JP5857430B2 - 水系への薬注制御方法 - Google Patents

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本発明は、水系へのスライムコントロール剤の薬注を制御する方法に関する。
冷却水系、ガス処理用スクラバー水系、紙パルプ製造工程水系、膜分離システム水系などにおいて薬注を適切に行うには、水系のスライム発生状況を検知する必要がある。
スライム量を光学的手法によりモニタリングして薬注制御する方法として、特許文献1(特開2004−113981)には、循環水系の流路の一部となる筒状の測定室と水の流れと直角方向に測定室をはさんで発光部および受光部を配置し、受光部からの電気信号を測定データとして演算処理してスライム防止剤添加手段を制御することが記載されている。
この特許文献1の方法では、スライムが水系において増加する傾向なのか、減少する傾向なのかは長期の経時的データで判断しなくてはならない。また、付着物が生物か非生物かを区別できないため、薬注精度が劣る。
特許文献2(特表2003−519390)には、菌の代謝を測定する方法を利用したモニタリング法として蛍光染料の添加によって、産業用水システムにおける浮遊性及び付着性微生物個体群をモニタリングする方法が記載されている。
この方法では、反応前の蛍光物質と反応後の蛍光物質の測定、そしてその比率の演算を実施している。そのため、現場には高価な蛍光測定装置、演算装置の設置、および、それらへ系内の循環水を取り入れる流路、廃液を流す流路、蛍光物質の流入させる流路、ポンプ、供給する蛍光物質を入れるタンクなどの設備が必要である。これらは多大な初期投資、維持投資、場所の確保を必要とする。
特開2004−113981 特表2003−519390
本発明は、簡易な設備、方法によって水系のスライム傾向を的確に判断して適切なスライムコントロール剤の薬注制御を行うことができる薬注制御方法を提供することを目的とする。
請求項1の薬注制御方法は、水系にスライムコントロール剤を添加するスライムコントロール剤の薬注制御方法において、付着物の呼吸活性を測定し、付着物の生物量あたりの呼吸活性を算出し、この付着物の生物量あたりの呼吸活性が所定範囲内となるように薬注することを特徴とするものである。
請求項2の水系への薬注制御方法は、請求項1において、呼吸活性はデヒドロゲナーゼ活性であることを特徴とするものである。
付着微生物の場合、増殖した菌体のうちの一部が残留して微生物層を形成する。そのため、付着微生物の増減は増殖の有無が支配因子と考えることができる。
デヒドロゲナーゼの反応は電子転移反応、水素化物イオンH−転移反応、水素転移反応に分けられる。多種類の酵素が知られており、代謝中間体の酸化・還元、呼吸・発酵、膜電位の維持、能動輸送に関するものもある。呼吸は微生物増殖に欠かせないことから、この呼吸活性が微生物増殖の判断指標として有効である。
本発明者は、種々研究を重ねた結果、水系に付着した付着物の生物量あたりの呼吸活性が増加すると、その後生物量が増加し、逆に付着物の生物量あたりの呼吸活性が低下すると、その後生物量が減少することを見出した。
本発明は、かかる知見に基づき、付着物の生物量あたりの呼吸活性が所定範囲となるように薬注することにより、水系の生物量を所定量以下とするものである。
本発明によれば、水系で実際にスライムの増減が始まる前にスライムコントロール剤の薬注量を制御することにより、例えば次の1)〜3)の効果を得ることができる。
1) スライムを抑制したい系においては、殺菌剤・抑制剤の、過剰注入、過少注入を避けることができる。
2) スライムを増やしたい系においては、基質の過剰添加、過少添加を避けることができる。
3) スライムを抑制したい系においては、スライムを薄い状態に維持することで、殺菌剤・抑制剤を効率よく作用させることができる。
本発明では、現地にモニター用の装置を持ち込むことなく、スライムコントロールの良し悪しを簡易かつ迅速に判断することができる。
実験例1の結果を示すグラフである。 実験例2の結果を示すグラフである。 実施例1の結果を示すグラフである。
以下、本発明についてさらに詳細に説明する。
本発明は、生物量当りのデヒドロゲナーゼ活性などの呼吸活性を測定し、この呼吸活性が所定範囲となるようにスライムコントロール剤の薬注制御を行う。
デヒドロゲナーゼ活性は呼吸代謝にかかわる酵素である。スライムの増加には増殖が必要であるが、増殖に先だって、増殖に必要な物質の生産、エネルギーの貯えが必要と考えられ、それを供給する呼吸代謝系が活発になると考えられる。このような理由から、増殖前にデヒドロゲナーゼ活性の上昇が起こると考えられる。
また、流水中のスライムは、常に剪断力により剥ぎとられる環境にある。増殖が抑制されると剥ぎとられる分の補給がなされず、スライムは減少すると考えられる。このような理由から、生物量当たりの呼吸活性がスライム減少の前兆となっていると考えられる。
なお、上記の所定範囲の上限値は、デヒドロゲナーゼ活性がこの値よりも低いときには該水系における生物繁殖量が減少し、高いときには生物繁殖量が増加する境界値であることが好ましい。下限値は、ゼロであってもよいが、過剰薬注のおそれがあるので、ゼロでないことが好ましい。上限値、下限値は水系の水質及び薬剤の種類に依拠するので、現場及び薬剤毎に実験的に定める。
本発明方法が対象とする水系としては、冷却水系、ガス処理用のスクラバーの水系(特にスクラバーの用水を循環使用する場合に好適である。)、紙パルプ製造工程水系、膜分離装置への通水系などが例示されるが、これらに限定されない。スライムコントロール剤としては、特に限定されることなく、各種のものを用いることができる。
[生物量あたりのデヒドロゲナーゼ活性測定手順]
本発明で採用するのに好適な生物量あたりのデヒドロゲナーゼ活性測定手順について次に説明する。
(1) スライムのサンプリング
シリンジ(20mL)で冷却水ピット壁面のスライムを吸い取り、滅菌済みのチューブ(50mL遠沈管など)にサンプリングする。サンプル量は50mL程度採取する。肉眼でスライムが見い出せるレベル量あれば定量できる。
(2) 2-p-iodophenyl-3-p-nitorophenyl-5-tetrazolium chlorideとの反応(INT染色)
1) あらかじめ、超純水で0.2% 2-p-iodophenyl-3-p-nitorophenyl-5-tetrazolium chloride溶液(以下INT溶液)を作成し、滅菌済みの容器にポアサイズ0.2μmで濾過する。4℃保存。
2) あらかじめ、PY培地(ポリペプトン10g、酵母エキス10g、NaCl 5gを1Lの純水中に含むpH7.0±0.2の培地)を作成する。
3) INT溶液1/10vol.(最終濃度約0.02%,滅菌メスピペットで採取)、PY培地1/100vol.(最終濃度1/100PY、滅菌メスピペットで採取)混合液を超純水で作成し、滅菌済みの容器(100mLポリ瓶、50ml遠沈管、滅菌済みガラスフラスコなど)にポアサイズ0.2μmで濾過する(濾過滅菌操作)。この液をINT染色液と呼ぶ。作成量は1サンプルあたり5mL程度+10mLで算出する。当日作成、使用後廃棄。
4) スライム懸濁液の蛋白濃度を測定する。
5) 濾過器にポアサイズ0.45μm φ25mmニトロセルロースフィルターを設置する。
6) 濾過量が蛋白量200mg〜400mgになるように、スライム懸濁液量を算出し、10ml滅菌ピペットでサンプルを濾過器に供する。サンプルはよく攪拌しさらにピペッティングで攪拌する。できるだけ均一になるようにスライム懸濁液を採取し、吸引濾過する。ブランクとして滅菌水を用いる。−コントロールとしては同量のスライム懸濁液を濾過し、INT染色部分を除いてサンプルと同様の操作を行い抽出に供する。+コントロールとしてはP.putida A660nm 0.1の液を蛋白量として約200mg供する。
7) 滅菌水10mlを添加し、濾過する。(洗浄)
8) INT染色液5mL添加。約1mL程度濾過して、フィルター上の菌に確実に接触させる。
9) 37℃、1時間、暗所静置
10) 濾過したフィルターを濾紙などの上において乾燥させ、反応停止させる。軽い重石をおいて、フィルターが丸まらないようにする。
11) フォルマザンの抽出と吸光度測定をおこなう。
・ フィルターをエッペンドルフチューブに入れる。
・ 1mLのクロロフォルムを添加し、約1時間攪拌する。
・ 光路1cmセルで490nm吸光度を測定する。
(3) 蛋白質濃度の定量
蛋白質濃度の定量は、Folin-Ciocaltenのフェノール試薬による測定に基づいて行う。
(4) 値算出
INT Formazan吸光度をDehydrogenase Activityに換算
活性の単位:一単位(1unit 1U)は1分間に1μmolの基質、または1μ当量の結合に作用する酵素量。この反応はINTが脱水素酵素(Dehydrogenase)によって還元され当量のINT Formazanが形成されると考えられることから、1μmol/minのINT Forumazan生成を1Uとする。酵素活性の単位にはUとkatがあるが、今回は一般に多用されているUnitを用いる。
抽出液量から抽出されたINT Formazan モル数を算出し、反応時間で除算すると活性が算出される。
Dehydrogenase Activity[U]=ミリモル濃度[mmol/L]×μモル換算[1000μmol/mmol]×抽出液量[L]/反応時間[min]
=(0.044×490nm吸光度−0.0004)×1000×(1/1000)/60
* ミリモル濃度[mmol/L]=0.044×490nm吸光度−0.0004
* 抽出液量 1ml
* 反応時間 60min
Dehydrogenase Activityから求める生物量当たりのデヒドロゲナーゼ活性は活性を分析に用いた蛋白量で除算した値を100000倍したものとする。
生物量当たりのデヒドロゲナーゼ活性=Dehydrogenase Activity[U]/蛋白量[mg] × 100000
生物量当りのデヒドロゲナーゼ活性測定方法の別方法としては、たとえば活性を生物量で割る際に、タンパク質以外の量(たとえばDNAなど)を用いる方法がある。また、デヒドロゲナーゼ活性測定をINT以外の試薬(電子受容により発色、発光する試薬)で行うこともできる。また、呼吸活性をデヒドロゲナーゼ活性で求めているがそれ以外の方法(たとえば微生物燃料電池の電位)を用いることもできる。
[実験例1]
生物量当りのデヒドロゲナーゼ活性と蛋白量との経時変化について測定した。即ち、サンプルはPY培地1/100を含む残留塩素を除いた水道水を一過性でアクリルカラムに流し、その中に設置したスライドグラス上に生育した自然界由来の付着菌を滅菌水5mlを用いてスクレイパーではぎとった菌懸濁液であり、下記の方法に従って蛋白量と生物量当りのデヒドロゲナーゼ活性とを測定した。結果を図1に示す。図1の通り、デヒドロゲナーゼ活性が増加するとその後蛋白量が増加し、デヒドロゲナーゼ活性が減少すると、その後蛋白量が減少する。両者の増減のタイムラグは約50時間程度である。
実験方法は次の通りである。
i) サンプル2mL(1.7mL)をニトロセルロースフィルター(ポアサイズ0.45μm φ25mm)で濾過する。
10mLの滅菌水を濾過(洗浄)する。
ii) 0.02%INT溶液(1/100PY培地含む)アプライする。
iii) 37℃に1h静置した後、吸引濾過により溶液除去し、乾燥後、1mLクロロフォルム抽出(1h)を行い、490nm吸光度測定を行う。
[実験例2]
殺菌剤を添加することによる蛋白量及び生物量当たりのデヒドロゲナーゼ活性の低下を確認するための実験を行った。サンプルは、実験例1と同様の方法で、スライドグラス上に付着菌を生育させ、その後スライムコントロール剤(結合型塩素)濃度が一定に保たれるように添加し、スライドグラス上の菌を実験例1と同じ方法ではぎとった菌懸濁液である。蛋白量及びデヒドロゲナーゼ活性測定を行った。
結果を図2に示す。図2の通り、スライムコントロール剤の添加により、デヒドロゲナーゼ活性が急激に低下し、薬注後はほぼ一定の低い値となる。蛋白量は、薬注後、徐々に低下し、薬注後、約150時間でほぼゼロとなる。
[実施例1]
冷却水系に対して本方法を適用し、熱交換器のLTD(Leaving Temperature Difference)及び生物量当たりのデヒドロゲナーゼ活性の変動を測定した。スライムコントロール剤としては栗田工業(株)製タワークリンNT652を用いた。7月13日からLTDと生物量当たりのデヒドロゲナーゼ活性の測定を開始した。その経時的変動を図3に示す。
LTD(熱交換器の出口側における、被冷却水と冷却水との温度差)は、熱交換器に付着したスライム量にほぼ比例するので、LTDはスライム付着量の指標値になる。9月15日まではLTDが上昇した時、薬品濃度を上げ、低下した時、薬注の低下又は濃度低下を実施した。同時にデヒドロゲナーゼ活性値を測定しLTDの変動との関連を検討した。その結果、LTDの低下に先立ってデヒドロゲナーゼ活性は低下し、LTDの上昇に先立って活性が上昇していた。
9月15日以降、生物量当たりのデヒドロゲナーゼ活性が600U/mg×10を超えた場合に薬注濃度増加を行い、400U/mg×10よりも小さくなった場合には薬注濃度を下げるように薬注制御を行った。その結果を図3に示す。
図3の通り、生物量当りのデヒドロゲナーゼ活性を所定範囲とすることにより、LTDを約3℃前後の範囲にすることができる。
この結果から、本発明方法により過剰・過少なスライムコントロール剤注入をすることなく良好なスライムコントロールがなされたと考えられる。

Claims (2)

  1. 水系にスライムコントロール剤を添加するスライムコントロール剤の薬注制御方法において、
    付着物の呼吸活性を測定し、付着物の生物量あたりの呼吸活性を算出し、
    この付着物の生物量あたりの呼吸活性が所定範囲内となるように薬注することを特徴とする薬注制御方法。
  2. 請求項1において、呼吸活性はデヒドロゲナーゼ活性であることを特徴とする薬注制御方法。
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