JP2001063771A - 複室容器 - Google Patents

複室容器

Info

Publication number
JP2001063771A
JP2001063771A JP24407899A JP24407899A JP2001063771A JP 2001063771 A JP2001063771 A JP 2001063771A JP 24407899 A JP24407899 A JP 24407899A JP 24407899 A JP24407899 A JP 24407899A JP 2001063771 A JP2001063771 A JP 2001063771A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
space
chamber container
liquid
pressure
partition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP24407899A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3839624B2 (ja
Inventor
Akira Orito
晃 折戸
Tomoo Handa
知雄 半田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Terumo Corp
Original Assignee
Terumo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Terumo Corp filed Critical Terumo Corp
Priority to JP24407899A priority Critical patent/JP3839624B2/ja
Publication of JP2001063771A publication Critical patent/JP2001063771A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3839624B2 publication Critical patent/JP3839624B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D81/00Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents
    • B65D81/32Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents for packaging two or more different materials which must be maintained separate prior to use in admixture
    • B65D81/3261Flexible containers having several compartments
    • B65D81/3266Flexible containers having several compartments separated by a common rupturable seal, a clip or other removable fastening device

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Package Specialized In Special Use (AREA)
  • Bag Frames (AREA)
  • Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】誤って仕切り部が剥離することが防止され、必
要時には簡単な操作で仕切り部を剥離、開封することが
できる。 【解決手段】複室容器1は、排出口6を備えたバッグ2
を有する。バッグ2は、可撓性を有するシート材25で
構成され、帯状に融着して形成された仕切り部5によ
り、その内部が第1の空間3と第2の空間4とに仕切ら
れている。第1の空間3に液体30が収納されかつ複室
容器1を水平に載置した状態において、第1の空間3を
加圧して仕切り部5が剥離し始めるときの第1の空間3
の圧力(水頭圧を除いた圧力)をP1、第1の空間3に
液体30が収納されかつ第1の空間3が第2の空間4よ
り上方となるように複室容器1を鉛直に懸垂した状態に
おいて、第1の空間3を加圧して仕切り部5が剥離し始
めるときの第1の空間3の圧力(水頭圧を除いた圧力)
をP2としたとき、0.3≦P2/P1≦0.8なる関係
を満足する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、例えば輸液剤、腹
膜透析液等の液体を収納する複室容器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】例えば輸液に際し、2種以上の液体(薬
液)を混合して使用する場合、初めからそれらを混合し
てバッグ内に保存しておくと、経時的に変質、劣化する
場合がある。
【0003】そのため、樹脂製シート材で構成されたバ
ッグの途中を帯状に融着して仕切り部を形成し、この仕
切り部によりバッグ内を2つの室(空間)に仕切り、2
種の液体をそれぞれの室に分けて収納し、必要時(例え
ば輸液直前)に仕切り部を剥離(開封)して両室内の液
体同士を混合し、使用する複室容器が開発されている。
現在、この種の複室容器としては、大塚製薬社製・アミ
ノトリパ2号、日本ヘキストマリオンルセル社製・ピー
エヌツイン3号等の輸液バッグが存在する。これらは、
用時に剥離でき、また、仕切り部の剥離防止部材を必要
としない容器とするために、通常、仕切り部の剥離強度
を0.98N/20mm幅(0.10kgf/20mm幅)以上
とし、かつ仕切り部にてバッグを2つに折りたたむ形で
包装している。
【0004】これらのバッグを用時に剥離するときは、
バッグを包材から取り出し、仕切り部で折りたたまれた
状態を開いて机上に置き、一室を手等で加圧して行う
が、輸送中の剥離を防ぐ目的で前述の値より仕切り部の
シール強度が高めに設定されているため、仕切り部の剥
離(開封)には大きな力が必要であり、開封の操作性が
悪い。
【0005】特に、近年普及しつつある在宅医療に関し
ては、高齢者や体力が衰えた患者自身がバッグの仕切り
部の剥離(開封)操作を行なうため、この操作を容易に
行なえるようにすることは重要な課題である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、輸送
や保管中等に誤って仕切り部を剥離し、液漏れを生じる
可能性が少なく、必要時には簡単な操作で仕切り部を剥
離、開封することができる複室容器を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題は、以下の本発
明により解決される。
【0008】仕切り部の剥離は、容器内圧力がシート表
面の張力に変換され、その内剥離シール部に垂直方向に
働くシート張力によって生じる。容器の置き方により、
仕切り部が剥離するときの剥離強度は変わらないが、容
器の置き方により、容器形状が変われば、容器内圧力が
小さくても、仕切り部に剥離に必要なシート張力が加わ
ることに着目し、鋭意検討の結果、できる限り柔軟なシ
ート素材を用い、容器を懸垂したときに、仕切り部の容
器形状が大きな曲率半径をとる容器とすることにより、
容器を水平に置き加圧した時および包装されている輸送
や保管時には仕切り部が剥離しにくく、懸垂して上室を
加圧すると容易に剥離する複室容器を発明した。具体的
には、下記(1)〜(8)の本発明により達成される。
【0009】(1) 可撓性を有するシート材で構成さ
れ、内部が前記シート材を融着することにより形成され
た仕切り部を介して液体を収納する第1の空間と、第2
の空間とに仕切られた複室容器であって、前記第1の空
間に液体が収納されかつ当該複室容器を水平に載置した
状態における前記第1の空間に対応する部分の最大厚さ
をT1、前記第1の空間に液体が収納されかつ前記第1
の空間が前記第2の空間より上方となるように当該複室
容器を鉛直に懸垂した状態における前記第1の空間に対
応する部分の最大厚さをT 2としたとき、1.2≦T2
1≦3.0を満足することを特徴とする複室容器。
【0010】(2) 前記第1の空間に液体が収納され
かつ当該複室容器を水平に載置した状態において、前記
第1の空間を加圧して前記仕切り部が剥離し始めるとき
の前記第1の空間の圧力(水頭圧を除いた圧力)を
1、前記第1の空間に液体が収納されかつ前記第1の
空間が前記第2の空間より上方となるように当該複室容
器を鉛直に懸垂した状態において、前記第1の空間を加
圧して前記仕切り部が剥離し始めるときの前記第1の空
間の圧力(水頭圧を除いた圧力)をP2としたとき、
0.3≦P2/P1≦0.8を満足する上記(1)に記載
の複室容器。
【0011】(3) 可撓性を有するシート材で構成さ
れ、内部が前記シート材を融着することにより形成され
た仕切り部を介して液体を収納する第1の空間と、第2
の空間とに仕切られた複室容器であって、前記第1の空
間に液体が収納されかつ当該複室容器を水平に載置した
状態において、前記第1の空間を加圧して前記仕切り部
が剥離し始めるときの前記第1の空間の圧力(水頭圧を
除いた圧力)をP1、前記第1の空間に液体が収納され
かつ前記第1の空間が前記第2の空間より上方となるよ
うに当該複室容器を鉛直に懸垂した状態において、前記
第1の空間を加圧して前記仕切り部が剥離し始めるとき
の前記第1の空間の圧力(水頭圧を除いた圧力)をP2
としたとき、0.3≦P2/P1≦0.8を満足すること
を特徴とする複室容器。
【0012】(4) 前記仕切り部の少なくとも一部
は、複室容器の前記第1の空間に対応する部分を圧迫す
ることにより剥離可能な弱シール部で構成されている上
記(1)ないし(3)のいずれかに記載の複室容器。
【0013】(5) 前記仕切り部のシール強度は、
0.15〜4.0kgf/20mm幅である上記(1)ない
し(4)のいずれかに記載の複室容器。
【0014】(6) 前記シート材の5%モジュラス値
が20〜60kgf/cm2である上記(1)ないし
(5)のいずれかに記載の複室容器。
【0015】(7) 前記第1の空間の容量が200〜
2000mlである上記(1)ないし(6)のいずれか
に記載の複室容器。
【0016】(8) 前記第1の空間の容量が前記第2
の空間の容量以上である上記(1)ないし(7)のいず
れかに記載の複室容器。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の複室容器を添付図
面に示す好適実施例に基づいて詳細に説明する。
【0018】図1は、本発明の複室容器の実施例を示す
部分断面正面図、図2は、本発明の複室容器を水平に載
置した状態を示す断面側面図、図3は、本発明の複室容
器を懸垂した状態を示す断面側面図、図4は、本発明の
複室容器を水平に載置し、押圧して第1の空間を加圧し
た状態を示す断面側面図、図5は、本発明の複室容器を
懸垂し、押圧して第1の空間を加圧した状態を示す断面
側面図、図6は、本発明の複室容器を懸垂し、押圧して
仕切り部が剥離した状態を示す断面側面図である。な
お、図1中の上側を「基端」、下側を「先端」として説
明する。
【0019】図1に示すように、本発明の複室容器1
は、内部に液体を収納する第1の空間3と第2の空間4
とを有する軟質材料で構成されたバッグ2と、排出口6
とを有している。
【0020】バッグ2は、可撓性を有する軟質材料から
なるシート材を筒状(チューブ状)に成形(例えばイン
フレーション成形)し、その両端部を融着(熱融着、高
周波融着等)または接着によりシールして袋状としたも
のである。バッグ2の基端側のシール部22および先端
側のシール部24は、それぞれ、所望の形状に裁断され
ている。
【0021】バッグ2の基端側のシール部22のほぼ中
央部には、複室容器1をハンガー等に吊り下げるための
孔(吊り下げ部)23が設けられている。
【0022】このバッグ2の図1中上下方向の途中に
は、仕切り部5が形成されており、バッグ2の内部は、
この仕切り部5により第1の空間3と、第2の空間4と
に仕切られている。両空間3、4には、それぞれ、組成
の異なる液体30、40が収納されている。この場合、
液体30と液体40とは、例えばブドウ糖輸液製剤とア
ミノ酸輸液製剤のように、それらの成分同士が互いに反
応(変質、劣化)し易いものとされる。
【0023】使用されるまでは、液体30と液体40を
混合せずに分けて保存し、使用に際し、仕切り部5を剥
離(開封)して第1の空間3と第2の空間4とを連通さ
せ、液体30と液体40を混合する。これにより、液体
30、40の変質、劣化等を防止し、目的とする薬効を
より確実に得ることができる。
【0024】また、pH調整が必要な液体、例えば腹膜
透析液とそれを中性にするpH調整剤とを別個に、すな
わち第1の空間3および第2の空間4のそれぞれに収納
しておくことで、かかる液体の変質、分解、劣化、着
色、変色、沈殿物の発生等を防止することができる。
【0025】なお、本発明において、液体30、40
は、特に限定されず、例えば生理食塩水、電解質溶液、
リンゲル液、高カロリー輸液、ブドウ糖液、注射用水、
腹膜透析液、経口栄養剤等、いかなるものであってもよ
い。
【0026】仕切り部5は、バッグ2のシート材25を
帯状に融着(または接着)して得られたものである。こ
の仕切り部5は、例えばバッグ2の第1の空間3側の部
分を手で押圧(圧迫)し、第1の空間3の内圧を高める
ことにより剥離する程度の弱シール部で構成されてい
る。これにより、特別の器具等を用いず、簡単な作業で
仕切り部5による遮断を解除し、両空間3、4内の液体
同士を混合することができる。
【0027】なお、仕切り部5の全部が弱シール部で構
成されている場合に限らず、仕切り部5の一部が弱シー
ル部で構成されていてもよい。また、例えば仕切り部5
の帯の幅に差異を設ける等の方法により剥離強度に差を
持たせ、剥離し易い部分と剥離し難い部分とを設けても
よい。
【0028】このようなバッグ2のシート材25は、可
撓性、柔軟性に富むものが使用される。
【0029】従来のバッグ10に用いられているシート
材11は、比較的硬質のものが多く、柔軟性に乏しいも
のであった。そのため、図7に示すように、バッグ10
を水平に載置した状態(バッグ10を保管する際の典型
的な姿勢)で、押圧力が加えられ第1の空間12内が加
圧されると、シート材11の変形が少ないため、加圧に
よって生じるシート材11の張力は、仕切り部14を垂
直に剥離させる力(ベクトル)としては弱くなる。
【0030】一方、図8に示すように、バッグ10を鉛
直状態(起立姿勢)にし、バッグの上側を手で押圧して
仕切り部14を剥離(開封)する際には、第1の空間1
2内の液体の水頭圧(バッグ10を水平状態にしていた
ときに比べて高い水頭圧)が仕切り部14付近のシート
材11に作用するが、シート材11が比較的硬質であ
り、その変形が少なく、特に、仕切り部14を中心とし
たシート材11同士の開き角度がそれほど増大しないた
め、仕切り部14を剥離(開封)するのに必要な圧力
は、専らバッグ10を手で押圧(圧迫)する時の圧力と
大差ない。
【0031】以上より、比較的硬質のシート材11で構
成された従来のバッグ10は、保管中等に誤って押圧力
が作用した場合に仕切り部14が剥離(開封)し、液漏
れが生じないよう設定された仕切り部14を、使用時に
剥離する際に大きな力を要し、操作性が劣る。
【0032】これに対し、本発明におけるバッグ2のシ
ート材25は、可撓性、柔軟性に富むものである。図4
に示すように、バッグ2を水平に載置した状態(バッグ
2を保管する際の典型的な姿勢)では、従来のバッグと
同様に仕切り部5付近のシート材25同士の角度が鋭角
であり、押圧によって生じるシート材25の張力は、仕
切り部5を剥離させる垂直方向のベクトルとしては弱
い。すなわち、仕切り部5を剥離させるのに必要な押圧
力は大きい。
【0033】一方、図3、図5に示すように、バッグ2
を鉛直状態(起立姿勢)とし、バッグ2の上側を手で押
圧して仕切り部5を剥離(開封)しようとする際には、
第1の空間3内の液体30の水頭圧(バッグ2を水平状
態にしていたときに比べて高い水頭圧)が仕切り部5付
近のシート材25に作用するが、シート材25が柔軟性
に富むものであるため、手による押圧力を作用させる前
の状態でも、当該水頭圧の作用によって第1の空間3の
先端側、特に仕切り部5付近のシート材25が膨らむよ
うに変形し(図3参照)、シート材25同士が仕切り部
5を介して互いに反対方向に引っ張られ、これらのなす
角度が鈍角となる。
【0034】そして、図5に示すように、この状態から
バッグ2に押圧力を作用させ、第1の空間3内を加圧す
ると、仕切り部5付近のシート材25同士に作用する互
いに反対方向のシート張力A、Bが増大し、剥離するた
めのベクトルとして有効に働く。次に、仕切り部5が剥
離し、第1の空間3と第2の空間4とが連通し、第1の
空間3内の液体30が第2の空間4内に流入し、液体4
0と混合される。
【0035】このように、柔軟性に富むシート材25で
構成されたバッグ2は、保管中等に誤って押圧力が作用
した場合でも、仕切り部14が剥離(開封)し難く、液
漏れが防止される。また、使用に際し液体30と液体4
0とを混合するときには、仕切り部5を比較的小さな圧
力で剥離(開封)することができ、操作性に優れる。従
って、病院等の医療機関において医師や看護婦が行なう
場合は勿論のこと、例えば在宅医療において高齢者や体
力が衰えた患者でも、バッグ2の仕切り部5の剥離(開
封)操作を容易かつ確実に行なうことができる。
【0036】このようなシート材25の可撓性、柔軟性
は、以下に述べるような程度のものとされる。
【0037】図2に示すように、第1の空間3に液体3
0が収納されたバッグ2(複室容器1)を水平に載置し
た状態における第1の空間3に対応する部分の最大厚さ
をT 1とし、図3に示すように、第1の空間3に液体3
0が収納されたバッグ2(複室容器1)を孔23にて鉛
直に懸垂した状態における第1の空間3に対応する部分
の最大厚さをT2としたとき、1.2≦T2/T1≦3.
0を満足するようなもの、より好ましくは1.4≦T2
/T1≦3.0を満足するようなものである。
【0038】T2/T1が前記下限値未満であると、シー
ト材25の柔軟性が不十分となり、前述したような効果
が十分に発揮されない。また、T2/T1が前記上限値を
超えると、シート材25の強度が不足し、破損を生じ易
くなる。
【0039】また、図4に示すように、第1の空間3に
液体30が収納されたバッグ2(複室容器1)を水平に
載置した状態において、押圧力を加えて第1の空間3を
加圧し、仕切り部5が剥離し始めるときの第1の空間3
の圧力(水頭圧を除いた圧力)をP1、図5に示すよう
に、第1の空間3に液体30が収納されたバッグ2(複
室容器1)を孔23にて鉛直に懸垂した状態において、
第1の空間3を加圧して仕切り部5が剥離し始めるとき
の第1の空間3の圧力(水頭圧を除いた圧力)をP2
したとき、0.3≦P2/P1≦0.8を満足するような
もの、より好ましくは0.4≦P2/P1≦0.7を満足
するようなものである。
【0040】P2/P1が前記下限値未満であると、シー
ト材25の強度が不足し、破損を生じ易くなる。また、
2/P1が前記上限値を超えると、シート材25の柔軟
性が不十分となり、前述したような効果が十分に発揮さ
れない。
【0041】なお、第1の空間3の圧力P1、P2を水頭
圧を除いた圧力としたのは、次の理由による。第1の空
間3内の液体30の液面が仕切り部より高いとそれに伴
って水頭圧も増大するが、この場合には、仕切り部5の
剥離に有利に働くため、水頭圧を除いた圧力で比較する
ことにより、水頭圧の依存性を排除して、容器の特徴を
示した。
【0042】本発明の複室容器1では、シート材25の
材質(構成材料のポリマー組成、分子量、可塑材等の添
加剤)、シート材25の厚さ、シート材25の強度、弾
性、シート材25の仕切り部5付近の形状、寸法等の条
件を適宜組合せて選択することにより、以上のような条
件を満足することができる。
【0043】シート材25の弾性は、特に限定されない
が、5%モジュラス値が20〜60kgf/cm2であ
るのが好ましく、20〜35kgf/cm2であるのが
より好ましい。この5%モジュラス値が小さ過ぎると、
シート材25の強度低下をもたらし、シート材25の厚
さを比較的厚くする等の必要が生じる。また、この5%
モジュラス値が大き過ぎると、前述したような効果が十
分に発揮されないことがある。
【0044】また、液体30、40の変質、劣化をより
有効に防止するために、シート材25は、ガス透過性が
できるだけ低いもの(ガスバリア性を有するもの)が好
ましい。
【0045】このようなシート材25に使用できる材料
(樹脂材料)としては、例えばポリエチレン(PE)、
ポリプロピレン(PP)、ポリブタジエン、エチレン−
酢酸ビニル共重合体(EVA)のようなポリオレフィ
ン、オレフィン系エラストマー、スチレン系エラストマ
ー等の各種熱可塑性エラストマーあるいはこれらを任意
に組み合わせたもの(ブレンド樹脂、ポリマーアロイ、
積層体等)が挙げられる。これらの樹脂材料は、高圧蒸
気滅菌(オートクレーブ滅菌)に耐えられる耐熱性、耐
水性を有している点でも好ましい。
【0046】シート材25の構成材料として特に好まし
いものに、ポリエチレンまたはポリプロピレンに、スチ
レン−ブタジエン共重合体やスチレン−エチレン−ブチ
レン−スチレンブロック共重合体等のエラストマーをブ
レンドし柔軟化した軟質樹脂を挙げることができる。こ
の材料は、高強度で柔軟性に富み、耐熱性(特に滅菌時
の耐熱性)、耐水性が高い他、加工性が特に優れ、製造
コストの低減を図れる点で好ましい。
【0047】さらに、内部の液体30、40の品質保持
のために、バッグ2に酸素バリア性や遮光性等を付与す
るためにアルミ箔等のフィルムをさらに積層することも
可能である。
【0048】また、酸素バリア性付与のために、バッグ
2の表面に酸化チタン、酸化アルミニウム、酸化ケイ素
等の酸化物からなる蒸着膜等の薄膜を形成することも可
能である。この場合でも、バッグ2の透明性を維持する
ことができ、内部の視認性が確保される。
【0049】バッグ2を構成するシート材25の厚さ
は、特に限定されず、シート材25の材質等の他の条件
によって異なるが、通常は、0.2〜0.5mm程度で
あるのが好ましく、0.25〜0.35mm程度である
のがより好ましい。
【0050】また、バッグ2の容量は、内部に収容する
液体30、40の種類等によって異なるが、通常は、第
1の空間3および第2の空間4のそれぞれの容量(容
積)が、100〜5000ml程度であるのが好まし
く、200〜2000ml程度であるのがより好まし
い。
【0051】また、第1の空間3の容量と第2の空間4
の容量の大小関係は、特に限定されないが、第1の空間
3の容量が第2の空間4の容量以上であるのが好まし
い。これにより、第1の空間3を手で加圧し易くなり、
仕切り部5を開封したときの液体30の第2の空間4へ
の移動による混合が容易に行われる。
【0052】仕切り部5の弱シール部のシール強度(剥
離強度)は、特に限定されないが、通常は、0.15〜
4.0kgf/20mm幅であるのが好ましく、0.3〜
2.5kgf/20mm幅であるのがより好ましい。シール
強度がこの範囲未満であると、輸送や保管中等に誤って
仕切り部5が剥離し易くなり、また、シール強度がこの
範囲を超えると、仕切り部5を剥離(開封)する際の操
作性が低下する。
【0053】このような仕切り部5の形成は、例えば次
のような方法、条件により行なうことができる。すなわ
ち、仕切り部5は、金型温度が好ましくは90〜140
℃、より好ましくは100〜120℃、シール圧力が好
ましくは2〜12kgf/cm2、より好ましくは3.
5〜7.5kgf/cm2、シール時間が好ましくは1
〜10秒、より好ましくは2〜5秒でヒートシールする
ことができる。なお、ここで挙げた方法、条件は、一例
であり、これに限定されるものではない。
【0054】バッグ2の先端部には、第2の空間4に連
通する排出口(口部)6が設けられている。この排出口
6は、少なくとも液体を排出する機能を有するものであ
り、筒状(特に円筒状)の管体(内筒)61と、管体6
1の外側に設置された外筒62とを備えている。
【0055】管体61および外筒62の先端には、弾性
材料で構成された弾性体(栓体)63が設置され、その
上からキャップ(弾性体支持部材)64を冠着すること
により弾性体63を管体61および外筒62の先端に圧
着した構成となっている。
【0056】キャップ64の基端部は、外筒62の途中
の外周に設けられたフランジ部65に嵌合または螺合
し、固定される。
【0057】弾性体63は、瓶針、カヌラ針等の針管
(図示せず)を刺通可能なものであり、必要時にこの針
管を刺通して、複室容器1内の液体40または液体30
と液体40の混合液体を取り出すこと、あるいは複室容
器1内に薬液等を混注することができる。また、弾性体
63は、自己閉塞性を有し、針管を弾性体63から抜き
取った後は、その穿刺孔が閉塞し、薬液の漏れを防止す
る。
【0058】弾性体63の構成材料としては、可撓性を
有する高分子材料が好ましく、例えば、ポリエチレン、
ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体、架橋型エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体等のポリオレフィン、ポリエステル、ポリ塩
化ビニル、ポリウレタン、ポリアミド、ポリアミドエラ
ストマー、ポリエステルエラストマー等の熱可塑性樹脂
(熱可塑性エラストマー)、天然ゴム、イソプレンゴ
ム、シリコーンゴム、ブタジエンゴム、スチレン−ブタ
ジエンゴムのような各種ゴム材料等の弾性材料、あるい
はこれらのうちの任意の2以上を組み合わせたもの(ブ
レンド、積層体等)が挙げられる。
【0059】キャップ64は、リング状をなし、外筒6
2の先端部に対し、例えば、螺合、嵌合、カシメ、接
着、融着等の方法により固定されている。キャップ64
の構成材料としては、特に限定されず、例えば各種樹脂
材料、金属材料等が挙げられる。
【0060】外筒62は、バッグ2の先端部のシール部
24において、シート材25、25間に挟持、融着され
て固定されている。これにより、外筒62のバッグ2に
対する固定を容易かつ確実に行うことができ、また、外
筒62とシート材25との接合性、密着性(密封性)が
高いため、液漏れ等も確実に防止することができる。ま
た、複室容器1の製造、組み立てが容易であるという利
点もある。
【0061】管体61および外筒62の構成材料として
は、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化
ビニル、ポリカーボネート、ポリメチルメタクリレー
ト、ポリエステル、ポリアミド、ABS樹脂等が挙げら
れる。
【0062】なお、このような排出口(または混注口)
は、複数個設置されていてもよい。また、第1の空間3
に連通する同様の排出口(または混注口)が設けられて
いてもよい。
【0063】以上、本発明の複室容器を図示の実施形態
に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるもの
ではい。
【0064】
【実施例】(実施例1)シート材として、ポリプロピレ
ンとスチレン−ブタジエン共重合体とを6:4の重量比
で配合(ポリマーブレンド)した軟質樹脂をインフレー
ション成形により筒体に成形したものを用い、所望パタ
ーンに熱融着および裁断し、排出口を装着して、図1に
示す形状の本発明の複室容器を製造した。
【0065】この複室容器の第1の空間にブドウ糖液:
1600ml、第2の空間に電解質液:400mlを封
入し、オートクレーブ滅菌を施した。この時のシート材
厚さ、5%モジュラス値、容器長、容器幅、仕切り部の
シール条件、仕切り部のシール強度、オートクレーブ滅
菌条件を表1に示す。
【0066】第1の空間および第2の空間にそれぞれ液
体が充填された当該複室容器に対し、前述した方法で、
最大厚さT1、T2、圧力P1、P2を測定し、さらに、こ
れらよりT2/T1、P2/P1を求めた。その結果を下記
表1に示す。
【0067】なお、圧力P1、P2の測定は、キーエンス
社製・油圧デジタル圧力センサー(AP−80A)を用
いた。
【0068】(実施例2、3)仕切り部のシール条件、
オートクレーブ滅菌条件等を、それぞれ、表1に示すよ
うに変更した以外は、実施例1と同様にした。
【0069】(実施例4)シート材として、ポリプロピ
レンとエチレン−ブテン共重合体とスチレン−ブタジエ
ン共重合体とを5:2:3の重量比で配合(ポリマーブ
レンド)した軟質樹脂を用い、実施例1と同様にして複
室容器を製造し、評価した。その条件を表1に示す。
【0070】(比較例1)市販の輸液バッグである大塚
製薬社製・アミノトリパ2号を用意した。この輸液バッ
グは、第1の空間に糖・電解質液:1200ml、第2
の空間にアミノ酸液:600mlが封入されている。
【0071】前記と同様の方法で、最大厚さT1、T2
圧力P1、P2を測定し、さらに、これらよりT2/T1
2/P1を求めた。その結果を下記表1に示す。
【0072】(比較例2)市販の輸液バッグである日本
ヘキストマリオンルセル社製・ピーエヌツイン3号を用
意した。この輸液バッグは、第1の空間に糖・電解質
液:800ml、第2の空間にアミノ酸液:400ml
が封入されている。
【0073】前記と同様の方法で、最大厚さT1、T2
圧力P1、P2を測定し、さらに、これらよりT2/T1
2/P1を求めた。その結果を下記表1に示す。
【0074】
【表1】
【0075】表1に示すように、実施例1〜3の複室容
器は、いずれも、比較例1、2に比べ、T1とT2の乖離
がある程度大きく、また、P1とP2の乖離がある程度大
きい。そのため、例えば保管中、搬送中等、複室容器の
姿勢が水平な状態では、仕切り部が剥離し難く、液漏れ
を防止することができる一方、複室容器を起立姿勢とし
た状態では、より小さな圧力で簡単に仕切り部を剥離
(開封)して第1の空間と第2の空間とを連通させ、液
体を混合させることができる。
【0076】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の複室容器に
よれば、例えば保管中、搬送中等の必要時以外に仕切り
部が誤って剥離し、第1の空間と第2の空間とが連通す
ることが防止されるので、薬液の安定性が保持され、安
全性が高い。
【0077】そして、必要時には、簡単な操作で、第1
の空間と第2の空間とを連通させることができ、例えば
それらの空間に収納されている異なる液体同士を混合す
ることができる。
【0078】特に、複室容器の外部から両空間を連通さ
せることができるため、迅速に液の調製を行なうことが
できる。また、このような液体の調製時に液体が外気に
触れないため、細菌や異物の混入のおそれがなく、薬液
の調製を安全に行うことができる。
【0079】以上のことから、本発明の複室容器は、病
院等の医療機関において医師や看護婦が使用する場合は
勿論のこと、例えば在宅医療において高齢者や体力が衰
えた患者が使用する場合にも適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の複室容器の実施形態を示す部分断面正
面図である。
【図2】本発明の複室容器を水平に載置した状態を示す
主要部の断面側面図である。
【図3】本発明の複室容器を懸垂した状態を示す主要部
の断面側面図である。
【図4】本発明の複室容器を水平に載置し、押圧して第
1の空間を加圧した状態を示す主要部の断面側面図であ
る。
【図5】本発明の複室容器を懸垂し、押圧して第1の空
間を加圧した状態を示す主要部の断面側面図である。
【図6】本発明の複室容器を懸垂し、押圧して仕切り部
が剥離した状態を示す主要部の断面側面図である。
【図7】従来の複室容器を水平に載置し、押圧して第1
の空間を加圧した状態を示す主要部の断面側面図であ
る。
【図8】従来の複室容器を懸垂し、押圧して第1の空間
を加圧した状態を示す主要部の断面側面図である。
【符号の説明】
1 複室容器 2 バッグ 22 シール部 23 孔 24 シール部 25 シート材 3 第1の空間 4 第2の空間 30、40 液体 5 仕切り部 6 排出口 61 管体 62 外筒 63 弾性体 64 キャップ 65 フランジ部 10 従来のバッグ 11 シート材 12 第1の空間 13 第2の空間 14 仕切り部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性を有するシート材で構成され、内
    部が前記シート材を融着することにより形成された仕切
    り部を介して液体を収納する第1の空間と、第2の空間
    とに仕切られた複室容器であって、 前記第1の空間に液体が収納されかつ当該複室容器を水
    平に載置した状態における前記第1の空間に対応する部
    分の最大厚さをT1、前記第1の空間に液体が収納され
    かつ前記第1の空間が前記第2の空間より上方となるよ
    うに当該複室容器を鉛直に懸垂した状態における前記第
    1の空間に対応する部分の最大厚さをT 2としたとき、 1.2≦T2/T1≦3.0を満足することを特徴とする
    複室容器。
  2. 【請求項2】 前記第1の空間に液体が収納されかつ当
    該複室容器を水平に載置した状態において、前記第1の
    空間を加圧して前記仕切り部が剥離し始めるときの前記
    第1の空間の圧力(水頭圧を除いた圧力)をP1、前記
    第1の空間に液体が収納されかつ前記第1の空間が前記
    第2の空間より上方となるように当該複室容器を鉛直に
    懸垂した状態において、前記第1の空間を加圧して前記
    仕切り部が剥離し始めるときの前記第1の空間の圧力
    (水頭圧を除いた圧力)をP2としたとき、 0.3≦P2/P1≦0.8を満足する請求項1に記載の
    複室容器。
  3. 【請求項3】 可撓性を有するシート材で構成され、内
    部が前記シート材を融着することにより形成された仕切
    り部を介して液体を収納する第1の空間と、第2の空間
    とに仕切られた複室容器であって、 前記第1の空間に液体が収納されかつ当該複室容器を水
    平に載置した状態において、前記第1の空間を加圧して
    前記仕切り部が剥離し始めるときの前記第1の空間の圧
    力(水頭圧を除いた圧力)をP1、前記第1の空間に液
    体が収納されかつ前記第1の空間が前記第2の空間より
    上方となるように当該複室容器を鉛直に懸垂した状態に
    おいて、前記第1の空間を加圧して前記仕切り部が剥離
    し始めるときの前記第1の空間の圧力(水頭圧を除いた
    圧力)をP2としたとき、 0.3≦P2/P1≦0.8を満足することを特徴とする
    複室容器。
  4. 【請求項4】 前記仕切り部の少なくとも一部は、複室
    容器の前記第1の空間に対応する部分を圧迫することに
    より剥離可能な弱シール部で構成されている請求項1な
    いし3のいずれかに記載の複室容器。
  5. 【請求項5】 前記仕切り部のシール強度は、0.15
    〜4.0kgf/20mm幅である請求項1ないし4のいず
    れかに記載の複室容器。
  6. 【請求項6】 前記シート材の5%モジュラス値が20
    〜60kgf/cm 2である請求項1ないし5のいずれ
    かに記載の複室容器。
  7. 【請求項7】 前記第1の空間の容量が200〜200
    0mlである請求項1ないし6のいずれかに記載の複室
    容器。
  8. 【請求項8】 前記第1の空間の容量が前記第2の空間
    の容量以上である請求項1ないし7のいずれかに記載の
    複室容器。
JP24407899A 1999-08-30 1999-08-30 複室容器 Expired - Fee Related JP3839624B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24407899A JP3839624B2 (ja) 1999-08-30 1999-08-30 複室容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24407899A JP3839624B2 (ja) 1999-08-30 1999-08-30 複室容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001063771A true JP2001063771A (ja) 2001-03-13
JP3839624B2 JP3839624B2 (ja) 2006-11-01

Family

ID=17113418

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24407899A Expired - Fee Related JP3839624B2 (ja) 1999-08-30 1999-08-30 複室容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3839624B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005143707A (ja) * 2003-11-13 2005-06-09 Shimizu Pharmaceutical Co Ltd 医療用複室容器の開通方法
JP2009511367A (ja) * 2005-10-05 2009-03-19 ダウ グローバル テクノロジーズ インコーポレイティド ポリオレフィンベースの可剥性シール
CN107427409A (zh) * 2015-03-25 2017-12-01 泰尔茂株式会社 医疗用袋
CN114366655A (zh) * 2021-12-17 2022-04-19 海口天行健药物研究有限公司 一种自动药盒

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005143707A (ja) * 2003-11-13 2005-06-09 Shimizu Pharmaceutical Co Ltd 医療用複室容器の開通方法
JP2009511367A (ja) * 2005-10-05 2009-03-19 ダウ グローバル テクノロジーズ インコーポレイティド ポリオレフィンベースの可剥性シール
CN107427409A (zh) * 2015-03-25 2017-12-01 泰尔茂株式会社 医疗用袋
JP2020179242A (ja) * 2015-03-25 2020-11-05 テルモ株式会社 医療用バッグ
CN107427409B (zh) * 2015-03-25 2021-07-06 泰尔茂株式会社 医疗用袋
JP7021303B2 (ja) 2015-03-25 2022-02-16 テルモ株式会社 医療用バッグの製造方法
CN114366655A (zh) * 2021-12-17 2022-04-19 海口天行健药物研究有限公司 一种自动药盒
CN114366655B (zh) * 2021-12-17 2023-10-31 海口天行健药物研究有限公司 一种自动药盒

Also Published As

Publication number Publication date
JP3839624B2 (ja) 2006-11-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6039718A (en) Multiple use universal connector
JP4472571B2 (ja) 医療用容器用筒状体、医療用容器用薬剤容器、医療用容器用排出ポートおよび医療用容器
JP5498765B2 (ja) 医療用複室容器
JP4854940B2 (ja) 医療用複室容器
JP7021303B2 (ja) 医療用バッグの製造方法
JP3839624B2 (ja) 複室容器
JP4366131B2 (ja) 複室容器
JP5512586B2 (ja) 医療用複室容器
JP4481708B2 (ja) 医療用複室容器
JP2006187558A (ja) 医療用容器
JP4575084B2 (ja) 輸液用容器および輸液用容器の製造方法
JP4316718B2 (ja) 輸液用容器
JP2000107257A (ja) 輸液用容器
JP2006263375A (ja) 医療用複室容器
JP2007260252A (ja) 医療用容器
JP4408338B2 (ja) 薬液注入ポートおよびそれを備える薬液容器
JP2007260253A (ja) 医療用容器
JP2009154024A (ja) 複室容器
JP4466228B2 (ja) 変位栓体付き注排口及び該注排口を備えてなる医療用容器
JP4928799B2 (ja) 医療用複室容器
JP3903522B2 (ja) 複数室分離容器
JP2007267877A (ja) 医療用容器
JP4708248B2 (ja) 医療用容器
JP5078370B2 (ja) 医療用容器
JP2005143707A (ja) 医療用複室容器の開通方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060105

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060228

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060508

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060620

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20060714

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060731

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060803

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3839624

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090811

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100811

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100811

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110811

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120811

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130811

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees