JP5859679B2 - 骨切り術用手術ガイドの形成方法 - Google Patents

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Description

本発明は、一般に、外科用インプラントの位置決めの分野に関し、さらに詳細には、顎骨内にインプラントを配置するための穿孔用のサージカルガイドに関する。
歯科インプラントを使って、欠損歯または著しく損害を受けた歯を置き換えることができる。歯科インプラントを確実に骨組織中に取り付けるために、患者の下顎骨または顎骨中に孔があけられる。人工歯を保持するインプラント部分は、通常、チタンまたはチタン合金から作られており、患者の骨組織と一体化できる。インプラントが取り付けられ、固定されると、人工歯が設置できる。
顎骨または下顎骨中に正確な角度と寸法で穿孔する骨切り術は、周辺の組織または構造に損傷を与えることなくインプラントが正しく適合するように、また、完成品が美的に許容可能であるように、正確さが必要である。全歯欠損または少なくとも部分的歯欠損の患者に対しては、インプラント設計は注意深く行われる。患者の歯列弓のx線またはコンピュータ断層撮影(CT)画像処理由来の情報に基づいて、専用ソフトウェアツールにより、歯科医が患者の顎骨上に取り付けられるインプラントの位置、直径、長さまたはドリル深さ、形状および角形成を決定することが可能となる。この設計において配慮すべきことの1つは、近くの神経または血管に対する損傷のリスクを減らすことである。
インプラントの調製を手助けするのによく使用される1つの専用機器は、サージカルガイドである。それぞれの患者に対し、患者の歯列弓の少なくとも一部に一致する形状に特注生産されているので、サージカルガイドは、患者の口に適合され、インプラント設計に従って、顎骨中に歯科用ドリルを誘導する1つまたは複数のガイド孔を含む。
サージカルガイドは、インプラント設計の間に得たデジタルデータに基づいて、ステレオリソグラフィープロセスを使って、またはフライス加工プロセスにより、プラスチック製専用機器として製作できる。一部の歯科現場は、歯の補綴用4軸フライス加工装置を備え、サージカルガイドを現場で調製できるようにしている。5軸フライス加工設備を利用可能であるが、4軸フライス加工装置は、より安価であり、他の歯の補綴での使用に適すると考えられている。したがって、一部の歯の専門家は、サージカルガイドをフライス加工するのに、より高価な設備より4軸フライス加工装置を好む。
従来の方式で使われる4軸機械は、機能的に限界があり、いくつかの角度でのガイド孔を製作できない。図1Aを参照すると、4軸機械加工用の座標表記が示されている。4軸フライス加工装置は、加工品18を工具16に対してX、Y、およびZ軸のそれぞれに沿って平行移動でき、さらに、加工品をX軸の周りに回転できる。これにより、4軸フライス加工装置は、YZ面内で傾斜した孔をあけることができるが、他の面内で傾斜した孔をあけることができない。図1Bに示すように、サージカルガイド10は、YZ面内の孔以外の角度A1とA2のガイド孔12a、12bの穿孔が必要な場合がある。従って、ガイド孔の穿孔をフライス加工操作とは別に行うことにより、4軸フライス加工設備を使ってサージカルガイドの機械加工を可能にする方法と装置に対するニーズが存在する。
本発明の目的は、インプラント設置技術を進展させることである。
本発明の関連目的は、4軸フライス加工装置を使って骨切り術用のサージカルガイドを製作可能とすることである。
これらの目的は、例示的実施例を使ってのみ与えられ、このような目的は、1つまたは複数の本発明実施形態の代表例である。開示発明により本来達成されるほかの望ましい目的および利点は、当業者なら思いつくことができ、自明であろう。本発明は、添付の請求項により規定される。
本発明の一態様では、骨切り術用の手術ガイドの形成方法が提供され、方法は、患者の歯列弓の少なくとも一部に適合するように材料ブロックを成形加工すること、加工したブロック材料の表面から突き出た少なくとも1つのガイド部品を成形加工すること、ドリルガイドスリーブを少なくとも1つのガイド部品の周りに設置すること、および、ドリルの軸をスリーブ内へ誘導し、成形加工ブロック材料を通して穿孔すること、を含む。
代替態様では、本発明は、骨切り術用の手術ガイドを形成する方法を提供し、方法は、4軸フライス加工装置を使って患者の歯列弓の少なくとも一部に適合するように材料ブロックを成形加工すること、成形加工したブロック材料の表面から突き出た少なくとも1つのガイド部品を成形加工すること(この場合、少なくとも1つのガイド部品は、フライス加工装置の回転軸に垂直な面に対しある傾斜角で傾斜した円柱状構造である)、ドリルガイドスリーブを少なくとも1つのガイド部品の周りに設置すること(この場合、ドリルガイドスリーブは、少なくとも1つのガイド部品に適合する座部と、少なくとも1つのガイド部品中に導く方向にドリルビットを誘導する軸ガイド部と、を含む)、軸ガイド部中へ誘導されたドリル軸により成形加工ブロック材料を通して穿孔すること、および少なくとも1つのガイド部品を再成形加工すること、を含む。
本発明の前出および他の目的、特徴、および利点は、次の付随する図で示されるようなさらに詳細な本発明の実施形態の説明から明らかになろう。
図の要素は、必ずしも、相互に縮尺通りになっていない。
本開示の文脈で使われる座標表記の図である。 所望のガイド孔を備えたサージカルガイドの図である。 ガイド部品を備えて機械加工された中間体構造の斜視図である。 ドリルガイドスリーブが設置された図2Aの中間体構造の斜視図である。 どのようにして図2Bのサージカルガイドにドリル孔が形成されるかを示す斜視図である。 ガイド部品を備えて製作されたサージカルガイドの図である。 任意選択でガイド部品が取り除かれて製作されたサージカルガイドの図である。 正確な深さと角度で骨組織中に穿孔するために、どのようにしてサージカルガイドを使うことができるかを示す断面図である。 互いに極めて接近しているか、または接触している2つのガイド部品を有する代替実施形態を示す斜視図である。 機械加工前にスピンドルに連結された加工品を示す斜視図である。 4軸機械に加工品を取り付けるために旋回軸付加工品を使った代替実施形態を示す斜視図である。 4軸機械に加工品を取り付けるための代替実施形態を示す斜視図である。 歯列弓の局部領域に個別に配置可能な複数の部分サージカルガイドを示す平面図である。 複数の部分ガイドを収容するために使われるサージカルガイドを示す斜視図である。 歯科医院または他の施設でサージカルガイド製作に使用できるフライス加工装置の斜視図である。 図7Aのフライス加工装置の内部部品の分解組立斜視図である。
以下では、図に言及しながら本発明の好ましい実施形態の詳細を説明する。図中で同じ参照数字は、いくつかの図のそれぞれにおける同じ構造要素を示す。既に説明されている部品や配置または部品の相互作用に関する類似の説明は、省略されている。用語の「第1の」、「第2の」、などが使われる場合、それらは、必ずしも何らかの順序または優先順位の関係を意味するものではなく、単に構成要素間でより明確に区別するために使われている。
本開示の文脈では、用語の「傾斜の」は、2つの線もしくは面、または線と面が、平行でなく、直角でもなく、また、それらの間の角度が、90度の整数倍から少なくとも約5度より大きい角度のずれを生じている角度の関係を記述している。
本発明の実施形態は、サージカルガイドの1つまたは複数の面から外側に伸びるガイド部品を形成し、ドリルガイドスリーブを設置してガイド孔の手動穿孔用の孔ガイドを提供することにより、4軸フライス加工装置でサージカルガイドを製作するという課題に対処する。図2A〜2Eを参照すると、この手法を使ったサージカルガイド10の製作順が示されている。サージカルガイド10を個別患者に適合させるインプラント設計は、従来の方法を使って行うか、または、例えば、コンピュータ断層撮影(CT)またはコーンビームCT(CBCT)画像などによる患者の口の構造の3Dボリューム画像を使うことにより行うことができる。インプラント設計は、得られたボリューム画像を使って適切なソフトウェアの支援により作成できる。
図2Aのガイド製作では、後で記載の装置の1つのようなフライス加工装置を使って、患者の歯列弓に適合するように成形加工され、1つまたは複数の面56上に機械加工された、または他の方法で形成された2つの突き出たガイド部品20を有する中間体構造14が形成される。各ガイド部品20は、代表的ドリル軸A1およびA2として図2Aに示される対応するドリル軸の周りに位置合わせされており、ドリル軸に垂直、すなわち、ドリル孔の長さ方向に垂直の平面70を有する。ガイド部品20は、4軸フライス加工装置を使って形成できることが解る。5軸の機械も使用可能であるが、追加の機能、複雑性、およびコストは、この製作には必要でない。示された実施形態では、ガイド部品20は、円柱状で、図2Aに示すフライス加工装置軸に対してある傾斜角で傾斜しているが、ガイド穿孔作業を誘導するのに必要な機能を実行するためのいずれの適切な形状であってよい。
図2Bと2Cは、ドリルガイドスリーブ24の各ガイド部品20上への設置と使用を示す。ドリルガイドスリーブ24は、ガイド部品20、および、目的の角度でサージカルガイド10中に穿孔するための製作ドリルビット28の軸27を誘導する軸ガイド部38に適合する座部36を有する。図2Dは、この製作順の完了時の、サージカルガイド10を示し、この外科器具を通って伸びるガイド孔12aと12bを備えている。ガイド孔12aと12bは、4軸フライス加工装置で穿孔されずに、手動で穿孔される。図2Eは、患者の口への配置のための準備で1つまたは複数のガイド部品20の高さが短くされ、寸法が再設定され、再成形加工され、または除去さえされる任意選択ステップの後のサージカルガイド10を示す。
図2A、2B、および2Dに示す突き出たガイド部品20は、複数の目的を持つことができる。一つ目は、サージカルガイド10のフライス加工の間に、ガイド部品20は、サージカルガイド10の製造の間に、傾斜ガイド孔12aと12b(yz面から外れた)の手動穿孔を誘導できる。サージカルガイド10の製造が完了すると、歯科医は、引き続きガイド部品20を手術中に用いることができる。外科手術の間、歯科医は、患者の顎骨中に1つまたは複数の孔をあけ、規定長のインプラントを挿入する。ガイド部品20の正しい寸法決定と角度は、外科的穿孔を助け、歯科医が正しい角度と深さで穿孔するのを誘導する。
図3に示すように、外科的ドリルビット48上で使われるカラー26は、突き出たガイド部品20の平面に当接し、外科用ドリルビット48の使用可能長さを固定することにより、患者の顎骨68中に穿孔される孔の深さを設定する。ガイド孔12aまたは12bは、前に図2A〜2Eで示した技術を使って、手動穿孔により、または類似の製造法により、正しい角度で穿孔されている。図3に示すように、ガイド部品20の高さは、可変長、例えば、長さL1またはL2として示される寸法を設定するための深さガイド部品としても使用できる。可変長は、インプラント取り付け部品が必要とする深さに依存し、典型的な例では、背景技術の項で前に述べたように、インプラント設計作成支援専用ソフトウェアツールにより規定される。ガイド部品20の平面は、ドリル孔12aまたは12bの長さ方向に直角(垂直)である。ガイド部品20の平面22は、フライス加工装置軸に対して傾斜していてもよい(図2A)。
図4は、相互に極めて接近しているか、あるいは接触している2つのガイド部品20を有する代替実施形態を示す。このような場合には、ドリルガイドスリーブ24(図2B)を、それぞれのガイド部品20の穿孔を可能とするように修正する必要が生じる場合がある。
いくつかの本発明の代替実施形態は、4軸フライス加工装置を使ったサージカルガイド10の製造を可能とし、簡略化することを支援する。図5Aは、機械加工作業前にスピンドル34に取り付けた加工品30を示す。スピンドルへの連結に使われるいくつかの異なる配置がありうる。
図5Bの斜視図は、4軸機械に加工品30を取り付けるためのキャリア46を使った代替実施形態を示す。チャック44に旋回軸機構を設けることにより、キャリア46を使って工具に提示された表面は、複数の軸に対してある傾斜角で傾斜可能である。ここで、キャリア46は、回転軸から間隔を置いて離れた位置に加工品を回転させる。その結果、このタイプの機構は、効果的に、サージカルガイドの製造に対する一定の5軸の能力を与える。
図6Aの斜視図は、全体歯列弓よりも、少しの歯の範囲のみを含むように設計された部分的なサージカルガイド40を形成するための加工品32を支持し、フライス加工するための代替実施形態を示す。前に記載のように、4軸フライス加工装置は、x軸の周りを回転できるスピンドル34、機械軸80、およびz方向に沿って穿孔できるドリルビット28を含む。加工品32から開始して、フライス加工装置は、クリアランス72を保ち、構造とスピンドル34との間の接触を維持しながら、少なくとも平面を有する構造40をフライス加工できる。構造40の少なくとも1つの表面は、装置のx軸に対して傾斜している。参照軸(x’、y’、z’)74の面(x’、y’)が構造40の傾斜平面を規定することを考慮すると、4軸装置のx軸は、(x’、y’)面に平行ではない。
次に、ドリルビット28は、構造40を通って機械のz軸に沿って孔12aを穿孔できる。この孔は、構造40の参照軸(x’、y’、z’)74中の(y’z’)面に平行ではない。4軸フライス加工装置は、それ自体の(y、z)面から外れる穿孔はできないが、この方法により構造40の(y’z’)面から外れた方向に向けられた4軸フライス加工装置を使ったいくつかの穿孔が可能になる。従って、構造の(y’z’)面から外れる傾斜孔を、手動の穿孔ステップを採用しないで穿孔できる。
図6Bは、歯列弓の局部領域上に個別に配置できる複数の部分的サージカルガイド40a、40b、40c、40d、40e、40f、および40gを含む平面図を示す。実施に際しては、前に述べたように、yz面内に無い孔は、フライス加工作業とは別に穿孔される。
図6Cに示される本発明の代替実施形態では、患者の歯列弓に適合する蹄鉄形状に成形加工されたサージカルガイド10は、サージカルガイド10の表面に対し傾斜している傾斜孔を有する1つまたは複数の部分サージカルガイド40a、40bを保持するためのハウジングとして提供できる。このようにして、単一ガイド10を使って、2つ以上の部分サージカルガイド40aおよび40bをさらに個別に配置でき、それぞれハウジング内に配置可能であり、患者に穿孔するために必要とされる角度の孔を有する。
図7Aは、歯科医院または他の施設でサージカルガイド製造に使用できるフライス加工装置50を示す。装置50は、歯科医院または他の施設で小さい設置面積にするために小型であるのが好ましい。フライス加工装置50は、中間体構造14または部分的サージカルガイド40を規定するインプラント設計用の患者に関するデータを取得し、製造ステップを行い、自動的に中間体構造14(図2A、2B)またはサージカルガイド40を生成する。本発明の実施形態では、このデータは、患者のボリューム画像から入手され、インプラント設計を生成するのに使われる。インプラント設計は、患者の身体に対する設計されたインプラントの位置を示す。また、手術タイプに関する追加の情報も得られ、インプラント設計を生成するのに使われる。装置50は、保護開口部/ドア54、ならびに操作開始およびプロセス完了またはエラー報告用制御装置52を有する。図7Bの分解組立部分図は、フィルター62および水タンク64を含むフライス加工装置50の内部部品を示す。また、加工品30と工具66の相対位置も例として示されている。
本発明の実施形態では、サージカルガイド10は、PMMA(ポリ(メチルメタクリルラート))または他のプラスチックなどのプラスチック材料から形成される。また、他の機械加工可能な材料もサージカルガイド10の形成用に採用できる。
代替実施形態では、サージカルガイド10に穿孔された孔は、グッタペルカなどの放射線不透過性材料の固形ブロックがマーカーとして充填され、患者の口内のサージカルガイドのボリュームx線スキャン像が取得される。放射線不透過性マーカーは、骨切り術およびインプラント歯科手術後にインプラントに固定される予定の補綴歯の位置を示す。手術の前に、歯科医は、不透過性成分の可視化を使って、サージカルガイド10中の孔が正しい位置にあるか、および正しい傾斜であるかを検査できる。放射線不透過性材料は、ボリュームスキャン後、除去される。

Claims (4)

  1. 骨切り術用手術ガイドの形成方法であって、
    患者の歯列弓に少なくとも部分的に適合するように、材料ブロックを成形加工するステップと、
    前記成形加工されたブロック材料の表面から突き出ている少なくとも1つのガイド部品を成形加工するステップと、
    前記少なくとも1つのガイド部品にドリルガイドスリーブを設置するステップと、
    ドリルの軸を前記スリーブ中に誘導し、前記成形加工されたブロック材料を通して穿孔するステップと、
    を含む、方法。
  2. 骨切り術用の手術ガイドを形成する方法であって、
    4軸フライス加工装置を使って、患の歯列弓の少なくとも一部に適合するように材料ブロックを成形加工するステップと、
    前記成形加工したブロック材料の表面から突き出た少なくとも1つのガイド部品であって、前記少なくとも1つのガイド部品が、前記フライス加工装置の回転軸に直角の面に対しある傾斜角で傾斜している円柱状構造であるガイド部品を成形加工するステップと、
    前記少なくとも1つのガイド部品に適合する座部と、前記少なくとも1つのガイド部品中に導く方向にドリルビットを誘導する軸ガイド部と、を含むドリルガイドスリーブを前記少なくとも1つのガイド部品の回りに設置するステップと、
    前記軸ガイド部中にドリル軸を誘導することにより、前記成形加工されたブロック材料を通して穿孔するステップと、
    含む、方法。
  3. 前記成形加工されたブロック材料の前記孔に放射線不透過性材料を充填するステップと、
    前記患者の口内の前記充填された成形加工ブロック材料をボリュームスキャンするステップと、
    前記ボリュームスキャンを使って、前記孔の位置合わせを確認するステップと、
    をさらに含む、請求項に記載の方法。
  4. 前記ドリルガイドスリーブを取り除くステップと、
    前記少なくとも1つのガイド部品を再成形加工するステップ、
    をさらに含む、請求項2に記載の方法。
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