JP5853206B2 - 車載用表示装置 - Google Patents

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本発明は、運転者の安全確認を支援する車載用表示装置に関する。
従来、ドライバーが安全確認を十分に行ったか否かを判定する安全確認判定装置を搭載した車輌が知られている(例えば、特許文献1)。特許文献1の安全確認判定装置では、ドライバーの黒目の位置を検出し、検出した黒目の位置より算出したドライバーの視線方向に基づいて、ドライバーが安全確認を十分に行ったか否かを判定する。
特許文献1の安全確認判定装置では、安全確認の判定の後、教示画像を表示する。具体的には、ドライバーの視線の方向の動きを示す曲線と車輌挙動情報としての車速を示す文字情報とを前方画像に重畳させた画像を表示する。また、ドライバーの視線の方向の動きとしてドライバーの視線によって安全確認済みの領域または区域を前方画像中に重畳させた画像を表示する。また、これらの安全確認済みの領域または区域を、電子地図上に重畳した画像を表示する。
特開2009−123182号公報
しかしながら、特許文献1においては、車輌を駐車スペースに駐車する場合等の車輌の進行方向のみならず周囲の安全確認を行う必要がある場合に、十分な情報を提示することができないという問題がある。即ち、運転者は、車輌を駐車スペースに駐車させる場合には、予期せぬ人の往来等に対応する必要があり、一定の秩序に従って通行する交差点に比べて、車輌の周囲の安全状況を絶えず確認する必要がある。従って、特許文献1のように、視線方向により安全確認済みであるか否かの情報を単に提示するのみでは、安全確認を行うための情報として不十分であるという問題がある。
本発明の目的は、車輌の周囲の安全確認が絶えず必要な状況において、安全確認を行うための十分な情報を提供することができる車載用表示装置を提供することである。
本発明の車載用表示装置は、車内の運転者を撮像する撮像手段と、前記撮像手段により撮像した画像を解析し、前記運転者の顔向き及び視線方向を検出する視線方向検出手段と、前記視線方向検出手段により検出した前記顔向き及び前記視線方向に基づいて、車輌周囲の安全確認状況を表示する表示制御手段と、車輌の状態を示す車輌情報を取得する車輌情報取得部と、前記車輌情報取得部から入力した車輌情報と対応付けられている閾値パターンを選択する車輌状態判断部と、を具備し、前記表示制御手段は、前記顔向き及び視線が特定方向又は特定エリアに向いていた時間が一定時間以上である場合、前記特定方向又は前記特定エリアの安全確認が行われたことを示す表示を行い、前記表示制御手段は、前記特定方向又は前記特定エリアの最終確認時刻から所定時間経過している場合、再度安全確認を促す状態表示を行い、前記閾値パターンは、前記一定時間と前記所定時間の閾値の情報であり、前記車輌状態判断部は、前記車輌情報に応じてエリア毎に異なる閾値パターンを選択する構成を採る。
本発明によれば、車輌の周囲の安全確認が絶えず必要な状況において、安全確認を行うための十分な情報を提供することができる。
本発明の実施の形態に係る車載用表示装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態における車輌の俯瞰画像において車輌の周囲に設定される複数のエリアの一例を示す図 本発明の実施の形態における安全確認状況の表示方法を示すフロー図 本発明の実施の形態における閾値パターンの一例を示す図 本発明の実施の形態における表示制御用データの一例を示す図 本発明の実施の形態における安全確認状況の時間推移の表示の一例を示す図 本発明の実施の形態における前方を向いている運転者を撮像した場合の画像を示す図 本発明の実施の形態における後方を向いている運転者を撮像した場合の画像を示す図 本発明の実施の形態における表示部における画像の表示方法の第2の変形例を示す図 本発明の実施の形態における表示部における画像の表示方法の第3の変形例を示す図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態)
<車載用表示装置の構成>
図1は、本発明の実施の形態に係る車載用表示装置100の構成を示すブロック図である。図2は、車輌の俯瞰画像において車輌の周囲に設定される複数のエリアの一例を示す図である。
車内撮像部101は、車内に設けられ、車内の運転者の頭部を撮像し、撮像した画像の画像データを視線方向検出部104へ出力する。車内撮像部101は、例えばCCD(charge coupled devise image sensor)撮像素子またはCMOS(complementary metal oxide semiconductor)撮像素子を備えたカメラである。車内撮像部101は、運転者が正面を向いている場合には運転者の目を含む顔面を撮像し、運転者が後方を向いている場合には運転者の後頭部を撮像することができるような位置に設けられる。例えば、車内撮像部101は、運転席のメータパネルの付近またはルームミラーの付近に設置される。
車輌情報取得部102は、車輌の状態を示す車輌情報を取得し、取得した車輌情報を車輌状態判断部105へ出力する。ここで、車輌情報は、シフトレバーの位置の情報やステアリングセンサによるステアリング角の情報であり、これにより、車輌状態判断部105は車輌の前進や後退、及び直進や左右への旋回を認識する。
車外撮像部103は、車輌の外部に設けられ、車輌の周囲の画像を撮像し、撮像した画像の画像データを提供情報生成部107へ出力する。車外撮像部103は、例えば駐車スペースへ車輌を駐車させる際に、運転者の運転を支援するための画像を表示部109に表示させるための画像を撮像する。車外撮像部103は、例えばCCD(charge coupled devise image sensor)撮像素子またはCMOS(complementary metal oxide semiconductor)撮像素子を備えたデジタルビデオカメラである。車外撮像部103は、車輌後部のナンバープレートの付近、車輌後部のエンブレムの付近または車輌後部の最上部に設置される。
視線方向検出部104は、車内撮像部101より入力した画像データを解析して運転者の視線方向を検出する。具体的には、視線方向検出部104は、運転者の耳、鼻及び髪型をパターン化した画像と、視線方向とを対応付けたテーブルを予め記憶しており、車内撮像部101から入力した画像データを解析した結果と上記のテーブルとに基づいて視線方向を検出する。なお、視線方向を検出する方法の詳細については後述する。
視線方向検出部104は、エリア毎の時間計測が可能なタイマを有し、検出した視線方向に基づいて、エリア毎に注視時間及び経過時間の測定の開始及び更新を行う。視線方向検出部104は、エリア毎の現状の注視時間及び経過時間を示す表示制御用データを所定のタイミングで安全確認領域判断部106へ出力する。ここで、エリアは、図2に示すように、車輌201の俯瞰画像200において車輌201の周囲に予め設定されるものであり、例えば7つ(エリアe1〜エリアe7)設定される。
車輌状態判断部105は、車輌情報と閾値パターンとを対応付けたテーブルを予め記憶している。車輌状態判断部105は、車輌情報取得部102から車輌情報が入力した際にテーブルを参照して、入力した車輌情報と対応付けられている閾値パターンを選択し、選択した閾値パターンを安全確認領域判断部106へ出力する。ここで、車輌情報は、車速、ステアリングの操舵角またはシフトレバーのシフトポジションの情報である。閾値パターンは、注視時間及び経過時間と比較する各閾値の情報である。なお、閾値パターンについては後述する。
安全確認領域判断部106は、視線方向検出部104から入力した表示制御用データと、車輌状態判断部105から入力した閾値パターンとに基づいて、エリア毎に安全確認状況の表示を時間推移で変化させるように表示画像生成部108を制御する。なお、安全確認状況の表示方法については後述する。
提供情報生成部107は、車外撮像部103から入力した画像データの画像を表示するための車外画像を生成し、生成した車外画像の画像データを表示画像生成部108へ出力する。
表示画像生成部108は、安全確認領域判断部106の制御に従って、安全確認状況を表示する画像を生成する。表示画像生成部108は、生成した安全確認状況を表示する画像と、提供情報生成部107から入力した画像データの車外画像とを合成し、安全確認状況と、車外画像とを一画面で表示する表示用画像を生成し、生成した表示用画像の画像データを表示部109へ出力する。
表示部109は、表示画像生成部108から入力した画像データの表示用画像を表示する。
<安全確認状況の表示方法>
図3は、安全確認状況の表示方法を示すフロー図である。図4は、閾値パターンの一例を示す図である。図5は、表示制御用データの一例を示す図である。図6は、安全確認状況の表示の一例を示す図である。なお、図6において、図2と同一部分については同一符号を付している。
図3より、まず、安全確認領域判断部106は、図4に示すパターン1〜パターン3の何れか1つの閾値パターンを、車輌状態判断部105から取得する(ステップST301)。
次に、安全確認領域判断部106は、視線方向検出部104から図5に示す表示制御用データを取得する(ステップST302)。ここで、実際に運転者が特定エリアに視線を向けていた時間を、注視時間Gz_tとし、その時間が、安全確認をしたといえる閾値となる時間を注視必要時間Ns_tとする。また、運転者が特定エリアに視線を向けていた最後の時刻からの経過時間を、経過時間Ep_tとし、再度安全確認をする必要がある閾値となる時間を、有効時間Ef_tとする。
次に、安全確認領域判断部106は、表示制御用データの注視時間Gz_tが、閾値パターンに設定されている注視必要時間Ns_tよりも大きいか否かを判定する(Ns_t<Gz_t)(ステップST303)。
注視時間Gz_tが注視必要時間Ns_t以下の場合には(ステップST303:No)、安全確認領域判断部106は、未確認エリアであるものと判断し、未確認エリアである安全確認状況の表示を行うように制御する(ステップST304)。つまり、運転者がそのエリアを注視していた時間が、閾値以下である場合には、そのエリアは安全確認されていないとして、その必要があることを運転者に気付かせるような表示をする。
一方、注視時間Gz_tが注視必要時間Ns_tよりも大きい場合には(ステップST303:Yes)、安全確認領域判断部106は、表示制御用データの経過時間Ep_tが、閾値パターンに設定されている有効時間Ef_tよりも大きいか否かを判定する(ステップST305)。
そして、安全確認領域判断部106は、経過時間Ep_tが、有効時間Ef_tを越えているかどうかを、エリア毎に判定する(ステップST305)。経過時間Ep_tが、有効時間Ef_tより大きい場合には(ステップST305:Yes)、安全確認領域判断部106は、このエリアを未確認エリアであるものと判断し、そのエリアが未確認エリアであり安全確認を行う必要があることを運転者に気付かせるような安全確認状況の表示をする(ステップST304)。これにより、表示部109は、視線方向が外れてからの時間が長いほど、安全確認状況における安全確認の必要性を高くする表示にする。つまり、しばらく安全確認していないエリアについて、再度安全確認する必要があることを、運転者に促す。
一方、経過時間Ep_tが有効時間Ef_t以下の場合には(ステップST305:No)、安全確認領域判断部106は、そのエリアは安全確認済みエリアであるものと判断し、そのエリアが確認エリアであり安全確認済みであることを示す安全確認状況の表示を行うように制御する(ステップST306)。
安全確認領域判断部106は、ステップST303〜ステップST306の処理を、エリアe1〜エリアe7のエリア毎に、巡回的に繰り返し行う。
上記より、表示部109は、図6に示すような安全確認状況の表示を行う。図6は、図4の閾値パターンのパターン2及び図5の表示制御用データを用いて安全確認状況の時間推移を表示する場合を示す。このように、表示部109は、確認済みエリアと未確認エリアとで異なる表示にすることにより、安全確認状況の時間推移を表示するとともに、安全確認状況における安全確認の必要性のレベル毎に異なる表示にする。
<視線方向を検出する方法>
図7は、前方を向いている運転者を撮像した場合の画像を示す図である。図8は、後方を向いている運転者を撮像した場合の画像を示す図である。
図7及び図8に示すように、予め前方・後方を向いている運転者を撮像した画像を視線方向検出部104のメモリに登録する。図7で図示するように、パターン1は運転者の顔向きが右前方向きの場合を、パターン2は運転者の顔向きが正面向きの場合を、パターン3は運転者の顔向きが左前方向きの場合を、それぞれ示している。また、図8で図示するように、パターン4は運転者の顔向きが左後方向きの場合を、パターン5は運転者の顔向きが真後ろ向きの場合を、パターン3は運転者の顔向きが右後方向きの場合を、それぞれ示している。このように、図示するような6種類のパターンが視線方向検出部104のメモリに登録される。更に、パターン1〜3においては、運転者の視線方向が検出される。例えば、運転者の視線方向が、右向きか(#701)、正面向きか(#702、#703)、左向きか(#704)、上下いずれ向きか(#702又は#703)といった視線方向が視線方向検出部104のメモリに登録される。そして、運転中に運転者の顔向きと視線とが、これら登録されたパターンのいずれに該当するかを判断することにより、運転者がどの方向を確認したのかを判断するようにした。そして、これらのパターンの組合せ各々が、車輌周囲の確認方向(エリアe1〜エリアe7)のいずれかに対応付けられている。
例えば、運転者の顔向きが右向きのパターン1であり、その視線が右向きの#701のパターンである場合には、エリアe3又はエリアe5と対応づけしておく。顔向きパターン1のそれぞれと、視線#702〜#704とを個別に対応付けすると、よりきめ細かな判定が可能となる。
そして、視線方向検出部104は、撮像した運転者の顔向きとその視線が、右向きのパターン1のいずれかと、右向きの#701のパターンのいずれかと一致又は近似し、且つ、一定時間以上その状態が継続した場合には、運転者がエリアe3又はエリアe5を見て確認したものと判断する。また、撮像した運転者の顔向きとその視線が、左向きのパターン3のいずれかと、左向きの#704のパターンのいずれかと一致又は近似し、且つ、一定時間以上その状態が継続した場合には、運転者がエリアe2又はエリアe4を見て確認したものと判断する。視線方向検出部104は、その判断結果を安全確認領域判断部106に入力し、それが表示画像に反映される。
なお、図7及び図8においては、車内撮像部101は、運転者の前方に配置したカメラによって運転者の顔向きを前方から撮像したが、さらに運転者の後方に配置したカメラによって運転者を後方から撮像するようにしてもよい。これによって、運転者が後ろ向きの場合、運転者の前方に配置したカメラでは図8のように運転者の視線を撮像することができないが、運転者の後方に配置したカメラにより図7のように視線判定を行うことができる。すなわち、図7のように前方カメラを用いた運転者の顔向きと視線との判定に、図8のような、後方カメラを用いた顔向き判定を組み合わせることにより、判定精度を向上させることができる。
なお、図7及び図8を用いた上記の説明では、運転者がルームミラーを使って車輌の周囲の安全確認を行うことを前提にしているが、ミラーの位置は適宜変更可能であり、運転者が目視で車輌の周囲の安全確認を行う場合には、運転者の設定等により登録する画像パターンを適宜変更してテーブルに登録することができる。
<本実施の形態の効果>
本実施の形態によれば、車輌の周囲の安全確認状況を表示することにより、車輌の周囲の安全確認が絶えず必要な状況において、安全確認を行うための十分な情報を提供することができる。
また、本実施の形態によれば、運転を支援するための車外画像と安全確認状況とを一画面で表示するので、車外画像を見ながら運転する際に、同時に安全確認状況の表示を確認することができ、運転者の運転効率を向上させることができる。
<本実施の形態における変形例>
(第1の変形例)
車輌状態判断部105は、車輌情報に応じてエリア毎に異なる閾値パターンを選択するようにしてもよい。この場合には、後退直進時、後退左旋回時、後退右旋回時、前進直進時、前進左旋回時または前進右旋回時において、最も注意を要するエリアにおける有効時間Ef_tを他のエリアの有効時間Ef_tよりも短くする。
第1の変形例によれば、車輌の運転状況に応じて最も注意を要するエリアについては、運転者に対して頻繁に注意喚起を行うことができる。
(第2の変形例)
図9は、表示部109における画像の表示方法の第2の変形例を示す図である。
表示画像生成部108は、車輌を駐車スペースに駐車させる場合等において、車輌と目標物との距離が閾値以下になった場合に、安全確認状況の表示を非表示にして、運転者の運転を支援する画像のみを表示部109に表示させるようにしてもよい。
例えば、車輌側の充電器901と目標物である給電装置902との距離が閾値以上の場合には、図9(a)に示すように、安全確認状況と運転を支援する画像である車外画像とを一画面で表示する。一方、車輌側の充電器901と給電装置902との距離が閾値未満になった場合には、図9(b)に示すように、車外画像のみを表示する。この場合、車輌側の充電器901と給電装置902との距離は、車輌側の充電器901と給電装置902の双方に設けた通信手段により互いに通信を行い、この際の受信信号の強度により判定することができる。最終的には、充電器901と給電装置902とが近接することにより、給電装置902により充電器901を介して図示しない車載蓄電池を充電する。
第2の変形例によれば、目標物に接近したことにより安全確認状況の表示が不必要になった場合には安全確認状況を非表示にするので、運転状況に応じて運転者に対して必要な情報のみを提供することができる。
(第3の変形例)
図10は、表示部109における画像の表示方法の第3の変形例を示す図である。
表示画像生成部108は、車輌が直進状態から旋回状態になった場合に、表示部109に安全確認状況を表示させるようにしてもよい。
例えば、車輌が直進状態においては、図10(a)に示すように、車外画像のみを表示し、車輌が直進状態から旋回状態になった場合に、図10(b)に示すように、車外画像と安全確認状況とを一画面で表示してもよい。この場合、表示画像生成部108は、車輌情報取得部102より、車輌情報を取得することにより、上記の表示の切り替えを行うことができる。
第3の変形例によれば、車輌を旋回させる場合等の安全確認の必要性が高い場合にのみ安全確認状況を表示することができる。
(第4の変形例)
表示画像生成部108は、運転状況に応じて、安全確認状況と運転者の運転を支援する画像とを一画面に表示する場合と、運転者の運転を支援する画像のみを表示する場合とを切り替えて表示部109に表示させることができる。運転状況に応じて表示を切り替える一例としては、例えば、全てのエリアe1〜e7における注視時間と注視必要時間との比較結果及び経過時間と有効時間との比較結果に応じて、表示を切り替える場合が考えられる。
具体的には、全てのエリアe1〜e7における注視時間Gz_tが注視必要時間Ns_tより大きくかつ経過時間Ep_tが有効時間Ef_t以下の場合に、運転者の運転を支援する画像のみを表示させ、上記以外の場合に、安全確認状況と運転者の運転を支援する画像とを一画面に表示させる。
例えば、本実施の形態のように安全確認が必要な場合、まず、表示部109には、安全確認状況と運転者の運転を支援する画像とが一画面に表示される。その後、安全確認が必要でなくなった場合、表示部109には、運転者の運転を支援する画像のみが表示される。また、その後、表示画像生成部108は、エリアe1〜e7の何れか1つのエリアの経過時間Ep_tが有効時間Ef_tを越えた場合に、表示部109に安全確認状況を再び表示させるようにしてもよい。
第4の変形例によれば、運転者の安全確認状況に応じて運転への集中と安全確認との両立を図ることができる。
すなわち、いったん安全確認状況が確認された後、安全確認が必要なほど時間が経過していない場合、安全運転状況の確認よりも運転に集中することの方が優先度は高い。この場合、表示部109は、安全確認状況の表示を消去して運転者の運転を支援する画像のみを表示するため、運転者は安全確認状況の表示に注意を奪われること無く運転に集中することができる。
一方、いったん安全確認状況が確認された後、安全確認が必要なほど時間が経過した場合には、運転への集中が妨げられても周囲の安全を確認する方が優先度は高い。この場合、表示部109は、運転者の運転を支援する画像とともに安全確認状況の画像を再度表示するため、運転者は再度周囲の安全を確認することができる。
本発明にかかる車載用表示装置は、運転者の安全確認を支援するのに好適である。
100 車載用表示装置
101 車内撮像部
102 車輌情報取得部
103 車外撮像部
104 視線方向検出部
105 車輌状態判断部
106 安全確認領域判断部
107 提供情報生成部
108 表示画像生成部
109 表示部

Claims (9)

  1. 車内の運転者を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段により撮像した画像を解析し、前記運転者の顔向き及び視線方向を検出する視線方向検出手段と、
    前記視線方向検出手段により検出した前記顔向き及び前記視線方向に基づいて、車輌周囲の安全確認状況を表示する表示制御手段と、
    車輌の状態を示す車輌情報を取得する車輌情報取得部と、
    前記車輌情報取得部から入力した車輌情報と対応付けられている閾値パターンを選択する車輌状態判断部と、
    を具備し、
    前記表示制御手段は、前記顔向き及び視線が特定方向又は特定エリアに向いていた時間が一定時間以上である場合、前記特定方向又は前記特定エリアの安全確認が行われたことを示す表示を行い、
    前記表示制御手段は、前記特定方向又は前記特定エリアの最終確認時刻から所定時間経過している場合、再度安全確認を促す状態表示を行い、
    前記閾値パターンは、前記一定時間と前記所定時間の閾値の情報であり、前記車輌状態判断部は、前記車輌情報に応じてエリア毎に異なる閾値パターンを選択することを特徴とする車載用表示装置。
  2. 前記車輌情報は、車速、ステアリングの操舵角またはシフトレバーのシフトポジションの情報であることを特徴とする請求項1記載の車載用表示装置。
  3. 前記車輌情報は、車輌が後退直進時、後退左旋回時、後退右旋回時、前進直進時、前進左旋回時または前進右旋回時のいずれであるかの情報であることを特徴とする請求項2記載の車載用表示装置。
  4. 前記表示制御手段は、確認済みエリアと未確認エリアとで異なる表示にすることにより、前記安全確認の必要性のレベル毎に異なる表示にする請求項1乃至3のいずれかに記載の車載用表示装置。
  5. 前記表示制御手段は、運転状況に応じて、前記安全確認状況と運転支援のための画像とを一画面に表示する場合と、前記運転支援のための画像のみを表示する場合とを切り替えて表示する請求項1乃至4のいずれかに記載の車載用表示装置。
  6. 前記表示制御手段は、車輌と目標物との距離が閾値以下になった場合に、前記運転支援のための画像のみを表示することを特徴とする請求項5記載の車載用表示装置。
  7. 前記表示制御手段は、車輌の充電器と目標物の給電装置との距離が閾値以上の場合、前記安全確認状況と運転支援のための画像とを一画面に表示し、前記車輌と目標物との距離が閾値未満になった場合に前記運転支援のための画像のみを表示することを特徴とする請求項5記載の車載用表示装置。
  8. 前記表示制御手段は、車輌が直進状態のときは前記運転支援のための画像のみを表示し、車輌が直進状態から旋回状態になった場合に前記安全確認状況と運転支援のための画像とを一画面に表示することを特徴とする請求項5記載の車載用表示装置。
  9. 前記表示制御手段は、前記顔向き及び視線が全ての特定方向又は特定エリアに向いていた時間が一定時間以上であり、かつ、前記特定方向又は前記特定エリアの最終確認時刻から所定時間経過していない場合、前記運転支援のための画像のみを表示し、それ以外の場合に前記安全確認状況と運転支援のための画像とを一画面に表示することを特徴とする請求項5記載の車載用表示装置。
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