JP5865131B2 - 円筒状鉄心及び鉄心鋼板 - Google Patents

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本発明は、例えば変圧器やリアクトルといった静止誘導機器、又は誘導発熱ローラ装置といった誘導発熱機器などの電磁誘導機器に用いられる円筒状鉄心及びその鉄心鋼板に関するものである。
例えば従来の誘導発熱ローラ装置は、回転するローラと、当該ローラの内部に配置された磁束発生機構とによって主として構成されており、この磁束発生機構は一般的に、固定された円筒状鉄心と、この円筒状鉄心に巻装された誘導コイルとによって構成されている。
そして、上記鉄心としては、図10に示すように、鉄心鋼板を巻回して構成した巻鉄心を用いている。しかしながら、この巻鉄心は、その鉄心鋼板と誘導コイルとが同方向に巻回されることから、鉄心鋼板自身が誘導コイルの二次巻線として作用し、その巻回方向に短絡電流が発生して鉄心が発熱してしまう。この短絡電流の発生を防止するために、巻鉄心の円周上にスリットを設ける必要がある。そうすると、巻鉄心自体の剛性が失われてしまい、自重による撓みが大きくなってしまうという問題がある。また、誘導コイルの励磁によって生じる漏洩磁束が鉄心鋼板をその厚さ方向に貫通することになるため、鉄心鋼板に渦電流が発生し、これが巻鉄心の発熱原因となる。巻鉄心が発熱すれば、巻鉄心の磁気特性が低下するばかりでなく、これに巻回されている誘導コイルの電気特性、絶縁特性等も低下してしまう。
一方、本出願人は上記問題点を解決するため、特許文献1及び特許文献2に示すように、幅方向断面において湾曲形状をなす湾曲部と、当該湾曲部の幅方向内径側に連続して形成された屈曲部とを有する多数枚の鉄心鋼板を円筒状に積層してなる円筒状鉄心を発明している。この円筒状鉄心によれば、巻装された誘導コイルが励磁された際に、これによって生じる漏洩磁束が鉄心鋼板にその厚さ方向に貫通することを低減することができる。これにより、渦電流の発生を低減することができ、鉄心の磁気特性のみならず誘導コイルの電気特性、絶縁特性の低下が回避できるといった、多くの利点が得られる。
しかしながら、上記の鉄心鋼板は、磁性鋼板からなる薄板にフォーミング加工を施すことにより湾曲部及び屈曲部を形成しているため、その加工が難しいという問題がある。つまり、幅の狭い長尺状をなす磁性鋼板において、その幅方向端部に屈曲部を形成するため、当該屈曲部を形成する際に鉄心鋼板が曲がってしまう等の加工精度の問題がある。この問題は、鉄心鋼板の量産の妨げとなるだけでなく、円筒状鉄心の占積率の低下を招いてしまう。
また、鉄心鋼板は、湾曲部の幅方向内径側をその湾曲部の湾曲方向側に屈曲させて屈曲部が形成されているため、全体として断面凹形状をなすものであり、剛性をある程度高めることができるものの、円筒状鉄心の使用条件によっては、その剛性では、不十分となる場合がある。さらに、多数の鉄心鋼板を積層する際に、各鉄心鋼板が全体として断面凹形状をなすことから、各鉄心鋼板の幅方向の位置が決まりにくいという問題がある。
実用新案登録第2532986号公報 特開2000−311777号公報
そこで本発明は、上記問題点を一挙に解決するためになされたものであり、円筒状鉄心を構成する鉄心鋼板及び円筒状鉄心の製造を簡単にするとともに、円筒状鉄心の剛性を大きくすることをその主たる課題とするものである。
すなわち本発明に係る円筒状鉄心は、幅方向断面において湾曲形状をなす湾曲部を有する複数の鉄心鋼板を円筒状に積み重ねることにより形成された円筒状鉄心であって、前記鉄心鋼板が、幅方向一端側に設けられた湾曲形状をなす第1の湾曲部と、幅方向他端側に設けられ、前記第1の湾曲部と同一方向に湾曲する湾曲形状をなす第2の湾曲部と、前記第1の湾曲部の幅方向内径側において第1の湾曲部の湾曲方向側に屈曲した第1の屈曲部、及び前記第2の湾曲部の幅方向外径側において第2の湾曲部の湾曲方向とは反対側に屈曲した第2の屈曲部を介して、前記第1の湾曲部及び前記第2の湾曲部に連続して形成された中間連結部とを有することを特徴とする。
このようなものであれば、第1の湾曲部及び第2の湾曲部の間に第1の屈曲部及び第2の屈曲部を介して中間連結部を有する構成であるため、鉄心鋼板の中央部に屈曲部を形成することができ、鉄心鋼板のフォーミング加工を容易にすることができる。また、円筒状鉄心を製造する過程においては、各鉄心鋼板の第1の屈曲部同士及び第2の屈曲部同士を係合させるように重ね合わせれば良いので、円筒状鉄心の製造作業を簡単にすることができる。ここで、各鉄心鋼板それぞれが幅方向に凹凸形状を有することから、各鉄心鋼板の幅方向の位置決めを容易にすることができる。さらに、それら屈曲部同士が係合することにより、鉄心鋼板が径方向に抜脱してしまうことを防止することができる。その上、鉄心鋼板が、第1の屈曲部及び第2の屈曲部を介して中間連結部を有しているので、各鉄心鋼板の剛性を大きくすることができ、その鉄心鋼板を複数用いて構成された円筒状鉄心の剛性を大きくすることができる。
鉄心鋼板のフォーミング加工をより一層容易にするためには、前記第1の湾曲部の幅方向寸法と、前記第2の湾曲部の幅方向寸法とが略同一であることが望ましい。
さらに鉄心鋼板の剛性を大きくするとともに、各鉄心鋼板を積み重ねる作業を容易にするだけでなく、鉄心鋼板が径方向に抜脱してしまうことを一層好適に防止するためには、前記鉄心鋼板が、前記第2の湾曲部の幅方向内径側において第2の湾曲部の湾曲方向側に屈曲した第3の屈曲部を介して、前記第2の湾曲部に連続して形成された折れ曲がり部を有することが望ましい。
また、上記円筒状鉄心を構成する好適な鉄心鋼板としては、円筒状に積み重ねることにより円筒状鉄心を形成する鉄心鋼板であって、幅方向一端側に設けられた湾曲形状をなす第1の湾曲部と、幅方向他端側に設けられ、前記第1の湾曲部と同一方向に湾曲する湾曲形状をなす第2の湾曲部と、前記第1の湾曲部の幅方向内径側において第1の湾曲部の湾曲方向側に屈曲した第1の屈曲部、及び前記第2の湾曲部の幅方向外径側において第2の湾曲部の湾曲方向とは反対側に屈曲した第2の屈曲部を介して、前記第1の湾曲部及び前記第2の湾曲部に連続して形成された中間連結部とを有することを特徴とする。
このように構成した本発明によれば、鉄心鋼板及び当該鉄心鋼板を用いた円筒状鉄心の製造を簡単且つ確実にするとともに、円筒状鉄心の剛性を大きくすることができる。
本実施形態の円筒状鉄心を用いた誘導発熱ローラ装置を示す図。 同実施形態の円筒状鉄心の斜視図。 同実施形態の円筒状鉄心の部分拡大断面図。 同実施形態の鉄心鋼板の拡大断面図。 変形実施形態の円筒状鉄心の部分拡大断面図。 変形実施形態の鉄心鋼板の拡大断面図。 本発明の円筒状鉄心にリング状鉄心を装着した誘導発熱ローラ装置を示す図。 リング状鉄心を装着した円筒状鉄心の斜視図。 リング状鉄心の鉄心鋼板の拡大断面図。 従来の巻鉄心を示す斜視図。
以下に本発明に係る円筒状鉄心の一実施形態について図面を参照して説明する。
本実施形態に係る円筒状鉄心100は、図1に示すように、例えば樹脂フィルム、紙、布、不織布、金属箔などのシート材又はウエブ材の連続熱処理工程又は合成繊維の熱延伸処理工程等において用いられる誘導発熱ローラ装置の磁束発生機構10に用いられるものである。この磁束発生機構10は、回転自在のローラ本体11の内部に当該ロ−ラ本体11の軸方向に沿って配置されるものであり、円筒状鉄心100に誘導コイル12が巻装されることによって構成される。
具体的に円筒状鉄心100は、図2及び図3に示すように、複数の鉄心鋼板2を、幅方向にずらして積み重ねることにより円筒状に積層して形成されたものである。
鉄心鋼板2は、例えば表面に絶縁皮膜が施された方向性電磁鋼板(珪素鋼板)により形成されており、その板厚が例えば約0.3mmの長尺形状をなすものである。また、鉄心鋼板2は、長手方向(つまり、製品組み立て後における磁束通過方向)に磁束方向性が向くように形成されている。この鉄心鋼板2を用いることにより、磁気特性に優れた円筒状鉄心100を得ることができる。したがって、円筒状鉄心100の断面積を小さくすることができ、当該円筒状鉄心100を用いた磁束発生機構10を小型化できるだけでなく、誘導コイル12に使用する電線量も低減することができる。
そしてこの鉄心鋼板2は、図3及び図4に示すように等断面形状をなすものであり、幅方向一端側(幅方向外径側)に設けられた湾曲形状をなす第1の湾曲部21と、幅方向他端側(幅方向内径側)に設けられて、第1の湾曲部21と同一方向に湾曲する湾曲形状をなす第2の湾曲部22と、第1の湾曲部21及び前記第2の湾曲部22に連続して形成された中間連結部23とを有する。
本実施形態の第1の湾曲部21及び第2の湾曲部22は、互いに略同一の湾曲形状をなすものであり、全体に亘って一定の曲率で湾曲しているもの、又は、連続して曲率が変化しながら湾曲するものが考えられ、例えばインボリュート曲線の一部を用いたインボリュート形状、部分円弧形状又は部分楕円形状などが考えられる。
また、第1の湾曲部21及び第2の湾曲部22の幅方向長さは、互いに略同一である。これにより中間連結部23は、鉄心鋼板2の幅方向において略中央部に形成される。
中間連結部23は、特に図4に示すように、第1の湾曲部21の幅方向内側である幅方向内径側において第1の湾曲部21の湾曲方向側に屈曲した第1の屈曲部24、及び第2の湾曲部22の幅方向内側である幅方向外径側において第2の湾曲部22の湾曲方向とは反対側に屈曲した第2の屈曲部25を介して、第1の湾曲部21の幅方向内径側及び第2の湾曲部22の幅方向外径側を連結する概略平板状をなすものである。
第1の屈曲部24は、第1の湾曲部21の幅方向内径側に対する中間連結部23の屈曲角度θが例えば30度〜60度となるように形成されている。また、第2の屈曲部25は、第2の湾曲部22の幅方向外径側に対する中間連結部23の屈曲角度θが例えば30度〜60度となるように形成されている。なお、本実施形態では、屈曲角度θ及び屈曲角度θを互いに同一の角度としている。また、鉄心鋼板2を一方向からプレス加工により成形することを考えると、屈曲角度θ、θは、鋭角であることが望ましい。
ここで円筒状に積層された鉄心鋼板2の幅方向外径側端部が円筒状鉄心100の外周となり、鉄心鋼板2の幅方向内径側端部が円筒状鉄心100の内周となる。なお、第1の湾曲部21及び第2の湾曲部22の曲率によって円筒状鉄心100の外径を調整することができる。
また、図3に示すように、鉄心鋼板2の第1の湾曲部21及び中間連結部23により形成される凹部が、他の鉄心鋼板2の第1の湾曲部21及び中間連結部23により形成される凸部に係合する。また、鉄心鋼板2の第2の湾曲部22及び中間連結部23により形成される凸部が、他の鉄心鋼板2の第2の湾曲部22及び中間連結部23により形成される凹部に係合する。これにより鉄心鋼板2の積層過程での積層崩れを防止することができ、また確実に積層することができる。また積層された鉄心鋼板2は、径方向に引き抜こうとしても係合している第1の屈曲部24同士及び第2の屈曲部25同士によって、その引き抜きが防止される。
このように構成された円筒状鉄心100において鉄心鋼板2は等価的に放射状に並べられたものとなり、これに誘導コイル12を巻装しても短絡電流は発生しない。また、誘導コイル12により生じる漏洩磁束が、鉄心鋼板2にその厚さ方向に貫通することを低減できるので、渦電流の発生を低減することができ、円筒状鉄心100の磁気特性のみならず誘導コイル12の電気特性、絶縁特性の低下を回避することができる。
このように構成した本実施形態に係る円筒状鉄心100によれば、第1の湾曲部21及び第2の湾曲部22の間に第1の屈曲部24及び第2の屈曲部25を介して中間連結部23を有する構成であるため、鉄心鋼板2の中央部に屈曲部24、25を形成することができ、鉄心鋼板2のフォーミング加工を容易にすることができる。
また、円筒状鉄心100を製造する過程においては、各鉄心鋼板2の第1の屈曲部24同士及び第2の屈曲部25同士を係合させるように重ね合わせれば良いので、円筒状鉄心100の製造作業を簡単にすることができる。ここで、各鉄心鋼板2それぞれが幅方向に凹凸形状を有することから、各鉄心鋼板2の幅方向の位置決めを容易にすることができる。さらに、それら屈曲部24、25同士が係合することにより、鉄心鋼板2が径方向に抜脱してしまうことを防止することができる。
その上、鉄心鋼板2が、第1の屈曲部24及び第2の屈曲部25を介して中間連結部23を有しているので、各鉄心鋼板2の剛性を大きくすることができ、その鉄心鋼板2を複数用いて構成された円筒状鉄心100の剛性を大きくすることができる。
なお、本発明は前記実施形態に限られるものではない。
例えば、前記実施形態の鉄心鋼板2の構成として、図5及び図6に示すように、第2の湾曲部22の幅方向外側である幅方向内径側において第2の湾曲部22の湾曲方向側に屈曲した第3の屈曲部27を介して、第2の湾曲部22に連続して形成された折れ曲がり部26を有するものであっても良い。
折れ曲がり部26は、湾曲部21の湾曲方向とは反対側に屈曲して形成された概略平板状をなすものである。また、第3の屈曲部27は、第2の湾曲部22の幅方向内径側に対する折れ曲がり部26の屈曲角度θが、例えば30度となるように形成されている。なお、鉄心鋼板2を一方向からプレス加工により成形することを考えると、屈曲角度θ、θに加えて屈曲角度θも、鋭角であることが望ましい。
このように第3の屈曲部27を介して折れ曲がり部26を形成することにより、鉄心鋼板2の剛性を大きくするとともに、各鉄心鋼板2を積み重ねる作業を容易にするだけでなく、鉄心鋼板2が径方向に抜脱してしまうことを一層好適に防止することができる。
また、図7及び図8に示すように、前記実施形態により構成した円筒状鉄心100の軸方向における少なくとも一方の端部外周面にリング状鉄心3を配置することも考えられる。なお、図7及び図8においては、両端部外周面にリング状鉄心3を配した例を示している。
このリング状鉄心3は、図7に示すように、円筒状鉄心100の外周面において、誘導コイル12の軸方向外側に配置されるものであり、図9に示すように、湾曲部41及び当該湾曲部41の幅方向内径側に連続して形成された内側屈曲部42からなる多数枚の鉄心鋼板4を円筒状に積層して構成される。ここで、湾曲部41に対する内側屈曲部42の屈曲角度θは例えば30度〜60度である。なお、リング状鉄心3を構成する鉄心鋼板4として、前記実施形態と同様の断面形状をなす鉄心鋼板2を用いても良い。
このように円筒状鉄心100の軸方向における少なくとも一方の端部外周面にリング状鉄心3を配置することによって、当該リング状鉄心3がローラ本体11に至る磁路を形成することになり、磁束発生機構10から発生される磁束を効率良くローラ本体11に導くことができ、円筒状鉄心100の軸方向端面及び外周面からの漏洩磁束を少なくすることができる。これにより、誘導発熱ローラ装置における力率を改善することができる。また、リング状鉄心3を製造する過程においては、湾曲部41及び内側屈曲部42により形成される凹部に、別の鉄心鋼板4の湾曲部41及び内側屈曲部42により形成される凸部を嵌めるように積層すれば良く積層作業を容易にすることができる。また、内側屈曲部42が形成されていることにより、鉄心鋼板4の幅方向の向きを判断し易いことからも積層作業を容易にすることができる。さらに、積層した後のリング状鉄心3においては、内側屈曲部42が係合し合うことにより、鉄心鋼板4が径方向に抜脱してしまうことを防止することができる。
また、前記実施形態の円筒状鉄心100は、誘導発熱ローラ装置の磁束発生機構10に用いられるものであったが、その他の電磁誘導機器に用いても良いし、変圧器やリアクトル等の静止誘導機器に用いても良い。
その他、本発明は前記実施形態に限られず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であるのは言うまでもない。
100・・・円筒状鉄心
2 ・・・鉄心鋼板
21 ・・・第1の湾曲部
22 ・・・第2の湾曲部
23 ・・・中間連結部
24 ・・・第1の屈曲部
25 ・・・第2の屈曲部
26 ・・・折れ曲がり部
27 ・・・第3の屈曲部

Claims (5)

  1. 幅方向断面において湾曲形状をなす湾曲部を有する複数の鉄心鋼板を円筒状に積み重ねることにより形成された円筒状鉄心であって、
    前記鉄心鋼板が、
    幅方向一端側に設けられた湾曲形状をなす第1の湾曲部と、
    幅方向他端側に設けられ、前記第1の湾曲部と同一方向に湾曲する湾曲形状をなす第2の湾曲部と、
    前記第1の湾曲部の幅方向内径側において第1の湾曲部の湾曲方向側に屈曲した第1の屈曲部、及び前記第2の湾曲部の幅方向外径側において第2の湾曲部の湾曲方向とは反対側に屈曲した第2の屈曲部を介して、前記第1の湾曲部及び前記第2の湾曲部に連続して形成された中間連結部とを有する円筒状鉄心。
  2. 前記第1の湾曲部の幅方向寸法と、前記第2の湾曲部の幅方向寸法とが略同一である請求項1記載の円筒状鉄心。
  3. 前記鉄心鋼板が、前記第2の湾曲部の幅方向内径側において第2の湾曲部の湾曲方向側に屈曲した第3の屈曲部を介して、前記第2の湾曲部に連続して形成された折れ曲がり部を有する請求項1又は2記載の円筒状鉄心。
  4. 請求項1乃至3の何れかに記載の円筒状鉄心を用いた誘導発熱ローラ装置用鉄心。
  5. 円筒状に積み重ねることにより円筒状鉄心を形成する鉄心鋼板であって、
    幅方向一端側に設けられた湾曲形状をなす第1の湾曲部と、
    幅方向他端側に設けられ、前記第1の湾曲部と同一方向に湾曲する湾曲形状をなす第2の湾曲部と、
    前記第1の湾曲部の幅方向内径側において第1の湾曲部の湾曲方向側に屈曲した第1の屈曲部、及び前記第2の湾曲部の幅方向外径側において第2の湾曲部の湾曲方向とは反対側に屈曲した第2の屈曲部を介して、前記第1の湾曲部及び前記第2の湾曲部に連続して形成された中間連結部とを有する鉄心鋼板。
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