JP5850082B2 - 金属張積層体及びプリント配線基板 - Google Patents

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Description

本発明は、金属張積層体及びプリント配線基板に関する。
近年、電気機器や、電子機器、通信機器は、非常にめざましく発展している。現在、これらの機器では、より高周帯域の周波数が使用される傾向にある。ところで、通常、これらの機器には、様々なプリント配線基板が使用されている。したがって、プリント配線基板にも、高周帯域の周波数に対応する優れた電気的特性や、ハンダ作業に耐え得るだけの優れた耐熱性等が求められている。
これまでに知られているプリント配線基板用の材料としては、例えば、ガラス転移温度の低下、高線熱膨張率化、高吸湿膨張率化、高弾性率化をもたらすことなく、金属箔との密着性に優れる金属−ポリイミド複合体、およびそれが得られるポリイミド樹脂、ポリアミド酸ワニス組成物が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、特許文献2には、ポリイミド樹脂からなるフィルムの両面にフッ素樹脂からなる絶縁層が積層され、その外表面に導体層として銅箔層が設けられた高周波基板が開示されている。特許文献3には、官能基含有熱可塑性フッ素樹脂層をポリイミドフィルムの両面に積層した多層フッ素樹脂フィルム、該フィルムを用いたプリント配線板が開示されている。
特開2009−299008号公報 特開2006−059865号公報 国際公開第2010/084867号パンフレット
従来、金属層をパターニングする前のプリント配線基板、すなわち、金属張積層体には、耐熱性や絶縁性の観点、カールの発生を抑制する観点等からポリイミド樹脂が使用されてきた。しかしながら、ポリイミド樹脂と金属とを接着させるためには、金属とポリイミド樹脂との間に接着層が必要である。このようなポリイミド樹脂及び接着層を使用した金属張積層体は誘電正接が高く、電気特性の点で改善の余地があった。
本発明は、上記現状に鑑み、カールの発生を抑制でき、更に、誘電正接が低い金属張積層体を提供することを目的とする。
本発明者らが上記課題を解決するために鋭意検討したところ、金属張積層体の基材の材料と金属張積層体の構造に着目した。そして、溶融加工性のフッ素樹脂を基材として用い、その両面に金属層を形成した金属張積層体は、誘電正接が低く、更に、カールの発生をも抑制できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、金属層(A)、樹脂層(B)、及び、金属層(C)がこの順に積層した金属張積層体であって、前記樹脂層(B)は、溶融加工可能なフッ素樹脂からなり、前記フッ素樹脂は、主鎖末端にカルボニル基含有官能基を有することを特徴とする金属張積層体である。
フッ素樹脂は、主鎖炭素数10個あたり5個以上のカルボニル基含有官能基を有することが好ましい。
フッ素樹脂は、メルトフローレートが2g/10分以上であることが好ましい。
フッ素樹脂は、融点が310℃以下であることが好ましい。
フッ素樹脂は、テトラフルオロエチレンに基づく重合単位及びパーフルオロ(アルキルビニルエーテル)に基づく重合単位を含む共重合体であることが好ましい。
金属層(A)及び(C)を構成する金属は、銅、ステンレス、アルミニウム、鉄、及び、それらの合金からなる群より選択される少なくとも1種であることが好ましい。
本発明はまた、上記金属張積層体の金属層(A)及び金属層(C)の片方又は両方をパターニングしたプリント配線基板でもある。
本発明の金属張積層体は、上記構成を有することによって、カールの発生を抑制でき、更に、誘電正接も低い。
本発明の金属張積層体は、金属層(A)、樹脂層(B)、及び、金属層(C)がこの順に積層したものである。
このようにフッ素樹脂からなる樹脂層(B)の両面に金属層(A)及び(C)を有することによって、カールの発生を抑制することができ、また、金属層(A)及び(C)と、樹脂層(B)との間に接着層を有することもないので、誘電正接を低くすることができる。上記金属層(A)と樹脂層(B)との表面、樹脂層(B)と金属層(C)との表面は、互いに接している。
また、本発明の金属張積層体は上記構成を有することからフレキシブル性を有する。
上記金属層(A)及び(C)を構成する金属は、銅、ステンレス、アルミニウム、鉄、及び、それらの合金からなる群より選択される少なくとも1種であることが好ましい。金属が上記のものであることで、層(A)と層(B)、及び、層(B)と層(C)とが強固に接着する。カールの発生をより抑制できることから、金属は、銅、ステンレス及びアルミニウムからなる群より選択される少なくとも1種であることがより好ましく、銅であることが更に好ましい。
上記ステンレスとしては、例えば、オーステナイト系ステンレス、マルテンサイト系ステンレス、フェライト系ステンレス等が挙げられる。
上記金属層(A)及び(C)は、スパッタリング、真空蒸着等により形成された層であってもよいし、金属箔を接着して形成されたものであってもよい。
プリント配線基板製造の観点から、金属箔を接着して形成されたものが好ましく、上記金属箔を熱プレスにより接着して形成されたものがより好ましい。
上記層(A)及び層(C)の厚みは、通常、5〜200μmであり、カールの発生をより抑制できることから、好ましくは8〜50μmである。上記層(A)と層(C)の厚みは同じでもよいし、異なっていてもよい。
樹脂層(B)は、溶融加工可能なフッ素樹脂からなる。溶融加工可能なフッ素樹脂を用いることによって、誘電正接を低くすることができる。また、溶融加工可能なフッ素樹脂を使用することで、後述する熱プレスによる接着が可能であり、製造が簡易である。
本発明の金属張積層体は、上記フッ素樹脂を使用することで、金属層(A)と樹脂層(B)と金属層(C)とが強固に接着する。また、上記フッ素樹脂を使用することで、金属張積層体の熱収縮率を、ポリイミド樹脂を使用した場合と同程度に小さくすることができる。
溶融加工可能なフッ素樹脂としては、テトラフルオロエチレン(TFE)/ヘキサフルオロプロピレン(HFP)共重合体(FEP)、TFE/パーフルオロ(アルキルビニルエーテル)(PAVE)共重合体(PFA)、エチレン(Et)/TFE共重合体、Et/TFE/HFP共重合体、ポリクロロトリフルオロエチレン〔PCTFE〕、クロロトリフルオロエチレン(CTFE)/TFE共重合体、Et/CTFE共重合体、TFE/フッ化ビニリデン(VdF)共重合体、VdF/HFP/TFE共重合体、VdF/HFP共重合体等が挙げられる。
誘電正接をより低くすることができることから、溶融加工可能なフッ素樹脂は、PFA、又は、FEPが好ましく、PFAが特に好ましい。PFAは、耐リフロー性に優れる点からも好ましい。
上記FEPは、TFEに基づく重合単位(TFE単位)、及び、HFPに基づく重合単位(HFP単位)を含む共重合体である。
FEPとしては、特に限定されないが、TFE単位とHFP単位とのモル比(TFE単位/HFP単位)が70〜99/30〜1である共重合体が好ましい。より好ましいモル比は、80〜97/20〜3である。TFE単位が少なすぎると機械物性が低下する傾向があり、多すぎると融点が高くなりすぎて成形性が低下する傾向がある。
FEPは、TFE及びHFPと共重合可能な単量体に由来する単量体単位が0.1〜10モル%であり、TFE単位及びHFP単位が合計で90〜99.9モル%である共重合体であることも好ましい。TFE及びHFPと共重合可能な単量体としては、PAVE、アルキルパーフルオロビニルエーテル誘導体等が挙げられ、PAVEがより好ましい。
PFAは、TFEに基づく重合単位(TFE単位)、及び、PAVEに基づく重合単位(PAVE単位)を含む共重合体である。
上記PFAにおいて、PAVEは特に限定されず、例えば、下記一般式(1):
CF=CF−ORf (1)
(式中、Rfは、パーフルオロ有機基を表す。)
で表されるパーフルオロ不飽和化合物が挙げられる。本明細書において、上記「パーフルオロ有機基」とは、炭素原子に結合する水素原子が全てフッ素原子に置換されてなる有機基を意味する。上記パーフルオロ有機基は、エーテル結合性の酸素原子を有していてもよい。
上記PAVEとしては、例えば、上記一般式(1)において、Rfが炭素数1〜10のパーフルオロアルキル基であるものが好ましい。上記パーフルオロアルキル基の炭素数として、より好ましくは1〜5である。
上記PAVEとしては、パーフルオロ(メチルビニルエーテル)〔PMVE〕、パーフルオロ(エチルビニルエーテル)〔PEVE〕、パーフルオロ(プロピルビニルエーテル)〔PPVE〕、及び、パーフルオロ(ブチルビニルエーテル)からなる群より選択される少なくとも1種であることがより好ましく、なかでも、PMVE、PEVE及びPPVEからなる群より選択される少なくとも1種であることが更に好ましく、耐熱性に優れる点でPPVEであることが特に好ましい。
上記PFAは、PAVE単位が1〜10モル%であるものが好ましく、PAVE単位が3〜6モル%であるものがより好ましい。また、上記PFAは、全重合単位に対して、TFE単位及びPAVE単位が合計で90〜100モル%であることが好ましい。
上記PFAは、TFE単位、PAVE単位、並びに、TFE及びPAVEと共重合可能な単量体に基づく重合単位を含む共重合体であってもよい。TFE及びPAVEと共重合可能な単量体としては、ヘキサフルオロプロピレン、CX=CX(CF
(式中、X、X及びXは、同一又は異なって、水素原子又はフッ素原子を表し、Xは、水素原子、フッ素原子又は塩素原子を表し、nは2〜10の整数を表す。)で表されるビニル単量体、CF=CF−OCH−Rf(式中、Rfは炭素数1〜5のパーフルオロアルキル基を表す。)で表されるアルキルパーフルオロビニルエーテル誘導体等が挙げられる。TFE及びPAVEと共重合可能な単量体としては、ヘキサフルオロプロピレン及びCF=CF−OCH−Rf(式中、Rfは炭素数1〜5のパーフルオロアルキル基を表す。)で表されるアルキルパーフルオロビニルエーテル誘導体からなる群より選択される少なくとも1種が好ましい。
上記アルキルパーフルオロビニルエーテル誘導体としては、Rfが炭素数1〜3のパーフルオロアルキル基であるものが好ましく、CF=CF−OCH−CFCFがより好ましい。
PFAが、TFE及びPAVEと共重合可能な単量体に基づく重合単位を有するものである場合、PFAは、TFE及びPAVEと共重合可能な単量体に由来する単量体単位が0〜10モル%であり、TFE単位及びPAVE単位が合計で90〜100モル%であることが好ましい。より好ましくは、TFE及びPAVEと共重合可能な単量体に由来する単量体単位が0.1〜10モル%であり、TFE単位及びPAVE単位が合計で90〜99.9モル%である。共重合可能な単量体単位が多すぎると、層(A)と層(B)、及び、層(B)と層(C)との接着性が劣るおそれがある。
上記フッ素樹脂は、主鎖末端にカルボニル基含有官能基を有する。上記フッ素樹脂(例えば、PFA)が主鎖末端にカルボニル基含有官能基を有すると、層(A)と層(B)、及び、層(B)と層(C)とをより強固に接着させることができる。上記フッ素樹脂は、カルボニル基含有官能基を主鎖の両方の末端に有していてもよいし、片方の末端のみに有していてもよい。上記フッ素樹脂は、側鎖にカルボニル基含有官能基を有さないことが好ましい。
上記カルボニル基含有官能基としては、例えば、カーボネート基、カルボン酸ハライド基(ハロゲノホルミル基)、ホルミル基、カルボキシル基、エステル基〔−C(=O)O−〕、酸無水物基〔−C(=O)O−C(=O)−〕、イソシアネート基、アミド基、イミド基〔−C(=O)−NH−C(=O)−〕、ウレタン基〔−NH−C(=O)O−〕、カルバモイル基〔NH−C(=O)−〕、カルバモイルオキシ基〔NH−C(=O)O−〕、ウレイド基〔NH−C(=O)−NH−〕、オキサモイル基〔NH−C(=O)−C(=O)−〕等の化学構造上の一部分であるもの等が挙げられる。
アミド基、イミド基、ウレタン基、カルバモイル基、カルバモイルオキシ基、ウレイド基、オキサモイル基等の窒素原子に結合する水素原子は、例えばアルキル基等の炭化水素基により置換されていてもよい。
カルボニル基含有官能基としては、層(A)と層(B)との接着性、及び、層(B)と層(C)との接着性が優れることからカルボキシル基、エステル基、及び、イソシアネート基からなる群より選択される少なくとも1種が好ましく、これらの中でも、特に、カルボキシル基が好ましい。
上記フッ素樹脂は、接着性の観点から、主鎖炭素数10個あたり5個以上のカルボニル基含有官能基を有することが好ましい。接着性がより優れることから、カルボニル基含有官能基は、主鎖炭素数10個あたり20個以上がより好ましく、50個以上が更に好ましく、80個以上が特に好ましく、100個以上が殊更に好ましい。また、カルボニル基含有官能基は、主鎖炭素数10個あたり8000個以下が好ましく、1000個以下がより好ましい。
上記フッ素樹脂は、通常、メルトフローレート(MFR)が2g/10分以上である。接着性がより優れることから、10g/10分以上が好ましく、20g/10分以上であることがより好ましく、30g/10分以上が更に好ましく、60g/10分以上が特に好ましい。MFRの上限は、例えば、100g/10分である。
上記MFRは、ASTM D3307に準拠して、温度372℃、荷重5.0kgの条件下で測定し得られる値である。
上記フッ素樹脂の融点は、310℃以下であることが好ましい。接着性がより優れることから、融点は305℃以下がより好ましい。
融点は、例えば、285℃以上であることが好ましく、288℃以上であることがより好ましく、294℃以上が更に好ましい。
上記融点は、DSC(示差走査熱量測定)装置を用い、10℃/分の速度で昇温したときの融解ピークに対応する温度である。
上記樹脂層(B)は、無機顔料、フィラー、密着付与剤、酸化防止剤、潤滑剤、染料等を含むものであってもよい。上記無機顔料は成形する際に安定なものが好ましく、例えば、チタン、鉄の酸化物、カーボン粉末などが挙げられる。
上記樹脂層(B)の膜厚は、用途によって異なるが、例えば、カールの発生をより抑制できることから、5〜100μmであることが好ましい。樹脂層(B)の膜厚は、7.5μm以上がより好ましく、55μm以下がより好ましく、50μm以下が更に好ましい。
本発明の金属張積層体は、金属表面の粗面化をしなくても、また、接着層を使用しなくても金属層と樹脂層とを接着させることができ、高周波伝送への悪影響も回避可能であるため、誘電正接を低くすることができる。
本発明の金属張積層体の製造方法は特に限定されない。例えば、溶融加工可能なフッ素樹脂からなるフィルム(樹脂層(B))を形成し、該フィルムの両面に、蒸着、スパッタリング、イオンプレーティング等の真空コーティング方法を用いて金属層(A)及び金属層(C)を形成したり、無電解めっき、電気メッキ等の湿式めっき法により金属層(A)及び金属層(C)を形成することにより、金属層(A)、樹脂層(B)及び金属層(C)がこの順に積層した金属張積層体を得てもよい。
また、溶融加工可能なフッ素樹脂からなるフィルムの表面には表面処理を施してもよい。
表面処理としては、不活性ガスに反応性有機化合物を混合した雰囲気下での放電処理が挙げられる。上記放電処理は上記雰囲気ガス中でコロナ放電、グロー放電等の各種の放電方法により実施することができる。
また、本発明の金属張積層体は、金属箔上に上記溶融加工可能なフッ素樹脂を含む組成物を塗布して、乾燥又は加熱することにより、金属層(A)と溶融加工可能なフッ素樹脂からなる樹脂層(B)からなる積層体を得て、その後、樹脂層(B)上に、真空コーティング方法や湿式めっき法等により金属層(C)を形成してもよいし、樹脂層(B)の金属層(A)とは反対側の表面に、金属箔を重ねて熱プレスすることにより本発明の金属張積層体を得ることもできる。
上記溶融加工可能なフッ素樹脂を含む組成物を塗布する方法としては、例えば、刷毛塗り、浸漬塗布、スプレー塗布、コンマコート、ナイフコート、ダイコート、リップコート、ロールコーター塗布、カーテン塗布等の公知の方法が挙げられる。
本発明の金属張積層体は上述した方法によっても製造することができるが、プリント配線基板製造における簡便性の観点から、下記方法により製造することが特に好ましい。
本発明の金属張積層体は、金属箔(a)、主鎖末端にカルボニル基含有官能基を有する溶融加工可能なフッ素樹脂からなるフィルム(b)、及び、金属箔(c)、をこの順に重ねて熱プレスする工程からなる製造方法により好適に製造可能である。
上記金属箔(a)及び(c)を構成する金属として好ましいものは、上述した金属層(A)及び(C)を構成する金属として好ましいものと同じである。
熱プレスする方法としては、例えば、真空ヒートプレス等が挙げられる。
熱プレスする温度としては、金属箔(a)及び(c)と溶融加工可能なフッ素樹脂からなるシート(b)とがより強固に接着する観点から、290〜380℃であることが好ましく、300〜350℃であることがより好ましく、320〜350℃であることが更に好ましい。
熱プレスする圧力としては、金属箔(a)及び(c)と溶融加工可能なフッ素樹脂からなるシート(b)とがより強固に接着する観点から、0.1〜30MPaであることが好ましく、0.1〜15MPaであることがより好ましく、1〜9MPaであることがより好ましい。
上記製造方法は、熱プレスの前に、金属箔(a)、溶融加工可能なフッ素樹脂からなるフィルム(b)、及び、金属箔(c)をこの順に重ねる工程を含むものであってもよい。
また、上記製造方法は、少なくとも1種の含フッ素モノマーを重合させて、主鎖末端にカルボニル基含有官能基を有する溶融加工可能なフッ素樹脂を得る工程、上記フッ素樹脂を成形してフッ素樹脂からなるペレットを得る工程、上記ペレットを成形してフッ素樹脂からなるフィルムを得る工程、及び、銅、ステンレス、アルミニウム、鉄、及び、それらの合金からなる群より選択される少なくとも1種である金属と上記フィルムとを熱プレスして金属張積層体を得る工程、を含むものであってもよい。
上記含フッ素モノマーとしては、上述した共重合体の重合単位を構成するものであればよく、TFE、HFP、PAVE、CTFE、VdF等が挙げられる。上記PFAを得る場合、上記含フッ素モノマーはTFE及びPAVEである。
上記フッ素樹脂を得るための重合方法としては、例えば、懸濁重合、溶液重合、乳化重合、塊状重合等、従来公知の重合方法が挙げられる。上記重合において、温度、圧力等の各条件やその他の添加剤は、所望の溶融加工可能なフッ素樹脂の組成や量に応じて適宜設定することができる。重合方法としては、懸濁重合が好ましい。
上記フッ素樹脂を得るための重合において、重合開始剤として、(CCOO)などのビス(フルオロアシル)パーオキシド類、(ClCCOO)などのビス(クロロフルオロアシル)パーオキシド類、ジイソブチリルパーオキシドなどのジアシルパーオキシド類、ジイソプロピルパーオキシジカーボネートなどのジアルキルパーオキシジカーボネート類、tert−ブチルパーオキシイソブチレート、tert−ブチルパーオキシピバレートなどのパーオキシエステル類、過硫酸アンモニウムなどの過硫酸塩類、及び、アゾビスイソブチロニトリルなどのアゾ系開始剤類を使用することができる。これらの重合開始剤を使用することによって、主鎖末端にカルボニル基含有官能基を有する溶融加工可能なフッ素樹脂を得ることができる。
上記フッ素樹脂を得るための重合において、連鎖移動剤としては、例えば、C〜C10の低級アルコール、炭化水素系ガス(メタン、エタン、プロパン、ブタン)、酢酸エチル、アセトン等を使用することができる。しかし、主鎖末端にカルボニル基含有官能基を有する溶融加工可能なフッ素樹脂を得る観点からは、連鎖移動剤を使用しないことが好ましい。
上記フッ素樹脂を成形してペレットを得る方法としては、例えば、混練機で上記溶融加工可能なフッ素樹脂を溶融混練した後、該混練機内から上記共重合体を取り出してペレットを得る方法が挙げられる。溶融混練の温度としては、330〜380℃であることが好ましく、340〜370℃であることがより好ましい。
上記ペレットを成形してシートを得る方法としては、溶融押出成形、ヒートプレス、真空ヒートプレス等が挙げられる。
本発明のプリント配線基板は、上記金属張積層体の金属層(A)及び金属層(C)の片方又は両方をパターニングしたものである。
上記金属層(A)及び(C)の片方又は両方をパターニングする方法は特に限定されず従来公知の方法を用いることができ、具体的には、エッチング処理等が挙げられる。上記パターニングすることにより、回路が形成されたプリント配線基板を得ることができる。
つぎに本発明を実施例をあげて説明するが、本発明はかかる実施例のみに限定されるものではない。
実施例の各数値は以下の方法により測定した。
(重合体組成)
19F−NMR分析により測定した。
(カルボニル基含有官能基数)
試料を350℃に圧縮成形し、厚さ0.25〜0.3mmのフィルムを作製した。このフィルムをフーリエ変換赤外分光分析装置〔FT−IR〕(商品名:1760X型、パーキンエルマー社製)により40回スキャンし、分析して赤外吸収スペクトルを得て、完全にフッ素化されて末端基が存在しないベーススペクトルとの差スペクトルを得た。この差スペクトルに現れるカルボニル基の吸収ピークから、下記式に従って試料における炭素原子1×10個あたりのカルボニル基含有官能基数Nを算出した。
N=I×K/t
I:吸光度
K:補正係数
t:フィルムの厚さ(mm)
参考までに、カルボニル基含有官能基の一つであるカルボキシル基について、吸収周波数、モル吸光係数及び補正係数を表1に示す。また、モル吸光係数は低分子モデル化合物のFT−IR測定データから決定したものである。
Figure 0005850082
(MFR)
メルトインデクサー(東洋精機製作所製)を用い、ASTM D3307に準拠して、温度372℃、5kg荷重下で直径2mm、長さ8mmのノズルから単位時間(10分間)あたりに流出するポリマーの質量(g)を測定した。
(融点)
融点は、示差走査熱量測定(DSC)装置を用い、10℃/分の速度で昇温したときの融解ピークに対応する温度である。
実施例1
溶融押出成形により作製した厚み50μmのPFA(TFE/PPVE共重合体、組成:TFE/PPVE=97.2/2.8(モル比)、MFR:70.2g/10分、融点:302℃、主鎖末端カルボキシル基数:主鎖炭素数10個あたり115個)のフィルム(サンプルA)を用いた。
銅箔(厚み50μm)、サンプルA、銅箔(厚み50μm)をこの順に重ね、接着することで金属張積層体を得た。接着は、真空ヒートプレス機(型番:MKP−1000HV−WH−S7、ミカドテクノス社製)を用いて、プレス温度310℃、予熱時間60秒、加圧力10.2MPa、加圧時間120秒で熱プレスすることで行った。
比較例1
実施例1のサンプルAを、銅箔(厚み50μm)と接着して2層の金属張積層体を得た。
接着は、上記真空ヒートプレス機を用いて、実施例1と同じ条件で熱プレスすることで行った。
実施例2
溶融押出成形により作製した厚み50μmのPFA(TFE/PPVE共重合体、組成:TFE/PPVE=97.9/2.1(モル比)、MFR:24.7g/10分、融点:304℃、主鎖末端カルボキシル基数:主鎖炭素数10個あたり80個)のフィルム(サンプルB)を用いた。
銅箔(厚み50μm)、サンプルB、銅箔(厚み50μm)をこの順に重ね、接着することで金属張積層体を得た。接着は、上記真空ヒートプレス機を用いて、実施例1と同じ条件で熱プレスすることで行った。
実施例3
溶融押出成形により作製した厚み50μmのPFA(TFE/PPVE共重合体、組成:TFE/PPVE=98.5/1.5(モル比)、MFR:14.8g/10分、融点:305℃、主鎖末端カルボキシル基数:主鎖炭素数10個あたり21個)のフィルム(サンプルC)を用いた。
銅箔(厚み50μm)、サンプルC、銅箔(厚み50μm)をこの順に重ね、接着することで金属張積層体を得た。接着は、上記真空ヒートプレス機を用いて、実施例1と同じ条件で熱プレスすることで行った。
実施例4
溶融押出成形により作製した厚み50μmのPFA(TFE/PPVE共重合体、組成:TFE/PPVE=98.5/1.5(モル比)、MFR:2.2g/10分、融点:307℃、主鎖末端カルボキシル基数:主鎖炭素数10個あたり9個)のフィルム(サンプルD)を用いた。
銅箔(厚み50μm)、サンプルD、銅箔(厚み50μm)をこの順に重ね、接着することで金属張積層体を得た。接着は、上記真空ヒートプレス機を用いて、実施例1と同じ条件で熱プレスすることで行った。
実施例5
真空ヒートプレスにより作製した厚み200μmのFEP(TFE/HFP共重合体、MFR:25g/10分、融点:255℃、主鎖末端カルボキシル基数:主鎖炭素数10個あたり600個)のフィルム(サンプルE)を用いた。
銅箔(厚み50μm)、サンプルE、銅箔(厚み50μm)をこの順に重ね、接着することで金属張積層体を得た。接着は、上記真空ヒートプレス機を用いて、真空ヒートプレス機(型番:MKP−1000HV−WH−S7、ミカドテクノス社製)を用いて、プレス温度300℃、予熱時間60秒、加圧力10.2MPa、加圧時間120秒で熱プレスすることで行った。
(剥離試験)
実施例1〜5で得られた金属張積層体を用いて、下記方法により剥離強度の積分平均、極大平均、最大点を求めて接着力を評価した。
剥離強度の測定方法
得られた積層体を幅10mmに切断し、一端をT型に曲げて剥離して剥離試験用の試験片とした。
JIS K6854−3−1999のT型剥離試験方法に基づき、島津(株)製テンシロン万能試験機を用い、室温下、クロスヘッドスピード50mm/分で測定し、面積法により求めた。
(積分平均)
測定区間における荷重を平均して求めた。
(極大平均)
測定区間における最大点の平均値荷重として求めた。
(最大点)
測定区間における最大荷重点として求めた。
測定結果を表2及び表3に示す。
Figure 0005850082
Figure 0005850082
実施例1及び比較例1で得られた金属張積層体を用いて熱収縮率及びカール性を評価した。
(熱収縮率)
得られた金属張積層体を50mm×50mmにカットし、200℃×10分間電気炉に入れて収縮率を測定した。評価結果を表4に示す。表4中のMDは、フィルム押し出し方向を意味し、表4中のTDは、フィルム押し出し方向に垂直方向を意味する。
(カール性)
得られた金属張積層体を50mm×50mmにカットし、その際に発生するカールと、200℃×10分間電気炉に入れて加熱した後に発生するカールを、金属張積層体の曲率半径を測定して評価した。評価基準を以下に示す。また、評価結果を表5に示す。
◎:曲率半径が80mm以上
○:曲率半径が50mm以上80mm未満
△:曲率半径が20mm以上50mm未満
×:曲率半径が20mm未満
Figure 0005850082
Figure 0005850082
参考例1
溶融押出成形により作製した厚み40μmのPFA(TFE/PPVE共重合体、組成:TFE/PPVE=97.9/2.1(モル比)、MFR:24.7g/10分、融点:294℃、主鎖末端カルボキシル基数:主鎖炭素数10個あたり80個)のフィルム(サンプルF)を用いた。
(電気特性)
ネットワークアナライザーを使用し、空洞共振器により、上記で作製したサンプルFの共振周波数およびQ値の変化を測定し、12GHzにおける誘電正接(tanδ)を次式にしたがって算出した。空洞共振器法は、埼玉大学小林教授[空洞共振器法による誘電体平板材料の複素誘電率の非破壊測定 MW87−53]による。
tanδ=(1/Qu)×{1+(W/W)}−(Pc/ωW
Figure 0005850082
ただし、式中の記号はつぎのものである。
D:空洞共振器直径(mm)
M:空洞共振器片側長さ(mm)
L:サンプル長さ(mm)
c:光速(m/s)
Id:減衰量(dB)
:共振周波数(Hz)
:共振点からの減衰量が3dBである上側周波数(Hz)
:共振点からの減衰量が3dBである下側周波数(Hz)
ε:真空の誘電率(H/m)
ε:サンプルの比誘電率
μ:真空の透磁率(H/m)
Rs:導体空洞の表面粗さも考慮した実効表面抵抗(Ω)
:−0.402759+
:3.83171
評価結果を表6に示す。
比較例2
ポリイミド樹脂フィルム(商品名「カプトンV」、東レ・デュポン社製、厚み48μm、サンプルG)を用いて、参考例1と同じ方法で誘電率及び誘電正接(tanδ)を測定した。評価結果を表6に示す。
Figure 0005850082
本発明の金属張積層体は、携帯電話、各種コンピュータ、通信機器等のプリント配線基板用の金属張積層体として好適に用いられる。

Claims (6)

  1. 金属層(A)、樹脂層(B)、及び、金属層(C)がこの順に積層したフレキシブル性を有する金属張積層体の金属層(A)及び金属層(C)の片方又は両方をパターニングしたプリント配線基板であって、
    前記樹脂層(B)は、溶融加工可能なフッ素樹脂からなり、
    前記フッ素樹脂は、主鎖末端にカルボニル基含有官能基を有し、融点が302℃以上であり、
    前記金属層(A)及び金属層(C)の厚みは、5〜50μmであり、
    前記樹脂層(B)の膜厚は、5〜100μmである
    ことを特徴とするプリント配線基板
  2. フッ素樹脂は、テトラフルオロエチレンに基づく重合単位及びパーフルオロ(アルキルビニルエーテル)に基づく重合単位を含む共重合体である請求項1記載のプリント配線基板
  3. フッ素樹脂は、主鎖炭素数10個あたり5個以上のカルボニル基含有官能基を有する請求項1又は2記載のプリント配線基板
  4. フッ素樹脂は、メルトフローレートが2g/10分以上である請求項1、2又は3記載のプリント配線基板
  5. フッ素樹脂は、融点が310℃以下である請求項1、2、3又は4記載のプリント配線基板
  6. 金属層(A)及び金属層(C)を構成する金属は、銅、ステンレス、アルミニウム、鉄、及び、それらの合金からなる群より選択される少なくとも1種である請求項1、2、3、4又は5記載のプリント配線基板
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