JP5862013B2 - ネイルプリント装置および印刷制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ネイルプリント装置および印刷制御方法に関するものである。
従来、人の指の爪部に文字や絵柄等のデザイン画像を印刷するネイルプリント装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
ネイルプリント装置は、印刷しようとする爪部を撮影手段で撮影して印刷対象となる爪部の領域(爪領域)を検出し、この検出された爪領域にユーザが選択したデザイン画像をインクジェット方式の印刷ヘッド等を用いて印刷するものである。
このような装置を用いれば、ネイルサロン等を利用することなく、簡易にネイルプリントを楽しむことができる。
特表2003−534083号公報
しかしながら、従来のネイルプリント装置のように、インクを人の爪の上面に直接に噴射して印刷する場合には、ユーザは印刷動作の間、指を動かさないように固定したまま待っていなければならず、負担が大きい。
また、インクジェット方式の印刷ヘッドを用いて印刷を行う場合、インクミストが爪の周辺に飛散することがあり、印刷の際に指にインクが付着して汚れてしまうおそれもある。
さらに、爪に直接印刷した場合には、印刷されたデザイン画像を他のものに変えたいと思った場合、除光液等を用いて印刷されている画像を消さなければならず、手間がかかる。このため、服装や気分に合わせて手軽にネイルプリントを変えておしゃれを楽しむことができないという問題もある。
そこで、ネイルチップにネイルデザインを印刷して、これを自分の爪部に貼着することも考えられる。しかし、このようなネイルチップの場合には、印刷後にネイルチップの裏面に接着剤等を塗ってネイルチップを自分の爪部に貼り付ける作業が必要となり、ユーザにとって煩雑であるとの問題があった。
本発明は以上のような事情に鑑みてなされたものであり、ユーザの手を煩わせることなく、簡易にネイルプリントを楽しむことのできるネイルプリント装置および印刷制御方法を提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するために、本発明に係るネイルプリント装置は、
ネイルプリント装置であって、
指を撮影して当該指に対応する爪部の爪領域画像を含む指爪画像を取得する指爪画像取得手段と、
この指爪画像取得手段によって取得された前記指爪画像から爪部の輪郭を抽出する輪郭抽出手段と、
前記爪部上に貼り付けられる貼着層とこの貼着層を爪部上に貼り付けるための粘着層と未使用時にこの粘着層を被覆し使用時に前記粘着層から剥離される剥離層とが積層されてなり、前記着層に予め絵柄が描かれていネイルチップシート上に印刷を施す印刷手段と、
前記輪郭抽出手段により抽出された爪部の輪郭を前記ネイルチップシートにおける前記剥離層の上の、前記貼着層における前記絵柄の描画位置に対応した位置に印刷するように前記印刷手段を制御する印刷制御手段と、
を備えていることを特徴としている。
また、本発明に係る印刷制御方法は、
ネイルプリント装置の印刷制御方法であって、
前記ネイルプリント装置は、爪部上に貼り付けられる貼着層とこの貼着層を爪部上に貼り付けるための粘着層と未使用時にこの粘着層を被覆し使用時に前記粘着層から剥離される剥離層とが積層されてなり、前記着層に予め絵柄が描かれていネイルチップシート上に印刷を施す印刷手段を備え、
指を撮影して当該指に対応する爪部の爪領域画像を含む指爪画像を取得する指爪画像取得ステップと、
この指爪画像取得ステップにおいて取得された前記指爪画像から爪部の輪郭を抽出する輪郭抽出ステップと、
前記輪郭抽出ステップにおいて抽出された爪部の輪郭を前記ネイルチップシートにおける前記剥離層の上の、前記貼着層における前記絵柄の描画位置に対応した位置に印刷するように前記印刷手段を制御する印刷制御ステップと、
を含んでいることを特徴としている。
本発明によれば、貼着層と粘着層と剥離層とが積層されてなるネイルチップシートにおける貼着層および剥離層のうちの少なくとも一方の層の上に、撮影された爪部の指爪画像から抽出された爪部の輪郭を印刷することができる。このため、爪部の輪郭を印刷した後、この輪郭に沿ってネイルチップシートを切り取ればネイルチップを作成することができ、その後、ユーザはこのネイルチップの剥離層を粘着層から剥離して貼着層をユーザ自身の爪部の上に貼着するだけで、簡易・迅速にネイルプリントによるおしゃれを楽しむことができるという効果を奏する。
本発明に係るネイルプリント装置の第1の実施形態を概念的に示した斜視図で、蓋体を開いた状態を示している。 図1のネイルプリント装置の装置本体を概念的に示した斜視図である。 図2における装置本体を正面側から見た場合の断面図である。 図2における装置本体を右側から右側面側から見た場合の断面図である。 (A)は、4本指用の指保持部材の側断面図であり、(B)は、4本指用の指保持部材の正面図であり、(C)は、親指用の指保持部材の側断面図であり、(D)は、親指用の指保持部材の正面図である。 4本指用の指保持部材を裏返した状態の側断面図である。 台紙に装着されたネイルチップシートを示す平面図である。 ネイルチップシートを示す斜視図である。 図8の矢視IXから見たネイルチップシートの側面図である。 図8のネイルチップシートを表側から見た平面図である。 図8のネイルチップシートを裏側から見た平面図である。 図1のネイルプリント装置の制御構成を示したブロック図である。 ネイルチップの印刷制御処理のフローチャートである。 表示部の指挿入指示画面の一例を示す図である。 表示部の保持部材挿入指示画面の一例を示す図である。 図1のネイルプリント装置の印刷指固定部とその第1の指挿入部に挿入される4本指用の指保持部材とを示した側断面図である。 図1のネイルプリント装置の印刷指固定部の第1の指挿入部に4本指用の指保持部材が挿入された状態を示した側断面図である。 図1のネイルプリント装置の印刷指固定部の第1の指挿入部に親指用の指保持部材が挿入された状態を示した側断面図である。 表示部の保持部材取出指示画面の一例を示す図である。 表示部のシート載置指示画面の一例を示す図である。 表示部の保持部材再挿入指示画面の一例を示す図である。 図1のネイルプリント装置の指保持部材を裏返した状態を示した斜視図である。 図1のネイルプリント装置の印刷指固定部の第1の指挿入部にネイルチップシートが載置された4本指用の指保持部材が挿入された状態を示した側断面図である。 ネイルチップシートから5つの爪用のネイルチップを切り離した状態を示した図である。 親指用のネイルチップを親指に貼り付ける様子を示した説明図である。 本発明に係るネイルプリント装置の第2の実施形態であるテープ印刷装置を概念的に示した斜視図である。 図26のテープ印刷装置を別の側面から見た斜視図である。 図26のテープ印刷装置に適用されるネイルチップシート及びテープカセットを示す斜視図である。 図28のネイルチップシートがテープカセットに装填された状態を示す斜視図である。 ネイルチップシートの一変形例を示す平面図である。 図1のネイルプリント装置の一変形例を概念的に示した斜視図である。
[第1の実施の形態]
先ず、図1から図25を参照しつつ、本発明に係るネイルプリント装置の第1の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態におけるネイルプリント装置の外観を示す斜視図であり、図2は、ネイルプリント装置の内部構成を示す斜視図である。
本実施形態においてネイルプリント装置1は指の爪部に貼り付けられるネイルチップ70(図24等参照)を生成可能な装置であって、図1に示すように、ネイルプリント装置1は、ケース本体2、蓋体4の他、ネイルチップ70の生成に必要な情報の収集対象となる爪に対応する指(対象指U)が挿入される指挿入部である第1の指挿入部20a等を備えるプリント装置本体10、この第1の指挿入部20aに挿脱可能に構成された指保持部材6等を備えている。
ケース本体2及び蓋体4は、ケース本体2の上面後端部に設けたヒンジ3を介して、互いに連結されている。
上記ケース本体2は平面視で長円状に形成されている。このケース本体2の前側には開閉板2cが起倒可能に設けられている。この開閉板2cは、ケース本体2の前面下端部に設けたヒンジ(図示せず)を介して、ケース本体2に連結されている。この開閉板2cは、ケース本体2の前面を開閉するためのものである。このケース本体2の前面が開放された状態で、ネイルプリント装置1は使用される。また、ケース本体2の天板2fには後述する操作部25が設置されている。さらに、蓋体4の内面には表示部26が設置されている。
また、図2に示すように、ケース本体2にはネイルプリント装置1のプリント装置本体10が収容されている。このプリント装置本体10は、印刷指固定手段を構成している印刷指固定部20、撮影手段を構成している撮影部30、印刷手段を構成している印刷部40、制御手段を構成している制御装置50(図12参照)、操作部25及び表示部26を備えている。これらのうち印刷指固定部20、撮影部30、印刷部40及び制御装置50は機枠11に設けられている。
なお、機枠11は下部機枠11a及び上部機枠11bから構成されている。そして、下部機枠11aは箱状に形成され、ケース本体2の内部下方に設置されている。一方、上部機枠11bは下部機枠11aの上方で且つケース本体2の内部上方に設置されている。
上記印刷指固定部20は、機枠11の中の下部機枠11aに設けられている。この印刷指固定部20は、下部機枠11aに設けられた第1の指挿入部20a、第2の指挿入部20b及び掴み部20cによって構成されている。
第1の指挿入部20aは、指の爪部に貼り付けるネイルチップ70(図24等参照)の生成に必要な情報の収集対象となる爪部Tに対応する指(以下「対象指U」とする。図16及び図18等参照)を挿入するための指挿入部である。本実施形態では、対象指Uが後述する指保持部材6に保持された状態で第1の指挿入部20a内に挿入されるようになっている。
なお、以下では、爪部Tのうち、親指の爪部をT1、人差し指の爪部をT2、中指の爪部をT3、薬指の爪部をT4、小指の爪部をT5とする(図16及び図18等参照)が、単に「爪部T」としたときは、これらの爪部Tを総称するものとする。また、対象指Uのうち、親指をU1、人差し指をU2、中指をU3、薬指をU4、小指をU5とする(図16及び図18等参照)が、単に「対象指U」としたときは、これら対象指Uを総称するものとする。
また、第2の指挿入部20bは、対象指U以外の非対象指Nを挿入するための指挿入部である。
また、掴み部20cは、第1の指挿入部20aに挿入された対象指Uと、第2の指挿入部20bに挿入された非対象指Nとで挟持可能な部分である(図16から図18参照)。この掴み部20cは第1の指挿入部20aと第2の指挿入部20bとを仕切る隔壁21によって構成されている。
なお、上記第2の指挿入部20b及び上記掴み部20cを設けなくてもよいが、これらを設けることにより、第1の指挿入部20a内に挿入された指保持部材6及びこれに保持されている対象指Uをより安定させることができ、対象指Uを固定するために極めて有効である。
上記隔壁21の上面は平坦な指保持部材載置面を構成している。この指保持部材載置面は第1の指挿入部20aに挿入された指保持部材6を載置するためのものである。なお、この指保持部材載置面は、上記第2の指挿入部20b及び上記掴み部20cを設けない場合には、上記第1の指挿入部20aの床面によって構成されることになる。
この隔壁21の指保持部材挿入側端部には膨出部22が形成されている(図16から図18参照)。この膨出部22は、第1の指挿入部20aに指保持部材6を深く挿入し、第2の指挿入部20bに非対象指Nを深く挿入した際に、対象指U及び非対象指Nの付け根が当接する部分に形成されている。この膨出部22は、対象指Uと非対象指Nとで隔壁21(掴み部20c)を挟持する際に、対象指Uと非対象指Nとの付け根で包持されるものである。ここで「包持」とは、対象指Uと非対象指Nとの付け根が当接し、膨出部22を掴めることである。この膨出部22の包持によって、手首の左右の振れや上下の振れが抑制されて、手先を安定させることができる。
この膨出部22は、図16から図18に示すように、指保持部材6の挿入方向に沿った断面で見た場合(側面視で)、隔壁21の下面から下方に向けて膨出するように円形となっている。なお、膨出部22の形状は、断面円形に限定されることなく、断面楕円形,断面多角形等の非円形であってもよい。要は、対象指Uと非対象指Nとの付け根で包持される形状であればよい。
なお、膨出部22の大きさ、すなわち、隔壁21の厚み方向の厚みは、対象指Uと非対象指Nとの付け根が膨出部22に十分に当接するように、1〜2cm程度が好ましく、隔壁21の厚みは、指先の腹が隔壁21にしっかりと圧接できるように、膨出部22の厚みよりも0.5〜1cm程度小さいことが好ましい。
ここで、本実施形態における指保持部材6について、図1、図5及び図6を参照しつつ説明する。
図1に示すように、本実施形態において、第1の指挿入部20a内には、人差し指から小指までの4本の指を対象指U(U2〜U5)として保持する4本指用の指保持部材6aと、対象指Uとして親指(U1)を保持する親指用の指保持部材6bとが選択的に挿入可能となっている。なお、以下において、単に指保持部材6とするときは、4本指用の指保持部材6a及び親指用の指保持部材6bの双方を含むものとする。
図5(A)は、4本指用の指保持部材6aの側断面図であり、図5(B)は、4本指用の指保持部材6aを指の挿入方向から見た正面図である。また、図5(C)は、親指用の指保持部材6bの側断面図であり、図5(D)は、親指用の指保持部材6bを指の挿入方向から見た正面図である。
図1、図5(A)及び図5(B)に示すように、4本指用の指保持部材6aは4本指を保持可能な保持部材本体60を備えており、この保持部材本体60には、4本指用の指保持部材6aの指挿入側正面に開口する指保持部としての4つの指挿入孔61が設けられている。指挿入孔61の内部上面は、指挿入方向のほぼ中央部から開口側に向かって上方向に傾斜している。なお、指挿入孔61の形状や構造は図示例に限定されないが、指は指先から付け根にいくにしたがって厚みが大きくなるため、図示例のように指挿入孔61の内部上面に傾斜をつけた場合には対象指Uをスムーズに指挿入孔61の奥まで挿入することができ、好ましい。なお、指挿入孔61の内部上面に傾斜をつける代わりに、指挿入孔61の内部上面に指挿入方向の奥側よりも開口側の方が上下方向の厚みが厚くなるように段差を設けてもよい。
各指挿入孔61の間は指仕切部62となっており、各指挿入孔61に4本の対象指U(人差し指U2から小指U5)が挿入されたときに、各対象指Uの間に適度に隙間が開くようになっている。指仕切部62の厚みは特に限定されないが、対象指U同士が接近し過ぎていると各対象指Uの爪部Tの輪郭の認識がしにくくなることから、本実施形態のように、指仕切部62によって各対象指Uの間に適度の間隔が保たれるようにすることが好ましい。
4本指用の指保持部材6aの表面(対象指Uが挿入される際に上側(図5(A)及び図5(B)における上側)となる面)側であって指挿入方向の奥側には、各指挿入孔61に対応する位置に、各指挿入孔61に挿入された各対象指U(人差し指から小指)の爪部Tを露出させる爪部露出孔63が形成されている。
また、4本指用の指保持部材6aの裏面(対象指Uが挿入される際に下側(図5(A)及び図5(B)における下側)となる面)側であって指挿入方向の奥側には、後述するネイルチップシート7を載置するシート配置部65が形成されている。シート配置部65は、本実施形態におけるネイルプリント装置1で用いられるネイルチップシート7の厚みとほぼ同じ深さの切り欠き部である。シート配置部65の縦横の寸法は、ネイルチップシート7の縦横の寸法と同じかこれよりも多少大きくなっている。
図1、図5(C)及び図5(D)に示すように、親指用の指保持部材6bは親指を保持可能な保持部材本体60を備えており、この保持部材本体60には、親指用の指保持部材6bの指挿入側正面に開口する指保持部としての1つの指挿入孔61が設けられている。指挿入孔61の内部上面には、指挿入方向の奥側よりも開口側の方が上下方向の厚みが厚くなるように段差が設けられている。なお、指挿入孔61の形状や構造は図示例に限定されないが、指は指先から付け根にいくにしたがって厚みが大きくなるため、図示例のように指挿入孔61の内部上面に段差をつけて開口側の方が上下方向の厚みが厚くなるようにした場合には対象指U(親指U1)をスムーズに指挿入孔61の奥まで挿入することができ、好ましい。なお、4本指用の指保持部材6bの指挿入孔61と同様に、指挿入孔61の内部上面が指挿入方向のほぼ中央部から開口側に向かって上方向に傾斜するように構成してもよい。
親指用の指保持部材6bの表面(対象指Uが挿入される際に上側(図5(C)及び図5(D)における上側)となる面)側であって指挿入方向の奥側には、指挿入孔61に対応する位置に、指挿入孔61に挿入された対象指U(親指U1)の爪部Tを露出させる爪部露出孔63が形成されている。
また、親指用の指保持部材6bの裏面(対象指Uが挿入される際に下側(図5(C)及び図5(D)における下側)となる面)側であって指挿入方向の奥側には、後述するネイルチップシート7を載置するシート配置部65が形成されている。シート配置部65は、前記4本指用の指保持部材6aに設けられているシート配置部65と同様のものであるため、その説明を省略する。
図6は、4本指用の指保持部材6aの表裏を裏返して、4本指用の指保持部材6aの裏面側に設けられているシート配置部65にネイルチップシート7を載置する様子を示した図である。図6に示すように、シート配置部65にネイルチップシート7を載置すると、4本指用の指保持部材6aのシート配置部65側の面がほぼ面一となるようになっている。
また、図7は、本実施形態において用いられるネイルチップシート7の構成を示した平面図であり、図8は、ネイルチップシート7の構成を示した斜視図であり、図9は、図8における矢視IX方向から見た側面図である。
図7に示すように、本実施形態では、1枚の台紙8上に複数枚のネイルチップシート7が剥離可能に装着されており、印刷時には、ネイルチップシート7を台紙8から1枚ずつ取り外して使用するようになっている。なお、1枚の台紙8に装着されているネイルチップシート7の数や各ネイルチップシート7の形状、大きさ等は特に限定されない。ネイルチップシート7は、台紙8に装着されず、1枚ずつ個別になっているものであってもよい。
図8に示すように、ネイルチップシート7は、フィルム状のシートであり、爪部T上に貼り付けられる貼着層71とこの貼着層71を爪部T上に貼り付けるための粘着層72と未使用時にこの粘着層72を被覆し使用時に粘着層72から剥離される剥離層73との3層構造となっている。貼着層71の表面には、絵柄等(本実施形態では縦縞模様の背景と5つの果物の絵柄)が描かれている。また、ネイルチップシート7の左端部には、印刷部40による印刷時において印刷開始位置の基準となる基準線74が設けられている。
図10は、ネイルチップシート7を表面側(すなわち貼着層71側)から見たものであり、図11は、ネイルチップシート7を裏面側(すなわち剥離層73側)から見たものである。なお、本実施形態において、爪部Tの輪郭を示す輪郭線R1〜R5は、剥離層73の表面に印刷されるものであり、貼着層71側からは見えないものであるため、図8及び図10では爪部Tの輪郭を示す輪郭線R1〜R5を二点鎖線で表している。
図10及び図11に示すように、貼着層71に描かれている絵柄75a〜75eは、基準線74から所定の距離(本実施形態では、基準線74を基点として20mmごとの距離)を置いて配置されている。
すなわち、第1の絵柄75a(サクランボ)は、基準線74を基点として0mmから20mmの範囲内に配置され、絵柄75aの幅方向の中心が当該範囲のほぼ中央(すなわち、基準線74から10mmの位置)に来るように配置されている。また、第2の絵柄75b(ブドウ)は、基準線74を基点として20mmから40mmの範囲内に配置され、絵柄75bの幅方向の中心が当該範囲のほぼ中央(すなわち、基準線74から30mmの位置)に来るように配置されている。同様に、第3の絵柄75c(イチゴ)は、基準線74を基点として40mmから60mmの範囲内に配置され、絵柄75cの幅方向の中心が当該範囲のほぼ中央(すなわち、基準線74から50mmの位置)に来るように配置され、第4の絵柄75d(リンゴ)は、基準線74を基点として60mmから80mmの範囲内に配置され、絵柄75dの幅方向の中心が当該範囲のほぼ中央(すなわち、基準線74から70mmの位置)に来るように配置され、第5の絵柄75e(レモン)は、基準線74を基点として80mmから100mmの範囲内に配置され、絵柄75eの幅方向の中心が当該範囲のほぼ中央(すなわち、基準線74から90mmの位置)に来るように配置されている。
後述するように、印刷制御手段512は、複数の爪部Tの輪郭を示す輪郭線Rを印刷する際に、基準線74から所定の距離を置いて印刷を行うように印刷部40を制御するようになっており、これにより、各輪郭線R1〜R5の幅方向における中心が各絵柄75a〜75eの幅方向の中心とほぼ一致するようになっている。
図9に示すように、ネイルチップシート7の剥離層73の上にインクが吐出されると、剥離層73の上に爪部Tの輪郭を示す輪郭線R1〜R5を描くネイル印刷層76が形成される。ネイルチップシート7は、印刷後、ユーザがネイルチップシート7上に印刷された爪部Tの輪郭を示す輪郭線R1〜R5に沿って切断することにより、それぞれ対応する指の爪部Tに沿う形状のシール状のネイルチップ70(図24等において、親指用のネイルチップ70a、人差し指用のネイルチップ70b、中指用のネイルチップ70c、薬指用のネイルチップ70d、小指用のネイルチップ70e)となる。
ユーザは、例えば図11に実線で示す部分を切断して各爪部Tごとのネイルチップ70とした後、各ネイルチップ70の剥離層73を剥がして粘着層72を露出させ、それぞれ対応する爪部Tの上に貼り付ける。なお、図25は、指の爪部Tの上にネイルチップ70を貼り付ける様子を示したものである。
次に、撮影部30について説明する。この撮影部30は、図2から図4に示すように、機枠11の中の上部機枠11bに設けられている。
すなわち、上部機枠11bに設置された基板31の中央部下面には、ドライバーを内蔵した200万画素程度以上の画素を有するカメラ32が設置されている。また、基板31には、カメラ32を囲むように白色LED等の照明灯33が設置されている。本実施形態において、撮影部30は、このカメラ32及び照明灯33を含んで構成されている。
この撮影部30は、照明灯33によって指(対象指U)を照明し、カメラ32によってその指(対象指U)を撮影して、当該指(対象指U)に対応する爪部Tの爪領域画像を含む指爪画像を取得する指爪画像取得手段であり、ネイルチップ70の生成に必要な情報である対象指Uの爪部Tに対応する爪領域画像を取得する。
なお、本実施形態において、撮影部30のカメラ32は、第1の指挿入部20a内に挿入されている対象指Uを1本ずつ撮影してもよいし、第1の指挿入部20a内に挿入されている対象指Uを全部又は複数本ずつ撮影してもよい。
この撮影部30は、後述する制御装置50の制御部51に接続され、該制御部51によって制御されるようになっている。
また、印刷部40は、撮影部30によって撮影された指爪画像から抽出された爪部Tの輪郭等を、ネイルチップ70を生成するためのネイルチップシート7(図8等参照)の裏面側(貼着層71が設けられている面の反対側の面)に設けられている剥離層73に対して印刷する印刷手段であり、図2から図4に示すように、機枠11(主に上部機枠11b)に設けられている。
すなわち、上部機枠11bの両側板には2本のガイドロッド41が平行に架設されている。このガイドロッド41には、主キャリッジ42が摺動自在に設置されている。また、主キャリッジ42の前壁42aおよび後壁42bには2本のガイドロッド44が平行に架設されている。このガイドロッド44には、副キャリッジ45が摺動自在に設置されている。この副キャリッジ45の下面中央部に印刷ヘッド46が搭載されている。
本実施形態において、この印刷ヘッド46は、インクを微滴化し、被印字媒体に対し直接に吹き付けて印刷を行うインクジェット方式の印刷ヘッドである。なお、印刷ヘッド46の記録方式はインクジェット方式に限定されず、感熱印刷方式などの他の各種の印刷方式が採用可能である。
主キャリッジ42は動力伝達手段(図示せず)を介してモータ43に連結され、モータ43の正逆回転によって、ガイドロッド41に沿って左右方向に移動ように構成されている。また、副キャリッジ45は動力伝達手段(図示せず)を介してモータ47に連結され、モータ47の正逆回転によって、ガイドロッド44に沿って前後方向に移動するように構成されている。この主キャリッジ42及び副キャリッジ45の移動と、印刷ヘッド46からのインクの吐出とによって、指保持部材6のシート配置部65(図6等参照)に載置されたネイルチップシート7への印刷が可能となる。
また、下部機枠11aには、印刷ヘッド46にインクを供給するためのインクカートリッジ48が設けられている。インクカートリッジ48は、図示しないインク供給管を介して印刷ヘッド46と接続されており、適宜印刷ヘッド46にインクを供給するようになっている。なお、印刷ヘッド46自体にインクカートリッジを搭載する構成としてもよい。
なお、ネイルプリント装置1が爪部Tの輪郭のみを印刷するものである場合には、黒色のインク等、輪郭印刷用のインク1色のみについてインクカートリッジを搭載する構成としてもよい。
印刷部40は、これらガイドロッド41、主キャリッジ42、モータ43、ガイドロッド44、副キャリッジ45、印刷ヘッド46、モータ47及びインクカートリッジ48等を備えて構成されている。この印刷部40のモータ43、印刷ヘッド46、モータ47は、後述する制御装置50の制御部51に接続され、該制御部51によって制御されるようになっている。
操作部25は、ユーザが各種入力操作を行うための入力手段である。操作部25は、ケース本体2の天板2fに設けられており、操作部25には、例えばネイルプリント装置1の電源をON/OFFするための電源キー、撮影部30による撮影を開始させるためのトリガとなるカメラキー、印刷制御処理の開始のためのトリガとなる印刷キーその他各種の操作キー、操作ボタン等が設けられている。
表示部26は、例えば液晶パネル(液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display))等で構成され、印刷制御処理を行う際等に各種表示を行う表示手段である。なお、表示部26は液晶パネルで構成されるものに限定されず、例えば有機ELディスプレイ等であってもよい。
なお、表示部26の表面に、タッチパネルが一体的に構成されていてもよい。この場合には、図示しないスタイラスペンや指先等により表示部26の表面をタッチすることによっても各種の入力を行うことができるように構成され、表示部26も操作部25と同様の機能を備える。
また、制御装置50は上部機枠11bに設けられている。この制御装置50は、基板31に設置されており、図12に示すように、図示しないCPU(Central Processing Unit)等によって構成されている制御部51、記憶手段としてのROM(Read Only Memory)52及びRAM53(Random Access Memory)等を備えるコンピュータである。なお、記憶手段は、制御装置50内のROM52、RAM53に限定されず、他に記憶手段が設けられていてもよい。
この制御部51は、機能的に見た場合、輪郭抽出部511、印刷制御部512、表示制御部518等を備えている。これら輪郭抽出部511、印刷制御部512、表示制御部518等としての機能は、CPUとROM52に記憶されたプログラムとの共働によって実現される。
輪郭抽出部511は、指爪画像取得手段である撮影部30によって取得された指爪画像から爪部Tの輪郭を抽出する輪郭抽出手段である。輪郭抽出部511により輪郭を抽出する手法は特に限定されない。
輪郭抽出部511による抽出結果は、RAM53等の記憶部に送られ、記憶される。
印刷制御部512は、輪郭抽出手段である輪郭抽出部511により抽出された爪部Tの輪郭を示す輪郭線R(R1〜R5)をネイルチップシート7の剥離層73の表面上に印刷するように印刷部40を制御する印刷制御手段である。
具体的には、印刷制御部512は、輪郭抽出部511により抽出された爪部Tの輪郭を示す輪郭線R1〜R5を、ネイルチップシート7上に印刷されたときに各指の爪部Tの輪郭が互いにある程度の間隔を空けて配置されるとともに、各指の爪部Tの輪郭の中心がネイルチップシート7の貼着層71に描かれている絵柄75a〜75eの中心とほぼ一致するように印刷用のデータを生成し、印刷部40に出力して印刷部40の印刷動作を制御する。
すなわち、本実施形態では、貼着層71に描かれている絵柄75a〜75eは基準線74から所定の距離(本実施形態では、基準線74を基点として20mmごとの距離)を置いて配置されており、各爪部Tの輪郭を示す輪郭線R1〜R5を、基準線74から所定の距離(本実施形態では、絵柄75a〜75eの配置間隔に合わせて、基準線74を基点として20mmごとの距離)を置いて印刷されるようにすることにより、各輪郭線R1〜R5の幅方向における中心が各絵柄75a〜75eの幅方向の中心とほぼ一致するようになっている。
本実施形態では、印刷制御部512は、片手の親指から小指までの5指の爪部Tの輪郭を示す輪郭線R1〜R5を1枚のネイルチップシート7上に印刷できるように各輪郭線R1〜R5の配置を調整し、印刷用のデータを生成するようになっている(図10及び図11等参照)。
なお、1枚のネイルチップシート7上に何本の指の爪部Tの輪郭を示す輪郭線R1〜R5を配置するか、各輪郭線R1〜R5をどのように配置するかは、シート配置部65に配置されるネイルチップシート7の大きさ(すなわち、ネイルチップシート7の長さや幅)、貼着層71に描かれている絵柄75a〜75eの配置等に応じて定められる。
例えば、ネイルチップシート7の長さ、貼着層71に描かれている絵柄75a〜75eの数が、爪部Tの輪郭を示す輪郭線R1〜R5の3個分しかない場合には、1枚のネイルチップシート7には輪郭線R1〜R5を3個まで印刷することができ、この場合には、例えば1枚目のネイルチップシート7には親指から中指までの3指分の輪郭線R1〜R3を印刷し、2枚目のネイルチップシート7には薬指と小指の2指分の輪郭線R4,R5を印刷するように、印刷用データを割り付ける。
また、ネイルチップシート7の長さ、貼着層71に描かれている絵柄75a〜75eの数が、爪部Tの輪郭を示す輪郭線R1〜R5の10個分ある場合には、1枚のネイルチップシート7には輪郭線R1〜R5を10個まで印刷することができる。この場合には、例えば両手の10指分の輪郭線Rが1枚のネイルチップシート7上に配置されるように印刷用のデータを生成してもよい。ネイルチップシート7の長さが長く、貼着層71に描かれている絵柄の数が多い場合等に、何指分の輪郭線Rをどのように配置するかは、予め設定されていてもよいし、使用状況に応じてユーザが任意に設定できるようにしてもよい。
表示制御部513は、表示手段としての表示部26に各種の表示を表示させる表示制御手段である。本実施形態では、表示制御部518は、例えば輪郭線Rの配置の確認画面や、各種の指示画面等を表示部26に表示させるようになっている。
また、記憶手段としてのROM52には、指爪画像から爪部Tの輪郭を抽出する輪郭抽出プログラム、印刷制御処理を行うための印刷制御処理プログラム等の各種プログラムが格納されており、これらのプログラムが制御装置50によって実行されることによって、ネイルプリント装置1の各部が統括制御されるようになっている。
また、本実施形態において記憶手段であるRAM53は、各種データ等を記憶する記憶領域と、制御部51が各種処理を行う際にプログラム等を展開する作業領域(図示せず)とを備えている。
次に、上記ネイルプリント装置1における印刷制御処理の流れを図13のフローチャート及び図14から図25に基づいて説明する。
ネイルプリント装置1の電源がONとなると、制御部51は、まず、指保持部材6の指挿入孔61に指を挿入するように促す指挿入指示画面(図14参照)を表示部26に表示させる。
なお、図14では、右手の4指を挿入する又は右手の親指を挿入するよう指示が表示されるようになっているが、指挿入指示画面の表示の内容はこれに限定されない。例えば、右手の4指について一連の処理が終了すると次に右手の親指を挿入するよう指示が表示され、右手の全指について処理が終了すると、同様に左手の指について挿入指示がなされるというように、順次指示が表示されるようになっていてもよい。
そして、制御部51は、指挿入孔61に指を挿入した状態で、指保持部材6を第1の指挿入部20aに挿入するように促すとともに、挿入後カメラ32のスイッチを操作するよう指示する保持部材挿入指示画面(図15参照)を表示部26に表示させる。
図16から図18に示すように、指保持部材6が第1の指挿入部20aに挿入されると、指保持部材6に保持されている対象指Uの爪部Tが爪部露出孔63から露出し、撮影部30の下方に位置して撮影可能な状態となる。
指保持部材6に保持されている対象指Uの爪部Tが爪部露出孔63から露出し、撮影可能な状態となると、図13に示すように、撮影部30により、各対象指Uに対応する爪部Tの爪領域画像を含む指爪画像の撮影が行われる(図13のステップS1)。撮影部30により指爪画像が撮影されると、当該指爪画像は各対象指U1〜U5ごとにRAM53の記憶領域に記憶される。
次に、輪郭抽出部511は、撮影部30によって取得された各対象指U1〜U5ごとの指爪画像から爪部Tの輪郭を抽出する(ステップS2)。抽出された爪部Tの輪郭は、各対象指U1〜U5ごとにRAM53の記憶領域に記憶される。
全ての対象指U1〜U5について撮影部30による指爪画像の撮影が終了すると、制御部51は、ユーザに指保持部材6を第1の指挿入部20aから抜き取るよう促す保持部材取出指示画面(図19参照)を表示部26に表示させる。
指保持部材6が第1の指挿入部20aから抜き取られると、制御部51は、指保持部材6を裏返して、シート配置部65にネイルチップシート7を載置するよう促すシート載置指示画面(図20参照)を表示部26に表示させる。さらに、ネイルチップシート7が載置された状態で指保持部材6を第1の指挿入部20aに挿入するよう促す保持部材再挿入指示画面(図21参照)を表示部26に表示させる。
保持部材再挿入指示画面(図21参照)が表示されると、ユーザは、図22に示すように、指保持部材6を裏返して、シート配置部65にネイルチップシート7を載置する。このとき、ネイルチップシート7の剥離層73の側が上になるようにシート配置部65に配置する。その上で、ネイルチップシート7が載置されたシート配置部65が上になるようにして、指保持部材6を第1の指挿入部20aに再度挿入する。図23は、ネイルチップシート7がシート配置部65に載置された状態で指保持部材6が第1の指挿入部20aに挿入された状態を示したものである。図23に示すように、ネイルチップシート7をシート配置部65に載置して指保持部材6を第1の指挿入部20aに挿入すると、ネイルチップシート7が印刷部40の下方に位置し、印刷可能な状態となる。
制御部51(印刷制御部512)は、操作部25等により印刷開始を指示する操作がされたか否かを判断し、印刷開始を指示する操作がされた場合には、印刷部40によって、基準線74から所定の距離を置きながら、順次各指の爪部Tの輪郭を示す輪郭線R(R1〜R5)をネイルチップシート7の剥離層73の上に印刷する印刷処理が行われる(図13のステップS4、図9及び図11参照)。
印刷処理が終了すると、制御部51(表示制御部513)は、印刷の終了及び印刷後の手順を示す案内画面を表示部26に表示させる。印刷後の手順としては、例えば、指保持部材6を第1の指挿入部20aから抜き取る指示、輪郭線R(R1〜R5)に沿ってネイルチップシート7を切断して各指用のネイルチップ70a〜70e(図24参照)を作成する指示、切断済みの各指用のネイルチップ70a〜70eの剥離層73を剥がして、ユーザの各指U1〜U5に貼り付ける指示等がある。
図24は、図8等に示すネイルチップシート7の剥離層73の上に各対象指U1〜U5ごとの輪郭線R(R1〜R5)が印刷された場合のネイルチップシート7から各指用のネイルチップ70(親指用ネイルチップ70a、人差し指用ネイルチップ70b、中指用ネイルチップ70c、薬指用ネイルチップ70d、小指用ネイルチップ70e)を切り離した状態を示したものである。
図25は、図24に示した5つの爪用のネイルチップ70(70a〜70e)のうち、貼着層71に第1の絵柄75a(サクランボ)が描かれている親指用ネイルチップ70aについて剥離層を剥がして粘着層を露出させ、親指の爪部T上に貼着する様子を示したものである。
以上、本実施形態によれば、貼着層71と粘着層72と剥離層73とが積層されてなるネイルチップシート7を用い、このネイルチップシート7の剥離層73の上に、爪部Tの輪郭を示す輪郭線R(R1〜R5)を印刷する。このため、爪部Tの輪郭を示す輪郭線R(R1〜R5)を印刷した後、この輪郭線に沿ってネイルチップ70(70a〜70e)を切り離せば、ユーザは剥離層73を粘着層72から剥離して貼着層71をユーザ自身の爪部Tの上に貼着するだけで、簡易・迅速にネイルプリントによるおしゃれを楽しむこと
ができる。
また、本実施形態のように、ネイルチップシート7に予め模様が全面に亘り、または一つまたは複数の絵柄75が画かれている場合には、ユーザが所望の模様や絵柄が付されたネイルチップシート7を選択して、当該ネイルチップシート7の剥離層73上に爪部Tの輪郭を示す輪郭線Rを印刷すると、この印刷された輪郭線Rと対応する反対側の貼着層71の位置に模様または絵柄が形成されているので、ユーザが印刷された輪郭線R1〜R5に沿って切り取ることにより、模様や絵柄の付いたネイルチップ70を簡易に作成することができる。
また、本実施形態では、ネイルチップシート7は、印刷時において剥離層73が印刷手段である印刷部40と対向するようにネイルプリント装置1の第1の指挿入部20a内に配置され、印刷部40によって、剥離層73の上に爪部Tの輪郭を示す輪郭線R(R1〜R5)が印刷される。
このように、剥離層73上に爪部Tの輪郭を示す輪郭線Rを印刷して、模様または絵柄が形成されている貼着層71の位置に爪部Tの輪郭を示す輪郭線Rを印刷しないようにしているので、印刷された剥離層73側の輪郭線R1〜R5に沿って切り取ることができ、切り取った際に、不要な輪郭線が貼着層71上に残る事態を防止することができる。なお、輪郭線R1〜R5に沿って切り取られた剥離層73は、捨てられることとなるので、仮に不要な輪郭線が剥離層73上に残っていても問題はなく、完成したネイルチップ70(70a〜70e)を爪部T上にきれいに貼り付けることができる。
他方、ネイルチップシート7に予め模様も絵柄75も画かれていない無模様かつ一色の場合には、ネイルチップシート7の貼着層71上に爪部Tの輪郭を示す輪郭線Rを印刷するようにしてもよい。このように印刷した場合にも、ユーザが印刷された輪郭線R1〜R5に沿って切り取ることにより、模様や絵柄の付いていない無模様かつ一色のネイルチップ70を簡易に作成することができる。この場合には、輪郭線R1〜R5の内側に沿って切り取ることにより、不要な輪郭線が貼着層71上に残る問題を防止することができる。
また、本実施形態のように、爪部Tの輪郭を示す輪郭線Rのみを印刷する場合には、ユーザが表示部26上でデザインを選択する手間を省くことができる。また、輪郭を示す線のみを印刷すればよいため、印刷に使用するインクも一色でよく、その使用量も少量ですむ。さらにネイルチップシート7自体に模様等を設けておけば、擦れたりした場合にインクによる印刷よりも絵柄が剥がれにくいとの利点もある。
また、ネイルチップシート7は、テープ状の長尺なシートであるため、複数の爪部Tの輪郭を示す輪郭線R(R1〜R5)を1つのネイルチップシート7の上に並べて印刷することができる。このため、例えば片手の親指から小指までの5指、又は左右の手の親指から小指までの10指の爪部T用のネイルチップ70を1つのネイルチップシート7を用いて生成することが可能となる。
また、ネイルチップシート7には、印刷時において印刷開始位置の基準となる基準線74が設けられ、印刷制御部512は、この基準線74から所定の距離を置いて複数の爪部Tの輪郭を示す輪郭線R(R1〜R5)の印刷を行うように印刷部40を制御するようになっている。このため、複数の爪部Tの輪郭を示す輪郭線R(R1〜R5)を印刷して複数のネイルチップ70を1枚のネイルチップシート7から生成する場合でも、各輪郭線R(R1〜R5)が重なり合ったり間隔が空き過ぎたりすることなく、適切に配置される。
さらに、本実施形態のように、貼着層71に、基準線74から所定の距離を置いて複数の絵柄75が配置されている場合には、基準線74からの距離に基づいて各輪郭線R(R1〜R5)の印刷位置を決めることにより、各輪郭線R(R1〜R5)の幅方向の中心と各絵柄75の幅方向の中心とを合わせることができ、各ネイルチップ70のほぼ中央にそれぞれ1つずつ絵柄75が配置されるようにすることができる。
[第2の実施の形態]
次に、図26から図29を参照しつつ、本発明に係るネイルプリント装置の第2の実施形態について説明する。なお、本実施形態は、ネイルプリント装置の装置構成が第1の実施形態と異なるものであるため、以下においては、特に第1の実施形態と異なる点について説明する。
本実施形態において、ネイルプリント装置は、長尺なテープ状の印刷媒体に印刷することが可能なテープ印刷装置である。
図26及び図27は、本実施形態にかかるテープ印刷装置100の外観を示した斜視図である。
このテープ印刷装置100は、図26及び図27に示すように、筐体110の上面に操作部125及び表示部126を備えている。
操作部125は、第1の実施形態と同様に、ユーザが各種指示等を入力するものであり、操作部125には各種の入力キーや操作ボタン等が配置されている。
また、表示部126は、第1の実施形態と同様に、例えば液晶パネル(液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display))等で構成され、各種の確認画面や指示画面等を表示させるものである。なお、表示部126の表面に、タッチパネルが一体的に構成されていてもよい。この場合には、図示しないスタイラスペンや指先等により表示部126の表面をタッチすることによっても各種の入力を行うことができるように構成され、表示部126も操作部125と同様の機能を備える。
また、図27に示すように、ネイルプリント装置の内部にはカセット装填部131が設けられており、このカセット装填部131には、テープ状の印刷媒体であるネイルプリントシート7がテープカセット150に装填された状態で格納されるようになっている。
筐体110の上面であって、カセット装填部131に対応する位置には、カセット装填部131を閉塞する開閉蓋130がヒンジ機構等により開閉可能な状態で設けられている。
なお、図示はしないが、筐体110には、電源コードが接続される電源端子が設けられている他、パーソナルコンピュータ等の外部機器と接続するための入力端子や、各種メモリーカードやUSBメモリ等の各種記憶媒体が挿入される挿入口等が形成されていることが好ましい。
カセット装填部131内には、印刷手段である図示しない印刷部が設けられている。
印刷部は、印刷ヘッドとしてのサーマルヘッド、熱転写式のインクリボン、及びサーマルヘッドに対してネイルプリントシート7と熱転写式のインクリボンとを搬送するプラテンローラ等(いずれも図示せず)を備えている。
本実施形態において、印刷部は、通電によりサーマルヘッドを加熱してその熱により熱転写式のインクリボンのインクをネイルプリントシート7に転写する熱転写方式となっている。
なお、印刷部の構成はここに示したものに限定されず、他の構成、方式により印刷を行うものであってもよい。
また、筐体110におけるカセット装填部131の設けられている側の側面には、印刷後のネイルプリントシート7が送り出されるテープ送出口が形成されている。
筐体110におけるテープ送出口の設けられている側の反対側の側面には、対象指Uを挿入する指挿入部120が設けられている。本実施形態では、指挿入部120は対象指Uを1本ずつ挿入する構成となっている。なお、指挿入部120はこのような構成のものに限定されず、対象指Uを同時に複数本挿入可能な構成のものであってもよい。
筐体110内であって、指挿入部120に対象指Uが挿入された際に爪部Tが位置する部分の上部には、対象指Uが挿入された際に対象指Uを撮影して当該対象指Uに対応する爪部Tの爪領域画像を含む指爪画像を取得する指爪画像取得手段としての撮影部(図示せず)が設けられている。
なお、撮影部の構成は第1の実施形態で示したものと同様であるため、その説明を省略する。
図28は、本実施形態におけるネイルプリントシート7と、このネイルプリントシート7が装填されるテープカセット150を示す斜視図であり、図29は、テープカセット150にネイルプリントシート7が装填された状態を示す斜視図である。
なお、本実施形態におけるネイルプリントシート7は、模様や絵柄が描かれている貼着層71とこの貼着層71を対象物に貼り付けるための粘着層72とこの粘着層72に対して剥離可能である剥離層73とが積層されてなるものであり、一端側に基準線74が設けられている。なお、ネイルプリントシート7の構成は第1の実施形態において示したもの(例えば図7から図11等参照)と同様であることから、その説明を省略する。
図28及び図29に示すように、テープカセット150には、ネイルプリントシート7が巻回した状態で装填される溝部151が設けられている。溝部151には、溝部151からのネイルプリントシート7の抜け落ちを防止するための係止爪152が2つ設けられている。
ネイルプリントシート7は、剥離層73が外側となるように巻回されて溝部151に装填されるとともに、基準線74の設けられている側の端部が溝部151から引き出されて、テープ端部を係止する係止片153に係止されている。ネイルプリントシート7は係止片153が基準線74にかかる位置で係止されることにより、印刷開始位置が位置決めされるようになっている。
ネイルプリントシート7は、印刷が開始されると、基準線74の設けられている側から順次印刷されるとともに、印刷部のプラテンローラによって順次搬送され、印刷された部分がテープ送出口132から送り出される。
また、テープ印刷装置100は、テープ送出口132の近傍に、印刷後の印刷媒体を切断する図示しない切断手段を備えている。1つのネイルプリントシート7を複数回に分けて使用するような場合には、1回印刷が終了するごとに切断手段により切断されることが好ましい。なお、1つのネイルプリントシート7を1回の印刷で使い切らない場合には、制御装置において基準線74からの距離を記憶しておき、次回の印刷時には、当該基準線74からの距離に基づいて印刷開始位置等を定めることが好ましい。
また、テープ印刷装置100は、CPU、ROM、RAM等で構成されるコンピュータである制御装置を備えている。
なお、制御装置の構成は、第1の実施形態に示したものと同様であるため、その説明を省略する。
次に、本実施形態におけるネイルプリント装置であるテープ印刷装置100の印刷制御処理について説明する。
テープ印刷装置100の電源がONとなると、まず、対象指Uを指挿入部120に挿入するよう促す指挿入指示画面が表示部126に表示される。ユーザが対象指Uを指挿入部120に挿入すると、撮影部により、対象指Uに対応する爪部Tの爪領域画像を含む指爪画像の撮影が行われる。撮影部により指爪画像が撮影されると、当該指爪画像はRAM等の記憶手段に記憶される。なお、複数の対象指Uについて指爪画像を取得する場合には、対象指Uを順次指挿入部120に挿入してそれぞれ撮影を行う。
撮影部によって指爪画像が取得されると、各対象指Uごとの指爪画像から爪部Tの輪郭が抽出され、抽出された爪部Tの輪郭は、各対象指UごとにRAM等に記憶される。
ネイルチップシート7に印刷する際には、ユーザは、ネイルチップシート7を、その剥離層73が外側になるように巻回してテープカセット150の溝部151に装填する。そして、基準線74の設けられている側の端部を係止片153に係止してテープ印刷装置100のカセット装填部131内に装填する。
操作部125等を操作することにより印刷開始が指示されると、印刷部は基準線74から所定の距離を置きながら、順次各指の爪部Tの輪郭を示す輪郭線R(R1〜R5)をネイルチップシート7の剥離層73の上に印刷する印刷処理を行う。印刷後のネイルチップシート7は、順次テープ送出口132から送り出される。
全ての輪郭線Rの印刷が完了すると、ユーザは、印刷された輪郭線R(R1〜R5)に沿ってネイルチップシート7を切断して各指用のネイルチップ70a〜70e(図24参照)を作成する。そして、切断済みの各指用のネイルチップ70a〜70eの剥離層73を剥がして、ユーザの各指U1〜U5に貼り付ける。
以上、本実施形態によれば、貼着層71と粘着層72と剥離層73とが積層されてなるネイルチップシート7をテープ印刷装置100に装填して、ネイルチップシート7の上に、爪部Tの輪郭を示す輪郭線R(R1〜R5)を印刷する。このため、爪部Tの輪郭を示す輪郭線R(R1〜R5)を印刷した後、この輪郭線に沿ってネイルチップ70(70a〜70e)を切り離せば、ユーザは剥離層73を粘着層72から剥離して貼着層71をユーザ自身の爪部Tの上に貼着するだけで、簡易・迅速にネイルプリントによるおしゃれを楽しむことができる。
また、ネイルチップシート7は、テープ状の長尺なシートであるため、複数の爪部Tの輪郭を示す輪郭線R(R1〜R5)を1つのネイルチップシート7の上に並べて印刷することができる。このため、例えば片手の親指から小指までの5指、又は左右の手の親指から小指までの10指の爪部T用のネイルチップ70を1つのネイルチップシート7を用いて生成することが可能となる。
また、ネイルチップシート7は、印刷時において剥離層73が印刷手段である印刷部と対向するようにテープ印刷装置100のカセット装填部131内に装填され、印刷部によって、剥離層73の上に爪部Tの輪郭を示す輪郭線R(R1〜R5)が印刷される。このため、爪部Tに貼着される貼着層71には輪郭線R(R1〜R5)が現れず、仮にネイルチップ70(70a〜70e)を切り離す際に輪郭線R(R1〜R5)がネイルチップ70(70a〜70e)側に残ってしまっても、爪部Tに貼着する際には剥離層73を剥がすため影響がなく、完成したネイルチップ70(70a〜70e)を爪部T上にきれいに貼り付けることができる。
また、ネイルチップシート7には、印刷時において印刷開始位置の基準となる基準線74が設けられ、この基準線74から所定の距離ごとに印刷が行われるようになっている。このため、複数の爪部Tの輪郭を示す輪郭線R(R1〜R5)を印刷して複数のネイルチップ70を1枚のネイルチップシート7から生成する場合でも、各輪郭線R(R1〜R5)が重なり合ったり間隔が空き過ぎたりすることなく、適切に配置される。
さらに、本実施形態のように、貼着層71に、基準線74から所定の距離ごとに絵柄が配置されている場合には、基準線74からの距離に基づいて各輪郭線R(R1〜R5)の印刷位置を決めることにより、各輪郭線R(R1〜R5)の幅方向の中心と各絵柄の幅方向の中心とを合わせることができ、各ネイルチップ70のほぼ中央にそれぞれ1つずつ絵柄75が配置されるようにすることができる。
また、本実施形態では、ネイルプリント装置としてテープ状の印刷媒体に印刷を行うテープ印刷装置100を適用するため、長尺なネイルチップシート7にも対応することができ、1度の印刷で多くのネイルチップ70を簡易に生成することが可能である。
なお、以上本発明の実施形態について説明したが、本発明は、かかる実施形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で、種々変形が可能であることは言うまでもない。
例えば、上記実施形態では、ネイルチップシート7として、所定の距離ごとに5つの絵柄75が描かれているものを適用したが、ネイルチップシート7はこれに限定されない。
ネイルチップシート7としてさらに長尺で、より多くの絵柄の設けられているものを適用し、1度の印刷で6指分以上のネイルチップ70を生成可能としてもよい。
また、図30に示すように、連続的な絵柄が描かれたネイルチップシート7を用いてもよい。この場合も、互いの輪郭線Rが重なり合わないように、基準線74から所定の距離ごと(例えば20mmごと)に印刷を行う。なお、この場合には絵柄と輪郭線Rとの位置関係が問題とならないため、互いの輪郭線Rが重なり合わない範囲で、基準線74からの所定の距離を詰めてもよい。このようにすることにより、1つのネイルチップシート7に印刷できる輪郭線Rの数を多くすることができる。
また、本実施形態では、輪郭線Rをネイルチップシート7の裏面側である剥離層73の上に印刷する場合について説明したが、輪郭線Rをネイルチップシート7の表面側である貼着層73の上に印刷してもよい。
また、本実施形態では、ネイルプリント装置1、テープ印刷装置100によって、輪郭線Rのみをネイルチップシート7に印刷する場合について説明したが、ネイルプリント装置1、テープ印刷装置100は、輪郭線Rのみを印刷する専用機であってもよいし、ネイルチップシート7の表面側である貼着層73の上に、任意の絵柄、ネイルデザイン等を輪郭線Rとともに印刷することができるように構成してもよい。
なお、ネイルチップシート7の材質等は特に限定されない。ネイルチップシート7として各種の材質のもの(例えば光沢感のある素材、ラメ入りの素材、スエード調の素材等)を用いたり、予めラインストーン等が貼り付けられたものを用意することにより、よりバリエーションのあるネイルチップ70を簡易に作成することができる。
また、本実施形態では、ネイルチップシート7に印刷した後、ユーザが自ら個々のネイルチップ70a〜70eを切り離す場合を例として示したが、例えば図31に示すように、印刷ヘッド46の近傍等にカッター5等の切断手段を設けて、印刷ヘッド46による印刷動作終了後、このカッター5によりネイルチップシート7上に印刷されている輪郭線R1〜R5に沿って各ネイルチップ70を自動的に切り離すように構成してもよい。この場合、制御部51がカッター5等の切断手段を制御する切断制御手段として機能する。なお、切断手段を設ける位置は図示例に限定されない。
また、カッター5によりネイルチップシート7の全ての層を切り離すのではなく、剥離層73のみを残して切断するようにしてもよい。この場合には、切断後、ユーザはカッター5により切断された層(貼着層71、粘着層72)を剥離層73から剥がし取ることにより、粘着層72が露出した状態でネイルチップ70をネイルチップシート7から取り外すことができる。
このように、ネイルチップ70を自動的に切り離すように構成した場合には、ユーザの手を煩わせることなく、より簡易迅速にネイルチップ70を作成することができる。
また、本実施形態では、4本指用の指保持部材6a、親指用の指保持部材6bの両方にシート配置部65を設ける構成としたが、シート配置部65は4本指用の指保持部材6a、親指用の指保持部材6bのいずれか一方に設けるものとしてもよい。
また、例えば、4本指用の指保持部材6aと親指用の指保持部材6bとでシート配置部65の深さを変えることにより、薄いネイルチップシート7を用いる場合、シートの上にラインストーン等が配置されて厚みのあるネイルチップシート7を用いる場合等、各種の厚みのネイルチップシート7に対応できるようにしてもよい。
また、第1の実施形態では、人差し指U2から小指U5までを一度に印刷指挿入部20aに挿入して撮影を行い、爪画像変形処理との各種処理を各指別に行うことができる場合を例示しているが、ネイルプリント装置は、複数の指について同時に処理できるものに限定されず、各指について1本ずつ処理を行うものであってもよい。
以上本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
爪部上に貼り付けられる貼着層とこの貼着層を爪部上に貼り付けるための粘着層と未使用時にこの粘着層を被覆し使用時に前記粘着層から剥離される剥離層とが積層されてなるネイルチップシート上に印刷を施す印刷手段を備えているネイルプリント装置であって、
指を撮影して当該指に対応する爪部の爪領域画像を含む指爪画像を取得する指爪画像取得手段と、
この指爪画像取得手段によって取得された前記指爪画像から爪部の輪郭を抽出する輪郭抽出手段と、
前記輪郭抽出手段により抽出された爪部の輪郭を前記ネイルチップシートにおける前記貼着層および前記剥離層のうちの少なくとも一方の層の上に印刷するように前記印刷手段を制御する印刷制御手段と、
を備えていることを特徴とするネイルプリント装置。
<請求項2>
前記ネイルチップシートは、テープ状の長尺なシートであることを特徴とする請求項1に記載のネイルプリント装置。
<請求項3>
前記ネイルチップシートは、印刷時において前記剥離層が前記印刷手段と対向するように配置され、
前記印刷手段は、前記剥離層上に前記爪部の輪郭を印刷するものであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のネイルプリント装置。
<請求項4>
前記ネイルチップシートは、印刷時において印刷開始位置の基準となる基準線が設けられ、
前記指爪画像取得手段は、複数の指を撮影して当該各指に対応する爪部の爪領域画像を含む指爪画像をそれぞれ取得し、
前記輪郭抽出手段は、この取得された前記各指爪画像から爪部の輪郭をそれぞれ抽出し、
前記印刷制御手段は、前記複数の爪部の輪郭を前記基準線から所定の距離を置いて印刷するように前記印刷手段を制御するものであることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のネイルプリント装置。
<請求項5>
爪部上に貼り付けられる貼着層とこの貼着層を爪部上に貼り付けるための粘着層と未使用時にこの粘着層を被覆し使用時に前記粘着層から剥離される剥離層とが積層されてなるネイルチップシート上に印刷を施す印刷手段を備えるネイルプリント装置の印刷制御方法であって、
指を撮影して当該指に対応する爪部の爪領域画像を含む指爪画像を取得する指爪画像取得ステップと、
この指爪画像取得ステップにおいて取得された前記指爪画像から爪部の輪郭を抽出する輪郭抽出ステップと、
前記輪郭抽出ステップにおいて抽出された爪部の輪郭を前記ネイルチップシートにおける前記貼着層および前記剥離層のうちの少なくとも一方の層の上に印刷するように前記印刷手段を制御する印刷制御ステップと、
を含んでいることを特徴とする印刷制御方法。
1 ネイルプリント装置
2 ケース本体
4 蓋体
5 カッター
6 指保持部材
6a 4本指用の指保持部材
6b 親指用の指保持部材
7 ネイルチップシート
10 プリント装置本体
20a 印刷指挿入部
20b 非印刷指挿入部
20c 掴み部(隔壁)
20 印刷指固定部
30 撮影部
32 カメラ
33 照明灯(LED)
40 印刷部
50 制御装置
51 制御部
52 ROM
53 RAM
60 保持部材本体
61 指挿入孔
62 指仕切部
63 爪部露出孔
65 シート配置部
70 ネイルチップ
74 基準線
511 輪郭抽出部
512 印刷制御部
513 表示制御部
R1〜R5 輪郭線
T(T1〜T5) 爪部
U(U1〜U5) 対象指
N 非対象指

Claims (4)

  1. ネイルプリント装置であって、
    指を撮影して当該指に対応する爪部の爪領域画像を含む指爪画像を取得する指爪画像取得手段と、
    この指爪画像取得手段によって取得された前記指爪画像から爪部の輪郭を抽出する輪郭抽出手段と、
    前記爪部上に貼り付けられる貼着層とこの貼着層を爪部上に貼り付けるための粘着層と未使用時にこの粘着層を被覆し使用時に前記粘着層から剥離される剥離層とが積層されてなり、前記着層に予め絵柄が描かれていネイルチップシート上に印刷を施す印刷手段と、
    前記輪郭抽出手段により抽出された爪部の輪郭を前記ネイルチップシートにおける前記剥離層の上の、前記貼着層における前記絵柄の描画位置に対応した位置に印刷するように前記印刷手段を制御する印刷制御手段と、
    を備えていることを特徴とするネイルプリント装置。
  2. 前記ネイルチップシートは、テープ状の長尺なシートであることを特徴とする請求項1に記載のネイルプリント装置。
  3. 前記ネイルチップシートは、印刷時において印刷開始位置の基準となる基準線が設けられ、
    前記指爪画像取得手段は、複数の指を撮影して当該各指に対応する爪部の爪領域画像を含む指爪画像をそれぞれ取得し、
    前記輪郭抽出手段は、この取得された前記各指爪画像から爪部の輪郭をそれぞれ抽出し、
    前記絵柄は、前記ネイルチップシートの前記着層に、前記基準線から所定の距離を置いて描かれており、
    前記印刷制御手段は、前記複数の爪部の輪郭を、前記基準線から前記所定の距離を置いて、前記輪郭の中心を前記絵柄の中心に合わせる位置に印刷するように前記印刷手段を制御するものであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のネイルプリント装置。
  4. ネイルプリント装置の印刷制御方法であって、
    前記ネイルプリント装置は、爪部上に貼り付けられる貼着層とこの貼着層を爪部上に貼り付けるための粘着層と未使用時にこの粘着層を被覆し使用時に前記粘着層から剥離される剥離層とが積層されてなり、前記着層に予め絵柄が描かれていネイルチップシート上に印刷を施す印刷手段を備え、
    指を撮影して当該指に対応する爪部の爪領域画像を含む指爪画像を取得する指爪画像取得ステップと、
    この指爪画像取得ステップにおいて取得された前記指爪画像から爪部の輪郭を抽出する輪郭抽出ステップと、
    前記輪郭抽出ステップにおいて抽出された爪部の輪郭を前記ネイルチップシートにおける前記剥離層の上の、前記貼着層における前記絵柄の描画位置に対応した位置に印刷するように前記印刷手段を制御する印刷制御ステップと、
    を含んでいることを特徴とする印刷制御方法。
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