JP5859135B2 - 電動スクリュードライバ - Google Patents

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Description

本発明は、電動スクリュードライバに関する。より詳細には、ネジを締め付ける場合の正転時とネジを緩める場合の逆転時とで異なる大きさの回転駆動力をビットホルダに伝達するようにした電動スクリュードライバに関する。
電動スクリュードライバは、過大な回転駆動力でネジ締めを行うと、ネジ自体や、ネジが締め付けられる部材、または電動スクリュードライバ自体を損傷してしまう虞があり適正な駆動力での締め付けが行えるようにすることが必要である。また、電動スクリュードライバは締め付けられたネジを緩める場合にも使用されるが、このときには、通常、ネジを締め付けたときよりも大きな回転駆動力を同ネジにかけることが必要とされる。
図9は、そのような技術的要求を満たすために開発された電動スクリュードライバの回転駆動力伝達手段1の横断面を、当該電動スクリュードライバをスクリュービットが設けられる前端とは反対の後方向きに見た図である。従って、この図では、反時計回りがネジを締め付ける正転であり、時計回りがネジを緩める逆転である。
この回転駆動力伝達手段1は、駆動モータからの回転駆動力を受け入れて回転駆動される回転駆動軸2と、この回転駆動軸2の回転中心軸線を中心に回転可能とされた円筒状の回転出力部材3と、この回転出力部材3内にその半径方向に移動可能に保持され、矢印5で示す半径方向内向きの付勢力がかけられたボール4とを有している。回転駆動軸2からの回転駆動力はボール4を介して回転出力部材3に伝達されるが、回転駆動力が一定以上になるとボール4が付勢力5に抗して半径方向外側に押し込まれることで回転駆動軸2が回転出力軸3に対して空回りし、それ以上の大きさの回転駆動力が回転出力軸3に伝達されないようになっている。また、回転駆動軸2を図9に示すような形状とすることで、逆転と正転とでボール4に対する当該回転駆動軸2の半径方向での係合位置が変わり、逆転の時に比べて正転の方が半径方向内側の位置でボール4に係合するようになっている。これにより、回転駆動軸2からボール4に伝達される力のうちの半径方向外側向きへの分力の割合が、逆転時の方が正転時より小さくなり、ボール4を付勢力5に抗して半径方向外側に移動させるのに必要な回転駆動力は逆転時の方が大きくなる。従って、回転出力軸3を逆転してネジを緩めるときの方が、正転によってネジを締めるときよりも大きな回転駆動力を伝達できるようになる。(特許文献1)
図10及び図11には、別の回転駆動力伝達手段6が示されている。この回転駆動力伝達手段6は、駆動モータからの回転駆動力を受け入れて回転駆動される回転入力部材7と、この回転入力部材7のローラ保持部8に配置された駆動ローラ9と、回転入力部材7の回転中心軸線を中心に回転可能とされた円筒状の回転出力部材10と、該回転出力部材10に径方向で移動可能に保持された被駆動ボール11と、を有しており、該回転出力部材10に図示しないドライバビットが取り付けられるようになっている。回転入力部材7が正転(図で見て反時計回り)したときには、図10に示すように、駆動ローラ9がローラ保持部8の第1保持部8−1に係合した状態で被駆動ボール11と係合して回転駆動力が回転出力部材10に伝達されるようになっている。また、回転入力部材7が逆転(図で見て時計回り)したときには、図11に示すように、駆動ローラ9がローラ保持部8の第2保持部8−2に係合した状態で被駆動ボール11と係合して回転駆動力が回転出力部材10に伝達されるようになっている。被駆動ボール11は、回転出力部材の内側に向かって付勢されており、駆動ローラ9により一定以上の力が加えられると外側に移動して、回転入力部材7が空回りするようになっている。第1保持部8−1と第2保持部8−2の形状は図10及び図11に示すように異なっており、この形状の違いにより上述の図9の例と同様に、正転時と逆転時とで被駆動ボール11に対する駆動ローラ9の係合位置が変わり、逆転時の方が回転中心軸線からより離れた位置で被駆動ボール11に係合するようになっている。従って、正転時よりも逆転時の方がより大きな回転駆動力を伝達できるようになっている。(特許文献2)
実公平2−12053号 特許第3992676号
しかしながら、図9のように回転駆動軸を特殊な形状とした場合には、部品の加工が煩雑になるという問題があった。また、図10、11のように駆動ローラが内部で移動するような構成とすると、特に正転と逆転が繰り返されたときに、部品の摩耗が大きくなったり、部品の破損が生じたりする虞があった。
そこで、本発明は上記のような問題を解決する回転駆動力伝達手段を備えた電動スクリュードライバを提供することを目的とする。
すなわち、本発明は、
ドライバビットを固定保持するビットホルダと、駆動源からの回転駆動力をビットホルダに伝達するための回転駆動力伝達手段とを備え、前記ドライバビットドライバビットを正転及び逆転するようにされた電動スクリュードライバであって、
前記回転駆動力伝達手段が、
前記駆動源からの回転駆動力を受けて回転中心軸線を中心に回転駆動される駆動部材と、
前記駆動部材の周りで前記回転中心軸線を中心に回転可能に配置され、前記ビットホルダに駆動連結されている被駆動部材であって、前記回転中心軸線を基準として半径方向での外周面、内周面、及び前記外周面から前記内周面にまで貫通している貫通孔を有している被駆動部材と、
前記被駆動部材の前記貫通孔内において移動可能に保持され、前記回転中心軸線に対して垂直な平面における断面が円形とされた動力伝達部材と、
前記動力伝達部材を、前記動力伝達部材の一部が前記被駆動部材の内周面よりも内側に突出するように、前記半径方向で内向きに付勢する付勢部材と、を有し、
前記駆動部材は、前記回転中心軸線に沿って延びるシャフト部と、該シャフト部から前記被駆動部材の内周面に向けて半径方向外側に突出する突起部とを有し、前記駆動部材が前記回転中心軸線を中心に正転及び逆転されたときに、前記突起部が前記動力伝達部材に係合して前記駆動部材の回転駆動力を前記動力伝達部材を介して前記被駆動部材に伝達するようにされており、
前記貫通孔は、前記駆動部材が正転して前記突起部が前記動力伝達部材に係合したときに該動力伝達部材が押しつけられる正転時ガイド面と、前記駆動部材が逆転して前記突起部が前記動力伝達部材に係合したときに該動力伝達部材が押しつけられる逆転時ガイド面とを有していて、前記回転中心軸線に垂直な平面内において、前記正転時ガイド面と前記逆転時ガイド面との間の中央を通る貫通孔中心軸線が前記回転中心軸線とは交わらない方向となるように設けられており、
所定の回転駆動力以上の力が加わると、前記動力伝達部材が前記突起部により前記付勢部材の付勢力に抗して前記貫通孔内において前記半径方向で外向きに押し出されるようにされた、電動スクリュードライバを提供する。
この電動スクリュードライバによれば、貫通孔をその貫通孔中心軸線が回転中心軸線とは交わらない方向に設定することで、動力伝達部材が駆動部材の突起部によって押される方向と、動力伝達部材がガイド面によってガイドされながら移動していく方向との関係を正転時と逆転時とで異なるようにすることできるので、駆動部材の回転駆動力の大きさに対する動力伝達部材を介して付勢部材に加えられる押圧力の大きさを正転時と逆転時とで変えて、付勢部材をその付勢力に抗して押し退けるのに必要な回転駆動力を正転時と逆転時とで異なる大きさにすることができる。その結果として、正転時と逆転時とで被駆動部材に伝達可能な回転駆動力の大きさを変えることが可能となる。なお、貫通孔中心軸線は、回転中心軸線に垂直な平面内において、正転時ガイド面と逆転時ガイド面に沿ってそれぞれ延びる仮想線を想定した場合に、両仮想線が線対称となる場合の対称軸線に相当する。
好ましくは、前記貫通孔の前記正転時ガイド面と前記逆転時ガイド面とが互いに平行な面であるようにすることができる。
貫通孔の形状が単純となり、貫通孔をより容易に形成することが可能となる。
好ましくは、
前記貫通孔の貫通孔中心軸線が、前記駆動部材の回転中心軸線と前記動力伝達部材の中心とを結ぶ直線と、前記駆動部材が正転して前記突起部が前記動力伝達部材に係合した状態における前記動力伝達部材上の前記突起部との接触点と前記動力伝達部材の中心とを結ぶ直線との間を延びるように、前記貫通孔の前記正転時ガイド面及び逆転時ガイド面の向きが設定されているようにすることができる。
このようにすることで、被駆動部材に伝達可能な回転駆動力を逆転時の方が大きくすることができるので、ネジの締め付け時、及び緩め時において適正な回転駆動力を伝達するようにすることができる。
具体的には、
前記突起部は、前記回転中心軸線に平行な軸線を中心とした円弧状面を有し、前記駆動部材が正転及び逆転したときに、該円弧状面が前記動力伝達部材と係合するようにすることができる。
このようにすることにより、正転時と逆転時で、突起部が駆動力伝達部材に接触する位置と角度が回転中心軸線からみて相対的に同一となるので、正転時と逆転時における被駆動部材に伝達される回転駆動力の大きさを貫通孔の正転時ガイド面及び逆転時ガイド面の傾斜の調整のみによって容易に設定することができる。
より具体的には、
前記シャフト部は、前記回転中心軸線を中心とした円筒状外周面を有し、前記突起部は、前記回転中心軸線に平行に延びる円弧状の外周面を有するようにされるようにすることができる。
さらに具体的には、
前記突起部は、前記回転中心軸線に平行に延びるようにして前記シャフト部の円筒状外周面に埋め込まれた円柱状部材により形成されており、該円柱状部材の一部が前記円筒状外周面から前記被駆動部材の前記内周面に向けて突出して前記円弧状の外周面を形成しているようにすることができる。
好ましくは、前記動力伝達部材が球形状であるようにすることができる。
球形状とすることにより、回転駆動力が所定値を越えたときの当該動力伝達部材の移動が円滑になる。
また、好ましくは、
前記付勢部材が、前記動力伝達部材に当接するテーパ面を有するテーパリングと、前記テーパ面が前記動力伝達部材を前記半径方向で内向きに付勢するように該テーパリングを前記回転中心軸線と平行な方向で押圧するバネとからなっているようにすることができる。
さらに好ましくは、
前記動力伝達部材が前記半径方向で外向きに押し出されたときに前記テーパリングが前記バネに抗して移動するようにされ、該移動に連動して前記駆動源を停止させる停止スイッチが起動されるようにすることができる。
所定値以上の回転駆動力が加えられた際に駆動源が停止するので、ネジ等への必要以上の負荷がなくなると共に、電動スクリュードライバ自体の故障を防止し、また使用者の安全も確保することができる。
本発明に係る電動スクリュードライバの側面断面図である。 図1のA−A線に沿って見た断面図であって、正転(図で見て反時計回り)の時の回転駆動力伝達手段を示す断面図である。 図1のA−A線に沿って見た断面図であって、逆転(図で見て時計回り)の時の回転駆動力伝達手段を示す断面図である。 図1のA−A線に沿って見た断面図であって、動力伝達部材が外側に押し込まれた状態の回転駆動力伝達手段の断面図である。 回転駆動力伝達手段の要部を示す斜視部分断面図であり、駆動部材のシャフト部、該シャフト部に一部埋め込まれた円柱状部材(突起部)、球形の動力伝達部材及び該動力伝達部材を保持している被駆動部材との関係を明瞭にするために一部切り欠きして示している。 図3を時計回りに僅かに回転し、被駆動部材に設けた貫通孔の中心軸線が駆動部材の回転中心軸線を垂直に通る線に平行になるようにした図である。 別の実施形態に係る回転駆動力伝達手段の要部を示す、図5と同様の斜視部分断面図である。 別の実施形態に係る、回転駆動力伝達手段を示す断面図である。 従来の電動スクリュードライバの回転駆動力伝達手段を示す断面図であり、回転駆動軸が正転(図で見て時計回り)してボールに係合している状態を一点鎖線で、逆転(図で見て反時計回り)してボールに係合している状態を実線で示している。 別の従来の電動スクリュードライバの正転時における回転駆動力伝達手段を示す断面図である。 別の従来の電動スクリュードライバの逆転時における回転駆動力伝達手段を示す断面図である。
図1に示すように、本発明に係る電動スクリュードライバ20は、(図で見て右端から挿入される)ドライバビット(図示せず)を固定保持するビットホルダ22と、(図で見て左端に設定される)駆動源としての駆動モータ(図示せず)からの回転駆動力をビットホルダ22に伝達するための回転駆動力伝達手段24とを備えている。回転駆動力伝達手段24には、減速機26を介して駆動モータからの回転駆動力が伝達される。
図2に示すように、回転駆動力伝達手段24は、駆動モータからの回転駆動力を受けて回転中心軸線32の周りに回転駆動される駆動部材30と、駆動部材30の周りで回転中心軸線32の周りに回転可能に配置され、ビットホルダ22に駆動連結されている被駆動部材40と、被駆動部材40に設けられた円筒状で半径方向に延びる貫通孔42内で移動可能に保持された動力伝達部材50と、動力伝達部材50をその一部が被駆動部材40の内周面44よりも内側に突出するように位置決めし、動力伝達部材50が半径方向外向きに押されたときに動力伝達部材50を内向きに付勢する付勢部材60と、を有している。図5から分かるように、動力伝達部材50は球形状となっている。
駆動部材30は、回転中心軸線32に沿って延びるシャフト部34と、シャフト部34の前端部付近の円筒状外周面35に埋め込まれた円柱状部材36とからなっている。円柱状部材36は、その長手方向が回転中心軸線32と平行となる方向とされ、一部がシャフト部34に埋め込まれた状態で固定され、他の部分がシャフト部34の円筒状外周面35から突出して突起部38を形成している。駆動部材30が、回転中心軸線32を中心にネジを締めるための正転(図で見て反時計回り)及びネジを緩めるための逆転(図で見て時計回り)したときに、この突起部38が被駆動部材40の貫通孔42内に保持されている動力伝達部材50に係合して、駆動部材30の回転駆動力を動力伝達部材50を介して被駆動部材40に伝達するようになっている。
貫通孔42は、図2に示すように駆動部材30が正転して突起部38が動力伝達部材50に係合したときに該動力伝達部材50が押しつけられる正転時ガイド面42−1と、図3に示すように駆動部材30が逆転して突起部38が動力伝達部材50に係合したときに該動力伝達部材50が押しつけられる逆転時ガイド面42−2とを有していて、この正転時ガイド面42−1と逆転時ガイド面42−2は互いに平行となるように設定されている。また、貫通孔42の向きは、回転中心軸線32に垂直な平面内において、正転時ガイド面42−1と逆転時ガイド面42−2の間の中央を通る中心線(又は、回転中心軸線32に垂直な横断平面内において、正転時ガイド面42-1と逆転時ガイド面42−2に沿って延びる仮想線を想定した場合に、両仮想線が線対称形となる場合の対称軸線)として規定される貫通孔中心軸線46が、回転中心軸線32とは交わらない方向となるように設定されている。このようにするのは、正転時と逆転時とにおいて、駆動部材30からの回転駆動力を受ける動力伝達部材50を受け止める面の状態が、正転時と逆転時とで異なるようにすることにより、回転駆動力が同じ大きさでも動力伝達部材50を介して付勢部材60が受ける力が異なるようにして、正転時と逆転時とで伝達できる回転駆動力の大きさを異なるようにするためである。以下、この点につき詳述する。
図2に示すように、駆動部材30が正転すると、円柱状部材36の外表面にある正転時係合面38−1が、被駆動部材40の内周面44から突出している動力伝達部材50と係合して、動力伝達部材50に矢印Rで示す力を加える。動力伝達部材50は、付勢部材60によって半径方向内側に付勢されるので、動力伝達部材50には矢印Fで示す力が加わる。そして、駆動部材30に係合された動力伝達部材50は貫通孔42の正転時ガイド面42−1に押しつけられるので、正転時ガイド面42−1からの反力として矢印Wで示す力も加わる。
図3に示すように、駆動部材30が逆転したときには、円柱状部材36の外表面にある逆転時係合面38−2が、動力伝達部材50と係合して動力伝達部材50に矢印Rで示す力を加える。また、動力伝達部材50には、正転時と同じように、付勢部材60からの矢印Fで示す力及び貫通孔42の逆転時ガイド面42−2からの矢印Wで示す力がそれぞれ加わる。
駆動部材30が正転又は逆転しているときに、駆動部材30からの回転駆動力がある所定の大きさ以下である間は、駆動部材30の突起部38が動力伝達部材50を外側に押す力が、付勢部材60が動力伝達部材50を内側に押すことができる力よりも小さくなっており、動力伝達部材50は径方向で移動しない。したがって、駆動部材30と動力伝達部材50との係合状態が維持されるので、駆動部材30の回転駆動力はW又はWによって被駆動部材40に伝達されてビットホルダ22をその回転駆動力で回転させる。一方、駆動部材30からの回転駆動力が所定の大きさを超えると、正転時ガイド面42−1又は逆転時ガイド面42−2の方向において、駆動部材30が動力伝達部材50を外側に押す力が、付勢部材60が動力伝達部材50を内側に押す力よりも大きくなって、動力伝達部材50は付勢部材60の付勢力に抗して正転時ガイド面42−1又は逆転時ガイド面42−2の方向で外側に押し込まれる。そうすると、図4に示すように駆動部材30の突起部38が動力伝達部材50が設けられた場所を越え、被駆動部材40に対して空回りをするので、被駆動部材40にはそれ以上の回転駆動力が伝達されなくなる。当該電動スクリュードライバ20は、このようにして、被駆動部材40に駆動連結されたビットホルダ22に伝達される回転駆動力を所定の大きさに制限している。
被駆動部材40の外周面48から内周面44にまで貫通するように設けられた貫通孔42は、上述のように、その貫通孔中心軸線46が回転中心軸線32と交わらないようにされている。好ましくは、駆動部材30の回転中心軸線32と動力伝達部材50の中心とを結ぶ直線Lと、駆動部材30が正転して突起部38が動力伝達部材50に係合した状態(図2)における動力伝達部材50上の突起部38との接点と動力伝達部材50の中心とを結ぶ直線Mとのなす角を角度φとしたときに、直線Lと貫通孔中心軸線46とのなす角θが、角度φよりも小さい角度となるように設定さる(θ<φ)。
ここで、動力伝達部材50が正転時ガイド面42−1に沿って被駆動部材40の外側に押し込まれるときの正転時の回転駆動力Tと、動力伝達部材50が逆転時ガイド面42−2に沿って被駆動部材40の外側に押し込まれるときの逆転時の回転駆動力Tの大きさを比較する。正転時において駆動部材30に回転駆動力Tが生じているときの、動力伝達部材50に印加される力をR、付勢部材60の付勢力をFとすると、正転時ガイド面42−1の方向(貫通孔中心軸線46の方向)での力のつり合いの式は、以下に示すようになる。
Figure 0005859135
逆転時において駆動部材30に回転駆動力Tが生じているときの、動力伝達部材50に印加される力をR、付勢部材60の付勢力をFとすると、逆転時ガイド面42−2の方向(貫通孔中心軸線46の方向)での力のつり合いの式は、以下に示すようになる。
Figure 0005859135
ここで、付勢部材60の付勢力は、正転時と逆転時とで同じであるから、
Figure 0005859135
となる。
よって、上記式(1)から(3)より、
Figure 0005859135
Figure 0005859135
Figure 0005859135
となる。
そして、正転時の回転駆動力Tと力Rとの関係を定数Cを用いて表すと
Figure 0005859135
となる。ここで、回転駆動力により発生する動力伝達部材50への力の大きさは、動力伝達部材50上の突起部38との接触点の回転中心軸線32からの距離と力の方向とにより変化するが、正転時と逆転時における突起部38と動力伝達部材50との接触点の位置及び接触角度はそれぞれ放射軸線28に対して対称であるので、正転時と逆転時とで接触点までの回転中心軸線32からの距離は同じであり且つ力の方向は放射軸線28に対して対称であるので、逆転時の回転駆動力Tと力Rの関係も正転時と同様に、
Figure 0005859135
と表わすことができる。
従って、式(6)から(8)より、
Figure 0005859135
との関係を導くことができる。すなわち、動力伝達部材50を被駆動部材40の外側に向かって押し出すのに必要な回転駆動力は、正転時よりも逆転時の方が大きくなり、当該電動スクリュードライバ20では、ネジを締め付けるときの回転駆動力よりも緩めるときの回転駆動力の方が大きくなる。なお、正転時と逆転時の回転駆動力の差は、式(5)からも分かるように、正転時ガイド面42−1および逆戦時ガイド面42−2の傾き度合い、すなわち貫通孔中心軸線46の傾き度合い(角度θ)によって任意に設定することができる。
このように、本発明に係る電動スクリュードライバ20は、動力伝達部材50をガイドする正転時ガイド面42−1および逆転時ガイド面42−2を斜めに形成することによって正転時と逆転時においで伝達可能な回転駆動力が異なる大きさとなるようにしており、駆動部材30の突起部38を複雑な形状とする必要がないので、部品を比較的に単純な形状とすることができる。
なお、貫通孔中心軸線46が角度θだけ傾くように貫通孔42を形成するとして説明してきたが、図2を僅かに時計回りに回転させた図6に示すように、貫通孔中心軸線46が駆動部材30の回転中心軸線32を通り垂直に延びる線から平行に距離Dだけずれるように貫通孔42を形成するようにしても、結果として同様な形状を得ることができる。実際の製造工程においては、傾き量を設定して切削等で貫通孔42を斜めに形成するよりも、中心からの距離Dを設定して中心からずれた位置で垂直に貫通孔42を形成するようにした方が簡便になる場合が多いと考えられる。
駆動力伝達部材50は、球形状以外に、回転中心軸線32に垂直な平面内における断面が円形となるような他の形状とすることができる。例えば、図7に示すように長手軸線が回転中心軸線32と平行方向となるように配置された円筒状の部材であってもよい。
また、貫通孔42は、図8に示すように、正転時ガイド面42−1と逆転時ガイド面42−2が互いに平行ではないテーパ状の穴とすることもできる。このときの貫通孔中心軸線46(すなわち、貫通孔の横断面の中心を通って貫通孔の長手方向に延びる軸線)は、回転中心軸線32に垂直な平面内における、正転時ガイド面42−1と逆転時ガイド面42−2のそれぞれの延長線42−3、42−4のなす角αの二等分線として規定され、回転中心軸線32とは交わらない方向となる。貫通孔42の正転時ガイド面42−1と逆転時ガイド面42−2の方向をそれぞれ独立して設定することができるので、正転時と逆転時の伝達可能な回転駆動力の設定に、より大きな自由度を持たせることができる。
付勢部材60は、図1に示すように、テーパリング62とバネ64とから構成されている。テーパリング62は、動力伝達部材50と係合する面がテーパ形状となっており、動力伝達部材50が外側に押されたときに、該動力伝達部材50から図で見て右側への力が加えられるようになっている。バネ64はテーパリング62を回転中心軸線32の方向で、図で見て左側に付勢しており、駆動部材30の突起部38により押される動力伝達部材50の位置を放射軸線方向において保持するようになっている。上述のように所定値以上の回転駆動力が加えられると、動力伝達部材50はバネ64による付勢力に抗してテーパリング62を回転中心軸線42方向で右側に押しやりながら貫通孔中心軸線46に沿って外側に移動する。そうすると、円筒状部材70の傾斜面72がボール74を半径方向内方へ押圧し、それにより、パイロットピン保持部材76の傾斜面78が押されて、パイロットピン80が左側に押される。このパイロットピン80の動作により駆動モータの起動スイッチが操作されて、駆動モータが停止するようになっている。このように駆動モータを停止することで、所定値以上の回転駆動力が発生したときに駆動部材が空回りし続けることがなくなるので、ネジ等への余分な負荷を低減すると共に、使用者に対する安全も確保することができる。
本実施形態では、駆動部材30の突起部38が、別部材とされた円柱状部材36をシャフト部34の円筒状外周面35に埋め込むことで形成されているが、突起部38をシャフト部34と一体として形成してもよい。また、突起部38の外表面は円弧状となっているが、正転時係合面38−1と逆転時係合面38−2が突起部38を通る放射軸線29に対して対称な円弧以外の形状としてもよい。または放射軸線29に対して非対称な任意の形状とすることも可能である。
20 電動スクリュードライバ
22 ビットホルダ
24 回転駆動力伝達手段
26 減速機
28 放射軸線
29 放射軸線
30 駆動部材
32 回転中心軸線
34 シャフト部
35 円筒状外周面
36 円柱状部材
38 突起部
38−1 正転時係合面
38−2 逆転字形合面
40 被駆動部材
42 貫通孔
42−1 正転時ガイド面
42−2 逆転時ガイド面
42−3 延長線
42−4 延長線
44 内周面
46 貫通孔中心軸線
48 外周面
50 動力伝達部材
60 付勢部材
62 テーパリング
64 バネ
70 円筒状部材
72 傾斜面
74 ボール
76 パイロットピン保持部材
78 傾斜面
80 パイロットピン

Claims (9)

  1. ドライバビットを固定保持するビットホルダと、駆動源からの回転駆動力をビットホルダに伝達するための回転駆動力伝達手段とを備え、前記ドライバビットを正転及び逆転するようにされた電動スクリュードライバであって、
    前記回転駆動力伝達手段が、
    前記駆動源からの回転駆動力を受けて回転中心軸線を中心に回転駆動される駆動部材と、
    前記駆動部材の周りで前記回転中心軸線を中心に回転可能に配置され、前記ビットホルダに駆動連結されている被駆動部材であって、前記回転中心軸線を基準として半径方向での外周面、内周面、及び前記外周面から前記内周面にまで貫通している貫通孔を有している被駆動部材と、
    前記被駆動部材の前記貫通孔内において移動可能に保持され、前記回転中心軸線に対して垂直な平面における断面が円形とされた動力伝達部材と、
    前記動力伝達部材を、前記動力伝達部材の一部が前記被駆動部材の内周面よりも内側に突出するように、前記半径方向で内向きに付勢する付勢部材と、を有し、
    前記駆動部材は、前記回転中心軸線に沿って延びるシャフト部と、該シャフト部から前記被駆動部材の内周面に向けて前記半径方向で外向きに突出する突起部とを有し、前記駆動部材が前記回転中心軸線を中心に正転及び逆転されたときに、前記突起部が前記動力伝達部材に係合して前記駆動部材の回転駆動力を前記動力伝達部材を介して前記被駆動部材に伝達するようにされており、
    前記貫通孔は、前記駆動部材が正転して前記突起部が前記動力伝達部材に係合したときに該動力伝達部材が押しつけられる正転時ガイド面と、前記駆動部材が逆転して前記突起部が前記動力伝達部材に係合したときに該動力伝達部材が押しつけられる逆転時ガイド面とを有していて、前記回転中心軸線に垂直な平面内において、前記正転時ガイド面と前記逆転時ガイド面との間の中央を通る貫通孔中心軸線が前記回転中心軸線とは交わらないように設けられており、
    所定の回転駆動力以上の力が加わると、前記動力伝達部材が前記突起部により前記付勢部材の付勢力に抗して前記貫通孔内において前記半径方向で外向きに押し出されるようにされた、電動スクリュードライバ。
  2. 前記貫通孔の前記正転時ガイド面と前記逆転時ガイド面とが互いに平行な面である、請求項1に記載の電動スクリュードライバ。
  3. 前記貫通孔の貫通孔中心軸線が、前記駆動部材の回転中心軸線と前記動力伝達部材の中心とを結ぶ直線と、前記駆動部材が正転して前記突起部が前記動力伝達部材に係合した状態における前記動力伝達部材上の前記突起部との接触点と前記動力伝達部材の中心とを結ぶ直線との間に延びるように、前記貫通孔の前記正転時ガイド面及び逆転時ガイド面の向きが設定されている、請求項1または2に記載の電動スクリュードライバ。
  4. 前記突起部は、前記回転中心軸線に平行な軸線を中心とした円弧状面を有し、前記駆動部材が正転及び逆転したときに、該円弧状面が前記動力伝達部材と係合するようにされている、請求項3に記載の電動スクリュードライバ。
  5. 前記シャフト部は、前記回転中心軸線を中心とした円筒状外周面を有し、前記突起部は、前記円弧状面が前記回転中心軸線に平行に延び前記円筒状外周面から前記半径方向で外向きに突出するようにされている、請求項4に記載の電動スクリュードライバ。
  6. 前記突起部は、前記回転中心軸線に平行に延びるようにして前記シャフト部の円筒状外周面に埋め込まれた円柱状部材により形成されており、該円柱状部材の一部が前記円筒状外周面から前記被駆動部材の前記内周面に向けて突出して前記円弧状面を形成している、請求項5に記載の電動スクリュードライバ。
  7. 前記動力伝達部材が球形状である、請求項6に記載の電動スクリュードライバ。
  8. 前記付勢部材が、前記動力伝達部材に当接するテーパ面を有するテーパリングと、前記テーパ面が前記動力伝達部材を前記半径方向で内向きに付勢するように該テーパリングを前記回転中心軸線と平行な方向で押圧するバネとからなっている、請求項7に記載の電動スクリュードライバ。
  9. 前記動力伝達部材が前記半径方向で外向きに押し出されたときに前記テーパリングが前記バネに抗して移動するようにされ、該移動に連動して前記駆動源を停止させる停止スイッチが起動されるようにした、請求項8に記載の電動スクリュードライバ。
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