JP5863516B2 - 自動倉庫 - Google Patents
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Description
また、背面ピッキング方式においては、ラック装置の前側に配置された搬送装置によって収容スペースに物品が供給され、作業者は、ラック装置の後側に立って、収容スペース内の物品を取り出す。従って、搬送装置と作業者のワーキングエリアはラック装置によって分けられている。
特許文献1、2では、収容スペースに閉鎖体(特許文献1では、シャッター装置)を取り付け、搬送装置(特許文献2では、モノレールスタッカー)による物品の供給がなされている間、該当する収容スペースの後側を閉鎖体で閉じる。これによって、作業者は、物品が供給中の収容スペースに手を入れることはできず、作業を安全に行うことが可能である。
また、それぞれの閉鎖体について、閉鎖体が正常に可動することを定期的に点検する必要があり、閉鎖体数の増加により点検時間が長くなってメンテナンス性が低下するという問題も招いていた。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされるもので、それぞれの収容スペースに閉鎖体を取り付けることなく、収容スペースにおいて物品の供給と取り出しが重複して行われるのを防止する自動倉庫を提供することを目的とする。
図1、図2に示すように、本発明の一実施の形態に係る自動倉庫14に備えられたラック装置10は、物品11が供給される一側及び物品11が取り出される他側がそれぞれ開放された複数の収容スペース12を並べた棚体13を有している。以下、これらについて詳細に説明する。
本実施の形態では、複数のラック装置10が2列に配置され、ラック装置10の一方の列とラック装置10の他方の列の間にガイドレール16が設置されている。
スタッカークレーン15は、ガイドレール16に案内されてラック装置10の列に沿って移動する。
従って、背面ピッキング方式の自動倉庫14は、スタッカークレーン15の可動エリアと作業者Pのワークエリアをラック装置10によって分け、作業者Pが効率的に作業を行える環境を提供することができる。
収容スペース12が後側を開放されているのに対し、保管専用スペース12aは、後側が棚体13に取り付けられた図示しない金網によって塞がれているので、作業者Pによる物品11の取り出しは行うことができない。収容スペース12及び保管専用スペース12aは、前側が開放され、共に前側からスタッカークレーン15による物品11の供給及び物品11の取り出しが可能である。
制御手段17は、例えば、情報処理端末によって構成することができる。物品11は、本実施の形態では、製品組み立て用の部品が入れられたトレイであり、作業者Pは、このトレイを収容スペース12から引き出してトレイ内の製品組み立て用の部品を取り出すが、これに限定されない。また、本実施の形態では、物品11の前後の長さが、収容スペース12の前後の長さの約半分であるが、物品11の種類や取り出し方法に応じて、物品11の前後の長さと収容スペース12の前後の長さの関係を変えてもよい。
また、収容スペース12及び保管専用スペース12aは、図1に示すように、ラック装置10を正面視して、隣り合う柱材18と、対となる支持部材19と、その対となる支持部材19の一つ上に位置する対となる支持部材19とによって囲まれた空間である。
本実施の形態では、棚体13に、下から数えて、4段目までに収容スペース12が形成され、5段目とそれより上段に保管専用スペース12aが形成されている。
制御手段17には、図4に示すように、作業者Pによって翌日の作業計画が入力されるユーザー操作端末20が接続されている。作業者Pは、一日の作業が終わると、翌日の作業で用いる物品11の数等を、ユーザー操作端末20に入力する。ユーザー操作端末20から入力されたデータは制御手段17に記憶され、制御手段17は、夜間、そのデータを基に、スタッカークレーン15を作動して、保管専用スペース12aから翌日の作業に必要な物品11を取り出し収容スペース12内に移動する。
そのため、ラック装置10は、収容スペース12に物品11の供給が行われている際に作業者Pが収容スペース12内に手を入れるのを禁止する閉鎖体21を備えている。
閉鎖体21は、図1に示すように、4段ある収容スペース12の上から下までを覆う高さを有し、図2に示すように、平面視して、棚体13の左右方向の長さより長い。
なお、本実施の形態では、棚体13は平面視して矩形であるが、これに限定されない。
ハンガーレール23及びガイドレール24は、図2に示すように、平面視して、U字であり、棚体13の前側、左側及び後側を覆うように配置されている。また、ハンガーレール23及びガイドレール24は、図1、図5に示すように、それぞれベースフレーム25、26に固定されている。
なお、図6は、6本のスラット27のみが記載され、他のスラット27の記載が省略されている。
ラック装置10は、ラックギア29と同一の高さに配置され、ラックギア29に噛み合うスプロケット30を備えている。スプロケット30には、駆動モータ31の出力軸32が連結され、スプロケット30は、駆動モータ31から回転力を与えられて回転する。駆動モータ31の作動によりスプロケット30が回転すると、駆動モータ31の動力がスプロケット30及びラックギア29を介してスラット27に伝えられ、閉鎖体21を移動させる。
従って、閉鎖体21の位置によって、収容スペース12は、前側あるいは後側が閉鎖体21によって塞がれ、スタッカークレーン15による物品11の供給、又は、作業者Pによる物品11の取り出しのいずれかが物理的に禁止される。
なお、本実施の形態では、スプロケット30の大半と駆動モータ31が、ケース35内に格納され、スプロケット30は、ケース35から出た部分がラックギア29に連結されている。
ベースフレーム25には、図5、図6に示すように、ギア押え具36が固定され、ギア押え具36には、スラット27をスプロケット30の向きに押圧する複数のフリーローラ37が装着されている。
そして、スタッカークレーン15による収容スペース12内への物品11の供給が終了すると、閉鎖体21が棚体13の後側から前側に移動し、ユーザー操作端末20に、物品11の供給作業が終了した旨を表示する。
リミットスイッチ41は、閉鎖体21が、棚体13の前側に配置されて、全ての収容スペース12の前側を覆う位置にあるのを検出し、リミットスイッチ42は、閉鎖体21が、棚体13の後側に配置されて、全ての収容スペース12の後側を覆う位置にあるのを検出する。
制御手段17は、閉鎖体21が棚体13の後側から前側に移動している際に、リミットスイッチ41が閉鎖体21を検出したタイミングで、作動中の駆動モータ31を停止して、移動していた閉鎖体21を止める。そして、制御手段17は、閉鎖体21が棚体13の前側から後側に移動している際に、リミットスイッチ42が閉鎖体21を検出したタイミングで、作動中の駆動モータ31を停止して、移動していた閉鎖体21を止める。
従って、閉鎖体21が棚体13の前側を塞いでいるとき、及び、棚体13の後側を塞いでいた閉鎖体21が棚体13の前側に移動する状態を含め閉鎖体21が移動するとき、スタッカークレーン15による収容スペース12に対する物品11の供給作業は、閉鎖体21によって物理的に禁止されている状態であるのに加え、制御手段17によっても禁止された状態にある。
一方、リミットスイッチ42が閉鎖体21を検出している際、制御手段17は、スタッカークレーン15による収容スペース12への物品11の供給作業を許可する。
また、閉鎖体21には、閉鎖体21が棚体13の後側に配置された際の右端部に、障害物センサー44が取り付けられている。障害物センサー44は、閉鎖体21の上端部から下端部にわたって配置され接触物を検出し、図4に示すように、制御手段17に接続されている。
制御手段17は、閉鎖体21が棚体13の前側から後側に移動する際に、障害物センサー44を介して接触物を検知すると、閉鎖体21を停止して、閉鎖体21によって物が挟まれるのを防止する。
例えば、収容スペースへの物品の供給は、スタッカークレーンの代わりに人が行ってもよく、この場合、閉鎖体は、人によるピッキング用収容スペースへの物品の供給、又は人によるピッキング用収容スペースからの物品の取り出しのいずれかを禁止して、ピッキング用収容スペースに対して安全に人が作業できるようにする。
また、1つの棚体が備えるピッキング用収容スペースの数は、40個に限定されず、ラック装置が設置される現場に応じて変えることができる。
そして、第1、第2のセンサーはリミットスイッチに限定されず、その他のセンサー類、例えば赤外線センサーであってもよい。
Claims (3)
- 物品が供給される前側及び該物品が取り出される後側がそれぞれ開放された複数の収容スペースを並べた棚体を有するラック装置と、前記ラック装置の前側に配置され、前記収容スペースへの前記物品の供給を行う搬送装置とを備える自動倉庫において、
平面視して前記棚体の外周に沿って設けられたガイド部材と、前記ガイド部材に案内されて移動する閉鎖体と、前記閉鎖体に取り付けられたラックギアに噛み合うスプロケットと、前記スプロケットを回転させて前記閉鎖体を移動させる駆動モータと、前記閉鎖体が前記棚体の後側に配置されたのを検出する後側センサーと、前記搬送装置の動作を制御する制御手段とを備え、前記閉鎖体を前記棚体の前側に配置して前記複数の収容スペースの前側を塞ぎ、該閉鎖体を該棚体の後側に配置して該複数の収容スペースの後側を塞ぎ、前記制御手段は、前記後側センサーが前記閉鎖体を検出していない際に、前記搬送装置による前記収容スペースへの作業を止め、該後側センサーが該閉鎖体を検出している際に、該搬送装置による該収容スペースへの作業を許可することを特徴とする自動倉庫。 - 請求項1記載の自動倉庫において、前記棚体には、前記複数の収容スペースの上側に、複数の保管専用スペースが配列され、前記閉鎖体は、前記複数の収容スペースの上から下までを覆う高さを有することを特徴とする自動倉庫。
- 請求項2記載の自動倉庫において、前記制御手段は、該制御手段に接続されたユーザー操作端末から入力されたデータを基に、前記搬送装置を作動して、前記保管専用スペースから翌日の作業に必要な前記物品を取り出し前記収容スペース内に移動することを特徴とする自動倉庫。
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