JP5868765B2 - 画像保護方法 - Google Patents

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Description

本発明は、画像保護方法、画像形成装置、印刷物、画像保護用組成物に関する。
特許文献1には、ハレーション防止アンダーコート、ハロゲン化銀乳剤層、帯電防止層、保護オーバーコート、及び、ゼラチンコートされたラテックス粒子を含有するトップコートを有する映画フィルムが記載されている。
特許文献2には、UVインクにてインクジェット塗装を施す工程と、その後、紫外線によりUVインクを硬化させる工程と、次に、インクジェット塗装がされた面にクリア塗装を施す工程とからなる建築板の製造方法が記載されている。
特開2000−10240号公報(2000年1月14日公開) 特開2010−167334号公報(2000年1月14日公開)
特許文献2に記載の方法において、UVインクを硬化させているので、クリア塗装用のインクがUVインクを侵食する虞はない。
しかし、インクジェット塗装を行なうためのインクがUVインクに限定される。例えば、着色剤及びバインダ樹脂等を溶剤又はモノマーに溶かしたソルベントインクで画像を形成して、UVインク等でクリア塗装する場合、UVインクの溶剤にソルベントインクが溶解したり、塗装後のソルベントインクが膨潤したりするという問題がある。また、この場合、クリア塗装するためのUVインクは、可能な限りソルベントインクへの侵食を抑えるために着弾直後に硬化させる必要があり、表面を平滑化(レベリング)できない。つまり、UVインクを着弾直後に硬化させると、インク表面が平滑にならずに硬化されるので、着弾したインクドットの粒状感が残り、印刷表面が平滑にならない。
本発明はこのような問題に鑑みて成されたものであり、印刷表面を平滑化でき、且つ、保護層による画像の侵食を抑制して画像を保護する方法を提供することにある。
本発明に係る画像保護方法は、画像層の上に当該画像層を保護するための保護層を形成する保護層形成工程を含み、上記画像層は、水又は親水性有機溶媒及び樹脂を含み、当該樹脂が当該水又は当該親水性有機溶媒に乳濁又は懸濁している水性ラテックスインクによりインクジェット方式を用いて形成されたものであり、上記保護層は、形成された上記画像層が乾燥した後に、水又は親水性有機溶媒及び樹脂を含み、当該樹脂が当該水又は当該親水性有機溶媒に乳濁又は懸濁している水性ラテックスインクによりインクジェット方式を用いて形成され、かつ形成された当該水性ラテックスインクの層から上記水又は上記親水性有機溶媒が蒸発して樹脂層を形成して硬化するまでの間に、当該樹脂層のレベリングがなされることによりその表面が平滑化されたものである。
水又は親水性有機溶媒及び樹脂を含み、当該樹脂が当該水又は親水性有機溶媒に乳濁又は懸濁している保護層を形成するための水性ラテックスインクは、どのようなインクで形成された画像層であっても弾くことなく塗布することができる。また、溶媒が蒸発して樹脂層を形成して硬化するため、当該溶媒が蒸発するまでの間に樹脂層のレベリングがなされ、印刷表面を平滑化させることができる。さらに、水性インクなので溶剤系インクに用いられている揮発性有機溶剤に比較して画像層上に塗布しても当該画像層の侵食を抑制することができる。詳述すると、樹脂層がレベリングされる溶媒が蒸発するまでの間、溶媒によって画像層が浸食されることがなく、しかも、水性ラテックスインクの表面が平滑化するため、インク滴の着弾後、しばらくの間インク表面をレベリングする時間を確保するおことができる。つまり、水性ラテックスインクを着弾直後に硬化させる必要が無く、着弾したインクドットの粒状感が無くなるまでの時間を確保することができる。よって、印刷表面を平滑化でき、且つ、保護層による画像の侵食を抑制して画像を保護することができる。また、水性ラテックスインクは、一旦乾燥してしまうと水性ラテックスインクによって浸食されなくなる。従って保護層の水性ラテックスインクによって画像層の水性ラテックスインクは浸食されない。それ故、溶媒が乾燥する間に着色層が浸食されないため、保護層をレベリングさせることができ、また、水性ラテックスインク内に混入した空気の泡が表面から抜け出すのに必要な時間をより長く確保することができる。つまり、保護層を形成する水性ラテックスインクを短時間で硬化させる必要が無く、着弾したインクドットの粒状感が無くなるまでの時間をより長く確保することができる。よって、印刷表面を平滑化、及び画像層を緻密化でき、且つ、保護層による画像の侵食をより抑制して画像を有効に保護することができる。その結果、印刷物の光沢性が向上する。また、保護層も画像層も水性ラテックスインクで形成することにより、互いの接着強度が向上する。
また、ラミネータを用いて保護層を形成する場合に比較して大型の装置が不要になる。また、ラミネータによる皺の発生等もない。しかも着色層を印刷しながら保護層をコーティングすることもできるので作業性も向上できる。
また、水性ラテックスインクを用いることにより、濡れ性が向上し、画像層に弾かれること無く印刷できる。
本発明に係る画像保護方法では、前記インクジェット方式としてピエゾ方式を用いることがより好ましい。
インクジェット方式には、サーマル方式とピエゾ方式とがある。サーマル方式のヘッドの場合、その吐出原理から高温で泡を発生させおり、インクが突沸することにより、ヘッド周辺にインクが飛散し易い。ここで、インクとして水性ラテックスインクのように一旦乾燥すると同一インクによって再溶解しないタイプのものでは、飛散してノズル周辺に付着したインク皮膜が徐々にノズル開口の内側まで到達し、最終的にはノズルを閉鎖する虞ある。従って、水性ラテックスインクをサーマル方式のインクジェットに用いるには、乾燥性が悪い溶媒を添加する必要があり、滲みが生じる虞がある。一方、ピエゾ方式は、このようなサーマル方式による問題がなく、ヘッド周辺にインクが飛散し難いので、乾燥性の良好な溶媒を使用することができる。
また、インクの再溶解をより抑制する観点から、水性ラテックスインク中の樹脂は分子量が大きいものが好ましいが、ピエゾ方式であれば、分子量の大きい樹脂により構成される水性ラテックスインクを好適に吐出することができる。
本発明に係る画像保護方法では、上記保護層は紫外線吸収剤を含むことがより好ましい。
画像を紫外線や近紫外線から保護することができる。
本発明によれば印刷表面を平滑化でき、且つ、保護層が画像を侵食せずに画像を保護することができるという効果を奏する。
本発明に係る画像形成装置の一実施形態であるインクジェット記録装置(画像形成装置)100の構成を模式的に示す図である。 インクジェット記録装置100の備えるヘッドの配列例を示す図である。 インクジェット記録装置100の備えるヘッドの配列例の別の例を示す図である。
<画像保護方法>
本発明に係る画像保護方法は、画像層の上に当該画像層を保護するための保護層を形成する保護層形成工程を含み、上記保護層は、水性ラテックスインクによりインクジェット方式を用いて形成されたものである。
また、本発明に係る画像保護方法は画像層の上に当該画像層を保護するための保護層を形成する保護層形成工程を含み、上記画像層は、親油性基を有する熱可塑性樹脂をバインダとして含むインクよりインクジェット方式を用いて形成されたものであり、上記保護層は、溶媒の主成分が水または親水性有機溶媒である水性インクで形成されたものであってもよい。
いずれの方法によっても、保護層を形成するためのインク(保護インク)が、硬化して画像層を形成したインクを溶解しないインクである。そのため、保護層を短時間で硬化させる必要が無く、着弾した水性インクのインクドットの粒状感が無くなるまでの時間を確保することができる。よって、印刷表面を平滑化でき、且つ、保護層が画像を侵食せずに画像を保護することができる。
〔画像層〕
画像層は、所望の基材上に画像を形成するインクで所望の画像を作画することにより形成すればよい。当該インクで作画して乾燥等して硬化することにより画像が形成される。
基材としては、紙、布帛等の様々なものを採用することができるので、所望の種類の基材を選択すればよい。
画像層を形成するためのインクとしては、水性ラテックスインク以外の水性インクで保護層を形成する場合には、親油性基を有する熱可塑性樹脂をバインダとして含むインクで形成すればよい。親油性基を有する熱可塑性樹脂をバインダとして含むインクであれば、水性インクによる侵食を抑制することができる。
親油性基を有する熱可塑性樹脂をバインダとして含むインクとしては、例えば、親油性基を有する熱可塑性樹脂を溶媒に溶解したインクであるソルベントインクが挙げられる。また、親油性基を有する熱可塑性樹脂としては、塩酢ビ(塩化ビニルと酢酸ビニルとの共重合体)が挙げられる。仮に、保護層をUVインクで形成する場合には、塩酢ビはUVインクのモノマーによっては溶解するため、UVインクを着弾した直後に硬化させる必要があり、そうすると着弾したUVインクの表面の平滑化が不十分であるので、粒状感が残る。しかし、本発明では、塩酢ビ等の親油性基を有する熱可塑性樹脂をバインダとして含むインクで画像層を形成する場合、保護層を水性インクで形成するため、画像層が水性インクの溶媒によって溶解又は膨潤することがない。そのため、水性インクが吐出された後、当該水性インクを乾燥させて溶媒を短時間で蒸散させる必要は無く、平滑化するまでの時間を確保できる。
また、親油性基を有する熱可塑性樹脂をバインダとして含むインクの別の例として、水性ラテックスインクが挙げられる。後述のように、画像層も保護層も水性ラテックスインクで形成することが、二つの層の接着強度が向上するため、より好ましい。
水性ラテックスインクで保護層を形成する場合には、どのようなインクで画像層を形成してもよい。ただし、保護層も画像層も水性ラテックスインクで形成することがより好ましい。保護層も画像層も水性ラテックスインクで形成することにより、保護層及び画像層の性質をより近づけることができ、互いの接着強度が向上する。従って、保護層及び画像層を形成する水性ラテックスインクは同一の樹脂及び溶媒のインクであることがさらに好ましい。
〔水性ラテックスインク〕
本明細書において「水性ラテックスインク」は、水又は親水性有機溶媒及び樹脂を含み、当該樹脂が当該水又は親水性有機溶媒に乳濁又は懸濁しているインクを指す。また、水又は親水性有機溶媒以外に、親水性有機溶媒に親和性がある非親水性有機溶媒を含有していてもよい。
樹脂が水に乳濁又は懸濁しているものである水性ラテックスインクの場合、当該樹脂による水性エマルション又は水性サスペンションが形成されているともいえる。
樹脂の例としては、水溶性のビニル系樹脂、アクリル系樹脂、アルキッド系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、シリコン系樹脂、フッ素系樹脂、エポキシ系樹脂、フェノキシ系樹脂、ポリオレフィン系樹脂等、及びこれらの変性樹脂等が挙げられる。この中でも、より好ましくは、アクリル系樹脂、水溶性ポリウレタン系樹脂、水溶性ポリエステル系樹脂、水溶性アクリル系樹脂であり、特に好ましくはアクリル系樹脂である。
水性ラテックスインクに含まれる樹脂は1種単独で用いることも2種以上を併用することも出来る。樹脂の配合量は、使用する樹脂の種類等により任意に決定できるが、例えば、水性ラテックスインクの全量に対して、1重量%以上であり、2重量%以上がより好ましく、また、20質量%以下であり、10質量%以下であることがより好ましい。
本発明において水性ラテックスインクを画像を保護するために用いる場合、必要に応じて着色剤を加えてもよい。例えば、画像全体を薄い色がついた保護層でコーティングすることにより、画像を加飾することもできる。
水性ラテックスインクは乾燥させたり、熱を加えたりすることにより硬化できる。ただし、水性ラテックスインクを保護インクとして用いる場合、どのようなインクで形成された画像層に対しても、侵食することを抑制できる。従って、本発明に係る画像保護方法では、水性ラテックスインクを用いることで、より長く平滑化のための時間を確保でき、より平滑な表面の印刷物を得ることができる。
水性ラテックスインクは、樹脂を乳濁又は懸濁させるための乳化剤をさらに含んでいてもよい。
水性ラテックスインクにおける、水又は親水性有機溶媒には、乳濁又は懸濁している樹脂の他に、水又は親水性有機溶媒に溶解している別の樹脂を含んでもよい。別の樹脂は水又は親水性有機溶媒に溶解しており、インクの粘度調整をするものであり得る。また、乾燥によって水分が飛ぶと、乳濁又は懸濁している樹脂同士の結合により皮膜化する際に、当該別の樹脂が結着材として、乳濁又は懸濁している樹脂同士をさらに強力に結合させる機能を有するものであり得る。
〔水性インク〕
画像層を、親油性基を有する熱可塑性樹脂をバインダとして含むインクを用いて形成する場合、保護層は上述の水性ラテックスインクのみならず、水性インクであれば使用できる。水性インクとは、溶媒の主成分が水または親水性有機溶媒であるインクである。ここで「主成分」とは、溶媒の中で最も多く含まれるもののことを意図する。例えば、溶媒の主成分が水であるとは、溶媒として含まれる物のうち、水が最も多いことを意味する。ただし、水性インクの中でも水性ラテックスインクがより好ましい。画像層への侵食をより抑制できるため、表面がより滑らかな印刷物を提供できる。
水性インクも、上述の水性ラテックスインクと同様に、必要に応じて着色剤を含んでもよい。画像を保護するためのコーティングとしての機能のみならず、加飾する機能をも持たせることができる。
〔紫外線吸収剤〕
保護層は紫外線吸収剤を含むことがより好ましい。画像を紫外線や近紫外線から保護できるからである。保護層に紫外線吸収剤を含ませる方法としては、特に限定されないが、例えば、保護インクに紫外線吸収剤を含ませておいてもよい。
紫外線吸収剤としては、例えば、メトキシケイヒ酸オクチル、ジメトキシベンジリデンジオキソイミダゾリジンプロピオン酸オクチル、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル、t‐ブチルメトキシジベンゾイルメタン、オクチルトリアゾン、パラメトキシケイ皮酸2‐エチルヘキシル、2‐(2ヒドロキシ‐5‐t‐ブチルフェニール)‐2H‐ベンゾトリアゾール、2‐メトキシ‐1‐メチルエチルアセテート、2‐(2H‐ベンゾトリアゾール‐2‐イル)‐4,6‐ビス(1‐メチル‐1‐フェニルエチル)フェノール等の有機紫外線吸収剤、又は、酸化亜鉛、シリカ、酸化チタン等の無機粉末紫外線散乱・吸収剤が挙げられる。これらは1種で用いてもよく、複数種を混合して用いてもよい。
〔保護層形成工程〕
保護層形成工程では、画像層の上に保護層を形成すればよい。保護層を形成する方法としては、例えば、保護インクを画像層に向けてインクジェット方式で吐出すればよい。また、インクジェット方式としては、サーマル方式及びピエゾ方式のいずれでもよいが、ピエゾ方式がより好ましい。
サーマル方式のヘッドの場合、その吐出原理から高温で泡を発生させおり、インクが突沸することにより、ヘッド周辺にインクが飛散し易い。ここで、インクとして水性ラテックスインクのように一旦乾燥すると同一インクによって再溶解しないタイプのものでは、飛散してノズル周辺に付着したインク皮膜が徐々にノズル開口の内側まで到達し、最終的にはノズルを閉鎖する虞ある。従って、水性ラテックスインクをサーマル方式のインクジェットに用いるには、乾燥性が悪い溶媒を添加する必要があり、滲みが生じる虞がある。一方、ピエゾ方式は、このようなサーマル方式による問題がなく、ヘッド周辺にインクが飛散し難いので、乾燥性の良好な溶媒を使用することができる。
また、インクの再溶解をより抑制する観点から、水性ラテックスインク中の樹脂は分子量が大きいものが好ましいが、ピエゾ方式であれば、分子量の大きい樹脂により構成される水性ラテックスインクを好適に吐出することができる。
<画像形成装置>
次に、本発明に係る画像形成装置の一実施形態について図1を用いて説明する。図1は本発明に係る画像形成装置の一実施形態であるインクジェット記録装置(画像形成装置)100の構成を模式的に示す図である。
インクジェット記録装置100は、メディア200に画像層を形成するためのインク(以下、説明の便宜のため「画像用インク」という。)及び保護インクをインクジェットにより塗布して、本発明に係る画像保護方法により画像が保護された印刷物を作るためのものである。
インクジェット記録装置100は、キャリッジ1、ガイド機構4、プラテン5、制御部10、駆動ローラ6、従動ローラ7を備えている。
キャリッジ1は、画像用インクヘッド(画像用インク吐出部)2、保護インクヘッド(保護インク吐出部)3を備えている。
キャリッジ1はガイド機構4により移動する方向が規定されており、矢印X方向に往復移動する。これにより、キャリッジ1はメディア200上を走査する。
画像用インクヘッド2は、画像用インクを吐出してメディア200上に画像層を設けるためのヘッドである。キャリッジ1がメディア020上を走査する際に、所定の画像情報に基づいて、画像用インクヘッド2から画像用インクが吐出される。画像用インクヘッド2からのインクの吐出は後述の画像用インクヘッド制御部(画像用インク吐出部制御手段)11により制御される。なお、インクジェット記録装置100は画像用インクとして水性ラテックスインクと用いる場合のために、当該水性ラテックスインクを硬化させるためのヒーター等の加熱手段を備えていてもよい。
保護インクヘッド3は、保護層を設けるために、保護インクを吐出するヘッドである。キャリッジ1がメディア200上を走査する際に、所定の画像情報に基づいて、保護インクヘッド3から保護インクが吐出される。保護インクヘッド3からの保護インクの吐出は後述の保護インクヘッド制御部(保護インク吐出部制御手段)12により制御される。なお、本発明に係る画像形成装置が備える保護インク吐出部は、本実施形態のようにインクジェットのヘッドでもよく、バルブジェットでもよい。保護層は高い解像度が必要で無い場合が多いので、バルブジェットでも十分に使用できる。
ガイド機構4はキャリッジ1の移動方向を規定する機構である。ガイド機構4の長さ方向である矢印X方向に移動できるように、キャリッジ1はガイド機構4に取り付けられている。
プラテン5は、印刷対象であるメディア200を載置するための台である。プラテン5上において、メディア200は画像用インク及び保護インクの吐出を受ける。
駆動ローラ6はメディア200を移動させるものである。また、後述する従動ローラ7に巻きつけられたメディア200を駆動ローラ6が巻き取ることによって、メディア200が移動する。
従動ローラ7は、駆動ローラ6によるメディア200の搬送を補助するためのものである。従動ローラ7には、メディア200が巻きつけられており、回転させることによってメディア200をキャリッジ1のある方へ供給する。
制御部10は、インクジェット記録装置100の動作を制御するものである。制御部10は、画像用インクヘッド制御部11、保護インクヘッド制御部12を備えている。
画像用インクヘッド制御部11は、メディア200上に形成する画像を示す画像情報に基づいて画像用インクを吐出するように、画像用インクヘッド2を制御する。画像情報は、例えば、ユーザからの入力等によって得ることができる。
保護インクヘッド制御部12は、画像の上に保護層を設けるように保護インクを吐出するように保護インクヘッド3を制御する。
具体的な制御方法としては、特に限定されない。例えば、メディア200上に形成する画像を示す情報から、保護層を設ける領域を演算して、保護インクを吐出する領域を示す情報を作成して、当該情報に基づいて、保護インクを吐出するように保護インクヘッド3を制御してもよい。また、ユーザ等により、直接、保護インクを吐出する領域を示す情報の入力を受け付けて、当該情報に基づいて、保護インクを吐出するように保護インクヘッド3を制御してもよい。
次に、ヘッドの配列例について、図2及び図3を用いてより詳細に説明する。図2はインクジェット記録装置100の備えるヘッドの配列例を示す図である。図3は、インクジェット記録装置100の備えるヘッドの配列例の別の例を示す図である。
まず、図2に示すヘッドの配列例について説明する。図2に示すヘッドの配列例は、それぞれY、M、C、Kのインクのヘッドである、ヘッドH1、ヘッドH2、ヘッドH3、ヘッドH4がヘッドの走査方向に並んでいる。さらに、保護インクを吐出するためのヘッドH5(保護インクヘッド3)も、ヘッドH1、ヘッドH2、ヘッドH3、ヘッドH4と共にヘッドの走査方向に並んでいる。
このようにヘッドH1〜H5を配列して、画像層及び保護層を形成する場合、まず、ヘッドH1〜H5全体が走査するときに、ヘッドH1〜H4から、Y、M、C、Kのインクが適宜吐出されて画像層を形成する。その後、ヘッドH1〜H5は、当該走査の原点まで戻る。その間、画像層のインクは乾燥して硬化する。次に、メディア200を副走査方向に移動させないままで、ヘッドH1〜H5は再度メディア200上を走査する。このとき、ヘッドH5から保護インクを吐出する。このようにして、画像層の上に保護層を形成できる。なお、副走査方向とは、走査方向に垂直であって、メディア200の面に平行な方向である。つまり、メディア200の搬送される方向である。
次に、図3に示すヘッドの配列例について説明する。図3に示すヘッドの配列例は、それぞれY、M、C、Kのインクのヘッドである、ヘッドH1、ヘッドH2、ヘッドH3、ヘッドH4がヘッドの走査方向に並んでいる。保護インクを吐出するためのヘッドH5(保護インクヘッド3)は、ヘッドH1、ヘッドH2、ヘッドH3、ヘッドH4と共にヘッドは副走査方向にずれた位置に配置されている。
このようにヘッドH1〜H5を配列して、画像層及び保護層を形成する場合、まず、ヘッドH1〜H5全体が走査するときに、ヘッドH1〜H4から、Y、M、C、Kのインクが適宜吐出されて画像層を形成する。その後、ヘッドH1〜H5は、当該走査の原点まで戻る。その間、画像層のインクは乾燥して硬化する。次に、メディア200を副走査方向に移動させて、ヘッドH1〜H5は再度メディア200上を走査する。このとき、前回の走査でヘッドH1〜H4から吐出されたインクにより形成された画像層の上に、ヘッドH5から保護インクを吐出する。このようにして、画像層の上に保護層を形成できる。
さらに、この場合、ヘッドH5から保護インクを吐出する間、ヘッドH1〜H4は、新たに、Y、M、C、Kのインクを吐出して新たな画像層を形成できる。よって、より短時間で保護層で保護した画像を作製することができる。なお、次に走査するまでの間、画像層が乾燥するだけの時間差をつけるとよい。
<印刷物>
本発明に係る印刷物は、被記録媒体上に画像層が設けられており、上記画像層の上に当該画像層を保護するための保護層が設けられており、上記保護層は、水又は親水性有機溶媒及び樹脂を含み、当該樹脂が当該水又は親水性有機溶媒に乳濁又は懸濁しているインクにより形成されたものである。
画像層、保護層、水性ラテックスインクについての説明は上記<画像保護方法>の項における説明に準じる。また、本発明に係る印刷物は、本発明に係る画像保護方法により画像が印刷された被記録媒体を保護することにより得られ、例えば、本発明に係る画像形成装置により好適に得られる。
本発明に係る印刷物は、本発明に係る画像保護方法により画像が保護されているので、画像が保護層の溶媒に侵食されておらず、且つ、表面が滑らかである。
<画像保護用組成物>
本発明に係る画像保護用組成物は、水又は親水性有機溶媒及び樹脂を含み、当該樹脂が当該水又は親水性有機溶媒に乳濁又は懸濁しているものである。
つまり、水性ラテックスインクを画像の保護という用途に用いるための組成物である。水性ラテックスインクについての説明は上記<画像保護方法>の項における説明に準じる。
本発明に係る画像保護方法による画像の保護に用いることができるので、画像が保護層の溶媒に侵食されておらず、且つ、表面が滑らかな印刷物を提供できる。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
<付記事項>
以上のように、インクジェット記録装置100は、画像層を形成するためのインクを吐出する画像用インクヘッド2と、画像層を保護するための保護層を形成するための保護インクを吐出する保護インクヘッド3と、画像層を形成するための画像を示す画像情報に基づいてインクを吐出するように画像用インクヘッド2を制御する画像用インクヘッド制御部11と、保護インクを、当該保護層を形成するように吐出するように保護インクヘッド3を制御する保護インクヘッド制御部12と、を備える。
本発明に係る画像保護方法を実施することができ、当該画像保護方法によって保護された画像を保護した印刷物を作製することができる。
本発明は、紙、布帛等のメディアの画像印刷に利用することができる。
1 キャリッジ
2 画像用インクヘッド(画像用インク吐出部)
3 保護インクヘッド
4 ガイド機構
5 プラテン
6 駆動ローラ
7 従動ローラ
10 制御部
11 画像用インクヘッド制御部(画像用インク吐出部制御手段)
12 保護インクヘッド制御部(保護インク吐出部制御手段)
100 インクジェット記録装置(画像形成装置)
200 メディア(被記録媒体)

Claims (3)

  1. 画像層の上に当該画像層を保護するための保護層を形成する保護層形成工程を含み、
    上記画像層は、
    水又は親水性有機溶媒及び樹脂を含み、当該樹脂が当該水又は当該親水性有機溶媒に乳濁又は懸濁している水性ラテックスインクによりインクジェット方式を用いて形成されたものであり、
    上記保護層は、
    形成された上記画像層が乾燥した後に、水又は親水性有機溶媒及び樹脂を含み、当該樹脂が当該水又は当該親水性有機溶媒に乳濁又は懸濁している水性ラテックスインクによりインクジェット方式を用いて形成され、かつ
    形成された当該水性ラテックスインクの層から上記水又は上記親水性有機溶媒が蒸発して樹脂層を形成して硬化するまでの間に、当該樹脂層のレベリングがなされることによりその表面が平滑化されたものである、画像保護方法。
  2. 前記インクジェット方式としてピエゾ方式を用いる、請求項1に記載の画像保護方法。
  3. 上記保護層は紫外線吸収剤を含む、請求項1又は2に記載の画像保護方法。
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