JP5860788B2 - 駐車空間検知装置 - Google Patents

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Description

本発明は、駐車車両に隣接した駐車空間を検知する駐車空間検知装置に関する。
従来より、超音波センサ等の測距センサを利用して、駐車車両に隣接した駐車空間を検知する駐車空間検知装置が知られている(例えば特許文献1参照)。この種の駐車空間検知装置では、車両が駐車車両の側方通過時に、測距センサで駐車車両までの距離(検知距離)を逐次検知する。また、車両の移動状態(車速、操舵角)や車両における測距センサの搭載位置(車両のどこに搭載されているかの情報)を用いて、距離検知を行うときの測距センサの位置(センサ位置)を算出する。そして、それら検知距離、センサ位置を利用して駐車車両の輪郭点を求め、求めた輪郭点から駐車空間を検知している。
特開2008−21039号公報
ところで、測距センサは車両出荷後に(後付けで)車両に搭載される場合がある。後付けの測距センサを用いる場合、もともと車両に搭載されている測距センサ(純正の測距センサ)に比べて、精密に車両に取り付けられているわけではないので、駐車空間検知装置が把握している測距センサの搭載位置と、実際の搭載位置とに誤差が生じることがある。この場合、誤差を有した搭載位置を利用して検知された駐車空間の検知精度が低下する。
また、純正の測距センサを用いる場合であっても、駐車動作を繰り返し行ううちに、測距センサの搭載位置がずれていくことがある。この場合も、駐車空間検知装置が把握する搭載位置と、実際の搭載位置とに誤差が生じることになるので、駐車空間の検知精度が低下する。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、駐車空間検知装置が把握する測距センサの搭載位置と実際の搭載位置とに誤差が生じた場合に、その誤差を解消することができる駐車空間検知装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は、車両の周囲に存在する駐車車両までの距離を逐次検知する距離検知手段と、
前記距離検知手段の前記車両における搭載位置を記憶する記憶手段と、
前記車両の移動状態を検知する移動状態検知手段と、
前記搭載位置と前記車両の移動状態とに基づいて前記駐車車両の距離検知を行うときの前記距離検知手段の位置であるセンサ位置を算出する位置算出手段と、
前記距離検知手段が検知した距離である検知距離と前記センサ位置とに基づいて、前記駐車車両の側方通過時に前記駐車車両に隣接した駐車空間を検知する第1の空間検知手段と、
前記駐車空間に対する駐車動作時に前記駐車空間を検知する第2の空間検知手段と、
前記第1の空間検知手段が検知した駐車空間である1次検知空間と、前記第2の空間検知手段が検知した駐車空間である2次検知空間の差異を算出する差異算出手段と、
前記差異に相当する前記搭載位置の誤差に対する対策処理を実行する対策実行手段と、
を備え、
前記対策実行手段は、前記対策処理として前記差異の分だけ前記記憶手段に記憶された前記搭載位置の値を補正する補正手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、駐車車両の側方通過時に駐車空間(1次検知空間)を検知する第1の空間検知手段の他に、駐車動作時に駐車空間(2次検知空間)を検知する第2の空間検知手段を備えている。記憶手段に記憶された搭載位置(駐車空間検知装置が把握している搭載位置)と実際の搭載位置とに誤差が生じている場合には、1次検知空間はその誤差に相当する分だけ実際の駐車空間からずれた位置に検知される。一方、2次検知空間は、実際に駐車空間に駐車するときに検知された駐車空間であるため、1次検知空間に比べて正確な位置に検知される。差異算出手段が算出する1次検知空間と2次検知空間の差異は、搭載位置の誤差に相当するので、その差異を見ることで搭載位置に誤差が生じているか否かを判断できる。そして、対策実行手段は、搭載位置の誤差に対する対策処理を実行するので、搭載位置の誤差を解消することができる。
対策処理の第1の具体的態様として、本発明における対策実行手段は、前記対策処理として前記差異の分だけ前記搭載位置を補正する補正手段である。これによれば、搭載位置が差異の分だけ補正されるので、搭載位置の誤差を解消できる。
また、対策処理の第2の具体的態様として、本発明の対策実行手段は、前記距離検知手段の搭載状態に対して警告を発する警告手段である。つまり、第2の具体的態様は、距離検知手段の搭載状態の異常を検知して警告する、いわゆるダイアグ検出機能である。これによって、距離検知手段の搭載状態が異常であることを(搭載位置に誤差が生じていることを)車両のユーザに認識させることができる。よって、ディーラー等で距離検知手段の搭載状態を点検修理することで、搭載位置の誤差を解消できる。
駐車支援装置1の概略構成を示したブロック図である。 駐車空間の検知場面の一例を示した図である。 駐車空間検知処理のフローチャートである。 反射波の到来方向及び反射点の算出方法を説明する図である。 図4の三角形7だけを抜き出した図である。 縦列駐車した駐車車両61、62の側方通過時に駐車空間を検知する場面を示した図である。 図6の検知場面後の場面であり、縦列駐車用の駐車空間への駐車動作時にその駐車空間を検知する場面を示した図である。 並列駐車した駐車車両61、62の側方通過時に駐車空間を検知する場面を示した図である。 図8の検知場面後の場面であり、並列駐車用の駐車空間への駐車動作時にその駐車空間を検知する場面を示した図である。 駐車動作時の検知場面では測距センサの搭載位置の誤差の影響が小さいことを説明するための図である。 図10のA部の拡大図である。 図3のS25及びS26の詳細のフローチャートである。
以下、本発明に係る駐車空間検知装置の実施形態を図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の駐車空間検知装置が実現された駐車支援装置1の概略構成を示したブロック図である。駐車支援装置1は、車両5(図2参照)に搭載されて、車両5の周囲に存在する駐車空間を検知するなど、駐車を支援する装置である。その駐車支援装置1は、図1に示すように、測距センサ2と車速センサ12と操舵角センサ13と駐車態様選択スイッチ14と警告部15とそれらと接続したECU11とを備えている。
測距センサ2は、その周囲に存在する駐車車両等の障害物までの距離を検知するセンサである。具体的には、測距センサ2は、ECU11からの指示に基づき、測距センサ2の正面方向に所定間隔おきに(例えば100ミリ秒おきに)超音波等の探査波を送信する。測距センサ2は、送信した探査波が障害物に当たって反射した反射波を受信する。測距センサ2は、探査波の送信タイミングと反射波の受信タイミングとに基づき、障害物までの距離を算出する。測距センサ2で検知された検知情報(検知距離)はECU11に入力される。なお、検知距離の算出はECU11が行っても良い。測距センサ2は、探査波を送信しその探査波の反射波を受信するセンサであれば良く、音波を用いるものであっても、光波を用いるものであっても、電波を用いるものであっても良い。測距センサ2としては、例えば超音波センサ、レーザレーダ、ミリ波レーダ等のセンサを用いることができる。
図2は、駐車空間の検知場面の一例を示した図であり、具体的には、縦列駐車した2台の駐車車両61、62の側方経路100を車両5が通過しているときに駐車車両61、62に挟まれた駐車空間9を検知する場面を上から見た図である。なお、以下では、駐車車両61、62を区別しないときには符号6を使用する。図2に示すように、測距センサ2は車両5の外周面の複数箇所に搭載されている。具体的には、測距センサ2は、車両5の左側面51に搭載された左側方測距センサ21Lと、右側面52に搭載された右側方測距センサ21Rと、前面53に搭載された前部測距センサ22と、後面54に搭載された後部測距センサ23とを含む。左側方測距センサ21Lの障害物検知範囲41(探査波の送信範囲)は車両5の左側方に設定されている。右側方測距センサ21Rの障害物検知範囲42は車両5の右側方に設定されている。前部測距センサ22の障害物検知範囲43は車両5の前方に設定されている。後部測距センサ23の障害物検知範囲44は車両5の後方に設定されている。各測距センサ2の指向性φは例えば70°〜120°程度となっている。また、各測距センサ2が検知可能な最大検知距離(左側方測距センサ21Lの例で言うと、障害物検知範囲41の先端と左側方測距センサ21Lの間の距離)は例えば4m〜10m程度となっている。なお、以下では、左側方測距センサ21Lと右側方測距センサ21Rを区別しないときには、側方測距センサ21と言う。
なお、測距センサ2は、車両5の出荷時からもともと車両5に搭載されている純正の測距センサであっても、出荷後に車両5に搭載された後付けの測距センサであっても良い。本実施形態では、純正の測距センサ2を用いる場合には、測距センサ2の搭載位置のズレを検出するダイアグ検出が行われる一方、後付けの測距センサ2を用いる場合には、駐車支援装置1(ECU11)が把握する測距センサ2の搭載位置の補正が行われる。
車速センサ12は車両5の車速を検知するセンサである。車速センサ12で検知された検知情報(車速)はECU11に入力される。操舵角センサ13は車両5のステアリングの操舵角を検知するセンサである。操舵角センサ13で検知された検知情報(操舵角)はECU11に入力される。
駐車態様選択スイッチ14は、例えば車両5の運転席周辺に設けられ、車両5のドライバーに、縦列駐車に対する支援を行うのか、並列駐車に対する支援を行うのかを選択させるスイッチである。その駐車態様選択スイッチ14は、メカ式のスイッチであったり、液晶ディスプレイにスイッチ画像として表示されたタッチスイッチであったりする。駐車態様選択スイッチ14で選択された駐車態様はECU11に入力される。
警告部15は、測距センサ2の搭載位置が初期位置からズレが生じている場合に、そのことを車両5のドライバーに警告する部分であり、例えば、スピーカーであったり、表示装置であったりする。
ECU11は、CPU、ROM、RAM等から構成されたマイコンを主体として構成され、測距センサ2、車速センサ12、操舵角センサ13から入力された各検知情報に基づき、車両5の駐車を支援する各種処理を実行する。具体的には、ECU11は、車両5が駐車車両の側方経路を通過するときや、駐車動作を行っているときに、車両5の周囲に存在する駐車車両を検知し、その検知結果に基づき車両5の周囲に存在する駐車空間を検知する駐車空間検知処理を実行する。また、ECU11は、駐車空間検知処理で検知した駐車空間に車両5を自動で駐車させる自動駐車処理を実行する。
また、ECU11は、車両5における測距センサ2の搭載位置及び測距センサ2の向き(正面方向)が記憶されるメモリ111を備えている。具体的には、メモリ111には、測距センサ2の搭載位置として、例えば車両5の後輪軸101の中心102(図2参照)を基準とした座標が記憶される。測距センサ2が純正の場合には、車両5の製造時に搭載位置がメモリ111に記憶される一方で、測距センサ2が後付けの場合には、後付け後にECU11が仮設定した搭載位置がメモリ111に記憶される。
以下、ECU11が実行する駐車空間検知処理の詳細を説明する。図3は、駐車空間検知処理のフローチャートを示している。図3の処理は、例えば駐車支援の開始を指示するスイッチ(図示外)が車両5のドライバーに操作されたときに開始される。なお、図3の処理を実行する間、ECU11は、測距センサ2に指示をして、車両5の周囲に存在する障害物(駐車車両6)までの距離を逐次検知させている。図3の処理を開始すると、先ず、以降の処理で使用する各種パラメータを初期化する(S11)。具体的には、測距センサ2が距離検知を行うときの時間t(n)をゼロに設定する(S11)。また、測距センサ2が距離検知を試みた回数(計測カウント)nを1に設定する(S11)。また、現在、車両5が駐車車両6の側方経路100を通過中か、検知した駐車空間にバック駐車の動作を行っている最中かを示した後退フラグFlagを、側方通過中であることを示した値「0」に設定する(S11)。また、測距センサ2が純正の場合に、測距センサ2の搭載状態に対する警告を行うか否かを示した警告フラグFlagCheckを、警告を行わないことを示した値「0」に設定する(S11)。なお、ECU11は、各計測カウントnでの時間t(n)(t(1)を基準とした時間)を計測している。
次に、側方測距センサ21が純正か後付けかを示したパラメータModeの値が、後付けであることを示した値「1」であるか否かを判断する(S12)。Modeの値は、側方測距センサ21が純正か後付けかに応じてROM等に予め設定されている。なお、S12の判断では、前部測距センサ22、後部測距センサ23は、純正であっても後付けであっても良い。Mode=1の場合、つまり側方測距センサ21が後付けの場合には(S12:Yes)、S13に進む。
S13では、車両5における側方測距センサ21の搭載位置SenPosIni及び角度(向き)SenAngIniを仮設定する(S13)。具体的には、図2に示すように、例えば図3の処理を開始した時点における後輪軸101の中心102の位置を原点O、その時点の車両5の進行方向をX軸、そのX軸に垂直な方向をY軸とした座標系を設定する。その座標系の原点O(後輪軸101の中心102)を基準とした座標値(SenPosIniX、SenPosIniY)を、搭載位置SenPosIniとして設定する。具体的にどの座標値(SenPosIniX、SenPosIniY)に設定するかは、例えば処理プログラムで予め決めておけばよい。具体的には、例えば左側方測距センサ21Lの搭載位置SenPosIniとして車両5の左側前輪付近の座標値を仮設定し、右側方測距センサ21Rの搭載位置SenPosIniとして車両5の右側前輪付近の座標値を仮設定する。なお。前回の駐車時に、後述するS25で搭載位置SenPosIniの補正が行われた場合には、今回のS13では、その補正後の搭載位置SenPosIniを仮設定の搭載位置として用いる。
S13では、側方測距センサ21の角度SenAngIniも、処理プログラムで予め決めておけばよい。例えば角度SenAngIniとして、後輪軸101と平行な方向を仮設定する。なお、前部測距センサ22、後部測距センサ23が後付けの場合にも、S13では、それらセンサ22、23の搭載位置SenPosIni及び角度SenAngIniを仮設定する。S13で仮設定した搭載位置SenPosIni及び角度SenAngIniはメモリ111に記憶される。S13の処理の後、S14に進む。
一方、S12において、Mode≠1の場合、つまり側方測距センサ21が純正の場合には(S12:No)、メモリ111には既に側方測距センサ21の搭載状態(搭載位置SenPosIni、角度SenAngIni)が記憶されているので、S13の処理は行わずにS14に進む。
S14では、計測カウントnでの検知距離L(n)を各測距センサ2から取得する(S14)。なお、ECU11自身が検知距離Lを算出する構成の場合には、S14では、測距センサ2から反射波の受信タイミングを取得して、送信タイミングと受信タイミングとに基づき検知距離L(n)を算出する。なお、測距センサ2の障害物検知範囲41〜44(図2参照)に障害物が存在しない場合、つまり非検知の場合には検知距離L(n)=0とする。
次に、計測カウントnでの各測距センサ2の位置(センサ位置)SenPosを算出する(S15)。具体的には、S13で設定した座標系での座標(SenPosX(n)、SenPosY(n))としてセンサ位置SenPosを算出する。より具体的には、メモリ111に記憶された搭載位置SenPosIniと、車速センサ12、操舵角センサ13の検出情報とに基づき、センサ位置SenPosを算出する。このとき、車速センサ12から入力された車速と時間t(n)とから、搭載位置SenPosIniからの測距センサ2の移動距離を算出できる。また、操舵角センサ13から入力された操舵角から、搭載位置SenPosIniからの測距センサ2の移動方向を算出できる。つまり、それら移動距離、移動方向から、搭載位置SenPosIniがどの方向にどれだけ移動したか(移動変化分)が分かるので、搭載位置SenPosIniにその移動変化分を追加することで、センサ位置SenPosを算出できる。なお、S14で取得した検知距離L(n)はセンサ位置SenPosに対応付けてRAM等のワークメモリに記憶しておく。
次に、後退フラグFlagPark=0か否かを確認することで、車両5が駐車車両の側方通過中か否かを判断する。後退フラグFlagPark=0の場合(S16:Yes)、側方通過中であるとしてS17に進む。S17では、駐車空間側の側方測距センサ21が検知した検知距離L(n)及びセンサ位置SenPosを用いて、駐車空間を検知する(S17)。図2を参照して駐車空間の検知方法を説明する。図2の例では、左側方測距センサ21Lにより検知された検知距離の履歴を符号8(×の点)で図示している。各検知距離8は、各計測カウントnでのセンサ位置SenPosから、左側方測距センサ21Lの正面方向に検知距離だけ離された点(以下、測距点という)である。なお、左側方測距センサ21Lの正面方向は、メモリ111に記憶された角度SenAngIniから特定できる。障害物検知範囲41はある程度の広がりを持っているため、車両5が駐車車両6に対峙する位置に到達する前から左側方測距センサ21Lによる距離検知が開始され、車両5が駐車車両6を通過した後もしばらくの間は左側方測距センサ21Lによる距離検知が続く。つまり、測距点8の履歴範囲は駐車車両6の幅よりも広くなる。この測距点8の履歴から直接駐車空間を検知しようとすると、実際の駐車空間9よりも狭い駐車空間が検知されてしまう。
そこで、S17では、測距点8(検知距離、センサ位置)の履歴を用いて三角測量の原理により、反射波の到来方向を推定し、センサ位置SenPosから反射波の到来方向に検知距離L(n)だけ離れた点Rflt(以下、反射点という)を算出する。なお、三角測量の原理に基づく反射点の推定では、隣接するセンサ位置間で、測距センサ2からの探査波が駐車車両6の同一点で反射するとの仮定に基づいている。この反射点Rfltは、図2の座標系の座標(RfltX(n)、RfltY(n))として算出する。ここで、図4は、反射波の到来方向及び反射点Rfltの算出方法を説明する図である。具体的には、図4は、計測カウントnにおける車両5の位置5b(実線で図示)と、1つ前の計測カウントn−1における車両5の位置5a(破線で図示)と、駐車車両6とを上から見た図を示している。図4に示すように、計測カウントnにおけるセンサ位置SenPos(n)及び検知距離L(n)と、計測カウントn−1におけるセンサ位置SenPos(n−1)と検知距離L(n−1)とで構成される三角形7を考える。
図5はその三角形7だけを抜き出した図を示している。センサ位置SenPos(n)、SenPos(n−1)の座標成分に基づいて、それら位置間の辺71のベクトル成分(SenPosBktX、SenPosBktX)とそのベクトルの絶対値SenPosBktとを算出する。また、辺71と検知距離L(n)の辺72との成す角度をθ(n)とすると、角度θ(n)を次の式1で算出する。この角度θ(n)が反射波の到来方向に相当する。
Figure 0005860788
そして、角度θ(n)、上記のベクトル成分(SenPosBktX、SenPosBktY)、絶対値SenPosBktを以下の式2〜式6に代入して、三角形7の頂点3の座標(RfltX(n)、RfltY(n))を反射点Rfltとして算出する。
Figure 0005860788
Figure 0005860788
Figure 0005860788
Figure 0005860788
Figure 0005860788
これによって、車両5が移動するにしたがって駐車車両6の面に略一致した位置に反射点3の履歴をプロットすることができる。そして、S17では、車両5が最初に通過する駐車車両61(1台目の駐車車両)に対する反射点3の履歴から、1台目の駐車車両61のコーナー611の位置Side1(以下、通過時1台目コーナーという)を決定する。この通過時1台目コーナーSide1は、S13で設定した座標系の座標(Side1X、Side1Y)として決定する。具体的には、例えば1台目の駐車車両61に対する反射点3の履歴のうち、X座標が最大となっている反射点3(最も駐車空間寄りの反射点)のX座標を通過時1台目コーナーSide1のX座標Side1Xとし、Y座標が最小となっている反射点3(最も側方経路寄りの反射点)のY座標を通過時1台目コーナーSide1のY座標Side1Yとする。
同様に、車両5が次に通過する駐車車両62(2台目の駐車車両)に対する反射点3の履歴から、2台目の駐車車両62のコーナー621の位置Side2(以下、通過時2台目コーナーという)を決定する。この通過時2台目コーナーもS13で設定した座標系の座標(Side2X、Side2Y)として決定する。具体的には例えば2台目の駐車車両62に対する反射点3の履歴のうち、X座標が最小となっている反射点3(最も駐車空間寄りの反射点)のX座標を通過時2台目コーナーSide2のX座標Side2Xとし、Y座標が最小となっている反射点3(最も側方経路寄りの反射点)のY座標を通過時2台目コーナーSide2のY座標Side2Yとする。図2には、S17で検知された通過時1台目コーナーSide1の点を符号31で図示し、通過時2台目コーナーSide2の点を符号32で図示している。そして、S17では、それらコーナーSide1、Side2間(図2の例では、コーナー31、32間)を駐車空間として検知する。
次に、S17で検知した駐車空間Side1、Side2に対して駐車可能か否か、つまり後退フラグFlagParkを1にして良いか否かを判断する(S18)。具体的には例えば、車両5の車幅とS17で検知した駐車空間の幅(Side1−Side2)とを比較し、駐車空間の幅が、並列駐車は自車幅+クリアランス分より大きければ、また縦列駐車の場合は自車長+クリアランス分より大きければ、駐車可と判断し、小さければ駐車不可と判断する。なお、車両5が2台目の駐車車両62のコーナー621に未だ到達しておらず、通過時2台目コーナーSide2を検知できていないときには、駐車不可と判断する。駐車可と判断した場合には後退フラグFlagParkを1に設定し、駐車不可と判断した場合には後退フラグFlagParkは0のままにしておく(S18)。
次に、図3の処理の終了指示の有無を判断する(S19)。例えば、ドライバーよって、図3の処理の終了を指示するスイッチ(図示外)が操作されたときや、駐車が完了したときに、図3の処理の終了指示が有ると判断する。終了指示が未だ無い場合には(S19:No)、S20に進み、計測カウントnを次の値に更新する(S20)。その後、S14に戻って、更新後の計測カウントnに対して、検知距離L(n)を取得し(S14)、センサ位置SenPosを算出する(S15)。そして、前回のS18で後退フラグFlagParkが0に維持された場合には、S16では、FlagPark=0であると判断されて(S16:Yes)、再度、S17、S18の処理が行われる。このように、車両5が駐車できる駐車空間を検知するまでは、S14〜S20の処理が繰り返し実行される。
S18において、後退フラグFlagParkを1に設定した場合には、駐車空間が検知されて、その駐車空間への駐車動作が可能な状態になったことを示す。ここで、図6、図8は、検知された駐車空間91(以下、1次検知空間という)と実際の駐車空間9の差異を説明する図であり、図2と同様に、車両5が駐車車両61、62の側方通過時に駐車空間を検知する場面を上から見た図を示している。図6は縦列駐車の場合の図であり、図8は並列駐車の場合の図である。
図6や図8に示すように、側方測距センサ21(図6、図8では左側方測距センサ21L)が後付けで、例えば、車両5の左側面51の車長方向中央付近に搭載されたとする。また、S13で仮設定した左側方測距センサ21Lの搭載位置SenPosIniが、車両5の左前輪付近とする。この場合、ECU11が把握する左側方測距センサ21L’と、実際の左側方測距センサ21Lとに誤差が生じる。そのため、その誤差に相当する分だけ、S17で検知される通過時1台目コーナー311は実際のコーナー611に対してオフセットした位置に検知される。
同様に、S17で検知される通過時2台目コーナー321は、左側方測距センサ21L’の誤差に相当する分だけ、実際のコーナー621に対してオフセットした位置に検知される。なお、図6、図8の例では、通過時1台目コーナー311は、実際のコーナー611よりも車両進行方向側にオフセットした位置に検知されている。同様に、通過時2台目コーナー321も、実際のコーナー621よりも車両進行方向側にオフセットした位置に検知されている。図6、図8には、通過時1台目コーナー311から把握される駐車車両を破線61’で、通過時2台目コーナー321から把握される駐車車両を破線62’で図示している。
このように、ECU11が把握する左側方測距センサ21L’と実際の左側方測距センサ21Lとに誤差が生じると、コーナー311、321はオフセットした位置に検知され、それらコーナー311、321から求まる1次検知空間91も実際の駐車空間9からオフセットした位置に検知される。なお、図6、図8の例では、1次検知空間91は、駐車空間9よりも車両進行方向側にオフセットした位置に検知されている。
また、側方測距センサ21が純正であったとしても、駐車動作を繰り返し行ううちに、側方測距センサ21の搭載位置が初期位置からずれていくことがある。この場合も、図6、図8に示すように、1次検知空間91は、実際の駐車空間9からオフセットした位置に検知されてしまう。
そこで、以降の処理では、ECU11が把握する側方測距センサ21の搭載位置(メモリ111に記憶された搭載位置SenPosIni)の誤差を解消するための処理(誤差の補正又はダイアグ検出)を行っている。すなわち、S18で、後退フラグFlagParkを1に設定した場合には、検知した駐車空間Side1、Side2へのバック駐車動作が開始される。このときのバック駐車は、ドライバー自身の運転操作による駐車であっても、ドライバーが運転操作をしなくても駐車可能とする自動駐車であっても良い。ただし、検知精度が低い駐車空間に自動駐車をしたときには、実際の駐車空間の中心から偏った位置に駐車してしまう可能性があることを考えると、側方測距センサ21が後付けの場合には、後付けしてから最初の1回又は複数回(例えば5回程度)は、ドライバー自身の運転操作でバック駐車を行わせるのが好ましい。この場合、ドライバー自身の運転操作による駐車過程で、以降の処理により搭載位置SenPosIniが正しい位置になるように学習(補正)させられる。そして、その学習が終わった後の回から自動駐車に切り替えるようにする。ドライバー自身の運転操作でバック駐車を行わせる場合には、例えば、S18で後退フラグFlagParkを1に設定したときに、ECU11は、ドライバー自身の運転操作で駐車をするよう促す報知を行う。
また、自動駐車を行う場合には、S18で後退フラグFlagParkを1に設定したときに、ECU11は、1次検知空間と車両5の位置関係に基づき、車両5が1次検知空間へ移動するための移動経路を算出する。そして、ECU11は、その移動経路にしたがって車両5が移動するように、車両5のステアリングアクチュエータを制御する。
ECU11は、駐車動作開始後も、S19の終了指示があるまでは(S19:No)、測距センサ2に距離検知を行わせ(S14)、センサ位置SenPosの算出を行う(S15)。先のS18で後退フラグFlagPark=1に設定されているので、S16では駐車動作中であると判断されて(S16:No)、S21に進む。S21では、駐車態様選択スイッチ14(図1参照)から入力される駐車態様が、縦列駐車か並列駐車かを判断する(S21)。なお、駐車態様選択スイッチ14をドライバーに操作させるタイミングは例えば図3の処理開始時とすれば良い。
縦列駐車の場合には(S21:Yes)、S22に進み、前部測距センサ22(図2参照)と後部測距センサ23(図2参照)とを用いて、車両5が駐車しようとしている駐車空間を検知する(S22)。ここで、図7は、図6の検知場面後の場面であり、駐車空間9への駐車動作時に前部測距センサ22及び後部測距センサ23を用いてその駐車空間9を検知する場面を示している。なお、図7において、図6と変更がない部分には同一符号を付している。図7を参照して、S22の処理を説明すると、S22では、後部測距センサ23を用いて1台目の駐車車両61のコーナー611の位置Park1(以下、駐車時1台目コーナーという)を検知する。具体的には、後部測距センサ23が検知した検知距離L(n)の履歴を用いて、駐車時1台目コーナーPark1を検知する。より具体的には、例えば、S17で1次検知空間を検知したときと同様に、後部測距センサ23が検知した検知距離L(n)の履歴と後部測距センサ23のセンサ位置SenPosの履歴とに基づき、三角測量の原理により(式1〜式6により)反射点を算出する。この反射点は、1台目の駐車車両61の前面、後面のうち駐車空間9側の面612に略一致した位置に検知される。そして、例えば、反射点の履歴のうち、X座標が最大となっている反射点のX座標を駐車時1台目コーナーPark1のX座標Park1Xとし、Y座標が最小となっている反射点のY座標を駐車時1台目コーナーPark1のY座標Park1Yとする。図7には、駐車時1台目コーナーPark1の点を符号312で図示している。
前部測距センサ22を用いて2台目の駐車車両62のコーナー621の位置Park2(以下、駐車時2台目コーナーという)を検知する。具体的には、駐車時1台目コーナーPark1を検知したときと同様に、例えば、前部測距センサ22が検知した検知距離L(n)の履歴と前部測距センサ22のセンサ位置SenPosの履歴とに基づき、三角測量の原理により反射点を算出する。この反射点は、2台目の駐車車両62の前面、後面のうち駐車空間9側の面622に略一致した位置に検知される。そして、例えば、反射点の履歴のうち、X座標が最小となっている反射点のX座標を駐車時2台目コーナーPark2のX座標Park2Xとし、Y座標が最小となっている反射点のY座標を駐車時2台目コーナーPark2のY座標Park2Yとする。図7には、駐車時2台目コーナーPark2の点を符号322で図示している。
なお、前部測距センサ22、後部測距センサ23の搭載位置SenPosIniに誤差があったとしても、X軸方向における反射点のオフセット量にはほとんど影響を与えない。よって、図7の駐車時1台目コーナー312は実際のコーナー611に近い位置に検知される。同様に、駐車時2台目コーナー322は実際のコーナー621に近い位置に検知される。
S22では、検知した駐車時1台目コーナーPark1と駐車時2台目コーナーPark2の間の空間(以下、2次検知空間という)を駐車空間として検知する。図7の例では、駐車時1台目コーナー312と駐車時2台目コーナー322の間の空間92が2次検知空間として検知される。その2次検知空間92は実際の駐車空間9に近い位置に検知される。
一方、S21において、並列駐車の場合には(S21:No)、S23に進む。S23では、左右の側方測距センサ21L、21Rの両方を用いて、車両が駐車しようとする駐車空間を検知する(S23)。ここで、図9は、図8の検知場面後の場面であり、駐車空間9への駐車動作時に左右の側方測距センサ21L、21Rの両方を用いてその駐車空間9を検知する場面を示している。なお、図9において、図8と変更がない部分には同一符号を付している。図9を参照してS23の処理を説明すると、S23では、右側方測距センサ21Rを用いて駐車時1台目コーナーPark1を検知する。具体的には、S17、S22と同様に、右側方測距センサ21Rが検知した検知距離L(n)の履歴と、右側方測距センサ21Rのセンサ位置SenPosの履歴とに基づき、三角測量の原理により(式1〜式6により)反射点を算出する。この反射点は、1台目の駐車車両61の駐車空間9側の側面613に略一致した位置に検知される。この反射点の履歴に基づき駐車時1台目コーナーPark1を検知する。具体的には、例えばS22と同様にして駐車時1台目コーナーPark1を検知しても良いし、反射点の履歴から駐車車両61の向き(側面613の向き)が分かるので、その向きに応じて、S17で検知した通過時1台目コーナー311や1次検知空間91(図8参照)の向きを補正するようにしても良い。通過時1台目コーナーを補正する場合、補正後の通過時1台目コーナーが駐車時1台目コーナーPark1となる。図9には、駐車時1台目コーナーPark1の点を符号312で図示している。
S23では、左側方測距センサ21Lを用いて駐車時2台目コーナーPark2を検知する。その検知方法は、駐車時1台目コーナーPark1の検知方法と同じである。図9には、駐車時2台目コーナーPark2の点を符号322で図示している。
なお、側方測距センサ21の搭載位置SenPosIniに誤差があったとしても、駐車動作時の検知場面でのその誤差の影響は、側方通過時の検知場面に比べて小さい。図10、図11はそのことを説明するための図であり、図10は図9と同様の図であり、図11は、図10のA部の拡大図である。図10の時点で左側方測距センサ21Lが検知した検知距離をLとすると、図10には、左側方測距センサ21Lから左側方測距センサ21Lの正面方向に検知距離Lだけ離れた測距点81と、ECU11が把握する左側方測距センサ21L’から左側方測距センサ21L’の正面方向に検知距離Lだけ離れた測距点82とを図示している。測距点81は実際の測距点とされ、測距点82はECU11が把握する測距点とされる。左側方測距センサ21L’の誤差(左側方測距センサ21L’の搭載位置と実際の搭載位置との差)をd、車両5の駐車空間9に対する傾きをαとする。このとき、図11に示すように、実際の測距点81に対する測距点82のX軸方向の誤差Δxは、Δx=d×sinαで求まる。車両5が側方通過時では、傾きα=90°(車両5の移動方向に対して、駐車車両61、62(駐車空間9)が傾いていない場合)となるので、Δx=dとなる。つまり、側方通過時では、左側方測距センサ21L’の誤差dがそのまま測距点のX軸方向の誤差Δxとなるので、その測距点の履歴(検知距離の履歴)に基づき算出される反射点やコーナーの検知精度は低くなる。
これに対し、駐車完了時では、傾きα=0°となるので、Δx=0となる。つまり、駐車完了時では、左側方測距センサ21L’に誤差dがあったとしても、その誤差dは、測距点のX軸方向の誤差Δxに影響を与えない。また、駐車動作時では、傾きαは0°<α<90°の範囲内の値となるので、誤差Δxは、0<Δx<dの範囲内の値となる。このように、駐車動作時に算出される反射点(測距点)は、側方通過時に比べて精度が高い(特にX座標の精度が高い)ので、その反射点に基づき検知されたコーナーの検知精度は高い。よって、図9の駐車時1台目コーナー312は実際のコーナー611に近い位置に検知される。同様に、駐車時2台目コーナー322は実際のコーナー621に近い位置に検知される。
S23では、検知した駐車時1台目コーナーPark1と駐車時2台目コーナーPark2の間の空間を2次検知空間として検知する。図9の例では、駐車時1台目コーナー312と駐車時2台目コーナー322の間の空間92が2次検知空間として検知される。その2次検知空間92は実際の駐車空間9に近い位置に検知される。
なお、S19で終了指示があるまでは(S19:No)、S22の処理又はS23の処理は繰り返し実行される。このとき、駐車動作の開始直後では、検知距離の履歴が少ないなどの理由で2次検知空間Park1、Park2を検知できなかったとしても、駐車動作を進めるうちに検知距離の履歴が蓄積されていくので、駐車完了時には2次検知空間を検知できる。
S19において、終了指示があった場合(駐車が完了した場合など)には(S19:Yes)、S24に進む。S24では、S12と同様に、Modeの値が1か否かを判断する。Mode=1の場合、つまり側方測距センサ21が後付けの場合には(S24:Yes)、S25に進む。S25では、1次検知空間Side1、Side2と2次検知空間Park1、Park2とに基づき、側方測距センサ21の搭載位置SenPosIniを補正する補正処理を実行する。
一方、S24において、Mode≠1の場合、つまり側方測距センサ21が純正の場合には(S24:No)、S26に進む。S26では、1次検知空間Side1、Side2と2次検知空間Park1、Park2とに基づき、側方測距センサ21のダイアグ検出のための警告フラグFlagCheckの設定処理を実行する。
図12は、S25及びS26の詳細のフローチャートを示している。図12の処理に移行すると、先ず、通過時1台目コーナーSide1のX座標Side1Xと駐車時1台目コーナーPark1のX座標Park1Xの差分(Side1X−Park1X)を、1台目オフセット量Offset1として算出する(S31)。同様に、通過時2台目コーナーSide2のX座標Side2Xと駐車時2台目コーナーPark2のX座標Park2Xの差分(Side2X−Park2X)を、2台目オフセット量Offset2として算出する(S32)。図7、図9の例では、通過時1台目コーナー311のX座標と、駐車時1台目コーナー312のX座標の差分が1台目オフセット量Offset1として算出され、通過時2台目コーナー321のX座標と駐車時2台目コーナー322のX座標の差分が2台目オフセット量Offset2として算出される。
次に、搭載位置SenPosIniの補正方法を特定するパラメータMethodの値を確認する(S32)。本実施形態では、その補正方法として3つの実施例を用意しており、第1の実施例に係る補正方法をMethod=1、第2の実施例に係る補正方法をMethod=2、第3の実施例に係る補正方法をMethod=3としている。どの実施例の補正方法が実施されるか、つまりMethodの値はROM等に予め設定されている。
(実施例1:Method=1)
S32においてMethod=1の場合には、S34に進む。S34では、1台目オフセット量Offset1と2台目オフセット量Offset2の平均値を、1次検知空間Side1、Side2と2次検知空間Park1、Park2のオフセット量Offsetとして算出する(S34)。これにより、オフセット量Offsetとして、1台目オフセット量Offset1(1台目の駐車車両61の検知結果)と2台目オフセット量Offset2(2台目の駐車車両62の検知結果)の両方を反映した値を得ることができる。このオフセット量Offsetは、搭載位置SenPosIniの誤差に相当する。
次に、オフセット量Offsetが予め定められた閾値th2より大きいか否かを判断する。小さい場合は(S35:No)、S42に進み、Method=3か否かを判断する。Method=1の場合には(S42:No)、図12のフローチャートの処理を終了する。このように、Method=1で、オフセット量Offsetが閾値th2より小さい場合には、現在の搭載位置SenPosIniの精度が高いとして、搭載位置SenPosIniの補正や、ダイアグ検出の警告(FlagCheck=1)は行われない。
S35において、オフセット量Offsetが閾値th2より大きい場合には(S35:Yes)、S36に進み、Method=3か否かを判断する。Method=1の場合には(S36:No)、S39に進み、Mode=1か否かを判断する。Mode=1の場合、つまり側方測距センサ21が後付けの場合には(S39:Yes)、S40に進み、搭載位置SenPosIniの補正を行う。具体的には、現在の搭載位置SenPosIniのX座標SenPosIniXからオフセット量Offsetを差し引いた値(SenPosIniX−Offset)を新たな搭載位置SenPosIniのX座標SenPosIniXとする。これにより、搭載位置SenPosIniを実際の搭載位置に近づけることができる(搭載位置SenPosIniの誤差を解消できる)。S40の後、図12のフローチャートの処理を終了する。
S39において、Mode≠1の場合、つまり側方測距センサ21が純正の場合には(S39:No)、S41に進み、警告フラグFlagCheckを1に設定する。警告フラグFlagCheck=1に設定されることで、後述する図3のS28で警告が行われる。S41の後、図12のフローチャートの処理を終了する。
このように、Method=1の場合には、オフセット量Offsetが閾値th2より大きいか否かで、搭載位置の補正や警告を行うか否かが決まるので、後述するMethod=2、3の場合に比べて、処理を簡素にできる。
(実施例2:Method=2)
S32において、Method=2の場合にはS33に進む。S33では、1台目オフセット量Offset1と2台目オフセット量Offset2の差分の絶対値が、予め定められた閾値th1より小さいか否かを判断する(S33)。ここで、S33の処理の趣旨を説明する。測距センサ2が検知する検知距離の精度が高い場合には、1台目オフセット量Offset1と2台目オフセット量Offset2は同等の値になる。つまり、絶対値|Offset1−Offset2|が閾値th1より小さくなる。これに対し、絶対値|Offset1−Offset2|が閾値th1より大きい場合には、低精度の検知距離から1台目オフセット量Offset1や2台目オフセット量Offset2が算出された可能性がある。この場合には、搭載位置SenPosIniの誤差を正確に評価できなくなってしまう。
そこで、絶対値|Offset1−Offset2|が閾値th1より大きい場合には(S33:No)、S42に進み、Method=3か否かを判断する。Method=2の場合には(S42:No)、図12のフローチャートの処理を終了する。このように、Method=2で、絶対値|Offset1−Offset2|が閾値th1より大きい場合には、搭載位置SenPosIniの補正や、ダイアグ検出の警告(FlagCheck=1)は行われない。これにより、搭載位置SenPosIniの誤差を正確に評価できないときに、搭載位置SenPosIniに対する補正や警告を行ってしまうのを防止できる。
S33において、絶対値|Offset1−Offset2|が閾値th1より小さい場合には、S33に進む。以降の処理は上述の実施例1(Method=1)と同じである。
(実施例3:Method=3)
S32において、Method=3の場合には、S33に進み、実施例2で説明したように絶対値|Offset1−Offset2|が閾値th1より小さいか否かを判断する。絶対値|Offset1−Offset2|が閾値th1より大きい場合には(S34:No)、S42に進み、Method=3か否かを判断する。Method=3の場合には(S42:Yes)、S43に進み、S34で算出するオフセット量OffsetがS35の閾値th2を超えた回数(以下、閾値超回数という)を示したパラメータFlagCheckNumをゼロに設定する。その後、図12のフローチャートの処理を終了する。このように、Method=3で、絶対値|Offset1−Offset2|が閾値th1より大きい場合には、搭載位置SenPosIniの補正や、ダイアグ検出の警告(FlagCheck=1)は行われない。これにより、搭載位置SenPosIniの誤差を正確に評価できないときに、搭載位置SenPosIniの補正や警告を行ってしまうのを防止できる。
S33において、絶対値|Offset1−Offset2|が閾値th1より小さい場合には(S33:Yes)、S34に進む。そして、1台目オフセット量Offset1と2台目オフセット量Offset2の平均値をオフセット量Offsetとして算出する(S34)。次に、そのオフセット量Offsetが閾値th2より大きいか否かを判断する(S35)。小さい場合には(S35:No)、S42を経て、S43に進み、閾値超回数FlagCheckNumをゼロに設定する。
S35において、オフセット量Offsetが閾値th2より大きい場合には(S35:Yes)、S36に進み、Method=3か否かを判断する。Method=3の場合には(S36:Yes)、S37に進み、閾値超回数FlagCheckNumに「1」を加算して、閾値超回数FlagCheckNumを更新する(FlagCheckNum=FlagCheckNum+1)。次に、閾値超回数FlagCheckNumが所定回数以上か否かを判断する(S38)。所定回数未満の場合には(S38:No)、図12のフローチャートの処理を終了する。
閾値超回数FlagCheckNumが所定回数以上の場合には(S38:Yes)、S39に進み、Mode=1か否かを判断する。Mode=1の場合には(S39:Yes)、S40に進み、搭載位置SenPosIniの補正を行う(SenPosInix=SenPosInix−Offset)。Mode≠1の場合には(S39:No)、S41に進み、警告フラグFlagCheckを1に設定する。
このように、実施例3では、所定回数以上、連続して、オフセット量Offsetが閾値th2を超えた場合に(FlagCheckNum≧所定回数)、搭載位置SenPosIniの補正や警告が行われる。別の言い方をすると、所定回数に達するまでに、閾値th2より小さいオフセット量Offsetが検知された場合には、搭載位置SenPosIniの補正や警告が行われない。これにより、搭載位置SenPosIniに誤差が生じているという状態を正確に判断でき、搭載位置SenPosIniの補正や警告を正確に行うことができる。
図3の説明に戻り、S25又はS26の処理が終わると、S27に進み、警告フラグFlagCheck=1か否かを判断する。警告フラグFlagCheck=0の場合には(S27:No)、図3のフローチャートの処理を終了する。この場合には、純正の側方測距センサ21に位置ズレが生じていないとして、側方測距センサ21の搭載状態に対する警告は行われない。これに対し、警告フラグFlagCheck=1の場合には(S27:Yes)、S28に進み、純正の側方測距センサ21に位置ズレが生じているとして、警告部15(図1参照)に、側方測距センサ21の搭載状態に対する警告を行わせる。警告部15は、例えば、側方測距センサ21の搭載状態に異常が生じていることを音声や表示でドライバーに警告する。これにより、ディーラー等で側方測距センサ21の搭載状態を修理点検することで、搭載位置SenPosIniの誤差を解消できる。S28の後、図3のフローチャートの処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態によれば、1次検知空間と2次検知空間の差異(オフセット量Offset)が大きいときには、測距センサの搭載位置に対する補正や警告を行っているので、搭載位置の誤差を解消できる。その結果、1次検知空間の検知精度を向上できる。
なお、本発明に係る駐車空間検知装置は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載を逸脱しない限度で種々の変更が可能である。例えば、図12のS34では1台目オフセット量Offset1と2台目オフセット量Offset2の平均値をオフセット量Offsetとしていたが、1台目オフセット量Offset1と2台目オフセット量Offset2のどちらか一方をオフセット量Offsetとして用いても良い。これにより、オフセット量Offsetを求めるときの計算量を低減できる。
また、図12のMethod=3の場合には、所定回数以上、連続して、オフセット量Offsetが閾値th2を超えた場合に搭載位置に対する補正や警告を行っていたが、「連続して」の要件を外しても良い。これによって、搭載位置に対する補正や警告の正確性をある程度維持しつつ、それら補正、警告を行いやすくできる。
1 駐車支援装置
2 測距センサ
5 車両
6、61、62 駐車車両
11 ECU
111 メモリ
12 車速センサ
13 操舵角センサ
15 警告部
91 1次検知空間
92 2次検知空間

Claims (14)

  1. 車両(5)の周囲に存在する駐車車両(6、61、62)までの距離を逐次検知する距離検知手段(2、21〜23)と、
    前記距離検知手段の前記車両における搭載位置を記憶する記憶手段(111)と、
    前記車両の移動状態を検知する移動状態検知手段(12、13)と、
    前記搭載位置と前記車両の移動状態とに基づいて前記駐車車両の距離検知を行うときの前記距離検知手段の位置であるセンサ位置を算出する位置算出手段(S15)と、
    前記距離検知手段が検知した距離である検知距離と前記センサ位置とに基づいて、前記駐車車両の側方通過時に前記駐車車両に隣接した駐車空間(9)を検知する第1の空間検知手段(S17)と、
    前記駐車空間に対する駐車動作時に前記駐車空間を検知する第2の空間検知手段(S22、S23)と、
    前記第1の空間検知手段が検知した駐車空間である1次検知空間(91)と、前記第2の空間検知手段が検知した駐車空間である2次検知空間(92)の差異を算出する差異算出手段(S31、S34)と、
    前記差異に相当する前記搭載位置の誤差に対する対策処理を実行する対策実行手段(S40、S41、S28、15)と、
    を備え
    前記対策実行手段は、前記対策処理として前記差異の分だけ前記記憶手段に記憶された前記搭載位置の値を補正する補正手段(S40)を有することを特徴とする駐車空間検知装置(1)。
  2. 前記対策実行手段は、前記距離検知手段の搭載状態に対して警告を発する警告手段(S41、S28、15)を有することを特徴とする請求項1に記載の駐車空間検知装置。
  3. 前記距離検知手段は、前記車両の側面に搭載されて前記車両の側方に存在する障害物までの距離を検知する側方距離検知手段(21)を含み、
    前記第1の空間検知手段は、前記側方距離検知手段を用いて前記1次検知空間を検知し、
    前記対策実行手段は、前記側方距離検知手段に対する前記対策処理を実行することを特徴とする請求項1又は2に記載の駐車空間検知装置。
  4. 縦列駐車と並列駐車のどちらを行うかを判断する駐車態様判断手段(S21、14)を備え、
    前記距離検知手段は、前記車両の前後に搭載されて前記車両の前方に存在する障害物及び後方に存在する障害物までの距離を検知する前後距離検知手段(22、23)を含み、
    前記第2の空間検知手段(S22)は、前記駐車態様判断手段が縦列駐車を行うと判断した場合には、前記前後距離検知手段を用いて前記2次検知空間を検知することを特徴とする請求項3に記載の駐車空間検知装置。
  5. 前記側方距離検知手段は、前記車両の左右側面のそれぞれに搭載されており、
    前記第2の空間検知手段(S23)は、前記駐車態様判断手段が並列駐車を行うと判断した場合には、前記車両の左側面に搭載された前記側方距離検知手段(21L)と、前記車両の右側面に搭載された前記側方距離検知手段(21R)の両方を用いて前記2次検知空間を検知することを特徴とする請求項4に記載の駐車空間検知装置。
  6. 前記第1の空間検知手段及び前記第2の空間検知手段は、前記駐車車両のコーナー(611、621)を前記駐車空間のコーナーとして検知し、
    前記差異算出手段は、前記第1の空間検知手段が検知したコーナー(311、321)と前記第2の空間検知手段が検知したコーナー(312、322)の差分であるオフセット量を前記差異として算出することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の駐車空間検知装置。
  7. 前記第1の空間検知手段及び前記第2の空間検知手段は、第1の駐車車両(61)のコーナーである第1コーナー(611)と第2の駐車車両(62)のコーナーである第2コーナー(621)に挟まれた駐車空間を検知し、
    前記差異算出手段は、
    前記第1の空間検知手段が検知した第1コーナー(311)と前記第2の空間検知手段が検知した第1コーナー(312)の差分である第1オフセット量と、前記第1の空間検知手段が検知した第2コーナー(321)と前記第2の空間検知手段が検知した第2コーナー(322)の差分である第2オフセット量とを算出するオフセット量算出手段(S31)と、
    前記第1オフセット量と前記第2オフセット量の平均値を前記オフセット量として算出する平均値算出手段(S34)とを備えることを特徴とする請求項6に記載の駐車空間検知装置。
  8. 前記第1オフセット量と前記第2オフセット量の差分であるオフセット差分が予め定められた第1閾値より大きいか小さいかを判断する差分判断手段(S33)を備え、
    前記対策実行手段は、前記オフセット差分が前記第1閾値より小さい場合に前記対策処理を実行し、前記オフセット差分が前記第1閾値より大きい場合には前記対策処理の実行を中止することを特徴とする請求項7に記載の駐車空間検知装置。
  9. 前記オフセット量が予め定められた第2閾値より大きいか小さいかを判断するオフセット量判断手段(S35)を備え、
    前記対策実行手段は、前記オフセット量が前記第2閾値より大きい場合に前記対策処理を実行し、前記オフセット量が前記第2閾値より小さい場合には前記対策処理の実行を中止することを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載の駐車空間検知装置。
  10. 前記オフセット量は、前記車両が駐車を行うたびに算出されて、前記第2閾値より大きいか小さいかが判断され、
    所定回数以上、前記オフセット量が前記第2閾値より大きくなった状態であるか否かを判断する状態判断手段(S37、S38、S43)を備え、
    前記対策実行手段は、前記状態の場合に前記対策処理を実行し、前記状態ではない場合には前記対策処理の実行を中止することを特徴とする請求項9に記載の駐車空間検知装置。
  11. 前記状態判断手段は、前記所定回数以上、連続して、前記オフセット量が前記第2閾値より大きくなった前記状態であるか否かを判断することを特徴とする請求項10に記載の駐車空間検知装置。
  12. 前記距離検知手段は、前記車両の出荷後に前記車両に搭載された後付けの距離検知手段であることを特徴とする請求項1に記載の駐車空間検知装置。
  13. 前記後付けの距離検知手段を前記車両に搭載してから最初の1回又は複数回はドライバー自身の運転操作で駐車を行わせ、その駐車時に前記補正手段による補正が行われることを特徴とする請求項12に記載の駐車空間検知装置。
  14. 前記車両には、前記1次検知空間に自動駐車させる自動駐車手段(11)が備えられており、その自動駐車手段による自動駐車時に前記補正手段による補正が行われることを特徴とする請求項12に記載の駐車空間検知装置。
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