JP5865650B2 - 端末機器 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の実施の形態1における火災報知設備(R型)を示す概略構成図である。
火災受信機10は、信号線2を介して、光電式アナログ感知器31、熱アナログ感知器32、アドレッサブル発信機33、感知器用中継器11、ベル用中継器12および防排煙制御用中継器13等(後述の端末機器35に相当)が接続されている。
また、火災受信機10は、図示しない電池を備えている。
そして、火災受信機10は、火災と判断した場合、火災警報を行うとともに、例えばベル用中継器12に制御命令を送信してベル40を鳴動させる。また、防排煙制御用中継器13に制御命令を送信して、防火戸50等を作動させて延焼を防ぐ等の動作を行う。
火災受信機10は、通常は商用電源から電源を供給され動作するが、停電時においては、電池に切り換えて火災報知設備を動作させることができる。
図2における端末機器35は、図1に示した光電式アナログ感知器31等である。また、以下の説明において、火災受信機10を図1に示した感知器用中継器11に置き換えてもよく、その場合、端末機器35は、図1の火災感知器30に相当する。また、端末機器35は、火災報知設備に用いられ、火災受信機10等の上位の機器と通信を行うものであればよく、図1に示したものに限られない。
端末機器35には、個別のアドレスが付与されており、火災受信機10は、そのアドレスに基づいて端末機器35をグループ化して、例えば15アドレス単位で火災感知器30のデータを収集する。火災受信機10は、端末機器35のデータ収集において、起動パルス、基準パルス(1)およびコマンドCM1(2)〜(5)を送出する。
なお、この制御命令の認識の方法は、パルス間隔をタイマ35bを用いて算出し、そのパルス間隔に応じて制御命令を判断するものである。この、パルス間隔の算出について、詳しくは後述する。
なお、火災受信機10から端末機器35への通信、端末機器35から火災受信機10への通信は便宜的に分けて書いてあるが、同一配線を介して通信しているため、実際は重なっている。
端末機器35は、火災受信機10との通信を行っていない待機状態においては、制御部35cが低速クロック発生部35fに指令を送り、低速クロックで動作している(ステップ1)。そして、ステップ2において、送受信部35aが火災受信機10からの通信により制御部35cに通信割り込みをかけた場合は、制御部35cは高速クロック発生部35eに指令を送り、高速クロックで動作させる(ステップ3)。そして、制御部35cは、ステップ4においてタイマ35bが既に動作中であれば、タイマ値を読み込み、タイマ値からパルス間隔を算出し(ステップ5−1)、タイマ35bをリセットする(ステップ6−1)。
図5のフローチャートにおいて、ステップ1〜4および8は図4と同じであるため、説明を省略する。図5において、制御部35cは、ステップ4でタイマ35bが動作中であった場合、ステップ5−2においてタイマ値を読み込み、タイマ値を記憶部35dに記憶する。そして、制御部35cは、ステップ6−2において、タイマ値を読み込み、記憶部35dに記憶されている前回のタイマ値を用いて現在のタイマ値−前回のタイマ値を計算することによりパルス間隔を算出する。また、ステップ4において、タイマが動作中でないと判定した場合、ステップ7においてタイマを動作させる。このステップ7の処理は、通信処理における最初の通信割り込みのときのみ行われる。
また、端末機器35は、制御命令が自分宛でないときには高速クロックによる動作をさせないため、消費電流をさらに低減することができる。
なお、端末機器35は、制御命令が自分宛であるときにおいても、自己のアドレスに応じた返送スロット以外の返送スロットの基準パルスおよび他の端末機器35の返送パルスの発生では高速クロックによる動作をさせないようにして、消費電流をさらに低減するようにすることもできる。
実施の形態1では、端末機器35がパルス間隔に応じて制御命令を判断する例について説明したが、本実施の形態2では、パルス幅に応じて制御命令を判断する例について説明する。
図6は、本発明の実施の形態2における火災報知設備の火災受信機と火災感知器との信号伝送の例を示す波形図および高速クロックと低速クロック動作の切り換えタイミングを示す図である。なお、本実施の形態2において、特に記述しない項目については実施の形態1と同様とし、同一の構成については同一の符号を用いて述べることとする。
また、端末機器35は、制御命令が自分宛でないときには高速クロックによる動作をさせないため、消費電流をさらに低減することができる。
また、火災報知設備は、上記の効果を有する端末機器を用いているので、消費電流を低減することができ、火災受信機に備える電池の容量を小さくすることができる。
なお、各実施の形態では、低速クロックと高速クロックとを切り換えて端末機器35を制御したが、低速クロックを継続して動作させて、通信割り込みがあったときのみ同時に高速クロックを動作させて、負荷の大きい処理を行う様にしても良い。
Claims (5)
- 火災受信機と通信線を介して接続され、前記火災受信機からパルス間隔が異なる信号を組み合わせた制御命令を受信して、火災情報等の応答信号を返送する端末機器において、
低速クロックを発生する低速クロック発生部と、
高速クロックを発生する高速クロック発生部と、
タイマと、
火災の検出や故障の判断などの各種処理を行う場合には前記高速クロックで動作し、各種処理を行っていない待機状態では前記低速クロックで動作する制御部と
を備え、
前記制御部は、前記火災受信機との通信を行っていない待機状態では前記低速クロックで動作し、前記火災受信機から受信したパルスによる通信割り込みが発生すると、前記低速クロックを前記高速クロックに切り換え、
前記タイマが動作していると判断した場合には、前記高速クロックにより動作して前記タイマのタイマ値に基づいて前回受信したパルスとのパルス間隔を判断し、前記タイマをリセットして再び始動させた後に、前記高速クロックを前記低速クロックに切り換え、待機状態に戻ることを特徴とする端末機器。 - 火災受信機と通信線を介して接続され、前記火災受信機からパルス間隔が異なる信号を組み合わせた制御命令を受信して、火災情報等の応答信号を返送する端末機器において、
低速クロックを発生する低速クロック発生部と、
高速クロックを発生する高速クロック発生部と、
タイマと、
火災の検出や故障の判断などの各種処理を行う場合には前記高速クロックで動作し、各種処理を行っていない待機状態では前記低速クロックで動作する制御部と
を備え、
前記制御部は、前記火災受信機との通信を行っていない待機状態では前記低速クロックで動作し、前記火災受信機から受信したパルスによる通信割り込みが発生するたびに前記低速クロックを前記高速クロックに切り換え、
前記タイマが動作していると判断した場合には、前記高速クロックにより動作してタイマ値を記憶するとともに、現在のパルスを受信したときの前記タイマのタイマ値と前回パルスを受信したときのタイマ値とに基づいて受信した前記信号のパルス間隔を判断した後に、前記高速クロックを前記低速クロックに切り換え、待機状態に戻ることを特徴とする端末機器。 - 火災受信機と通信線を介して接続され、前記火災受信機からパルス幅が異なる信号を組み合わせた制御命令を受信して、火災情報等の応答信号を返送する端末機器において、
低速クロックを発生する低速クロック発生部と、
高速クロックを発生する高速クロック発生部と、
タイマと、
火災の検出や故障の判断などの各種処理を行う場合には前記高速クロックで動作し、各種処理を行っていない待機状態では前記低速クロックで動作する制御部と
を備え、
前記制御部は、前記火災受信機との通信を行っていない待機状態では前記低速クロックで動作し、前記火災受信機から受信したパルスエッジによる通信割り込みが発生すると、前記低速クロックを前記高速クロックに切り換え、
前記タイマが動作していると判断した場合には、前記高速クロックにより動作して前記タイマのタイマ値に基づいて受信した前記信号のパルス幅を判断し、前記タイマをリセットして再び始動させた後に、前記高速クロックを前記低速クロックに切り換え、待機状態に戻ることを特徴とする端末機器。 - 火災受信機と通信線を介して接続され、前記火災受信機からパルス幅が異なる信号を組み合わせた制御命令を受信して、火災情報等の応答信号を返送する端末機器において、
低速クロックを発生する低速クロック発生部と、
高速クロックを発生する高速クロック発生部と、
タイマと、
火災の検出や故障の判断などの各種処理を行う場合には前記高速クロックで動作し、各種処理を行っていない待機状態では前記低速クロックで動作する制御部と
を備え、
前記制御部は、前記火災受信機との通信を行っていない待機状態では前記低速クロックで動作し、前記火災受信機から受信したパルスエッジによる通信割り込みが発生するたびに前記低速クロックを前記高速クロックに切り換え、
前記タイマが動作していると判断した場合には、前記高速クロックにより動作して前記タイマのタイマ値を記憶するとともに、現在のパルスエッジを受信したときの前記タイマのタイマ値と前回パルスエッジを受信したときのタイマ値とに基づいて受信した前記信号のパルス幅を判断した後に、前記高速クロックを前記低速クロックに切り換え、待機状態に戻ることを特徴とする端末機器。 - 前記制御部は、前記制御命令が自分宛ではないと判断したときは、受信中の前記制御命令が終了するタイマ値になるまで、前記通信割り込みが発生しても前記高速クロックによる動作を行わないことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の端末機器。
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