JP5859689B2 - 操作装置及び操作方法 - Google Patents

操作装置及び操作方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5859689B2
JP5859689B2 JP2015011620A JP2015011620A JP5859689B2 JP 5859689 B2 JP5859689 B2 JP 5859689B2 JP 2015011620 A JP2015011620 A JP 2015011620A JP 2015011620 A JP2015011620 A JP 2015011620A JP 5859689 B2 JP5859689 B2 JP 5859689B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
setting
symbol
value
balloon
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2015011620A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015097121A (ja
Inventor
友昭 中井澤
友昭 中井澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Document Solutions Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Document Solutions Inc filed Critical Kyocera Document Solutions Inc
Priority to JP2015011620A priority Critical patent/JP5859689B2/ja
Publication of JP2015097121A publication Critical patent/JP2015097121A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5859689B2 publication Critical patent/JP5859689B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Description

本発明は、操作装置及び操作方法に関し、詳しくは、初期値が変更された設定項目を一見して確認することが出来るとともに、当該設定項目の設定値がオートリセットされるタイミングを視覚的に認識することが可能な操作装置及び操作方法に関する。
従来より、装置の動作条件を表示することにより、変更された動作条件をユーザに理解させることが可能な印刷装置が存在している。当該印刷装置には、当該印刷装置の設定項目及び設定値を保存する印刷設定値格納手段と直前の設定項目及び設定値を保存する前印刷設定値格納手段を持ち、例えば、メニューリンクにより、印刷設定値格納手段内のデータが更新された場合には、印刷設定値格納手段と前印刷設定値格納手段内の設定値を比較し、異なる設定値を反転表示し、同じ設定値を通常表示するなどして、視覚的にユーザが変更項目及び設定値を理解できるようにしている。
しかしながら、上述した印刷装置は、直前の設定値と変更されていない設定項目及び設定値と、直前の設定値と変更された設定項目及び設定値とを何れも表示するため、表示される設定項目及び設定値の数が多い。そのため、ユーザは、表示された設定項目及び設定値に一通り目を通し、どの設定項目及び設定値が反転表示され変更されたかを確認しなければならず、ユーザの理解に時間を要し、使い勝手が悪いという問題がある。
このような問題を解決する発明として、特開2007−196461号公報(特許文献1)には、装置の動作についての各設定項目の初期値を記憶する初期値記憶手段と、前記初期値を変更する変更手段と、前記変更手段により変更された変更値を記憶する変更値記憶手段とを備える電子装置が開示されている。当該電子装置では、前記変更手段により変更された設定項目を抽出する設定項目抽出手段と、前記設定項目抽出手段により抽出された設定項目について、前記変更値記憶手段に記憶された変更値と前記初期値記憶手段に記憶された初期値とを共に表示する表示手段とを備える。
これにより、変更された設定項目については初期値と変更値が表示手段に表示されるが、変更されない設定項目については何も表示手段に表示されないため、ユーザは、表示手段に表示された設定項目の中から変更された設定項目及び変更値を探す必要がなく、設定が変更された装置の設定項目について迅速に理解することが出来るとしている。又、表示手段に初期値と変更値が共に表示されるので、ユーザは初期値若しくは初期値からの変更値を容易に理解することが出来るとしている。
又、特開2005−18228号公報(特許文献2)には、プリンタと、当該プリンタから発生するプリンタ情報を表示する表示画面とを具備したプリンタ情報の表示システムが開示されている。当該表示システムは、前記プリンタ情報を、ユーザ確認を必須とするエラー情報、ユーザに警告を与えるワーニング情報、およびユーザに現状を報知するステータス情報のうち、少なくともいずれかを含む、複数の情報種別に分類して記憶する情報種別記憶手段を備える。更に、当該表示システムは、発生した前記プリンタ情報の前記情報種別に応じて、前記プリンタ情報の表示形態を特定する表示形態特定手段と、特定した前記表示形態で、前記プリンタ情報を表示するプリンタ情報表示手段を備える。
これにより、ユーザ確認を必須とするエラー情報、ユーザに警告を与えるワーニング情報、およびユーザに現状を報知するステータス情報などの情報種別に応じて、その情報種別に適切な表示形態でプリンタ情報を表示するため、ユーザに対し、そのプリンタ情報の軽重を分かりやすく報知することが出来るとしている。
又、特開2006−323504号公報(特許文献3)には、複数の機能に対応する各アイコンもしくは各指標を画面に表示し、各アイコンもしくは各指標を画面上で選択的に指示するインターフェースが開示されている。当該インターフェースは、各アイコンもしくは各指標を画面に一覧表示する一覧表示手段と、一覧表示手段により画面に一覧表示された各アイコンもしくは各指標が選択的に指示されると、前記一覧表示手段による表示とは別に、該指示されたアイコンもしくは指標に応じて設定済みとなったアイコンもしくは指標を画面に表示する設定済み表示手段とを備える。
これにより、ユーザは、多くのアイコンもしくは指標を直ぐに見ることができて、それらの機能を知ることができ、利用したことがあってもなくても、それらの存在を知ることが出来るとしている。
又、特開2009−225184号公報(特許文献4)には、画像形成に係る各種機能を設定する際に操作される複数の機能設定キーと、前記各種機能のうち、予め登録された1又は2以上の組合せに係る機能を直に設定する際に操作される少なくともひとつのショートカットキーと、前記ショートカットキーを含む機能設定に係るキーの設定情報を表示するための表示部とを備える画像形成装置が開示されている。当該画像形成装置は、前記機能設定に係るキーのいずれかが操作されたとき、当該操作されたキーに対応する画像形成処理を実行する。又、当該画像形成装置は、前記ショートカットキーに関連付けて、2以上の組合せに係る機能を実現するための設定情報が登録される機能登録部と、前記ショートカットキーが操作されたとき、前記機能登録部から読み出した当該ショートカットキーに係る設定情報と、デフォルトに係る設定情報との差分を抽出する差分抽出部とを備える。更に、当該画像形成装置は、前記差分抽出部で抽出された差分に係る設定情報を、当該各機能に係る項目の設定情報並びに当該各機能が属するグループに係る識別情報によって、前記表示部に一覧表示させる制御を行う表示制御部を備える。
これにより、ユーザは、例えば、当該ショートカットキーに係る設定情報が、相互に異なる複数のタブグループに属する機能の組合せに係るものである場合であっても、各機能が、複数のタブグループのうちのどこに属するものかを探しながら、複数の各タブグループに属する設定情報を逐次確認してゆくといった煩雑な操作を一切要することなく、表示部における一覧表示画面を一見してデフォルトからの設定変更に係る概要を把握することが可能となるとしている。
又、特開2010−103722号公報(特許文献5)には、所定ジョブに関する初期設定値を記憶する設定値記憶部と、ユーザによる前記所定ジョブの開始要求操作に応じて、前記初期設定値と前記所定ジョブの開始要求操作受付け時の設定値を比較する比較手段とを備える画像形成装置が開示されている。当該画像形成装置は、前記比較手段により前記初期設定値と前記所定ジョブの開始要求操作受付け時の設定値を比較した結果、前期初期設定値から変更された設定値がある場合はその旨を設定値確認画面として表示する操作表示部と、前記設定値確認画面は表示解除条件を満たすまで表示する表示制御手段を備える。
これにより、ユーザが初期設定値から変更した設定値でジョブを実行した後、設定値のリセットが行われるまで設定値確認画面を表示し続けることで、次に画像形成装置を使用するユーザがジョブに関わる操作を行う前に、設定値がすでに初期設定値から変更されていることを認識することが出来るとしている。
特開2007−196461号公報 特開2005−18228号公報 特開2006−323504号公報 特開2009−225184号公報 特開2010−103722号公報
ここで、上述した印刷装置などには、一般的に、所定の設定項目の設定値が初期値から変更値に変更されると、所定時間経過した後に、当該変更値を初期値に戻すオートリセット機能が備えられている。前記特許文献1−5に記載の発明では、前記設定項目の設定値が変更されたことを直感的に認識し難く、更に、どのタイミングで、前記オートリセット機能が働くのか直感的(視覚的)に分かり難いという問題がある。そのため、前記設定項目の設定値を変更したユーザは、前記オートリセット機能が働く前に急いてキー操作する必要があり、設定値の入力ミスなどを招きかねない。
そこで、本発明は、前記問題を解決するためになされたものであり、初期値が変更された設定項目を一見して確認することが出来るとともに、当該設定項目の設定値がオートリセットされるタイミングを視覚的に認識することが可能な操作装置及び操作方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、複数の設定項目が表示された操作画面を介して、所定の設定項目の値を変更可能な操作装置を前提とし、以下の構成を採用する。
即ち、前記操作装置は、所定の設定項目の値が初期値から変更されると、当該変更された設定項目を示す風船図柄を前記操作画面に表示する表示受付手段と、前記設定項目の設定値が変更された時点からの経過時間を計時する計時手段と、前記経過時間が、予め設定されたオートリセット時間を超過するまで、前記風船図柄の形態を前記操作画面内で遷移させる遷移手段とを備え、前記遷移手段は、前記風船図柄が表示された位置から、前記経過時間が前記オートリセット時間に近づくに従って、当該風船図柄が前記操作画面の上端部から見えなくなるように、当該操作画面の上方に向かって徐々に移動させる。
これにより、ユーザは、前記風船図柄を視認することで、初期値が変更値に変更された設定項目を一見して確認することが可能となるとともに、当該風船図柄の形態を視認することで、当該風船図柄の設定項目にオートリセットが掛かるタイミングを視覚的に認識することが可能となる。
又、前記風船図柄は、風船を模した円形の枠の下方から、紐を模した線が延びて構成されており、当該風船図柄の円形の枠内に、前記設定項目を示す文字が表示されている。
又、前記経過時間が前記オートリセット時間を超過すると、前記風船図柄の設定項目の設定値を変更値から初期値に戻すリセット手段を更に備え、前記遷移手段は、前記経過時間が前記オートリセット時間を超過すると、前記風船図柄を前記操作画面内から消去するよう構成出来る。
又、前記表示受付手段は、ユーザの操作により、風船が破裂するように前記風船図柄を消去し、前記リセット手段は、前記風船図柄が消去されると、当該風船図柄の設定項目の設定値を変更値から初期値に戻すよう構成出来る。
又、前記表示受付手段は、ユーザの操作により、前記風船図柄を、前記操作画面に予め表示された特定の設置図柄に接続すると、前記風船図柄の紐を前記設置図柄に括り付けたように表示され、前記計時手段は、前記風船図柄が設置図柄に接続されると、前記経過時間の計時を停止するよう構成出来る。
又、前記表示受付手段は、前記風船図柄が複数ある場合に、ユーザの操作により、一の風船図柄が他の風船図柄と重ね合わされると、当該一の風船図柄と他の風船図柄とを合体させた合体風船図柄を表示するよう構成出来る。
又、本発明の操作装置は、画像形成装置に備えることが出来る。
尚、本発明は、複数の設定項目が表示された操作画面を介して、所定の設定項目の値を変更可能な操作装置の操作方法として提供することが出来る。
即ち、前記操作方法は、所定の設定項目の値が初期値から変更されると、当該変更された設定項目を示す風船図柄を前記操作画面に表示するステップと、前記設定項目の設定値が変更された時点からの経過時間を計時するステップと、前記経過時間が、予め設定されたオートリセット時間を超過するまで、前記風船図柄の形態を前記操作画面内で遷移させるステップとを備え、前記遷移させるステップは、前記風船図柄が表示された位置から、前記経過時間が前記オートリセット時間に近づくに従って、当該風船図柄が前記操作画面の上端部から見えなくなるように、当該操作画面の上方に向かって徐々に移動させる。このような構成であっても、上述と同様の効果を得ることが可能となる。
又、本発明は、電気通信回線などを介して個別に流通する、コンピュータに実行させるためのプログラムとして提供することができる。この場合、中央演算処理装置(CPU)が、本発明のプログラムに従ってCPU以外の各回路と協働して制御動作を実現する。又、前記プログラム及びCPUを用いて実現される各手段は、専用のハードウェアを用いて構成することもできる。又、当該プログラムは、CD−ROMなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録された状態で流通させることも可能である。
本発明の操作装置及び操作方法によれば、初期値が変更された設定項目を一見して確認することが出来るとともに、当該設定項目の設定値がオートリセットされるタイミングを視覚的に認識することが可能となる。
本発明に係る複合機の内部の全体構成を示す概念図である。 本発明に係る操作部の全体構成を示す概念図である。 本発明に係る複合機の制御系ハードウェアの構成を示す図である。 本発明の実施形態における複合機と操作部の機能ブロック図である。 本発明の実施形態の実行手順を示すためのフローチャートである。 本発明の実施形態の設定値テーブルの一例を示す図(図6(A))と、本発明の実施形態の設定条件テーブルの一例を示す図(図6(B))とである。 本発明の実施形態のタッチパネル上に表示された操作画面の一例を示す図(図7(A))と、本発明の実施形態のタッチパネル上に表示された設定値入力画面の一例を示す図(図7(B))とである。 本発明の実施形態のタッチパネル上に表示された操作画面の表示図柄の一例を示す第一の図(図8(A))と、本発明の実施形態のタッチパネル上に表示された操作画面の表示図柄の一例を示す第二の図(図8(B))とである。 本発明の実施形態のタッチパネル上に表示された操作画面の表示図柄の一例を示す第三の図(図9(A))と、本発明の実施形態のタッチパネル上に表示された操作画面の表示図柄の一例を示す第四の図(図9(B))とである。 本発明の実施形態のタッチパネル上に表示された操作画面の表示図柄の一例を示す第五の図(図10(A))と、本発明の実施形態のタッチパネル上に表示された操作画面の表示図柄の一例を示す第六の図(図10(B))とである。 本発明の実施形態のタッチパネル上に表示された操作画面の表示図柄の一例を示す第七の図(図11(A))と、本発明の実施形態のタッチパネル上に表示された操作画面の表示図柄の一例を示す第八の図(図11(B))とである。
以下に、添付図面を参照して、本発明の操作部を備えた画像形成装置の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。尚、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。又、フローチャートにおける数字の前に付されたアルファベットSはステップを意味する。
<画像形成装置>
以下に、本発明の実施形態に係る操作部を備えた画像形成装置について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の概略模式図である。但し、本発明に直接には関係しない各部の詳細は省略している。尚、本発明の画像形成装置は、例えば、プリンタやスキャナ単体、あるいはプリンタ、コピー、スキャナ、ファックス等を備えた複合機等が該当し、コピー機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能等を備えた画像形成装置として機能する。
以下に、例えば、コピー機能を利用する場合の複合機100(MFP:Multi Function Peripheral)の動作を簡単に説明する。
先ず、ユーザが、複合機100の電源を投入し、当該複合機の100の上面に備えられている原稿台101又は自動原稿給紙部101aに原稿Pを載置し、コピー機能の設定を操作部102から入力する。当該操作部102には、複合機100が提供するコピー機能に関連する操作画面(初期画面など)が表示され、コピー機能に関連する複数の設定項目キーが選択可能に表示される。ユーザは、前記操作画面を介して、コピー機能に関する設定条件の入力を行う。ユーザが、設定条件の入力を完了すると、前記操作部102に設けられたスタートキーを押下して、複合機100にコピー機能の処理を開始させる。
複合機100がコピー機能の処理を開始すると、画像読取部103において、光源104から照射された光が、前記原稿台101に置かれた原稿Pに反射される。又、前記自動原稿給紙部101aに原稿Pが載置された場合には、当該自動原稿給紙部101aが原稿Pを一枚ずつ前記画像読取部103の画像読取位置へ搬送し、当該画像読取位置へ前記光源104が光を照射することで、当該光が原稿Pに反射されることになる。
前記反射された光は、ミラー105、106、107によって撮像素子108に導かれる。導かれた光は前記撮像素子108により光電変換されて、基本的な補正処理、画質処理、圧縮処理等を施され、前記原稿Pに対応する画像データが生成される。
さて、前記画像データをトナー像として転写する駆動部が画像形成部109である。前記画像形成部109には感光体ドラム110が備えられている。前記感光体ドラム110は、一定速度で所定の方向に回転し、その周囲には、回転方向の上流側から順に、帯電器111、露光ユニット112、現像器113、転写器114、クリーニングユニット115などが配置されている。
前記帯電器111は、前記感光体ドラム110の表面を一様に帯電させる。前記露光ユニット112は、帯電された前記感光体ドラム110の表面に、前記画像データに基づいてレーザーを照射し、静電潜像を形成する。前記現像器113は、搬送された静電潜像に、トナーを付着させてトナー像を形成する。形成されたトナー像は、前記転写器114により、記録媒体(例えば、シート、用紙)に転写される。前記クリーニングユニット115は、前記感光体ドラム110の表面に残された余分なトナーを取り除く。これらの一連のプロセスは、前記感光体ドラム110が回転することにより実行される。
前記用紙は、前記複合機100に備えられた複数の給紙カセット116から搬送される。前記搬送される時は、前記用紙はピックアップローラ117により何れか1つの前記給紙カセット116から搬送路へ引き出される。前記各給紙カセット116には、それぞれ異なる紙種の用紙が収容されており、前記出力条件に関する設定に基づいて用紙が給紙される。
搬送路に引き出された前記用紙は、搬送ローラ118やレジストローラ119により感光体ドラム110と転写器114の間に送り込まれる。送り込まれると、前記用紙は前記転写器114により前記トナー像が転写され、定着装置120に搬送される。尚、搬送ローラ118に搬送される用紙は、複合機100に備えられた手差しトレイ121から搬送される場合もある。
前記トナー像が転写された用紙が前記定着装置120に備えられた加熱ローラ122と加圧ローラ123の間を通過すると、前記トナー像に熱と圧力が印加されて、可視像が用紙に定着される。前記加熱ローラ122の熱量は紙種に応じて最適に設定され、前記定着が適切に行われる。前記可視像が用紙に定着されて画像形成が終了し、可視像が定着された用紙は、定着装置120を経て折り装置124へ搬送される。
上記搬送された用紙は、ユーザが入力した設定条件の設定に従って、折り装置124で折り処理が施される。折り処理が入力されていない場合は、上記用紙は折り装置124を通過するのみである。
又、ユーザが後処理(例えば、ステイプル、パンチ、製本等)を設定条件に入力した場合、通過した用紙は製本装置125に搬送されて後処理が実行される。前記後処理のうち、例えば、製本処理の場合、前記製本装置125は、図示しないパンチ処理部で、複数の用紙にそれぞれパンチ処理を施し、図示しないステイプル処理部で、全ての用紙にステイプル処理を施す。
前記後処理が実行された用紙又は用紙束は、前記製本装置125の排紙トレイ126に積載、収容されることになる。尚、前記折り装置124と前記製本装置125とを含めて後処理装置(フィニッシャ)と称する。
前記手順により、複合機100はコピー機能をユーザに提供する。
図2は、本発明の実施形態に係る操作部の全体構成を示す概念図である。ユーザは、前記操作部102を用いて、上述のような画像形成についての設定条件を入力したり、入力された設定条件を確認したりする。前記設定条件が入力される場合、前記操作部102に備えられたタッチパネル201(操作パネル)、タッチペン202、操作キー203が用いられる。
前記タッチパネル201には、設定条件を入力する機能と当該設定条件を表示する機能が兼ね備えられている。即ち、タッチパネル201上に表示された画面内のキーを押下することによって、当該押下されたキーに対応する設定条件が入力される。
前記タッチパネル201の背面には、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示部(図示せず)が設けられており、当該表示部が、例えば、前記初期画面等の操作画面を表示する。前記タッチパネル201の近傍には、タッチペン202が備えられており、ユーザがそのタッチペン202の先をタッチパネル201に接触させると、タッチパネル201下に設けられたセンサーが接触先を検知する。
更に、タッチパネル201近傍には、所定数の操作キー203が設けられ、例えば、テンキー204、スタートキー205、クリアキー206、ストップキー207、リセットキー208、電源キー209が備えられている。
次に、図3を用いて、複合機100及び操作部102の制御系ハードウェアの構成を説明する。図3は、本発明に係る複合機100及び操作部102の制御系ハードウェアの構成を示す図である。ただし、本発明に直接には関係しない各部の詳細は省略している。
複合機100の制御回路は、CPU(Central Processing Unit)301、ROM(Read Only Memory)302、RAM(Random Access Memory)303、HDD(Hard Disk Drive)304、各駆動部に対応するドライバ305を内部バス306によって接続している。前記CPU301は、例えば、RAM303を作業領域として利用し、前記ROM302、HDD304等に記憶されているプログラムを実行し、当該実行結果に基づいて前記ドライバ305と図示しない操作部102からのデータや指示を授受し、前記図1に示した各駆動部の動作を制御する。また、前記駆動部以外の後述する各手段(図4に示す)についても、前記CPU301がプログラムを実行することで当該各手段を実現する。
又、制御回路の内部バス306には、内部インターフェイス307も接続されており、当該内部インターフェイス307は、操作部102の制御回路等と複合機100の制御回路とを接続する。
又、操作部102の制御回路には、内部バス315に、CPU309、ROM310、RAM311、LCD312、操作キー313(203)、タッチパネル314(201)、内部インターフェイス308を備える。操作キー313やタッチパネル314をユーザが操作すると、CPU309は、内部インターフェイス308を介して、当該操作に基づく命令信号を複合機100の制御回路に送信する。又、CPU309、ROM310、RAM311の機能も上記と同様であり、後述する各手段(図4に示す)についても、前記CPU309がプログラムを実行することで当該各手段を実現する。前記ROM310には、以下に説明する各手段を実現するプログラムやデータが記憶されている。
<本発明の実施形態>
次に、図4、図5を参照しながら、本発明の実施形態に係る構成及び実行手順について説明する。図4は、本発明の複合機の機能ブロック図である。又、図5は、本発明の実行手順を示すためのフローチャートである。
まず、ユーザが、複合機100の電源を投入すると、当該複合機100の操作部102の表示受付手段401が、設定値記憶手段402に予め記憶された設定値テーブルを参照する。
前記設定値テーブル600には、図6(A)に示すように、印刷の設定条件を構成する複数の設定項目601(例えば、「倍率」)と、当該設定項目601(「倍率」)に対応して入力(設定)される設定値602(例えば、「100%」、「自動」など)とが関連付けて記憶される。ここで、前記設定値602には、前記設定項目601(「倍率」)に対応して管理者、製造者などのユーザにより予め設定された初期値602a(「100%」)と、当該初期値602aとは異なり、前記設定項目(「倍率」)に対応して変更可能な所定数の変更値(「自動」など)とが関連付けて記憶されている。
前記設定値テーブル600を参照した表示受付手段401は、当該設定値テーブル600の各設定項目毎の初期値を取得し、当該取得した各設定項目毎の初期値を、設定条件記憶手段403の設定条件テーブルに記憶させる(図5:S101)。
前記設定条件テーブル603には、図6(B)に示すように、前記設定項目604(「倍率」など)と、前記設定値605(「100%」など)とが関連付けて記憶される。前記設定値605は、現時点では、全て初期値となる。これにより、各設定項目604毎の初期値605(初期条件)が入力された状態となる。尚、前記設定条件テーブル603に記憶される各設定項目604毎の設定値605は設定条件を構成する。
次に、前記表示受付手段401は、前記設定条件テーブル603に記憶された各設定項目604毎の設定値605に基づいて所定の操作画面(印刷画面)をタッチパネル201上に表示する(図5:S102)。
前記操作画面700には、図7(A)に示すように、印刷の設定を促す旨のメッセージ701と、ユーザにより押下可能な前記設定項目601(604)に対応する設定項目キー702と、当該設定項目601に対応する設定値703(初期値)と、前記複合機100を模した複合機図柄704と、風船を充填した籠を模した設置図柄705とが表示される。
これにより、ユーザは、前記操作画面700を介して、現時点で入力された設定条件を確認したり、所定の設定項目キー702における設定値703を変更したりすることが可能となる。
ここで、ユーザは、前記操作画面700を見ながら、前記操作部102のスタートキー205を押下することなく(図5:S103NO)、所定の設定項目キー702を押下すると、前記表示受付手段401は、当該設定項目キー702a(例えば、「倍率」キー)の押下を受け付けて(図5:S104YES)、前記設定値テーブル600を参照し、前記押下された設定項目キー702aに対応する設定値602(初期値602aの「100%」、変更値602bの「自動」など)を取得する。そして、前記表示受付手段401は、前記取得した設定値602に基づいて所定の設定値入力画面を表示する(図5:S105)。
前記設定値入力画面706には、図7(B)に示すように、前記押下された設定項目707(「倍率」)と、当該設定項目707の設定値602に対応する設定値キー708と、OKキー709とが表示される。尚、前記設定値キー708と、前記OKキー709とは、ユーザにより押下可能に表示され、当該設定値キー708のうち、現時点で設定条件として入力されている設定値キー708a(例えば、初期値「100%」キー)は、他の設定値キー708b(例えば、変更値「自動」キー)の背景色とは異なる背景色で表示される。
ユーザは、前記設定値入力画面706を見ながら、初期値「100%」と異なる変更値「自動」に対応する設定値キー708b(「自動」キー)を押下して、前記OKキー709を押下すると、前記表示受付手段401は、当該設定値キー708bと当該OKキー709との押下を受け付けて(図5:S105YES)、前記設定条件テーブル603を参照し、図6(B)に示すように、当該設定条件テーブル603に記憶された各設定項目604毎の設定値605のうち、前記設定値入力画面706の設定項目707の設定値605a(「100%」)を、前記押下された設定値605b(変更値「自動」)に変更する(図5:S106)。これにより、前記設定項目604の設定値605が変更される。
次に、前記表示受付手段401は、前記設定値テーブル600を参照し、当該設定値テーブル600の各設定項目601毎の初期値602aと、前記設定条件テーブル603の各設定項目604毎の設定値605とを比較して、設定値が初期値から変更値に変更された設定項目を検索する(図5:S107)。
前記検索の結果、設定値が初期値から変更値に変更された設定項目が存在する場合(図5:S107YES)、例えば、設定項目604「倍率」の設定値605が初期値「100%」605aから変更値「自動」605bに変更された場合、前記表示受付手段401は、前記設定値入力画面706から操作画面700に切替表示するとともに、当該存在した設定項目604「倍率」を示す特定の表示図柄を前記操作画面700に表示する(図5:S108)。
前記操作画面700には、図8(A)に示すように、前記設定項目702及びその設定値703はそのまま表示されるとともに、前記複合機図柄704の近傍に、前記変更された設定項目604とその設定値605を示す風船図柄800が特定の表示図柄として表示される。尚、前記表示受付手段401は、前記操作画面700に表示した表示図柄800を、例えば、ダブルクリック、ドラッグアンドドロップなどのユーザの操作が可能に表示する。
これにより、ユーザは、前記表示図柄800を視認することで、初期値が変更値に変更された設定項目604を一見して確認することが可能となる。
一方、前記検索の結果、設定値が初期値から変更値に変更された設定項目が存在しない場合(図5:S107NO)、例えば、ユーザが、前記設定項目604の初期値605に対応する設定値キー708aを押下して(初期値のままで)、前記OKキー709を押下した場合、S102に戻って、前記表示受付手段401は、前記設定条件テーブル603の各設定項目604毎の設定値605に基づいた操作画面700を表示することになる(図5:S102)。
ところで、S108において、前記表示受付手段401が、前記操作画面700に表示図柄800を表示すると、その旨を計時手段404に通知し、当該通知を受けた計時手段404は、前記設定項目604の設定値605が変更された時点からの経過時間を計時する(図5:S109)。
次に、前記計時手段404が、前記経過時間の計時を開始すると、その旨を遷移手段405に通知し、当該通知を受けた遷移手段405は、前記経過時間が、予め設定されたオートリセット時間(例えば、5分、10分、15分など)を超過するまで(図5:S110NO)、前記表示図柄800の形態を前記操作画面700内で遷移させる。具体的には、前記遷移手段405は、前記表示図柄800を前記操作画面700内で移動させることで遷移させる(図5:S111)。
ここで、前記遷移手段405は、例えば、図8(B)に示すように、前記操作画面700内の複合機図柄704の近傍に表示された表示図柄800を、前記経過時間が長くなるに従って(前記経過時間が前記オートリセット時間に近づくに従って)当該表示図柄800が前記操作画面700の上端部700aから消える(見えなくなる)ように、当該操作図面700の上方に向かって徐々に移動させる。
これにより、ユーザは、前記表示図柄800の動きにより、当該表示図柄800に特に気付き易く、初期値が変更値に変更された設定項目604を直感的(視覚的)に一見して理解することが可能となる。
そして、前記経過時間が前記オートリセット時間を超過すると(図5:S110YES)、前記遷移手段405は、前記表示図柄800を操作画面700の上端部700aから消去し(図5:S112)、その旨をリセット手段406に通知する。当該通知を受けたリセット手段406は、前記設定値テーブル600を参照して、前記消去された表示図柄800の設定項目601「倍率」の初期値602a「100%」を取得するとともに、前記設定条件テーブル603の当該表示図柄800の設定項目604「倍率」の設定値605を変更値「自動」から初期値「100%」に戻す(リセットする)(図5:S113)。
これにより、ユーザは、前記表示図柄800の動きを視認することで、当該表示図柄800の設定項目604にオートリセットが掛かるタイミングを視覚的に認識することが可能となる。
前記リセットを完了したリセット手段406は、その旨を表示受付手段401に通知し、当該通知を受けた表示受付手段401は、S102に戻って、前記設定条件テーブル603の各設定項目604毎の設定値605に基づいた操作画面700を表示する(図5:S102)。もちろん、当該操作画面700では、前記リセットされた設定項目702「倍率」の設定値703は初期値「100%」で表示されることになる。
ところで、前記経過時間が前記オートリセット時間を超過する前に(図5:S110NO)、ユーザが、前記操作画面700を見ながら、当該操作画面700の表示図柄800をダブルクリックすると、前記表示受付手段401が、当該表示図柄800へのダブルクリックを受け付けて(図5:S114YES)、図9(A)に示すように、前記遷移手段405に、風船が破裂するように当該表示図柄800を消去させる(図5:S112)。そして、前記表示受付手段401は、その旨を前記リセット手段406に通知して、当該通知を受けたリセット手段406は、前記表示図柄800の設定項目604の設定値605を変更値「自動」から初期値「100%」に戻す(図5:S113)。
これにより、ユーザは、初期値が変更された設定項目604を示す表示図柄800に簡単なキー操作を施すことにより、当該設定項目604を初期値に簡単に戻すことが可能となる。更に、前記風船が割れるような表示により、当該初期値に戻ったことを視覚的に認識することが可能となる。
尚、前記リセットが完了した後の処理は、上述と同様に、S102に戻るため、その説明は割愛する。
又、前記経過時間が前記オートリセット時間を超過する前に(図5:S110NO)、ユーザが、前記操作画面700を見ながら、図9(B)に示すように、当該操作画面700の表示図柄800をドラッグして、当該ドラッグした表示図柄800を前記操作画面700の設置図柄705にドロップすると、前記表示受付手段401は、前記ドラッグアンドドロップされた表示図柄800を受け付けて(図5:S115YES)、図10(A)に示すように、風船を籠に括り付けるように前記表示図柄800を設置図柄705に接続する(図5:S116)。そして、前記表示受付手段401は、その旨を計時手段404に通知し、当該通知を受けた計時手段404は、前記経過時間の計時を停止する(図5:S117)。
これにより、前記表示図柄800が設置図柄705に接続されると、前記経過時間の計時が停止して前記オートリセット機能が停止するため、前記表示図柄800の設定項目604の設定値605が初期値に戻ることは無い。その結果、ユーザは、オートリセットを掛けたくない初期値が変更された設定項目605については、簡単なキー操作で、当該オートリセット機能を停止させることが可能となる。
尚、前記経過時間の計時が停止された後の処理は、S102に戻るため、その説明は割愛する。
さて、ユーザは、前記操作画面を見ながら、前記スタートキー205を押下すると、前記表示受付手段401は、当該スタートキー205の押下を受け付け(図5:S103YES)、前記設定条件テーブル603の各設定項目604毎の設定値605(設定条件)を参照して、その旨と当該設定条件を画像形成手段407に通知する。当該画像形成手段407は、前記設定条件に基づいて画像形成を実行する(図5:S118)。これにより、ユーザは、自己の意図する設定条件にて画像形成された印刷物を取得することが可能となる。
前記画像形成手段407が、前記画像形成の実行を完了すると、その旨を表示受付手段401に通知し、当該通知を受けた表示受付手段401は、前記設定条件など電源投入時の状態に戻す(リセットする)(図5:S119)。具体的には、前記表示受付手段401は、前記計時手段404が経過時間を計時している場合には、当該計時手段404の経過時間の計時を停止させ、前記設定値テーブル600に基づいて、前記設定条件テーブル603に記憶されている各設定項目604毎の設定値605を初期値にする。
これにより、後続のユーザが、複合機100を利用する場合、従前のユーザのキー操作の履歴を受けることなく、電源投入時の元の状態で設定条件を入力することが可能となる。
このように、本発明の操作部102では、所定の設定項目604の設定値605が初期値から所定の変更値に変更されると、当該変更された設定項目604を示す特定の表示図柄800を前記操作画面700に表示する表示受付手段401と、前記設定項目604の設定値が変更された時点からの経過時間を計時する計時手段404と、前記経過時間が、予め設定されたオートリセット時間を超過するまで、前記表示図柄800の形態を前記操作画面700内で遷移させる遷移手段405とを備える。
これにより、ユーザは、前記表示図柄800を視認することで、初期値が変更値に変更された設定項目604を一見して確認することが可能となるとともに、当該表示図柄800の形態を視認することで、当該表示図柄800の設定項目604にオートリセットが掛かるタイミングを視覚的に認識することが可能となる。
尚、本発明の実施形態では、前記遷移手段405は、前記表示図柄800を前記操作画面700内で移動させることで遷移させるよう構成したが、他の構成でも構わない。例えば、前記遷移手段405は、前記表示図柄800の形態を風船図柄から円形図柄に遷移させたり、四角などの多角図柄に遷移させたり、前記表示図柄800の背景色を、予め設定された一の色(白)から、予め設定された他の色(黒)に、前記経過時間が経過するに従って次第に変更したり、一の色を、前記経過時間が経過するに従って次第に濃く変更したりしても構わない。
又、本発明の実施形態では、前記表示受付手段401は、前記リセット手段406によるリセットが完了すると、前記前記設定条件テーブル603の各設定項目604毎の設定値605に基づいた操作画面700を表示するよう構成したが、他の構成でも構わない。例えば、前記表示受付手段401は、前記リセット手段406がリセットを実行する際に、当該リセットされる設定項目と設定値とを所定のメモリに一時的に記憶させ、前記リセットが完了すると、図10(B)に示すように、前記操作画面700に前記リセットを復帰させるための復帰キー1000を押下可能に表示する。そして、ユーザが、前記操作画面を見ながら、前記復帰キー1000を押下すると、前記表示受付手段401は、当該復帰キー1000の押下を受け付けて、前記メモリの設定項目と設定値を参照し、当該参照した設定項目に対応する前記設定条件テーブル603の設定項目604の設定値605を、前記取得した設定値に変更する。つまり、リセットされた設定条件を元の設定条件に戻す。
これにより、ユーザは、前記オートリセットが掛かった設定項目604の設定値605を、簡単なキー操作で、当該オートリセットが掛かる前の設定値に戻すことが可能となる。
又、本発明の実施形態では、一の表示図柄800に対して説明したが、ユーザの操作により、複数の設定項目の設定値が、初期値から変更値に変更された場合には、前記表示受付手段401が、それぞれに対応する表示図柄を複数表示するよう構成しても構わない。
又、本発明の実施形態では、前記表示図柄が複数ある場合に、前記表示受付手段401は、ユーザの操作により、一の表示図柄が他の表示図柄と重ね合わされると、当該一の表示図柄と他の表示図柄とを合体させた合体表示図柄を表示するよう構成しても良い。
例えば、図11(A)に示すように、所定の設定項目「倍率」に対応する第一の表示図柄1100と、他の設定項目「濃度」に対応する第二の表示図柄1101とが前記操作画面700に表示されている場合に、ユーザが、第一の表示図柄1100をドラッグし、当該ドラッグした第一の表示図柄1100を第二の表示図柄1101に重ね合わせてドロップすると、前記表示受付手段401が、前記第一の表示図柄1100の第二の表示図柄1101へのドラッグアンドドロップを受け付けて、図11(B)に示すように、当該第一の表示図柄1100と第二の表示図柄1101とを合体させた合体表示図柄1102を前記操作画面700に表示する。又、前記合体表示図柄1102には、第一の表示図柄1100の設定項目及び設定値と、第二の表示図柄1101の設定項目及び設定値とが表示される。これにより、前記表示図柄をまとめることが可能となる。
尚、前記計時手段404が計時する経過時間については、前記表示受付手段401が、前記第一の表示図柄1100に対する経過時間と、前記第二の表示図柄1101に対する経過時間のうち、いずれか長い又は短い経過時間を選択し、当該選択した経過時間を、前記合体表示図柄1102に対する経過時間とし、残りの経過時間は計時を停止させる。これにより、上述したオートリセット機能を維持することが可能となる。
本発明の実施形態では、前記表示図柄が複数ある場合、例えば、図11(A)に示すように、第一の表示図柄1100と、第二の表示図柄1101とが存在する場合に、各表示図柄毎に、前記計時手段404が、経過時間を計時し、前記リセット手段406が、所定の表示図柄に対する計時時間が前記オートリセット時間を超過すると、当該表示図柄のみの設定項目の設定値を変更値から初期値に戻し、未だ経過時間が計時されている他の表示図柄は、リセットしないよう構成しているが、他の構成でも構わない。
例えば、既に、一の表示図柄が存在し、当該表示図柄に対する経過時間が計時されている場合において、新たに他の表示図柄が表示された場合に、前記計時手段404が、当該他の表示図柄に対する経過時間を計時するのではなく、当該他の表示図柄に対する経過時間を、前記一の表示図柄に対する経過時間と共通にして、つまり、前記他の表示図柄に対する経過時間を前記一の表示図柄に対する経過時間として、計時するよう構成してもよい。これにより、オートリセット機能が働く時点を共通にすることが可能となる。ここで、一の表示図柄に対する経過時間と、他の表示図柄に対する経過時間とを共通にする場合、上述のように、先に計時していた経過時間(例えば、30秒)を優先させて、他の表示図柄が表示された時点において、後に表示された他の表示図柄に対する経過時間(例えば、0秒)を、先に表示された一の表示図柄に対する経過時間(30秒)にしても良いし、後に計時する経過時間を優先させて、先に表示された一の表示図柄に対する経過時間(30秒)を、後に表示された他の表示図柄に対する経過時間(0秒)にしても良い。
又、本発明の実施形態では、前記表示図柄800を前記設置図柄705にドラッグアンドドロップすると、前記表示受付手段401が、前記表示図柄800を設置図柄705に接続するとともに、前記計時手段404は、前記経過時間の計時を停止するよう構成したが、他の構成でも構わない。例えば、ユーザが、前記操作画面700を見ながら、当該当該操作画面700の表示図柄800をドラッグして、当該表示図柄800を前記上端部700aから離れるように下へ移動させると、前記表示受付手段401が、前記ドラッグ量に対応して、前記表示図柄800を前記操作画面700の下へ移動させて表示するとともに、その旨を計時手段404に通知する。当該通知を受けた計時手段404は、前記表示図柄800が移動した量に対応して、今まで計時していた経過時間を遡るように元に戻す。
これにより、ユーザは、簡単なキー操作で、前記オートリセット機能の実行を延長することが可能となる。尚、上述では、ユーザが、前記表示図柄800をドラッグすることで、前記経過時間を戻すよう構成しているが、例えば、ユーザが、前記表示図柄800をタッチすることで、前記経過時間を予め設定された所定時間だけ戻すように構成しても構わない。
又、本発明の実施形態では、前記表示図柄800は、風船図柄としたが、他の構成でも良く、例えば、雲や鳥、動物、看板などであっても構わない。
又、本発明の実施形態では、操作部102が各手段を備えるよう構成したが、当該各手段を実現するプログラムを記憶媒体に記憶させ、当該記憶媒体を提供するよう構成しても構わない。当該構成では、前記プログラムを操作部102に読み出させ、当該操作部102が前記各手段を実現する。その場合、前記記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の作用効果を奏する。さらに、各手段が実行するステップをハードディスクに記憶させる方法として提供することも可能である。
以上のように、本発明に係る操作装置及び操作方法は、複合機はもちろん、複写機、プリンタ等に有用であり、初期値が変更された設定項目を一見して確認することが出来るとともに、当該設定項目の設定値がオートリセットされるタイミングを視覚的に認識することが可能な操作装置及び操作方法として有効である。
100 複合機
102 操作部
401 表示受付手段
402 設定値記憶手段
403 設定条件記憶手段
404 計時手段
405 遷移手段
406 リセット手段
407 画像形成手段

Claims (9)

  1. 複数の設定項目が表示された操作画面を介して、所定の設定項目の値を変更可能な操作装置において、
    所定の設定項目の値が初期値から変更されると、当該変更された設定項目を示す風船図柄を前記操作画面に表示する表示受付手段と、
    前記設定項目の設定値が変更された時点からの経過時間を計時する計時手段と、
    前記経過時間が、予め設定されたオートリセット時間を超過するまで、前記風船図柄の形態を前記操作画面内で遷移させる遷移手段と
    を備え、
    前記遷移手段は、前記風船図柄が表示された位置から、前記経過時間が前記オートリセット時間に近づくに従って、当該風船図柄が前記操作画面の上端部から見えなくなるように、当該操作画面の上方に向かって徐々に移動させることを特徴とする操作装置。
  2. 前記風船図柄は、風船を模した円形の枠の下方から、紐を模した線が延びて構成されており、当該風船図柄の円形の枠内に、前記設定項目を示す文字が表示されている
    請求項1に記載の操作装置。
  3. 前記経過時間が前記オートリセット時間を超過すると、前記風船図柄の設定項目の設定値を変更値から初期値に戻すリセット手段を更に備え、
    前記遷移手段は、前記経過時間が前記オートリセット時間を超過すると、前記風船図柄を前記操作画面内から消去する
    請求項1又は2に記載の操作装置。
  4. 前記表示受付手段は、ユーザの操作により、風船が破裂するように前記風船図柄を消去し、
    前記リセット手段は、前記風船図柄が消去されると、当該風船図柄の設定項目の設定値を変更値から初期値に戻す
    請求項3に記載の操作装置。
  5. 前記表示受付手段は、ユーザの操作により、前記風船図柄を、前記操作画面に予め表示された特定の設置図柄に接続すると、前記風船図柄の紐を前記設置図柄に括り付けたように表示され、
    前記計時手段は、前記風船図柄が設置図柄に接続されると、前記経過時間の計時を停止する
    請求項1−4のいずれか一項に記載の操作装置。
  6. 前記表示受付手段は、前記風船図柄が複数ある場合に、ユーザの操作により、一の風船図柄が他の風船図柄と重ね合わされると、当該一の風船図柄と他の風船図柄とを合体させた合体風船図柄を表示する
    請求項1−5のいずれか一項に記載の操作装置。
  7. 複数の設定項目が表示された操作画面を介して、所定の設定項目の設定値を初期値から変更値に変更可能な操作装置の操作方法において、
    所定の設定項目の値が初期値から変更されると、当該変更された設定項目を示す風船図柄を前記操作画面に表示するステップと、
    前記設定項目の設定値が変更された時点からの経過時間を計時するステップと、
    前記経過時間が、予め設定されたオートリセット時間を超過するまで、前記風船図柄の形態を前記操作画面内で遷移させるステップと
    を備え、
    前記遷移させるステップは、前記風船図柄が表示された位置から、前記経過時間が前記オートリセット時間に近づくに従って、当該風船図柄が前記操作画面の上端部から見えなくなるように、当該操作画面の上方に向かって徐々に移動させることを特徴とする操作方法。
  8. 請求項7に記載の操作方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  9. 請求項8に記載のプログラムを記憶したコンピュータに読み取り可能な記憶媒体。

JP2015011620A 2015-01-23 2015-01-23 操作装置及び操作方法 Expired - Fee Related JP5859689B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015011620A JP5859689B2 (ja) 2015-01-23 2015-01-23 操作装置及び操作方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015011620A JP5859689B2 (ja) 2015-01-23 2015-01-23 操作装置及び操作方法

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012087180A Division JP5694225B2 (ja) 2012-04-06 2012-04-06 操作装置及び操作方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015097121A JP2015097121A (ja) 2015-05-21
JP5859689B2 true JP5859689B2 (ja) 2016-02-10

Family

ID=53374347

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015011620A Expired - Fee Related JP5859689B2 (ja) 2015-01-23 2015-01-23 操作装置及び操作方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5859689B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015097121A (ja) 2015-05-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5259655B2 (ja) 操作装置とこれを用いた画像形成装置、及び操作方法
US9096074B2 (en) Image forming apparatus, print setting unit, and making print setting method
US8848205B2 (en) Information processing apparatus capable of setting insert, image forming apparatus, method of controlling the information processing apparatus, and storage medium
JP4665992B2 (ja) 印刷制御装置および印刷装置
US20090237730A1 (en) Printing control apparatus
CN111246043B (zh) 图像形成装置及其控制方法以及计算机可读存储介质
JP5694225B2 (ja) 操作装置及び操作方法
EP2833251B1 (en) Numerical value inputting device and electronic equipment
JP5677370B2 (ja) 操作装置及び操作方法
JP2013114338A (ja) 操作装置及び操作方法
JP5859689B2 (ja) 操作装置及び操作方法
JP5859690B2 (ja) 操作装置及び操作方法
JP5859687B2 (ja) 操作装置及び操作方法
JP5859686B2 (ja) 操作装置及び操作方法
JP5859688B2 (ja) 操作装置及び操作方法
JP2014075054A (ja) 印刷指示装置、印刷装置、および、プログラム
JP5639674B2 (ja) 画像形成装置、画像形成方法
WO2013145910A1 (ja) 画像処理装置及び画像形成方法
JP5784566B2 (ja) 操作装置及び操作方法
JP5738745B2 (ja) 操作装置及び操作方法
JP2015136810A (ja) 制御装置、制御方法、プログラム、及び記憶媒体
JP6050769B2 (ja) データ記憶装置及びデータ記憶方法
JP5847669B2 (ja) 操作装置および電子機器
JP5902271B2 (ja) 操作装置及び操作方法
JP6382138B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150218

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151118

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151216

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5859689

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees