JP5864318B2 - 収納容器および経管栄養剤投与セット - Google Patents

収納容器および経管栄養剤投与セット Download PDF

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Description

本発明は、収納容器および経管栄養剤投与セットに関する。
従来、食物の経口摂取が不可能あるいは不十分な場合の栄養補給や、消化管手術後の患部の安静のため、または吸啜・嚥下できない新生児や乳児に対する授乳や投薬を目的として経管栄養が行われる場合がある。経管栄養とは、栄養剤を収容した栄養剤バッグに接続されたチューブ(例えばカテーテル等)を鼻腔や口腔等から胃、十二指腸等まで挿入、または胃ろうに接続し、かかるチューブを介して液状の栄養剤を注入することをいう。この経管栄養を行なうための医療器具としては、経管栄養剤が充填されたシリンジと、シリンジの口部に接続されるチューブとを有するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、近年、投与される栄養剤には、半固形状(例えば粘度が常温で1000〜50000cp)のものがある。この半固形状の栄養剤は、液状の栄養剤に比べ、例えば、次のような利点がある。
・栄養剤が投与された者に下痢が生じるのが防止または抑制される。
・生体内での栄養剤の胃食道逆流を防止することができる。
・栄養剤の投与時間を短縮することができる。
特許文献1に記載の医療器具では、半固形状の栄養剤をシリンジに充填して、当該シリンジのプランジャを押圧操作して栄養剤投与を行なおうとしても、栄養剤が半固形状であるので、特にチューブ内で比較的大きな圧力損失が生じる。このため、栄養剤のチューブ内での通過が妨げられ、当該栄養剤が充分に投与されず、また、栄養剤投与時間も浪費される。
特開2003−201230号公報
本発明の目的は、半固形状の栄養剤のような粘度の高い流体がチューブを通過する際に、その通過が円滑に行なわれる収納容器および経管栄養剤投与セットを提供することにある。
このような目的は、下記(1)〜(12)の本発明により達成される。
(1) 内部に第1の流体を収納する第1の収納空間を画成する内容器と、
内部に前記内容器を収納し、その収納された内容器との間で、第2の流体を収納する第2の収納空間を画成する外容器と、
基端側が前記第2の収納空間と連通し、先端側から前記第2の流体を排出する内流路を有する内管と、前記内管の外周側に設けられた外管とから構成されたノズルとを備え、
前記ノズルは、前記外容器内に挿入されており、前記外管の管壁と前記内管の管壁とを貫通し、前記内管の内流路に臨む開口部を有する貫通管により形成され、前記内流路と前記第2の収納空間とを連通する側方流路を有し、
前記内管は、前記貫通管の開口部よりも基端側に、前記内流路と前記第1の収納空間とを隔てる隔壁部とを有し、
前記外管は、前記内管との間で画成され、基端側が前記第1の収納空間と連通し、先端側から前記第1の流体を排出する外流路と、基端部に前記外流路と前記第1の収納空間とを連通する開口部を有することを特徴とする収納容器。
) 前記ノズルは、前記外管の基端外周部に設けられ、前記内容器と液密に固定された第1の基部と、該第1の基部よりも先端側の前記外管の外周部に設けられ、前記外容器と液密に固定された第2の基部とを備える上記()に記載の収納容器。
) 前記内管と前記外管とは、ほぼ円筒状で、同心的に設けられており、周方向に部分的に設けられた接続部を介して接続されている上記(または)に記載の収納容器。
) 前記内管は、前記外管の先端から突出している上記(1)ないし()のいずれかに記載の収納容器。
) 前記ノズルは、前記外管の外周側に設けられており、前記外管の先端から突出している管状部を有する先端ノズルを備え、
前記管状部は、前記外管より先端側の前記内管との間で画成され、前記外流路と連通する外流路延長部を有する上記()に記載の収納容器。
) 前記管状部は、前記内管の先端から突出し、その内径が先端に向かって漸減している上記()に記載の収納容器。
) 前記外流路延長部には、該外流路延長部を通過する第1の流体の流量を規制する流量規制部が形成されている上記()または()に記載の収納容器。
) 前記流量規制部は、前記内管の先端外周面に突出形成された突部、または、前記管状部の内周面に突出形成された突部で構成されている上記()に記載の収納容器。
) 前記ノズルは、前記外管の基端外周部に設けられ、前記内容器と液密に固定された第1の基部と、該第1の基部よりも先端側の前記外管の外周部に設けられ、前記外容器と液密に固定された第2の基部と、前記外管の外周側に設けられており、前記外管の先端から突出している管状部を有する先端ノズルとを備え、
前記先端ノズルは、前記管状部の基端部に設けられ、前記外容器と液密に固定された基部を備え、
前記先端ノズルの基部は、基端面に前記第2の収納空間に臨む開口が設けられた凹部と、先端部に前記管状部の内腔と前記凹部とを連通する貫通孔とを有し、
前記外管は、前記第1の基部よりも先端側に、前記外管の側方から突出し、前記凹部に液密に固定される取付部を有し、
前記第2の基部は、前記先端ノズルの基部と前記取付部とから構成される上記(1)ないし()のいずれかに記載の収納容器。
10) 前記管状部には、前記第1の流体および前記第2の流体が通過するチューブのコネクタが接続可能である上記()ないし()のいずれかに記載の収納容器。
11) 前記内容器および前記外容器は、それぞれ、軟質なバッグである上記(1)ないし(10)のいずれかに記載の収納容器。
12) 上記(1)ないし(11)のいずれかに記載の収納容器を備え、
前記第2の収納空間には、前記第2の流体として、本剤である半固形の栄養剤を収納し、
前記第1の収納空間には、前記第1の流体として、前記第2の収納空間から前記本剤を排出する際に該本剤の流動を促進可能であり、前記本剤より粘度が低い潤滑剤を収納したことを特徴とする経管栄養剤投与セット。
本発明によれば、例えば第2の流体が半固形状の栄養剤のような粘度の高い流体である場合、その第2の流体は、コネクタに接続されたチューブ内を第1の流体とともに通過する。この第1の流体によって、第2の流体のチューブ内での流路抵抗(圧力損失)が抑制されて、その通過が円滑に行なわれる(促進される)。これにより、栄養剤の迅速かつ確実な投与が可能となる。
また、第2の流体と第1の流体とが合流した際には、第1の流体が第2の流体よりも外側を流れる。これにより、ノズルの先端部において、第1の流体が第2の流体を囲むこととなり、よって、第2の流体の通過がさらに促進される。
特に、本発明によれば、使用前の状態で、粘度のより高い第2の流体が、第1の流体の外側に配置されるので、外容器を押圧すれば、その押圧力を第2の流体のみならず第1の流体にも均一かつ確実に付与することができる。これにより、第2の流体および第1の流体を、それぞれ、第2の収納空間および第1の収納空間から確実に排出することができる。
本発明の経管栄養剤投与セット(収納容器)の第1実施形態を示す部分縦断面側面図である。 図1に示す経管栄養剤投与セットのノズルの縦断面図である。 図1に示す経管栄養剤投与セットのノズルの縦断面図である。 図1中の一点鎖線で囲まれた領域[A]の拡大縦断面図である。 図1中の一点鎖線で囲まれた領域[A]の拡大横断面図である。 本発明の経管栄養剤投与セット(第2実施形態)のノズルの縦断面図である。
以下、本発明の収納容器および経管栄養剤投与セットを添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の経管栄養剤投与セット(収納容器)の第1実施形態を示す部分縦断面側面図、図2および図3は、それぞれ、図1に示す経管栄養剤投与セットのノズルの縦断面図、図4は、図1中の一点鎖線で囲まれた領域[A]の拡大縦断面図、図5は、図1中の一点鎖線で囲まれた領域[A]の拡大横断面図である。なお、以下では、説明の都合上、図1〜図3、図6中の上側を「先端」、下側を「基端」と言う。
図1に示す経管栄養剤投与セット1は、経管栄養を行なう際に用いられる医療器具である。「経管」には、例えば、経腸、経胃等が含まれる。
この経管栄養剤投与セット1は、収納容器10を備えている。この収納容器10は、外容器である中空の長尺な外バッグ(栄養剤バッグ)2aと、外バッグ2a内に収納された内容器である中空の長尺な内バッグ(潤滑剤バッグ)2bと、外バッグ2aおよび内バッグ2bに接続されたノズル3とを有している。外バッグ2a内には、経管栄養剤(第2の流体(以下単に「栄養剤」と言う))Q1が予め液密的に収納されており、内バッグ2b内には、潤滑剤(第1の流体)Q2が予め収納されている。
また、ノズル3には、生体内に予め留置され、可撓性を有するチューブ(挿管用チューブ)13、すなわち、鼻腔、口腔等から胃、十二指腸等まで挿入されているチューブ13のコネクタ131が接続されている。
このような経管栄養剤投与セット1は、図1に示す状態で用いられる、すなわち、経管栄養が行なわれる。そして、経管栄養が行なわれた後には、経管栄養剤投与セット1は、チューブ13から取り外され、破棄される。
外バッグ2aと内バッグ2bとは、収納されるものが異なることと大きさが互いに異なること以外は、構成がほぼ同一である(図1参照)ため、以下、外バッグ2aについて代表的に説明する。
外バッグ2aは、内部に内バッグ2bを収納し、内バッグ2bとの間で栄養剤Q1を収納可能な第2の収納空間23aを画成している。
外バッグ2aは軟質材料(例えば樹脂材料)で構成された袋状をなし、栄養剤Q1が予め収容され密封された容器である。これにより、外バッグ2aを圧迫して、当該外バッグ2a内の栄養剤Q1を排出する(押し出す)際、その操作を容易に行なうことができる。なお、栄養剤Q1の排出量は、外バッグ2aの硬さや外バッグ2aに対する圧迫力の大きさ等で調整することができる。
外バッグ2aは、柔軟な樹脂製シート材を重ね、その外縁をシール(例えば熱融着若しくは高周波融着等または接着)することにより袋状に成形したものが好ましい。周囲をシール部22によって囲まれるその内側には、内バッグ2bが収納され、これらの間に第2の収納空間23aが画成されている。この第2の収納空間23aに、外バッグ2aの内容物である栄養剤Q1が収納されている。
外バッグ2aの構成材料としては、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブタジエン、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)のようなポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)のようなポリエステル、軟質ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、シリコーン、ポリウレタン、ポリアミドエラストマー等の各種熱可塑性エラストマーあるいはこれらを任意に組み合わせたもの(ブレンド樹脂、ポリマーアロイ、積層体等)が挙げられる。
さらに、栄養剤Q1中成分の経時劣化・分解等を抑制し品質保持を図るために、上記材料で構成されたシート材表面上に、酸素バリア性や遮光性等を付与するためにアルミ箔等のフィルムをさらに積層したり、または酸素バリア性付与のために、酸化チタン、酸化アルミニウム、酸化ケイ素等の酸化物からなる蒸着膜等の薄膜を形成することも可能である。また、外バッグ2aの強度を向上させ耐落下性、耐レトルト加工性を確保するために前記シート材は、同一または異なる材料からなる層(補強層)を複数積層したものであってもよい。
図1の構成では、外バッグ2aの幅方向(図1中左右方向)のほぼ中央部に、例えば、溶着、接着等の方法によりノズル3が固定されている。
前述したように、外バッグ2aの第2の収納空間23aには、栄養剤Q1が収納されて(充填されて)いる。この栄養剤Q1としては、例えば、半消化態栄養剤、消化態栄養剤、成分栄養剤(ED)、流動食、ミキサー食等が挙げられる。また、栄養剤Q1は、半固形状をなし、その粘度としては、特に限定されないが、例えば、常温で1000cp以上に調整されて(設定されて)いるのが好ましく、1000〜50000cpに調整されているのがより好ましい。このような粘度の調整方法としては、特に限定されないが、例えば、栄養剤Q1中の水分量、ゲル化剤量、増粘剤量を調整する方法が挙げられる。
なお、粘度は、B型粘度計(例えば、東機産業社製「BL型」)を用いて、測定することができる。
このように栄養剤Q1が半固形状をなすものであることにより、例えば、栄養剤Q1が液状であるときに比べ、次のような利点がある。
・栄養剤Q1が投与された者に下痢が生じるのが防止または抑制される。
・生体内での栄養剤Q1の胃食道逆流を防止することができる。
・栄養剤Q1の投与時間を短縮することができる。
かかる外バッグ2a内には、内バッグ2bが収納されている。図1の構成では、内バッグ2bの幅方向(図1中左右方向)のほぼ中央部に、例えば、溶着、接着等の方法によりノズル3が固定されている。
また、内バッグ2bの第1の収納空間23bには、栄養剤Q1より粘度が低い潤滑剤Q2が収納されて(充填されて)いる。この潤滑剤Q2は、栄養剤Q1が外バッグ2aから排出されて、チューブ13内を通過する際、栄養剤Q1と合流して、当該栄養剤Q1のチューブ13内での流動(通過)を補助するものである(図4および図5参照)。
このような潤滑剤Q2としては、特に限定されないが、例えば、ゲル状をなすものが挙げられ、このようなものとしては、例えば、ゼラチン、ペクチン、寒天、カラギーナン等を含むゲル化剤等が挙げられる。
栄養剤Q1は、前述したように半固形状をなすものであるので、単体で(栄養剤Q1のみで)チューブ13内を通過した場合、その流路抵抗(圧力損失)が比較的大きくなる。このため、栄養剤Q1単体では、栄養剤Q1がチューブ13内で円滑に通過するのが極めて困難である。しかしながら、図4および図5に示すように、経管栄養剤投与セット1では、半固形状の栄養剤Q1がチューブ13内を通過する際、その外周が、ゲル状の潤滑剤Q2によって囲まれる。これにより、栄養剤Q1が潤滑剤Q2とともに流れ、栄養剤Q1のチューブ13内での流路抵抗が抑制されて、その通過が円滑に行なわれる、すなわち、促進される。よって、栄養剤Q1の迅速な投与が可能となる。
潤滑剤Q2の粘度は、栄養剤Q1の粘度よりも小さい。これにより、潤滑機能がより顕著に発揮される。潤滑剤Q2の粘度としては、特に限定されないが、例えば、常温で1〜10000cpであるのが好ましく、1〜1000cpであるのがより好ましい。
なお、潤滑剤Q2は、内バッグ2b内に収納されている状態(常温)で既にゲル状(以下これを「既ゲル状」と言う)をなすものであるのに限定されず、例えば、栄養剤Q1が含有する(栄養剤Q1に含まれる)後述する所定のイオンと結合してゲル化するもの(ゲル化剤)の他、水(例えば、生理食塩水、蒸留水)や食用に適した油のような液状をなすものであってもよい。以下、潤滑剤Q2がゲル化するものである場合について説明する。
例えば、栄養剤Q1がカルシウムイオンを含むものである場合、潤滑剤Q2は、ペクチンまたはカラギーナンを含むものであるのが好ましい。これにより、チューブ13内で栄養剤Q1と潤滑剤Q2とが合流した際、これらの界面付近で潤滑剤Q2中のペクチン(カラギーナンも同様)が栄養剤Q1中のカルシウムイオンと結合し、ゲル化する。これにより、潤滑剤Q2がゲル化し、前述した既ゲル状の潤滑剤Q2と同様に作用する(機能する)。
また、栄養剤Q1がカリウムイオンを含むものである場合、潤滑剤Q2は、カラギーナンを含むものであるのが好ましい。これにより、チューブ13内で栄養剤Q1と潤滑剤Q2とが合流した際、これらの界面付近で潤滑剤Q2中のカラギーナンが栄養剤Q1中のカリウムイオンと結合し、ゲル化する。これにより、潤滑剤Q2がゲル化し、前述した既ゲル状の潤滑剤Q2と同様に作用する。
以上のように、経管栄養剤投与セット1は、使用前の状態で、潤滑剤Q2が第1の収納空間23bに収納され、第1の収納空間23bよりも外側の第2の収納空間23aに栄養剤Q1が収納されている。すなわち、粘度のより高い栄養剤Q1が、潤滑剤Q2の外側に配置されるので、外バッグ2aを押圧すれば、その押圧力を栄養剤Q1のみならず潤滑剤Q2にも均一かつ確実に付与することができる。これにより、栄養剤Q1および潤滑剤Q2を、それぞれ、第2の収納空間23aおよび第1の収納空間23bから確実に排出することができる。
これに対して、栄養剤Q1と潤滑剤Q2との配置関係を逆にした場合、すなわち、第1の収納空間23bに栄養剤Q1を収納し、第2の収納空間23aに潤滑剤Q2を収納した場合、潤滑剤Q2は、栄養剤Q1より粘度が低いため、外バッグ2aを押圧すると、その押圧力のほとんどが潤滑剤Q2を排出する力としてのみ働き、効率よく内側に配置された栄養剤Q1に伝達されない。このため、栄養剤Q1および潤滑剤Q2のチューブ13への排出のタイミングがズレてしまい、栄養剤Q1がチューブ13を円滑に通過できない場合がある。
次に、このような外バッグ2aおよび内バッグ2bに接続されたノズル3について説明する。
図1に示すように、ノズル3は、外バッグ2a内に挿入されており、内バッグ2bと液密に固定された第1の基部51と、該第1の基部51よりも先端側に設けられ、外バッグ2aと液密に固定された第2の基部81とを有している。また、図2および図3に示すように、ノズル3は、ノズル本体5と、このノズル本体5の外側に設けられた先端ノズルとを有している。
ノズル本体5は、ほぼ円筒状をなす内管6と、内管6の外周側に設けられたほぼ円筒状をなす外管7と、外管7の基端外周部に設けられたボート状の第1の基部51と、を備えている。
内管6と外管7とは、同心的に設けられている。また、内管6と外管7とは、内管6と外管7との間に部分的に形成された接続部52において接続され、一体的に形成されている。
外管7の基端外周部には、第1の基部51が一体的に形成されている。この第1の基部51は、その両側面側がそれぞれ、例えば溶着、接着等の方法により、内バッグ2bを構成するシート材が液密に固定されている。また、第1の基部51の長手方向のほぼ中央部には、基端面に開口する凹部511が形成され、この凹部511が内バッグ2bの第1の収納空間23bと連通している。
このような構成により、内管6の内部には、横断面がほぼ円形状をなす内流路53が形成され、内管6と外管7との間には、横断面がほぼ円弧状(U字状)をなす外流路54が形成されている。この外流路54は、外管7の基端部に形成された開口部を介して凹部511と連通している。これにより、外流路54は、内バッグ2bの第1の収納空間23bと連通することとなる。
また、第1の基部51よりも先端側の外管7の外周部には、側方に突出する平板状の取付部71が形成されている。この取付部71には、先端ノズル8が液密に固定されている。また、この先端ノズル8には、後述するように、外バッグ2aが液密に固定される第2の基部81が形成されている。
さらに、ノズル本体5には、第1の基部51よりも先端側に、側方流路55が形成されている。側方流路55は、横断面形状が四角形状であり、外管7の管壁と内管6の管壁とを貫通し、内管6の内流路53に臨む開口部を有する貫通管56で構成されている。そして、この側方流路55を介して、内流路53が外バッグ2aの第2の収納空間23aと連通する。
また、内管6には、貫通管56の、内流路53に開口する開口部561よりも基端側の壁部が、内流路53と第1の収納空間23bとを隔てる隔壁部562として機能している(図3参照)。
このような構成により、外バッグ2aから排出された栄養剤Q1は、側方流路55および内流路53を順に通過するとともに、内バッグ2bから排出された潤滑剤Q2は、凹部511、外流路54の凹部511に開口する開口部541および外流路54を通過して、それぞれノズル3の先端部(チューブ13)に向かう。そして、本実施形態では、先端ノズル8内で合流する。
なお、本実施形態では、側方流路55は、内管6の中心軸周りに等間隔に2つ形成されている。また、貫通管56の基端側壁および隔壁部562は、第1の基部51の先端面と同一平面として形成されている。これにより、外バッグ2aから排出された栄養剤Q1が滞留することなくスムーズにノズル3先端部に向かって流れる。
また、内管6と外管7とは、前述したように同心的に設けられているが、これに限定されず、偏心して設けられていてもよい。なお、内管6と外管7とを同心的に設けることにより、栄養剤Q1と潤滑剤Q2とが合流した際に、栄養剤Q1の外側に潤滑剤Q2の均一な層(膜)が形成され易いという利点がある。
ノズル本体5の先端側には、先端ノズル8が設けられている。この先端ノズル8は、第2の基部81と、この第2の基部81に突出して設けられた管状部82とを備えている。
第2の基部81は、ボート状をなし、その長手方向の途中のほぼ中央部には、基端面に第2の収納空間23aに臨む開口が設けられた凹部811が形成されている。管状部82の内腔部は、第2の基部81の先端部に形成され、第2の基部81をその厚さ方向に貫通する円形の貫通孔を介して凹部811と連通している。
凹部811と管状部82の内腔部とが連通する貫通孔812を介して内管6および外管7を管状部82の内腔部に挿入し、取付部71を凹部811に挿入する。そして、取付部71を凹部811に嵌合させることにより、ノズル本体5が先端ノズル8に液密に固定されている。なお、取付部71の第2の基部81への固定方法には、嵌合の他、例えば、溶着、接着、螺合等の方法を用いることもできる。
なお、第2の基部81は、その両側面側がそれぞれ、例えば溶着、接着等の方法により、外バッグ2aを構成するシート材に液密に固定されている。このように、ノズル3は、第2の基部81と取付部71により、外バッグ2aを構成するシート材に液密に固定される。つまり、本実施形態において、ノズル3の第2の基部81は、第1の基部51よりも先端側の外管7の外周部に設けられた第2の基部81と取付部71とから構成されている。
管状部82は、その内径が先端に向かって漸減しており、ノズル本体5の外流路54から排出された潤滑剤Q2の流れを内流路53の中心軸の方向へ向かって規制する機能を有する。これにより、外バッグ2aおよび内バッグ2bからそれぞれ排出された栄養剤Q1の全周を潤滑剤Q2で囲んだ状態とし易くなる。
この管状部82の先端部外周には、チューブ13のコネクタ131が嵌合により液密的に接続される(以下この状態を「チューブ接続状態」と言う)。チューブ接続状態では、側方流路55および内流路53を介して、第2の収納空間23aとチューブ13内とが連通し、外流路54を介して、第1の収納空間23bとチューブ13内とが連通する。これにより、栄養剤Q1を無菌的に投与することができる。このように、管状部82は、その先端部がチューブ13が接続されるチューブ接続部としても機能する。
また、本実施形態では、管状部82の内腔部内において、内管6が外管7の先端72から突出している。これにより、外流路54から横断面視でC字状(円弧状)をなすように排出された潤滑剤Q2を、管状部82内で、栄養剤Q1の全周を囲む横断面視でO字状をなすようにすることができる。このため、栄養剤Q1のチューブ13内の通過がより促進される(通過性がより向上する)ようになる。
また、図3に示すように、管状部82は、外管7より先端側の内管6との間で画成され、外流路54と連通する外流路延長部821を有している。そして、この外流路延長部821内には、すなわち、内管6の先端外周面には、その外径が拡径した拡径部(突部)61が形成されている。この拡径部61は、外流路延長部821を通過する潤滑剤Q2の流量を規制する流量規制部として機能する。これにより、粘度が低い潤滑剤Q2の流量を規制し、潤滑剤Q2のみが多く排出されることを防止することで、最後まで確実に潤滑剤Q2が栄養剤Q1の全周を囲んだ状態を維持することができる。
ノズル3の構成材料としては、硬質材料で構成されていることが好ましい。この硬質材料としては、例えば、硬質ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブタジエンのようなポリオレフィン、ポリスチレン、ポリ−(4−メチルペンテン−1)、ポリカーボネート、ABS樹脂、アクリル樹脂、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、ポリアセタール、ポリアリレート、ポリアクリロニトリル、ポリフッ化ビニリデン、アイオノマー、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PTB)のようなポリエステル、ブタジエン−スチレン共重合体、芳香族または脂肪族ポリアミド等の各種樹脂、あるいはこれらを任意に組み合わせたもの等が挙げられる。また、このような材料の中でも、特に、EOG滅菌(エチレンオキサイドガス滅菌)、ガンマ線滅菌、電子線滅菌、蒸気滅菌、熱水滅菌の各種滅菌に対して耐久性を有するものがより好ましい。
このような構成の経管栄養剤投与セット1では、チューブ接続状態で経管栄養を行なう際、例えば、手の平等で、外バッグ2aの中央部を圧迫する。このとき、栄養剤Q1は、第2の収納空間23aから排出されて、側方流路55および内流路53を順に通過し、潤滑剤Q2は、第1の収納空間23bから排出されて、外流路54を通過する。そして、栄養剤Q1と潤滑剤Q2とは、先端ノズル8(管状部82)内で合流する。
このとき、図5(図4も同様)に示すように、栄養剤Q1と潤滑剤Q2とが合流した際には、潤滑剤Q2が栄養剤Q1よりも外側を流れる。すなわち、栄養剤Q1が中心部を通過し、潤滑剤Q2が栄養剤Q1を囲むように通過する。これにより、前述したように、栄養剤Q1のチューブ13内の通過が促進される(通過性が向上する)。よって、栄養剤Q1が充分に投与され、また、栄養剤Q1を投与するのに要する投与時間も短縮することができる。
特に、経管栄養剤投与セット1では、未使用状態で、粘度のより高い栄養剤Q1が、潤滑剤Q2の外側に配置されるので、使用時に外バッグ2aを押圧すれば、その押圧力を栄養剤Q1のみならず潤滑剤Q2にも均一かつ確実に付与することができる。これにより、栄養剤Q1および潤滑剤Q2を、それぞれ、第2の収納空間23aおよび第1の収納空間23bから確実に排出することができる。かかる観点からも、栄養剤Q1を充分に投与することができるとともに、栄養剤Q1を投与するのに要する投与時間も確実に短縮される。
なお、ノズル3では、内管6(内流路53)の平均内径φDは、外管7と内管6との間隙(外流路54)の平均間隙距離tよりも大きく設定されている(図2参照)。これにより、ノズル3から流出して、チューブ13内を通過する潤滑剤Q2で構成される層(膜)の厚さをできる限り小さくすることができ、よって、栄養剤Q1を主とした投与が可能となる。
<第2実施形態>
図6は、本発明の経管栄養剤投与セット(第2実施形態)のノズルの縦断面図である。
以下、この図を参照して本発明の収納容器および経管栄養剤投与セットの第2実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、外管の長さが異なること以外は前記第1実施形態と同様である。
図6に示すように、本実施形態の経管栄養剤投与セット1では、ノズル3の外管7Aの長さが前記第1実施形態でのノズル3の外管7よりも短い。すなわち、ノズル3の外管7Aの先端72が、その長手方向で、取付部71の先端面と同じ位置に位置している。このように外管7Aの長さが短い分、ノズル本体5を製造する際、その構成材料の使用量を抑えることができる。また、当該箇所の長さが長くなると、この部分(外流路54)を形成するコアピン(金型)が細長くなり、強度不足が懸念される。従って、この部分が短いことにより、生産性を安定化させることができる。
以上、本発明の収納容器および経管栄養剤投与セットを図示の実施形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、収納容器および経管栄養剤投与セットを構成する各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換することができる。また、任意の構成物が付加されていてもよい。
例えば、先端ノズルを省略することもできる。この場合、取付部に外バッグを構成するシート材が液密に固定される。つまり、取付部が第2の基部となる。また、この場合、内管と外管とは、それらの先端が一致するように形成するか、内管の先端が外管の先端よりも基端側に位置するように形成するのが好ましい。これにより、外管の先端部外周に、チューブの基端部を接続する際に、内管が邪魔になるのを−防止することができる。また、この場合、内流路53を通過した栄養剤Q1と、外流路54を通過した潤滑剤Q2とは、内管より先端側のチューブ内で合流する。
なお、先端ノズルを省略した場合には、ノズル(ノズル本体)内では、内流路と外流路とが合流しないようにすることができる。これにより、例えば栄養剤と潤滑剤とが接してこれらが反応する場合、ノズル内に栄養剤および潤滑剤が残留しても、前記反応を確実に防止することができる。
また、前記実施形態では、外バッグおよび内バッグの基端部(縁部)同士は、連結されていないが、これらは、連結されていてもよい。これにより、外バッグと内バッグとの位置ズレが防止でき、よって、これらのバッグを一括してより圧迫し易くなる。これにより、栄養剤および潤滑剤をそれぞれ確実に排出することができる。
また、ノズルの先端部外周には、その外径が急峻に変化する段差部を複数形成するようにしてもよい。これにより、チューブのコネクタを接続した際、各段差部がチューブのコネクタ内周に係合することとなり、よって、チューブが不本意に離脱する(抜け落ちる)のが確実に防止される。
また、潤滑剤(第1の流体)にも栄養分が含まれていてもよい。
また、第1の流体と第2の流体とは、それぞれ、潤滑剤と栄養剤とに限定されず、粘度の高い流体をチューブ等で流す際に、粘度の低い流体で周囲を覆う場合にも使うことができる。
また、流量規制部は、内管の先端外周面に突出形成された突部で構成されているが、これに限定されず、例えば、先端ノズルの管状部の内周面に突出形成された突部で構成されていてもよい。
1 経管栄養剤投与セット
10 収納容器
2a 外バッグ(栄養剤バッグ)
2b 内バッグ(潤滑剤バッグ)
22 シール部
23a 第2の収納空間
23b 第1の収納空間
3 ノズル
5 ノズル本体
51 第1の基部
511 凹部
52 接続部
53 内流路
54 外流路
541 開口部
55 側方流路
56 貫通管
561 開口部
562 隔壁部
6 内管
61 拡径部
7、7A 外管
71 取付部
72 先端
8 先端ノズル
81 第2の基部
811 凹部
812 貫通孔
82 管状部
821 外流路延長部
13 チューブ(挿管用チューブ(可撓管))
131 コネクタ
Q1 経管栄養剤(栄養剤(第2の流体))
Q2 潤滑剤(第1の流体)
φD 平均内径
t 平均間隙距離

Claims (12)

  1. 内部に第1の流体を収納する第1の収納空間を画成する内容器と、
    内部に前記内容器を収納し、その収納された内容器との間で、第2の流体を収納する第2の収納空間を画成する外容器と、
    基端側が前記第2の収納空間と連通し、先端側から前記第2の流体を排出する内流路を有する内管と、前記内管の外周側に設けられた外管とから構成されたノズルとを備え、
    前記ノズルは、前記外容器内に挿入されており、前記外管の管壁と前記内管の管壁とを貫通し、前記内管の内流路に臨む開口部を有する貫通管により形成され、前記内流路と前記第2の収納空間とを連通する側方流路を有し、
    前記内管は、前記貫通管の開口部よりも基端側に、前記内流路と前記第1の収納空間とを隔てる隔壁部とを有し、
    前記外管は、前記内管との間で画成され、基端側が前記第1の収納空間と連通し、先端側から前記第1の流体を排出する外流路と、基端部に前記外流路と前記第1の収納空間とを連通する開口部を有することを特徴とする収納容器。
  2. 前記ノズルは、前記外管の基端外周部に設けられ、前記内容器と液密に固定された第1の基部と、該第1の基部よりも先端側の前記外管の外周部に設けられ、前記外容器と液密に固定された第2の基部とを備える請求項1に記載の収納容器。
  3. 前記内管と前記外管とは、ほぼ円筒状で、同心的に設けられており、周方向に部分的に設けられた接続部を介して接続されている請求項1または2に記載の収納容器。
  4. 前記内管は、前記外管の先端から突出している請求項1ないし3のいずれかに記載の収納容器。
  5. 前記ノズルは、前記外管の外周側に設けられており、前記外管の先端から突出している管状部を有する先端ノズルを備え、
    前記管状部は、前記外管より先端側の前記内管との間で画成され、前記外流路と連通する外流路延長部を有する請求項4に記載の収納容器。
  6. 前記管状部は、前記内管の先端から突出し、その内径が先端に向かって漸減している請求項5に記載の収納容器。
  7. 前記外流路延長部には、該外流路延長部を通過する第1の流体の流量を規制する流量規制部が形成されている請求項5または6に記載の収納容器。
  8. 前記流量規制部は、前記内管の先端外周面に突出形成された突部、または、前記管状部の内周面に突出形成された突部で構成されている請求項7に記載の収納容器。
  9. 前記ノズルは、前記外管の基端外周部に設けられ、前記内容器と液密に固定された第1の基部と、該第1の基部よりも先端側の前記外管の外周部に設けられ、前記外容器と液密に固定された第2の基部と、前記外管の外周側に設けられており、前記外管の先端から突出している管状部を有する先端ノズルとを備え、
    前記先端ノズルは、前記管状部の基端部に設けられ、前記外容器と液密に固定された基部を備え、
    前記先端ノズルの基部は、基端面に前記第2の収納空間に臨む開口が設けられた凹部と、先端部に前記管状部の内腔と前記凹部とを連通する貫通孔とを有し、
    前記外管は、前記第1の基部よりも先端側に、前記外管の側方から突出し、前記凹部に液密に固定される取付部を有し、
    前記第2の基部は、前記先端ノズルの基部と前記取付部とから構成される請求項1ないし8のいずれかに記載の収納容器。
  10. 前記管状部には、前記第1の流体および前記第2の流体が通過するチューブのコネクタが接続可能である請求項5ないし9のいずれかに記載の収納容器。
  11. 前記内容器および前記外容器は、それぞれ、軟質なバッグである請求項1ないし10のいずれかに記載の収納容器。
  12. 請求項1ないし11のいずれかに記載の収納容器を備え、
    前記第2の収納空間には、前記第2の流体として、本剤である半固形の栄養剤を収納し、
    前記第1の収納空間には、前記第1の流体として、前記第2の収納空間から前記本剤を排出する際に該本剤の流動を促進可能であり、前記本剤より粘度が低い潤滑剤を収納したことを特徴とする経管栄養剤投与セット。
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