JP6957275B2 - ユーザ施策システム - Google Patents
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Description
[ユーザ施策システムの構成例]
図1は、本実施形態のユーザ施策システムの構成例を示している。同図のユーザ施策システムは、コンテンツ提供サーバ100、ユーザ端末装置200、及び施策管理サーバ300を備える。
コンテンツ提供サーバ100、ユーザ端末装置200、及び施策管理サーバ300は、ネットワーク経由で相互に通信が可能なように接続される。
また、コンテンツ提供サーバ100は、会員としてのユーザごとに、閲覧されたコンテンツについての履歴を管理する。
ユーザ端末装置200は、例えばパーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット端末などである。
本実施形態のユーザ施策システムにより行われるユーザへの施策提供の概要について説明する。
本実施形態におけるコンテンツ提供サーバ100が提供するコンテンツには、属性を示すタグが対応付けられている。このようなタグのうちには、特定の種別のカテゴリ(カテゴリ種別)における分類(カテゴリ分類)を示すタブ(カテゴリ属性情報の一例)が含まれる。
本実施形態においては、コンテンツについて2つのカテゴリ種別が定められる。1つのカテゴリ種別は、コンテンツの内容に関する「分野」である。「分野」としてのカテゴリ種別におけるカテゴリ分類としては、例えば具体的には「インターネットセキュリティ」、「SEO(Search Engine Optimization)対策」等を挙げることができる。
この場合、施策管理サーバ300は、ポータルサイトにおいて公開されるコンテンツのうち、以下のタグが付与されたコンテンツについての閲覧履歴情報をコンテンツ提供サーバ100から取得する。つまり、施策管理サーバ300は、分野についてのカテゴリ分類として「インターネットセキュリティ」を示すタグと、企業についてのカテゴリ分類として「A社」を示すタグとの少なくともいずれか1つが付与されたコンテンツ(サンプルコンテンツ)についての閲覧履歴情報を取得する。施策管理サーバ300は、コンテンツ提供サーバ100との通信を経由して閲覧履歴情報を取得してよい。
同図においては、縦軸を分野関心度とし、横軸を企業関心度とした二次元空間が設定された例が示されている。このような二次元空間については、施策対象空間ともいう。
分野関心度は、特定の分野についての関心度である。企業関心度は、特定の企業についての関心度(ロイヤルティの高さ)である。この場合の販売促進依頼との対応では、縦軸の分野関心度は、インターネットセキュリティの分野についての関心度を示し、横軸の企業関心度は、A社についての関心度を示す。
4つのユーザ領域は、それぞれ第1ユーザ領域、第2ユーザ領域、第3ユーザ領域、及び第4ユーザ領域である。
第1ユーザ領域は、インターネットセキュリティへの関心度が高く、かつA社への関心度も高いユーザが分類される領域である。
第2ユーザ領域は、インターネットセキュリティへの関心度は高いが、A社への関心度は低いユーザが分類される領域である。
第3ユーザ領域は、インターネットセキュリティへの関心度が低く、A社への関心度も低いユーザが分類される領域である。
第4ユーザ領域は、インターネットセキュリティへの関心度は低いが、A社への関心度は高いユーザが分類される領域である。
この場合、第1ユーザ領域には、分野がインターネットセキュリティであることを示すタグが付与されたコンテンツの閲覧数が所定の閾値以上で、かつ、企業がA社であることを示すタグが付与されたコンテンツの閲覧数が所定の閾値以上のユーザが分類される。
第2ユーザ領域には、分野がインターネットセキュリティであることを示すタグが付与されたコンテンツの閲覧数が所定の閾値未満で、かつ、企業がA社であることを示すタグが付与されたコンテンツの閲覧数が所定の閾値以上のユーザが分類される。
第3ユーザ領域には、分野がインターネットセキュリティであることを示すタグが付与されたコンテンツの閲覧数が所定の閾値未満で、かつ、企業がA社であることを示すタグが付与されたコンテンツの閲覧数が所定の閾値未満のユーザが分類される。
第4ユーザ領域には、分野がインターネットセキュリティであることを示すタグが付与されたコンテンツの閲覧数が所定の閾値未満で、かつ、企業がA社であることを示すタグが付与されたコンテンツの閲覧数が所定の閾値未満のユーザが分類される。
この場合の1サンプルコンテンツについての閲覧時間は、例えば予め定めた評価期間における1回の閲覧ごとの閲覧時間を合計した延べ時間であってよい。
また、閲覧履歴情報に基づく施策対象ユーザのユーザ領域への分類は、サンプルコンテンツの閲覧数と閲覧時間等を複合的に考慮して行われてよい。
第3ユーザ領域に属する施策対象ユーザは、インターネットセキュリティへの関心とA社への関心とのいずれも低い施策対象ユーザである。このような施策対象ユーザを、直ちに第1ユーザ領域に遷移するように誘導することは難しい。そこで、本実施形態においては、上記のように、第3ユーザ領域に属する施策対象ユーザについては、まず、第2ユーザ領域に遷移してもらうための施策を実行するようにしている。
施策管理サーバ300は、このような施策対象ユーザの遷移の状況を示す遷移状況情報を生成し、生成された遷移状況情報を出力することができる。遷移状況情報の出力の態様としては、例えば施策管理サーバ300が、広告会社の社員等が使用する端末装置に対して、遷移状況情報を送信するようにされてよい。
一例として、遷移状況情報は、端末装置のウェブブラウザ上で遷移状況を表示するようにされたウェブページ形式であってもよい。
遷移状況情報の表示の態様としては、一例として、図2に模式的に示した施策対象空間について、施策前の施策対象空間と施策後の施策対象空間とを比較可能なように並べて配置したようなものであってもよい。この場合、ユーザ領域に配置されるユーザのアイコンは、例えば1つが所定人数に対応するようにされたうえで、ユーザ領域ごとに配置されるユーザのアイコンの数により、各ユーザ領域に属するユーザ数が視覚的に把握されるようにしてよい。
また、例えば、第3ユーザ領域から第2ユーザ領域に遷移したユーザ、第2ユーザ領域から第1ユーザ領域に遷移したユーザ、第4ユーザ領域から第1ユーザ領域に遷移したユーザ、それぞれについての遷移数や遷移率が提示されるようにしてよい。また、施策前にはいずれかのユーザ領域に属していたが、施策後においてはいずれのユーザ領域にも属さなくなったユーザについての遷移数や遷移率等も提示されるようにしてよい。
このように遷移状況が表示されることで、施策の効果に関して容易に把握することができる。このような遷移状況の表示は、広告会社での施策の検討等に用いることができる。また、このような遷移状況の表示は、依頼主の企業や、営業先の企業等に提示するなどして、営業活動に用いることができる。
また、例えば施策後において、一定の時間間隔ごと(例えば1日ごと)に変化する遷移状況が表されるように、所定の態様による表示が行われてもよい。
また、例えば施策を一次施策、二次施策のように複数回行った場合において、一次施策前、一次施策後(二次施策前)、二次施策後の間でのユーザの遷移状況が表されるように表示が行われてもよい。
図3は、コンテンツ提供サーバ100の構成例を示している。同図のコンテンツ提供サーバ100は、通信部101、制御部102、及び記憶部103を備える。
図4は、ユーザ登録情報記憶部131が記憶するユーザ登録情報の一例を示している。同図において示されるテーブルの1行(1レコード)が1ユーザに対応するユーザ登録情報である。1ユーザに対応するユーザ登録情報は、ユーザIDとユーザアカウントとユーザプロフィールの各領域を含む。
ユーザ名の領域は、ユーザ登録に際して対応のユーザにより入力されたユーザ名を格納する。
パスワードの領域は、ユーザ登録に際して対応のユーザにより入力されたパスワードを格納する。
同図のテーブルにおける1行(1レコード)が1コンテンツに対応するコンテンツ情報である。1コンテンツに対応するコンテンツ情報は、URL(Uniform Resource Locator)、ごとにコンテンツデータ、コンテンツID、及びタグの領域を対応付けた構造である。
コンテンツデータの領域は、コンテンツとしてのデータ(コンテンツデータ)を格納する。本実施形態の場合、コンテンツデータは、例えばウェブページの単位によるデータであってよい。
コンテンツIDの領域は、対応のコンテンツデータを一意に示すコンテンツIDを格納する。
タグの領域は、対応のコンテンツに付与されたタグを格納する。同図では、タグの領域として、第1種カテゴリタグと第2種カテゴリタグの2つのタグの領域を含む。
第1種カテゴリタグの領域は、「分野」のカテゴリ種別における分類を示す情報を格納する。
第2種カテゴリタグの領域は、「企業」のカテゴリ種別における分類を示す情報を格納する。
サンプルコンテンツの場合、対応のコンテンツ情報における第1種カテゴリタグと第2種カテゴリタグとの領域の少なくともいずれか1つに対して、対応のカテゴリ種別における分類を示す情報が格納される。
本実施形態のコンテンツ記憶部132においては、例えば、提供期間中のコンテンツに関連するコンテンツ情報が格納される。この場合、コンテンツ記憶部132に記憶される有効なコンテンツ情報全体における内訳も、提供されるコンテンツの内訳に応じて変化する。
同図のテーブルにおける1行(1レコード)が、1ユーザの1コンテンツについての1回の閲覧に対応する閲覧履歴情報である。1つの閲覧履歴情報は、ユーザID、コンテンツID、タグ、閲覧日時、及び閲覧時間の領域を含む。
コンテンツIDの領域は、閲覧されたコンテンツのコンテンツIDを格納する。
タグの領域は、対応のコンテンツに付与されたタグを示す。
閲覧日時は、対応のコンテンツが閲覧された日時(閲覧日時)を格納する。
閲覧時間は、対応のコンテンツが閲覧された時間長(閲覧時間)を格納する。
図7を参照して、施策管理サーバ300の構成例について説明する。同図の施策管理サーバ300は、通信部301、制御部302、及び記憶部303を備える。
通信部301は、ネットワーク経由で、コンテンツ提供サーバ100やユーザ端末装置200と通信を行う。
施策実行部322は、施策情報記憶部331に記憶される施策情報のうちから、施策対象のユーザが属するユーザ領域に対応付けられた施策情報を取得し、取得された施策情報を施策対象のユーザのユーザ端末装置200に対して、所定の態様により送信する。これにより、施策対象のユーザが属するユーザ領域に対応する施策が、施策対象のユーザのユーザ端末装置200にて提示される。
1つの施策に対応する施策情報は、施策データ、施策対象空間、及び実行条件の領域を含む。
同図において、例えば、施策データsd000001、sd000002、sd000003、sd000004は、それぞれ、図2に例示した施策対象空間における第1ユーザ領域、第2ユーザ領域、第3ユーザ領域、及び第4ユーザ領域に属する施策対象ユーザに適用される施策に対応する。
また、1つのユーザ領域に対応する施策情報として複数を用意したうえで、それぞれの施策情報における実行条件を異ならせることで、同じ1つのユーザ領域に属するユーザのうちの特定のユーザに施策を行わせるようにすることができる。例えば、ユーザ領域の滞在期間が1ヶ月以内であることを実行条件とする施策情報と、ユーザ領域の滞在期間が1ヶ月より長いことを実行条件とする施策情報とを用意すれば、ユーザ領域の滞在期間の長さに応じて施策対象ユーザに適切な施策を行える。
遷移履歴情報は、施策対象ユーザについての、施策が行われる都度に対応して実行されたユーザ領域への分類結果に基づいて、遷移状況情報出力部323が生成してよい。また、遷移状況情報出力部323は、例えば広告会社の社員等の端末装置から送信された遷移状況情報要求に応じて、遷移状況情報要求により指定された施策対象空間に対応する遷移履歴情報を利用して遷移状況情報を生成する。遷移状況情報出力部323は、生成された遷移状況情報を、遷移状況情報要求の送信元の端末装置に送信する。
図9(b)は、1つのユーザ別遷移履歴情報の一例を示している。同図のユーザ別遷移履歴情報は、施策対象空間ごとにユーザ領域遷移情報が対応付けられた構造である。また、ユーザ領域遷移情報は、ユーザ領域と滞在期間とを格納する。
同図のユーザ別遷移履歴情報によっては、対応のユーザは、分野関心度がインターネットセキュリティで企業関心度がA社の施策対象空間と、分野関心度がSEO対策で企業関心度がC社の施策対象空間との2つの施策対象空間のそれぞれにおいて施策対象ユーザとなっていることが示される。
そのうえで、対応のユーザは、分野関心度がインターネットセキュリティで企業関心度がA社の施策対象空間においては、第3ユーザ領域、第2ユーザ領域、第1ユーザ領域の順で、それぞれ滞在期間において示される期間にわたって滞在しつつ、ユーザ領域を遷移したことが示される。
また、対応のユーザは、分野関心度がSEO対策で企業関心度がC社の施策対象空間においては、第3ユーザ領域、第2ユーザ領域の順で、それぞれに対応する滞在期間により示される期間にわたって滞在していきながら、ユーザ領域を遷移したことが示される。
図10のフローチャートを参照して、本実施形態の施策管理サーバ300が、施策対象空間におけるユーザ領域への施策対象ユーザの分類に関連して実行する処理手順例について説明する。
同図の処理は、1つの施策対象空間に対応して実行される処理手順例を示している。また、同図の処理が実行されるタイミングは、例えば予め定められた一定期間ごとに行われてよい。あるいは、分類対象の施策対象空間に対応するサンプルコンテンツについての閲覧履歴情報が示す閲覧数、閲覧時間等の累積値が一定値に到達したことに応じて行われるようにされてもよい。あるいは、分類対象の施策対象空間に対応するサンプルコンテンツについての閲覧履歴情報が示す所定期間ごとの閲覧数、閲覧時間等の変化率を監視するようにして、変化率が一定値に到達したことに応じて行われるようにされてもよい。
コンテンツ提供サーバ100における閲覧履歴情報管理部122は、受信された閲覧履歴情報要求により指定されたコンテンツIDを格納する閲覧履歴情報を、閲覧履歴情報記憶部133から読み出し、読み出された閲覧履歴情報を施策管理サーバ300に送信する。送信された閲覧履歴情報は、施策管理サーバ300の通信部301にて受信される。ユーザ分類部321は、受信された閲覧履歴情報を入力する。このようにして閲覧履歴情報が取得される。
この場合において、分類が行われる施策対象ユーザは、ステップS101により取得された閲覧履歴情報においてユーザIDが格納されている全てのユーザである。
一具体例として、図2の事例のもとで、施策対象ユーザのユーザ領域への分類が、サンプルコンテンツの閲覧数に基づいて行われる場合には、ユーザ分類部321は、以下のように分類を実行する。
ユーザ分類部321は、ステップS101により取得された閲覧履歴情報を利用して、施策対象ユーザごとのサンプルコンテンツの閲覧数を算出する。ここでのサンプルコンテンツは、「分野」のカテゴリ種別として「インターネットセキュリティ」のタグが付与されたコンテンツと、「企業」のカテゴリ種別として「A社」のタグが付与されたコンテンツである。
ユーザ分類部321は、施策対象ユーザごとに、「分野」のカテゴリ種別として「インターネットセキュリティ」のタグが付与されたコンテンツの閲覧数と、「企業」のカテゴリ種別として「A社」のタグが付与されたコンテンツの閲覧数とのそれぞれが所定の閾値以上であるか否かを判定する。ユーザ分類部321は、判定の結果に従って、施策対象ユーザのそれぞれを、第1ユーザ領域、第2ユーザ領域、第3ユーザ領域、及び第4ユーザ領域のうちのいずれか1つに属させるように分類する。
ステップS201:施策管理サーバ300において、施策実行部322は、施策情報記憶部331に記憶される施策情報のうちから、施策実行対象の施策対象空間に対応する施策情報に格納されている実行条件を参照する。具体例として、施策実行対象の施策対象空間が図2の事例に対応するものである場合、施策実行部322は、図8に例示される施策情報が格納する実行条件のうち、実行条件zyoken000001、zyoken000002、zyoken000003、zyoken000004を参照する。
前述のように、施策データが電子メールである場合には、該当の施策対象ユーザに対して施策データとしての電子メールを送信する。なお、電子メールの送信にあたっては、コンテンツ提供サーバ100から施策対象ユーザのメールアドレスを取得し、取得されたメールアドレスを宛先として、電子メールの送信を行えばよい。
また、施策データが、施策の内容を含むウェブページのデータや、ウェブページにて表示させるオブジェクト、スクリプトなどの、ウェブブコンテンツとして提供されるものである場合には、施策実行部322は、施策データを、コンテンツ提供サーバ100に出力する。これにより、施策データが反映されたウェブページが施策対象ユーザのユーザ端末装置200にて提示されるようにすることができる。
ステップS301:施策管理サーバ300において、遷移状況情報出力部323は、例えば広告会社の社員等の端末装置から送信された遷移状況情報要求が受信されるのを待機している。遷移状況情報要求には、要求対象の遷移状況情報が対応する施策対象空間を指定する情報が含まれている。
前述のように、端末装置での遷移状況情報の出力が、ウェブブラウザ上で表示されるものである場合、ステップS303においては、ウェブページ形式による遷移状況情報が生成されればよい。
また、上記実施形態においてコンテンツ提供元は、コンテンツ提供サーバ100が提供する1つのポータルサイトであった。しかしながら、本実施形態のコンテンツ提供元は複数であってもよい。この場合、複数のコンテンツ提供元のうちには、統合的なウェブサイトや個別的なウェブサイトが混在して含まれてもよい。
上記のように複数のウェブサイトがコンテンツ提供元となる場合には、例えば複数のコンテンツ提供元に対応する複数のコンテンツ提供サーバごとに、自己のウェブサイトにより提供するコンテンツごとのアクセスに応じた閲覧履歴情報を管理する。この場合の施策管理サーバ300は、施策対象ユーザの分類を実行にあたっては、例えば図10のステップS101において、複数のコンテンツ提供サーバのそれぞれから閲覧履歴情報の取得を行えばよい。そして、施策管理サーバ300は、ステップS102にて、複数のコンテンツ提供サーバから取得された閲覧履歴情報を利用して施策対象ユーザの分類を実行してよい。
(1)以上説明したように、本実施形態の一態様は、n(nは1以上の自然数)種の異なるカテゴリ種別ごとにおけるカテゴリ分類を示すn個のカテゴリ属性情報(例えば、タグ)のうちの少なくとも1つが対応付けられたコンテンツを記憶するコンテンツ記憶部(132)と、前記コンテンツ記憶部に記憶されたコンテンツのうちから、ユーザにより指定されたコンテンツをユーザ端末装置(200)に送信するコンテンツ提供部(121)と、前記コンテンツ提供部によるコンテンツの送信結果に基づいて、コンテンツの送信先のユーザ端末装置が対応するユーザが閲覧したコンテンツの履歴を示す閲覧履歴情報を管理する閲覧履歴情報管理部(122)と、前記閲覧履歴情報により示される、ユーザについてのカテゴリ分類ごとに応じたコンテンツの閲覧状況に基づいて、ユーザを、カテゴリ分類ごとに対応する関心度の区分の組み合わせに応じたユーザ領域のいずれかに属させるように分類するユーザ分類部(321)と、施策対象のユーザが属するユーザ領域に対応する施策が、前記施策対象のユーザのユーザ端末装置にて提示されるようにする施策実行部(322)とを備えるユーザ施策システムである。
Claims (3)
- n(nは1以上の自然数)種の異なるカテゴリ種別ごとにおけるカテゴリ分類を示すn個のカテゴリ属性情報のうちの少なくとも1つが対応付けられたコンテンツを記憶するコンテンツ記憶部と、
前記コンテンツ記憶部に記憶されたコンテンツのうちから、ユーザにより指定されたコンテンツをユーザ端末装置に送信するコンテンツ提供部と、
前記コンテンツ提供部によるコンテンツの送信結果に基づいて、コンテンツの送信先のユーザ端末装置が対応するユーザが閲覧したコンテンツの履歴を示す閲覧履歴情報を管理する閲覧履歴情報管理部と、
前記閲覧履歴情報のうちで、指定された複数のカテゴリ分類に対応するカテゴリ属性情報の少なくともいずれか1つが対応付けられたコンテンツについての閲覧履歴情報により示される、ユーザについてのコンテンツの閲覧状況に基づいて、ユーザを、前記指定された複数のカテゴリ分類ごとに対応する関心度の区分の組み合わせに応じた複数のユーザ領域を有する施策対象空間のいずれかのユーザ領域に属させるように分類するユーザ分類部と、
施策としてユーザに提供する施策データと、施策対象となる前記ユーザ領域を指定するユーザ領域指定情報とを含む施策情報を記憶する施策情報記憶部と、
前記施策情報に含まれるユーザ領域指定情報により指定されたユーザ領域に属するユーザのユーザ端末にて前記施策情報の施策データを出力させることで施策を行う施策実行部と
を備えるユーザ施策システム。 - n種のカテゴリのうち、第1種のカテゴリ種別はコンテンツの内容が該当する分野であり、第2種のカテゴリ種別は、コンテンツに関連する企業である
請求項1に記載のユーザ施策システム。 - 前記施策実行部により施策が行われる都度に対応して実行した、前記コンテンツを閲覧した施策対象ユーザについてのユーザ領域への分類結果に基づいて生成された、前記施策対象ユーザそれぞれのユーザ領域の遷移の履歴を示す遷移履歴情報を記憶する遷移履歴情報記憶部と、
遷移状況情報要求により指定される施策対象空間に対応する遷移履歴情報を遷移履歴情報記憶部から取得し、取得した遷移履歴情報に基づいて生成した遷移状況情報を出力する遷移状況情報出力部をさらに備える
請求項1または2に記載のユーザ施策システム。
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