JP5862172B2 - 二次電池用活物質及び二次電池用活物質用電極、並びに、それを用いた二次電池 - Google Patents
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Liy(V1-xMx)2(PO4)3 (1)
ここに、Mはアルミニウム、チタニウム及びジルコニウムから選ばれた2価以上の陽イオンのうち少なくとも1種類であり、0<x≦0.2であり、yはMがアルミニウムの場合はyは3、Mがチタニウムあるいはジルコニウムの場合はyは3−2xである。」(請求項1)の発明が開示されている。特許文献3によれば、「本発明の燐酸リチウム・バナジウム複合化合物は、バナジウムの一部をZr,Ti及び/またはAlで置換することにより、従来高温で安定な高温相が室温においても安定化され、従って室温において安定化された高温相によりその正極特性が著しく向上する。即ち、本願発明では、イオン伝導性及びイオン拡散性の高い高温相を室温下で安定化することによってLi3V2(PO4)3及びLi3Fe2(PO4)3の欠点である低充放電容量を向上させている。」(段落0009)との記載がある。特許文献3の実施例には、バナジウムの一部(5、10、15、20mol%)をAl、Ti、Zrで置換した燐酸リチウム・バナジウム複合化合物が例示されている。
−溶質として、Li含有橄欖石又はNASICON先駆化合物を1種以上、及びカーボン含有モノマー化合物を1種以上含む水溶液を製造すること、
−一工程において、前記Li含有橄欖石又はNASICON先駆化合物を沈殿させ、かつ前記モノマー化合物を重合すること、
−Li含有橄欖石又はNASICON結晶相が形成され、かつポリマーがカーボンへ分解されるように、得られた沈殿物を中性又は還元環境で熱処理すること、
からなるカーボン被覆Li含有橄欖石又はNASICON粉末の製造方法。」(請求項1)及び「前記結晶相がLiuMv(XO4)w[式中、u=1、2又は3、v=1又は2、w=1又は3、Mは、TiaVbCrcMndFeeCofNigSchNbi(式中、a+b+c+d+e+f+g+h+i=1)を表わし、Xは、Px-1Sx(0≦x≦1)を表わす。]である請求項1記載の方法。」(請求項2)の発明が開示されている。特許文献4によれば、「本発明は、伝導性のカーボン層で有効に被覆された微細な粒状の粒子の製造を保証する改善された溶液方法を提供する。得られた粉末は、従来技術の粉末と比較して、Li−イオン電池中に使用した場合、非常に優れた性能を示す。本発明は、同様の電極容量及び放電速度のために電極中にはるかにより少量の全カーボンを必要とする粉末を提供する。同様に、本発明は、電極中に同量の全カーボンを使用した場合、より高い容量及び放電速度を提供する粉末を提供する。」(段落0009)との記載がある。特許文献4の実施例には、クエン酸とエチレングリコールの二種のカーボン含有モノマーを含む溶液から合成したリン酸鉄リチウムが例示されている。
特許文献2には、リン酸バナジウムリチウムのバナジウムのサイトに、多種多様な元素を採用した化合物が例示されている。しかしながら、リン酸バナジウムリチウムのバナジウムの一部をマンガンにより置換した実施例は記載されていないことに加えて、例示されている化合物全てが、バナジウムのサイトにおいて1:1のモル数比である。上記文献において、リン酸バナジウムリチウムにマンガンを含有させると高率充電性能が向上すること及び、リン酸バナジウムリチウムに含有させる最適なマンガン量については記載されておらず、また、そのような技術思想も見あたらない。
また、特許文献3には、リン酸バナジウムリチウムのバナジウムの一部をジルコニウム、チタン、アルミにより置換することにより、イオン伝導性及びイオン拡散性の高い高温相が室温下で安定化すること、それによって、リン酸バナジウムリチウムの放電容量が向上すること、が記載されている。しかしながら、リン酸バナジウムリチウムにマンガンを含有させることは記載されていない。
特許文献4は、カーボン被覆NASICON粉末の製造方法であり、NASICON結晶相を有する化合物としてはLi3Fe2(PO4)3についての記載はあるものの、リン酸バナジウムリチウムについての具体的な記載は皆無である。また、NASICON結晶相を有する化合物の元素置換に関する知見も記載されていない。
特許文献5は、一般式上の記載はあるものの、リン酸バナジウムリチウムや、リン酸バナジウムリチウムにマンガンを含有させることについての具体的な記載は皆無である。
このように、ナシコン構造のリン酸バナジウムリチウムを含有する二次電池用活物質中に含まれるバナジウムとマンガンの原子数の比率を、バナジウムに対するマンガンの比率が、1%以上4%以下とすることにより、二次電池用活物質の高率充電性能が向上する。
ここで、ナシコン構造のリン酸バナジウムリチウムとしては、一般的に単斜晶(空間群P21/n)の結晶構造を有するものが知られているが、製造方法により菱面体晶の結晶構造を取ることもある。また、バナジウムの一部を特定の元素により置換することで、斜方晶や菱面体晶の結晶構造となることも知られている。本発明におけるリン酸バナジウムリチウムは、単斜晶の結晶構造を有するものである。
このように、リン酸バナジウムリチウムのバナジウムの一部をマンガンで置換することにより、二次電池用活物質の高率充電性能が向上する。
ここで、前記リン酸バナジウムリチウムと前記マンガン化合物は、前記二次電池用活物質の二次粒子内に共存している。
前記二次電池用活物質の活物質粒子とは、一次粒子、二次粒子、あるいは、より高次の粒子を指すものであり、それらの粒子の表面又は内部にカーボンなどの炭素質化合物が付着、被覆等の形態で備えられている。
なお、本発明の二次電池用活物質には、リン酸バナジウムリチウムとは異なる結晶構造を有するマンガン化合物が存在しうる。このマンガン化合物は、マンガンの前記原子数の比率が高いほど存在量が多くなる傾向が見られる。前記マンガン化合物は実施例に後述するように、斜方晶の結晶構造を有するリン酸マンガンリチウムであると考えられる。このリン酸マンガンリチウムは、後述の実施例のように、正極の充電電位を4.3V(vs.Li/Li+)とした場合、リン酸バナジウムリチウムよりも大きな理論容量を有していることから、二次電池用活物質の充放電容量を高めることが期待できるので好ましい。
上記前駆体溶液にはカーボン源を共存させておくことが好ましい。カーボン源が共存することにより、合成後の二次電池用活物質やそこに含有されるリン酸バナジウムリチウムの粒子の表面又は内部に導電性の炭素質化合物を備えることが可能となる。前駆体溶液に共存させるカーボン源としては、前駆体溶液と同じ溶媒に可溶であれば特に限定されることは無く、クエン酸、ショ糖、ラクトース一水和物、マルトース一水和物、アスコルビン酸、エチレングリコール、ポリビニルアルコール等が挙げられる。
上記前駆体溶液の乾燥方法についても、特に限定されるものではないが、スラリードライヤー、スプレードライヤー等の既存の乾燥装置を用いることができる。また、前駆体溶液をビーカーなどの容器中で攪拌・加熱を行いながら、溶媒を蒸発除去することで前駆体粉末を得ることもできる。
上記焼成温度としては、リン酸バナジウムリチウムが生成すると共に、カーボン源が熱分解により炭化する温度が求められるが、温度が低すぎるとナシコン構造とは異なるLiVOPO4等の化合物が生成すること、温度が高すぎると二次電池溶活物質の性能が低下することから、上記焼成温度は600℃〜950℃が好ましい。より好ましくは650℃〜850℃である。
(参考例1)
まず、イオン交換水にマンガン源として酢酸マンガン四水和物(Mn(CH3COO)2・4H2O)(ナカライテスク株式会社製)を溶解させて酢酸マンガン水溶液を作製した。これとは別に、リチウム源として水酸化リチウム一水和物(LiOH・H2O)(ナカライテスク株式会社製)をイオン交換水に溶解させた。この水酸化リチウム水溶液をスターラーによる攪拌を行いながら、バナジウム源である五酸化バナジウム(V2O5)(太陽鉱工株式会社、VT−2)を加えて溶解させた後、予め作製しておいた酢酸マンガン水溶液を混合した。さらに、カーボン源であるクエン酸一水和物(C6H8O7・H2O)(ナカライテスク株式会社製)を加えて溶解したのを確認した後、リン酸源であるリン酸二水素アンモニウム(NH4H2PO4)(ナカライテスク株式会社製)を加えることで前駆体溶液を調製した。前駆体溶液中の各原料のモル比は、LiOH・H2O:V2O5:Mn(CH3COO)2・4H2O:C6H8O7・H2O:NH4H2PO4=3.03:0.995:0.01:1.5:3とし、水酸化リチウムの濃度が1mol/lとなるようにした。上記前駆体溶液をマグネチィックスターラー付き150℃のホットプレートで加熱、攪拌しながら蒸発乾固を行った。得られた乾燥前駆体を自動乳鉢で1時間の粉砕を行うことにより前駆体粉末とした。この前駆体粉末をアルミナ製の匣鉢(外形寸法90×90×50mm)に入れ、雰囲気置換式焼成炉(株式会社デンケン製卓上真空ガス置換炉KDF−75、内容積2400cm3)を用いて、窒素ガスの流通下(流速1.0 l/min)で仮焼成と焼成を連続して行った。仮焼成温度は350℃とし、仮焼成時間(前記仮焼成温度を維持する時間)は3時間とした。仮焼成の後、炉内の温度を下げることなく、焼成へと移行し、焼成温度850℃、焼成時間(前記焼成温度を維持する時間)6時間の焼成を行った。なお、昇温速度は仮焼成及び焼成を通じて5℃/min、降温は自然放冷とした。なお、焼成物の取り出しは、その酸化を防ぐために、炉内温度が50℃以下の状態で行った。また、窒素ガスは粉末を炉内に導入した後、取り出すまで常に一定の流速で流し続けた。焼成炉から取り出した焼成物を自動乳鉢を用いて1時間粉砕することにより、マンガンを0.5%含有する二次電池用活物質を作製した。これを参考活物質c1とする。
二次電池用活物質の作製において、前駆体溶液中の各原料のモル比を、LiOH・H2O:V2O5:Mn(CH3COO)2・4H2O:C6H8O7・H2O:NH4H2PO4=3.03:0.99:0.02:1.5:3としたことを除いては、参考例1と同様にして、マンガンを1%含有する二次電池用活物質を作製した。これを本発明活物質a1とする。
二次電池用活物質の作製において、前駆体溶液中の各原料のモル比を、LiOH・H2O:V2O5:Mn(CH3COO)2・4H2O:C6H8O7・H2O:NH4H2PO4=3.03:0.98:0.04:1.5:3としたことを除いては、参考例1と同様にして、マンガンを1%含有する二次電池用活物質を作製した。これを本発明活物質a2とする。
二次電池用活物質の作製において、前駆体溶液中の各原料のモル比を、LiOH・H2O:V2O5:Mn(CH3COO)2・4H2O:C6H8O7・H2O:NH4H2PO4=3.03:0.96:0.08:1.5:3としたことを除いては、参考例1と同様にして、マンガンを1%含有する二次電池用活物質を作製した。これを本発明活物質a3とする。
二次電池用活物質の作製において、前駆体溶液中の各原料のモル比を、LiOH・H2O:V2O5:Mn(CH3COO)2・4H2O:C6H8O7・H2O:NH4H2PO4=3.03:0.95:0.10:1.5:3としたことを除いては、参考例1と同様にして、マンガンを1%含有する二次電池用活物質を作製した。これを参考活物質c2とする。
二次電池用活物質の作製において、前駆体溶液中の各原料のモル比を、LiOH・H2O:V2O5:Mn(CH3COO)2・4H2O:C6H8O7・H2O:NH4H2PO4=3.03:0.92:0.16:1.5:3としたことを除いては、参考例1と同様にして、マンガンを1%含有する二次電池用活物質を作製した。これを参考活物質c3とする。
二次電池用活物質の作製において、原料に酢酸マンガン四水和物を使用しなかったこと、即ち、前駆体溶液中の各原料のモル比を、LiOH・H2O:V2O5:Mn(CH3COO)2・4H2O:C6H8O7・H2O:NH4H2PO4=3.03:1:0:1.5:3としたことを除いては、参考例1と同様にして、マンガンを含有しない二次電池用活物質を作製した。これを比較活物質b1とする。
参考例1〜3、実施例1〜3及び比較例1で得られた二次電池用活物質は、CuKα線源を用いたエックス線回折装置(Rigaku社製、型名:MiniFlex II)を行いてエックス線回折測定を行った。
参考例1の二次電池用活物質、導電剤であるアセチレンブラック及び結着剤であるポリフッ化ビニリデン(PVdF)を84:8:8の質量比で含有し、N−メチル−2−ピロリドン(NMP)を溶媒とする正極ペーストを調製した。該正極ペーストを、アルミ端子を取り付けたアルミニウムメッシュ集電体上の両面に塗布し、80℃でNMPを除去した後、塗布部分同士を二重に重ね、塗布部分の投影面積が半分になるように折り曲げ、折り曲げた後の厚みが400μmになるようにプレス加工を行い、正極とした。折り曲げた後の塗布面積は2.25cm2、塗布質量は約0.074gである。正極は150℃で5時間以上の減圧乾燥を行い、極板中の水分を除去して使用した。
ステンレス鋼(品名:SUS316)製の端子を取り付けたステンレス鋼(品名:SUS316)製のメッシュ集電体の両面に、厚さ300μmのリチウム金属箔を貼り合わせてプレス加工したものを負極とした。
リチウム金属片をステンレス鋼(品名:SUS316)製の集電棒の先端に貼り付けたものを参照極とした。
エチレンカーボネート、ジメチルカーボネート及びエチルメチルカーボネートを体積比1:1:1の割合で混合した混合溶媒に、含フッ素系電解質塩であるLiPF6を1.0mol/lの濃度で溶解させ、非水電解質を作製した。該非水電解質中の水分量は50ppm未満とした。
露点−40℃以下のArボックス中においてガラス製のリチウムイオン二次電池を組み立てた。予め容器の蓋部分に導線部を固定した金メッキクリップに正極と負極と参照極とを各1枚ずつ挟んだ後、正・負極が対向するように固定した。参照極は負極から見て正極の裏側となる位置に固定した。次に、一定量の電解液を入れたポリプロピレン製カップをガラス容器内に設置し、そこに正極、負極及び参照極が浸かるように蓋をすることで電池を組み立てた。この電池を参考電池C1とする。
上記のようにして作製した参考電池C1〜C3、本発明電池A1〜A3及び比較電池B1を温度25℃において、3サイクルの充放電を行う初期活性化工程に供した。充電条件は、電流0.78mA、充電電圧4.3V、15時間の定電流定電圧充電とし、放電条件は、電流0.78mA、放電終止電圧2.7Vの定電流放電とした。なお、電流値0.78mAは二次電池用活物質1gあたりの放電容量を130mAhとした場合の0.1CmAに相当する。
上記初期活性化工程に続いて、参考電池C1〜C3、本発明電池A1〜A3及び比較電池B1に対して、温度25℃において、充電電流39mA、充電電圧4.3Vの定電流充電を行った後、放電電流7.8mA、放電終止電圧2.7Vの定電流放電を行った。この高率充電容量試験の充電電流値は、活物質1gあたりの放電容量を130mAhとした場合、5CmAに相当する。
上記初期活性化工程の3サイクル目の放電容量を「0.1CmA放電容量」として記録し、高率充電容量試験時に得られた充電容量の値を「5CmA充電容量」として記録した。その値を表1に示す。
一方、放電容量は、比較電池B1が最大であり、参考電池C1から順に容量が減少し、参考電池C3において最小となっている。この結果から、二次電池用活物質中のマンガン含有量が増加するに従って、放電容量が減少傾向にあることが判る。これは、二次電池用活物質に含有されているリン酸バナジウムリチウムのマンガン置換量に関係しているものと考えられる。即ち、リン酸バナジウムリチウムに置換されているマンガンは、リチウムイオンの挿入・脱離反応に関与していないものと推察される。従って、二次電池用活物質中に含有されているマンガンの比率が高いほどリン酸バナジウムリチウムのマンガン置換量が増加するために放電容量が減少するものと考えられる。
これらの結果から、二次電池用活物質中にバナジウムに対するマンガンの原子数の比率が、0.5%以上8%以下の割合で含有されることが好ましい。また、放電容量が比較的維持されていることから、二次電池用活物質中に含有されるバナジウムに対するマンガンの原子数の比率は、0.5%以上5%以下の割合であることがより好ましい。さらに、二次電池用活物質中に含有されるバナジウムに対するマンガンの原子数の比率が、1%以上4%以下であれば、放電容量と高率充電性能ともに優れていることから、特に好ましい。
Claims (5)
- 一般式Li x V 2−y Mn y (PO 4 ) 3 (0<x≦5、0.02≦y≦0.08)で表されるナシコン構造有するリン酸バナジウムリチウムを含有する二次電池用活物質であることを特徴とする二次電池用活物質。
- 前記二次電池用活物質は、前記リン酸バナジウムリチウムとは異なる結晶構造を有するマンガン化合物を含有することを特徴とする請求項1に記載の二次電池用活物質。
- 前記二次電池用活物質は、その活物質粒子の表面又は内部に炭素質化合物を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の二次電池用活物質。
- 請求項1〜3のいずれかに記載の二次電池用活物質を含有する二次電池用電極。
- 請求項4記載の二次電池用活物質からなる電極と、その電極と対を成す対極と、電解質とを備えた二次電池。
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