JP5855511B2 - 広告配信支援装置、広告配信装置、広告配信方法およびプログラム - Google Patents

広告配信支援装置、広告配信装置、広告配信方法およびプログラム Download PDF

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本発明は、広告配信支援装置、広告配信装置、広告配信方法およびプログラムに関する。
従来、オンライン広告配信の分野において、検索や行動に関するユーザの履歴をもとにユーザのカテゴリ(又はプロファイル)を分類(又は推測)し、その結果に基づいて広告を配信する技術が知られている(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2010−072727号公報 特開2010−176675号公報
しかしながら、従来の技術によれば、ユーザの行動の履歴に基づいてユーザの興味関心のカテゴリを分類することはできるものの、ユーザのカテゴリに対してユーザの広告に対する興味反応(クリックなど)の傾向を適切に関連付けできていないため、ある広告の配信先を決定する際にどのユーザのカテゴリを配信先とすべきかを判断することが困難であるという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、広告に対する高いクリック率を実現させるため、ユーザの行動の履歴に基づいてユーザの興味関心のカテゴリを分類し、さらにユーザのカテゴリに対してユーザの広告に対する興味反応(クリックなど)の傾向を適切に関連付けする技術を提供することを目的とする。
上記問題を解決するために、本発明の一態様である広告配信支援装置は、各ユーザによる媒体の閲覧履歴情報に基づいて、ユーザをクラスタリングするユーザクラスタリング部と、前記クラスタリングによって得られたユーザカテゴリ毎の各広告カテゴリの広告配信回数と、前記ユーザカテゴリ毎の各広告カテゴリのクリック回数とに基づいて、ユーザカテゴリ別広告カテゴリ別クリック率を算出するクリック率算出部と、前記クリック率算出部によって算出された前記ユーザカテゴリ別広告カテゴリ別クリック率のうち統計的に有意に高いクリック率となったユーザカテゴリと広告カテゴリとを相互に関連付ける関連付部とを備えることを特徴とする。
ここで、媒体は広告枠(広告が表示される枠)が存在するウェブページを指し、ユーザカテゴリはユーザの媒体の閲覧傾向に現れるユーザの興味関心の分類(例えば、ニュースやエンターテイメント)を表し、広告カテゴリは広告主(広告の所有者)によって指定される広告の分類(例えば、ツールやゲーム)を表す。
上記広告配信支援装置において、前記クリック率算出部は、前記閲覧履歴情報と、各媒体の広告枠と該広告枠おいて配信する広告の広告カテゴリとの関係を保持する広告枠情報と、前記ユーザクラスタリング部によってクラスタリングによって得られたユーザカテゴリ情報とに基づいて、前記ユーザカテゴリ毎の各広告カテゴリの広告配信回数を計算する配信回数計算部と、ユーザ毎の各広告カテゴリのクリック回数と、前記ユーザカテゴリ情報とに基づいて、前記ユーザカテゴリ毎の各広告カテゴリのクリック回数を計算するクリック回数計算部と、前記配信回数計算部によって計算された前記広告配信回数と、前記クリック回数計算部によって計算されたクリック回数とに基づいて、前記ユーザカテゴリ別広告カテゴリ別クリック率を計算するクリック率計算部とを備えるようにしてもよい。
上記広告配信支援装置において、広告配信時に参照する情報として、前記関連付部によって関連付けられたユーザカテゴリと広告カテゴリの組を示す関連付情報を作成する関連付情報作成部を備えるようにしてもよい。
上記広告配信支援装置において、前記関連付部は、あるユーザカテゴリについて広告カテゴリ毎のクリック率の差が統計的に有意である場合、当該ユーザカテゴリと高クリック率の広告カテゴリとを関連付けるとともに、ある広告カテゴリについてユーザカテゴリ毎のクリック率の差が統計的に有意である場合、当該広告カテゴリと高クリック率のユーザカテゴリとを関連付けるようにしてもよい。
上記広告配信支援装置において、前記関連付部は、前記ユーザカテゴリ別広告カテゴリ別クリック率と各ユーザカテゴリの平均クリック率とを比較し、各ユーザカテゴリにおける広告カテゴリ毎のクリック率の差が統計的に有意であるか否かを判定し、前記ユーザカテゴリ別広告カテゴリ別クリック率と各広告カテゴリの平均クリック率とを比較し、各広告カテゴリにおけるユーザカテゴリ毎のクリック率の差が統計的に有意であるか否かを判定するようにしてもよい。
上記問題を解決するために、本発明の他の態様である広告配信装置は、上述の広告配信支援装置によって関連付けられた前記ユーザカテゴリと前記広告カテゴリの組に関する情報を有するデータベースを参照する広告配信装置であって、端末装置から広告取得要求を受信する受信部と、前記データベースを参照し、前記受信部によって受信された広告取得要求の送信元の端末装置のユーザが属するユーザカテゴリに関連付けられている前記広告カテゴリを特定する広告カテゴリ特定部と、前記広告カテゴリ特定部によって特定された広告カテゴリに属する広告を前記送信元の端末装置に送信する送信部とを備えることを特徴とする。
上記問題を解決するために、本発明の他の態様である広告配信方法は、上述のデータベースを用いる広告配信方法であって、端末装置から広告取得要求を受信する受信ステップと、前記データベースを参照し、前記受信ステップによって受信された広告取得要求の送信元の端末装置のユーザが属するユーザカテゴリに関連付けられている前記広告カテゴリを特定する広告カテゴリ特定ステップと、前記広告カテゴリ特定ステップによって特定された広告カテゴリに属する広告を前記送信元の端末装置に送信する送信ステップとを有することを特徴とする。
上記問題を解決するために、本発明の他の態様であるプログラムは、上述のサーバに、
端末装置から広告取得要求を受信する受信ステップと、前記データベースを参照し、前記受信ステップによって受信された広告取得要求の送信元の端末装置のユーザが属するユーザカテゴリに関連付けられている前記広告カテゴリを特定する広告カテゴリ特定ステップと、前記広告カテゴリ特定ステップによって特定された広告カテゴリに属する広告を前記送信元の端末装置に送信する送信ステップとを実行させることを特徴とする。
本発明によれば、ウェブページ(媒体)の閲覧履歴に基づいてユーザの興味関心のカテゴリを分類し、広告に対するクリック履歴に基づいてユーザのカテゴリに対してユーザの広告に対する興味反応(クリックなど)の傾向を適切に関連付けすることができるため、広告に対するクリック率が向上するように広告の配信先とするユーザのカテゴリを決定することができる。また、ユーザのカテゴリ分類はウェブページ(媒体)の閲覧履歴に基づくため、ユーザの各広告カテゴリに対する明示的な興味反応(クリックなど)を示した履歴のないユーザに対してもカテゴリを付与することができる。
本発明の第1の実施形態による広告配信支援装置10の機能ブロック図である。 記憶部190において記憶される情報の一例である。 記憶部190において記憶される情報の一例である。 記憶部190において記憶される情報の一例である。 広告配信支援装置10の動作の一例を示すフローチャートである。 広告配信支援装置10によるユーザカテゴリを用いたオーディエンスマーケティングへの応用のイメージである。 本発明の第2の実施形態による広告配信システム1の構成図である。 端末装置40及び広告配信システム1の動作の一例を示すフローチャートである。
[第1の実施形態]
以下、本発明の第1の実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施形態による広告配信支援装置10の機能ブロック図である。図2乃至図4は、記憶部190において記憶される情報の一例である。図1に示した広告配信支援装置10は、各端末装置から直接的に、又は、他の装置を介して間接的に、端末装置のユーザによるウェブページ(媒体)の閲覧履歴情報、広告へのクリック情報等を受信できる環境に設置されている。
広告配信支援装置10は、図1に示すように、ユーザクラスタリング部100、クリック率算出部110、関連付部120、関連付情報作成部130及び記憶部190を備える。クリック率算出部110は、配信回数計算部112、クリック回数計算部114及びクリック回数計算部116を備える。
ユーザクラスタリング部100は、各ユーザによるウェブページの閲覧履歴情報に基づいて、ユーザをクラスタリングする。ユーザクラスタリング部100が参照する各ユーザによるウェブページの閲覧履歴情報は、記憶部190に記憶されている。
図2(a)は、各ユーザによるウェブページ(媒体)の閲覧履歴情報(ユーザ毎の各媒体の閲覧回数)の一例である。図2(a)の閲覧履歴情報は、例えばユーザ1に関して、媒体1の閲覧回数が15回(媒体1の配信回数が15回)、媒体2の閲覧回数が6回、媒体3の閲覧回数が0回、媒体4の閲覧回数が0回である旨を表している。また、図2(a)の閲覧履歴情報は、例えば媒体1に関して、ユーザ1による閲覧回数が15回、ユーザ2による閲覧回数が18回、ユーザ3による閲覧回数が0回、ユーザ4による閲覧回数が0回である旨を表している。
ユーザクラスタリング部100は、まず、閲覧履歴情報の各行をユーザの特徴ベクトルとして、類似した特徴ベクトルが同一のユーザカテゴリに所属するようクラスタリングを行う。クラスタリングの手法としては、例えば、Latent Dirichlet Allocation(LDA)を用いる。LDAは、ディリクレ分布と多項分布を活用した文書集合の階層ベイズ的な生成モデルであり、各文書中の単語の出現頻度のベクトルに基づいて文書中の潜在クラス(カテゴリ)を推定することができる。実際の推定計算では変分ベイズ法又はマルコフ連鎖モンテカルロ法が用いられる。ここでは、文書をユーザが閲覧した媒体の集合、単語を媒体とみなし、ユーザが閲覧した媒体の集合に基づいてユーザの潜在クラスを推定することができる。LDAでは、文書毎に潜在クラスを排他的に割り当てるのではなく、文書中の単語毎に別の潜在クラスを割り当てることができる。したがって、ユーザに複数の興味関心がある場合には、それに応じて複数のカテゴリを割り当てることができる。
図2(b)は、ユーザ別広告カテゴリ別の所属確率(ユーザ毎の各ユーザカテゴリへの所属確率)の一例である。図2(b)の所属確率は、例えばユーザ1に関して、ユーザカテゴリ1の所属確率が0.648、ユーザカテゴリ2の所属確率が0.352である旨を表している。
続いて、ユーザクラスタリング部100は、各ユーザについて、ユーザカテゴリを所属確率の降順に並べ直して、累積確率が0以上1以下の閾値(例えば、0.5)以上になる迄、リストアップする。ここでは、閾値を0.5とする。図2(c)は、リストアップによって作成されるユーザカテゴリ情報の一例である。図2(c)のユーザカテゴリ情報は、ユーザ1、2がユーザカテゴリ1に分類され、ユーザ3、4がユーザカテゴリ2に分類された旨を表している。ユーザクラスタリング部100は、作成したユーザカテゴリ情報を記憶部190に記憶する。
クリック率算出部110(配信回数計算部112、クリック回数計算部114、クリック回数計算部114)は、ユーザカテゴリ毎の各広告カテゴリの広告配信回数と、ユーザカテゴリ毎の各広告カテゴリのクリック回数とに基づいて、ユーザカテゴリ別広告カテゴリ別クリック率(ユーザカテゴリ毎の各広告カテゴリのクリック率)を算出する。なお、ユーザカテゴリは、ユーザクラスタリング部100によって分類されたものである。
配信回数計算部112は、閲覧履歴情報(図2(a)参照)と、各ウェブページの広告枠と該広告枠おいて配信する広告の広告カテゴリとの関係を保持する広告枠情報と、クラスタリングによって得られたユーザカテゴリ情報(図2(c)参照)とに基づいて、ユーザカテゴリ毎の各広告カテゴリの広告配信回数を計算する。配信回数計算部112が参照する広告枠情報は、記憶部190に記憶されている。
図3(a)は、広告枠情報の一例である。図3(a)の広告枠情報は、媒体1の広告枠1は広告カテゴリ1用、媒体2の広告枠2は広告カテゴリ2用、媒体3の広告枠3は広告カテゴリ3用、媒体4の広告枠4は広告カテゴリ4用である旨を表している。なお、本実施形態では、単純化のため、各媒体が広告枠を1つ備える場合を示したが、複数の広告枠を備える場合であって必要な場合には、広告枠毎に異なる広告カテゴリを割り当ててもよい。
配信回数計算部112による、ユーザカテゴリ毎の各広告カテゴリの広告配信回数の計算過程について詳しく説明する。まず、配信回数計算部112は、閲覧履歴情報(図2(a)参照)と、広告枠情報(図3(a)参照)とから、ユーザ毎の各広告カテゴリの閲覧回数を計算する。配信回数計算部112は、ユーザ別広告カテゴリ別の閲覧履歴情報として、計算したユーザ毎の各広告カテゴリの閲覧回数を記憶部190に記憶する。
図3(b)は、ユーザ別広告カテゴリ別の閲覧履歴情報の一例である。図3(b)のユーザ別広告カテゴリ別の閲覧履歴情報は、例えばユーザ1に関して、広告カテゴリ1(媒体1、媒体3)の閲覧回数が15回、広告カテゴリ2(媒体2、4)の閲覧回数が6回である旨を表している。また、図3(b)のユーザ別広告カテゴリ別の閲覧履歴情報は、例えば広告カテゴリ1(媒体1、媒体3)に関して、ユーザ1による閲覧回数が15回、ユーザ2による閲覧回数が18回、ユーザ3による閲覧回数が9回、ユーザ4による閲覧回数が3回である旨を表している。
続いて、配信回数計算部112は、ユーザ別広告カテゴリ別の閲覧履歴情報(図3(b)参照)と、ユーザカテゴリ情報(図2(c)参照)とから、ユーザカテゴリ毎の各広告カテゴリの広告配信回数を計算する。配信回数計算部112は、ユーザカテゴリ別広告カテゴリ別の広告配信回数情報として、計算したユーザカテゴリ毎の各広告カテゴリの広告配信回数を記憶部190に記憶する。
図3(c)は、ユーザカテゴリ別広告カテゴリ別の広告配信回数情報の一例である。図3(c)のユーザカテゴリ別広告カテゴリ別の広告配信回数情報は、例えばユーザカテゴリ1(ユーザ1、ユーザ2)に関して、広告カテゴリ1(媒体1、媒体3)の閲覧回数が33回、広告カテゴリ2(媒体2、4)の閲覧回数が21回である旨を表している。また、図3(c)のユーザカテゴリ別広告カテゴリ別の広告配信回数情報は、例えば広告カテゴリ1(媒体1、媒体3)に関して、ユーザカテゴリ1(ユーザ1、ユーザ2)による閲覧回数が33回、ユーザカテゴリ2(ユーザ3、ユーザ4)による閲覧回数が12回である旨を表している。
クリック回数計算部114は、ユーザ毎の各広告カテゴリのクリック回数と、クラスタリングによって得られたユーザカテゴリ情報(図2(c)参照)とに基づいて、ユーザカテゴリ毎の各広告カテゴリのクリック回数を計算する。クリック回数計算部114が参照するユーザ毎の各広告カテゴリのクリック回数は、ユーザ別広告カテゴリ別のクリック回数情報として、記憶部190に記憶されている。
図3(d)は、ユーザ別広告カテゴリ別のクリック回数情報の一例である。図3(d)のユーザ別広告カテゴリ別のクリック回数情報は、例えばユーザ1に関して、広告カテゴリ1(媒体1、媒体3)のクリック回数が9回、広告カテゴリ2(媒体2、4)のクリック回数が0回である旨を表している。また、図3(d)のユーザ別広告カテゴリ別のクリック回数情報は、例えば広告カテゴリ1(媒体1、媒体3)に関して、ユーザ1によるクリック回数が9回、ユーザ2によるクリック回数が12回、ユーザ3によるクリック回数が3回、ユーザ4によるクリック回数が0回である旨を表している。なお、クリック回数計算部114は、ユーザ毎の各広告枠(媒体)のクリック回数(非図示)と、広告枠情報(図3(a)参照)とから、ユーザ別広告カテゴリ別のクリック回数情報(図3(d)参照)を作成してもよい。
クリック回数計算部114は、ユーザカテゴリ別広告カテゴリ別のクリック回数情報として、計算したユーザカテゴリ毎の各広告カテゴリのクリック回数を記憶部190に記憶する。図3(e)は、ユーザカテゴリ別広告カテゴリ別のクリック回数情報の一例である。図3(e)のユーザカテゴリ別広告カテゴリ別のクリック回数情報は、例えばユーザカテゴリ1(ユーザ1、ユーザ2)に関して、広告カテゴリ1(媒体1、媒体3)のクリック回数が21回、広告カテゴリ2(媒体2、4)のクリック回数が3回である旨を表している。また、図3(e)のユーザカテゴリ別広告カテゴリ別のクリック回数情報は、例えば広告カテゴリ1(媒体1、媒体3)に関して、ユーザカテゴリ1(ユーザ1、ユーザ2)による閲覧回数が21回、ユーザカテゴリ2(ユーザ3、ユーザ4)による閲覧回数が3回である旨を表している。
クリック率計算部116は、配信回数計算部112によって計算された広告配信回数(図3(c)参照)と、クリック回数計算部114によって計算されたクリック回数(図3(e)参照)とに基づいて、ユーザカテゴリ別広告カテゴリ別クリック率を計算する。クリック率計算部116は、ユーザカテゴリ別広告カテゴリ別のクリック率情報として、計算したユーザカテゴリ別広告カテゴリ別クリック率を記憶部190に記憶する。
図4(a)は、ユーザカテゴリ別広告カテゴリ別のクリック率情報の一例である。図4(a)のユーザカテゴリ別広告カテゴリ別のクリック率情報は、例えばユーザカテゴリ1(ユーザ1、ユーザ2)に関して、広告カテゴリ1(媒体1、媒体3)のクリック率が63.6%、広告カテゴリ2(媒体2、4)のクリック率が14.3%である旨を表している。また、図4(a)のユーザカテゴリ別広告カテゴリ別のクリック率情報は、例えば広告カテゴリ1(媒体1、媒体3)に関して、ユーザカテゴリ1(ユーザ1、ユーザ2)によるクリック率が63.6%、ユーザカテゴリ2(ユーザ3、ユーザ4)によるクリック率が25.0%である旨を表している。
関連付部120は、クリック率算出部110によって算出されたユーザカテゴリ別広告カテゴリ別クリック率(図4(a)参照)のうち統計的に有意に高いクリック率となったユーザカテゴリと広告カテゴリとを相互に関連付ける。具体的には、関連付部120は、あるユーザカテゴリについて広告カテゴリ毎のクリック率の差が統計的に有意である場合、当該ユーザカテゴリと高クリック率の広告カテゴリとを関連付ける。また、関連付部120は、ある広告カテゴリについてユーザカテゴリ毎のクリック率の差が統計的に有意である場合、当該広告カテゴリと高クリック率のユーザカテゴリとを関連付ける。
以下、関連付部120による、あるユーザカテゴリについて広告カテゴリ毎のクリック率の差が統計的に有意であるか否かの判定(広告カテゴリ毎のクリック率の差が統計的に有意であるか否かを判定)、及び、ある広告カテゴリについてユーザカテゴリ毎のクリック率の差が統計的に有意であるか否かの判定(ユーザカテゴリ毎のクリック率の差が統計的に有意であるか否かを判定)について詳しく説明する。
関連付部120は、まず、配信回数計算部112によって計算されたユーザカテゴリ毎の各広告カテゴリの広告配信回数(図3(c)参照)と、クリック回数計算部114によって計算されたユーザカテゴリ毎の各広告カテゴリのクリック回数(図3(e)参照)とから、ユーザカテゴリ別広告カテゴリ別の非クリック回数を計算する。関連付部120は、ユーザカテゴリ別広告カテゴリ別の非クリック回数情報として、計算したユーザカテゴリ毎の各広告カテゴリの非クリック回数を記憶部190に記憶する。
図4(b)は、ユーザカテゴリ別広告カテゴリ別の非クリック回数情報の一例である。図4(b)のユーザカテゴリ別広告カテゴリ別の非クリック回数情報は、例えばユーザカテゴリ1(ユーザ1、ユーザ2)に関して、広告カテゴリ1(媒体1、媒体3)の非クリック回数が12回、広告カテゴリ2(媒体2、4)の非クリック回数が18である旨を表している。また、図4(b)のユーザカテゴリ別広告カテゴリ別の非クリック回数情報は、例えば広告カテゴリ1(媒体1、媒体3)に関して、ユーザカテゴリ1(ユーザ1、ユーザ2)による非クリック回数が12回、ユーザカテゴリ2(ユーザ3、ユーザ4)による非クリック回数が9回である旨を表している。
(広告カテゴリ毎のクリック率の差が統計的に有意であるか否かを判定)
関連付部120は、クリック率算出部110が算出したユーザカテゴリ別広告カテゴリ別クリック率(図4(a)参照)と各ユーザカテゴリの平均クリック率とを比較し、各ユーザカテゴリにおける広告カテゴリ毎のクリック率の差が統計的に有意であるか否かを判定する。換言すれば、関連付部120は、ユーザカテゴリ別広告カテゴリ別クリック率における、各ユーザカテゴリにおける広告カテゴリ毎のクリック率の差が、各ユーザカテゴリの平均クリック率と比べて統計的に有意であるか否か(例えば、広告カテゴリ1に対するユーザカテゴリ1のクリック率と広告カテゴリ2に対するユーザカテゴリ1のクリック率の差が、広告カテゴリ1、2全体に対するユーザカテゴリ1の平均クリック率と比べて統計的に有意であるか否か)を判定する。
例えば、記憶部190に図2(a)〜図4(b)の各種情報が記憶されている場合、関連付部120は、ユーザカテゴリ1について、広告カテゴリ1におけるクリック回数及び非クリック回数、並びに、広告カテゴリ2におけるクリック回数及び非クリック回数を用いてカイ二乗検定を実施して、ユーザカテゴリ1における広告カテゴリ1のクリック率と広告カテゴリ2のクリック率の差が統計的に有意であるか否かを推定(判定)する。なお、関連付部120は、ユーザカテゴリ2についても同様に、ユーザカテゴリ2における広告カテゴリ1のクリック率と広告カテゴリ2のクリック率の差が統計的に有意であるか否かを推定する。
図4(c)は、記憶部190に図2(a)〜図4(b)の各種情報が記憶されている場合における、カイ二乗検定の検定結果である。関連付部120は、ユーザカテゴリ1のP値を下記の如く計算する。
ユーザカテゴリ毎の各広告カテゴリのクリック回数(図3(e)参照)から、
a=ユーザカテゴリ1による広告カテゴリ1のクリック回数「21」
b=ユーザカテゴリ1による広告カテゴリ2のクリック回数「3」
を得る。
ユーザカテゴリ別広告カテゴリ別非クリック回数(図4(b)参照)から、
c=ユーザカテゴリ1による広告カテゴリ1の非クリック回数「12」
d=ユーザカテゴリ1による広告カテゴリ2の非クリック回数「18」
を得る。
下記式(1)に従って、aの期待頻度Eを計算する。
=(a+b)*(a+c)/(a+b+c+d)…(1)
計算結果は、E=14.667
下記式(2)に従って、bの期待頻度Eを計算する。
=(a+b)*(b+d)/(a+b+c+d)…(2)
計算結果は、E=9.333
下記式(3)に従って、cの期待頻度Eを計算する。
=(c+d)*(a+c)/(a+b+c+d)…(3)
計算結果は、E=18.333
下記式(4)に従って、dの期待頻度Eを計算する。
=(c+d)*(b+d)/(a+b+c+d)…(4)
計算結果は、E=11.667
続いて、下記式(5)に従って、χ2値を計算する。
χ2=(|a−E|−0.5)/E+(|b−E|−0.5)/E+(|c−E|−0.5)/E+(|d−E|−0.5)/E…(5)
計算結果は、χ2=10.738
最後に、χ2値をχ2分布の累積分布関数(自由度1)に代入してユーザカテゴリ1のP値「0.00105」を得る(図4(c)参照)。なお、関連付部120は、同様に、ユーザカテゴリ2のP値「0.23964」を得る(図4(c)参照)。
関連付部120は、ユーザカテゴリ1のP値「0.00105」が基準値(0.05)未満であるため、ユーザカテゴリ1について、クリックする頻度/クリックしない頻度は、広告カテゴリ1が配信された場合と広告カテゴリ2が配信された場合とで異なると判定する。換言すれば、関連付部120は、ユーザカテゴリ1−広告カテゴリ1の組のクリック率「63.6%」と、ユーザカテゴリ1−広告カテゴリ2の組のクリック率「14.3%」との差は統計的に有意であると判定する。また、関連付部120は、ユーザカテゴリ2のP値「0.23964」が基準値(0.05)未満でないため、ユーザカテゴリ2について、クリックする頻度/クリックしない頻度は、広告カテゴリ1が配信された場合と広告カテゴリ2が配信された場合とで異ならないと判定する。換言すれば、関連付部120は、ユーザカテゴリ2−広告カテゴリ1の組のクリック率「25.0%」と、ユーザカテゴリ2−広告カテゴリ2の組のクリック率「50.0%」との差は統計的に有意でないと判定する。
関連付部120は、ユーザカテゴリ1−広告カテゴリ1の組のクリック率「63.6%」と、ユーザカテゴリ1−広告カテゴリ2の組のクリック率「14.3%」との差は統計的に有意であると判定したため、ユーザカテゴリ1に、クリック率が高い方の広告カテゴリ1を関連付ける。
以上のように、関連付部120は、各ユーザカテゴリについて、異なる広告カテゴリの広告が配信された場合のクリック回数、非クリック回数から算出される頻度(クリックする頻度/クリックしない頻度)が異なることの統計的有意性をカイ二乗検定により検定することによって、各ユーザカテゴリに対する広告カテゴリの有効性(統計的な有意性)を評価し、評価に応じて、ユーザカテゴリと広告カテゴリとを関連付ける。
(ユーザカテゴリ毎のクリック率の差が統計的に有意であるか否かを判定)
関連付部120は、クリック率算出部110が算出したユーザカテゴリ別広告カテゴリ別クリック率(図4(a)参照)と各広告カテゴリの平均クリック率とを比較し、各広告カテゴリにおけるユーザカテゴリ毎のクリック率の差が統計的に有意であるか否かを判定する。換言すれば、関連付部120は、ユーザカテゴリ別広告カテゴリ別クリック率における、各広告カテゴリにおけるユーザカテゴリ毎のクリック率の差が、各広告カテゴリの平均クリック率と比べて統計的に有意であるか否か(例えば、広告カテゴリ1に対するユーザカテゴリ1のクリック率と広告カテゴリ1に対するユーザカテゴリ2のクリック率の差が、広告カテゴリ1に対するユーザカテゴリ1、2全体の平均クリック率と比べて統計的に有意であるか否か)を判定する。
例えば、記憶部190に図2(a)〜図4(b)の各種情報が記憶されている場合、関連付部120は、広告カテゴリ1について、ユーザカテゴリ1におけるクリック回数及び非クリック回数、並びに、ユーザカテゴリ2におけるクリック回数及び非クリック回数を用いてカイ二乗検定を実施して、広告カテゴリ1におけるユーザカテゴリ1のクリック率とユーザカテゴリ2のクリック率の差が統計的に有意であるか否かを推定(判定)する。なお、関連付部120は、広告カテゴリ2についても同様に、広告カテゴリ2におけるユーザカテゴリ1のクリック率とユーザカテゴリ2のクリック率の差が統計的に有意であるか否かを推定する。
図4(d)は、記憶部190に図2(a)〜図4(b)の各種情報が記憶されている場合における、カイ二乗検定の検定結果である。関連付部120は、広告カテゴリ1のP値を下記の如く計算する。
ユーザカテゴリ毎の各広告カテゴリのクリック回数(図3(e)参照)から、
a=ユーザカテゴリ1による広告カテゴリ1のクリック回数「21」
b=ユーザカテゴリ2による広告カテゴリ1のクリック回数「3」
を得る。
ユーザカテゴリ別広告カテゴリ別非クリック回数(図4(b)参照)から、
c=ユーザカテゴリ1による広告カテゴリ1の非クリック回数「12」
d=ユーザカテゴリ2による広告カテゴリ1の非クリック回数「9」
を得る。
上記式(1)〜(4)に従って、期待頻度E=17.600、期待頻度E=6.400、期待頻度E=15.400、期待頻度E=5.600を計算し、上記式(5)に従って、χ2=3.840を計算する。最後に、χ2値をχ2分布の累積分布関数(自由度1)に代入して広告カテゴリ1のP値「0.05005」を得る(図4(c)参照)。なお、関連付部120は、同様に、広告カテゴリ2のP値「0.01587」を得る(図4(c)参照)。
関連付部120は、広告カテゴリ1のP値「0.05005」が基準値(0.05)未満でないため、広告カテゴリ1について、クリックする頻度/クリックしない頻度は、ユーザカテゴリ1に配信された場合とユーザカテゴリ2に配信された場合とで異ならないと判定する。換言すれば、関連付部120は、ユーザカテゴリ1−広告カテゴリ1の組のクリック率「63.6%」と、ユーザカテゴリ2−広告カテゴリ1の組のクリック率「25.0%」との差は統計的に有意でないと判定する。また、関連付部120は、広告カテゴリ2のP値「0.01587」が基準値(0.05)未満であるため、広告カテゴリ2について、クリックする頻度/クリックしない頻度は、ユーザカテゴリ1に配信された場合とユーザカテゴリ2に配信された場合とで異なると判定する。換言すれば、関連付部120は、ユーザカテゴリ1−広告カテゴリ2の組のクリック率「14.3%」と、ユーザカテゴリ2−広告カテゴリ2の組のクリック率「50.0%」との差は統計的に有意であると判定する。
クリック率の差が有意であるかどうかの判定には、上述の方法のほか、簡易な方法として以下のような方法を用いてよい。
(方法1)
ユーザカテゴリ1の広告カテゴリ1に対するクリック率がユーザカテゴリ1のクリック率の平均値に対して一定値以上大きい場合に有意であるとし、ユーザカテゴリ1の広告カテゴリ2に対するクリック率もユーザカテゴリ1のクリック率の平均値に対して一定値以上大きい場合に有意であるとする。一定値Uは、平均値の上側信頼区間により定めることができる。例えば、下記式(6)に従って、一定値Uを計算する。
Figure 0005855511
(方法2)
ユーザカテゴリ1の広告カテゴリ1に対するクリック率が広告カテゴリ1のクリック率の平均値に対して一定値以上大きい場合に有意であるとし、ユーザカテゴリ2の広告カテゴリ1に対するクリック率も広告カテゴリ1のクリック率の平均値に対して一定値以上大きい場合に有意であるとする。一定値Uは、平均値の上側信頼区間により定めることができる。下記式(7)に従って、一定値Uを計算する。
Figure 0005855511
関連付部120は、ユーザカテゴリ1−広告カテゴリ2の組のクリック率「14.3%」と、ユーザカテゴリ2−広告カテゴリ2の組のクリック率「50.0%」との差は統計的に有意であると判定したため、広告カテゴリ2に、クリック率が高い方のユーザカテゴリ2を関連付ける。
以上のように、関連付部120は、各広告カテゴリについて、異なるユーザカテゴリのユーザに配信された場合のクリック回数、非クリック回数から算出される頻度(クリックする頻度/クリックしない頻度)が異なることの統計的有意性をカイ二乗検定により検定することによって、各広告カテゴリに対するユーザカテゴリの有効性(統計的な有意性)を評価し、評価に応じて、ユーザカテゴリと広告カテゴリとを関連付ける。
関連付情報作成部130は、広告配信時に参照する情報として、関連付部120によって関連付けられたユーザカテゴリと広告カテゴリの組を示す関連付情報(ユーザカテゴリ−広告カテゴリ対応表とも称する)を作成する。関連付情報作成部130は、作成した関連付情報を記憶部190に記憶する。図4(e)は、関連付情報の一例である。図4(e)の関連付情報は、ユーザカテゴリ1と広告カテゴリ1の組、及び、ユーザカテゴリ2と広告カテゴリ2との組は、関連性が有る旨(関連性が高い旨)を表している。
図5は、広告配信支援装置10の動作の一例を示すフローチャートである。図5のフローチャートは、例えば、ユーザによる指示に応じて、又は、定期的に開始する。
ユーザクラスタリング部100は、各ユーザによるウェブページの閲覧履歴情報に基づいて、ユーザをクラスタリングする(ステップS10)。
配信回数計算部112は、閲覧履歴情報と、広告枠情報と、ステップS10において得られたユーザカテゴリ情報とに基づいて、ユーザカテゴリ毎の各広告カテゴリの広告配信回数を計算する(ステップS12)。クリック回数計算部114は、ユーザ毎の各広告カテゴリのクリック回数と、ステップS10において得られたユーザカテゴリ情報とに基づいて、ユーザカテゴリ毎の各広告カテゴリのクリック回数を計算する(ステップS14)。クリック率計算部116は、ステップS12において得られた広告配信回数と、ステップS14において得られたクリック回数とに基づいて、ユーザカテゴリ別広告カテゴリ別クリック率を計算する(ステップS16)。
関連付部120は、ステップS16において得られたユーザカテゴリ別広告カテゴリ別クリック率のうち統計的に有意に高いクリック率となったユーザカテゴリと広告カテゴリとを相互に関連付ける(ステップS18)。関連付情報作成部130は、広告配信時に参照する情報として、ステップS18において関連付けられたユーザカテゴリと広告カテゴリの組を示す関連付情報を作成し、記憶部190に記憶する(ステップS20)。そして、図5のフローチャートは終了する。
以上、第1の実施形態による広告配信支援装置10について説明したが、広告配信支援装置10によれば、広告に対するユーザの興味反応を反映してユーザのカテゴリを分類することができる。
図6は、広告配信支援装置10によるユーザカテゴリを用いたオーディエンスマーケティングへの応用のイメージである。広告配信支援装置10は、ウェブページの閲覧履歴情報に基づいて、ユーザをグルーピング(クラスタリング)する。つまり、ウェブページの閲覧履歴情報を元に、閲覧している媒体が類似したユーザ同士が同一のユーザカテゴリに属するように分類する。
続いて、広告配信支援装置10は、クリック履歴から各ユーザグループの広告への興味反応を評価し、広告グループ(広告カテゴリ)と関連付ける。つまり、広告クリック履歴を元に、ユーザカテゴリ毎に各広告カテゴリに対するクリック率を集計し、ユーザカテゴリに属するユーザの平均クリック率、広告カテゴリに属する広告に対する平均クリック率と比較して、統計的に有意に高いかどうかを検定する。検定結果を元に、広告配信時に参照する関連付情報を作成する。関連付情報において、ユーザカテゴリに対応する広告カテゴリは、検定の結果、有意であると評価された広告カテゴリで構成される。
広告を配信する際は、配信広告への興味反応の高いユーザグループを選択し、広告を配信する。つまり、関連付情報を参照して、配信先を決定し、広告を配信する。
[第2の実施形態]
以下、本発明の第2の実施形態について図面を参照して説明する。図7は、本発明の第2の実施形態による広告配信システム1の構成図である。図7に示した広告配信システム1は、図6にイメージとして示したオーディエンスマーケティングを実現するシステムである。
広告配信システム1は、図7に示すように、広告配信サーバ20データベース90とから構成され、端末装置40と通信する。
端末装置40は、ウェブサイト(非図示)のウェブページにアクセスする。ウェブページは、広告が表示される領域(広告枠)を有する。ウェブサイトは、クライアントサイドプログラム(広告取得要求用及び表示用)を保持する。
広告配信サーバ20は、サーバサイドプログラムを保持する。広告配信サーバ20は、サーバサイドプログラムを実行し、端末装置40に広告(例えば、バナー画像)を配信する。具体的には、広告配信サーバ20は、端末装置40から広告取得要求を受信した場合に、データベース90を参照し、当該端末装置40のユーザが属するユーザカテゴリに関連付けられている広告カテゴリに属する広告を特定し、特定した広告を当該端末装置40に送信する。換言すれば、広告配信サーバ20(サーバサイドプログラム)は、端末装置40から広告取得要求を受信する受信部(非図示)と、データベース90を参照し、受信部によって受信された広告取得要求の送信元の端末装置40のユーザが属するユーザカテゴリに関連付けられている広告カテゴリを特定する広告カテゴリ特定部(非図示)と、広告カテゴリ特定部によって特定された広告カテゴリに属する広告を送信元の端末装置40に送信する送信部(非図示)とを備える。なお、詳細は、図8のフローチャートを用いて説明する。
また、広告配信サーバ20は、ユーザカテゴリ作成機能を有する。広告配信サーバ20が有するユーザカテゴリ作成機能は、第1の実施形態における広告配信支援装置10の機能(ユーザクラスタリング部100、クリック率算出部110、関連付部120、関連付情報作成部130)と同様である。
データベース90は、広告(バナー画像)の他、第1の実施形態における広告配信支援装置10の記憶部190に記憶されている情報(ウェブページの閲覧履歴情報、ユーザ別広告カテゴリ別のクリック回数情報、ユーザカテゴリ情報、関連付情報、…)を記憶する。つまり、データベース90は、広告配信支援装置10によって関連付けられたユーザカテゴリと広告カテゴリの組に関する情報(関連付情報)を有するデータベースである。
図8は、端末装置40及び広告配信システム1の動作の一例を示すフローチャートである。図8の左側は端末装置40の動作、右側は広告配信サーバ20の動作である。
端末装置40のクライアントサイドプログラム(広告取得要求用)は、要求文字列としてユーザIDを含む広告取得要求を広告配信サーバ20に送信する(ステップS30)。例えば、広告枠付きのウェブページをウェブサイトにリクエストしたときに、クライアントサイドプログラム(広告取得要求用)は、広告取得要求を広告配信サーバ20に送信する。
広告配信サーバ20のサーバサイドプログラム(受信部)は、端末装置40から送信された広告取得要求を受信する(ステップS32)。続いて、サーバサイドプログラム(ユーザカテゴリ特定部)は、データベース90内のユーザカテゴリ情報(図2(c)参照)にアクセスし、ユーザIDに対応するユーザカテゴリを特定する(ステップS34)。続いて、サーバサイドプログラム(広告カテゴリ特定部)は、データベース90から、配信候補となる広告リスト(広告候補リスト)を取得する。なお、広告候補リストは、特定の広告が偏って配信されないように、適宜シャッフルされていることが望ましい。続いて、サーバサイドプログラムは、データベース90内の関連付情報(図4(e)参照)にアクセスし、該端末装置40に対して配信する広告カテゴリを特定する(ステップS36)。続いて、サーバサイドプログラム(広告カテゴリ特定部)は、配信対象として特定した広告カテゴリについて、広告候補リストの要素に配信対象フラグを付与する。続いて、サーバサイドプログラム(送信部)は、広告候補リストのなかで最初の配信対象フラグが付与された広告(バナー画像)、即ち、配信対象として特定した広告カテゴリに属する広告のうち最初に配信されるべき広告を端末装置40に送信する(ステップS38)。なお、各広告が何れの広告カテゴリに属するかは、例えば、広告主(広告の所有者)によって指定されている。
端末装置40のクライアントサイドプログラム(表示用)は、広告配信サーバ20から送信された広告(バナー画像)を受信する(ステップS40)。続いて、クライアントサイドプログラム(表示用)は、広告のサイズを調整し、広告枠にあわせて表示する(ステップS42)。そして、図8のフローチャートは終了する。
なお、広告配信サーバ20のサーバサイドプログラムが参照する、データベース90内のユーザカテゴリ情報(図2(c)参照)は、適宜設定したタイミング(例えば、毎日3:00)において、広告配信サーバ20(ユーザカテゴリ作成機能)によって作成(更新)される。つまり、広告配信サーバ20(ユーザカテゴリ作成機能)は、適宜設定されたタイミングに、データベース90内のウェブページの閲覧履歴情報に基づいて、ユーザカテゴリ情報を作成(更新)する。
同様に、広告配信サーバ20のサーバサイドプログラムが参照する、データベース90内の関連付情報(図4(e)参照)は、適宜設定したタイミングにおいて、広告配信サーバ20(ユーザカテゴリ作成機能)によって作成(更新)される。つまり、広告配信サーバ20(ユーザカテゴリ作成機能)は、適宜設定されたタイミングに、データベース90内のユーザ別広告カテゴリ別のクリック回数情報などに基づいて、関連付情報を作成(更新)する。
以上、第2の実施形態による広告配信システム1について説明したが、広告配信システム1のユーザカテゴリ作成機能(第1の実施形態による広告配信支援装置10に相当)は、ユーザの行動の履歴をもとにユーザの属するカテゴリを決定(ユーザカテゴリ情報を作成)し、更に、夫々のユーザカテゴリに属するユーザが各広告カテゴリの広告に対して示した興味反応(クリック履歴)を考慮し、ユーザカテゴリと広告カテゴリとの対応を決定(関連付情報を作成)する。つまり、ユーザカテゴリ作成機能は、閲覧している媒体が類似したユーザ同士が同一のユーザカテゴリに属するように分類し、更に、クリック履歴に基づいてユーザカテゴリと広告カテゴリとの関連性を評価して、ユーザカテゴリに対して関連性の高い広告カテゴリを意味づける。
従って、広告配信システム1によれば、広告主は、広告に対する興味反応を反映したユーザカテゴリ(関連付情報)に基づいて、即ち、クリック履歴に従って広告カテゴリを意味づけた意味情報に基づいて、ユーザカテゴリを指定して広告を配信することができる。換言すれば、広告配信システム1によれば、広告に対するユーザの興味反応を反映させたオーディエンスマーケティングを実現することができる。
なお、広告配信システム1は、広告配信サーバ20とデータベース90とから構成されると説明したが、広告配信システム1の構成はこれに限定されない。例えば、適宜、端末装置40と広告配信サーバ20の間に1または複数の中継サーバを設けてもよいし、広告配信サーバ20とデータベース90とを一体化してもよい。また、広告配信サーバ20から、ユーザカテゴリ作成機能を切り離し別体(即ち、第1の実施形態による広告配信支援装置10)としてもよい。
なお、本発明の実施形態による広告配信システム1又は広告配信支援装置10の各処理を実行するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、当該記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、広告配信システム1又は広告配信支援装置10の各処理に係る上述した種々の処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1…広告配信システム 10…広告配信支援装置 20…広告配信サーバ 40…端末装置 90…データベース 100…ユーザクラスタリング部 110…クリック率算出部 112…配信回数計算部 114…クリック回数計算部 116…クリック率計算部 120…関連付部 130…関連付情報作成部 190…記憶部

Claims (8)

  1. 各ユーザによる媒体の閲覧履歴情報に基づいて、ユーザをクラスタリングするユーザクラスタリング部と、
    前記クラスタリングによって得られたユーザカテゴリ毎の各広告カテゴリの広告配信回数と、前記ユーザカテゴリ毎の各広告カテゴリのクリック回数とに基づいて、ユーザカテゴリ別広告カテゴリ別クリック率を算出するクリック率算出部と、
    前記クリック率算出部によって算出された前記ユーザカテゴリ別広告カテゴリ別クリック率のうち統計的に有意に高いクリック率となったユーザカテゴリと広告カテゴリとを相互に関連付ける関連付部と
    を備えることを特徴とする広告配信支援装置。
  2. 前記クリック率算出部は、
    前記閲覧履歴情報と、各媒体の広告枠と該広告枠おいて配信する広告の広告カテゴリとの関係を保持する広告枠情報と、前記ユーザクラスタリング部によってクラスタリングによって得られたユーザカテゴリ情報とに基づいて、前記ユーザカテゴリ毎の各広告カテゴリの広告配信回数を計算する配信回数計算部と、
    ユーザ毎の各広告カテゴリのクリック回数と、前記ユーザカテゴリ情報とに基づいて、前記ユーザカテゴリ毎の各広告カテゴリのクリック回数を計算するクリック回数計算部と、
    前記配信回数計算部によって計算された前記広告配信回数と、前記クリック回数計算部によって計算されたクリック回数とに基づいて、前記ユーザカテゴリ別広告カテゴリ別クリック率を計算するクリック率計算部と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の広告配信支援装置。
  3. 広告配信時に参照する情報として、前記関連付部によって関連付けられたユーザカテゴリと広告カテゴリの組を示す関連付情報を作成する関連付情報作成部
    を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の広告配信支援装置。
  4. 前記関連付部は、
    あるユーザカテゴリについて広告カテゴリ毎のクリック率の差が統計的に有意である場合、当該ユーザカテゴリと高クリック率の広告カテゴリとを関連付けるとともに、ある広告カテゴリについてユーザカテゴリ毎のクリック率の差が統計的に有意である場合、当該広告カテゴリと高クリック率のユーザカテゴリとを関連付ける
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の広告配信支援装置。
  5. 前記関連付部は、
    前記ユーザカテゴリ別広告カテゴリ別クリック率と各ユーザカテゴリの平均クリック率とを比較し、各ユーザカテゴリにおける広告カテゴリ毎のクリック率の差が統計的に有意であるか否かを判定し、
    前記ユーザカテゴリ別広告カテゴリ別クリック率と各広告カテゴリの平均クリック率とを比較し、各広告カテゴリにおけるユーザカテゴリ毎のクリック率の差が統計的に有意であるか否かを判定する
    をことを特徴とする請求項4に記載の広告配信支援装置。
  6. 各ユーザによる媒体の閲覧履歴情報に基づいて、ユーザをクラスタリングするユーザクラスタリング部と、
    前記クラスタリングによって得られたユーザカテゴリ毎の各広告カテゴリの広告配信回数と、前記ユーザカテゴリ毎の各広告カテゴリのクリック回数とに基づいて、ユーザカテゴリ別広告カテゴリ別クリック率を算出するクリック率算出部と、
    前記クリック率算出部によって算出された前記ユーザカテゴリ別広告カテゴリ別クリック率のうち統計的に有意に高いクリック率となったユーザカテゴリと広告カテゴリとを相互に関連付ける関連付部と、
    広告配信時に参照する情報として、前記関連付部によって関連付けられたユーザカテゴリと広告カテゴリの組を示す関連付情報を作成する関連付情報作成部と、
    端末装置から広告取得要求を受信する受信部と、
    前記関連付情報を参照し、前記受信部によって受信された広告取得要求の送信元の端末装置のユーザが属するユーザカテゴリに関連付けられている前記広告カテゴリを特定する広告カテゴリ特定部と、
    前記広告カテゴリ特定部によって特定された広告カテゴリに属する広告を前記送信元の端末装置に送信する送信部と、
    を備えることを特徴とする広告配信装置。
  7. 広告配信装置を用いる広告配信方法であって、
    前記広告配信装置が、各ユーザによる媒体の閲覧履歴情報に基づいて、ユーザをクラスタリングするユーザクラスタリングステップと、
    前記広告配信装置が、前記クラスタリングによって得られたユーザカテゴリ毎の各広告カテゴリの広告配信回数と、前記ユーザカテゴリ毎の各広告カテゴリのクリック回数とに基づいて、ユーザカテゴリ別広告カテゴリ別クリック率を算出するクリック率算出ステップと、
    前記広告配信装置が、前記クリック率算出ステップによって算出された前記ユーザカテゴリ別広告カテゴリ別クリック率のうち統計的に有意に高いクリック率となったユーザカテゴリと広告カテゴリとを相互に関連付ける関連付ステップと、
    前記広告配信装置が、広告配信時に参照する情報として、前記関連付ステップによって関連付けられたユーザカテゴリと広告カテゴリの組を示す関連付情報を作成する関連付情報作成ステップと、
    前記広告配信装置が、端末装置から広告取得要求を受信する受信ステップと、
    前記広告配信装置が、前記関連付情報を参照し、前記受信ステップによって受信された広告取得要求の送信元の端末装置のユーザが属するユーザカテゴリに関連付けられている前記広告カテゴリを特定する広告カテゴリ特定ステップと、
    前記広告配信装置が、前記広告カテゴリ特定ステップによって特定された広告カテゴリに属する広告を前記送信元の端末装置に送信する送信ステップと
    を有することを特徴とする広告配信方法。
  8. 広告配信装置のコンピュータに、
    各ユーザによる媒体の閲覧履歴情報に基づいて、ユーザをクラスタリングするユーザクラスタリングステップと、
    前記クラスタリングによって得られたユーザカテゴリ毎の各広告カテゴリの広告配信回数と、前記ユーザカテゴリ毎の各広告カテゴリのクリック回数とに基づいて、ユーザカテゴリ別広告カテゴリ別クリック率を算出するクリック率算出ステップと、
    前記クリック率算出ステップによって算出された前記ユーザカテゴリ別広告カテゴリ別クリック率のうち統計的に有意に高いクリック率となったユーザカテゴリと広告カテゴリとを相互に関連付ける関連付ステップと、
    広告配信時に参照する情報として、前記関連付ステップによって関連付けられたユーザカテゴリと広告カテゴリの組を示す関連付情報を作成する関連付情報作成ステップと、
    端末装置から広告取得要求を受信する受信ステップと、
    前記関連付情報を参照し、前記受信ステップによって受信された広告取得要求の送信元の端末装置のユーザが属するユーザカテゴリに関連付けられている前記広告カテゴリを特定する広告カテゴリ特定ステップと、
    前記広告カテゴリ特定ステップによって特定された広告カテゴリに属する広告を前記送信元の端末装置に送信する送信ステップと
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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