JP5854453B2 - 門型クレーンによる作業工法 - Google Patents

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本発明は、高速道路などの架設工事に際し利用される門型クレーンによる作業工法に関するものである。
従来より、都市型橋梁等などで構成された道路、例えば高速道路などの渋滞緩和目的で行われる道路拡幅工事、および老朽化対策での橋梁架け替え工事などにおいて、供用中の道路や既存の構造物等に非常に近接した箇所で、例えば工事用機材あるいは工事用使用物などの重量物の吊り上げや、前記工事用重量物の架設を行い、工事を遂行しなければならない必要があった。
そして、一般的な従来の前記作業を行う工法では、供用下の橋面上や街路上にいわゆる大型の移動式クレーンを設置し、前記移動式クレーンを使用して、工事用の重量物の荷取りや吊上げ、移動、架設作業を行わざるを得なかった。
しかしながら、前記移動式クレーンは、大型のものを使用しなければならないため、その移動式クレーンの据付作業および架設対象物の搬入、荷取りのために、架設箇所付近において、供用中の交通に対する規制や、事前に支障物を撤去するなどの必要があるとの課題があった。
また、前記移動式クレーン使用時においては、該移動式クレーンのクレーンブーム旋回エリアの確保も必要となる上、狭小な箇所ではクレーンの組み立てやクレーン旋回が困難の場合もあり、さらに前記移動式クレーン使用時の安全確認上においても各種の課題があった。
特開2004-060174号公報
かくして本発明は前記従来の課題に対処すべく創案されたものであって、供用下の橋面上や街路上にいわゆる大型の移動式クレーンを設置することなく作業が行えるため、移動式クレーンを使用して、工事用の重量物の荷取りや吊上げ、移動、架設作業を必要とせず、また移動式クレーンの据付作業および架設対象物の搬入、荷取りのために、架設箇所付近において、供用中の交通に対する規制や、事前に支障物を撤去するなどの必要がなく、さらには作業時において、移動式クレーンのクレーンブーム旋回エリアの確保も必要なく、狭小な箇所でのクレーン旋回も必要のない門型クレーンによる作業工法を提供することを目的とするものである。
本発明による門型クレーンによる作業工法は、
一対の走行路形成箇所間の幅及び/または一対の走行路形成箇所の高さ位置が異なる前記一対の走行路形成箇所に、長手方向へ向けて走行しうる一対の走行路を敷設し、
前記一対の走行路上に門型クレーンを設置し、該門型クレーンは、前記一対の走行路形成箇所間の幅及び/または一対の走行路形成箇所の高さ位置が異なる前記一対の走行路形成箇所の変化に対応できるメーンビーム及び該メーンビームに接続された連結桁により略長方形状の枠体として構成されるクレーン架台と該クレーン架台に接続される一対の脚部とを含んで構成され、
前記脚部と前記クレーン架台の構成部材である連結桁との間には、前記連結桁の長さより長尺に形成された回動杆が介在されて接続され、回動杆と脚部との接続は、回動杆の下面両端側に一対の脚部が垂直に接続され、回動杆と前記連結桁との接続は、回動杆の長手方向略中央位置と、前記連結桁の長手方向中央位置において、双方が回動可能とされるよう、回動軸部によって連結されてなり、
前記門型クレーンを降下して所定部材を荷取りし、荷取り後には、前記門型クレーンを幅及び/または高さが異なる一対の走行路上で移動させ、所定の設置箇所移動後に前記所定部材を降下して設置できる、
ことを特徴とし、
または、
一対の走行路形成箇所間の幅及び/または一対の走行路形成箇所の高さ位置が異なる前記一対の走行路形成箇所に、長手方向へ向けて走行しうる一対の走行路を敷設し、
前記一対の走行路上に門型クレーンを設置し、該門型クレーンは、前記一対の走行路形成箇所間の幅及び/または一対の走行路形成箇所の高さ位置が異なる前記一対の走行路形成箇所の変化に対応できるメーンビーム及び該メーンビームに接続された連結桁により略長方形状の枠体として構成されるクレーン架台と該クレーン架台に接続される一対の脚部とを含んで構成され、
前記脚部と前記クレーン架台の構成部材である連結桁との間には、前記連結桁の長さより長尺に形成された回動杆が介在されて接続され、回動杆と脚部との接続は、回動杆の下面両端側に一対の脚部が垂直に接続され、回動杆と前記連結桁との接続は、回動杆の長手方向略中央位置と、前記連結桁の長手方向中央位置において、双方が回動可能とされるよう、回動軸部によって連結されてなり、
前記門型クレーンには、いずれかの門型クレーン幅方向端部から外側へ突出して延長クレーン装置が設けられ、
前記延長クレーン装置を降下して所定部材を荷取りし、荷取り後には、前記門型クレーンを幅及び/または高さが異なる一対の走行路上で移動させ、門型クレーンの外側へ突設された前記延長クレーン装置から所定の設置箇所移動後に前記所定部材を降下して設置できる、
ことを特徴とし、
または、
前記門型クレーンのクレーン幅員は、前記幅の異なる一対の走行路形成箇所において、最大幅の長さと同等の長さとされ、かつ前記クレーン幅員の長さ変更が不可とされた、
ことを特徴とし、
または、
前記門型クレーンの構成部材である連結桁と該連結桁に接続される一対の脚部との接続箇所は、自在継ぎ手とされ、少なくとも水平方向及び鉛直方向へ回動自在に接続された、
ことを特徴とするものである。
本発明によれば、供用下の橋面上や街路上にいわゆる大型の移動式クレーンを設置することなく作業が行えるため、移動式クレーンを使用しての工事用の重量物の荷取りや吊上げ、移動、架設作業を必要とせず、また移動式クレーンの据付作業および架設対象物の搬入、荷取りのために、架設箇所付近において、供用中の交通に対する規制や、事前に支障物を撤去するなどの必要がなく、さらには作業時において、移動式クレーンのクレーンブーム旋回エリアの確保も必要なく、狭小な箇所でのクレーン旋回も必要もなく、例えば高速道路の高欄上に走行路を設置して門型クレーンを走行させ、該門型クレーンは各々の走行路に段差がある場合や走行路間の間隔が変化しても充分に追従でき、スムーズに作業が行えるとの優れた効果を奏する。
本発明の門型クレーンによる作業工法によっての作業状態を説明した概略平面図である。 第1実施例の構成を説明する概略構成説明図である。 第2実施例の構成を説明する概略構成説明図である。 第3実施例の構成を説明する概略構成説明図である。 従来の移動式クレーン架設時の道路規制を説明する説明図(1)である。 従来の移動式クレーン架設時の道路規制を説明する説明図(2)である。 本発明による門型クレーン架設時の道路規制を説明する説明図(1)である。 本発明による門型クレーン架設時の道路規制を説明する説明図(2)である。
以下本発明を図に示す実施例に基づいて説明する。
図1に本発明の第1実施例を示す。
図1には従来の作業手法では作業が行えず、本発明による作業工法でのみ作業を行える箇所を示したものである。該箇所は、高速道路1の上り線2と下り線3とが分離されて構築されており、この上り線2と下り線3との間には、幅の間隔が一定ではなく、場所によって広くなっている箇所や狭くなっている箇所などがある隙間4が設けられている。さらに当該箇所である高架上の高速道路1の下に位置する部位には、前記高速道路1と交差するように、川幅の広い河川14が流れており、この河川14によって、従来の移動式クレーンでは作業現場まで入り込めないものとなっている現場である。
ここで、本発明では、前記隙間4の幅方向両側に、後述する門型クレーン5の走行路6、6が構築される。
図2から理解されるように、前記走行路6、6は隙間4を挟んで対向する上り線2及び下り線3の高欄7、7上に構築されている。
この高欄7、7上に構築された一対の走行路6、6上に本発明による門型クレーン5が設置される。
この門型クレーン5は、図1、図2から理解されるように、隙間4の最大幅広部の長さとほぼ同じ長さをもち、かつその長さが固定化されてクレーン幅員とする一対のメーンビーム8、8と、この一対のメーンビーム8、8と連結される一対の連結桁9、9(図1参照)とを有し、これらにより略長方形状の枠体として構成されるクレーン架台10を有している。
そして、該クレーン架台10の上部に構築されるクレーン装置15と、該クレーン架台10の下部に設けられる脚部11とを含んで構成されている。さらに、前記脚部11と前記クレーン架台10との間、すなわち脚部11とクレーン架台10の構成部材である連結桁9との間には回動杆12が介在されて接続されている。前記回動杆12と脚部11との接続ついては、回動杆12の下面両端側に例えば一対の脚部11、11が垂直に接続され、また回動杆12と前記連結桁9との接続については、回動杆の長手方向略中央位置と、前記連結桁9の長手方向中央位置において、双方が回動可能とされるよう、回動軸部13(図1参照)によって連結されている。
そして、図1に示す様に、図1に向かって右側の隙間箇所では、隙間4の最大幅広部の長さの箇所として構成されており、本発明による門型クレーン5がその一対の走行路6、6上に設置されている。ここでは、前述のごとく門型クレーン5のクレーン幅員を隙間4の最大幅広部の長さと略同等としてあるため、前記門型クレーン5は走行方向と略直角に設置されものとなる。
しかし、図1の左側の隙間箇所では、隙間4の幅が狭くなっており、脚部11、11に接続している一対の回動杆12、12は狭まろうとして隙間4の内側に各々回動する。しかしながら門型クレーン4のクレーン幅員は前述のごとく不変であるため、前記回動軸部13を回動軸として回動し、その結果、門型クレーン4自体が斜めに傾いて走行するものとなる。
ところで、図1では、高速道路1の下には、該高速道路1の走行方向と直交する方向に流れる河川14 が設けられており、もって図1に示す様に、従来では、河川14の右側箇所にある荷取り箇所20から移動式クレーンなどで荷取りし、それを河川14の左側箇所にある例えば架設工事箇所21まで運搬することが出来ないものであった。従って地上での運搬及び作業では、河川のある箇所についての部材運搬は船による運搬を考えなければならなかったのである。
しかしながら、本発明で用いる門型クレーン5であれば、スムーズにかつ安全にコストを安価にして荷取り箇所20から荷取りし、河川14の左側箇所にある例えば架設工事箇所21まで運搬することが出来るものとなった。
図3は本発明の第2実施例を示したものである。
図3から理解されるように、上り線2と下り線3は、隙間4を介し、分離して設けられていると共に、上り線2と下り線3とはかなりの高低差(段差)をもって形成されている。
このような箇所においても本発明は本実施例の様にスムーズに適用できるものとなる。ここで、図3において、左側の脚部11の長さに対し、右側の脚部11の長さは左側脚部11の2倍以上の長さとされ、この脚部11の長さの違いによりクレーン架台10及びその上に載置されるクレーン装置15についても略水平位置をキープできるよう構成されている。
さらに、図3に図示してはいないが、隙間4の幅が狭くなる箇所では、前記の第1実施例と同様に、双方の脚部11、11に接続している一対の回動杆12、12は狭まろうとして隙間4の内側に各々回動する。しかし前記したように門型クレーン5のクレーン幅員は不変であるため、前記回動軸部13を回動軸として回動し、その結果、門型クレーン5自体が斜めに傾いて走行するものとなる。すなわち、図1に示す平面図と同様な傾きで門型クレーン5が走行するものとなる。
さらに、本実施例では、上記の構成に加え、回動杆12と脚部11との接続ついては、回動杆12の下面両端側に例えば一対の脚部11、11が垂直に接続されるが、その接続部22は水平回動及び鉛直回動自在になるよう接続される。
図示してはいないが、その接続をいわゆる自在継ぎ手方式の接続部とし、少なくとも水平回動及び鉛直回動自在になるよう接続するものである。換言すれば、X方向、Y方向及びZ方向にも回動できるよう接続してあるのである。
このような自在継ぎ手方式(例えばボールジョイント方式も含む)の接続とすれば、図3に示す様にクレーン架台10及びクレーン装置15が、水平方向に配置されるのではなく、斜めに傾いても充分対応できて作業が行える。
ところで、本実施例の門型クレーン5は、上り線2と下り線3とにおいて高低差(段差)がある箇所で実施されるものであるが、前記高低差が全く解消され、いわゆる水平となる位置についてまでも使用できる。すなわち、高低差のない水平箇所ではクレーン架台10の一方側が高くなってしまうおそれがあるが、前記の自在継ぎ手方式の接続部構成により、第2実施例の門型クレーン5は高さ方向の傾きに充分対応できるものとなっている。
よって、クレーン装置15についても斜めに傾くが、たとえ傾いたとしても充分にクレーン装置15の機能を果たしうるからである。
次に、図4に第3実施例を示す。図4から理解されるように、高速道路1の上り線2あるいは下り線3の両側に立設された高欄7、7上に走行路6、6を形成し、該走行路6、6上に本実施例による門型クレーン5を走行させ、作業を行うものである。
本実施例は、高速道路1の上り線2あるいは下り線3と、それに隣接するビルなどの隣接構造物16までの距離が短く、もって地上からでは従来の移動式クレーンなどの重機が使用できない箇所に非常に有効な作業工法となる。すなわち、本実施例の門型クレーン5は、クレーン架台10の一方側から外側(隣接構造物16側)に向けて延長クレーン装置17が突出して設けられており、この延長クレーン装置17によって、高速道路1の上り線2あるいは下り線3と、それに隣接するビルなどの隣接構造物16までの距離が短かく、狭い箇所での荷取りや荷下ろしが出来る様構成される。
なお、本実施例では、作業の安定性を図るため、前記延長クレーン装置17が設置されたクレーン架台10の反対側箇所に、錘などを載架し、これにより本実施例による門型クレーン5のバランスをとることが考えられる。
また、図4に示す高速道路1の上り線2あるいは下り線3は、その幅が幅広になったり幅狭になったり変化するものであり、そのため図1と同様に、幅の狭い箇所では、本実施例の門型クレーン5が斜めに傾いて作業するものとなる。
ところで、図5乃至図6は従来、移動式クレーン23をトレーラー26などで運搬し、高速道路1などでの架設作業を行った場合のいわゆる道路規制状況を示した図であり、図6から理解されるように、従来は、その作業幅が広くなってしまい、工事中においては外側の一車線24、24しか通行させることが出来ない。
これに対し、図7、図8に示す様に、本発明の場合には、工事中においても外側二車線24、25が通行可能とされ、この点からも本発明の優れた効果が証明できる。さらに、高速道路下の作業箇所には、通常複数個のベント設備27、27が所定の間隔をあけて設けられているが、これらベント設備27、27のない箇所においては、あるいはベント設備27、27を撤去した箇所においては、前記トレーラー26が作業箇所に平行して進入することが出来、この場合には、図8に示す道路規制さえもする必要がなく作業が行えるとの利点がある。
1 高速道路
2 上り線
3 下り線
4 隙間
5 門型クレーン
6 走行路
7 高欄
8 メーンビーム
9 連結桁
10 クレーン架台
11 脚部
12 回動杆
13 回動軸部
14 河川
15 クレーン装置
16 隣接構造物
17 延長クレーン装置
20 荷取り箇所
21 架設作業箇所
22 接続部
23 移動式クレーン
24 外側車線
25 外側車線
26 トレーラー
27 ベント設備

Claims (4)

  1. 一対の走行路形成箇所間の幅及び/または一対の走行路形成箇所の高さ位置が異なる前記一対の走行路形成箇所に、長手方向へ向けて走行しうる一対の走行路を敷設し、
    前記一対の走行路上に門型クレーンを設置し、該門型クレーンは、前記一対の走行路形成箇所間の幅及び/または一対の走行路形成箇所の高さ位置が異なる前記一対の走行路形成箇所の変化に対応できるメーンビーム及び該メーンビームに接続された連結桁により略長方形状の枠体として構成されるクレーン架台と該クレーン架台に接続される一対の脚部とを含んで構成され、
    前記脚部と前記クレーン架台の構成部材である連結桁との間には、前記連結桁の長さより長尺に形成された回動杆が介在されて接続され、回動杆と脚部との接続は、回動杆の下面両端側に一対の脚部が垂直に接続され、回動杆と前記連結桁との接続は、回動杆の長手方向略中央位置と、前記連結桁の長手方向中央位置において、双方が回動可能とされるよう、回動軸部によって連結されてなり、
    前記門型クレーンを降下して所定部材を荷取りし、荷取り後には、前記門型クレーンを幅及び/または高さが異なる一対の走行路上で移動させ、所定の設置箇所移動後に前記所定部材を降下して設置できる、
    ことを特徴とする門型クレーンによる作業工法。
  2. 一対の走行路形成箇所間の幅及び/または一対の走行路形成箇所の高さ位置が異なる前記一対の走行路形成箇所に、長手方向へ向けて走行しうる一対の走行路を敷設し、
    前記一対の走行路上に門型クレーンを設置し、該門型クレーンは、前記一対の走行路形成箇所間の幅及び/または一対の走行路形成箇所の高さ位置が異なる前記一対の走行路形成箇所の変化に対応できるメーンビーム及び該メーンビームに接続された連結桁により略長方形状の枠体として構成されるクレーン架台と該クレーン架台に接続される一対の脚部とを含んで構成され、
    前記脚部と前記クレーン架台の構成部材である連結桁との間には、前記連結桁の長さより長尺に形成された回動杆が介在されて接続され、回動杆と脚部との接続は、回動杆の下面両端側に一対の脚部が垂直に接続され、回動杆と前記連結桁との接続は、回動杆の長手方向略中央位置と、前記連結桁の長手方向中央位置において、双方が回動可能とされるよう、回動軸部によって連結されてなり、
    前記門型クレーンには、いずれかの門型クレーン幅方向端部から外側へ突出して延長クレーン装置が設けられ、
    前記延長クレーン装置を降下して所定部材を荷取りし、荷取り後には、前記門型クレーンを幅及び/または高さが異なる一対の走行路上で移動させ、門型クレーンの外側へ突設された前記延長クレーン装置から所定の設置箇所移動後に前記所定部材を降下して設置できる、
    ことを特徴とする門型クレーンによる作業工法。
  3. 前記門型クレーンのクレーン幅員は、前記幅の異なる一対の走行路形成箇所において、最大幅の長さと同等の長さとされ、かつ前記クレーン幅員の長さ変更が不可とされた、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の門型クレーンによる作業工法。
  4. 前記門型クレーンの構成部材である連結桁と該連結桁に接続される一対の脚部との接続箇所は、自在継ぎ手とされ、水平方向及び鉛直方向へ回動自在に接続された、
    ことを特徴とする請求項1、請求項2または請求項3記載の門型クレーンによる作業工法。
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