JP5865697B2 - クレーン - Google Patents

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この発明は、軽トラック等の車に取り付けられるように構成したクレーンに関するものである。
従来、運搬する荷役物の積み降し作業を行うために軽トラック等の車にクレーンを取り付けることが行われている(特許文献1参照)。
こうしたクレーンは、ブーム先端から引き出したワイヤの端部に荷役物を吊持するためのフックを設け、このフックに荷役物を引っ掛けた状態でワイヤをウインチで巻き上げることで、フックに引っ掛けた荷役物を持ち上げることができるように構成されている。
特開平8−192993号公報
しかし、上記した従来のクレーンでは、荷役物の重量に耐えられるようにするためにクレーン自体が大きくなり、車に取り付ける作業も大掛かりとなる傾向があった。例えば特許文献1記載のクレーンはベースをトラックの荷台上に据付けることにより車に設置されており、クレーン自体も大きいため、車の荷台の載荷スペースを狭めてしまうという不都合があった。
ところで、軽トラック等の車は農作物の集荷等に使用されることが多い。農作物の集荷等で扱う荷役物は20〜30Kg程度の重量であり、比較的軽量であるため、上記したような大型のクレーンを取り付ける必要性は薄いものの、一人作業の場合や女性や高齢者が作業する場合には荷役物の積み降ろしが大きな負担となっていた。
そこで、本発明は、比較的軽量の荷役物の積み降ろし作業を省力化することができるクレーンであって、従来よりも小型化で設置容易であり、車の荷台の載荷スペースを狭めないクレーンを提供することを課題とする。
本発明は、上記した課題を解決するためになされたものであり、以下を特徴とする。
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、以下の点を特徴とする。
すなわち、請求項1に記載のクレーンは、荷役物の一端を保持して上下動するフックと、前記フックを吊持するワイヤと、前記ワイヤを巻き上げ又は繰り出すウインチと、荷役物の傾斜を検知する傾斜検知手段と、前記傾斜検知手段の検知結果に基づいて前記ウインチを作動させる制御手段と、を備え、前記傾斜検知手段は、前記フックの傾きを検知することにより、荷役物の傾斜を検知することを特徴とする。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、以下の点を特徴とする。
すなわち、請求項2に記載のクレーンは、荷役物の一端を保持して上下動するフックと、前記フックを吊持するワイヤと、前記ワイヤを巻き上げ又は繰り出すウインチと、荷役物の傾斜を検知する傾斜検知手段と、前記傾斜検知手段の検知結果に基づいて前記ウインチを作動させる制御手段と、前記荷役物の他端を保持するための保持具を備え、を備え、前記傾斜検知手段は、前記保持具の傾きを検知することにより、荷役物の傾斜を検知することを特徴とする。
(請求項
請求項に記載の発明は、上記した請求項1又は2記載の発明の特徴点に加え、以下の点を特徴とする。
すなわち、前記フックの保持する一端側が他端側よりも低くなるように荷役物が傾斜していることを前記傾斜検知手段が検知したときに、前記制御手段は前記ワイヤを巻き上げる方向に前記ウインチを作動させ、前記フックの保持する一端側が他端側よりも高くなるように荷役物が傾斜していることを前記傾斜検知手段が検知したときに、前記制御手段は前記ワイヤを繰り出す方向に前記ウインチを作動させ、荷役物が傾斜していないことを前記傾斜検知手段が検知したときに、前記制御手段は前記ウインチを停止させることを特徴とする。
(請求項
請求項に記載の発明は、上記した請求項1〜のいずれかに記載の発明の特徴点に加え、以下の点を特徴とする。
すなわち、荷役物を保持しているか否かを判断する保持判断手段を備えることを特徴とする。
(請求項
請求項に記載の発明は、上記した請求項1〜のいずれかに記載の発明の特徴点に加え、以下の点を特徴とする。
すなわち、前記傾斜検知手段の検知結果は無線により前記制御手段に送信されることを特徴とする。
本発明は上記の通りであり、荷役物の一端を保持して上下動するフックを備えているため、クレーンが荷役物の一端を保持するとともに、人間が荷役物の他端を保持することで、荷役物の積み下ろし作業を人力とクレーンとの協働で行うことができる。
このため、クレーン単体で荷役物の重量を支えるわけではないので、駆動装置やフレームを簡素化でき、コストダウンとサイズダウンを図れる。また、クレーンをサイズダウンしたことにより、設置容易となり、車の荷台の載荷スペースを狭めることもない。
また、荷役物の傾斜を検知する傾斜検知手段と、前記傾斜検知手段の検知結果に基づいてウインチを作動させる制御手段とを備えているため、人間が荷役物の他端を上げ下げすると、それに追随するようにウインチを作動させて荷役物の一端を上げ下げさせることができるので、特別な操作(例えば、クレーンを上下に移動させるためのボタン操作)をしなくてもクレーンと協働して荷役物の積み下ろし作業を行うことができる。よって、機械が苦手な老人などにも扱い易く、また、荷役物の積み下ろし作業中にクレーンの操作が不要であるので一人作業も行い易い。
軽トラックに取り付けたクレーンの説明図である。 荷役物を持ち上げる様子を示す図である。 荷役物を荷台に降ろす様子を示す図である。 フック付近の一部拡大図であって、(a)荷役物を保持していない状態の図、(b)荷役物を保持した状態の図である。 クレーンの動作を示すフロー図である。 (a)人間が荷役物を上に移動させた様子を示す図、(b)人間が荷役物を下に移動させた様子を示す図である。 第1の変形例を示す図である。 第2の変形例を示す図である。
本発明の実施形態について、図を参照しながら説明する。
本実施形態に係るクレーン10は、図1に示すように、運搬する荷役物50の積み降し作業を行うために軽トラック40等の車の荷台42に取り付けられるものである。
クレーン10は、図1に示すように、軽トラック40の荷台42に略垂直に固定されるポール11と、ポール11の上端付近に回動可能に支持されたブーム13と、ブーム13を支持しつつ上下動させるためのダンパ14と、ブーム13の先端から引き出されたワイヤ15と、ワイヤ15の開放端部側に接続されたフック保持部16と、フック保持部16を介してワイヤ15によって吊持されたフック20と、ワイヤ15を巻き上げ又は繰り出すウインチ21と、ウインチ21の作動を制御する制御手段としての制御装置24と、を備えている。
ポール11は、クレーン10の支持柱の役割を果たすものであり、図1に示すように、上下2つの取付部12を備えている。取付部12は、ポール11を軽トラック40の運転席の裏側に設けられた鳥居41に対して固定するためのものであり、ポール11を挟み込むように鳥居41に対してボルト・ナットで固定される。これにより、クレーン10は軽トラック40に固定される。
ブーム13は、図1に示すように、ポール11の上端付近に支持されたアームであり、水平方向及び上下方向に回動自在にポール11に対して接続されている。このブーム13は、人力で軽く力を加えることで水平方向に回動するようになっている。このため、後述するように荷役物50をクレーン10と人力とで協働して持ち上げたときに、人間が荷役物50を水平方向に引っ張るなどすれば、その引張力でブーム13が水平方向に回動するように形成されている。
ダンパ14は、図1に示すように、ブーム13を下方から支持する部材である。このダンパ14は、油圧シリンダで構成されて伸縮するものであり、前述したポール11とブーム13とでリンク機構を構成している。すなわち、ダンパ14が伸縮することで、ポール11とブーム13とで構成されたリンク機構が作動し、ブーム13が上下に回動するように形成されている。
ウインチ21は、図1に示すように、ブーム13の基端部付近に設けられている。このウインチ21は、特に図示しないが、ワイヤ15を巻き取るためのドラムと、このドラムを回転させるためのモータとを備えている。このウインチ21は、制御装置24からの制御信号に基づいて作動し、モータが正回転したときにはドラムでワイヤ15を巻き取り、モータが逆回転したときにはドラムに巻き取られたワイヤ15を繰り出すように形成されている。
ワイヤ15は、図1に示すように、一端がブーム13の先端から引き出されるとともに、他端がウインチ21に巻き取り可能に接続されている。
フック保持部16は、図1に示すように、ブーム13の先端から引き出されたワイヤ15の先端に接続されている。
フック20は、図1に示すように、フック保持部16の下方に接続されている。このフック20には、図4に示すように、上部に支持孔20aが形成されており、この支持孔20aをフック保持部16によって保持されることで、フック保持部16に上下に回動自在に吊持されている。また、このフック20の下部には、荷役物50を保持するための鉤状部20bが形成されている。
制御装置24は、特に図示しないが、車のバッテリに接続される電源基板と、電源基板の電源をオン・オフするための電源スイッチと、ウインチ21を制御するための制御基板と、を備えている。これにより、電源スイッチがオンに操作されたときに車のバッテリから電力供給を受け、ウインチ21を制御することができるように形成されている。なお、電源基板は、ウインチ21のみならず、後述する傾斜センサ22や圧力スイッチ23にも電力を供給している。
上記のように構成された本実施形態に係るクレーン10は、図2及び図3に示すように、フック20を荷役物50の一端側の手孔51aに引っ掛けて保持させるとともに、荷役物50の他端側の手孔51bには手を入れて保持することで、荷役物50の積み下ろし作業を人力とクレーン10との協働で行うことができる。
このとき、クレーン10は、荷役物50の他端側を保持する人間の動作に追従してフック20を上下動させることで人間の作業をアシストする。
詳しくは、このクレーン10は、荷役物50の傾斜を検知する傾斜検知手段としての傾斜センサ22と、荷役物50を保持しているか否かを判断する保持判断手段としての圧力スイッチ23と、を備えており、この傾斜センサ22及び圧力スイッチ23の検知結果に基づいて制御装置24がウインチ21の作動を制御することで、人間の動作に追従できるように形成されている。
傾斜センサ22は、フック20の傾きを検知することにより、荷役物50の傾斜を検知するものであり、図4に示すように、フック20に取り付けられている。この傾斜センサ22は、フック20が自重のみにより下方に垂れ下がっている自然状態にあるときに、水平となるようにフック20に取り付けられている。この傾斜センサ22は、フック20が支持孔20aを中心に所定の角度を超えて回動したときに、フック20の傾きを検知する。傾斜センサ22は、ケーブル25を介して制御装置24に接続されており、傾斜センサ22の検知結果は制御装置24に通知される。
なお、制御装置24に通知される傾斜センサ22の検知結果は、略水平状態(フック20が傾いていないか、所定の角度を超えない範囲で傾いている状態)、上昇状態(フック20が所定の角度を超えて荷役物50の側に傾いている状態。図6(a)参照)、下降状態(フック20が所定の角度を超えて荷役物50とは反対側に傾いている状態。図6(b)参照)のいずれかである。
圧力スイッチ23は、図4に示すように、フック保持部16の内部に設けられたスイッチであり、フック20に荷役物50が引っ掛けられて荷重が加わったことを検出するためのものである。圧力スイッチ23は、ケーブル25を介して制御装置24に接続されており、圧力スイッチ23の検知結果は制御装置24に通知される。
詳しくは、フック保持部16は、ワイヤ15に直接的に接続されたカバー部17と、カバー部17に対して上下に摺動可能に設けられた接続部18とを備えている。接続部18は、引張バネ19によって常時上方に付勢されている。この接続部18は、フック20に接続されているため、フック20に荷役物50が引っ掛けられて荷重が加わると、引張バネ19の付勢力に反して下方に摺動する。
圧力スイッチ23は、接点をオン・オフするためのボタン23aを備えており、このボタン23aが接続部18によって押下可能に配置されている。そして、図4(a)に示すように、接続部18が上方にある状態(フック20に荷役物50が引っ掛けられていない状態)においては、ボタン23aが接続部18によって押下されて接点がオンとなり、図4(b)に示すように、接続部18が下方にある状態(フック20に荷役物50が引っ掛けられている状態)においては、ボタン23aが接続部18によって押下されずに接点がオフとなるように形成されている。
このクレーン10の具体的な作動について、図5に示す制御装置24の制御フローを参照しながら説明する。
まず、図5に示すステップS100において、電源スイッチがオンに操作され、制御装置24の電源基板に電力が供給される。そして、この電源基板を介して、制御基板、ウインチ21のモータ、傾斜センサ22、圧力スイッチ23などに電力が供給され、クレーン10の作動準備が完了する。そして、ステップS101に進む。
ステップS101では、フック20が荷役物50を保持しており、かつ、フック20の保持する一端側が他端側よりも低くなるように荷役物50が傾斜しているかがチェックされる。具体的には、圧力スイッチ23の接点がオフであり、かつ、傾斜センサ22の検知結果が上昇状態であるかをチェックする。
フック20が荷役物50を保持しており、かつ、フック20の保持する一端側が他端側よりも低くなるように荷役物50が傾斜している場合には、ステップS102に進み、制御装置24はワイヤ15を巻き上げる方向にウインチ21を作動させる。そして、ステップS105に進む。
一方、フック20が荷役物50を保持していないか、または、フック20の保持する一端側が他端側よりも低くなるように荷役物50が傾斜していない場合には、ステップS103に進む。
ステップS103では、フック20が荷役物50を保持しており、かつ、フック20の保持する一端側が他端側よりも高くなるように荷役物50が傾斜しているかがチェックされる。具体的には、圧力スイッチ23の接点がオフであり、かつ、傾斜センサ22の検知結果が下降状態であるかをチェックする。
フック20が荷役物50を保持しており、かつ、フック20の保持する一端側が他端側よりも高くなるように荷役物50が傾斜している場合には、ステップS104に進み、制御装置24はワイヤ15を繰り出す方向にウインチ21を作動させる。そして、ステップS105に進む。
一方、フック20が荷役物50を保持していないか、または、フック20の保持する一端側が他端側よりも高くなるように荷役物50が傾斜していない場合には、ステップS101に戻る。
ステップS105では、すでにウインチ21が巻き上げまたは繰り出し方向に作動しているが、このウインチ21の作動を停止すべきか否かがチェックされる。すなわち、フック20が荷役物50を保持していないか、または、荷役物50が傾斜していないかがチェックされる。具体的には、圧力スイッチ23の接点がオンであるか、または、傾斜センサ22の検知結果が略水平状態であるかをチェックする。
フック20が荷役物50を保持していないか、または、荷役物50が傾斜していない場合には、ステップS106に進み、制御装置24はウインチ21を停止させる。そして、ステップS101に戻る。
一方、フック20が荷役物50を保持しており、かつ、荷役物50が傾斜している場合には、ステップS105に戻り、ウインチ21の作動を継続しつつ、ウインチ21の停止条件を満たすまで待機する。
以上のような制御によれば、図6(a)に示すように、荷役物50の一端側の手孔51aをフック20が保持するとともに、他端側の手孔51bを人間が保持したときに、人間が荷役物50を上方に持ち上げると、傾斜センサ22が傾斜を検知するので、制御装置24はウインチ21を巻き上げる方向に作動させる。これにより、フック20の保持する一端側も人間が保持する他端側に追従する形で上方に持ち上げられる。そして、フック20の保持する一端側と人間が保持する他端側とがほぼ同じ高さになるまでウインチ21が作動すると、傾斜センサ22が略水平状態を検知するので、ウインチ21が停止する。
一方、図6(b)に示すように、人間が荷役物50を下方に移動させると、傾斜センサ22が傾斜を検知するので、制御装置24はウインチ21を繰り出す方向に作動させる。これにより、フック20の保持する一端側も人間が保持する他端側に追従する形で下方に移動する。そして、フック20の保持する一端側と人間が保持する他端側とがほぼ同じ高さになるまでウインチ21が作動すると、傾斜センサ22が略水平状態を検知するので、ウインチ21が停止する。
上記したように、本実施形態によれば、荷役物50の一端を保持して上下動するフック20を備えているため、クレーン10が荷役物50の一端を保持するとともに、人間が荷役物50の他端を保持することで、荷役物50の積み下ろし作業を人力とクレーン10との協働で行うことができる。
また、クレーン10単体で荷役物50の重量を支えるわけではないため、駆動装置やフレームを簡素化できるので、コストダウンとサイズダウンを図れる。
また、クレーン10をサイズダウンしたことにより、設置容易となり、軽トラック40の荷台42の載荷スペースを狭めることもない。
また、荷役物50の傾斜を検知する傾斜センサ22と、傾斜センサ22の検知結果に基づいてウインチ21を作動させる制御装置24とを備えているため、人間が荷役物50の他端を上げ下げすると、それに追随するようにウインチ21を作動させて荷役物50の一端を上げ下げさせることができるので、特別な操作(例えば、クレーン10を上下に移動させるためのボタン操作)をしなくてもクレーン10と協働して荷役物50の積み下ろし作業を行うことができる。よって、機械が苦手な老人などにも扱い易く、また、荷役物50の積み下ろし作業中にクレーン10の操作が不要であるので一人作業も行い易い。
なお、上記した実施形態においては、傾斜センサ22をフック20に設け、圧力スイッチ23をフック保持部16に設けているが、本発明の実施形態としてはこれに限らない。
例えば、図7に示すように、荷役物50の他端(フック20が保持する一端とは逆側の端)を保持するための保持具30を用意し、この保持具30に保持判断手段23を設けてもよい。この例においては、保持具30は、荷役物50の他端に引っ掛けるための保持フック33と、人間が把持可能なグリップ31と、人間がグリップ31を把持したときに握り込まれる位置に配置されたレバー32と、を備えており、レバー32が握り操作されることで保持判断手段23としてのスイッチがオンになり、荷役物50を保持していることを検知できるように形成されている。
また、図8に示すように、保持具30に傾斜検知手段22を設けてもよい。保持具30に傾斜検知手段22を設けた場合、傾斜検知手段22は保持具30の傾きを検知することにより荷役物50の傾斜を検知する。
また、上記した実施形態においては、傾斜センサ22及び圧力スイッチ23は、ケーブル25を介して制御装置24に接続されており、傾斜センサ22及び圧力スイッチ23の検知結果はこのケーブル25を介して制御装置24に通知されることとしたが、本発明の実施形態としてはこれに限らない。例えば、傾斜センサ22及び圧力スイッチ23の検知結果を無線により制御装置24に送信してもよい。
10 クレーン
11 ポール
12 取付部
13 ブーム
14 ダンパ
15 ワイヤ
16 フック保持部
17 カバー部
18 接続部
19 引張バネ
20 フック
20a 支持孔
20b 鉤状部
21 ウインチ
22 傾斜センサ(傾斜検知手段)
23 圧力スイッチ(保持判断手段)
23a ボタン
24 制御装置(制御手段)
25 ケーブル
30 保持具
31 グリップ
32 レバー
33 保持フック
40 軽トラック
41 鳥居
42 荷台
50 荷役物
51a 一端側の手孔
51b 他端側の手孔

Claims (5)

  1. 荷役物の一端を保持して上下動するフックと、
    前記フックを吊持するワイヤと、
    前記ワイヤを巻き上げ又は繰り出すウインチと、
    荷役物の傾斜を検知する傾斜検知手段と、
    前記傾斜検知手段の検知結果に基づいて前記ウインチを作動させる制御手段と、
    を備え
    前記傾斜検知手段は、前記フックの傾きを検知することにより、荷役物の傾斜を検知することを特徴とする、クレーン。
  2. 荷役物の一端を保持して上下動するフックと、
    前記フックを吊持するワイヤと、
    前記ワイヤを巻き上げ又は繰り出すウインチと、
    荷役物の傾斜を検知する傾斜検知手段と、
    前記傾斜検知手段の検知結果に基づいて前記ウインチを作動させる制御手段と、
    前記荷役物の他端を保持するための保持具と、
    を備え
    前記傾斜検知手段は、前記保持具の傾きを検知することにより、荷役物の傾斜を検知することを特徴とする、クレーン。
  3. 前記フックの保持する一端側が他端側よりも低くなるように荷役物が傾斜していることを前記傾斜検知手段が検知したときに、前記制御手段は前記ワイヤを巻き上げる方向に前記ウインチを作動させ、
    前記フックの保持する一端側が他端側よりも高くなるように荷役物が傾斜していることを前記傾斜検知手段が検知したときに、前記制御手段は前記ワイヤを繰り出す方向に前記ウインチを作動させ、
    荷役物が傾斜していないことを前記傾斜検知手段が検知したときに、前記制御手段は前記ウインチを停止させることを特徴とする、請求項1又は2記載のクレーン。
  4. 荷役物を保持しているか否かを判断する保持判断手段を備えることを特徴とする、請求項1〜のいずれかに記載のクレーン。
  5. 前記傾斜検知手段の検知結果は無線により前記制御手段に送信されることを特徴とする、請求項1〜のいずれかに記載のクレーン。
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