JP5868260B2 - リテーナクリップ固定構造 - Google Patents

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Description

本発明は、リテーナクリップ固定構造に関し、取付孔に挿入された状態で取付部材を相手部材に固定するリテーナクリップ固定構造に関する。
取付孔に挿入された状態で取付部材を相手部材に固定するリテーナクリップ固定構造が知られている。例えば、特許文献1では、クリップが取付部材を取付ける摺動部と、相手部材に保持するための保持部と、摺動部と保持部との間の鍔部と、を備えている。そして、保持部を相手部材の取付孔に挿通して回転することにより、鍔部の弾性力で、鍔部と保持部との間に相手部材を挟み込むようにして取付部材を相手部材に固定できるようになっている。
実公平6−32487号公報
しかしながら、この特許文献1のクリップ固定構造では、クリップの摺動部に取付けられた取付部材に対して、クリップが取付部材の軸方向へ摺動するようになっている。このため、クリップを取付部材の所定位置に固定できる構成にはなっていない。さらに、特許文献1には仮止めできる機能が無い。この結果、本止めが強度的に不安定なだけでなく、クリップを取付部材の所定位置に仮止めした状態で本止め作業を行うことができない。この結果、本止め強度に不安定さがあると共に、組付作業性が低下する。
本発明は上記事実を考慮し、組付作業性を向上できると共に本止め強度を向上できるリテーナクリップ固定構造を提供することを課題とする。
請求項1に記載のリテーナクリップ固定構造は、取付孔が形成された相手部材の取付面と対向すると共に、仮止め係合部と本止め係合部が形成された基部を備えたリテーナと、前記基部に軸回りへ回転可能に挿通される軸部と、前記軸部の一方の端部に形成され前記仮止め係合部と係合する被仮止め係合部と前記本止め係合部と係合する被本止め係合部とが形成された操作部と、前記軸部の他方の端部に形成され前記取付孔を通過可能であると共に前記操作部が前記軸回りに回転されることで前記相手部材の取付孔の周縁部に係合するアンカと、前記軸部の中間部に形成され前記相手部材の取付孔の周縁部と前記リテーナの基部との間に介在し前記操作部が前記軸回りに回転されることで前記アンカとで前記相手部材を挟持可能な挟持片と、を備えたクリップと、を有する。
請求項1に記載の発明では、リテーナの基部にクリップの軸部を回転可能に挿通し、リテーナの基部に形成された仮止め係合部と、クリップの操作部に形成された被仮止め係合部とを係合させることで、クリップがリテーナに仮止めされた仮止め位置とすることができる。次に、クリップにおける軸部の他方の端部に形成されたアンカを、相手部材の取付面に形成された取付孔に挿通せると共に、軸部の中間部に形成された挟持片を相手部材の取付孔の周縁部とリテーナの基部との間に介在させる。この状態で、操作部を仮止め位置から本止め位置に回転させ、リテーナの本止め係合部とクリップの被本止め係合部とを係合させる。また、操作部を仮止め位置から本止め位置に回転させることで、クリップのアンカが相手部材の取付孔の周縁部に係合すると共に、アンカと挟持片とが相手部材を挟持し、相手部材にリテーナとクリップとが固定される。このため、本止め強度を向上できる。また、組付け時に、クリップをリテーナに仮止めできるので、組付作業性を向上できる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のリテーナクリップ固定構造において、前記仮止め係合部と前記被仮止め係合部との一方が前記軸部の半径方向へ弾性変形可能な凸部で他方が凹部であると共に、前記本止め係合部と前記被本止め係合部との一方が前記軸部の半径方向へ弾性変形可能な凸部で他方が凹部である。
請求項2に記載の発明では、仮止め係合部と被仮止め係合部との一方を軸部の半径方向へ弾性変形可能な凸部とし、他方を凹部とすると共に、本止め係合部と被本止め係合部との一方を軸部の半径方向へ弾性変形可能な凸部とし、他方を凹部とする。このため、構成が簡単である。また、操作部を軸部の軸回りへ回転した際に、仮止め係合部と被仮止め係合部とを確実に係合させることができると共に、本止め係合部と被本止め係合部とを確実に係合させることができる。この結果、組付作業性を更に向上できる。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のリテーナクリップ固定構造において、前記仮止め係合部と前記被仮止め係合部との一方が半球状の凸部で他方が半球状の凹部であると共に、前記本止め係合部と前記被本止め係合部との一方が半球状の凸部で他方が半球状の凹部である。
請求項3に記載の発明では、仮止め係合部と被仮止め係合部との一方を半球状の凸部とし、他方を半球状の凹部とすると共に、本止め係合部と被本止め係合部との一方を半球状の凸部とし、他方を半球状の凹部とする。このため、構成が簡単である。また、操作部を軸部の軸回りへ回転した際に、仮止め係合部と被仮止め係合部とを確実に係合させることができると共に、本止め係合部と被本止め係合部とを確実に係合させることができる。この結果、組付作業性を更に向上できる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか1項に記載のリテーナクリップ固定構造において、前記操作部に設けられ、前記操作部が前記本止め位置に達すると前記リテーナに当接し前記クリップを前記本止め位置に停止させるためのストッパを有する。
請求項4に記載の発明では、クリップが回転し操作部が本止め位置に達すると、操作部に設けられたストッパがリテーナに当接し、クリップを本止め位置に停止させる。このため、クリップを本止め位置に容易で且つ確実に停止させることができる。この結果、組付作業性を更に向上できる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の何れか1項に記載のリテーナクリップ固定構造において、前記アンカに形成され、前記アンカが前記軸部の軸回りに回転することで、矩形状とされた前記取付孔の内周部と摺動して、前記アンカを挿入方向へ移動させる傾斜面を有する。
請求項5に記載の発明では、アンカが軸部の軸回りに回転すると、アンカに形成された傾斜面が矩形状とされた取付孔の内周部と摺動して、アンカを挿入方向へ移動させる。このため、アンカと挟持片とによる相手部材を挟持する力が増加する。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載のリテーナクリップ固定構造において、前記アンカは前記矩形状とされた取付孔の対角線の位置のみで前記取付孔に挿入可能となっている。
請求項6に記載の発明では、アンカは矩形状とされた取付孔の対角線の位置のみで取付孔に挿入できる。このため、アンカが取付孔に挿入された後、クリップが回転し本止め位置に達すると、アンカは取付孔から外れなくなり、本止め位置にて安定する。
請求項1に記載の本発明は、上記構成としたので、組付作業性を向上できると共に、本止め強度を向上できる。
請求項2に記載の本発明は、上記構成としたので、簡単な構成で組付作業性を更に向上できる。
請求項3に記載の本発明は、上記構成としたので、簡単な構成で組付作業性を更に向上できる。
請求項4に記載の本発明は、上記構成としたので、組付作業性を更に向上できる。
請求項5に記載の本発明は、上記構成としたので、相手部材を挟持する力を増加できる。
請求項6に記載の本発明は、上記構成としたので、本止め位置にて安定する。
本発明の第1実施形態に係るリテーナクリップ固定構造の仮止位置を示す斜視面図である。 本発明の第1実施形態に係るリテーナクリップ固定構造の仮止位置を示す正面図である。 本発明の第1実施形態に係るリテーナクリップ固定構造の仮止位置を示す背面図である。 本発明の第1実施形態に係るリテーナクリップ固定構造の図3に対応する分解図である。 本発明の第1実施形態に係るリテーナクリップ固定構造のクリップを示す側面図である。 本発明の第1実施形態に係るリテーナクリップ固定構造の本止位置を示す斜視面図である。 本発明の第1実施形態に係るリテーナクリップ固定構造の本止位置を示す背面図である。 本発明の第1実施形態に係るリテーナクリップ固定構造の本止位置を示す下方から見た平面図である。 本発明の第2実施形態に係るリテーナクリップ固定構造の仮止位置を示す斜視面図である。 本発明の第2実施形態に係るリテーナクリップ固定構造の仮止位置を示す正面図である。 本発明の第2実施形態に係るリテーナクリップ固定構造の仮止位置を示す背面図である。 本発明の第2実施形態に係るリテーナクリップ固定構造の図11に対応する分解図である。 本発明の第2実施形態に係るリテーナクリップ固定構造のクリップを示す側面図である。 本発明の第2実施形態に係るリテーナクリップ固定構造の本止位置を示す斜視面図である。 本発明の第2実施形態に係るリテーナクリップ固定構造の本止位置を示す背面図である。 本発明の第2実施形態に係るリテーナクリップ固定構造の本止位置を示す下方から見た平面図である。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態に係るリテーナクリップ固定構造について、図1〜図8に従って説明する。なお、説明の便宜上、各図に適宜記す矢印UPをリテーナクリップ固定構造の上方向として説明する。
図1に示すように、本実施形態のリテーナクリップ固定構造は、自動車のフェンダーを構成する相手部材としてのパネル10にバンパー(図示省略)を組付けるために使用されている。また、パネル10とバンパーとの間には、リテーナ(支持部材)12が設けられており、リテーナ12を介してバンパーがパネル10に固定されるようになっている。なお、リテーナ12と、リテーナ12をパネル10に固定するためのクリップ16は、例えば樹脂材料で成形されており、パネル10におけるバンパーの取付位置にバンパーの長手方向に沿って間隔を開けて複数個配置されている。
(リテーナ)
図4に示すように、リテーナ12は図面手前側に開口部14を有する矩形箱形状となっており、図1に示すパネル10の取付面10Aと対向する矩形状の基部12Aを備えている。また、基部12Aの外周部には、上壁部12B、下壁部12C、左右の側壁部12Dが形成されており、基部12Aと対向する部位が開口部14となっている。
リテーナ12における基部12Aと下壁部12Cとの境にはスリット18が形成されており、スリット18は下壁部12Cの長手方向中央部から図4に示す左側壁部12Dに達している。また、スリット18の長手方向中間部には切欠20の挿入部20Aが形成されている。切欠20の挿入部20Aは基部12Aの上壁部12Bに向かって形成されており、基部12Aの上下方向中央において、基部12Aの中央に向かって屈曲している。さらに、切欠20の底部(先端部)には円形状の軸受部20Bが形成されており、挿入部20Aと軸受部20Bとの境には、狭幅部20Cが形成されている。
リテーナ12における基部12Aの内側面12Eにおける切欠20の軸受部20Bの外周部には、軸受部20Bに沿って円弧状に伸びるリブ22が突出形成されている。このリブ22は軸受部20Bの下方側に形成されており、リブ22の内周面22Aには、仮止め係合部としての仮止め凹部24が形成されている。この仮止め凹部24はリブ22におけるスリット18から離間した位置に形成されている。また、リブ22の内周面22Aには、本止め係合部としての本止め凹部26が形成されている。本止め凹部26は、リブ22におけるスリット18に接近した位置に形成されており、本止め凹部26は、軸受部20Bの中心P1を回転中心として、仮止め凹部24から同一円周上でスリット18の方向へ角度α1離れた位置に形成されている。
リブ22の内周面22Aの周方向に沿った仮止め凹部24の両端部24Aは径方向内側へ突出しており、リブ22の内周面22Aの周方向に沿った本止め凹部26の両端部26Aも径方向内側へ突出している。また、リブ22の内周面22Aには、仮止め凹部24の近傍から本止め凹部26に向かってなだらかな傾斜面22Bが形成されている。
なお、リテーナ12における基部12Aの内側面12Eにおける切欠20の軸受部20Bとリブ22との間には凸部27が突出形成されており、この凸部27は軸受部20Bの外周部の略全域に沿って円弧状に形成されている。なお、凸部27の高さはリブ22の高さより低くなっている。
図1に示すように、リテーナ12における基部12Aの外側面(パネル10と対向する面)12Fには、切欠20を囲む位置に複数に分割された凸部30が突出形成されている。また、図8に示すように、リテーナ12をパネル10に固定した際に、これらの凸部30はパネル10の取付面10Aに当接するようになっている。
(クリップ)
図4に示すように、クリップ16は断面円形の軸部34を備えており、軸部34はリテーナ12の基部12Aに形成した切欠20の軸受部20Bに挿入可能となっている。なお、軸部34は、リテーナ12の切欠20へ挿入部20Aから挿入し、狭幅部20Cを通過させることで、軸受部20Bに回転可能に取付けることができるようになっている。
図5に示すように、クリップ16における軸部34の一方の端部には操作部36が形成されている(設けられている)。操作部36は軸部34の軸方向と直交する方向に沿って延びる平板状となっており、図4に示すように、略直角に湾曲したしている。また、図5に示すように、操作部36における長手方向の一方の端部に軸部34が立設されており、操作部36における長手方向の他方の端部にはストッパとしての押し部38が形成されている。この押し部38は矩形板状となっており、軸部34と反対方向に向かって立設されている。
図4に示すように、操作部36における軸部34の外周側の部位には、軸部34の半径方向へ弾性変形可能な被仮止め係合部及び被本止め係合部としての凸部40が形成されている。より具体的に説明すると、操作部36には凸部40の軸部34側の部位に、一端42Aが開口されたスリット42が形成されており、凸部40はスリット42の他端42B側を起点にして、軸34に接近する方向と離間する方向とへ弾性変形可能となっている。なお、凸部40の先端部40Aは山形となっており、先端部40Aがリブ22の内周面22A上を摺動すると共に、先端部40Aが仮止め凹部24及び本止め凹部26に係合可能となっている。
そして、凸部40は、図1〜図3に示す仮止め位置では、リテーナ12の仮止め凹部24に係合すると共に、図6〜図8に示す本止め位置では、リテーナ12の本止め凹部26に係合するようになっている。なお、仮止め位置及び本止め位置では、操作部36における軸部34が立設されている当接面36Aに、リテーナ12の凸部27が当接するようになっている。
図5に示すように、クリップ16における軸部34の他方の端部(先端部)にはアンカ44が形成されており、軸部34の中間部となるアンカ44の根本部には挟持片46が形成されている。
図6に示すように、アンカ44は、軸部34の半径方向外側に向かって伸びる一対の第1アンカ48と、各第1アンカ48から同一回転方向へ突出した一対の第2アンカ50とを備えている。第1アンカ48は先端から根本に向かって徐々に幅が広くなった剛体形状となっており、本止め位置で、高い抜去力と引き込み力を得ることができるようになっている。また、図5に示すように、第1アンカ48の根本部側は縮幅されており、係合部48Aが形成されている。
図6に示すように、アンカ44の第2アンカ50は先端から根本部側に向かって徐々に幅が広くなっており、根本部近傍は一定幅となっている。なお、図2に示すように、第2アンカ50の軸方向から見た形状は扇型となっている。また、図5に示すように、第2アンカ50の円弧状の外周部における第1アンカ48との境には軸方向に沿ってスリット52が形成されており、スリット52の幅が変化する方向へ弾性変形可能となっている。このため、第2アンカ50は、パネル10の取付孔60に繰り返し組付け可能で、且つ、仮止め位置で外れないようになっている。また、第2アンカ50の根本部には、徐々に幅が広くなる傾斜面50Aが形成されている。
図1に示すように、パネル10の取付孔60は正方形となっている。また、図2に示すように、パネル10の取付孔60は、その対角線にアンカ44の第1アンカ48を一致させることで、アンカ44が通過可能となっている。また、取付孔60にアンカ44を挿入した状態で、軸部34を中心にして、クリップ16を図2の矢印A方向へ回転させると、第1アンカ48の係合部48Aがパネルの取付孔60の周縁部に係合するようになっている。また、第2アンカ50の傾斜面50Aが、取付孔60の周縁部と摺動して、アンカ44を挿入方向(図8の矢印B方向)へ移動させるようになっている。
図1に示すように、クリップ16の挟持片46は円皿形状となっており、挟持片46の底部46Aの中央にアンカ44が立設されている。このため、図8に示すように、挟持片46とアンカ44とでパネル10の取付孔60の周縁部を挟持可能となっている。
(組付方向及び作用)
本実施形態では、先ず、図4に示すリテーナ12の基部12Aに形成した切欠20の挿入部20Aにクリップ16の軸部34を挿通する。この際、リテーナ12に形成されたスリット18に、クリップ16の操作部36を図4の下方から通す。なお、軸部34は、切欠20の狭幅部20Cを通過させることで軸受部20Bに保持される。また、操作部36を操作して、クリップ16を軸部34の軸回りに回転させることで、クリップ16の操作部36に形成された凸部40の先端部40Aが、リテーナ12の基部12Aに形成されたリブ22の内周面22A上を摺動する。このため、図3に示すように、リブ22の仮止め凹部24と凸部40とを係合させることで、リテーナ12とクリップ16とを仮止め位置にすることができる。この際、凸部40は、スリット42の他端42B側を起点にして、軸34に接近する方向と離間する方向とへ弾性変形することで、仮止め凹部24の一方の端部24Aを越え仮止め凹部24に係合する。
次に、図1に示すように、仮止め位置とされたクリップ16のアンカ44を、パネル10に形成された取付孔60に挿通させる。これにより、クリップ16の挟持片46がパネル10の取付孔60の周縁部とリテーナ12の基部12Aとの間に介在する。
次に、クリップ16の押し部38を押して、操作部36を軸部34の軸回りに図2の矢印A方向に回転する。操作部36が図2の矢印A方向へ(45度)回転すると、第1アンカ48の係合部48Aと第2アンカ50の傾斜面50Aとがパネル10の取付孔60の周縁部に係合する。更に、図7に示すように、操作部36を軸部34の軸回りに回転すると、クリップ16の操作部36に形成された凸部40の先端部40Aが、リテーナ12の基部12Aに形成されたリブ22の内周面22A上を摺動し、リブ22の本止め凹部26と凸部40とが係合する。このため、クリップ16とリテーナ12とが本止め位置となる。この際、凸部40は、スリット42の他端42B側を起点にして、軸34に接近する方向と離間する方向とへ弾性変形することで、仮止め凹部24の他方の端部24Aと、本止め凹部26の一方の端部26Aを越え本止め凹部26に係合する。
また、図6に示すように、クリップ16とリテーナ12とが本止め位置になると、クリップ16の押し部38がリテーナ12の下壁部12Cに当接する。
また、図8に示すように、アンカ44と挟持片46とがパネル10を挟持し、パネル10にリテーナ12とクリップ16とが固定されるため、本止め強度を向上できる。この結果、リテーナ12を介してバンパー(図示省略)がパネル10に固定される。
また、パネル10にバンパー(図示省略)を組付ける際に、クリップ16をリテーナ12に仮止めした状態で作業を行えるので、組付作業性を向上できる。
また、本実施形態では、クリップ16の操作部36に、軸部34の半径方向へ弾性変形可能な被仮止め係合部及び被本止め係合部としての凸部40を形成し、リテーナ12の基部12Aに仮止め凹部24と本止め凹部26とを形成した。このため、簡単な構成で、クリップ16を軸部34の軸回りへ回転した際に、仮止め凹部24と凸部40とを確実に係合させることができると共に、本止め凹部26と凸部40とが係合とを確実に係合させることができる。この結果、組付作業性を更に向上できる。
また、本実施形態では、図6に示すように、クリップ16とリテーナ12とが本止め位置になると、クリップ16の押し部38がリテーナ12の下壁部12Cに当接して、クリップ16が本止め位置に停止する。このため、クリップ16を本止め位置に容易で且つ確実に停止させることができる。この結果、組付作業性を更に向上できる。
また、本実施形態では、クリップ16のアンカ44が軸部34の軸回りに回転すると、第2アンカ50の傾斜面50Aが正方形とされた取付孔60の内周部と摺動して、アンカ44を挿入方向(図8の矢印B方向)へ移動させる。このため、アンカ44と挟持片46とによるパネル10を挟持する力が増加する。また、防水性能も向上する。
また、本実施形態では、アンカ44は矩形状とされた取付孔60の対角線の位置のみで取付孔60に挿入できる。このため、アンカ44が取付孔60に挿入された後、クリップ16が回転し本止め位置に達すると、アンカ44は取付孔60から外れなくなり、本止め位置にて安定する。
(第2実施形態)
本発明の一実施形態に係るリテーナクリップ固定構造について、図9〜図16に従って説明する。なお、説明の便宜上、各図に適宜記す矢印UPをリテーナクリップ固定構造の上方向として説明する。
図9に示すように、本実施形態のリテーナクリップ固定構造は、自動車のフェンダーを構成する相手部材としてのパネル10にバンパー(図示省略)を組付けるために使用されている。また、パネル10とバンパーとの間には、リテーナ(支持部材)112が設けられており、リテーナ112を介してバンパーがパネル10に固定されるようになっている。なお、リテーナ112と、リテーナ112をパネル10に固定するためのクリップ116は、例えば樹脂材料で成形されており、パネル10におけるバンパーの取付位置にバンパーの長手方向に沿って間隔を開けて複数個配置されている。
(リテーナ)
図12に示すように、リテーナ112は図面手前側に開口部114を有する矩形箱形状となっており、図9に示すパネル10の取付面10Aと対向する矩形状の基部112Aを備えている。また、基部112Aの外周部には、上壁部112B、下壁部112C、左右の側壁部112Dが形成されており、基部112Aと対向する部位が開口部114となっている。
リテーナ112における基部112Aと下壁部112Cとの境にはスリット118が形成されており、スリット118の両端はそれぞれ左右の側壁部112Dに達している。また、スリット118の長手方向中央からは、基部112Aの中央に向かって切欠120の挿入部120Aが形成されている。さらに、切欠120の底部(上端部)には円形状の軸受部120Bが形成されており、挿入部120Aと軸受部120Bとの境には、狭幅部120Cが形成されている。
図12に示すように、リテーナ112における基部112Aの内側面112Eにおける切欠120の外周部には、仮止め係合部としての仮止め凹部122が凹陥されている。この仮止め凹部122は基部112Aにおけるスリット118と切欠120との双方に接近した位置に形成されている。また、リテーナ112における基部112Aの内側面112Eには、本止め係合部としての第1本止め凹部124と、同じく本止め係合部としての第2本止め凹部126とが凹陥されている。第1本止め凹部124は、基部112Aにおけるスリット118に接近した位置に形成されており、仮止め凹部122から切欠120と反対方向へ距離L1離れた位置に形成されている。一方、第2本止め凹部126は、軸受部120Bの中心P1を回転中心として、仮止め凹部122から同一円周上でスリット118と反対方向へ角度θ1離れた位置に形成されている。
また、本実施形態では、仮止め凹部122、第1本止め凹部124及び第2本止め凹部126は、それぞれ半球状の凹部とされている。
図9に示すように、リテーナ112における基部112Aの外側面(パネル10と対向する面)112Fには、一対の凸部130が突出形成されている。これらの凸部130は軸受部120Bの中心P1を中心とする円弧状となっており、一対の凸部130は、第1本止め凹部124と第2本止め凹部126との間を通る同一円周上に形成されている。また、図16に示すように、リテーナ112をパネル10に固定した際に、これらの凸部130はパネル10の取付面10Aに当接するようになっている。
(クリップ)
図12に示すように、クリップ116は断面円形の軸部134を備えており、軸部134はリテーナ112の基部112Aに形成した切欠120の軸受部120Bに挿入可能となっている。なお、軸部134は、リテーナ112の切欠120へ挿入部120Aから挿入し、狭幅部120Cを通過させることで、軸受部120Bに回転可能に取付けることができるようになっている。
図13に示すように、クリップ116における軸部134の一方の端部には操作部136が形成されている。操作部136は軸部134の軸方向と直交する方向に沿って延びる平板状となっており、操作部136における長手方向の一方の端部に軸部134が立設されている。また、操作部136における長手方向の他方の端部にはストッパとしての押し部138が形成されている。押し部138は矩形板状となっており、軸部134と反対方向に向かって立設されている。
操作部136における軸部134が立設されている当接面136Aには、被仮止め係合部であると共に被本止め係合部である第1凸部140と、被本止め係合部である第2凸部142が形成されている。また、第1凸部140と第2凸部142は、それぞれ半球状の凸部とされている。
図12に示すように、第1凸部140は、操作部136の軸部134に近い位置に形成されている。そして、第1凸部140は、図9〜図11に示す仮止め位置では、リテーナ112の仮止め凹部122に係合すると共に、図14〜図16に示す本止め位置では、リテーナ112の第2本止め凹部126に係合するようになっている。一方、第2凸部142は、操作部136における押し部138に近い位置に形成されている。そして、第2凸部142は、図9〜図11に示す仮止め位置では、リテーナ112の下方に位置しており、図14〜図16に示す本止め位置では、リテーナ112の第1本止め凹部124に係合するようになっている。
図13に示すように、クリップ116における軸部134の他方の端部(先端部)にはアンカ144が形成されており、軸部134の中間部となるアンカ144の根本部には挟持片146が形成されている。
図14に示すように、アンカ144は、軸部134の軸方向から見て互いに直交する方向に延びる板状の第1アンカ148と第2アンカ150とを備えている。第1アンカ148は先端から根本に向かって徐々に幅が広くなっている。また、第1アンカ148の根本部側は縮幅されており、係合部148Aが形成されている。
図13に示すように、アンカ144の第2アンカ150は先端から根本部側に向かって徐々に幅が広くなっており、根本部近傍は一定幅となっている。また、第2アンカ150の根本部には、徐々に幅が広くなる傾斜面150Aが形成されている。なお、第2アンカ150の根本部近傍には、矩形の開口部152が形成されている。
図9に示すように、パネル10には正方形の取付孔60が形成されている。また、図10に示すように、パネル10の取付孔60は、その対角線にアンカ144の第1アンカ148と第2アンカ150とを一致させることで、アンカ144が通過可能となっている。また、取付孔60にアンカ144を挿入した状態で、軸部134を中心にして、クリップ116を図10の矢印A方向へ回転させると、第1アンカ148の係合部148Aがパネルの取付孔60の周縁部に係合するようになっている。また、第2アンカ150の傾斜面150Aが、取付孔60の周縁部と摺動して、アンカ144を挿入方向(図16の矢印B方向)へ移動させるようになっている。
図9に示すように、クリップ116の挟持片146は円皿形状となっており、挟持片146の底部146Aの中央にアンカ144が立設されている。このため、図16に示すように、挟持片146とアンカ144とでパネル10の取付孔60の周縁部を挟持可能となっている。また、図14に示すように、挟持片146の底部146Aには一対の凸部47が第1アンカ148を挟む位置に平行に形成されている。これらの凸部147は取付孔60の内周面に沿った直線形状となっており、長さは取付孔60の一辺より若干短くなっている。従って、クリップ116が本止め位置へ移動し、アンカ144を挿入方向(図16の矢印B方向)へ移動した際に、取付孔60の内部に侵入し、クリップ116の回転を防止するようになっている。
(組付方向及び作用)
本実施形態では、先ず、図12に示すリテーナ112の基部112Aに形成した切欠120の挿入部120Aにクリップ116の軸部134を挿通する。この際、リテーナ112に形成されたスリット118に、クリップ116の操作部136を図12の下方から通す。なお、軸部134は、切欠120の狭幅部120Cを通過させることで軸受部120Bに保持される。また、図11に示すように、リテーナ112の基部112Aに形成された仮止め凹部122と、クリップ116の操作部136に形成された第1凸部140とを係合させ、リテーナ112とクリップ116とを仮止め位置とする。
次に、図9に示すように、仮止め位置とされたクリップ116のアンカ144を、パネル10に形成された取付孔60に挿通させる。これにより、クリップ116の挟持片146がパネル10の取付孔60の周縁部とリテーナ112の基部112Aとの間に介在する。
次に、クリップ116の押し部138を押して、操作部136を軸部134の軸回りに図10の矢印A方向に回転する。操作部136が図10の矢印A方向へ回転すると、第1アンカ148の係合部148Aと第2アンカ150の傾斜面150Aとがパネル10の取付孔60の周縁部に係合する。更に、図15に示すように、操作部136を軸部134の軸回りに回転すると、リテーナ112の基部112Aに形成された第1本止め凹部124と、クリップ116の操作部136に形成された第2凸部142とが係合すると共に、リテーナ112の基部112Aに形成された第2本止め凹部126と、クリップ116の操作部136に形成された第1凸部140とが係合する。このため、クリップ116とリテーナ112とが本止め位置となる。
また、図14に示すように、クリップ116とリテーナ112とが本止め位置になると、クリップ116の押し部138がリテーナ112の下壁部112Cに当接する。
また、図16に示すように、アンカ144と挟持片146とがパネル10を挟持し、パネル10にリテーナ112とクリップ116とが固定されるため、本止め強度を向上できる。この結果、リテーナ112を介してバンパー(図示省略)がパネル10に固定される。
また、パネル10にバンパー(図示省略)を組付ける際に、クリップ116をリテーナ112に仮止めした状態で作業を行えるので、組付作業性を向上できる。
また、本実施形態では、第1凸部140と第2凸部142を半球状の凸部とし、仮止め凹部122、第1本止め凹部124及び第2本止め凹部126を半球状の凹部とした。このため、簡単な構成で、クリップ116を軸部134の軸回りへ回転した際に、仮止め凹部122と第1凸部140とを確実に係合させることができると共に、第1本止め凹部124と第2凸部142、第2本止め凹部126と第1凸部140とが係合とを確実に係合させることができる。この結果、組付作業性を更に向上できる。
また、本実施形態では、図14に示すように、クリップ116とリテーナ112とが本止め位置になると、クリップ116の押し部138がリテーナ112の下壁部112Cに当接して、クリップ116が本止め位置に停止する。このため、クリップ116を本止め位置に容易で且つ確実に停止させることができる。この結果、組付作業性を更に向上できる。
また、本実施形態では、クリップ116のアンカ144が軸部134の軸回りに回転すると、第2アンカ150の傾斜面150Aが正方形とされた取付孔60の内周部と摺動して、アンカ144を挿入方向(図16の矢印B方向)へ移動させる。このため、アンカ144と挟持片146とによるパネル10を挟持する力が増加する。また、防水性能も向上する。
また、本実施形態では、アンカ144は矩形状とされた取付孔60の対角線の位置のみで取付孔60に挿入できる。このため、アンカ144が取付孔60に挿入された後、クリップ116が回転し本止め位置に達すると、アンカ144は取付孔60から外れなくなり、本止め位置にて安定する。
(その他の実施形態)
以上に於いては、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明は上各記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、上記第1実施形態では、クリップ16の操作部36に軸部34の半径方向へ弾性変形可能な凸部40を形成し、リテーナ12の基部12Aに仮止め凹部24と本止め凹部26とを形成したが、これに代えて、リテーナ12の基部12Aに軸部34の半径方向へ弾性変形可能な凸部を形成し、クリップ16の操作部36に仮止め凹部と本止め凹部とを形成した構成としてもよい。また、上記第2実施形態では、第1凸部140と第2凸部142を半球状の凸部とし、仮止め凹部122、第1本止め凹部124及び第2本止め凹部126を半球状の凹部としたが、これに代えて、リテーナ112に凸部を形成し、クリップ116に凹部を形成してもよい。また、仮止め係合部と被仮止め係合部とが係合し、本止め係合部と被本止め係合部とが係合する構成であれば他の構成としてもよい。
また、上記各実施形態では、クリップ16、116に設けた押し部38、138がリテーナ12、112の下壁部12C、112Cに当接することで、クリップ16、116を本止め位置に停止させる構成にしたが、クリップ16、116を本止め位置に停止させるストッパは押し部38、138に限定されず、押し部38、138とは別に設けた凸部等の他の構成としてもよい。また、ストッパを設けない構成としてもよい。
また、上記各実施形態では、第2アンカ50、150の根本部近傍に、根本部側に向かって縮幅された傾斜面50A、150Aを形成したが、更に、この傾斜面50A、150Aを第2アンカ50、150の回転方向(図2、図10の矢印A方向)に対して傾斜させてもよい。
また、上記各実施形態では、本発明のリテーナクリップ固定構造を、自動車のフェンダーを構成するパネルにバンパーを組付けるために使用したが、本発明のリテーナクリップ固定構造は、自動車の他の部位に他の部材を組付ける場合や自動車以外にも適用可能である。
10 パネル(相手部材)
12 リテーナ
12A リテーナの基部
16 クリップ
22 リブ
24 仮止め凹部(仮止め係合部)
26 本止め凹部(本止め係合部)
34 クリップの軸部
36 クリップの操作部
38 クリップの押し部(ストッパ)
40 凸部(被仮止め係合部、被本止め係合部)
42 スリット
44 クリップのアンカ
46 クリップの挟持片
48 クリップの第1アンカ
50 クリップの第2アンカ
50A 第1アンカの傾斜面
112 リテーナ
112A リテーナの基部
116 クリップ
122 仮止め凹部(仮止め係合部)
124 第1本止め凹部(本止め係合部)
126 第2本止め凹部(本止め係合部)
134 クリップの軸部
136 クリップの操作部
138 クリップの押し部(ストッパ)
140 第1凸部(被仮止め係合部、被本止め係合部)
142 第2凸部(被本止め係合部)
144 クリップのアンカ
146 クリップの挟持片
148 クリップの第1アンカ
150 クリップの第2アンカ
150A 第1アンカの傾斜面

Claims (6)

  1. 取付孔が形成された相手部材の取付面と対向すると共に、仮止め係合部と本止め係合部が形成された基部を備えたリテーナと、
    前記基部に軸回りへ回転可能に挿通される軸部と、前記軸部の一方の端部に形成され前記仮止め係合部と係合する被仮止め係合部と前記本止め係合部と係合する被本止め係合部とが形成された操作部と、前記軸部の他方の端部に形成され前記取付孔を通過可能であると共に前記操作部が前記軸回りに回転されることで前記相手部材の取付孔の周縁部に係合するアンカと、前記軸部の中間部に形成され前記相手部材の取付孔の周縁部と前記リテーナの基部との間に介在し前記操作部が前記軸回りに回転されることで前記アンカとで前記相手部材を挟持可能な挟持片と、を備えたクリップと、
    を有するリテーナクリップ固定構造。
  2. 前記仮止め係合部と前記被仮止め係合部との一方が前記軸部の半径方向へ弾性変形可能な凸部で他方が凹部であると共に、前記本止め係合部と前記被本止め係合部との一方が前記軸部の半径方向へ弾性変形可能な凸部で他方が凹部である請求項1に記載のリテーナクリップ固定構造。
  3. 前記仮止め係合部と前記被仮止め係合部との一方が半球状の凸部で他方が半球状の凹部であると共に、前記本止め係合部と前記被本止め係合部との一方が半球状の凸部で他方が半球状の凹部である請求項1に記載のリテーナクリップ固定構造。
  4. 前記操作部に設けられ、前記操作部が前記本止め位置に達すると前記リテーナに当接し前記クリップを前記本止め位置に停止させるためのストッパを有する請求項1〜3の何れか1項に記載のリテーナクリップ固定構造。
  5. 前記アンカに形成され、前記アンカが前記軸部の軸回りに回転することで、矩形状とされた前記取付孔の内周部と摺動して、前記アンカを挿入方向へ移動させる傾斜面を有する請求項1〜4の何れか1項に記載のリテーナクリップ固定構造。
  6. 前記アンカは前記矩形状とされた取付孔の対角線の位置のみで前記取付孔に挿入可能となっている請求項5に記載のリテーナクリップ固定構造。
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