JP5858951B2 - ロードセル - Google Patents

ロードセル Download PDF

Info

Publication number
JP5858951B2
JP5858951B2 JP2013102273A JP2013102273A JP5858951B2 JP 5858951 B2 JP5858951 B2 JP 5858951B2 JP 2013102273 A JP2013102273 A JP 2013102273A JP 2013102273 A JP2013102273 A JP 2013102273A JP 5858951 B2 JP5858951 B2 JP 5858951B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
load cell
lead wire
load
base
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013102273A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014222207A (ja
Inventor
原田 俊二
俊二 原田
田中 浩二
浩二 田中
達也 坂元
達也 坂元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Advantech Co Ltd
Original Assignee
JFE Advantech Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JFE Advantech Co Ltd filed Critical JFE Advantech Co Ltd
Priority to JP2013102273A priority Critical patent/JP5858951B2/ja
Publication of JP2014222207A publication Critical patent/JP2014222207A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5858951B2 publication Critical patent/JP5858951B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明はロードセルに関し、特にトラックスケールやホッパースケール等の産業用秤に使用する圧縮型ロードセルの高精度化及び小型化を図るものである。
従来より、圧縮型のロードセルとして、図16に示すタイプのロードセルが提供されている。このロードセルでは、ひずみゲージ101を取り付けた略円柱状の弾性体102をケーシング103で支持し、ひずみゲージ101及びひずみゲージ101が構成するブリッジ回路(図示せず)を保護するためにケーシング103の内部103aをダイヤフラム104により気密封止する。
しかしながら、上記のケーシング103を備えた組立構造のロードセルは、弾性体102のケーシング103への接合状態によっては、摩擦によりロードセルの基本性能の1つであるヒステリシスを悪化させる構造上の欠点を有している。そのため、ロードセルの組立時に細心の注意を払う必要があり、高性能を得ることは容易ではなかった。
また、ケーシング103を必要とするため、小型化が困難であるとともに、ケーシング103の分だけコスト高になり、安価なロードセルを提供するには限界があった。これに対して、ケーシングを必要としない、特許文献1のロードセルが提案されている。
特許文献1には、図17に示すように、柱状弾性体110の対向する側面部111に一対の平底円孔112,112を設け、それぞれの底部113,113にひずみゲージ114〜117を取り付けて底部113,113間に起歪部118を設けたロードセル119が開示されている。
このロードセル119では、角柱状弾性体110の上下両端部に、角柱状弾性体110の主軸L1と同軸に荷重着力部120及び支持部121が設けられている。荷重着力部120及び支持部121の主軸L1に垂直な断面積は、柱状弾性体110の主軸L1に垂直な断面の最大断面積に対して1割から3割の比率に設定されている。
角柱状弾性体110の側面部111には、主軸L1方向の応力が零或いは零に近い応力が無視できる部位があり、該部位から平底円孔112に向けて、平底円孔112の上端又は下端にほぼ接するようにリード線取出孔122が形成されている。そして、リード線取出孔122の開口部にリード線取出金具が取り付けられ、リード線がリード線取出金具を通して取り出されるように構成されている。このロードセル119はケーシングを必要としないため、小型化が可能である。一方、この構造の比較的荷重容量の大きいロードセルを用いた場合、高精度な測定結果が得られる。しかし、以下に説明する技術課題があった。
前記構造の比較的荷重容量の小さいロードセルでは、角柱状弾性体110の寸法が全体的に小さくなることによって、主軸L1方向の応力が零或いは零に近い応力が無視できる部位がひずみゲージ114〜117の取付位置と比較的近接する。また、リード線取出孔122が柱状弾性体110内の力の流れ(力の伝達経路)を横断して妨げるため、これによって誤差が生じるおそれがあり、高精度な計量の実現に限界があった。また、リード線取出金具をリード線取出孔122に螺子嵌合で取り付ける場合、ヒステリシスの悪化を防止するため、締付トルクの注意深い管理が必要であった。また、リード線取出孔122の形成により柱状弾性体110の形状が非対称となるため、例えば、若干傾斜して設置された場合、垂直設置の場合と比較して出力が変化する傾向がある。そのため、設置上の注意が必要であり、設置調整に時間を要した。
一方、両端が球面の圧縮型ロードセルを使用した産業用秤では、計量物の載せ降ろしでロードセルが揺れることにより主軸回りに回転し、接続ケーブルを引っ張って破損することがある。そのため、適切なロードセルの回り止め対策が必要である。
図18に従来技術での回り止めの一例を示す。この回り止めは、柱状弾性体130の側面部131に水平に突出する回り止めピン132を、取り付け荷重受金具取付板133に取り付けたL字状の回り止め金具134のU字溝135に、両者の間に適切な隙間を保って嵌合させる構造を有する。この構造により、ロードセル136が主軸L2回りに回転することを防止している。
ロードセル136では、回り止めピン132と回り止め金具134が接触すると、接触摩擦力が回り止めピン132を介してロードセル136の荷重軸方向に作用する。このことと、回り止めピン132位置が起歪部のひずみゲージ接着位置に比較的近いこと、及びリード線取出孔と同様の、柱状弾性体130を非対称に形成することとにより、計量精度に影響が生じるという問題がある。したがって、計量精度に影響しない簡便な回り止めが望まれている。
特許文献1のロードセルに対してリード線取出金具の計量精度への影響を改善する目的で、特許文献2のロードセル(図19)が提案されている。
このロードセル140では、起歪体本体141に起歪体本体141から遊離するように固設された固定板142にリード線取出金具143が設けられている。そして、起歪体本体141に形成された平底円孔144の底部の歪ゲージ145からのリード線146が、平底円孔144の開口部、リード線取出金具143を通して外部に取り出されている。このロードセル140では、密閉性を確保するため、全体がゴム又は合成樹脂製の可撓性カバー147で覆われている。しかしながら、これらの可撓性カバー147は光酸化劣化やオゾン劣化の経年劣化を起こすため、風雨に曝されたり、結露を起こしやすい環境では耐久性に問題がある。
一方、固定板142は、取付手段148を介して上部の荷重受け(荷重着力部)149に片端が支持される構造である。そのため、機械振動や衝撃の大きい場所では固定板142や取付手段148等に過大なモーメントが繰り返し作用する可能性があり、耐久性上の問題があった。また、リード線146及びリード線保護チューブ150を介してロードセル140の起歪部151に外力が伝わる構造のため保護チューブ150の外部での固定方法によっては計量誤差の原因になることがあった。
特開平4−216426 特開平8−94421 特開平1−94234
本発明は、柱状弾性体のロードセルにおいて、リード線取出金具取付の影響を小さくして高精度化を実現するとともに、小型化を実現することを第1の課題とする。また、ロードセルの取付姿勢の影響を低減することを第2の課題とする。また、計量精度に影響しない簡便な回り止めが容易に実現できる構造を提供することを第3の課題とする。
前記課題を解決するため、本発明のロードセルは、柱状弾性体の対向する側面部に該柱状弾性体の主軸方向に対して垂直に一対の平底円孔を設けて、その底部の間に前記主軸と同軸に起歪部を構成し、該起歪部の両側となる平底円孔の底部にひずみゲージをそれぞれ取り付けたロードセルであって、前記柱状弾性体の頂部に前記主軸と同軸に突出し、端部に球面が形成された荷重着力部を設け、前記柱状弾性体の底部に前記主軸に対して直交する方向の最大断面積を有する概略円形状の第1の基部を設け、該第1の基部から前記主軸と同軸に突出し、端部に球面が形成された支持部を設け、前記第1の基部の側面に前記平底円孔と同軸方向に延びるリード線取出孔を設け、前記リード線取出孔と連通し、かつ前記第1の基部の底面側から前記平底円孔の下端に達するように削孔されたリード線孔を設けるようにした。
この構成によれば、柱状弾性体の上下端面を球面にしているので、荷重が負荷された場合の接触面積を小さくすることができ、力の伝達経路が外周部に広がることを抑制できる。また、柱状弾性体の最大断面積を有する基部を設け、基部の外周部を平底円孔の開口部より外側に突出させているので、基部外周部上の歪を小さくできる。そして、基部外周上にリード線取出孔を設けることができるので、リード線取出金具取付の影響を小さくして高精度化を実現できる。また、ケーシングを必要としない一体型であるため、小型化が可能である。また、ロードセルの取付姿勢の影響を低減することができる。高精度で耐久性に優れた安価なロードセルを提供することができる。
前記対向する側面部はそれぞれ平面部であり、該平面部間の間隔は前記第1の基部の外径より小さいことが好ましい。この構成によれば、柱状弾性体の基部より上方の側面に、互いに対向する平面部を設けているので、起歪部周辺の柱状弾性体の断面積の変化を小さくすることができ、均一な歪みを得ることができる。また、起歪部の歪みを増加させて高精度化を実現できる。また、リード線取出金具の取り付け位置を、平面部に対して突出した基部の外周面に設けることができる。したがって、リード線取出金具取付の影響を小さくしてロードセルの高精度化を実現できる。平底円孔の開口部の形状を平面状に形成でき、組立作業の容易化を実現できる。
前記第1の基部と前記起歪部の間に前記第1の基部の断面積より小さい絞り部を設けることが好ましい。この構成によれば、絞り部の外径や幅を適切に設定することにより、荷重着力部に負荷された力が起歪部の外周部を流れることを抑制して、主軸付近を多く流れるようにすることができ、直線性の良いロードセルを得ることができる。
前記リード線孔は、上方に向かうにつれて前記主軸側に接近するように傾斜していることが好ましい。この構成によれば、起歪部から支持部へ伝達される力の流れが妨げられることを回避できる。また、リード線孔の上端が平底円孔内部で起歪部に近接しているので、起歪部のひずみゲージのリード線をリード線孔から、気密性を確保して、容易に取り出すことができる。
前記支持部の下端と前記リード線取出孔の開口部中心との間の水平距離をc、高さをhとしたとき、前記第1の基部の側面のh/c<1となる範囲に前記リード線取出孔の開口部を設けることが好ましい。この構成によれば、支持部の下端とリード線取出孔の開口部中心との間の水平距離をc、高さをhとしたとき、基部の側面のh/c<1となる範囲に、すなわち、支持部球面先端から仰角の浅い位置にリード線取出孔の開口部を設けることにより、リード線取出金具取付の影響を小さくしてロードセルの高精度化を実現できる。
前記平底円孔の軸に直交する水平方向の前記絞り部の幅をa、前記第1の基部の外径をAとしたとき、0.6<a/A<0.85の関係式を満たすことが好ましい。この構成によれば、荷重着力部に負荷された力が起歪部の外周部を流れることを抑制して、主軸付近を多く流れるようにすることができ、直線性の良いロードセルを得ることができる。
前記平底円孔の軸と前記主軸を含む面に対して左右対称となるように前記第1の基部の底面に設けられた1対の回り止め用穴と、前記支持部を受ける荷重受け金具に設けられ前記第1の基部の1対の回り止め用穴に隙間をあけて挿通可能な1対の回り止めピンとを有する回り止めを備えることが好ましい。この構成によれば、基部に回り止め用穴を設けて、荷重受け金具から突出させたピンを適切な隙間を保って嵌合させる簡単な構造で、両端が球面の柱状ロードセルが使用中に主軸回りに回転することを容易に防ぐことができる。したがって、計量精度に影響しない簡便な回り止めを容易に実現できる。
前記荷重着力部の基端に前記第1の基部の断面積と同じ断面積を有する概略円形状の第2の基部をさらに設けることが好ましい。この構成によれば、ロードセルを概略上下対称の形状に形成することにより、加工量を減少しつつ良好な荷重特性を得ることができる。
本発明によれば、柱状弾性体のロードセルにおいて、リード線取出金具取付の影響を小さくして高精度化を実現するとともに、小型化を実現することができる。特に、ロードセルの取付姿勢の影響を低減することができる。すなわち、ケーシングを必要としない一体型であるため、小型化が可能で高精度で耐久性に優れた安価なロードセルを提供することができる。ロードセルを左右対称の形状に形成することにより、傾斜設置時の出力の変化を抑えて良好な荷重特性を得ることができる。
本発明にかかるロードセルの斜視図。 本発明にかかるロードセルを示す正面図。 本発明にかかるロードセルを示す側面図。 本発明にかかるロードセルの取付状態を示す一部断面図。 図2のV−V線断面図。 図2のVI−VI線断面図。 図2のVII−VII線矢視図。 本発明にかかるロードセルの気密手段を示す断面図。 本発明にかかるロードセルの他の気密手段を示す断面図。 本発明にかかるロードセルの内部の力の流れを示す正面図。 本発明にかかるロードセルの内部の力の流れを示す側面図。 本発明にかかるロードセルの下側基部断面の応力分布図。 下側基部の外径に対する下側絞り部の外径の割合である絞り率と直線性との関係を示す図。 本発明にかかるロードセルの変形例を示す正面図。 本発明にかかるロードセルの変形例を示す側面図。 従来の圧縮型ロードセルを示す断面図。 従来の圧縮型ロードセルを示す断面図。 従来の圧縮型ロードセルを示す斜視図。 従来の圧縮型ロードセルを示す断面図。
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
図1ないし図4は、本発明にかかるロードセルを示す。ロードセル10は、ロードセル本体11、気密部材36、リード線取出金具38、及びケーブル39を備えている。
ロードセル本体11は、丸鋼から旋削加工により形成された略円柱状弾性体である。ロードセル本体11は、主軸(Y軸)と同軸に配置された上側基部12、検出部13、及び下側基部14を備えている。なお、主軸とは、厚さ(高さ)方向と直交する方向の断面の図心を繋いだ直線である。
上側基部12は、所定の厚さ及び最大断面積を有し、概略円形状に形成されている。上側基部12は、主軸と同軸に上方に突出し、荷重受金具取付板15に取り付けられた上側荷重受金具16の凹部16aに端部が受け入れられる荷重着力部17を備えている。荷重着力部17は、略円柱状であり、その端部は球面17a状に形成されている。なお、概略円形状は、実質的に円とみなせる楕円も含む。
検出部13は、荷重着力部17の端部と後述する支持部18の端部との間の略中央に位置し、荷重着力部17が受けた荷重に相関して歪みを発生させる起歪部19を備えている。検出部13は、外形が略直方体状の立体である。検出部13の側面は、Z軸方向の対向する両側面が平面部20,20で形成され、Z軸方向に直交するX方向の両側面が曲面部21,21で形成されている。図5に示すように、曲面部21,21間の長さはAであり、平面部20,20間の長さはbである。平面部20,20間の長さbは、曲面部21,21間の長さAより短く、検出部13の断面形状は、扁平形状である。平面部20のZ軸方向の幅は、後述する上側絞り部22、及び下側絞り部23のZ軸方向の幅と略同じである。
平面部20,20の略中央には、互いに同軸(主軸方向に対して垂直なZ軸方向の軸)に配置された平底円孔24,24が設けられている。平底円孔24,24の底部25,25間の部分は起歪部19を構成し、主軸上に配置されている。起歪部19には、平底円孔24の底部25,25間を貫通する1対のひずみゲージ26,27,28,29のリード線用貫通孔25a,25aが設けられている。1対のリード線用貫通孔25a,25aは、平底円孔24の底部25の中心から斜め下45度方向で円周のやや内側に、主軸に対して左右対称に配置されている。
起歪部19の両側面である平底円孔24の底部25,25の中心部には、それぞれ、主軸方向と主軸と直交するX軸方向の歪を検出するひずみゲージ26〜29が取り付けられている。ひずみゲージ26〜29のリード線(図示せず)はリード線用貫通穴25aを通して結線され、平底円孔24内部にホイートストンブリッジ回路(図示せず)が形成されている。
平面部20,20の平底円孔24,24の外周部分には、金属製ダイヤフラム(気密部材)36を溶接により取り付けるためのダイヤフラム取り付け溝30が設けられている。
検出部13と上側基部12とは、上側絞り部22を介して繋がっている。また、検出部13と下側基部14とは、下側絞り部23を介して繋がっている。図6に示すように、上側絞り部22及び下側絞り部23は、それぞれ、上側基部12及び下側基部14の外径Aより小さい、すなわち基部12,14の断面積より小さい外径dの円形断面に加工され、さらにX方向に幅a、Z方向に幅bで平面加工されている。絞り部22,23は、上下端面から基部12,14の外径(φA)の概略半分の距離Sの位置に、主軸と同軸に配置されている。
下側基部14は、ロードセル本体11の底部に配置されている。下側基部14は、所定の厚さ(上側基部12と同じ厚さ)、及び最大断面積を有し、概略円形状に形成されている。下側基部14は、主軸と同軸に下方に突出し、荷重受金具取付板31に取り付けられた下側荷重受金具32の凹部32aに端部が受け入れられる支持部18を備えている。支持部18は、略円柱状であり、その端部は球面18a状に形成されている。
下側基部14の側面に、平底円孔24の直下に位置し平底円孔24と同軸方向(Z軸方向)に所定の深さjを有するリード線取出孔33が設けられている。ロードセル本体11には、下側基部14の底面の開口43から下側基部14及び下側絞り部23を通って平底円孔24の下端の開口44に達するように削孔されたリード線用斜孔34が設けられている。リード線用斜孔34は、中間部分の連通部45でリード線取出孔33と連通している。リード線用斜孔34の開口43は、Z軸方向において、平面部20よりも外側に配置されている。リード線用斜孔34は、後述する起歪部19から支持部18への力の流れを妨げない範囲で、上方に向かうにつれて主軸側に接近するように傾斜している。
図7に示すように、下側基部14の底面の、平面部20に対する主軸を含む直交面(YZ面)すなわち、平底円孔24の軸と主軸を含む面に対して左右対称位置に、1対の回り止め用穴35,35が設けられている。回り止め用穴35は、図10に示すように、前記起歪部19から支持部18への力の流れを妨げない範囲で、下側基部14の主軸から離れた外周部付近に設けられている。回り止め用穴35,35には、下側荷重受金具32に取り付けられた1対の回り止めピン41,41が隙間をあけて挿通される。回り止め用穴35は、ロードセル10が傾斜した場合であっても、回り止めピン41の頭部と接触しない深さになっている。
図8に示すように、平底円孔24,24の開口部には、それぞれ気密部材として金属製ダイヤフラム36が溶接または接着されている。
リード線用斜孔34の下端近傍には、開口部を閉塞する栓部材37が設けられている。栓部材37によって気密封止されたリード線用斜孔34、及び金属製ダイヤフラム36によって気密封止平底円孔24には、不活性ガスが封入されている。
リード線取出孔33には、リード線取出金具38が嵌合して取り付けられている。リード線取出金具38は、ホイートストンブリッジ回路(図示せず)からリード線用斜孔34、及びリード線取出孔33の内部に配線した出力リード線(図示せず)を引き出す貫通孔を備えている。この貫通孔は栓部材を構成するハーメチックシール46によりシールされ、平底円孔24内部が気密封止状態に保持されている。
ケーブル39は、荷重指示計(図示せず)とホイートストンブリッジ回路のリード線(図示せず)とを接続するために設けられている。ケーブル39の端部とロードセル本体11のリード線取出金具38とは、ケーブル接続箱40を介して接続されている。ケーブル39は、パッキン押えねじで締め付けられたパッキンによりケーブル接続箱40に固定され、外部からの気密状態が保持されている。
本発明のロードセル10に力が作用した場合のロードセル内部の力の流れ(力の伝達経路)について説明する。
図10、図11に示すように、ロードセル本体11の上下両端に主軸と同軸に端部が球面17a,18aの荷重着力部17及び支持部18を設けているので、上下両端では集中荷重となる。荷重着力部17で受けた力は、主軸(Y軸)に沿ってロードセル本体11の外周方向に広がりながら、起歪部19を通り、支持部18の球面先端部で収斂するように伝達される。荷重着力部17及び支持部18の主軸近傍では応力が高くなる。一方、基部12,14の外周部では、この部位が平底円孔24の開口部の平面部20及び絞り部22,23より外側に独立して突出しているため(ΦA>b、ΦA>a)、変形が小さく応力は低くなる。
この応力分布を考慮して、ロードセル本体11の基部12,14側面で応力が小さく、従って歪の小さい部位にリード線取出孔33を設定することが可能となる。
ロードセル10の荷重負荷状態での応力分布は有限要素を使用して確認することができる。図12に、下側基部14の対称面(YZ平面)における断面と、その稜線ef、eg上のミーゼス応力分布の有限要素解析例を示す。解析条件は以下の通りである。
柱状弾性体:丸鋼
荷重:20000kgf
下側基部14の外径A:90mm
支持部18の端部と下側基部14外周部上面との間の長さy1:40mm
支持部18の端部と平底円孔24軸線との間の長さy2:90mm
応力は下側基部14の底面外周稜線上の“e”で最小値となり殆ど零となる。側面では“e”から“f”に向かってほぼ直線的にやや増加し、“f”でσ(f)=1.7kgf/mmとなる。底面では主軸に近い位置で大きくなり“g”でσ(g)=6kgf/mmとなる。リード線取出孔33付近の応力は、理想的には“e”付近の零が望ましいが、側面のσ(f)(=1.7kgf/mm)は起歪部19の応力の1/20程度であり十分小さい。
これらの知見から、本発明では、応力が小さい部位として、支持部18の球面18a先端を座標原点とし、支持部18の球面18a先端と、リード線取出孔33の開口部中心との間の水平距離をc(=A/2)、高さをhとしたとき、下側基部14側面のh/c<1、従ってh/A<0.5となる範囲(座標原点からの仰角θが45°未満の範囲、すなわち前述した起歪部19から支持部18への力の流れを妨げない範囲)にリード線取出孔33の開口部を設けている(図11)。
リード線用斜孔34は、下側基部14底面の外周寄りの位置から斜め上方に、ロードセル10内部の力の流れを横断することなく、主軸から離れて平底円孔24の下端に達するように削孔している(図11)。
ロードセル10に作用する力の一部は、平底円孔24の外周部(起歪部19外周部)を伝って伝達される(図10の破線の矢線で示す力の流れ)。この起歪部19外周部への力の流れの割合は絞り部22,23のX方向の幅aを変えることによって調節できる。絞り部22,23の幅aを適切に狭めることにより力の流れが起歪部19の外周部へ広がるのを抑制できる。これにより、起歪部19を流れる力の割合を増やすことができ、ロードセル10の荷重特性を改善することができる。
例えば、ロードセル10が若干傾斜して設置された場合、上下の荷重受金具16,32と荷重着力部17及び支持部18の球面接触位置が主軸からずれた偏荷重が生じる。絞り部がない形状及び絞り部22,23の幅aが広すぎる場合、起歪部19外周部を伝って伝達される力が増加し起歪部19を流れる力の割合が減少するため、計量誤差が大きくなる。絞り部22,23の幅aを適切に狭め、起歪部19を流れる力の割合を増やすことにより、傾斜による計量誤差影響を小さくして、ロードセル10の高精度化を実現できる。
また、上下の荷重受金具16,32と荷重着力部17及び支持部18の球面の接触は厳密には点接触ではなく、弾性変形を伴う面接触となり、荷重の大きさによって、接触面積も変化し荷重分布状態も変化する。この荷重分布状態の変化により、起歪部19と起歪部19外周部を伝って伝達される力の割合が変化し計量誤差が生じる。この場合も絞り部22,23の幅aを適切に設定することにより、同様に荷重着力部17及び支持部18の接触状態の影響による検出荷重の変化を小さくし、直線性の良い荷重特性を得ることができる。
本発明の絞り部22,23と類似の絞り部を備えた構造のロードセルは既存技術(例えば特許文献3)で開示されている。しかし、本発明のロードセル10は、平底円孔24の軸に直交する水平方向の絞り部22,23の幅aと基部12,14の外径ΦA(または起歪部19外周部の外径ΦA)の比率(a/A)を考慮して設計されている。これにより、絞り部22,23の幅aを0.6<a/A<0.85の範囲に設定することで、荷重特性において良好な直線性が実験的に得られている(図13)。すなわち、機種1(定格荷重200kN、基部12,14の外径ΦA=94mm)、機種2(定格荷重500kN、基部12,14の外径ΦA=109mm)、及び機種3(定格荷重1MN、基部12,14の外径ΦA=109mm)のいずれの条件においても、荷重特性において良好な直線性が実験的に得られている。この範囲内では直線性が絞り率(a/A)とほぼ比例的に変化し、a/Aが小さい程良好な直線性が得られるが、ヒステリシスがやや増加(悪化)する傾向がある。絞り部22,23の幅aをa/Aの下限値以下にすることは可能であるが、aが小さ過ぎると絞り部22,23に過度の応力集中が生じヒステリシス悪化の原因になり、強度低下が問題となる。また、絞り率(a/A)が小さい程、加工量が増加し、コストアップとなる。一方、絞り率(a/A)が大き過ぎると直線性は悪化する。これらを考慮して、本発明のロードセル10における適切な絞り率(a/A)の値を決定する。
本発明のロードセル10では、平底円孔24の開口部の側面部に、基部12,14の外径(φA)より小さく、絞り部22,23の外径dと同程度の幅bの平行な平面部20を形成している。これにより、リード線取出孔33を平面部20に対して、基部12,14の外側の突出した位置に設けることができ、平面部20において、リード線取出孔33の開口部位置の変形や応力の影響を小さくする効果がある。
また、本発明では、市販部材として入手容易な丸鋼から安価に製作することを前提に一体型で高精度なロードセル10を実現している。具体的には、本発明のロードセル10は、以下の利点を有する。
第1に、平底円孔24開口部周辺に平面部20を形成しているので、平面部20,20間のひずみゲージ26〜29の接着位置周辺で、断面積の変化を小さくすることができ、均一な歪みを得ることができる。
第2に、平底円孔24の深さ方向のロードセル10の厚み(図11のb寸法)を小さくして、すなわち、検出部13の断面形状を扁平形状に形成して起歪部19の歪を増加させ、ロードセル10の高精度化を実現できる。
第3に、円柱側面の表裏に平面部20を形成し、そこに平底円孔24を削孔するので、平底円孔24の開口部を平面上に形成できる。これにより、円柱側面に直接、平底円孔24を削孔して開口部が3次元の曲線で形成されることを回避できる。平底円孔24の開口部はひずみゲージ26〜29の接着、内部配線後、金属ダイヤフラム36を穴の表面に溶接して密閉するため、作業を容易にすることができる。
第4に、ひずみゲージ26〜29接着や内部配線作業等の机上作業において、平面部20を利用してロードセル10を載置し、ロードセル10の姿勢を安定させることができ、作業を容易にすることができる。
図4に本発明に係るロードセル10の取付状態を示す。ロードセル10は、荷重着力部17を上側荷重受金具16の凹部16aに収容し、支持部18を下側荷重受金具32の凹部32aに収容して、上側荷重受金具16と下側荷重受金具32との間に設置する。その際、下側荷重受金具32の回り止めピン41は、回り止め用穴35に適切な隙間を保って挿通した状態にする。上側荷重受金具16は、荷重受金具取付金板15を使用して、計量機積載台やホッパー側にボルトで固定する。一方、下側荷重受金具32も、荷重受金具取付金板31を使用して基礎側の架台等にボルトで固定する。このようにして、ロードセル10が主軸回りに回転することを防止している。
回り止めピン41の側面と回り止め用穴35の内壁とが接触すると、接触摩擦力が回り止め用穴35の内壁に荷重軸方向に拘束力として作用する。回り止め用穴35に作用する接触摩擦力は、支持部18の主軸付近に作用する集中荷重に比べて十分小さく、しかも、力の作用位置は、ロードセル10の起歪部19の歪検出位置から十分離れている。そのため、影響は無視できるほど十分小さくなる。また、本発明のロードセル10では、1対の回り止めピン41,41の間隔を広く取っているため、ロードセル10の回転を阻止する抗力は小さくなる。そして、荷重軸方向に作用する接触摩擦力も小さくなる。
このことはサンブナンの原理(弾性体に作用している力をこれと等価な力やモーメントに置き換えても、これらの作用位置から十分離れた場所における応力状態は変化しない)からも推測できる。図18の従来のロードセル136がリード線取出金具137と回り止めピン132を起歪部外周部である側面部131に備えているのに対して、本発明のロードセル10はこれらが起歪部19から十分離れた下側基部14にあり、しかも起歪部19との間に絞り部23を設けている。そのため、リード線取出金具137の取付や回り止めピン132との接触による計量誤差を小さくできロードセル10の高精度化を実現できる。また、これらはYZ平面に対して左右対称の形状としているので、傾斜設置時の出力の変化を抑えて良好な荷重特性を得ることができる。
実施例では柱状弾性体は丸鋼を使用し、これを機械加工している。丸鋼は市販されているサイズも豊富で入手も容易である。また、近年はミーリング機能を持った複合自動旋盤が使用され、ワンチャック加工により効率的な加工が可能になっている。実施例のロードセル10は部品点数が少なく、この加工に適した形状である。従って、加工時間を短縮し、かつ安価なロードセルを提供することが可能となる。
また、ロードセル10は、丸鋼の両端面に、旋削加工で荷重着力部17および支持部18を突出させ、両端面を球面としている。この球面形状は荷重が負荷された場合、接触面積を小さくして、力の伝達経路が外周部に広がることを抑制し、荷重着力部17から主軸(Y軸)に沿って荷重を支持部18に伝達するのに有効である。
本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば図9に示すロードセル10は上記した実施例と同様の構成であり、実施例のダイヤフラム36の代わりに起歪部19の変形に影響を与えないゴム状の気密封止材42により平底円孔24内部を気密封止し、栓部材37としてハーメチックシールの代わりにゴムパッキン及びパッキン押えねじでケーブル39を押え込んでリード線取出孔33の開口部を封止する構成としている。このロードセル10は屋内用等使用環境の厳しくない用途に適用可能である。
また、図14,15に示すように、ロードセル10は、下側基部14のみ設けたものであってもよい。この構成によれば、ロードセル10の高さ寸法を低減し、製品の軽量化が実現できる。
上記実施例のロードセル10は円柱状弾性体(丸鋼)から加工成形しているが、略角柱状弾性体から加工成形したものであってもよい。また、絞り部22,23の断面形状は、図6に示す他、円形や楕円形であってもよい。
10 ロードセル
11 ロードセル本体
12 上側基部
13 検出部
14 下側基部
15 荷重受金具取付板
16 上側荷重受金具
16a 凹部
17 荷重着力部
17a 球面
18 支持部
18a 球面
19 起歪部
20 平面部
21 曲面部
22 上側絞り部
23 下側絞り部
24 平底円孔
25 底部
25a リード線用貫通孔
26 ひずみゲージ
27 ひずみゲージ
28 ひずみゲージ
29 ひずみゲージ
30 ダイヤフラム取り付け溝
31 荷重受金具取付板
32 下側荷重受金具
32a 凹部
33 リード線取出孔
34 リード線用斜孔
35 回り止め用穴
36 金属製ダイヤフラム(気密部材)
37 栓部材
38 リード線取出金具
39 ケーブル
40 ケーブル接続箱
41 回り止めピン
42 気密封止材
43 開口
44 開口
45 連通部
46 ハーメチックシール

Claims (8)

  1. 柱状弾性体の対向する側面部に該柱状弾性体の主軸方向に対して垂直に一対の平底円孔を設けて、その底部の間に前記主軸と同軸に起歪部を構成し、該起歪部の両側となる平底円孔の底部にひずみゲージをそれぞれ取り付けたロードセルであって、
    前記柱状弾性体の頂部に前記主軸と同軸に突出し、端部に球面が形成された荷重着力部を設け、
    前記柱状弾性体の底部に前記主軸に対して直交する方向の最大断面積を有する概略円形状の第1の基部を設け、
    該第1の基部から前記主軸と同軸に突出し、端部に球面が形成された支持部を設け、
    前記第1の基部の側面に前記平底円孔と同軸方向に延びるリード線取出孔を設け、
    前記リード線取出孔と連通し、かつ前記第1の基部の底面側から前記平底円孔の下端に達するように削孔されたリード線孔を設けたことを特徴とするロードセル。
  2. 前記対向する側面部はそれぞれ平面部であり、該平面部間の間隔は前記第1の基部の外径より小さいことを特徴とする請求項1に記載のロードセル。
  3. 前記第1の基部と前記起歪部の間に前記第1の基部の断面積より小さい絞り部を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載のロードセル。
  4. 前記リード線孔は、上方に向かうにつれて前記主軸側に接近するように傾斜していることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のロードセル。
  5. 前記支持部の下端と前記リード線取出孔の開口部中心との間の水平距離をc、高さをhとしたとき、前記第1の基部の側面のh/c<1となる範囲に前記リード線取出孔の開口部を設けたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のロードセル。
  6. 前記平底円孔の軸に直交する水平方向の前記絞り部の幅をa、前記第1の基部の外径をAとしたとき、
    0.6<a/A<0.85
    の関係式を満たすことを特徴とする請求項3に記載のロードセル。
  7. 前記平底円孔の軸と前記主軸を含む面に対して左右対称となるように前記第1の基部の底面に設けられた1対の回り止め用穴と、前記支持部を受ける荷重受け金具に設けられ前記第1の基部の1対の回り止め用穴に隙間をあけて挿通可能な1対の回り止めピンとを有する回り止めを備えることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載のロードセル。
  8. 前記荷重着力部の基端に前記第1の基部の断面積と同じ断面積を有する概略円形状の第2の基部をさらに設けたことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載のロードセル。
JP2013102273A 2013-05-14 2013-05-14 ロードセル Active JP5858951B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013102273A JP5858951B2 (ja) 2013-05-14 2013-05-14 ロードセル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013102273A JP5858951B2 (ja) 2013-05-14 2013-05-14 ロードセル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014222207A JP2014222207A (ja) 2014-11-27
JP5858951B2 true JP5858951B2 (ja) 2016-02-10

Family

ID=52121791

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013102273A Active JP5858951B2 (ja) 2013-05-14 2013-05-14 ロードセル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5858951B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113607323A (zh) * 2021-07-26 2021-11-05 中国船舶重工集团公司第七0三研究所 一种带有导线引出模块的测力环

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113607323A (zh) * 2021-07-26 2021-11-05 中国船舶重工集团公司第七0三研究所 一种带有导线引出模块的测力环

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014222207A (ja) 2014-11-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3128305B1 (en) A hermetic pressure sensor
JPWO2006006670A1 (ja) 荷重センサ
JP5926858B2 (ja) 圧力検出器の取付け構造
CN105444943B (zh) 用于检测流体介质的压力的传感器
JP5590822B2 (ja) 圧力センサ装置
JP5858951B2 (ja) ロードセル
US8616067B2 (en) Pressure sensor assembly
CN106289634A (zh) 一种用于压力传感器封装的金属外壳组合
JP4546463B2 (ja) 燃料噴射装置用の圧力センサ装置
KR102169778B1 (ko) 측정 챔버 내 유체 매체의 압력을 검출하기 위한 압력 센서 장치
JP6838461B2 (ja) 油圧センサ取付構造
EP1783465A1 (en) A device and apparatus for holding a transducer
JP6346052B2 (ja) ロードセル
CN207763855U (zh) 压力检测芯片和压力传感器
US7895897B2 (en) Sensor assembly and use of a sensor assembly
JP6696026B1 (ja) ロードセル
WO2019208127A1 (ja) 半導体装置及び電子機器
JP4089895B2 (ja) 渦流量計
CN210089906U (zh) 一种法兰式全密封张力传感器
JPS6159234A (ja) 壁面摩擦応力計
CN210464700U (zh) 一种仪表减震装置
JP6958533B2 (ja) 振動式センサ装置
JP2008039585A (ja) センサ装置の取付構造
JP4910850B2 (ja) センサ取付構造
JPS5873835A (ja) 圧力伝送器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141216

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151105

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151117

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151215

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Ref document number: 5858951

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150