JP5856727B2 - 光ビームの波面を解析するための方法、位相格子および装置 - Google Patents

光ビームの波面を解析するための方法、位相格子および装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5856727B2
JP5856727B2 JP2009104262A JP2009104262A JP5856727B2 JP 5856727 B2 JP5856727 B2 JP 5856727B2 JP 2009104262 A JP2009104262 A JP 2009104262A JP 2009104262 A JP2009104262 A JP 2009104262A JP 5856727 B2 JP5856727 B2 JP 5856727B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phase
phase grating
grating
exclusion
basic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009104262A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009265101A (ja
Inventor
プリモ ジェローム
プリモ ジェローム
クリノー ニコラス
クリノー ニコラス
ハイダー リヤド
ハイダー リヤド
ツーロン ブリュノ
ツーロン ブリュノ
ヴェルゲ サブリナ
ヴェルゲ サブリナ
Original Assignee
オネラ(オフイス・ナシヨナル・デテユード・エ・ドウ・レシエルシエ・アエロスパシヤル)
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by オネラ(オフイス・ナシヨナル・デテユード・エ・ドウ・レシエルシエ・アエロスパシヤル) filed Critical オネラ(オフイス・ナシヨナル・デテユード・エ・ドウ・レシエルシエ・アエロスパシヤル)
Publication of JP2009265101A publication Critical patent/JP2009265101A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5856727B2 publication Critical patent/JP5856727B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01JMEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
    • G01J3/00Spectrometry; Spectrophotometry; Monochromators; Measuring colours
    • G01J3/12Generating the spectrum; Monochromators
    • G01J3/18Generating the spectrum; Monochromators using diffraction elements, e.g. grating
    • G01J3/1838Holographic gratings
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01JMEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
    • G01J9/00Measuring optical phase difference; Determining degree of coherence; Measuring optical wavelength
    • G01J9/02Measuring optical phase difference; Determining degree of coherence; Measuring optical wavelength by interferometric methods
    • G01J9/0215Measuring optical phase difference; Determining degree of coherence; Measuring optical wavelength by interferometric methods by shearing interferometric methods
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01JMEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
    • G01J9/00Measuring optical phase difference; Determining degree of coherence; Measuring optical wavelength
    • G01J9/04Measuring optical phase difference; Determining degree of coherence; Measuring optical wavelength by beating two waves of a same source but of different frequency and measuring the phase shift of the lower frequency obtained
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B5/00Optical elements other than lenses
    • G02B5/18Diffraction gratings
    • G02B5/1814Diffraction gratings structurally combined with one or more further optical elements, e.g. lenses, mirrors, prisms or other diffraction gratings
    • G02B5/1819Plural gratings positioned on the same surface, e.g. array of gratings

Description

本発明は、光制御のために光ビームの波面を解析することを意図した方法、位相格子および装置に関する。
このタイプの解析は、光学的装置の品質についてだけでなく、能動または適応光学系において使用される変形可能な光学的要素の動作について、光学的要素を制御することを意図している。
この解析によって、地表大気中、または風洞の管中を通過するときに見ることがある乱流媒質の内部の屈折率の変動など、直接測定することができない物理現象を調査することも可能になる。この解析は、たとえば、マトリックスの焦点平面などのエレクトロニック構成要素の平面度を制御するためだけでなく、パワー・レーザ・ビームを成形するためにも使用される。
本発明による解析のタイプは、より詳しくは、たとえば仏国特許第2 682 761号明細書および仏国特許第2 712 978号明細書において記載され実施されるマルチラテラル・シフト干渉法を利用する。
このタイプの波面解析は、解析されるビームの経路上に配置された2次元回折格子の利用に基づく。
そのような格子は、位相、強度、または位相および強度に周期的変動を導入する光学的装置として、この説明の以下の部分で定義される。したがって、格子は、すべて2つの機能の乗算によって特徴付けられる。すなわち、一方の機能は、位相関数とも呼ばれ、位相格子によって導入される周期的な位相変動を示し、他方の機能は、強度機能とも呼ばれ、強度格子によって導入される周期的な強度変動を示す。
本出願人の名による仏国特許第2 712 978号明細書によれば、2次元格子の構成モードおよび定義は、以下のように記載されている。2つの方向に沿って規則正しく配置されたスポットのアセンブリによって、平面メッシングが形成される。そのようなスポットは、基本メッシュを画定する。基本メッシュは、平面にギャップなしでタイル張りを可能にする最小表面である。基本メッシュの多角形は、多角形の極小曲面であり、その辺は、アセンブリのどんな点もそれの最も近いアセンブリに接続する線分の直角2等分線によって支持される。2次元格子は、平面メッシングに従って配置された基本パターンの任意の繰り返しである。平面メッシングは、6角形または長方形の基本メッシュを画定することができ、正方形のメッシュだけが、長方形の特別な場合である。
回折格子が、入射ビームとも言われる光ビームによって照明されたとき、その格子によって回折された光ビームは、放出ビームとも呼ばれ、2つの同等のアプローチに従って表現することができる。
第1のアプローチは、放出ビームを入射ビームの複製として考えることを含む。放出ビームは、サブ・ビームと言われ、それぞれのサブ・ビームが格子の回折次数に対応する。
第2のアプローチは、格子の各メッシュによって伝達されるビームとして放出ビームを考えることを含む。放出ビームは、2次ビームとも呼ばれる。
本出願人の名による仏国特許第2 712 978号明細書および仏国特許第2 795 175号明細書に、回折格子に基づくトリラテラルおよびクオドリラテラル・シフト干渉法がより具体的に記載されている。回折格子ベースのアセンブリを使用して解析されるビームが、3つ(トリラテラル)または4つ(クオドリラテラル)の放出ビームに光学的に細分割される。そのようにして得られた放出ビームを具体的に光学的処理することによって、波面の傾度を感知できるスポット・メッシングから構成されたインターフェログラムを観察することが可能になる。
もっと具体的には、既に上記された仏国特許第2 712 978号明細書に記載されたトリラテラル・シフト干渉計によって、位相および/または強度の2次元格子および空間フィルタリング・システムが実現されている。サブ・ビームへの分離アプローチは、格子によって欠陥のある共役平面中で、解析される入射ビームが3つのサブ・ビームに光学的に細分割される。そのようにして得られた3つのサブ・ビームを具体的に光学的処理することによって、光スポットの6角形メッシングから構成されたインターフェログラムを観察することが可能になり、そのコントラストは、選択された観察平面が何であろうとも、不変である。このインターフェログラムは、波面の傾度を感知でき、これは、ダイナミックスおよび感度の実行可能で連続的な調節によって、事実となる。
観察距離は、選択された観察平面といわゆるヌル感度平面を隔てる距離として定義され、ヌル感度平面は、空間フィルタリングの下流に配置された格子平面の共役平面である。論文(“Achromatic Three−Wave (or more) Lateral Shearing Interferometer”,Journal of Optical Society of America A,volume 12,No 12,1995年12月)に、本出願人は、そのような干渉計のクオドリラテラル・シフト干渉計への変更を記載しており、そのために、インターフェログラム中に観察される光スポットの2次元メッシングは、長方形であり、それゆえ、能動的または適応性のある光学系を駆動する応用により良く適応する。
このタイプの解析器は、無彩色である。それとは逆に、その実施は、複雑である。なぜならば、干渉縞システムの格子と観察平面の間に、サブ・ビームを選択するための空間フィルタリング・システムを挿入しなければならないからである。さらに、空間フィルタリング・システムは、激しく乱された光ビームまたは極めて広いスペクトル帯域幅を有した光ビームの測定に制限をもたらす。
仏国特許第2 795 175号明細書に、本出願人は、システムの第1の開発を示唆した。この特許文献3には、FIによって示される、サブ瞳孔の長方形メッシングを画定する強度機能と、FPによって示される、2つの隣接したサブ瞳孔を通過する2次ビームと言われる2つのビーム間に、2πを法とする約πのシフトを導入する位相関数と、から構成された長方形メッシングによる2次元格子について記載されている。
強度機能FIは、一方の方向に沿った寸法が「L」であり、他方の方向に沿った寸法が「l」である四角形の基本メッシュを有する。位相関数FPは、一方の方向に沿った寸法が2Lであり、他方の方向に沿った寸法が2lである基本メッシュを有する。基本の強度または位相のパターンは、これらのメッシュ上に配置される。位相格子のメッシュの辺および強度格子のメッシュの辺は、同時発生している。2次元格子は、解析される光ビームに対して垂直な平面中にまたはその近くに配置され、それによってビームは、いくつかの異なる2次ビームに回折される。放出ビームの干渉によって形成された画像は、解析平面とも言われる平面中に生成され観察される。
したがって、このタイプのアナライザは、仏国特許第2 712 978号明細書に記載されたアナライザの性質を有し、さらに、小型化され、実施が容易になっている。
仏国特許第2 896 583号明細書に、本出願人は、前のシステムの変形実施形態を提供している。この仏国特許第2 896 583号明細書は、FIによって示され、サブ瞳孔の6角形メッシングを画定する強度機能と、FPによって示され、2つの隣接したサブ瞳孔を通過する2つの2次ビームの間に、2πを法とする約2π/3の位相シフトを導入する位相関数とから構成された6角形メッシングによる2次元格子について記載している。
最後に、仏国特許第2 897 426号明細書で、本出願人は、断片間のレベルの差の大きさに関していかなる制限もなしに細分化された波面を測定することを可能にするために、前記全ての特許文献に開示された技術の改良を提案している。細分化された波面は、そのサイズがおそらく異なる表面小部分が、断片間にギャップがおそらくあって不連続に配置され、そして断片間にレベルの差を持たすことによって構成された表面として定義される。記載された技術は、大きな測定ダイナミックスを有して波面を解析するために、2つの異なる色を用いて実施される2つのインターフェログラムの処理を使用する。
2次元の強度および位相の格子を製作するために、本出願人は、同じプレート上にエッチングおよび金属堆積を実施し、それによって強度機能FIおよび位相関数FPを同じ基板上にエンコード(encode)する。
このタイプの強度および位相の格子を製作するために、知られたフォトリソグラフィ技術に基づく、特権を与えられた製造方法が存在する。これらの技術は、エンコードされるパターンのタイプによって、次の通りである。
・位相パターンをエッチングする技術(TP):これは、樹脂層の堆積、その被覆およびその現像を含む。現像された樹脂は、浮き彫りによって位相パターンをエンコードし、次いでそれは、ドライ・エッチング法を使用して基板中に移転される。
・強度パターンをエッチングする技術(TI):これは、樹脂層の堆積、その日光照射および次いでその現像を含む。現像された樹脂は、浮き彫りによって位相パターンをエンコードする。金属性の層が、この現像された樹脂の層上に堆積される。次いで、アセンブリは、化学溶液中に浸漬され、それによって、樹脂が溶解されて樹脂を被覆していた金属化領域が除去される(この方法は、「リフト・オフ」として知られている)。
さて、工程(TP)および(TI)の両方は、特許文献3に記載されたものと同じタイプの強度および位相の格子を製作するために、互いに対して精密に位置合わせして連続して実施しなければならず、それは極めて困難である。
この問題を解決するために、本発明は、1つの工程(TP)だけで格子を製作することができるように、格子の簡単化を提案する。さらに、本発明は、型成形またはプレス加工によってマスター構成要素から順次に格子の複製を製造することを可能にし、それは、最新技術の解決策では可能ではなかった。
仏国特許出願公開第2 897 426号明細書 欧州特許出願公開第1 061 349号明細書
したがって、本発明の目的は、この方向でもっとも重要な前進をもたらすことである。
本発明の方法は、排除領域(exclusion zone)をエンコードする第1の位相機能と、第2の位相シフト基本機能と、の2つの位相機能の合成から生じる位相機能に基づく。
より正確には、本発明は、光ビームの波面を解析するための方法に狙いを定め、
a)解析される光ビームに対して垂直であり、波面の解析平面と光学的に共役である平面中に実質的に配置された2次元格子によって導入され、そして異なる放出ビームにビームを回折させる位相機能と、
b)強度機能と、
c)解析される波面の傾度に関連付けられ、放出ビームの干渉によって形成され、格子の平面(P)から選択された距離に配置された平面(P)中で生成され、観測された画像の変形とを備える。
この方法では、強度機能が格子の全表面上で一様であるので、工程a)は、
a1)排除機能(exclusion function)FPEとも呼ばれ、解析されるビームの光の伝達または反射において、いかなる空間位相の変動も導入しない有効領域、および急速な位相変動を導入する排除領域のメッシングを画定する第1の位相機能と、
a2)基本位相機能(fundamental phase function)FPFとも呼ばれ、2つの隣接した光ペンシル・ビーム間に、長方形および6角形のメッシングの間で選択されたメッシングに対応した位相シフトPHIを導入する第2の位相機能と、の合成を含む。
場合によっては、PHIは、長方形(またはデカルト)のメッシング中でπに相当する、または6角形メッシング中で2kπ/3(kは、0、1または2である)に相当する。
本発明によれば、第1の位相機能によってエンコードされた排除領域は、寄生放出ビームの形でそこを通過する入射ビームの一部分を伝達する。
この排除領域は、寄生放出ビームにいわゆる急速な位相変動を導入する。急速な位相変動は、変動を意味し、その変動の空間的進展の特性寸法は、格子平面の少なくとも1つの方向に従い、この方向に沿ったメッシュ寸法の分数、より具体的には、この寸法の20分の1から3分の1の範囲に含まれる。
この急速な変動によって、寄生放出ビームが伝搬方向に回折させられることになり、その方向は、サブ瞳孔によって伝達される光ペンシル・ビームの方向と異なる。したがって、本発明による第1の位相機能によってエンコードされた排除領域は、格子によって回折された、光ペンシル・ビーム中のエネルギーに対して実質的に影響しない。
第2の位相機能は、2つの光ペンシル・ビーム間に、従来技術の位相機能によって導入されるものと同じタイプの、長方形または6角形のメッシングの性質に応じて適合させられた位相シフトを導入する。
回折格子は、そのようにして定義された機能の両方の合成をそのようにして行い、伝搬し互いに干渉する光ペンシル・ビームの長方形または6角形のメッシングを回折させる。したがって、格子平面に対して平行であるいかなる観察平面中でも、光スポットの長方形または6角形のメッシングの形で画像が生成され、その周期は、排除機能のメッシングの周期であり、そのコントラストは、波長だけでなく観察距離にも実質的に関係しない。
光スポットのメッシングは、格子平面、すなわちヌル感度平面中で観察することができる。メッシングは、有利にも、解析される波面の傾度および要求された位相ダイナミックスに応じて、ユーザが選択した観察距離に配置された平面中で観察される。
この方法は、多色光中で運用することができ、観察距離を調節することによって、装置の感度とダイナミックスを連続的に調節して、激しく乱された光ビームの測定を可能にする。
さらに、この方法によって、仏国特許第2 897 426号明細書の応用に記載されたように、断片間のレベルの差の大きさにいかなる制限もなく細分化された波面を測定することが可能になる。
したがって、ユーザは、回折格子に基づき、その伝達機能が合成を行わない回折格子を有するが、2つの位相機能に基づくマルチラテラル・シフト干渉計に関して、思うままに動的に連続的で柔軟な調節ができる。ユーザは、思うままに、細分化された波面の2つの色測定モードも有する。
本発明のもっとも重要な利点は、従来技術の強度格子および位相格子の位置合わせという細心の注意を要する工程を削除して双方向格子を製作することが可能になることにある。実際のところ、それによって、位相パターンのエッチング技術に従った1回だけの操作で、本発明による排除領域および有効領域を含む格子を製作することが可能である。
本発明は、上記方法を実施するための位相格子も対象とする。そのような位相がエンコードされた2次元格子は、同時発生したメッシュの2つの格子、すなわち、
・排除機能をエンコードし、入射波の位相が変更されない第1の有効領域と、急速な位相変動がエンコードされる第2の排除領域と、の2つの領域から構成される基本メッシュを有した排除位相格子(exclusion phase grating)と、
・基本位相機能をエンコードし、排除格子(exclusion grating)の2つの隣接したメッシュから出射する2つの光ペンシル・ビーム間に、メッシングに対応した位相シフトPHIを導入する位相基本パターンを含む基本メッシュを有した基本位相格子と、から構成される。
排除機能をエンコードするための好ましい2次元位相排除格子は、一方のメッシング方向に沿った寸法がLで他方の方向に沿った寸法がlである、有効領域と排除領域という2つの領域に分割された長方形の基本メッシュを有し、有効領域の表面は、メッシュの全表面のほぼ50%である。有効領域を画定する領域は、排除格子の基本メッシュの比例変換を構成し、有効領域を画定する領域は、排除格子の基本メッシュの両辺と同時発生する両辺を有する。
有利にも、排除格子は、正方形メッシングを画定する。
好ましい位相排除格子では、4正方形のチェス盤を排除領域に適用することができ、チェス盤の各正方形は、長さが長さLの分数aであり、幅が幅lの分数bである。排除領域の位相基本パターンは、チェス盤の2つの正方形を通過する2つのビーム間に、2πを法とする約πの位相シフトを導入する。このようにして、排除領域への入射ビームは、激しく偏向される。
ある厚さのある透過率の材料から製作された好ましい基本位相2次元格子は、4正方形のチェス盤の形状で位相基本パターンを有し、チェス盤の各正方形は、長さがLで、幅がlであり、2つの隣接した正方形は、厚さが異なり、したがって透過率の変動によって定められた位相機能が行われる。
エッチング操作は、ある厚さのブレード(blade)の一方の面に対して実施される。そのようにして生成された格子は、エッチングされた面を最初に照明することによって使用される。この面上での屈折角は、臨界角arcsin(1/n)(nは、ブレードの屈折率である)より大きく、排除領域によって回折された寄生放出ビームは、基板のエッチング面と反対側の面上で全反射を受ける。したがって、寄生放出ビームは、解析平面に決して到達せず、光ペンシル・ビームだけが、解析平面の方向に伝搬し、互いに干渉することができる。
具体的な実施形態によれば、
・排除格子は、その格子の1方向に沿った不変パターンが適用され、したがって長方形からなる幾何学的な構造が生成され、その長辺が、メッシュの辺Lまたはlに対応し、そしてその短辺が、その長辺のそれぞれ分数bまたはaに対応する排除領域を有する。その構造は、周期が基本位相格子の基本メッシュの分数を構成し、排除領域の位相基本パターンは、厚さの変動によって、2つの連続したストリップを通過する2つのビームの間に、2πを法とする約πの位相シフトを導入し、
・排除格子は、そこを通過する入射流を散乱させるような排除領域を有し、
・排除格子は、ステップ状で周期的な厚さの変動「e」がある排除領域を有し、
点基本位相格子(GPF)は、厚さの差が異なるレベルであるチェス盤のタイプである。
したがって、本発明は、そのような格子を統合した解析装置にも関する。この解析装置は、
α)基準平面と波面が解析される平面とを共役な位置に配置させる入力光学系と、
β)上記で定義され、格子に対して垂直であるこの基準平面中に配置され、様々な放出ビームにビームを回折させる、位相がエンコードされた2次元格子と、
γ)放出ビームの干渉によって形成され、解析される波面の傾度に関連付けられて変形された画像を観察するための手段と、を含むタイプのものである。
具体的な実施形態では、
・位相格子は、基板の一方の面上をエッチングされており、排除メッシュを通過させ、次いで全反射で基板の他方の面に偏向することによって、光ペンシル・ビームを生成し、
・位相格子は、伝達で動作させられ、
・位相格子は、反射で動作させられる。
本発明の他の特性および利点は、以下の詳細な説明を読み、そしてそれぞれ示す添付図面を参照したとき、明らかになる。
本発明による、光学的要素を制御するための例示の装置の光学的な図。 本発明による、乱流媒質、より具体的には、星などの多色光源から供給されたビームが通過する地表大気を測定するための例示の装置の光学的な図。 本発明による装置の長方形メッシングを有した例示の2次元格子の図。 本発明による装置の長方形メッシングを有した排除格子のメッシュの例示の幾何学的形状の図。 本発明による装置の正方形メッシングを有した排除格子のメッシュの例示の幾何学的形状の図。 本発明による装置の長方形メッシングを有した例示の排除格子の部分斜視図。 本発明による装置の長方形メッシングを有した例示の基本位相格子の部分斜視図。 本発明に従った長方形メッシングを有した例示の格子の斜視図。
図1Aおよび1Bに、本発明の実施を可能にする2つの例示の装置を示す。
図1Aでは、多色光源Sが視準レンズOの焦点に配置される。レンズOから供給された平行光のビームFが、試験されるサンプルを照射し、それは、平面P中に配置され平面度欠陥Dがある平行面LAを有したブレードとして概略的に示してある。サンプルは、すべての他の光学系(レンズまたはミラー、より具体的には望遠鏡のミラー)、あるいは、たとえば流れによって乱されることがある単に気体媒質の領域とすることができる。
天文学での用途の場合、図1Bに、本発明の実施を可能にする装置を示す。たとえば星など、はるかに遠い光源から供給された平面波OPは、乱流媒質を通過し、その屈折率変動を回旋状ラインによって示す。
入力アセンブリは、本発明による方法の実施を可能にするように、光学的に適応されている。この適応は、2つのレンズOおよびO、そしてその中間位置に位置する対物レンズOからなる軸X’Xを有した合焦系によって実施されることが好ましい。この合焦系は、一方では、平面P中で解析されるビームの直径を、平面P中に配置された2次元格子の寸法に合わせ、他方では、解析される欠陥が位置する平面Pと平面Pを光学的に共役な位置に配置させる機能を有する。
これらの2つの平面間のこの光学的共役を実現する他の手段を使用することができる。
解析平面P中に、2次元格子GRが配置され(図1Aおよび1B)、位相機能を兼ね備えることができる。実質的に、この格子は、たとえば図5の格子のように、格子GEおよびGPFの両方を同時に配置し、または事によると2つより多く配置することによって、構成することができる。これは、本発明の格子を特徴付ける機能の具体的な組み合わせである。
示す例示の実施形態では、格子は、排除位相格子GEおよび基本位相格子GPFから構成される。
排除機能および基本位相機能の両方の位相機能は、以下で同じ位相機能の構成要素としてサブ機能とも言われる。
排除格子GEは、FPEとも呼ばれる排除位相サブ機能を行い、それは、位相の空間変動を導入せずに解析される光ビームをいくつかの光ペンシル・ビームの形で伝達する有効領域の長方形メッシングを画定する。
基本位相格子GPFは、基本位相サブ機能いわゆるFPFを行い、それは、2つの隣接した光ペンシル・ビーム間に、2πを法とする約πの平均位相シフトを導入する。
これらの2つの機能が平面中で実施される順序は重要でない。
本発明によれば、インターフェログラムは、スポットの長方形メッシングから構成される。
平面Pは、ヌル感度平面である。
観察は、平面Pからの選択された観測距離「d」に配置された平面P中で行われる。光ペンシル・ビームの干渉から構成される光学的処理手段および画像観察手段は、基準UTに基づき記載される。
装置のダイナミックスおよび感度は、観察距離に応じて変化する。したがって、「d」がゼロのとき、観察平面は、解析平面P上に重なり、そこに、格子が配置され、そして感度はゼロである。
一般的に言えば、たとえば平面Pとよりアクセスし易い作用平面とを光学的に共役な位置に配置させるレンズから構成された、平面Pを観察するための追加の手段を使用することができる。
図2に、長さが「L」で幅が「l」である長方形の基本メッシュによって特徴付けられた長方形メッシングを有した2次元格子GRを示す。Lおよびlのデジタル値は、通常50〜200μmの範囲に含まれる。点線で示されたメッシングMAは、最終的な格子では必ずしも見えるとは限らない。各メッシュMEには、パターンMOが示され、それは、強度、位相、または強度および位相の変動を入射光ビーム中に導入する。
図3A〜3Cに、本発明の方法によって排除機能を実施するための簡単な手段をもたらす排除2次元格子を示す。メッシングは、排除領域に対応したグレイ領域Zと、透明に、または反射するように、いずれにもなる有効領域Zを構成する領域とを含む。
図3Aに、長さがLで幅がlである長方形メッシングを有した格子GE3Aを示す。光領域は、有効領域Zである。特権を与えられた方法では、その光領域の辺Lおよびlは、それぞれ約2L/3および約2l/3である。したがって、有効領域の表面は、基本メッシュMEの表面のほぼ半分である。
図3Bに、辺がLである正方形メッシュのタイプの排除位相格子GE3Bを示し、これは、本発明のもっとも好都合な実施形態である、というのは、形成された画像の光学的処理が、光スポットの正方形メッシングによって、より容易に行われるからである。
図3Cに、本発明の方法によって排除機能を実施するための簡単な手段をもたらす、斜視図で示された長方形メッシングを有した例示の排除格子GE3Cを部分図によって示す。この図に、Mによって示された4正方形のチェス盤のパターン(点線領域によって示されたパターン)を有することができるような排除領域Zを示す。
チェス盤上のそれぞれの正方形ケースKは、長さが、基本位相格子GPF、すなわち図4に示すGPF4タイプの格子のメッシュの長さLの分数「a」に等しく、そして幅が、基本位相格子のメッシュの幅lの分数「b」に等しい。例示した実施例では、この分数は、1/9に等しい。図5に、排除格子GE3C中へ、基本位相格子GPF4の有効領域が統合された状態を示す。
排除領域を被覆する格子は、ステップ状で周期的な厚さの変動「e」を示し、隣接したステップ間での厚さの差eは、以下の関係に従う。
e=λ/((n−1)×(k+(1/2)))
ただし、
−λは、平均利用波長であり、
−「n」は、
−位相格子が伝達で使用されるケース中の材料の屈折率であり、または、
−位相格子が反射で使用されるケースでは定数3であり、
−kは、整数である。
図4に、本発明の方法によって位相関数を実施するための簡単な手段をもたらす、例示の実施例の例示の基本2次元位相格子GPFおよびGPF4を斜視図で示す。格子GPF4は、両辺が2Lおよび2lに等しい、M2Dで示されたパターン(この図で点線によって限定されたパターン)の長方形メッシングを有したチェス盤のタイプである。格子GPF4は、隣接したステップ間での厚さの差「e」が、前の排除格子のメッシングと同じタイプである関係に従うように、厚さがステップ状の周期的な変動を示す。
e=λ/((n−1)×(k+(1/2)))
格子GPF4のグレイ表面は、伝達で使用される格子には透明に、または反射で使用される格子には反射するように、いずれでもすることができる。
格子GEおよびGPF(図1Aおよび1B参照)を実現するための好都合な手段は、半導体産業で通常使用されるフォトリソグラフィ・エッチング技術を使用することを含む。したがって、格子GEおよびGPFは、基板の一方のブレードをエッチングすることによって製作することができる。この技術を用いて、基板の一方のブレードだけによって、両方のサブ機能FPEおよびFPF、すなわちGEおよびGPFそれぞれを兼ね備える2次元位相格子を製作することが可能である。
たとえばインターフェログラム感光性プレート上への記録の原理に基づき、格子GEおよびGPFによる機能FPEおよびFPFの両方の他の実施形態が考えられるので、ホログラフィック格子の実施形態が取得される。型成形またはプレス加工に基づいた方法は、体系的にそして1工程だけで、広範囲な2次元位相格子を複製するために、考えることもできる。
格子GEおよびGPFの組み合わせを解析される光ビームの経路上に配置されたとき、それによって4つの光ペンシル・ビームだけでなく寄生放出ビームも主に回折させる、全体的に位相がエンコードされる格子を生成することが可能になる。光ペンシル・ビームは、解析平面上で干渉して、回折格子平面に対して平行であるすべての解析平面中に光スポットの長方形メッシングの形状で画像を生成することができる。
寄生放出ビームは、回折格子と解析平面の間の距離が十分であるときはいつでも、寄生放出ビームが解析平面に決して到達しないように、大幅に偏向させることができる。寄生放出ビームは、計算された角度から偏向させることもでき、したがって全反射が、基板のエッチング面とは反対側の面上で行われる。寄生放出ビームは、観測される強度に対して強度の過変調も生成することができ、過変調の工程は、解析平面の画素によってフィルタリングされるように、選択することができる。最終的には、排除領域は、光ビームを散乱させ、そのようにして光ペンシル・ビームによって生成された干渉像に重ね合わされた一様なバックグラウンドを生成することができる。
図5に、排除格子GE3C(図3C)および基本位相格子GPF4(図4)を同時発生させることによって、排除と基本位相の機能を兼ね備えた位相関数を行うことができる例示の2次元格子GRを示す。基本位相格子GPF4は、格子GE3CのメッシングM中の自由空間中に配置される。
:光ビームの解析波面、 P:解析平面、 GR:PC中に配置された2次元格子、 P:Pから距離dだけ離間して配置される平面、 Z:有効領域、 Z:排除領域、 GE:排除位相格子、 GPF:基本位相格子、 O:光学系

Claims (15)

  1. 2次元メッシングを有した位相格子(GR)であって、
    同時発生したメッシュの2つの格子であって、
    排除機能FPEをエンコードし、入射波の位相が変更されない第1の有効領域と、急速な位相変動がエンコードされる第2の排除領域との、2つの領域からなる基本メッシュを有する排除位相格子(GE)であって、厚さの変動を有する前記排除位相格子(GE)と、
    基本位相機能FPFをエンコードし、位相基本パターンが配置された基本メッシュを有する基本位相格子(GPF)と
    の前記同時発生したメッシュの2つの格子とから構成され、
    該基本位相格子(GPF)の該位相基本パターンは、前記排除位相格子の2つの隣接したメッシュから出射する2つの光ペンシル・ビーム間に、前記メッシュに対応した位相シフトPHIを導入することを特徴とする、位相格子。
  2. 前記排除位相格子(GE3A、GE3B、GE3C)は、一方のメッシング方向に沿った寸法がLであり、他方の方向に沿った寸法がlであり、有効領域(Z)と、同一の表面を有した排除領域(Z)と、の2つの領域に分割された長方形基本メッシュを有し、各有効領域(Z)は、前記排除位相格子の前記基本メッシュの相似を構成し、該排除領域(Z)の両辺と同時発生した両辺を有する、請求項1に記載の位相格子。
  3. 前記排除位相格子(GE3A、GE3B)は、有効領域(Z)のメッシングを画定し、その表面は、前記排除位相格子の前記基本メッシュの表面の約半分である、請求項2に記載の位相格子。
  4. 前記排除位相格子(GE3B)は、正方形メッシングを有する、請求項1または2に記載の位相格子。
  5. 前記排除位相格子(GE3C)は、4つの正方形のチェス盤のパターン(Ka)を有した排除領域(Ze)を有し、該チェス盤の各正方形は、長さが、一方の方向に沿った前記格子(GR)の前記メッシュの長さLの分数(a)であり、幅が、他方の方向に沿った前記格子(GR)の前記メッシュの幅lの分数(b)であり、該排除領域(Ze)の基本位相パターンが、該チェス盤の2つの正方形を通過する2つのビーム間に、2πを法とする約πの位相シフトを導入する、請求項1または2に記載の位相格子。
  6. 前記排除位相格子GEは、前記格子の1方向に沿った不変パターンが適用され、したがって交互にストリップが生成され、そしてその周期が、前記基本位相格子(GPF4)の前記基本メッシュの分数を構成する、排除領域を有し、該排除領域の基本位相パターンは、厚さの変動によって、2つの連続したストリップを通過する2つのビーム間に、2πを法とする約πの位相シフトを導入する、請求項1に記載の位相格子。
  7. 前記排除位相格子GEは、そこを通過する入射フラックスを散乱させるような排除領域を有する、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の位相格子。
  8. 前記排除位相格子は、ステップ状で周期的な厚さの変動「e」がある排除領域(ZE)を有し、隣接するステップ間での該厚さの差eが、
    e=λ/((n−1)×(k+(1/2)))
    という関係に従い、ただし、
    ・λは、平均利用波長であり、
    ・「n」は、
    ・前記位相格子が伝達で使用される場合は、材料の屈折率であり、或いは、
    ・前記位相格子が反射で使用される場合は、定数3であり、
    ・kは、整数である、
    請求項1乃至7のいずれか1項に記載の位相格子。
  9. 前記基本位相格子(GPF)は、厚さの差(e)が異なるレベルであるチェス盤のタイプである、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の位相格子。
  10. 前記基本位相格子(GPF4)は、隣接したステップ間でのステップ状で周期的な厚さの変動「e」が、
    e=λ/((n−1)×(k+(1/2))) という関係に従い、ただし、
    ・λは、平均利用波長であり、
    ・nは、
    ・前記位相格子が伝達で使用される場合は、材料の屈折率であり、或いは、
    ・前記位相格子が反射で使用される場合は、定数3であり、
    ・kは、整数である、
    請求項9に記載の位相格子。
  11. 請求項1乃至10のいずれか1項に記載の2次元格子であって、型成形またはプレス加工によってマスター構成要素から製作されることを特徴とする、2次元格子。
  12. 光学的制御において光ビームの波面を解析するための装置であって、
    α)基準平面(P)と波面が解析される平面(P)とを光学的に共役な位置に配置させる入力光学系(O、O、O)と、
    β)請求項1乃至11のいずれか1項に記載され、前記基準平面(P)中に配置され、様々な放出ビームにビームを回折させる2次元格子と、
    γ)前記放出ビームの干渉によって形成され、前記解析される波面の傾度に関連付けられて変形された画像を観察するための手段と、を含むことを特徴とする、解析装置。
  13. 基板の面の一方にエッチングされた前記位相格子(GR)は、排除メッシュを横断させ、次いで全反射で該基板の他方の面上に偏向させることによって光ペンシル・ビームを生成する、請求項12に記載の解析装置。
  14. 前記位相格子(GR)は、伝達で動作させられる、請求項13に記載の解析装置。
  15. 前記位相格子(GR)は、反射で動作させられる、請求項13に記載の解析装置。
JP2009104262A 2008-04-22 2009-04-22 光ビームの波面を解析するための方法、位相格子および装置 Active JP5856727B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR0852688A FR2930336B1 (fr) 2008-04-22 2008-04-22 Procede, reseau de phase et dispositif d'analyse de surface d'onde d'un faisceau de lumiere
FR0852688 2008-04-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009265101A JP2009265101A (ja) 2009-11-12
JP5856727B2 true JP5856727B2 (ja) 2016-02-10

Family

ID=40018534

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009104262A Active JP5856727B2 (ja) 2008-04-22 2009-04-22 光ビームの波面を解析するための方法、位相格子および装置

Country Status (8)

Country Link
US (1) US8654348B2 (ja)
EP (1) EP2112485B1 (ja)
JP (1) JP5856727B2 (ja)
KR (1) KR101664207B1 (ja)
CN (1) CN101571423B (ja)
CA (1) CA2664715C (ja)
DE (1) DE602009000693D1 (ja)
FR (1) FR2930336B1 (ja)

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102005041203A1 (de) * 2005-08-31 2007-03-01 Carl Zeiss Sms Gmbh Vorrichtung und Verfahren zur interferometrischen Messung von Phasenmasken
KR101669289B1 (ko) 2009-11-19 2016-10-25 세이코 엡슨 가부시키가이샤 센서 칩, 센서 카트리지 및 분석 장치
US9523800B2 (en) * 2010-05-21 2016-12-20 Kla-Tencor Corporation Computation efficiency by iterative spatial harmonics order truncation
DE102012204704A1 (de) * 2012-03-23 2013-09-26 Carl Zeiss Smt Gmbh Messvorrichtung zum Vermessen einer Abbildungsgüte eines EUV-Objektives
FR2998979B1 (fr) * 2012-11-30 2017-09-08 Office National Detudes Et De Rech Aerospatiales Onera Dispositif de controle de la phase d'un front d'onde optique
WO2014137922A1 (en) 2013-03-05 2014-09-12 Rambus Inc. Phase gratings with odd symmetry for high-resoultion lensless optical sensing
US8918746B1 (en) * 2013-09-04 2014-12-23 Globalfoundries Inc. Cut mask aware contact enclosure rule for grating and cut patterning solution
CN103471725B (zh) * 2013-09-27 2015-10-28 东南大学 基于调制光源及正负衍射级分开探测结构的波前检测装置
CN104111120B (zh) * 2014-07-25 2017-05-31 中国科学院上海光学精密机械研究所 基于朗奇剪切干涉仪的相位提取方法
FR3026181B1 (fr) 2014-09-19 2017-11-03 Onera (Office Nat D'etudes Et De Rech Aerospatiales) Analyseur de surface d'onde et procede pour determiner des ecarts de piston et de tilt existant entre plusieurs faisceaux lumineux
CN104655291B (zh) * 2015-03-16 2017-12-26 中国科学院光电技术研究所 一种实现可编程多波横向剪切干涉仪的方法
FR3057064B1 (fr) * 2016-09-30 2021-04-23 Phasics Procede et dispositif d'analyse d'une onde electromagnetique en haute definition
IL251636B (en) * 2017-04-06 2018-02-28 Yoav Berlatzky A system and method for a coherent camera
CN111968099B (zh) * 2020-08-24 2023-01-24 中国科学院长春光学精密机械与物理研究所 一种大口径拼接望远镜共相方法、装置、设备及存储介质
US11693186B2 (en) * 2021-04-01 2023-07-04 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. Two-dimensional grating coupler and methods of making same
CN113447244A (zh) * 2021-05-22 2021-09-28 西安电子科技大学 基于全息光栅可调单模态涡旋光束轨道角动量探测方法
CN114152339B (zh) * 2021-11-23 2023-06-16 中国工程物理研究院激光聚变研究中心 基于几何相位超表面结构的光谱传感器及光谱重建方法

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3829219A (en) * 1973-03-30 1974-08-13 Itek Corp Shearing interferometer
FR2682761B1 (fr) 1991-10-18 1994-05-06 Onera Procede et dispositif pour l'analyse d'une surface d'onde lumineuse.
FR2712978B1 (fr) 1993-11-24 1996-02-02 Onera (Off Nat Aerospatiale) Interféromètre optique achromatique, du type à décalage trilatéral.
FR2795175B1 (fr) 1999-06-17 2001-07-27 Onera (Off Nat Aerospatiale) Interferometre optique achromatique, du type a sensibilite continument reglable
US6819435B2 (en) * 2000-04-12 2004-11-16 Nano Or Technologies Inc. Spatial and spectral wavefront analysis and measurement
US6765681B1 (en) * 2001-04-10 2004-07-20 Intel Corporation Measuring optical phase
DE10316123A1 (de) * 2003-04-04 2004-10-14 Carl Zeiss Smt Ag Vorrichtung und Verfahren zur Wellenfrontvermessung eines optischen Abbildungssystems durch phasenschiebende Interferometrie
JP2005077966A (ja) * 2003-09-03 2005-03-24 Dainippon Printing Co Ltd 回折光学素子
FR2884936B1 (fr) 2005-04-25 2007-06-22 Onera (Off Nat Aerospatiale) Generation d'onde par compensation de dephasage de propagation d'ondes dans un milieu optiquement non lineaire
FR2896583B1 (fr) 2006-01-20 2008-10-17 Onera (Off Nat Aerospatiale) Interferometre optique achromatique et compact, du type a decalage trilateral
FR2897426B1 (fr) * 2006-02-16 2012-07-27 Onera (Off Nat Aerospatiale) Procede d'analyse de surface d'onde par interferometrie multilaterale a difference de frequences
US7495200B1 (en) * 2007-07-02 2009-02-24 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Air Force Holographic adaptive optic system

Also Published As

Publication number Publication date
US20090262364A1 (en) 2009-10-22
CA2664715A1 (fr) 2009-10-22
KR20090111786A (ko) 2009-10-27
US8654348B2 (en) 2014-02-18
CN101571423B (zh) 2013-07-17
FR2930336A1 (fr) 2009-10-23
CN101571423A (zh) 2009-11-04
CA2664715C (fr) 2016-01-12
FR2930336B1 (fr) 2010-05-14
EP2112485A1 (fr) 2009-10-28
EP2112485B1 (fr) 2011-02-02
JP2009265101A (ja) 2009-11-12
KR101664207B1 (ko) 2016-10-11
DE602009000693D1 (de) 2011-03-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5856727B2 (ja) 光ビームの波面を解析するための方法、位相格子および装置
US7889336B2 (en) Optical integrated nanospectrometer
JP4862051B2 (ja) 三波横方向せん断型のコンパクト色消し光学干渉計
US11293806B2 (en) Wavefront sensor and method of using it
JP4707653B2 (ja) 静的マルチモードマルチプレックス分光法のための方法及びシステム
US7676128B1 (en) Etched surface grating having an effective blaze angle
US8068709B2 (en) Transmission gratings designed by computed interference between simulated optical signals and fabricated by reduction lithography
US7519248B2 (en) Transmission gratings designed by computed interference between simulated optical signals and fabricated by reduction lithography
US8169703B1 (en) Monolithic arrays of diffraction gratings
JP4834211B2 (ja) 光学干渉計用の光束の波面を分析する方法及び装置
JP2009526984A (ja) 周波数差マルチラテラル干渉法を通じて波面を解析する方法
WO2010140998A1 (en) Optical integrated nanospectrometer and method of manufacturing thereof
Chan et al. An ultra-compact metasurface-based chromatic confocal sensor
WO2020241334A1 (ja) 回折素子及び撮像装置
WO2017006369A1 (ja) デジタルホログラフィック撮像装置及び照明装置
Liu et al. Fabrication of the convex blazed grating
JP6358710B2 (ja) 回折光学素子
EP3896523B1 (en) Method and device for generating (quasi-) periodic interference patterns
JP7478026B2 (ja) 光変調素子及び位相計測装置
JP5817211B2 (ja) 形状検査装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20120127

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120409

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131126

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20140226

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20140303

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140521

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20141209

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150408

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150415

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20150528

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150714

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151009

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151201

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151214

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5856727

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250