JP5857015B2 - 自動二輪車 - Google Patents

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本発明は、自動二輪車に関し、特に、自動二輪車の灯火器に関する。
従来の自動二輪車としては、エンジンの前部側でエンジン周囲を囲むように配置されたエンジンガードが設けられ、このエンジンガードに左右一対のフォグランプ(前部霧灯)を備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−234317号公報
このように、エンジンガードに灯火器が取り付けられた構造にあっては、灯火器が車体外部に露出して取り付けられる構造であるため、外観上目立ちやすいという問題がある。また、灯火器がエンジンガードに取り付けられた構造では、エンジンガードで灯火器自体を保護することができないという問題があった。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、灯火器を外観上目立たなくでき、且つその機能を十分に発揮できしかも灯火器の保護もできる構造を備えた自動二輪車を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、水平対向エンジンと、前記水平対向エンジンのシリンダヘッドと、前記シリンダヘッドを覆うシリンダヘッドカバーと、車両前方を灯火する左右一対の灯火器と、を備える自動二輪車において、前記灯火器が、前記シリンダヘッドカバーに設けられたことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の構成に加えて、前記灯火器は、前記シリンダヘッドカバーに設けられた凹み部に設けられたことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項2に記載の構成に加えて、前記凹み部は、前記シリンダヘッドカバーの前面部と側面部とに連続して開口する略L字形状に形成されたことを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1〜3の何れか1項に記載の構成に加えて、前記灯火器のレンズ外面が、前記シリンダヘッドカバーの外装面と面一となるように形成されたことを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項1〜4の何れか1項に記載の構成に加えて、前記水平対向エンジンの車両外側を囲むエンジンガードが設けられ、前記灯火器は、前記エンジンガードよりも車両内側に配置されたことを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項1〜5の何れか1項に記載の構成に加えて、前記灯火器を有する前記シリンダヘッドカバーは、前記シリンダヘッドの車両前部側を覆うように形成されたことを特徴とする。
請求項7に係る発明は、請求項6に記載の構成に加えて、前記灯火器は、前記シリンダヘッドカバーの前面部において車両横方向に延びる横長形状に形成されたことを特徴とする。
請求項8に係る発明は、請求項1〜7の何れか1項に記載の構成に加えて、前記シリンダヘッドカバーは、前記シリンダヘッドに対してガスケットを介して固定される第1シリンダヘッドカバーと、前記第1シリンダヘッドカバーの下側に配置される第2シリンダヘッドカバーと、前記第1シリンダヘッドカバー及び前記第2シリンダヘッドカバーの外側に配置される第3シリンダヘッドカバーと、を備え、前記第3シリンダヘッドカバーに、前記灯火器が設けられたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、灯火器が、シリンダヘッドカバーに設けられたことにより、灯火器を取り付けるための特別な部材を必要とせず、また、灯火器をシリンダヘッドカバーの一部とすることで、外観上目立たなくすることができ、外観性に優れた自動二輪車を提供することができる。また、灯火器が、車体左右側面側に張り出したシリンダヘッドカバーに設けられることにより、灯火器の配置として好ましい位置に設けることができる。
請求項2の発明によれば、灯火器は、シリンダヘッドカバーに設けられた凹み部に設けられたことにより、灯火器がシリンダヘッドカバー内に埋没する構造にでき、シリンダヘッドカバーのデザインの一部として設けることができる。したがって、灯火器が目立たず自動二輪車の外観性を向上させることができる。
請求項3の発明によれば、灯火器は、シリンダヘッドカバーの前面側と側面側とに連続して開口する略L字形状の溝部に配置されたことで、開口部分を大きくでき、ランプの光源等の取り付けやメンテナンス作業を容易にすることができる。
請求項4の発明によれば、灯火器のレンズ外面は、シリンダヘッドカバーの外装面と面一となるように形成されたことにより、灯火器がシリンダヘッドカバーのデザインの一部として設けることができる。したがって、灯火器が目立たず外観性に優れた自動二輪車を提供できる。
請求項5の発明によれば、水平対向エンジンの左右両側を囲むエンジンガードが設けられ、灯火器は、エンジンガードよりも車両内側に配置されたことで、灯火器をエンジンガードにより保護することができる自動二輪車を提供できる。
請求項6の発明によれば、灯火器を有するシリンダヘッドカバーが、シリンダヘッドの車両前部側を覆うように形成されたことで、光源の配置スペースを、シリンダヘッド前面側の広さまで拡張することが可能になり、灯火器を大きくしても、灯火器が外観上目立たない自動二輪車を提供することができる。
請求項7の発明によれば、灯火器の形状を、シリンダヘッドカバーの車両前部側で車両横方向に延びる横長形状に形成されたことで、シリンダヘッドカバーのデザインの一部として設けることができ、灯火器が外観上目立たない自動二輪車を提供することができる。
請求項8の発明によれば、シリンダヘッドカバーは、シリンダヘッドに対してガスケットを介して固定される第1シリンダヘッドカバーと、第1シリンダヘッドカバーの下側に配される第2シリンダヘッドカバーと、第1シリンダヘッドカバー及び第2シリンダヘッドカバーの外側を覆う部分を有する第3シリンダヘッドカバーと、を備え、第3シリンダヘッドカバーに、灯火器が設けられた構造とすることで、灯火器を第3シリンダヘッドカバーのデザインの一部として目立たなく形成できる。また、シリンダヘッドカバーが分割構造とされることで、灯火器の組み込み性並びにメンテナンス性の良い自動二輪車を提供することができる。
本発明に係る一実施形態における自動二輪車の左側面図である。 図1に示す自動二輪車の右側面前方の斜視図である。 図1に示す自動二輪車において、前輪部分を取り除いてエンジン部分および車体を前方側から見たときの概略正面図である。 図1に示す自動二輪車のエンジン部分およびその周辺を示す概略側面図である。 図1に示す自動二輪車のシリンダヘッドカバーの分解斜視図である。 図1に示す自動二輪車における灯火器およびその周辺を示す拡大斜視図である。
以下、図1〜図6を参照して、本発明の一実施形態である自動二輪車1について、具体的に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとし、また、図中に示す、Fr,Rr,U,D,R,Lは実施形態における車両の前方向,後方向,上方向,下方向,右方向,左方向を示すものである。
本実施形態の自動二輪車1は、図1に示すように、車体フレーム5を備え、この車体フレーム5は、その車両前部に設けられるヘッドパイプ6と、ヘッドパイプ6から後方且つ下方に延びるメインフレーム7と、メインフレーム7の後端から車両後方かつ上方に延びるリアフレーム15と、を備える。そして、車体フレーム5は、フロントカウル14、トップシェルタ32などのカバー部材により外側が適宜覆われている。また、フロントカウル14には、左右一対のヘッドランプ14a,14aが設けられ、フロントカウル14の上部にはウインドスクリーン19が設けられている。
また、自動二輪車1は、ヘッドパイプ6に回転自在に取り付けられるフロントフォーク3と、フロントフォーク3の上端部に取り付けられるハンドル18と、フロントフォーク3の下端部に回転自在に取り付けられる前輪2と、ピボットプレート8に上下にスイング可能に取り付けられるスイングアーム16に回転自在に取り付けられる後輪9と、メインフレーム7の下側に配置された水平対向エンジン10と、備える。
なお、図2に示すように、ハンドル18の前方には、ウインドスクリーン19の内側にメータパネル36が設けられている。また、ハンドル18の後方には、エアークリーナボックス13、燃料タンク4が配置されている。また、エアークリーナボックス13の横にはラジエータ39が設けられている。また、燃料タンク4の上方側には、前部シート17aおよび後部シート17bからなる乗車シート17が設けられている。また、後部シート17bの後方には後部収納ケース37が設けられている。
本実施形態においては、図3に示すように、エンジンは、前述のごとく水平対向エンジン10であり、車両の左右両側へ張り出したシリンダヘッド11,11を有している。このシリンダヘッド11,11は、それぞれがシリンダヘッドカバー20,20により覆われている。そして、左右のシリンダヘッドカバー20,20の前面部20aには、車両前方を灯火する左右一対の灯火器であるフォグランプ30,30が設けられている。このフォグランプ30,30の形状は、例えば、図3に示すように、前方視で左右に細長い形状に形成されている。また、この左右一対のフォグランプ30,30は、前面部20aから側面部20bに回り込むように延出されている(図4参照)。また、このフォグランプ30は、後述するように、シリンダヘッドカバー20内に埋没するように設けられている。
本実施形態におけるシリンダヘッドカバー20は、大別すると、3つの部分からなる分割構造となっている。すなわち、図5に示すように、シリンダヘッド11に対してガスケット11gを介して固定される第1シリンダヘッドカバー21と、この第1シリンダヘッドカバー21の下側に配置される第2シリンダヘッドカバー22と、第1シリンダヘッドカバー21及び第2シリンダヘッドカバー22の外側を覆う部分を有する第3シリンダヘッドカバー23と、を備えている。
第1シリンダヘッドカバー21は、シリンダヘッド11の動弁機構部分11aを密閉するように実質的に覆う部材であり、図示のごとく車両前後方向に長い形状である。また、第1シリンダヘッドカバー21の外面は、図5に示すように、第1上部21aよりも車両内側に凹んだ第1下部21bを有して上下方向において二段構造となっている。
第1シリンダヘッドカバー21の下側に取り付けられる第2シリンダヘッドカバー22は、その外面構造において、第2下部22aよりも内側に凹んだ第2上部22bを有した二段構造となっている。そして、第2シリンダヘッドカバー22は、第2上部22bを、第1シリンダヘッドカバー21の第1下部21bに重ね合わせるように装着される。なお、第2上部22bの幅W1は、後述する第3シリンダヘッドカバー23に対応するように形成されている。
第3シリンダヘッドカバー23は、第1シリンダヘッドカバー21の第1カバー前面部21fおよび第2シリンダヘッドカバー22の第2カバー前面部22fを覆う前部覆い部23aと前部覆い部23aの後端側から車両後方へ延出された後部覆い部23bとを有している。このようにシリンダヘッドカバー20の前面部20aを形成する前部覆い部23aは、シリンダヘッド11の車両前部側11fまで大きく延びている。
後部覆い部23bは、前部覆い部23aよりも幅狭な幅W2に形成されており、その後方端部23rが車両内側に湾曲した形状となっている。この後部覆い部23bの幅W2は、第2シリンダヘッドカバー22の第2上部22bの幅W1と略同等に形成されている。
また、前部覆い部23aには、シリンダヘッドカバー20の前面部20aと側面部20bとに連続して開口する凹み部25が形成されている。すなわち、この凹み部25は、平面視で略L字形状に形成されている。そして、この凹み部25に、フォグランプ30が嵌まり込むように設けられる。なお、フォグランプ30は、例えば、平面視で略L字状のレンズ30aおよび光源30bを有している。
本実施形態におけるシリンダヘッドカバー20を組み付けするときは、先ず、第1シリンダヘッドカバー21を、ガスケット11gを介してシリンダヘッド11に重ねるように配置する。その上に、第2シリンダヘッドカバー22の一部(上側)を重ねる。更に、第2シリンダヘッドカバー22の上に第3シリンダヘッドカバー23を重ね合わせる。
なお、第1シリンダヘッドカバー21は、取付けねじ81等にて固定される。また、第2シリンダヘッドカバー22は、取付けねじ82にて固定される。また、第3シリンダヘッドカバー23は、2本の取付けねじ83にて固定される。この取付けねじ83は、第1〜第3シリンダヘッドカバー21,22,23を同時に締結する。すなわち、取付けねじ83は、第3シリンダヘッドカバー23の第3カバー挿通孔23h、第2シリンダヘッドカバー22の第2カバー挿通孔22hを貫通して第1シリンダヘッドカバー21の取付け孔21hに螺合される。更に、取付けねじ83は、第1シリンダヘッドカバー21と第2シリンダヘッドカバー22との間にスペーサ63を、第2シリンダヘッドカバー22と第3シリンダヘッドカバー23との間にスペーサ73を介在して第1〜第3シリンダヘッドカバー21,22,23同士を固定する。
本実実施形態におけるフォグランプ30は、図5に示すように、凹み部25の形状に合わせるように平面視で略L字形状に曲がった形状とすることができる。また、フォグランプ30のレンズ30aの左右両端部30e,30eには、係合突起30t,30tが突設されている。一方、凹み部の長手方向の両端の内壁部25w,25wには、係合穴25h,25hが形成されている。なお、係合突起30t,30tと係合穴25h,25hは、係合突起30t,30tが押し込まれた際に適宜係止できるように形成されている。したがって、フォグランプ30は、レンズ30aの係合突起30t,30tを係合穴25h,25hに押し込むように(図5における矢印A方向)挿入することで、凹み部25に装着される。なお、フォグランプ30の光源30bは、凹み部25の底面壁25bの取付け部25cに取り付けられる。
また、本実施形態においては、図6に示すように、フォグランプ30は、そのレンズ外面30sを、シリンダヘッドカバー20の外装面23sと面一となるように形成されている。
また、図3および図6に示すように、シリンダヘッドカバー20は、シリンダヘッド11の車両前部側11fを覆う前面部20aを備えており、この前面部20aの最外装が第3シリンダヘッドカバー23の前部覆い部23aにて形成されている。そして、フォグランプ30は、この覆い部23aにおいて、車両横方向に延びる横長形状に形成されている。
また、本実施形態においては、図2および図3に示すように、水平対向エンジン10の下側および左右両側を囲むエンジンガード50が設けられている。ここで、シリンダヘッドカバー20の前部覆い部23aに配置されたフォグランプ30は、エンジンガード50よりも車両内側に配置されている。
以上説明したように、本実施形態の自動二輪車1によれば、フォグランプ30が、シリンダヘッドカバー20に設けられたことにより、フォグランプ30を取り付けるための特別な部材を必要としない構造となっている。また、フォグランプ30はシリンダヘッドカバー20の一部とするように形成されている。この結果、フォグランプ30は、外観上目立たない。
また、フォグランプ30は、左右に張り出したシリンダヘッドカバー20の前面部20aおよび側面部20bに設けられることにより、フォグランプ30の配置として車体左右側面側に突出する好ましい位置に設けることができる。
また、本実施形態の自動二輪車1によれば、フォグランプ30は、シリンダヘッドカバー20の第3シリンダヘッドカバー23に設けられた凹み部25に設けられたことにより、フォグランプ30がシリンダヘッドカバー内に埋没する構造にできる。したがって、シリンダヘッドカバー20のデザインの一部として設けることができ、フォグランプ30そのものを目立たない構造とすることができる。この結果、フォグランプ30が目立たず自動二輪車1の外観性を向上させることができる。
また、本実施形態の自動二輪車1によれば、シリンダヘッドカバー20の前面部20aと側面部20bとに連続して開口する略L字形状の溝部に配置されたことで、開口部分を大きくできる。この結果、フォグランプ30の光源30bやレンズ30a等の取り付けやメンテナンス作業を容易にすることができる。
また、本実施形態の自動二輪車1によれば、シリンダヘッドカバー20において、第1シリンダヘッドカバー21と、第1シリンダヘッドカバー21の下側に配される第2シリンダヘッドカバー22と、第1シリンダヘッドカバー21及び第2シリンダヘッドカバー22の外側を覆う部分を有する第3シリンダヘッドカバー23と、を備える分割構造とすることで、フォグランプ30の装着やメンテナンスが容易になる。また、第3シリンダヘッドカバー23に、フォグランプ30を設ける構造とすることで、フォグランプ30を第3シリンダヘッドカバー23のデザインの一部として目立たなく形成できる。また、光源30bのハーネスは、例えば、第2シリンダヘッドカバー22と第3シリンダヘッドカバー23とがペーサ73によって形成された隙間を利用して配線することができる。これにより、フォグランプ30のハーネスが車両外部に露出することなく光源30bを設け易くできる。
また、本実施形態の自動二輪車1によれば、フォグランプ30のレンズ外面30sが、シリンダヘッドカバー20の外装面23sと面一となるように形成されたことにより、フォグランプ30がシリンダヘッドカバー20のデザインの一部として外観上目立つことなく設けられる。したがって、フォグランプ30が目立たず自動二輪車1の外観性を向上させることができる。
また、本実施形態の自動二輪車1によれば、フォグランプ30の形状が、車両前部側で車両横方向に延びる横長形状に形成されたことで、フォグランプ30をシリンダヘッドカバー20のデザインの一部として設けることができる。この構成によってもフォグランプ30を外観上目立たなくすることができる。特に、本実施形態のように、例えば、フォグランプ30の上下方向の幅W3が、後部覆い部23bの幅W2と略同じに形成されている場合には、フォグランプ30の水平ライン30iと後部覆い部23bの水平ライン23iとが略同じ線分を形成するので、フォグランプ30はより目立たない構造とすることができる。
また、本実施形態の自動二輪車1によれば、フォグランプ30を有するシリンダヘッドカバー20が、シリンダヘッド11の車両前部21fを覆うように大きく形成されたことで、フォグランプ30の配置スペースを、シリンダヘッド11の前部覆い部23aの広さまで拡張することが可能になり、フォグランプ30を大きくすることが可能となる。
また、本実施形態の自動二輪車1によれば、水平対向エンジン10の下側から左右両側を囲むエンジンガード50が設けられることで、フォグランプ30が、エンジンガード50よりも車両内側に配置されるので、エンジンガード50によりフォグランプ30を保護することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限るものではなく種々変更可能である。
例えば、上記実施形態のシリンダヘッドカバー20においては、第1シリンダヘッドカバー21、第2シリンダヘッドカバー22、第3シリンダヘッドカバー23を、取付けねじ81,82,83等を用いて固定する構造としたが、必ずしもこれに限らずフック構造等を併用する構造を用いてもよい。
また、上記実施形態におえるシリンダヘッドカバー20は、3分割構造としたが、これに限定されるものではない。
また、上記実施形態においては、フォグランプ30を、横長の矩形としたが、このような形状に限るものではなく、円形や縦長など種々の形状とすることができる。
また、上記実施形態のフォグランプ30のレンズ30aの装着構造においては、係合突起30t,30tを係合穴25h,25hに押し込むような着脱自在構造としたが、このような構造に限らず、その他にネジ止め構造などを採用するなど適宜変更することができる。
また、上記実施形態のフォグランプ30においては、レンズ30aと光源30bとを別部材として形成されているが、この形態に限るものではなく、例えば、レンズ部分と光源が一体型の構造であってもよい。
また、上記実施形態においては、灯火器としてフォグランプ30について説明したが、この灯火器はフォグランプに限るものではない。
1 自動二輪車
10 水平対向エンジン
11 シリンダヘッド
11f シリンダヘッドの車両前部側
11g ガスケット
20 シリンダヘッドカバー
20a 前面部
20b 側面部
21 第1シリンダヘッドカバー
22 第2シリンダヘッドカバー
23 第3シリンダヘッドカバー
23s 外装面
25 凹み部
30 フォグランプ(灯火器)
30s レンズ外面
30b 光源
50 エンジンガード

Claims (8)

  1. 水平対向エンジン(10)と、
    前記水平対向エンジン(10)のシリンダヘッド(11)と、
    前記シリンダヘッド(11)を覆うシリンダヘッドカバー(20)と、
    車両前方を灯火する左右一対の灯火器(30)と、を備える自動二輪車(1)において、
    前記灯火器(30)が、前記シリンダヘッドカバー(20)に設けられたことを特徴とする自動二輪車(1)。
  2. 前記灯火器(30)は、前記シリンダヘッドカバー(20)に設けられた凹み部(25)に設けられたことを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車(1)。
  3. 前記凹み部(25)は、前記シリンダヘッドカバー(20)の前面部(20a)と側面部(20b)とに連続して開口する略L字形状に形成されたことを特徴とする請求項2に記載の自動二輪車(1)。
  4. 前記灯火器(30)のレンズ外面(30s)が、前記シリンダヘッドカバー(20)の外装面(23s)と面一となるように形成されたことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の自動二輪車(1)。
  5. 前記水平対向エンジン(10)の車両外側を囲むエンジンガード(50)が設けられ、
    前記灯火器(30)は、前記エンジンガード(50)よりも車両内側に配置されたことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の自動二輪車(1)。
  6. 前記灯火器(30)を有する前記シリンダヘッドカバー(20)は、前記シリンダヘッド(11)の車両前部側(11f)を覆うように形成されたことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の自動二輪車(1)。
  7. 前記灯火器(30)は、前記シリンダヘッドカバー(20)の前面部(20a)において車両横方向に延びる横長形状に形成されたことを特徴とする請求項6に記載の自動二輪車(1)。
  8. 前記シリンダヘッドカバー(20)は、前記シリンダヘッド(11)に対してガスケット(11g)を介して固定される第1シリンダヘッドカバー(21)と、前記第1シリンダヘッドカバー(21)の下側に配置される第2シリンダヘッドカバー(22)と、前記第1シリンダヘッドカバー(21)及び前記第2シリンダヘッドカバー(22)の外側に配置される第3シリンダヘッドカバー(23)と、を備え、
    前記第3シリンダヘッドカバー(23)に、前記灯火器(30)が設けられたことを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の自動二輪車(1)。
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