JP5861497B2 - センサ装置 - Google Patents

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Description

本発明はセンサ装置に関し、具体的には、センサ部と回路部とを同一基板上に形成されたセンサ装置に関する。
同一基板上にセンサ部と回路部を設けたモノリシック構造のセンサ装置において、回路部の汚染を防止するようにしたものとしては、特許文献1に開示されたものがある。
特許文献1に開示されたセンサ装置(MEMSマイクロフォン)では、基板の上面の中央にセンサ部(特許文献1の"MEMS device 200")を設け、センサ部の周囲に回路部(特許文献1の"driving/sensing circuitry 300")を設けている。センサ部と回路部との境界には、センサ部を完全に囲むようにしてバリア構造(特許文献1の"barrier 500")が設けられている。こうしてセンサ部と回路部の間にバリア構造を設けることにより、センサ部から回路部へ汚染(イオンなど)が入り込まないようし、また、外部環境からセンサ部へ侵入した湿気や異物などがさらに回路部へ入り込まないようにしている。
特許文献1に開示されたセンサ装置では、バリア構造は回路部とセンサ部の境界に設けられているだけであるため、基板の表面と平行な方向における回路部とセンサ部との間の干渉、特にイオンや異物などの汚染が両部間で移動することに対しては保護効果が認められる。
しかし、このようなバリア構造であると、基板の上面に垂直な方向から入ってくる外乱に対して回路部を保護する効果はない。また、基板の側面側から回路部に入ってくる外乱に対しも効果がない。そのため、基板に垂直な方向や側面側から回路部に、たとえば電磁波、光、湿気、不純物(イオン)などの外乱が入り込むと、回路部の特性悪化や誤作動、機能停止などの悪影響が発生するおそれがある。
一般的な電子回路(半導体集積回路)であれば、外部環境からの外乱を防ぐために回路部全体をモールドパッケージなどで樹脂封止する方法が採用される。しかし、同一基板上にマイクロフォンなどのセンサ部が設けられている場合には、音響振動を検出するために中空構造のパッケージが必要であり、しかも、パッケージ内に音響振動を導入するためにはパッケージに開口が必要である。したがって、同一基板上に回路部とともにマイクロフォンなどのセンサ部を設けたモノリシック構造のセンサ装置では、センサ装置全体を樹脂で覆って封止することは困難である。また、回路部のみを樹脂で覆うとしても、モノリシック構造の場合には、センサ部に樹脂が付着してセンサ部の動作を阻害するリスクがあり、適用することは困難である。このような事情は、マイクロフォン以外のセンサ部を実装しているセンサ装置でも同様である。
米国特許第7,863,714号(図1)
本発明は、上記のような技術的課題に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、センサ部と回路部を一体に形成されたモノリシック構造のセンサ装置において、回路部を外部からの汚染や擾乱から一層確実に保護することができるようにすることにある。
本発明に係るセンサ装置は、基板と、前記基板の上面に設けられたセンサ部と、前記基板の上面に設けられた回路部と、前記センサ部又は前記回路部と電気的に導通した複数の接続用パッドと、前記回路部の少なくとも一部分を覆う絶縁保護層と、前記絶縁保護層の上面に形成され、前記回路部の少なくとも一部分の上方を覆う金属保護膜とを備え、前記基板の上面の外周縁部は、前記基板の上面の外周端縁から少なくとも40μm以上の距離にある領域が、前記金属保護膜及び前記絶縁保護層から露出していることを特徴としている。
本発明に係るセンサ装置にあっては、回路部の少なくとも一部分を絶縁保護層で覆い、絶縁保護層の上面に金属保護膜を形成して回路部の少なくとも一部分の上方を金属保護膜で覆っているので、絶縁保護層で回路部を保護することができ、金属保護膜の作製が容易になる。さらに、金属保護膜で覆われた部分の回路部の対環境性が向上する。すなわち、本発明によれば、金属保護膜で覆われた回路部分における遮光性が高くなり、回路の誤作動を予防できる。また、金属保護膜をグランドに接続してあれば、外部からの電磁波を遮断できるので、金属保護膜で覆われた回路部分の対電磁波耐性(EMI耐性)や静電気放電(ESD)耐性が良好になる。水分やイオンを金属保護膜で遮断することができるので、センサ装置の耐湿性が向上し、また腐食性ガスや重金属汚染などに対する耐環境性も向上する。さらに、金属保護膜で覆うことにより音響センサの機械的強度も向上する。
しかも、本発明に係るセンサ装置は、基板上面の外周縁部において、基板上面の外周端縁から少なくとも40μm以上の距離にある領域が、金属保護膜及び絶縁保護層から露出しているので、複数個のセンサ装置を作製されたウエハのダイシングストリート(基板上面の露出面)をレーザーダイシングすることによってチップ分割する際、金属保護膜によってレーザー光が遮蔽されたり、反射されたりすることがなく、容易にチップ分割することができる。また、絶縁保護層によってレーザー光の焦点位置のずれやレーザー光強度の減衰を受けることがなく、ウエハの内部に高いパワー密度でレーザー光を集光させることができる。そのため、短いレーザー照射時間で確実にチップ分割をすることができ、センサ装置の分割不良の発生率を低減させつつ、ダイシング速度を高速にして音響センサ製造時におけるスループットを向上させることができる。
さらに、基板上面の露出領域の幅(=ウエハにおけるダイシングストリートの幅の1/2)の幅を40μm以上としているので、ダイシング時におけるレーザー光の照射性が良好となる。すなわち、ウエハ作製時におけるハンドリング性からは、ウエハ厚が200μm以上であることが好ましく、レーザー光の照射性からは、ウエハのダイシングストリートの幅はウエハ厚に0.4を乗じた値以上であることが望ましいとされているので、露出領域の幅は40μm以上(ウエハにおけるダイシングストリート幅が80μm)であることが好ましいからである。
本発明に係るセンサ装置のある実施態様においては、前記センサ部が、前記基板の上方に配設された可動電極と、間隙を隔てて前記可動電極を覆うようにして前記基板の上面に固定された絶縁材料からなる絶縁保護膜と、前記可動電極と対向する位置において前記保護膜に設けた固定電極とによって構成され、前記回路部は、前記絶縁保護膜と等しい厚みを有するとともに、前記絶縁保護層の少なくとも一部を構成する第1絶縁層によって覆われ、前記金属保護膜は、前記第1絶縁層の上面に形成されていることが望ましい。このように構成していれば、回路部と金属保護膜の間に第1絶縁層があるので、回路部と金属保護膜の間の距離が大きくなり、電気的寄生成分を小さくできる。また、センサ部の絶縁保護膜と第1絶縁層は同じ厚みであるので、絶縁保護膜と第1絶縁層を同一材料によって同一工程で成膜することが可能になる。
本発明に係るセンサ装置の別な実施態様においては、前記センサ部が、前記基板の上方に配設された可動電極と、間隙を隔てて前記可動電極を覆うようにして前記基板の上面に固定された絶縁材料からなる絶縁保護膜と、前記可動電極と対向する位置において前記保護膜に設けた固定電極とによって構成され、前記回路部の表面は、前記可動電極と前記固定電極の間に形成された間隙と等しい厚みを有するとともに、前記絶縁保護層の少なくとも一部を構成する第2絶縁層によって覆われ、前記金属保護膜は、前記第2絶縁層の上方に形成されていることが望ましい。このように構成していれば、回路部と金属保護膜の間に第2絶縁層があるので、回路部と金属保護膜の間の距離が大きくなり、電気的寄生成分を小さくできる。また、第2絶縁層の厚みは可動電極と固定電極の間に形成された間隙と等しいので、可動電極と固定電極の間の間隙(エアギャップ)を作製するための犠牲層と同一成膜工程によって第2絶縁層を作製でき、センサ装置の製造工程を簡略化できる。
金属保護膜を設けることによって回路部を電気的、機械的また物理的に保護することができるので、本発明に係るセンサ装置のさらに別な実施態様においては、回路部の実質的に全体を金属保護膜によって覆っておくことが望ましい。しかし、回路部に設けられている回路の種類によっては、金属保護膜との間の寄生容量などの電気的寄生成分が問題となる場合がある。そのような場合には、前記回路部の上方のうち一部の領域で金属保護膜を除去しておいてもよい。金属保護膜との間の電気的寄生成分が問題となる回路部分で金属保護膜を除去しておけば、その回路部分の電気的寄生成分による悪影響を軽減することができる。
また、本発明に係るセンサ装置のさらに別な実施態様においては、前記金属保護膜を、前記接続用パッドのうち一部の接続用パッドと電気的に短絡させてもよい。このような実施態様によれば、当該接続用パッドをグランドに接続することで金属保護膜をグランド電位に接続することができる。また、金属保護膜と当該接続用パッドを同一工程で作製することもできる。
また、前記金属保護膜は、少なくとも表面がAu膜であることが望ましい。Auは腐食に強く、電気抵抗が低い金属であるので、金属保護膜の少なくとも表面をAu膜とすれば、センサ装置の耐環境性が良好となり、電磁シールド効果も高くなる。
本発明に係るセンサ装置のさらに別な実施態様としては、センサ部が静電容量型の場合がある。すなわち、前記センサ部が、前記基板の上方に配設された可動電極と、間隙を隔てて前記可動電極を覆うようにして前記基板の上面に固定された絶縁材料からなる絶縁保護膜と、前記可動電極と対向する位置において前記保護膜に設けた固定電極とによって構成されたものである。このような静電容量型のセンサ部を有する実施態様では、前記回路部が、前記絶縁保護膜と等しい厚みを有する第1絶縁層によって覆われ、前記金属保護膜は、前記第1絶縁層の上面に形成されていることが望ましい。かかる実施態様によれば、回路部と金属保護膜の間に第1絶縁層があるので、回路部と金属保護膜の間の距離が大きくなり、電気的寄生成分を小さくできる。また、センサ部の絶縁保護膜と第1絶縁層は同じ厚みであるので、絶縁保護膜と第1絶縁層を同一材料によって同一工程で成膜することが可能になる。
さらに、静電容量型のセンサ部を有するセンサ装置のさらに別な実施態様においては、前記回路部の表面は、前記可動電極と前記固定電極の間に形成された間隙と等しい厚みを有する第2絶縁層によって覆われ、前記金属保護膜は、前記第2絶縁層の上方に形成されていることが望ましい。かかる実施態様によれば、回路部と金属保護膜の間に第2絶縁層があるので、回路部と金属保護膜の間の距離が大きくなり、電気的寄生成分を小さくできる。また、第2絶縁層の厚みは可動電極と固定電極の間に形成された間隙と等しいので、可動電極と固定電極の間の間隙(エアギャップ)を作製するための犠牲層と同一成膜工程によって第2絶縁層を作製でき、センサ装置の製造工程を簡略化できる。
なお、本発明における前記課題を解決するための手段は、以上説明した構成要素を適宜組み合せた特徴を有するものであり、本発明はかかる構成要素の組合せによる多くのバリエーションを可能とするものである。
図1は、本発明の実施形態1によるセンサ装置の平面図である。 図2は、図1のX−X線断面図である。 図3は、保護膜を透明化して示す図1のセンサ装置の平面図である。 図4は、本発明の実施形態2によるセンサ装置の平面図である。 図5は、本発明の実施形態2によるセンサ装置の断面図である。 図6は、本発明の実施形態3によるセンサ装置の断面図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態を説明する。以下の実施形態においては、センサ部としてマイクロフォン構造体を設けたセンサ装置(音響センサ装置)を説明するが、本発明のセンサ装置は、マイクロフォン構造体以外のセンサ部を設けられていてもよい。また、本発明は以下の実施形態に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々設計変更することができる。
(第1の実施形態)
以下、図1−3を参照して本発明の実施形態1によるセンサ装置(マイクロフォン)を説明する。図1は、本発明の実施形態1によるセンサ装置31の平面図である。図2は、図1のX−X線断面図である。また、図3は、保護膜を透明化して示すセンサ装置31の平面図である。
このセンサ装置31は、MEMS技術を利用して作製されたモノリシック構造のマイクロフォンであって、同一半導体基板32上にセンサ部33(マイクロフォン構造体)と回路部34(集積回路)が形成されている。センサ部33は、半導体基板32の上面のほぼ中央部に設けられており、その周辺部に、特にセンサ部33を取り囲むようにして回路部34が設けられている。もちろん、センサ部33は、半導体基板32の中央部に設けなければならない訳ではなく、回路部34もセンサ部33を取り囲んでいなくてもよい。たとえば、半導体基板32の上面の右側領域にセンサ部33を配置し、左側領域に回路部34を配置していてもよい。
半導体基板32は、Si基板や化合物半導体基板などであって、図2に示すように、そのほぼ中央部には上下に貫通した空洞35(貫通孔)が開口されている。この空洞35は、マイクロフォンのバックチャンバ又はフロントチャンバとなるものであって、空洞35の下面は塞がれている場合もある。図2では、均一な水平断面を有する直方体状の空洞35を示しているが、空洞35の壁面にはテーパーがついていてもよい。
センサ部33においては、図2に示すように、半導体基板32の上面にアンカー36を介してダイアフラム37(可動電極膜)を設けてあり、微小なエアギャップ(空隙)を介してダイアフラム37の上方にバックプレート38を設けている。
ダイアフラム37は、導電性を有するポリシリコン薄膜によって形成されている。ダイアフラムは、図3では円板状をしているが、矩形状その他の形状であってもよい。また、ダイアフラム37からは外側に向けて帯板状の引出し配線39が延びている。ダイアフラム37は、空洞35の上面を覆うようにして半導体基板32の上面に配置され、外周部下面が適宜間隔で配置されたアンカー36により支持されている。よって、ダイアフラム37は、半導体基板32の上面から離間しており、ダイアフラム37の外周部下面と半導体基板32の上面との間には、音響振動を通過させるための狭いベンチレーションホール40が形成されている。
バックプレート38は、SiNからなる保護膜41(絶縁保護膜)の下面にポリシリコンからなる円板状の固定電極膜42を設けたものである。この保護膜41は、ダイアフラム37の上方ではドーム状に形成されており、このドーム状をしたドーム部分41aはダイアフラム37との間に空間を有している。
バックプレート38の下面(すなわち、固定電極膜42の下面)とダイアフラム37の上面との間には微小なエアギャップが形成されている。固定電極膜42とダイアフラム37は互いに対向しており、音響振動を検知して電気信号に変換するためのキャパシタを構成している。また、固定電極膜42の縁からは引出し配線43が延びている。
バックプレート38のほぼ全体には、上面から下面に貫通するようにして、音響振動を通過させるためのアコースティックホール44(音響孔)が多数穿孔されている。図1に示すように、アコースティックホール44は規則的に配列されている。図示例では、アコースティックホール44は、互いに120°の角度を成す3方向に沿って三角形状に配列されているが、矩形状や同心円状などに配置されていてもよい。
また、図2に示すように、バックプレート38の下面には、円柱状をした微小なストッパ53(突起)が突出している。ストッパ53は、ダイアフラム37がバックプレート38にスティック(固着)するのを防ぐために設けられており、保護膜41の下面から一体に突出しており、固定電極膜42を通過してバックプレート38の下面に突出している。ストッパ53は保護膜41と同じくSiNからなるので、絶縁性を有する。
このような構造のセンサ部33においては、音響振動がアコースティックホール44を通過してバックプレート38とダイアフラム37との間のエアギャップに入ると、薄膜であるダイアフラム37が音響振動によって振動する。ダイアフラム37が振動してダイアフラム37と固定電極膜42との間のギャップ距離が変化すると、ダイアフラム37と固定電極膜42との間の静電容量が変化する。この結果、このセンサ装置31においては、ダイアフラム37が感知している音響振動(音圧の変化)がダイアフラム37と固定電極膜42の間の静電容量の変化となり、電気的な信号として出力される。
回路部34は、センサ部33の電源回路や増幅回路、出力回路などである。回路部34は、センサ部33の周囲において半導体基板32の表層部に形成されている。回路部34はSiOからなる第2絶縁層、すなわち絶縁被覆層45によって覆われている。さらに、保護膜41が絶縁被覆層45を覆っている。すなわち、保護膜41は、ドーム部分41aの外周部が半導体基板32の上面に密着して半導体基板32に固定されており、ドーム部分41aから外側へ延出された第1絶縁層、すなわち保護膜41の被覆領域41bは絶縁被覆層45と半導体基板32の上面を覆っている。ただし、半導体基板32の外周縁部は、絶縁被覆層45及び保護膜41から露出している。
ここで、絶縁被覆層45は、ダイアフラム37と固定電極膜42の間のエアギャップを形成するための犠牲層と同一材料、同一プロセスで作製されており、絶縁被覆層45の厚みはダイアフラム37と固定電極膜42の間のエアギャップの高さと等しくなっている。また、保護膜41は一工程で成膜されるので、被覆領域41bの厚みはドーム部分41aの厚みと等しくなっている。
保護膜41のうち被覆領域41bの上面には、金属保護膜46が形成されている。ドーム部分41aは金属保護膜46から露出している。金属保護膜46はAu膜によって形成されている。あるいは、金属保護膜46は金属多層膜とし、その最表面をAu膜によって構成してもよい。以下においては、金属保護膜46はAu膜であるとして説明する。ダイアフラム37の引出し配線39は金属保護膜46に接続されていて、金属保護膜46と導通している。また、Au膜の一部を金属保護膜46と切り離して電極パッド47、48、49a、49bが形成されている。電極パッド47は固定電極膜42の引出し配線43を接続されており、さらに図2に示すように、電極パッド47はスルーホール51を通して回路部34に接続されている。よって、電極パッド47は固定電極膜42と同電位の端子となっている。電極パッド48は、保護膜41の開口内において絶縁被覆層45の上面に設けられている。電極パッド49a、49bは、保護膜41の上面、絶縁被覆層45の上面、あるいは半導体基板32の上面に設けられている。そして、電極パッド48、49a、49bは、適宜回路部34や電極パッド47、半導体基板32などに導通させられている。電極パッド50は、Au膜を部分的に除去して形成されており、金属保護膜46及びダイアフラム37に導通した端子となっている。このような構造によれば、金属保護膜46と電極パッド47、48、49a、49b及び50を同一材料により同一工程で作製することができ、センサ装置31の製造プロセスが簡素化される。その結果、センサ装置31の製造コストを安価にでき、高い量産性を達成できる。
また、回路部34の大部分が金属保護膜46で覆われているので、外部からの汚染要因や擾乱から回路部34を保護することができる。具体的いえば、回路部34の表面が金属保護膜46で覆われているので、回路部34の遮光性が高くなり、センサ装置31に強い光が当たっても回路部34に影響しなくなり、回路部34の誤作動を予防できる。
また、ボンディングワイヤなどで電極パッド50をグランドに接続することにより、金属保護膜46をグランドに接続してあれば、金属保護膜46に電磁シールド効果を持たせることができる。よって、外部からの電磁波を遮断でき、対電磁波耐性(EMI耐性)が良好になる。電磁波対策は、一般的にパッケージ(ケーシング)で対策することができるが、センサ装置31自体で電磁波対策を行なっておけばパッケージを簡易化でき、結果的にパッケージを含めたセンサ装置31の低コストにもつながる。また、外部からの静電気が金属保護膜46で遮断されるので、静電気放電(ESD)耐性も良好になる。さらに、スルーホールなどで金属保護膜46を回路部34のグランド用パッドと接続しておけば、電極パッド50をグランドに接続することにより、同時に回路部34のグランド用パッドもグランドに接続することができ、個別にグランド接続を行う必要がなくなる。
また、回路部34を金属保護膜46で覆ってあれば、水分やイオンを金属保護膜46で遮断することができる。その結果、センサ装置31の耐湿性が向上し、また腐食性ガスや重金属汚染などに対する耐環境性も向上する。さらには、絶縁被覆層45(エアギャップ形成用の犠牲層でエッチングされずに残ったもの)には、フッ酸に対するエッチングレートを速くするために、リン、ボロンなどの不純物が添加されている。これらの不純物は、外部からのイオン汚染を遮断する効果があるので、センサ装置31の耐環境性がより一層高くなる。
一方、金属膜は延性材料であるため、センサ装置31の表面を金属保護膜46で覆うことによってセンサ装置31の物理的強度が向上する。脆性材料が多く含まれた回路部34が延性材料(金属保護膜46)で覆われることで、物理的接触によって回路部34にクラックなどが入りにくくなり、クラックが入った場合でもそれ以上進行しにくくなる。
金属保護膜46もしくはその最表面がAu膜によって形成されている場合には、Auが腐食に強く、電気抵抗が低い金属であるために、センサ装置31の耐環境性が良好となり、電磁シールド効果も高くなる。また、静電容量型MEMSマイクロフォンを作製するプロセスでは、フッ酸による犠牲層エッチングが用いられるが、Auはフッ酸に耐えることができる材料であるので、マイクロフォンの製造プロセスへの適合性がよい。さらに、Au膜はワイヤボンド性が良好であるので、電極パッドの材料としても最適である。
センサ装置31の製造工程においては、一枚のウエハ上に複数個のセンサ装置31を作製し、当該ウエハにレーザー光を集光させ、ダイシングストリートに沿ってレーザー光を走査してウエハをダイシングし、個々のセンサ装置31にチップ分割を行う。センサ部33を有するセンサ装置31では、ダイシングソーによってカットする方法では、冷却水や削り屑などがセンサ部33に入ると種々のダメージを与えるためである。ここで、本実施形態のセンサ装置31では、半導体基板32の上面の外周縁部は、全周にわたって絶縁被覆層45、保護膜41及び金属保護膜46から露出している。当該露出領域52はレーザーダイシング時のダイシングストリートとなるものであって、この露出領域52には回路部34も存在しない。このようにダイシングストリート上に金属保護膜46や保護膜41などが存在しないで半導体基板32の上面が露出しているので、レーザーダイシングによってチップ分割を行う際、レーザー光が金属保護膜46で反射されることがなく、また保護膜41などによってレーザー光の焦点位置のずれやレーザー光強度の減衰を受けることがなく、ウエハの内部に高いパワー密度でレーザー光を集光させることができる。そのため、短いレーザー照射時間で確実にチップ分割をすることができ、センサ装置31の分割不良の発生率を低減させつつ、ダイシング速度を高速にして音響センサ製造時におけるスループットを向上させることができる。
露出領域52の幅Sは、チップサイズが必要以上に大きくならない範囲で、40μm以上であることが望ましい。これはレーザー光の照射性からくるものである。一般的には、ウエハ厚に0.4を乗じた幅のダイシングストリートが望ましいとされている。たとえば、ウエハ厚が400μmである場合には、露出領域52の幅Sは80μm(ウエハにおけるダイシングストリート幅は160μm)であることが好ましい。また、ウエハの作製においては、ハンドリング性からウエハ厚は200μm以上であることが好ましいので、露出領域52の幅Sは40μm(ウエハにおけるダイシングストリート幅は80μm)であることが望ましい。よって、露出領域52の幅Sは、40μm以上であることが望ましい。
(第2の実施形態)
図4及び図5は、それぞれ本発明の実施形態2によるセンサ装置61の平面図及び断面図である。この実施形態では、回路部34の上方のうち、特定の部位では金属保護膜46を部分的に除去している。金属保護膜46を除去した領域では、回路部34は絶縁被覆層45と保護膜41だけで覆われている。
回路部34の上方を金属保護膜46で覆うと、回路部34と金属保護膜46との間に寄生容量などの電気的寄生成分が生じ、センサ装置の特性を悪化させる懸念がある。そのため、実施形態1のセンサ装置31でも、回路部34と金属保護膜46との間に厚みのある絶縁被覆層45と保護膜41(バックプレート用の絶縁材料であって、1μm以上の厚みを有する)を介在させることによって回路部34と金属保護膜46との距離を大きくし、金属保護膜46による寄生容量などの電気的寄生成分を小さくし、音響センサの特性悪化を軽減している。
しかし、回路部34に設けられている回路の種類によっては、絶縁被覆層45や保護膜41を設けるだけでは不十分な場合もある。たとえば、センサ部33の信号を増幅回路で変換するまでの回路は電気的寄生成分の影響を受けやすい。このような場合には、図4及び図5に示すように、回路部34のうち電気的寄生成分の影響を受けやすい回路部分34aの上方で、金属保護膜46を部分的に除去することが有効である。よって、この金属保護膜46の除去部分62では、電気的寄生成分の影響を受けやすい回路部分34aを覆っている保護膜41の被覆領域41bが露出している。
(実施形態3)
図6は、本発明の実施形態3によるセンサ装置の断面図である。実施形態3のセンサ装置71では、保護膜41のドーム部分41aの上面にAu膜によって固定電極膜42を形成している。かかる実施形態によれば、Au膜によって固定電極膜42と金属保護膜46を同一工程で成膜することができるので、センサ装置71の製造工程を減らすことができ、製造コストを安価にできる。
31、61、71 センサ装置
32 半導体基板
33 センサ部
34 回路部
35 空洞
37 ダイアフラム
38 バックプレート
41 保護膜
41a ドーム部分
41b 被覆領域
42 固定電極膜
45 絶縁被覆層
46 金属保護膜
47、48、49a、49b、50 電極パッド
51 スルーホール
52 露出領域
62 除去部分

Claims (9)

  1. 基板と、
    前記基板の上面に設けられたセンサ部と、
    前記基板の上面に設けられた回路部と、
    前記センサ部又は前記回路部と電気的に導通した複数の接続用パッドと、
    前記回路部の少なくとも一部分を覆う絶縁保護層と、
    前記絶縁保護層の上面に形成され、前記回路部の少なくとも一部分の上方を覆う金属保護膜とを備え、
    前記基板の上面の外周縁部は、前記基板の上面の外周端縁から少なくとも40μm以上の距離にある領域が、前記金属保護膜及び前記絶縁保護層から露出していることを特徴とするセンサ装置。
  2. 前記センサ部は、
    前記基板の上方に配設された可動電極と、
    間隙を隔てて前記可動電極を覆うようにして前記基板の上面に固定された絶縁材料からなる絶縁保護膜と、
    前記可動電極と対向する位置において前記絶縁保護膜に設けた固定電極とによって構成され、
    前記回路部は、前記絶縁保護膜と等しい厚みを有するとともに、前記絶縁保護層の少なくとも一部を構成する第1絶縁層によって覆われ、
    前記金属保護膜は、前記第1絶縁層の上面に形成されていることを特徴とする、請求項に記載のセンサ装置。
  3. 前記センサ部は、
    前記基板の上方に配設された可動電極と、
    間隙を隔てて前記可動電極を覆うようにして前記基板の上面に固定された絶縁材料からなる絶縁保護膜と、
    前記可動電極と対向する位置において前記絶縁保護膜に設けた固定電極とによって構成され、
    前記回路部の表面は、前記可動電極と前記固定電極の間に形成された間隙と等しい厚みを有するとともに、前記絶縁保護層の少なくとも一部を構成する第2絶縁層によって覆われ、
    前記金属保護膜は、前記第2絶縁層の上方に形成されていることを特徴とする、請求項に記載のセンサ装置。
  4. 前記回路部の実質的に全体を金属保護膜によって覆っていることを特徴とする、請求項1に記載のセンサ装置。
  5. 前記回路部の上方のうち一部の領域で前記金属保護膜を除去していることを特徴とする、請求項1に記載のセンサ装置。
  6. 前記金属保護膜が、前記接続用パッドのうち一部の接続用パッドと電気的に短絡していることを特徴とする、請求項1に記載のセンサ装置。
  7. 前記金属保護膜は、少なくとも表面がAu膜であることを特徴とする、請求項1に記載のセンサ装置。
  8. 前記センサ部は、
    前記基板の上方に配設された可動電極と、
    間隙を隔てて前記可動電極を覆うようにして前記基板の上面に固定された絶縁材料からなる絶縁保護膜と、
    前記可動電極と対向する位置において前記絶縁保護膜に設けた固定電極とによって構成され、
    前記回路部は、前記絶縁保護膜と等しい厚みを有する第1絶縁層によって覆われ、
    前記金属保護膜は、前記第1絶縁層の上面に形成されていることを特徴とする、請求項1に記載のセンサ装置。
  9. 前記センサ部は、
    前記基板の上方に配設された可動電極と、
    間隙を隔てて前記可動電極を覆うようにして前記基板の上面に固定された絶縁材料からなる絶縁保護膜と、
    前記可動電極と対向する位置において前記絶縁保護膜に設けた固定電極とによって構成され、
    前記回路部の表面は、前記可動電極と前記固定電極の間に形成された間隙と等しい厚みを有する第2絶縁層によって覆われ、
    前記金属保護膜は、前記第2絶縁層の上方に形成されていることを特徴とする、請求項1に記載のセンサ装置。
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