JPH0523078U - 熱電温度計の油切り金物 - Google Patents

熱電温度計の油切り金物

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JPH0523078U
JPH0523078U JP5410991U JP5410991U JPH0523078U JP H0523078 U JPH0523078 U JP H0523078U JP 5410991 U JP5410991 U JP 5410991U JP 5410991 U JP5410991 U JP 5410991U JP H0523078 U JPH0523078 U JP H0523078U
Authority
JP
Japan
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tube
holding
oil
insulating
thermocouple
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Pending
Application number
JP5410991U
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English (en)
Inventor
充康 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速回転機械の軸受の熱電温度計の潤滑油の
油切り金物に関するもので、熱電対線に沿って軸受台内
部から滲出する潤滑油を遮断する。 【構成】 露出させた補償導線素線を保持する絶縁チュ
ーブ,絶縁チューブの保持筒,凝固剤を介して保持筒を
保持するセラミックス筒,セラミックス筒が嵌着され熱
電対線と共に保持筒が収納され、絶縁剤が充填された貫
通金具から構成される熱電温度計の油切り金物。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は熱電温度計の導線に沿って漏洩する潤滑油の油切り金物に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
上記タービン、ガスタービン及び軸流ブロワ等高速回転機械の軸受は、一般に 水平面で2分割された軸受台で支えられている。 軸受潤滑油の温度は通常、熱電温度計によって測定され、指示計にデジタル表 示されると共にレコーダに記録される。温度の上昇は軸受油圧の低下と共に重大 なトラブルを招くため、保安系統に組み込まれている。
【0003】 熱電温度計は熱起電力を発生させる2種類の熱電対素線の一端を電気的に接合 したもので、両素線相互間の短絡を防ぐために、素線は絶縁チューブによって被 覆されている。また、測音箇所から計器までの距離が長いため、熱電対と近似の 熱起電力を有する補償導線及び熱電対導線が一般に使用される。
【0004】 図2はその一例で、4箇所の起電力信号を送る補償導線素線1は絶縁チューブ 2で被覆され、更に2本が纏められて1本の絶縁チューブ3内に収納されている 。各絶縁チューブ3には識別のための熱収縮チューブに成る熱縮マーカ4が付さ れている。 4本の信号ケーブル3は絶縁性、誘電性に優れた4−6弗化樹脂で被覆された 絶縁チューブ内に纏められて熱電対線5を形成し、貫通金具6を介し軸受台7に 取り付けられ、軸受台7の内部から外部へ取り出され、それぞれの補償導線素線 1の端部が熱縮マーカ4に従って、図示してない外部端子箱のターミナルに接続 されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 熱電温度計の熱電対素線端接合部は、素線が被測温物や雰囲気等にじかに接し ないように保護管によって保護されている。この保護管や複数本の導線結合部の 熱電対コネクタは軸受台内部に露出されている。 ところが軸受台内部は潤滑油がミスト状に存在し、熱電対コネクタの隙間から 浸入した油が毛細管現象によって外部端子箱まで漏洩し、測定精度を低下させた り、火災の原因となる場合があった。 この現象は主油ポンプや非常調速機を内蔵する蒸気タービン高圧軸受台におい て特に著るしい。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記従来の課題を解決したもので、露出させた補償導線素線を保持す る絶縁チューブ、絶縁チューブの保持筒、凝固剤を介して保持筒を保持する筒状 のセラミックス気密端子,セラミックス気密端子が嵌着され、熱電対線と共に保 持筒が収納され、かつ絶縁剤が充填された貫通金具によって、熱電温度計熱電対 線の油切り金物を構成させたもので、貫通金具を軸受台に取り付けたのである。
【0007】
【作用】
(1) 毛細管現象によって滲出する油は補償導線素線の露出部で遮断される。 (2) 露出された補償導線素線は補償導線素線を保持する絶縁チューブ,絶縁チ ューブの保持筒,凝固剤,セラミックス気密端子及び貫通金具を介して軸受台に 固定され、振動強度が付与される。 (3) 補償導線素線露出部はセラミックス筒及び貫通金具内に充填された絶縁剤 によって絶縁される。
【0008】
【実施例】
本考案による一実施例を図1に示す。 露出された補償導線素線8はポリイミドチューブ等の絶縁チューブ9で保持さ れ、絶縁チューブ9は保持筒10と一体に形成されている。保持筒10は凝固剤 11を介してセラミックス筒12で支えられて気密端子を構成している。 セラミックス筒12は不銹鋼製の貫通金具6に嵌着され、セラミックス筒12 及び貫通金具6内にはエコポンド等の絶縁剤13が充填され、貫通金具6は軸受 台7に取り付けられている。 符号Aは共付溶接,符号Bはハンダ付溶接、符号Cは溶接部を示す。
【0009】
【考案の効果】
本考案によれば熱電対線に沿って軸受台内部から外部端子箱へ滲出する潤滑油 が完全に遮断され、測定精度の低下や火災の原因を取り除くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る油切り金物の縦断面図
である。
【図2】従来の熱電対コネクタの縦断面図である。
【符号の説明】 1 補償導線素線 2,3 絶縁チューブ 4 熱縮マーカ 5 熱電対線 6 貫通金具 7 軸受台 8 補償導線素線 9 絶縁チューブ 10 保持筒 11 凝固剤 12 セラミックス筒 13 絶縁剤

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 露出させた補償導線素線を保持する絶縁
    チューブ、該絶縁チューブの保持筒,凝固剤を介して該
    保持筒を保持する筒状のセラミックス気密端子、該セラ
    ミックス気密端子が嵌着され、熱電対線と共に前記保持
    筒が収納されかつ絶縁剤が充填された貫通金具によって
    構成される熱電温度計の油切り金物。
JP5410991U 1991-06-18 1991-06-18 熱電温度計の油切り金物 Pending JPH0523078U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014058062A1 (ja) * 2012-10-11 2014-04-17 京セラ株式会社 温度測定システムおよび温度測定装置

Cited By (2)

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WO2014058062A1 (ja) * 2012-10-11 2014-04-17 京セラ株式会社 温度測定システムおよび温度測定装置
JP5869690B2 (ja) * 2012-10-11 2016-02-24 京セラ株式会社 温度測定システムおよび温度測定装置

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