熱電対A、Bの高温接点部67は試料44と接触させてある。熱電対A、Bの2本ずつ4本の素線A1、A2、B1、B2は絶縁管64(例えばアルミナ製4穴絶縁管)にそれぞれ通されて、底板49の下部充填構造体51側である図4の底板49の上側の表面で4方向へ分けられ、それぞれ電気炉の底板49を貫通する。そして、4本の素線(A1、A2、B1、B2)は、さらに、4つの測温用の耐圧電極55にそれぞれ接続される。4本の素線は絶縁管64に通された状態で底板49を貫通し、底板49の下面で4方向に分けられるものであってもよい。
ここで、ヒータ45、4本の素線A1、A2、B1、B2および4つの測温用の耐圧電極55の配置は、装置40の中心軸に対してすべて対称である。そのために、それぞれの耐圧電極55の先端温度である他端接続部温度は4つとも同じである。この構成によって、第1の実施態様で説明した温度測定方法を適用して試料44の温度を正確に測定することができる。
装置40において、熱電対Aの素線A1、A2、または熱電対Bの素線B1、B2を直接加圧空間43内から装置40の外へ導出する構造を設ければ、1種類の熱電対を用いた通常の測温方法にて試料44の温度を計測することができる。しかしながら、上述した2種類の熱電対A、Bを用いた測温方法によれば、熱電対の脱着、交換が簡便であり、例えば、温度領域や使用雰囲気等によって最適な種類の熱電対を選択することができるという利点がある。また、第1の実施態様と同様に、耐圧電極55の温度の変化にかかわりなく、試料温度を正確に検知することができ、この検知した温度に基づいて、加圧空間43の内部に位置する保熱構造体46内の温度を制御することができる。さらに、上記2種類の熱電対A、Bを用いた測温方法によれば、耐熱電極55、62のみが閉塞プラグ42を貫通した構造であるために、高圧である加圧空間43の気密性を維持したまま測温が常時可能であるので、ガスのリーク等が発生しにくい。
また、上記実施態様1、2では、被測温体の近傍に高温接点部を載置する熱電対の他端の温度を直接測定できない場合について説明したが、本発明は上記実施態様に限定されるものではなく、熱電対の他端の温度を直接測定できる場合であっても適用可能であり、特に、他端接続部温度の測定感度が悪い場合に、好適に適用可能である。
1 超高圧装置(装置)
2 焼結体となる試料
3 容器
4 高温接点部
5 試料カプセル
6、7、8、9 他端接続部
10 ひれ
11、12、13、14 導電部材
16、17、18、19 導電部材接続部
21、22、23、24 導線
26、27、28、29 端子
30 測定部
30A 起電力測定器
30B 起電力測定器
31 演算部
32 表示部
33 記録部
A、B 熱電対
A1、A2、B1、B2 素線

Claims (11)

  1. 2種類の熱電対(A、B)の一端である高温接点部をそれぞれ被測温体に接触または近接させるとともに、前記熱電対(A、B)の他端接続部のそれぞれを実質的に同じ温度の4つの導電部材に電気的に接続して、前記導電部材を介して前記2種類の熱電対(A、B)それぞれの起電力(e、e)を測定する測定手段と、
    測定された前記2種類の熱電対(A、B)の起電力から、下記関係式(1)(2)をともに満たす高温接点部温度Tを算出して、前記被測温体の温度を前記高温接点部温度Tと見積もる演算手段
    を備えた温度測定システム。
    (T,0)−E(T,0)=e(1)
    (T,0)−E(T,0)=e(2)
    ここで、
    (T,0)は熱電対Aの高温接点部温度Tにおける規準熱起電力
    (T,0)は熱電対Aの他端接続部温度Tにおける規準熱起電力
    (T,0)は熱電対Bの高温接点部温度Tにおける規準熱起電力
    (T,0)は熱電対Bの他端接続部温度Tにおける規準熱起電力
    を示す。
  2. 前記熱電対AがJIS−R型熱電対であり、前記熱電対BがJIS−B型熱電対である請求項1記載の温度測定システム。
  3. 所定の時間間隔で自動的に前記測定手段および前記演算手段を経て算出した前記被測温体の見積もり温度を、表示部および記録部に出力する請求項1または2記載の温度測定システム。
  4. 2種類の熱電対(A、B)と、4つの導電部材と、前記熱電対(A、B)の一端である高温接点部をそれぞれ被測温体に接触または近接させるとともに、該熱電対(A、B)の他端接続部のそれぞれを実質的に同じ温度の前記導電部材に電気的に接続して、4つの前記導電部材を介して前記2種類の熱電対(A、B)それぞれの起電力(e、e)を測定する測定部と、
    測定された前記2種類の熱電対(A、B)の起電力から、下記関係式(1)(2)をともに満たす高温接点部温度Tを算出して、前記被測温体の温度を前記高温接点部温度Tと見積もる演算部と
    を備えた温度測定装置。
    (T,0)−E(T,0)=e(1)
    (T,0)−E(T,0)=e(2)
    ここで、
    (T,0)は熱電対Aの高温接点部温度Tにおける規準熱起電力
    (T,0)は熱電対Aの他端接続部温度Tにおける規準熱起電力
    (T,0)は熱電対Bの高温接点部温度Tにおける規準熱起電力
    (T,0)は熱電対Bの他端接続部温度Tにおける規準熱起電力
    を示す。
  5. 前記被測温体を内部に収納するための容器を具備するとともに、
    該容器の一部が前記4つの導電部材で構成されており、該4つの導電部材は構造および温度分布が等しくかつ互いに電気的に絶縁されており、
    前記導電部材の外側の実質的に同じ温度の位置の導電部材接続部に、導線がそれぞれ電気的に接続されている請求項4記載の温度測定装置。
  6. 前記容器が超高圧容器である請求項5記載の温度測定装置。
  7. 前記超高圧容器がキュービックアンビル型の超高圧容器である請求項6記載の温度測定装置。
  8. 前記容器がガス圧焼成容器である請求項5記載の温度測定装置。
  9. 前記熱電対AがJIS−R型熱電対であり、前記熱電対BがJIS−B型熱電対である請求項4乃至8のいずれか記載の温度測定装置。
  10. 前記演算部で見積もった結果を表示する表示部と、前記結果を記録する記録部とをさらに備えた請求項4乃至8のいずれか記載の温度測定装置。
  11. 前記被測温体を加熱するヒータを備えるとともに、前記演算部で計算した結果に基づいて、前記ヒータに供給する電力を制御する制御部を備えている請求項4乃至10のいずれか記載の温度測定装置。
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