JP5854540B1 - 形状計測装置および形状計測方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】計測対象物体の形状を高速かつ高精度、さらには広い計測範囲で計測できる装置および方法を提案する。【解決手段】複数の光源11aが格子基板11bからの距離が異なる複数の位置の各々に少なくとも1つ配置され、解析部13は、複数の位置の各々に対して予め画素毎に作成された位相値と空間座標とを関連付けるテーブルを用いて、複数の位置のうちの第1の位置に配置された光源11aを点灯して撮影された画像に対する位相解析処理によって求められた第1の位相値について、第1の位置に対応するテーブルを参照して空間座標の複数の候補値を求め、該複数の候補値の各々に対して、複数の位置のうちの第1の位置以外の第2の位置に対応するテーブルを参照して第2の位相値を求め、該第2の位相値のうち第1の位相値との差が最小となるものに対応する空間座標の候補値に基づいて計測対象物体Oの形状を求める。【選択図】図1

Description

本発明は、形状計測装置および形状計測方法に関し、より詳細には、計測対象物体の形状を高速かつ高精度、さらには広い計測範囲で計測することができる装置および方法に関するものである。
三次元物体の形状を非接触で計測する技術は、商業、工業などの分野を問わず重要性を増しており、既存の装置に組み込むことができる高精度でコンパクトな形状計測装置が求められている。また、医療分野やアパレル業界において人体の三次元形状計測には、精度や利便性の他、体のぶれを無視できるほどの高速性や、体全体を測定できる計測範囲の広さも必要となる。
三次元物体の三次元形状を計測する手法の1つに格子投影法がある。この格子投影法は、計測対象の物体に格子パターンを投影し、投影された格子パターンを撮影して位相解析を行うことにより計測対象物体の形状を求める方法であり、空間分解能と精度の両方がよい手法として知られている。(例えば、特許文献1参照)。
こうした格子投影法において計測範囲を広げる技術として、特許文献2には、ピッチが異なる2種類の格子基板を用いて位相解析を行い、得られた位相分布に対して位相接続を行う技術が記載されている。
また、非特許文献1には、格子基板として液晶パネルを用い、パネル上に表示する格子のピッチを変更して位相解析を行い、得られた位相分布に対して位相接続を行う技術について記載されている。
特許第2913021号公報 特開2002−90126号公報
格内敏、岩田耕一、斎藤伸一、坂本亨、「2ピッチ格子投影による3次元形状計測」、精密工学会誌、1992年、第58巻、第5号、p.877−882
しかし、特許文献2に記載された技術においては、格子ピッチが異なる格子基板を置き換える処理を行うため、格子基板を移動させるために多大な時間を要する。また、格子基板を置き換えるたびに位置ずれが発生するため、計測精度が低下する。
また、非特許文献1に記載された格子基板として液晶パネルを用いる方法では、表示する格子のピッチを電気信号で切り替えるため、位置ずれによる誤差は発生しない。しかし、液晶パネルは格子を表示する応答速度が遅いため、高速に形状計測を行うことができない。
そこで、本発明の目的は、計測対象物体の形状を高速かつ高精度、さらには広い計測範囲で計測することができる装置および方法を提案することにある。
本発明者らは、上記課題を解決する方途について鋭意検討した結果、計測対象物体に格子パターンを投影する格子パターン投影部を複数の光源と格子基板とを有するように構成し、かつ上記複数の光源を、格子基板からの距離が異なる複数の位置の各々に少なくとも1つ配置することが有効であることを見出した。
また、位相解析処理によって得られた位相値から計測対象物体の形状を求める際に、格子基板からの距離が異なる複数の位置の各々に対して予め画素毎に作成された位相値と空間座標とを関連付けるテーブルを用いて、複数の位置のうちの第1の位置に配置された光源を点灯して撮影された画像に対する前記位相解析処理によって求められた第1の位相値について、第1の位置に対応するテーブルを参照して空間座標の複数の候補値を求め、該複数の候補値の各々に対して、複数の位置のうちの前記第1の位置以外の第2の位置に対応するテーブルを参照して第2の位相値を求め、該第2の位相値のうち第1の位相値との差が最小となるものに対応する空間座標の候補値に基づいて計測対象物体の形状を求めることにより、形状計測の時間を短縮できることも見出し、本発明を完成させるに至った。
すなわち、本発明の要旨構成は以下の通りである。
(1)計測対象物体の形状を計測する装置であって、前記計測対象物体に所定の形状の格子パターンを投影するための投影用光を発光する複数の光源と、前記投影用光を通過させて前記格子パターンを形成する格子基板とを有する格子パターン投影部と、前記格子パターンが投影された前記計測対象物体を撮影する撮影部と、撮影された前記計測対象物体の画像に対して位相解析処理を施して前記計測対象物体の形状を求める解析部とを備え、前記複数の光源は、前記格子基板からの距離が異なる複数の位置の各々に少なくとも1つ配置されており、前記解析部は、前記複数の位置の各々に対して予め画素毎に作成された位相値と空間座標とを関連付けるテーブルを用いて、前記複数の位置のうちの第1の位置に配置された光源を点灯して撮影された画像に対する前記位相解析処理によって求められた第1の位相値について、前記第1の位置に対応するテーブルを参照して空間座標の複数の候補値を求め、該複数の候補値の各々に対して、前記複数の位置のうちの前記第1の位置以外の第2の位置に対応するテーブルを参照して第2の位相値を求め、該第2の位相値のうち前記第1の位相値との差が最小となるものに対応する空間座標の候補値に基づいて前記計測対象物体の形状を求めることを特徴とする形状計測装置。
(2)前記複数の位置の各々に3つ以上の光源が配置されている、前記(1)に記載の形状計測装置。
(3)前記複数の光源から発光される光の波長は前記複数の位置毎に異なる、前記(1)または(2)に記載の形状計測装置。
(4)前記光源は線状光源である、前記(1)〜(3)のいずれか一項に記載の形状計測装置。
(5)前記(1)〜(4)に記載された形状計測装置を用いて、前記格子基板からの距離が異なる複数の位置毎に、前記光源を点灯して前記格子パターンが投影された計測対象物体を撮影し、次いで撮影された前記計測対象物体の画像に対して位相解析処理を施し、前記複数の位置の各々に対して予め画素毎に作成された位相値と空間座標とを関連付けるテーブルを用いて、前記複数の位置のうちの第1の位置に配置された光源を点灯して撮影された画像に対する前記位相解析処理によって求められた第1の位相値について、前記第1の位置に対応するテーブルを参照して空間座標の複数の候補値を求め、該複数の候補値の各々に対して、前記複数の位置のうちの前記第1の位置以外の第2の位置に対応するテーブルを参照して第2の位相値を求め、該第2の位相値のうち前記第1の位相値との差が最小となるものに対応する空間座標の候補値に基づいて前記計測対象物体の形状を求めることすることを特徴とする形状計測方法。
本発明によれば、計測対象物体の形状を高速かつ高精度、さらには広い計測範囲で計測することができる。
本発明に係る形状計測装置を示す図である。 投影格子のピッチが1つの場合について計測可能な範囲を示す図である。 線状光源を有する格子パターン投影部の一例を示す図である。 (a)下段、および(b)上段に配置された光源を点灯した場合に格子パターン投影部から投影される格子パターンを示す図である。 上段および下段のそれぞれに3つの線状光源を有する格子パターン投影部の一例を示す図である。 格子パターンの(a)輝度分布、および(b)位相分布を示す図である。 位相シフト量と輝度との関係を示す図である。 (a)光源Aを点灯した場合、および(b)光源Bを点灯させた場合、に対する光源の点灯位置と投影される格子パターンの関係を示す図である。 (a)光源Aを点灯した場合、および(b)光源Bを点灯させた場合、に対してカメラが格子パターンを撮影する様子を示す図である。 (a)光源Aを点灯した場合、および(b)光源Bを点灯させた場合、に対して全空間テーブル化手法に基づいてテーブルを作製する様子を示す図である。 (a)光源Aを点灯した場合に対する位相値とz座標との複数の対応テーブル、および(b)光源Bを点灯させた場合に対するz座標と位相値との対応テーブルを示す図である。 (a)x座標、および(b)y座標に対する位相値と座標との対応テーブルを示す図である。 (a)光源Aを点灯した場合、および(b)光源Bを点灯させた場合、に対して格子パターンが投影された計測対象物体をカメラが撮影する様子を示す図である。 本発明により計測対象物体上の点のz座標を求める原理を示す図である。 実施例として作製した形状計測装置を示す図である。 実施例として作製した形状計測装置のレイアウトを示す図である。 実施例として作製した形状計測装置におけるLEDプロジェクタを示す図である。 実施例として作製した形状計測装置におけるLEDプロジェクタの側面図である。 キャリブレーションの様子を示す図である。 実験装置の写真である。 計測対象物体としての台形試料の寸法を示す図である。 光源Aを点灯した場合に対する、(a)格子パターンが投影された計測対象物体の画像、および(b)格子パターンの位相分布を示す図である。 光源Bを点灯した場合に対する、(a)格子パターンが投影された計測対象物体の画像、および(b)格子パターンの位相分布を示す図である。画像を示す図である。 計測した高さ分布画像を示す図である。 計測した台形試料の高さ分布を示す図である。
(形状計測装置)
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明に係る形状計測装置を示している。この図における形状計測装置1は、計測対象物体Oに所定の形状の格子パターンを投影するための投影用光を発光する複数の光源11aと、投影用光を通過させて格子パターンを形成する格子基板11bとを有する格子パターン投影部11と、格子パターンが投影された計測対象物体Oを撮影する撮影部12と、撮影された計測対象物体Oの画像に対して位相解析処理を施して計測対象物体Oの形状を求める解析部13とを備える。ここで、複数の光源11aは、格子基板11bからの距離が異なる複数の位置の各々に少なくとも1つ配置されていることが肝要である。
上述のように、特許文献2および非特許文献1に記載された技術においては、計測可能な範囲を拡大することはできるが、そのために、形状計測の高速性や精度が犠牲になる問題があった。この点、本発明においては、複数の光源11aが、格子基板11bからの距離が異なる複数の位置の各々に少なくとも1つ配置されており、点灯させる光源を切り替えることによって、計測対象物体Oに投影する格子のピッチを瞬時に変更することができる。また、格子基板11bを移動させないため、位置ずれによる誤差が発生せず、計測対象物体Oの形状を高精度に計測することができる。
また、図2に示すように、投影格子のピッチが1つの場合は、位相が1周期分だけ変化する範囲(例えば、図2のD1で示す範囲)が基本的な計測可能な範囲となる。領域D2およびD3を計測範囲とする場合や、領域D1〜D3を計測範囲とする場合には、領域D2や領域D3においても領域D1と同じ位相値となる点が存在するため、位相値だけでは、どの領域なのかの区別がつかない。どの領域なのか区別がつく場合には、計測範囲を拡大することが可能となる。
そこで、本発明においては、格子基板11bからの距離が異なる複数の位置の各々に対して予め画素毎に作成された位相値と空間座標とを関連付けるテーブルを用いて、複数の位置のうちの第1の位置に配置された光源を点灯して撮影された画像に対する位相解析処理によって求められた第1の位相値について、第1の位置に対応するテーブルを参照して空間座標の複数の候補値を求め、該複数の候補値の各々に対して、複数の位置のうちの前記第1の位置以外の第2の位置に対応するテーブルを参照して第2の位相値を求め、該第2の位相値のうち第1の位相値との差が最小となるものに対応する空間座標の候補値に基づいて計測対象物体の形状を求める。これにより、位相が複数周期分変化する範囲を計測範囲とした場合でも、どの領域の位相値であるか区別することができるため、計測範囲を拡大することができるのである。
複数の光源11aは、計測対象物体Oに所定の形状の格子パターンを投影するための投影用光を発光する。この光源11aとしては、点光源または線状光源等を用いることができる。中でも、光源の光量を増加させてS/N比を高めることができ、計測精度を向上させることができることから、線状光源を用いることが好ましい。光源として線状光源を用いる場合には、点光源を直線上に並べて線状光源を構成してもよい。光源として線状光源を用いる場合、その延在方向が格子基板11bの格子線と平行になるように配置する。
図3は、線状光源を有する格子パターン投影部11の一例を示しており、(a)は側面図を、(b)は斜視図をそれぞれ示している。図3に示した格子パターン投影部11は、段差を有する部材11dの格子基板11b側の表面に、光源11aを有する光源基板11cが配置された構成を有している。
図4(a)は、部材11dの下段に配置された光源11aのみを点灯し、上段に配置された光源11aを非点灯とした場合に格子パターン投影部11から投影される格子パターンを示している。一方、図4(b)は、部材11dの上段に配置された光源11aのみを点灯し、下段に配置された光源11aを非点灯とした場合に格子パターン投影部11から投影される格子パターンを示している。
図4(a)および(b)から明らかなように、図3に示した構成においては、光源11aと格子基板11bとの間の距離は、部材11dの上段に配置された光源11aの場合の方が大きい。そのため、上段の光源11aを点灯させた際に形成される格子パターンのピッチpは、下段に配置された光源11aを点灯させた場合よりも小さくなる。
このように、部材11dの上段に配置された光源11aを点灯させるか、下段に配置された光源11bを点灯されるかによって、計測対象物体Oに投影される格子パターンのピッチpが異なる。そして、この格子パターンにピッチpの変更は、点灯させる光源11aを上段(下段)から下段(上段)に切り替えるだけで済むため、格子のピッチpの変更を高速かつ位置ずれによる誤差なく行うことができる。
なお、図3に示した格子パターン投影部11はあくまで一例であり、格子基板11bからの距離が異なる複数の位置の各々に少なくとも1つの光源11aが配置され、計測対象物体Oに投影される格子のピッチpを変更できれば何ら限定されず、様々な変更を施すことができる。例えば、図3においては、部材11dは2段構造を有しているが、3段以上の構造とすることができる。また、図2においては部材11dが上段と下段とで別々の部材で構成されているが、これらの部材を一体で構成してもよい。さらに、光源11aは、光源基板11c上に配することなく、部材11dの格子基板11b側の表面に直接配置してもよい。
また、図3においては、上下段、すなわち格子基板11bからの距離が異なる複数の位置の各々に1つの光源11aが配置されているが、図5(a)に示すように、上下段の各々に3つ以上の光源11aを配置することが好ましい。これにより、後述する位相シフト法を用いて高速に位相解析を行うことができる。各段に3つ以上の光源11aを配置する場合には、各光源の延在方向が平行になるように配置する。また、各位置に配置される光源11aの数は、同一にすることが好ましい。
また、図5(b)に示すように、複数の光源11aを1枚のパネルに取り付け、そのパネルを格子基板に対して傾けて配置することによって、複数の光源11aと格子基板11bとの間の距離が異なるようにするように配置してもよい。図5(b)の場合、光源のA組を用いるとピッチの小さい格子を投影することになり、B組を用いるとピッチの大きな格子を投影することができる。同じ組の中でも格子基板との距離が異なり、投影されるピッチが異なることになるが、その差が小さい範囲では実用上は問題なく使用することができる。
なお、図5(b)に示した光源11aの場合、パネルにおいて同時に点灯させる光源11aを1つの組と考え、各組に含まれる光源11aの格子基板11bからの距離の平均値を、格子基板11bからの光源11aの距離と考える。
さらに、複数の光源11aから発光される光の波長(すなわち、色)は、格子基板1bからの距離が異なる複数の位置毎に異なることが好ましい。すなわち、図3に示した構成において、上段と下段とで光源11aから発光させる投影用光の色を変えることが好ましい。これにより、格子基板1bからの距離が異なる位置に配置された光源11aを同時に点灯させた状態で計測対象物体Oに投影された異なる色の格子パターンを撮影して位相解析を色毎に行って位相値を求めることができるため、計測対象物体Oの形状を計測する時間を短縮することができる。
複数の光源11aから発光される光の波長を、格子基板1bからの距離が異なる複数の位置毎に変え、かつ格子基板11bからの距離が異なる複数の位置の各々に3以上の光源11aを配置する場合には、例えば、各位置に配置される光源11aの数を同一にし、各位置にて1つずつ光源11aを同時に点灯して計測対象物体O上に異なる色の格子パターンを投影して画像を撮影するようにすればよい。
格子基板11bは、複数の光源11aから発光された投影用光を通過させて計測対象物体Oに所定の格子パターンを投影するための基板である。格子基板11bは、例えばガラス基板上にクロム蒸着してロンキールーリングと呼ばれる格子縞を描いたものとすることができる。
上記複数の光源11aと格子基板11bとの位置関係は、光源11aが線状光源の場合には、各光源11aの線状光源の延在方向が格子基板11bの格子線と平行になるように配置する。
撮影部12は、格子パターン投影部11により格子パターンが投影された計測対象物体Oを撮影する。この撮影部12としては、例えばCCDカメラやCMOSカメラを使用することができる。撮影された計測対象物体Oの画像は解析部13に出力される。
解析部13は、撮影された計測対象物体Oの画像に対して位相解析処理を施して計測対象物体Oの形状を求める。また、解析部5は、光源11aのいずれか1つのみが投影用光を発光するように格子パターン投影部11を制御する発光制御信号を生成して格子パターン投影部11に送信したり、格子パターンが投影された計測対象物体Oを撮影するように撮影部12を制御する撮影制御信号を生成して撮影部12に送信したりする。解析部13としては、例えばパーソナルコンピュータ(PC)を使用することができる。
撮影部12により撮影された計測対象物体Oの画像に対して位相解析処理を施すことにより、各画素に対して位相値を求めることができる。本発明において、位相解析処理を行うための具体的方法は特に限定されない。例えば、フーリエ変換法や空間的縞解析法、重み付け位相解析法などを用いて求めることができる。また、格子基板11bからの距離が異なる複数の位置の各々に3つ以上の光源が配置されている場合には、位相シフト法を用いて高速に位相値を求めることができる。ここで、位相シフト法を用いて位相値を画素毎に求める方法について説明する。
図6は、計測対象物体Oに投影される格子パターンの輝度分布と位相分布の関係を表す図である。図6(a)は、格子パターンの輝度分布を表し、図6(b)は、格子パターンの位相分布をそれぞれ表す。また、図7は、位相シフト量と輝度との関係を示す図である。一般に、格子パターンや干渉縞の輝度値I(x,y)は、図7(a)に示すように、空間(x,y)上に余弦波状に分布している。これを式で表すと、式(1)のようになる。
ここで、点(x,y)は、撮影された画像内の一点であり、a(x,y)およびb(x,y)は、それぞれ輝度振幅と背景輝度を表し、θ(x,y)は、格子の位相値を表す。格子が撮影された画像(以下、「格子画像」と称する)の場合、位相は実数全体で表すことができるが、0から2πまでの2π周期の繰り返しと見ることもできる。図6(b)は、θ(x,y)の分布を0から2πまでの繰り返しとして表現したものである。
位相シフト法は、格子の位相を1周期分だけ変化させながら複数枚の格子画像を撮影し、得られた複数の画像から位相分布を求める手法である。全ての画素において、輝度は1周期分変化するため、その輝度変化から画素毎に独立して、周囲の画素の輝度変化の情報を使わずに位相値を求めることができる。そのため、段差や不連続な部分を有する物体の形状計測に有効な手法である。ここでは、最も一般的に用いられている、π/2ずつ位相シフトされた4つの輝度値から位相値を求める場合(すなわち、位相シフト回数が4回の場合)を例に、位相シフト法の原理について説明する。
式(1)で示した格子パターンの輝度分布の式に、位相シフト量αを追加すると、下記の式(2)となる。
図7に、初期位相θを有する点(画素)における位相シフト量αと輝度変化の関係を示す。初期位相とは、位相シフト量が0の時の格子の位相を意味している。位相シフト量が0からπ/2ずつ変化した場合の輝度をそれぞれI0,I1,I2およびI3とすると、これらは、それぞれ式(3)〜(6)のように表すことができる。尚、以下の式では(x,y)の表記を省略する。
これらの式から、以下の式(7)および(8)が得られる。
さらに、式(7)および(8)から、下記の式(9)が導かれ、この関係式より、ある画素(x,y)に対する位相値θを求めることができる。すなわち、位相シフト量が0、π/2、πおよび3π/2の場合の輝度、I0、I1、I2およびI3が得られれば、この画素に対する位相値θが求まるのである。
ここで、位相シフトの回数(すなわち、0から2πまでの刻み数)を多くすることにより、カメラのランダムノイズの影響を低減することができる。位相シフト回数をN、位相シフト量が2πk/Nの時の輝度をIkとすると、下記の式(10)が導かれ、この関係式よりtanθ、すなわち位相値θを求めることができる。
こうして、位相シフト法により、画像上の各画素に対する位相値θを求めることができる。
上述のようにして各画素に対して求められた位相値から、計測対象物体Oの表面上の点の空間座標(x、y、z)を求めて、計測対象物体Oの形状を求めることができる。図8は、格子基板11bとしての投影格子パネルからの距離が異なる2つの位置に配置された2つの光源Aおよび光源Bを用いることにより、ピッチが異なる格子パターンを投影する様子を示している。ここで、位置Aに配置された光源11aを光源Aと呼び、位置Bに設置された光源11aを光源Bと呼ぶことにする。また、光源Aよりも光源Bの方が投影格子パネルに近い位置に設置されているものとする。さらに、それぞれの光源11aから出ている実線は、投影格子の明線の中央を表している。投影格子の明暗の変化を余弦波と見なして位相を定義すると、この実線は、投影格子の位相が0となる位置を表すことになる。光源Bの方が格子基板11bに近いために、光源Aを点灯させた場合よりも、光源Bを点灯させた場合の方が投影される格子パターンのピッチの方が大きくなる。
光源と投影格子パネルとの間の距離をa、投影格子パネルと計測対象物体Oまでの距離をb、投影格子パネル上での格子ピッチをp0としたとき、計測対象物体O上に投影される格子のピッチpは次式のようになる。
この式(11)から、光源11aと格子基板11bとの間の距離aを小さくすることにより、投影格子のピッチを大きくできることが分かる。図8に示すように、光源Aと投影格子パネルとの間の距離をaA、光源Bと投影格子パネルとの間の距離をaBとし、投影格子パネルとz=z0との間の距離をb、投影格子パネルにおける格子のピッチをp0とすると、z=z0の位置における投影される格子のピッチは、光源Aと光源Bの場合は、下記の式にそれぞれ示すpAおよびpBとなる。
図9に、光源11aとは異なる位置に、撮影部12としてのカメラを設置した様子を示す。カメラで撮影する画像内のある1画素に注目すると、その画素は、図の実線L上を撮影していることになる。この実線Lは、投影されている格子パターンを斜めに横切る直線となっている。直線L上では、z座標が大きくなるに従って、位相は徐々に変化することになる。
そこで、図10に示すように、基準面(基準となる平板)を用意して、z軸に垂直になるように、カメラの視野内に設置し、その基準面をz=z0からz=zN-1まで順にN回だけ平行移動させながら投影格子の位相値を取得する。取得した位相値は、図11に示すように、一方の光源11a、例えば光源Aに対しては、位相値に対するz座標のテーブルとして記録し、もう一方の光源11a、例えば光源Bに対しては、z座標に対する位相値のテーブルとして記録し、座標を位相値に変換するためのテーブルとする。これをキャリブレーションという。このとき、光源Aのテーブルに対しては、位相が1周期変わるごとに、別のテーブルとして記録し、図11(a)に示すように、テーブルAz,1、Az,2、Az,3、Az,4となる。このような手順により、画素毎に光源Aを点灯させた場合と光源Bを点灯させた場合のテーブルをそれぞれ作成する。
このときに、基準面を移動させた位置ziの間の位置においては、近傍の基準面のz座標とそのときの位相の値から補間処理を行うことにより、基準面の位置だけでなく、基準面間の位置を含めたz=z0からz=zN-1までの全ての位置において、テーブルの要素を得ることができる。このようにして、図11に示す黒点の位置だけでなく、さらに細かく位相θに対するz座標のテーブル(図11(b)については、z座標に対する位相θのテーブル)を作成する。
なお、このときに用いる基準面の表面に2次元格子のように、x座標とy座標を読み取ることができるパターンを取り付けておいたり、基準面表面に表示できるようにしたりすることにより、直線L上の点におけるx座標とy座標を読み取ることができる。上述のように、位相とz座標の対応関係が既に得られているため、それを元にして、位相値に対するx座標のテーブルや、位相値に対するy座標のテーブルを作成することも容易に行うことができる。このようにして作成した位相値とx座標、および位相値とy座標の対応テーブル(光源Aを点灯させた場合)の例をそれぞれ図12(a)および(b)に示す。この場合も、z座標のテーブルと同様に、位相が1周期変わるごとに、別のテーブルとして記録する。図12(a)および(b)においては、x座標の場合はテーブルAx,1、Ax,2、Ax,3、Ax,4となり、y座標の場合はテーブルAy,1、Ay,2、Ay,3、Ay,4となる。
次に、計測対象物体Oをz0からzN-1の領域に設置する。図13に物体に格子を投影した様子を示す。カメラの注目画素が撮影する視線Lが撮影する物体上の点を点Pとする。このときの点Pのz座標をzPとする。光源Aと光源Bを点灯させた場合に得られる点Pの位相をそれぞれθAとθBとする。
続いて、図14(a)に示すように、光源Aを点灯させた場合の位相値θAを、光源Aを点灯した場合に対応する複数のテーブルに代入し、テーブルの数だけ座標の候補値zA1、zA2、zA3、zA4を算出する。それらの候補値を、図14(b)に示すように、光源Bを点灯した場合に対応するテーブルに代入して位相の候補値θB1、θB2、θB3、θB4に変換する。
最後に、位相の候補値θB1、θB2、θB3、θB4を実際に計測された位相値θbと比較し、位相値θbとの差が最小となる候補値に対応するz座標を、求めるべき真の座標値zABとする。図14(b)においては、θB3が計測された位相値θbとの差が最小であり、このθB3に対応するzA3が求めるべき真の座標値zABとなる。こうして、計測対象物体O上の点のz座標を求めることができる。
点Pのx座標とy座標を求める場合は、z座標を求める際に得られたnの値を用いて、テーブルAx,nとAy,nを参照することで容易に求めることができる。例えば、図12(a)および(b)においては、xA3およびyA3が点Pのx座標とy座標となる。
以上の処理をカメラで撮影する画素毎に行うことにより、計測対象物体Oの表面全体の座標分布を得て形状を求めることができる。
上述の座標を決定する説明は、光源が格子基板からの距離が異なる2つの位置に配置された場合について行ったが、光源が格子基板からの距離が異なる3つ以上の位置に配置されている場合も同様に行うことができる。具体的には、格子基板からの距離が異なる3つ以上の位置のうちの1つに配置された光源を光源Aとし、別の位置の1つに配置された光源を光源Bとして、図14に示した方法に従って空間座標を求めればよい。
(形状計測方法)
次に、本発明に係る形状計測方法について説明する。本発明に係る形状計測方法は、上述した本発明に係る形状計測装置1を用いて、格子基板11bからの距離が異なる複数の位置毎に、光源11aを点灯して格子パターンが投影された計測対象物体Oを撮影し、次いで撮影された計測対象物体Oの画像に対して位相解析処理を施して計測対象物体Oの形状を求める。これにより、高速かつ高精度に計測対象物体の形状を計測することができる。
また、本発明においては、複数の位置の各々に対して予め画素毎に作成された位相値と空間座標とを関連付けるテーブルを用いて、複数の位置のうちの第1の位置に配置された光源を点灯して撮影された画像に対する位相解析処理によって求められた第1の位相値について、第1の位置に対応するテーブルを参照して空間座標の複数の候補値を求め、該複数の候補値の各々に対して、複数の位置のうちの第1の位置以外の第2の位置に対応するテーブルを参照して第2の位相値を求め、該第2の位相値のうち第1の位相値との差が最小となるものに対応する空間座標の候補値に基づいて計測対象物体の形状を求める。これにより、広い計測範囲で計測でき、かつ形状計測の時間を短縮することができる。
以下、本発明の実施例について説明する。
図15に示すような本発明に係る形状計測装置を作製した。この装置は、線状のLEDデバイスを用いた光源および格子基板としての投影格子パネルで構成される格子パターン投影部と、CMOSカメラからなる撮影部とを備えている。また、図には示されていないが、解析部としてのPCも備えている。図16は、図15に示した装置のレイアウトを示している。格子パターン投影部の写真および格子パターン投影部の側面図を、それぞれ図17および図18に示す。線状LEDデバイスは、線状LEDが0.42mm間隔で5列配置されており、任意の1列を点灯することができるように構成されている。これにより、5回の位相シフトが可能となっている。
光源は、投影格子パネルからの距離が異なる位置Aと位置Bに上記5つの線状LEDがそれぞれ配置されており、各線状LEDを独立に点灯させることができる。投影格子パネルは、ガラス平板に格子状のパターンを持つ金属膜が取り付けられたものである。CMOSカメラは、その光軸が投影格子パネルの法線方向に対して15度傾くように配置されている。また、格子線の向きは各線状LEDの延在方向と一致している。投影格子パネルから光源Aと光源Bまでの距離は、それぞれ15mmと12mmとした。これにより、計測対象物体上に投影される格子ピッチは、光源Aを点灯させた場合よりも光源Bを点灯させた場合の方が大きくなる。
<キャリブレーション>
図19にキャリブレーションの様子を示す。基準面は、その法線がz方向を向き、z軸方向に平行移動するようにステージ上に取り付けられている。ステージによって、基準面の位置をz0=0mmからzN-1=70mmまで、0.2mmずつ移動させた。
それぞれに位置において、光源Aおよび光源Bを用いて、5つの線状LEDを順次点灯させて投影格子の位相シフトを行い、それぞれの位置における基準面上の位相値を取得した。その際、カメラが有するランダムノイズの影響を小さくするために、同じ点灯位置において9枚の画像を撮影し、その平均化を行うことにより1枚の平均画像を生成した。生成された平均画像を用いて、位相シフト法の計算を行うことにより、撮影された画像の1画素ごとの位相値を算出した。この処理を光源Aおよび光源Bについて、それぞれ行った。
本発明により図1に示した高さ方向(z方向)の計測範囲が拡大されたことを確認するため、計測精度の確認実験を行った。実験装置の写真を図20に、実験条件を表1に示す。
キャリブレーションに用いた基準面を平面試料として用いて、高さ分布の平均値と標準偏差の確認を行った。計測結果を表2に示す。
計測対象物体としての台形試料の寸法を図21に示す。この台形試料は、100mm×110mmの板状の土台と、高さ方向の断面が台形である凸部とを有している。図15に示した装置を用いてこの台形試料の形状計測を行った。その際、台形試料は、図1に示した形状計測装置1および計測対象物体Oとの配置関係において、台形試料の凸部の矩形表面がz方向を向き、土台の短辺(長さ100mmの辺)がx方向を向き、試料の中心が原点に位置するように配置した。計測は以下のように行った。すなわち、まず、光源Aおよび光源Bのいずれかを点灯して格子パターンを台形試料に投影し、CCDカメラによって格子パターンが投影された台形試料を撮影した。次いで、撮影された画像の例を図22および図23に示す。続いて、撮影した画像に対して位相解析処理を施し、図14に示した方法に従って台形試料の形状を求めて台形試料の高さ(z方向)分布画像を得た。得られた高さ分布を図24に示す。
また、計測範囲が拡大されていることを確認するために、台形試料を、基準面の初期位置に配置して計測を行い、移動ステージを用いて高さ方向(z方向)に20mmずつ動かした位置でそれぞれ台形試料の形状計測を行った。各位置にて得られた高さ分布を図25に示す。この図は、y=0での高さ分布を示したものである。また解析された計測試料における土台と凸部との段差の高さを表3に示す。この表から明らかなように、従来は計測可能な範囲が20mmであったのに対して、少なくとも40mmの範囲にわたって計測精度が維持されていることが分かる。台形試料の高さは15mm程度あり、台形試料をz=40mmの位置に配置して形状が正しく計測できていることから、計測可能な範囲は60mm程度までは拡大されていることが分かった。
1 形状計測装置
11 格子パターン投影部
11a 光源
11b 格子基板
11c 光源基板
11d 部材
12 撮影部
13 解析部

Claims (5)

  1. 計測対象物体の形状を計測する装置であって、
    前記計測対象物体に所定の形状の格子パターンを投影するための投影用光を発光する複数の光源と、前記投影用光を通過させて前記格子パターンを形成する格子基板とを有する格子パターン投影部と、
    前記格子パターンが投影された前記計測対象物体を撮影する撮影部と、
    撮影された前記計測対象物体の画像に対して位相解析処理を施して前記計測対象物体の形状を求める解析部と、
    を備え、
    前記複数の光源は、前記格子基板からの距離が異なる複数の位置の各々に少なくとも1つ配置されており、
    前記解析部は、前記複数の位置の各々に対して予め画素毎に作成された位相値と空間座標とを関連付けるテーブルを用いて、前記複数の位置のうちの第1の位置に配置された光源を点灯して撮影された画像に対する前記位相解析処理によって求められた第1の位相値について、前記第1の位置に対応するテーブルを参照して空間座標の複数の候補値を求め、該複数の候補値の各々に対して、前記複数の位置のうちの前記第1の位置以外の第2の位置に対応するテーブルを参照して第2の位相値を求め、該第2の位相値のうち前記第1の位相値との差が最小となるものに対応する空間座標の候補値に基づいて前記計測対象物体の形状を求めることを特徴とする形状計測装置。
  2. 前記複数の位置の各々に3つ以上の光源が配置されている、請求項1に記載の形状計測装置。
  3. 前記複数の光源から発光される光の波長は前記複数の位置毎に異なる、請求項1または2に記載の形状計測装置。
  4. 前記光源は線状光源である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の形状計測装置。
  5. 請求項1〜4に記載された形状計測装置を用いて、前記格子基板からの距離が異なる複数の位置毎に、前記光源を点灯して前記格子パターンが投影された計測対象物体を撮影し、次いで撮影された前記計測対象物体の画像に対して位相解析処理を施し、前記複数の位置の各々に対して予め画素毎に作成された位相値と空間座標とを関連付けるテーブルを用いて、前記複数の位置のうちの第1の位置に配置された光源を点灯して撮影された画像に対する前記位相解析処理によって求められた第1の位相値について、前記第1の位置に対応するテーブルを参照して空間座標の複数の候補値を求め、該複数の候補値の各々に対して、前記複数の位置のうちの前記第1の位置以外の第2の位置に対応するテーブルを参照して第2の位相値を求め、該第2の位相値のうち前記第1の位相値との差が最小となるものに対応する空間座標の候補値に基づいて前記計測対象物体の形状を求めることを特徴とする形状計測方法。
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