JP5853674B2 - 熱可塑性樹脂組成物の製造方法 - Google Patents
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[1]ポリカーボネート樹脂と、ポリエステル樹脂と、反応性官能基を有する樹脂と、難燃剤とを含む熱可塑性樹脂組成物の製造方法において、
10〜90重量部のポリカーボネート樹脂と、1〜30重量部の反応性官能基を有する樹脂とを溶融混合して熱可塑性樹脂組成物(A)を得る工程と、10〜90重量部の前記熱可塑性樹脂組成物(A)と、10〜90重量部のポリエステル樹脂と、1〜40重量部の難燃剤とを溶融混合する工程と、を含み、
前記ポリエステル樹脂がポリエチレンテレフタレートまたはポリブチレンテレフタレートであり、
前記反応性官能基を有する樹脂が、エポキシ基または酸無水物基を有する樹脂である、
熱可塑性樹脂組成物の製造方法。
ポリカーボネート樹脂とは、芳香族二価フェノール系化合物とホスゲンまたは炭酸ジエステルとを反応させることにより得られる、芳香族ホモまたはコポリカーボネート樹脂でありうる。芳香族ホモまたはコポリカーボネート樹脂の粘度平均分子量は、1×104〜1×106の範囲であることが好ましい。
反応性官能基を有する樹脂は、ポリカーボネート樹脂とポリエステル樹脂との相溶化剤として作用しうる。
ポリカーボネート樹脂と反応性官能基を有する樹脂との溶融混練により、熱可塑性樹脂組成物(A)を得る。当該溶融混練は、バンバリーミキサー、ロール、および単軸または多軸押出機などで行うことができ、好ましくは二軸押出機にて行うことができる。ポリカーボネート樹脂と反応性官能基を有する樹脂との溶融混練温度は、240〜300℃の範囲であることが好ましく、250〜280℃の範囲であることがより好ましい。混練圧力は特に限定されないが、1〜20MPaであることが好ましい。
ポリエステル樹脂は、芳香族ジカルボン酸あるいはそのエステル誘導体成分と、脂肪族ジオールや脂環族ジオールなどのジオール成分とがエステル反応により連結した構造を有する芳香族ポリエステルである。
難燃剤は、有機系難燃剤であっても、無機系難燃剤であってもよい。有機系難燃剤の例には、ブロモ化合物、リン化合物が含まれる。無機系難燃剤の例には、アンチモン化合物や金属水酸化物が含まれる。
本発明の熱可塑性樹脂組成物は、本発明の目的を損なわない範囲で、任意の添加剤を含有していてもよい。例えば、塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、ナイロン6、ナイロン66等のポリアミド、および各種エラストマー類を加えて成形用樹脂としての性能を改良することができる。任意の添加剤の他の例には、酸化防止剤(ヒンダードフェノール系、含硫黄有機化合物系、含リン有機化合物系など)、熱安定剤(フェノール系、アクリレート系など)、エステル交換抑制剤(モノステアリルアシッドホスフェ−トとジステアリルアシッドホスフェ−トの混合物など)、紫外線吸収剤(ベンゾトリアゾール系、ベンゾフェノン系、サリシレート系など)、光安定剤(有機ニッケル系、ヒンダードアミン系など)、滑剤(高級脂肪酸の金属塩類、高級脂肪酸アミド類など)、可塑剤(フタル酸エステル類、リン酸エステル類など)、顔料(カーボンブラック、酸化チタン)や染料などが含まれる。
熱可塑性樹脂組成物(A)と、ポリエステル樹脂と、難燃剤と、任意の添加剤とを溶融混練して、熱可塑性樹脂組成物とする。当該溶融混練は、バンバリーミキサー、ロール、および単軸または多軸押出機などで行うことができ、好ましくは二軸押出機にて行うことができる。ポリカーボネート樹脂と反応性官能基を有する樹脂との溶融混練温度は、240〜300℃の範囲であることが好ましく、250〜280℃の範囲であることがより好ましい。混練圧力は特に限定されないが、1〜20MPaであることが好ましい。
本発明の熱可塑性樹脂組成物は、任意の手法で樹脂成形体に成形することができる。成形の手法の例には、射出成形、押出成形、ブロー成形、真空成形、異形押出成形、圧縮成形、ガスアシスト成形などが含まれる。
ポリカーボネート樹脂:タフロンA-1900(出光興産(株))
ポリエステル樹脂:ポリエチレンテレフタレート(ダイヤナイトMA521H−D25(三菱レイヨン(株))
反応性官能基(エポキシ基)を有する樹脂B:エチレン−グリシジルメタクリレート共重合体(EGMA、ボンドファースト(住友化学(株)))
反応性官能基(酸無水物基)を有する樹脂C:エチレン−エチルアクリレート−無水マレイン酸共重合体にアクリロニトリル−スチレン共重合体をグラフト重合したもの(E/EA/MAH-g-AS、モディパーA8400 (日油(株)))
反応性官能基(酸無水物基)を有する樹脂D:エチレンとオクテンとのコポリマーに無水マレイン酸をグラフト重合したもの(POE-g-MAH、Shanghai Jianqiao Plastic Co., Ltd.)
90質量部のポリカーボネート樹脂と10質量部の反応性官能基を有する樹脂Aとを、V型混合器を用いてドライブレンドし、真空乾燥機を用いてブレンド物を減圧下で100℃、4時間乾燥させた。乾燥させた混合物を二軸混練機の原材料供給口から投入し、吐出量10kg/時および樹脂圧力4MPaの条件にて溶融混練した。二軸混練機から吐出した混練物を、30℃の水に浸漬することによって急冷し、ペレタイザーによりペレット状に粉砕して、樹脂組成物Aを得た。
反応性官能基を有する樹脂Aを反応性官能基を有する樹脂Bに変えた以外は実施例1と同様にして、樹脂組成物を得た。
反応性官能基を有する樹脂Aを反応性官能基を有する樹脂Cに変えた以外は実施例1と同様にして、樹脂組成物を得た。
反応性官能基を有する樹脂Aを反応性官能基を有する樹脂Dに変えた以外は実施例1と同様にして、樹脂組成物を得た。
反応性官能基を有する樹脂Bの量を10質量部から1質量部とし、ポリカーボネートの量を90質量部から99質量部とした以外は実施例2と同様にして、樹脂組成物を得た。
反応性官能基を有する樹脂Bの量を10質量部から30質量部とし、ポリカーボネートの量を90質量部から70質量部とした以外は実施例2と同様にして、樹脂組成物を得た。
実施例1において、60質量部のポリエステル樹脂と10質量部の反応性官能基を有する樹脂Aとを、V型混合器を用いてドライブレンドし、真空乾燥機を用いてブレンド物を減圧下で100℃、4時間乾燥させた。乾燥させた混合物を二軸混練機の原材料供給口から投入し、吐出量10kg/時および樹脂圧力4MPaの条件にて溶融混練した。二軸混練機から吐出した混練物を、30℃の水に浸漬することによって急冷し、ペレタイザーによりペレット状に粉砕して、樹脂組成物A’を得た。
90質量部のポリカーボネートと10質量部の反応性官能基を有する樹脂Aと、60質量部のポリエステル樹脂とを、V型混合器を用いてドライブレンドし、真空乾燥機を用いてブレンド物を減圧下で100℃、4時間乾燥させた。乾燥させた混合物を二軸混練機の原材料供給口から投入し、吐出量10kg/時および樹脂圧力4MPaの条件にて溶融混練した。二軸混練機から吐出した混練物を、30℃の水に浸漬することによって急冷し、ペレタイザーによりペレット状に粉砕して、樹脂組成物A''を得た。
90質量部のポリカーボネートと10質量部の反応性官能基を有する樹脂Aと、60質量部のポリエステル樹脂と、40質量部の難燃剤とを、V型混合器を用いてドライブレンドし、真空乾燥機を用いてブレンド物を減圧下で100℃、4時間乾燥させた。乾燥させた混合物を二軸混練機の原材料供給口から投入し、吐出量10kg/時および樹脂圧力4MPaの条件にて溶融混練した。二軸混練機から吐出した混練物を、30℃の水に浸漬することによって急冷し、ペレタイザーによりペレット状に粉砕して、樹脂組成物を得た。
反応性官能基を有する樹脂Aの量を10質量部から40質量部とし、ポリカーボネート樹脂の量を90質量部から60質量部とした以外は全実施例1と同様にして、樹脂組成物を得た。
樹脂組成物100℃で4時間乾燥させた後、射出成形機「J55ELII」(日本製鋼所社製)を用いて、シリンダ設定温度280℃、金型温度40℃で、100mm×10mm×4mmの短冊型試験片を成形し、「JIS−K7111」に準拠してシャルピー衝撃試験(Uノッチ、R=1mm)を行い、下記評価基準により評価した。
A:42kJ/m2 以上
B:32kJ/m2 以上42kJ/m2 未満
C:6kJ/m2 以上32kJ/m2 未満(実用上問題なし)
D:6kJ/m2 未満(実用上問題あり)
樹脂組成物を100℃で4時間乾燥させた後、射出成形機「J55ELII」(日本製鋼所社製)を用い、棒流動試験片(流路厚さ1mm、流路幅8mm)にて流動長を下記評価基準により評価した。条件は、シリンダ温度280℃、金型温度40℃、射出圧力40MPaとした。流動長が大きいほど流動性が良い。
A:100mm以上
B:60mm以上100mm未満
C:20mm以上60mm未満(実用上問題なし)
D:20mm未満(実用上問題あり)
樹脂組成物を100℃で4時間乾燥させた後、射出成形機「J55ELII」(日本製鋼所社製)を用いて、シリンダ設定温度280℃、金型温度40℃で、100mm×10mm×3.2mmの短冊型試験片を成形した。得られた試験片を、UL-94に準拠した手法によって評価した。
樹脂組成物100℃で4時間乾燥させた後、射出成形機「J55ELII」(日本製鋼所社製)を用いて、シリンダ設定温度280℃、金型温度40℃で、100mm×10mm×4mmの短冊型試験片を成形した。試験片を東洋精機社製HDTテスターS3−MHに供し、23℃、50%RHの条件で48時間調湿した。調湿した試験片について、ISO75−1,2に従い荷重たわみ温度(荷重0.45MPa)を測定した。
Claims (2)
- ポリカーボネート樹脂と、ポリエステル樹脂と、反応性官能基を有する樹脂と、難燃剤とを含む熱可塑性樹脂組成物の製造方法において、
10〜90重量部のポリカーボネート樹脂と、1〜30重量部の反応性官能基を有する樹脂とを溶融混合して熱可塑性樹脂組成物(A)を得る工程と、
10〜90重量部の前記熱可塑性樹脂組成物(A)と、10〜90重量部のポリエステル樹脂と、1〜40重量部の難燃剤とを溶融混合する工程と、を含み、
前記ポリエステル樹脂がポリエチレンテレフタレートまたはポリブチレンテレフタレートであり、
前記反応性官能基を有する樹脂が、エポキシ基または酸無水物基を有する樹脂である、
熱可塑性樹脂組成物の製造方法。 - 前記難燃剤が、リン系化合物の中から選ばれる少なくとも一種である、請求項1に記載の熱可塑性樹脂組成物の製造方法。
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