JP2007178218A - 熱抵抗計測装置 - Google Patents

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Koji Kichise
幸司 吉瀬
Hiroshi Chiba
博 千葉
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Abstract

【課題】熱抵抗や接触熱抵抗などの熱特性を計測するとともに接触電気抵抗やバルク電気抵抗などの電気特性を簡易に高精度に計測することのできる熱抵抗計測装置を提供する。
【解決手段】熱抵抗計測装置は、被測定体を挟持する加熱側ロッドと冷却側ロッドとを備え、上記加熱側ロッド側から熱を流入し、上記冷却側ロッドから熱を流出して上記被測定体の熱抵抗を計測する熱抵抗計測装置において、上記加熱側ロッドおよび上記冷却側ロッドにそれぞれ接続するプラス電圧計測端子およびマイナス電圧計測端子と、上記プラス電圧計測端子および上記マイナス電圧計測端子が接続される位置より上記被測定体から離れる上記加熱側ロッドおよび上記冷却側ロッドの位置にそれぞれ接続される電流入力端子および電流出力端子と、を備える。
【選択図】図1

Description

この発明は、被測定体の熱抵抗を計測する熱抵抗計測装置に関するものである。
従来の熱抵抗計測装置は、被測定体をその間に挟持する加熱側ロッドおよび冷却側ロッドを備え、加熱側ロッドの被測定体と接触しない側から熱を流入させ、加熱側ロッド、被測定体および冷却側ロッドを通して熱を流し、冷却側ロッドの被測定体と接触しない側から熱を流出させ、両ロッド内の温度勾配を測定することにより被測定体に流入される熱量を算出し、算出した熱量と被測定体の温度勾配から被測定体の熱伝導率またはロッドと被測定体との間の接触熱抵抗を計測する(例えば、非特許文献1参照)。
また、圧接型半導体モジュールのチップとチップに圧接される電極との間の接触電気抵抗や接触熱抵抗は、実際にチップをモジュールに実装したものを測定して評価している(例えば、特許文献1参照)。
特開昭60−150635号公報 L.S.Flether、「Themal Conductance of Multilayered Metalic Sheets」、AIAA26th Thermophysics Conference、1991、June
しかし、従来の熱抵抗計測装置では、熱抵抗や接触熱抵抗と同時に電気抵抗や接触電気抵抗を高精度に測定できない。
また、実際にチップをモジュールに実装したものを測定する方法を採用した場合、モジュールの実装形態が決まらないと評価できないという問題がある。
また、高精度に定量的に温度計測するため熱電対を被測定体に埋めなければならないし、且つ、高精度に定量的に圧力計測するためロードセルを利用しなければならないので、モジュールの形態でこれらを実施することは困難である。
また、圧力依存性を評価するためにはバネなどを交換して再度組み立て直す必要がある。
この発明の目的は、熱抵抗や接触熱抵抗などの熱特性を計測するとともに接触電気抵抗やバルク電気抵抗などの電気特性を簡易に高精度に計測することのできる熱抵抗計測装置を提供することである。
この発明に係わる熱抵抗計測装置は、被測定体を挟持する加熱側ロッドと冷却側ロッドとを備え、上記加熱側ロッド側から熱を流入し、上記冷却側ロッドから熱を流出して上記被測定体の熱抵抗を計測する熱抵抗計測装置において、上記加熱側ロッドおよび上記冷却側ロッドにそれぞれ接続するプラス電圧計測端子およびマイナス電圧計測端子と、上記プラス電圧計測端子および上記マイナス電圧計測端子が接続される位置より上記被測定体から離れる上記加熱側ロッドおよび上記冷却側ロッドの位置にそれぞれ接続される電流入力端子および電流出力端子と、を備える。
この発明に係わる熱抵抗計測装置の効果は、被測定体を両側から挟持する加熱側ロッドと冷却側ロッドとにおける温度勾配から外挿して被測定体の両面の温度を求め、それに基づいて被測定体と加熱側ロッドの間および被測定体と冷却側ロッドの間の接触熱抵抗を計測することができるとともに、加熱側ロッドおよび冷却側ロッドに4端子法の電流端子と電圧端子とを設けて、被測定体と加熱側ロッドの間および被測定体と冷却側ロッドの間の接触電気抵抗も合わせて計測することができる。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係わる熱抵抗計測装置の構成図である。図2は、図1の加熱側ブロックのA−A断面での横断面図である。図3は、図2の加熱側ブロック、冷却側ブロックのB−B断面での縦断面図である。図4は、熱抵抗計測装置を用いる電気計測回路図である。
この発明の実施の形態1に係わる熱抵抗計測装置1は、図1に示すように、真空容器2の内に格納されており、この真空容器2には、熱抵抗計測装置1に供給する電源の図示しない電線、水の配管3、各種熱電対4、5からの図示しない信号線、電圧計測のための図示しない信号線、ロードセル6からの図示しない信号線が経由するためのフランジ7が設けられている。また、真空容器2には、内部を真空状態にするための排気孔8が設けられている。
実施の形態1に係わる熱抵抗計測装置1は、真空容器2の底に配設される保持部材10の支え台10a、保持部材10の支え台10a上に冷却ブロック11、冷却ブロック11上に冷却側ブロック12、冷却側ブロック12の上に被測定体13、被測定体13上に加熱側ブロック14、加熱側ブロック14上に加熱ブロック15、加熱ブロック15上に断熱板16、断熱板16上に冷却板17、冷却板17上にロードセル6を備える。
保持部材10は、支え台10aから上方に縦立する柱10b、柱10bの上方先端から水平方向に延びるアーム10c、アーム10cの途中の位置から下方に張り出す加圧部材10d、アーム10cの先端に錘18を保持する錘保持部材10eから構成されている。 この保持部材10において、錘18の重量を梃子の原理により支え台10aと加圧部材10dの間に挟まれるものに荷重が加えられる。そして、錘18の重量を変えることにより、荷重を変えて計測することができる。
冷却ブロック11には、真空容器2の外部から内側に配管される配管3が接続され、配管3内に水を流すことにより冷却ブロック11から熱を外部に逃がすことができる。
冷却板17には、真空容器2の外部から内側に配管される配管3が接続され、配管3内に水を流すことにより冷却板17から熱を外部に逃がすことができる。
断熱板16は、加熱ブロック15から冷却板17方向に流れる熱を断熱して、冷却板17に流れ込む熱を減少させる。
加熱ブロック15には、加熱ヒータ19が内部に挿入され、加熱ヒータ19で発熱される熱が加熱ブロック15を伝導して加熱側ブロック14に流入される。
ロードセル6は、加わる荷重を計測して外部に圧力信号を出力する。
次に、加熱側ブロック14について図2、図3を参照して説明する。
加熱側ブロック14は、円柱状の加熱側ロッド21、加熱側ロッド21を内包する円筒状の加熱側断熱シリンダ22、加熱側ロッド21と加熱側断熱シリンダ22の間の隙間の周方向に略一周する金属片23、金属片23と加熱側断熱シリンダ22の間に金属片23に固定される補償ヒータ24を備える。
加熱側断熱シリンダ22には、径方向に開口する孔25、孔25と同一の断面上で孔25と異なる位置から径方向に開口する孔27が設けられている。
加熱側ブロック14は、孔25を貫通し、接合部が加熱側ロッド21の側面に固定されている主熱電対5、孔27を貫通し、接合部が金属片23の外側面に固定されている補償ヒータ用熱電対4、補償ヒータ24に電力を給電する給電線29を備える。
そして、加熱側ブロック14には、図3に示すように、金属片23、補償ヒータ24、主熱電対5、補償ヒータ用熱電対4が1組として、加熱側ロッド21の軸方向に側面に沿って6組が配設されている。なお、孔25、27は該当する位置にそれぞれ設けられている。この1組内の金属片23、補償ヒータ24、主熱電対5、補償ヒータ用熱電対4は、加熱側ロッド21の軸に対して垂直な平面内に配置されている。補償ヒータ24は、補償ヒータ用熱電対4により計測される金属片23の温度が主熱電対5により計測される加熱側ロッド21のその平面内の温度と等しくなるように制御される。そして、加熱側ロッド21の側面と金属片23の間に温度差がないので、加熱側ロッド21から径方向に、すなわち加熱側断熱シリンダ22を経由して外部に熱が伝導することを防止できる。その結果、加熱ブロック15から加熱側ロッド21に流れ込んだ熱は、加熱側ロッド21の軸方向だけに伝導する。
また、加熱側断熱シリンダ22の軸方向の上部、すなわち加熱ブロック15に近い位置に径方向に孔31が設けられ、また、加熱側断熱シリンダ22の軸方向の下部、すなわち被測定体13に近い位置に径方向に孔32が設けられている。
そして、加熱側ブロック14は、孔31内に配設され、加熱側ロッド21の側面に一端が接続された電流入力端子33、孔32内に配設され、加熱側ロッド21の側面に一端が接続されたプラス電圧計測端子34を備える。
なお、電流入力端子33、プラス電圧計測端子34は、ロウ付け等によって加熱側ロッド21に接合することが好ましい。
次に、冷却側ブロック12について図3を参照して説明する。
冷却側ブロック12は、円柱状の冷却側ロッド41、冷却側ロッド41を内包する円筒状の冷却側断熱シリンダ42、冷却側ロッド41と冷却側断熱シリンダ42の間の隙間の周方向に略一周する金属片23、金属片23と冷却側断熱シリンダ42の間に金属片23に固定される補償ヒータ24を備える。
冷却側断熱シリンダ42には、径方向に開口する孔45、孔45と同一断面上で孔45と異なる位置から径方向に開口する孔47が設けられている。
冷却側ブロック12は、孔45を貫通し、接合部が冷却側ロッド41の側面に固定されている主熱電対5、孔47を貫通し、接合部が金属片23の外側面に固定されている補償ヒータ用熱電対4、孔45を貫通し、補償ヒータ24に電力を給電する給電線29を備える。
そして、冷却側ブロック12には、図3に示すように、金属片23、補償ヒータ24、主熱電対5、補償ヒータ用熱電対4を1組として、冷却側ロッド41の軸方向に側面に沿って6組が配設されている。なお、孔45、47は該当する位置にそれぞれ設けられている。この1組内の金属片23、補償ヒータ24、主熱電対5、補償ヒータ用熱電対4は、冷却側ロッド41の軸に対して垂直な平面内に配置されている。補償ヒータ24は、補償ヒータ用熱電対4により計測される金属片23の温度が主熱電対5により計測される冷却側ロッド41のその平面内の温度と等しくなるように制御される。このため、冷却側ロッド41の側面と金属片23の間に温度差がないので、冷却側ロッド41から径方向に、すなわち冷却側断熱シリンダ42を経由して外部に熱が伝導することを防止できる。その結果、被測定体13から冷却側ロッド41に流れ込んだ熱が冷却側ロッド41の軸方向だけに伝導する。
また、冷却側断熱シリンダ42の軸方向の下部、すなわち冷却ブロック11に近い位置に径方向に孔51が設けられ、冷却側断熱シリンダ42の軸方向の上部、すなわち被測定体13に近い位置に径方向に孔52が設けられている。
そして、冷却側ブロック12は、孔51内に配設され、冷却側ロッド41の側面に一端が接続された電流出力端子53、孔52内に配設され、冷却側ロッド41の側面に一端が接続されたマイナス電圧計測端子54を備える。なお、電流出力端子53、マイナス電圧計測端子54は、ロウ付け等によって冷却側ロッド41に接合することが好ましい。
加熱側ロッド21、冷却側ロッド41は、良電気伝導体で且つ良熱伝導体である銅を用いている。
また、銅製の加熱側ロッド21、冷却側ロッド41表面は加熱により酸化するので、表面の加熱による酸化が問題になる場合、ロッド周辺をニッケルなどのメッキ処理することによって、酸化の進行を実際において問題ないレベルまで低減することができる。
また、銅以外の材料で加熱側ロッド21と冷却側ロッド41を作製して、熱抵抗計測装置1に使用することもできる。
次に、電気特性を計測するときの電気計測回路の構成について説明する。
電気計測回路は、図4に示すように、熱抵抗計測装置1の加熱側ロッド21と冷却側ロッド41との間に挟まれた被測定体13、被測定体13に定電流を流す電流源61、電流が流された加熱側ロッド21、被測定体13および冷却側ロッド41において発生する電圧降下分を計測する微小電圧計62から構成される。この電気計測は、4端子法を採用している。
次に、被測定体13として銅板を用いたときの接触電気抵抗測定に関して説明する。なお、以下の説明において用いる記号の意味は次の通りである。Retは、電流源61から流す電流Iで微小電圧計62で測定される電圧Vを除算して得られる測定値である。Rehは、加熱側ロッド21のバルク電気抵抗で、材料の電気電導率と形状とが前もって分かっているので、計算により算出される計算値である。Relは、冷却側ロッド41のバルク電気抵抗で、材料の電気電導率と形状とが前もって分かっているので、計算により算出される計算値である。Resは、被測定体13のバルク電気抵抗であり、今回の場合材料が銅であり、形状も測定に前もって測定できるので計算により算出される計算値である。Recは、被測定体13と加熱側ロッド21間の接触電気抵抗であり、これが計測対象値である。Recは、被測定体13と冷却側ロッド41間の接触電気抵抗であり、これも計測対象値である。
測定値Retは、図5の等価回路から分かるように、式(1)で表される。そして、加熱側ロッド21と被測定体13の間および被測定体13と冷却側ロッド41の間の接触状態は、材料と形状が同一であるので、RecとRecは等しく、RecとRecは式(2)で求められる。
Ret=Reh+Rec+Res+Rec+Rel・・・(1)
Rec=Rec=(Ret−Reh−Res−Rel)/2・・・(2)
このように計測に先立って計算により求められるReh、Res、Relと、測定される電圧Vから得られるRetとから接触電気抵抗Rec、Recが求められる。
図6は、加熱ブロック15から冷却ブロック11に熱を流したときの加熱側ロッド21および冷却側ロッド41上の軸方向の位置に対する温度の計測値を示すグラフである。
次に、熱抵抗計測装置1を用いて被測定体13として銅板を用いたときの接触熱抵抗の計測について説明する。なお、以下の説明において用いる記号の意味は次の通りである。Qは、加熱側ロッド21、被測定体13、冷却側ロッド41に流れる熱流束であり、実験により求められる測定値である。Rttは、被測定体13の表裏の温度の差を熱流束Qで除算した商であり、測定値である。Rtsは、被測定体13のバルク熱抵抗であり、材料の熱伝導率と形状が分かっているので、計算により算出される計算値である。Rtcは、被測定体13と加熱側ロッド21間の接触熱抵抗であり、これが計測対象値である。Rtcは、被測定体13と冷却側ロッド41間の接触熱抵抗であり、これも計測対象値である。
加熱ブロック15を加熱して加熱側ロッド21、被測定体13、冷却側ロッド41を経由して冷却ブロック11に熱を流すと、加熱側ロッド21および冷却側ロッド41に軸方向の温度勾配が発生する。このとき、熱は補償ヒータ24を制御することにより、加熱側ロッド21、被測定体13、冷却側ロッド41の軸方向だけに流れ、径方向には流れない。このようにして熱を流したときの主熱電対5により測定される温度を、軸方向の距離に対してプロットすると図6のようになり、最小自乗法により近似線を求めることができる。そして、加熱側ロッド21での近似線を被測定体13との境界まで外挿すると、その境界の温度Tを求めることができる。また、冷却側ロッド41での近似線を被測定体13との境界まで外挿すると、その境界の温度Tを求めることができる。
また、熱流束Qは、加熱側ロッド21の熱伝導率k、近似線の傾き(単位長さ当たりの温度変化)ΔT/ΔL、加熱側ロッド21の断面積Sから、Q=ΔT/ΔL×k×Sより求めることができる。
被測定体13の全体の熱抵抗Rttに関して、Rtt=Rts+Rtc+Rtcの関係が成り立つ。
そして、加熱側ロッド21と被測定体13の間、被測定体13と冷却側ロッド41の間の接触状態は、材料と形状が同一であるので同一と見なし、RtcとRtcは同一であるので、RtcとRtcは式(3)で求められる。
Rtc=Rtc=(Rtt−Rts)/2・・・(3)
このような熱抵抗計測装置1は、被測定体13を両側から挟持する加熱側ロッド21と冷却側ロッド41とにおける温度勾配から外挿して被測定体13の両面の温度を求め、それに基づいて被測定体13と加熱側ロッド21の間および被測定体13と冷却側ロッド41の間の接触熱抵抗を計測することができるとともに、加熱側ロッド21および冷却側ロッド41に4端子法の電流端子と電圧端子とを設けて、被測定体13と加熱側ロッド21の間および被測定体13と冷却側ロッド41の間の接触電気抵抗も合わせて計測することができる。
また、加熱側ロッド21、被測定体13および冷却側ロッド41に梃子の原理を採用した保持部材10により荷重を加えることができ、ロードセル6により荷重値も計測できるので、接触熱抵抗と接触電気抵抗の圧力依存性を同時に高精度に計測できる。
また、真空容器2内に配設され、真空容器2内の空気を排気することにより、加熱側ロッド21と被測定体13の間および冷却側ロッド41と被測定体13の間に空気が介在しなくなるので、空気の熱伝導の影響のない接触熱抵抗を計測することができる。
また、梃子の原理の保持部材10により荷重を加えているので、加熱により加熱側ロッド21と冷却側ロッド41等が膨張しても、荷重を低コストで一定にすることができる。
なお、梃子でなく、ネジとバネとを組み合わせて荷重を加えても良い。
また、冷却板17が断熱板16とロードセル6との間に介設されているので、高真空状態で接触熱抵抗を評価しても、断熱板16の表面から熱が逃げないが冷却板17に熱が逃げ、ロードセル6の温度が使用可能温度領域を超えることを防げる。
また、大気中で被測定体13の温度を高温にしても、冷却板17から熱が逃げてロードセル6の温度を冷却板17の温度と同程度に維持できるので、ロードセル6の温度に注意する必要がない。
実施の形態2.
図7は、この発明の実施の形態2に係わる熱抵抗計測装置の構成図である。
この発明の実施の形態2に係わる熱抵抗計測装置1Bは、図7に示すように、実施の形態1に係わる熱抵抗計測装置1の加熱ブロック15と加熱側ロッド21の間および冷却ブロック11と冷却側ロッド41の間に電気絶縁体9を追加したことが異なっており、それ以外は同様であるので、同様な部分に同じ符号を付記して説明は省略する。
この電気絶縁体9は、薄膜のセラミックス板からなる。
このような熱抵抗計測装置1Bは、加熱側ロッド21と加熱ヒータ19間、冷却側ロッド41と冷却ブロック11の間に、電気絶縁体9が介挿されているので、外部への電流リークが小さく、微小抵抗をノイズが小さい状態で測定することができる。
なお、電気絶縁体9としてセラミックスを使用しているが、耐熱性を考慮した上で樹脂も使用可能である。
また、電気絶縁体9の挿入位置は、上述の位置に限定しているわけではない。
実施の形態3.
図8は、この発明の実施の形態3において計測される被測定体の外観図である。図9は、厚みの異なる被測定体に係わる電気抵抗の等価回路図である。
この発明の実施の形態3においては、実施の形態1に係わる熱抵抗計測装置1を用いて厚みだけが異なる2つの被測定体65a、65bの電気特性と熱特性を計測しており、熱抵抗計測装置1に関する説明は省略し、計測内容にだけ説明する。
この実施の形態3における被測定体65a、65bは、図8に示すように、導電性樹脂からなる厚みの異なる樹脂板であり、被測定板65a、65bの厚みは、t、tである。
この実施の形態3においては、実施の形態1において計測した接触熱抵抗Rtc、接触電気抵抗Recに、加えて樹脂自身のバルク熱抵抗Rts、バルク電気抵抗Resを求める。
なお、以下の説明において使用する記号の意味は以下の通りである。実施の形態1と同様な記号の説明は省略する。
測定値Retは、被測定体65aをセットしたときに電流Iと電圧Vから求まる電気抵抗である。測定値Retは、被測定体65bをセットしたときに電流Iと電圧Vから求まる電気抵抗である。
また、以下の6個の記号は、計測により求めようとする計測対象値であり、Resは被測定体65aのバルク電気抵抗、Resは被測定体65bのバルク電気抵抗、Rec11は被測定体65aと加熱側ロッド21間の接触電気抵抗、Rec12は被測定体65aと冷却側ロッド41間の接触電気抵抗、Rec21は被測定体65bと加熱側ロッド21間の接触電気抵抗、Rec22は被測定体65bと冷却側ロッド41間の接触電気抵抗である。
測定値Ret、Retは、図9に示すような等価回路により表されるので、式(4)、式(5)で表される。そして、被測定体65a、被測定体65bの接触電気抵抗は、材料と形状とが同一であるので、同一であり、式(6)の関係が成り立つ。また、被測定体65aと被測定体65bのバルク電気抵抗ResとResは、式(7)の関係が成り立つ。これらの関係から、バルク電気抵抗ResとResは、式(8)、式(9)に従い、測定値Ret、Retと厚さt、tから求めることができる。また、接触電気抵抗Recは、式(10)から求めることができる。
Ret=Reh+Rec11+Res+Rec12+Rel・・・(4)
Ret=Reh+Rec21+Res+Rec22+Rel・・・(5)
Rec=Rec11=Rec12=Rec21=Rec22・・・(6)
Res/t=Res/t・・・(7)
Res=(Ret−Ret)/(1−t/t)・・・(8)
Res=(Ret−Ret)/(t/t−1)・・・(9)
Rec={(Ret×t−Ret×t)/(t−t)−Reh−Rel}/2・・・(10)
このように2つの厚みだけが異なる被測定体65a、65bに対して電気抵抗Ret、Retを測定し、被測定体65a、65bの厚みt、tを用いて被測定体65a、65bのバルク電気抵抗Res、Resを求めることができる。さらに、計算で求まる加熱側ロッド21と冷却側ロッド41のバルク電気抵抗Reh、Relを用いて、接触電気抵抗Recを求めることができる。
次に、2つの厚みだけ異なる被測定体65a、65bの熱特性の計測に関して説明する。なお、以下の説明において使用される記号の意味は以下の通りである。温度T11、T12は、それぞれ被測定体65a、65bを加熱側ロッド21と冷却側ロッド41との間にセットしたときに加熱側ロッド21の主熱電対5により計測される温度を外挿して得られる加熱側ロッド21と被測定体65a、65bの境界の温度である。温度T21、T22は、それぞれ被測定体65a、65bを加熱側ロッド21と冷却側ロッド41との間にセットしたときに冷却側ロッド41の主熱電対5により計測される温度を外挿して得られる冷却側ロッド41と被測定体65a、65bの境界の温度である。熱流束Q、Qは、それぞれ被測定体65a、65bを加熱側ロッド21と冷却側ロッド41との間にセットしたときに被測定体65a、65bに流れる熱流束であり、実施の形態1において説明したように、加熱側ロッド21の温度勾配ΔT/ΔL、熱伝導率k、加熱側ロッド21の断面積Sから求めることができる。
Rts、Rtsは、この計測で求める被測定体65a、65bのバルク熱抵抗、Rtcは、被測定体65a、65bと加熱側ロッド21間、被測定体65a、65bと冷却側ロッド41間の接触熱抵抗である。この場合、被測定体65a、65bの材料と断面形状が同一であるので、同一である。
被測定体65a、65bの熱抵抗(T11−T12)/Q、(T21−T22)/Qは、式(11)、式(12)の関係が成り立つ。また、バルク熱抵抗Rts、Rtsは、厚みt、tを用いて式(13)の関係が成り立つ。これらの関係式を用いると、バルク熱抵抗Rts、Rtsは、式(14)、式(15)により求めることができる。さらに、接触熱抵抗Rtcは、式(16)により求めることができる。
(T11−T12)/Q=Rts+2Rtc・・・(11)
(T21−T22)/Q=Rts+2Rtc・・・(12)
Rts/t=Rts/t・・・(13)
ts1={(T11−T12)/Q−(T21−T22)/Q}t/(t−t)・・・(14)
ts2={(T11−T12)/Q−(T21−T22)/Q}t/(t−t)・・・(15)
Rtc={t×(T21−T22)/Q−t×(T11−T12)/Q}/2/(t−t)・・・(16)
このように材料と断面形状が同一で、厚みだけ異なる被測定体65a、65bを用いて電気特性や熱特性を測定すると未知のバルク特性を求めることができるとともに接触熱抵抗と接触電気抵抗を測定することができる。
実施の形態4.
図10は、被測定体に電流を流したときの温度分布を示すグラフである。
この発明の実施の形態4においては、実施の形態1に係わる熱抵抗計測装置1を用いて異なる被測定体の電気特性と熱特性を計測しており、熱抵抗計測装置1に関する説明は省略し、計測内容にだけ説明する。
この実施の形態4における被測定体は、IGBTチップであり、このIGBTチップでは、チップ上面(ゲート、エミッタ側)とチップ下面(コレクタ側)で電極のパターン形状、材質が異なっているので、上面側と下面側での接触熱抵抗Rtc、Rtcは異なっている。
そこで、上下面の接触熱抵抗Rtc、Rtcそれぞれを求める方法に関して説明する。
IGBTチップを構成する半導体は銅より電気抵抗が高いため、図4に示す電流源61によりIGBTチップに電流を流すと、IGBTチップ自身が発熱する。そして、加熱ヒータ19による加熱を行わなくても、IGBTチップのゲート・エミッタ側に接している加熱側ロッド21、IGBTチップのコレクタ側に接している冷却側ロッド41を経由して外部にこの発熱した熱が放出される。このときのIGBTチップにおける発熱量Qは、電流源61から流される電流Iと微小電圧計62により計測された電圧Vの積である。図10では、IGBTチップに電流源61から電流を流したときの加熱側ロッド21、冷却側ロッド41に配置されている主熱電対5で計測した温度の測定結果のグラフである。
熱流束Qは、IGBTチップから加熱側ロッド21に流れる熱流束であり、加熱側ロッド21の熱伝導率kと加熱側ロッド21の断面積Sは既知な値であり、加熱側ロッド21における温度勾配ΔT/ΔLは図10のように温度計測から求められるので、測定により求めることができる。同様に、熱流束Qは、IGBTチップから冷却側ロッド41に流れる熱流束であり、冷却側ロッド41の熱伝導率kと冷却側ロッド41の断面積Sは既知な値であり、冷却側ロッド41における温度勾配ΔT/ΔLは図10のように温度測定から求められるので、実施の形態1において説明したように測定により求めることができる。
温度Tは、図10に示すように、加熱側ロッド21の温度を外挿したときの加熱側ロッド21とIGBTチップとの境界での温度である。また、温度Tは、図10に示すように、冷却側ロッド41の温度を外挿したときの冷却側ロッド41とIGBTチップとの境界での温度である。温度Tは、被測定体の平均温度である。
被測定体が発する熱量Qは、熱量Qと熱量Qの和であり、接触熱抵抗Rtc、Rtcは、式(17)、式(18)の関係が成り立つ。また、IGBTチップに電流を流さずに、IGBTチップを加熱側ロッド21と冷却側ロッド41の間に介設して加熱ブロック15により温度勾配を発生したときには、計測される熱抵抗Rttは式(19)の関係が成り立つ。
Rtc=(T−T)/Q・・・(17)
Rtc=(T−T)/Q・・・(18)
Rtt=Rtc+Rts+Rtc・・・(19)
IGBTチップのバルク熱抵抗Rtsは既知の値であるので、この式(17)、式(18)、式(19)からIGBTチップの平均温度T、接触熱抵抗Rtc、Rtcを求めることができる。
このように被測定体が加熱側ロッド21との間と冷却側ロッド41との間の接触状態が異なっていても、被測定体に電流を流すことにより発生する熱に伴う温度分布と加熱ブロック15から供給する熱に伴う温度分布との両方を用いることにより、被測定体の平均温度と2つの異なる接触熱抵抗を求めることができる。
この発明の実施の形態1に係わる熱抵抗計測装置の構成図である。 図1の加熱側ブロックのA−A断面での横断面図である。 図2の加熱側ブロック、冷却側ブロックのB−B断面での縦断面図である。 熱抵抗計測装置を用いる電気計測回路図である。 熱抵抗計測装置における電気抵抗の等価回路図である。 加熱ブロックから冷却ブロックに熱を流したときの加熱側ロッドおよび冷却側ロッド上の軸方向の位置に対する温度の計測値を示すグラフである。 この発明の実施の形態2に係わる熱抵抗計測装置の構成図である。 この発明の実施の形態3において計測される被測定体の外観図である。 厚みの異なる被測定体に係わる電気抵抗の等価回路図である。 この発明の実施の形態4において被測定体に電流を流したときに発生する加熱側ロッドおよび冷却側ロッド上の軸方向の位置に対する温度の計測値を示すグラフである。
符号の説明
1、1B 熱抵抗計測装置、2 真空容器、3 配管、4 補償ヒータ用熱電対、5 主熱電対、6 ロードセル、7 フランジ、8 排気孔、9 電気絶縁体、10 保持部材、10a 支え台、10b 柱、10c アーム、10d 加圧部材、10e 錘保持部材、11 冷却ブロック、12 冷却側ブロック、13 被測定体、14 加熱側ブロック、15 加熱ブロック、16 断熱板、17 冷却板、18 錘、19 加熱ヒータ、21 加熱側ロッド、22 加熱側断熱シリンダ、23 金属片、24 補償ヒータ、25、27、31、32、45、47、51、52 孔、29 給電線、33 電流入力端子、34 プラス電圧計測端子、41 冷却側ロッド、42 冷却側断熱シリンダ、53 電流出力端子、54 マイナス電圧計測端子、61 電流源、62 微小電圧計、65a、65b 被測定体。

Claims (5)

  1. 被測定体を挟持する加熱側ロッドと冷却側ロッドとを備え、上記加熱側ロッド側から熱を流入し、上記冷却側ロッドから熱を流出して上記被測定体の熱抵抗を計測する熱抵抗計測装置において、
    上記加熱側ロッドおよび上記冷却側ロッドにそれぞれ接続するプラス電圧計測端子およびマイナス電圧計測端子と、
    上記プラス電圧計測端子および上記マイナス電圧計測端子が接続される位置より上記被測定体から離れる上記加熱側ロッドおよび上記冷却側ロッドの位置にそれぞれ接続される電流入力端子および電流出力端子と、
    を備えることを特徴とする熱抵抗計測装置。
  2. 上記加熱側ロッドに熱を流入する加熱ブロックと、上記被測定体を挟持する上記加熱側ロッドと上記冷却側ロッドとに加わる荷重を計測するロードセルと、上記加熱ブロックと上記ロードセルとを熱的に遮蔽する断熱板および冷却板と、を備えることを特徴とする請求項1に記載する熱抵抗計測装置。
  3. 上記冷却側ロッドから熱が流出する冷却ブロックを備え、
    上記加熱側ロッドと上記冷却側ロッドとは、それぞれ上記加熱ブロックと上記冷却ブロックと電気絶縁材料により電気的に絶縁されていることを特徴とする請求項1または2に記載する熱抵抗計測装置。
  4. 内部を減圧できる真空容器内に格納されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載する熱抵抗計測装置。
  5. 上記被測定体を挟持する上記加熱側ロッドと上記冷却側ロッドとに荷重を加える梃子の原理を採用した保持部材を備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載する熱抵抗計測装置。
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