JP5849627B2 - 攪拌式脱硫装置用の集塵装置及び集塵方法 - Google Patents

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本発明は、溶銑が入った容器に脱硫剤を加え、インペラと呼ばれる攪拌羽根で攪拌する攪拌式脱硫装置に用いられる集塵装置及び集塵方法に関する。
高炉から出銑された溶銑には、鋼のもろさの原因となる硫黄(S)が含まれているので、要求される鋼の品質に応じて溶銑から硫黄を取り除く必要がある。この処理には、溶銑が入った取鍋に酸化カルシウムを主体とする脱硫剤を加えて、耐火物でできたインペラで攪拌し硫黄を取り除くKR(Kanbara Reactor)法と、窒素ガスをキャリアーガスとして取鍋に酸化カルシウムなどの脱硫剤を吹き込み、溶銑中の硫黄を取り除く方法などがある。
KR法に用いられる攪拌式脱硫装置の操業では、粉状の脱硫剤を溶銑中に切り出し、溶銑中に浸漬させたインペラと呼ばれる攪拌羽根を回転させながら脱硫剤と溶銑の混合を行う。この攪拌式脱硫装置においては、脱硫剤を溶銑上に切り出したときに粉塵が発生する。粉塵を除去するために、取鍋の上方を覆う集塵フードを設け、集塵フードに集塵ダクトを接続し、排風機によって粉塵を吸引し、バグフィルタ等に粉塵を捕集させていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−147423号公報
集塵フードにはインペラ軸を通すための開口が開いている。従来の集塵装置にあっては、脱硫剤を切り出した際に発生する粉塵がインペラ軸と集塵フードの開口との隙間から建屋内に発塵するという問題がある。原因としては、溶銑と大気の温度差からドラフトが発生し、そこへ脱硫剤を切り出すと、脱硫剤の多くがドラフトにより巻き上げられ、開口から粉塵が漏れることが挙げられる。集塵ダクトは横引きであるので、ドラフトにより巻き上げられた脱硫剤を十分に吸引することができず、集塵効率を高めることが困難であった。
そこで、本発明は、攪拌式脱硫装置の操業中の発塵を抑制することができ、攪拌式脱硫装置周辺及び建屋内の環境を向上させることができる攪拌式脱硫装置用の集塵装置及び集塵方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、インペラ軸を回転させて溶銑と脱硫剤とを混合する攪拌式脱硫装置用の集塵装置であって、溶銑を貯蔵する容器の上方を覆うと共に、インペラ軸が昇降可能な開口を有する集塵フードと、前記集塵フードの開口と前記インペラ軸との間の隙間を塞ぐシール部材と、を備え、前記インペラ軸を前記集塵フードの開口を介して下降させて前記インペラ軸のインペラを容器に入れるとき、前記集塵フードに支持された前記シール部材が前記集塵フードの開口と前記インペラ軸との間の隙間を塞ぎ、前記インペラ軸を前記集塵フードの開口を介して上昇させて前記インペラ軸の前記インペラを容器から出すとき、前記インペラが前記シール部材に接触するのを防止できるように前記シール部材が前記集塵フードから上昇する攪拌式脱硫装置用の集塵装置である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の攪拌式脱硫装置用の集塵装置において、前記インペラ軸には、前記シール部材を支持可能に外側に張り出すシール部材受けが設けられ、前記インペラ軸を前記集塵フードの開口を介して上昇させて前記インペラ軸の前記インペラを容器から出すとき、前記シール部材が前記シール部材受けに支持された状態で前記集塵フードから上昇することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の攪拌式脱硫装置用の集塵装置において、前記集塵フードには、前記シール部材を支持する筒状の台座が形成され、前記インペラ軸を下降させて前記インペラ軸のインペラを容器に入れるとき、前記シール部材受けが前記台座との間に半径方向に隙間を持ちながら前記台座内に位置することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の攪拌式脱硫装置用の集塵装置において、前記シール部材は、リング状の本体部と、前記本体部の内側の全周に設けられるブラシ部と、を備え、ブラシ部は、前記インペラ軸に接触可能な金属製の多数の線材を有することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、インペラ軸を回転させて溶銑と脱硫剤とを混合する攪拌式脱硫装置用の集塵方法であって、集塵フードを用いて溶銑を貯蔵する容器の上方を覆う工程と、前記インペラ軸を前記集塵フードの開口を介して下降させて前記インペラ軸のインペラを容器に入れるとき、前記集塵フードに支持されたシール部材によって前記集塵フードの開口と前記インペラ軸との間の隙間を塞ぐ工程と、前記インペラ軸を前記集塵フードの開口を介して上昇させて前記インペラ軸のインペラを容器から出すとき、前記インペラが前記シール部材に接触するのを防止するように、前記シール部材を前記集塵フードから上昇させる工程と、を備える攪拌式脱硫装置用の集塵方法である。
請求項1に記載の発明によれば、インペラ軸と集塵フードの開口との間の隙間がシール部材によって縮小するので、攪拌式脱硫装置の操業中に発生する発塵が抑制される。また、インペラ軸を上昇させてインペラを容器から出すとき、シール部材も集塵フードから上昇するので、熱を持つインペラとシール部材が接触してシール部材が溶損する危険を回避できる。このため、シール部材を設置したことにより発生する操業中のリスクが低減する。
請求項2に記載の発明によれば、インペラ軸の上昇に連動してシール部材が上昇する。
請求項3に記載の発明によれば、シール部材を支持するシール部材受けが上昇気流に抵抗を与えるラビリンスシールとして機能するので、二重のシールが可能になり、発塵がより抑制される。
請求項4に記載の発明によれば、インペラ軸とシール部材との間の隙間を0mmまで縮小することができ、隙間0mmを保ったままインペラ軸を昇降させることができる。
請求項5に記載の発明によれば、インペラ軸と集塵フードの開口との間の隙間がシール部材によって縮小するので、攪拌式脱硫装置の操業中に発生する発塵が抑制される。また、インペラ軸を上昇させてインペラを容器から出すとき、シール部材が集塵フードから上昇するので、熱を持つインペラとシール部材が接触してシール部材が溶損する危険を回避できる。このため、シール部材を設置したことにより発生する操業中のリスクが低減する。
本発明の一実施形態の集塵装置が組み込まれた攪拌式脱硫装置の全体概要図 シール部材の平面図 集塵装置の概要図(図3(a)は操業時の集塵装置を示し、図3(a)はインペラ軸を退避させた時の集塵装置を示す) シール部材の他の例を示す断面図
以下添付図面に基づいて本発明の一実施形態における攪拌式脱硫装置用の集塵装置を説明する。図1は、本実施形態の集塵装置が組み込まれた攪拌式脱硫装置の概念図を示す。図1において、1は取鍋、2はインペラ軸、3は集塵フード、4はシール部材である。
溶銑を貯蔵する容器である取鍋1は、鍋搬送台車に載せられて、攪拌式脱硫設備の建屋内に搬送される。取鍋1の上方は集塵フード3で覆われる。集塵フード3は水平面内に配置されるカバー本体3aと、カバー本体3aの周囲から下方に垂下する周囲カバー3bと、を備える。集塵フード3の側方の周囲カバー3bには集塵ダクト5が接続される。集塵ダクト5は図示しない排風機、バグフィルタ等に接続されていて、集塵フード3内の発塵を吸引・捕集できるようになっている。
集塵フード3の中央には、インペラ軸2が昇降可能な開口7が開けられる。集塵フード3とインペラ軸2とは同一の台車に載せられる。インペラ軸2は集塵フード3に対して相対的に昇降可能である。鍋搬送台車に搬送された取鍋1が建屋内の所定位置に置かれたら、台車が集塵フード3及びインペラ軸2を取鍋1の上方に水平移動させる。
インペラ軸2の下端には耐火物のインペラ2aが設けられる。台車が集塵フード3及びインペラ軸2を取鍋1の上方に搬送さ、インペラ軸2を集塵フード3に対して降下させ、インペラ軸2の下端のインペラ2aを溶銑に浸漬させる。
インペラ2aを溶銑に浸漬させた後、粉状の脱硫剤を溶銑中に切り出す。そして、溶銑に浸漬したインペラ2aを回転させながら脱硫剤と溶銑の攪拌を行う。集塵フード3には脱硫剤投入用の孔8が開けられる。この孔8に脱硫剤投入装置の配管が通り、脱硫剤を投入できるようになっている。
脱硫剤を溶銑中に切り出すときに粉塵が発生する。粉塵が発生する原因は、溶銑と大気との温度差から生ずる上昇気流である。インペラ軸2と集塵フード3との開口との間は隙間g1が開く。上昇気流により巻き上げられた粉塵は開口7から漏れ出る。開口7から粉塵が漏れ出るのを防止するために、集塵フード3にはシール部材4が載せられる。
シール部材4は集塵フード3の台座3cに載せられる。シール部材4は台座3cに結合されておらず、台座3cの上に載せられているだけである。台座3cは円筒形をなし、その下端が溶接等の結合手段によってカバー本体3aに結合される。台座3cの内周面に集塵フード3の円筒形の開口7が形成される。台座3cはインペラ軸2と中心が同一である。
図2に示すように、シール部材4は、リング状の本体部21と、本体部21の内側の全周に設けられるブラシ部としてのワイヤーブラシ22と、を備える。本体部21は、全体が二分割されていて、半円状の分割体21a,21bをボルト等の結合手段で結合することでリング状に形成される。本体部21の内径は台座3cの内径よりも小さく、本体部21の外径は台座3cの外径よりも大きい。本体部21は金属製であり、本体部21には補強のための多数のリブ23が設けられる。
ワイヤーブラシ22は、本体部21の内側に向かって突出する金属製の多数の線材を有する。多数の線材は上下方向にも重ねられていて、ワイヤーブラシ22は上下方向に厚みを持つ。線材は耐熱性を持ち、線材の先端はインペラ軸2に接触し、ワイヤーブラシ22とインペラ軸2との隙間をゼロにする。ワイヤーブラシ22は可撓性を持ち、インペラ軸2に疵を付けることなくインペラ軸2の昇降を許容し、インペラ軸2の回転を許容する。
図1に示すように、インペラ軸2にはインペラ軸2から外側にフランジ状に張り出すシール部材受け2bが溶接等の結合手段によって結合される。シール部材受け2bは円環の板状に形成される。シール部材受け2bの外径は台座3cの内径よりも小さく、シール部材受け2bと台座3cとの間には半径方向の隙間が存在する。シール部材受け2bと台座3cとの間の隙間g2はインペラ軸2と台座3cとの間の隙間g1よりも遥かに小さい。インペラ軸2を下降させてインペラ2aを取鍋1に入れたとき、シール部材受け2bは台座3c内に位置する。すなわち、シール部材受け2bが台座3cの上端から下端までの間に位置する。
図3(a)は攪拌式脱硫装置の操業時の集塵装置の状態を示し、図3(b)は取鍋1の交換時の集塵装置の状態を示す。図3(a)に示すように、操業時には、インペラ軸2を集塵フード3の開口7を介して下降させてインペラ軸2のインペラ2aを取鍋1に入れる。このとき、シール部材4もインペラ軸2と一緒に下降し、台座3c上に載る。台座3c上に載せられたシール部材4は、集塵フード3の開口7とインペラ軸2との間の隙間を塞ぐ。このため、上昇気流に巻き上げられる粉塵が外部に漏れ出るのを防止できる。
また、インペラ軸2を下降させたとき、インペラ軸2のシール部材受け2bは台座3c内に位置する。このシール部材受け2bは、ラビリンスシールとして機能し、台座3cとの間に半径方向に間隙をもちながら粉塵の上昇気流に抵抗を与える。このため、より効率的な発塵の防止が可能となる。
図3(b)に示すように、取鍋1の交換時には、インペラ軸2の回転を停止し、インペラ軸2を上昇させる。インペラ軸2を上昇させるとき、シール部材受け2bがシール部材4を支持するようになるので、シール部材4がインペラ軸2と連動して集塵フード3から上昇する。このため、インペラ軸2が上昇してもインペラ2aとシール部材4とが接触することが防止される。インペラ2aは溶銑に浸漬しているので、熱を持つ。熱を持つインペラ2aとシール部材4が接触すると、シール部材4が溶損するおそれがある。シール部材4をインペラ軸2と一緒に上昇させることで、シール部材4が溶損する危険を回避できる。なお、図3(b)にはインペラ2aを集塵フード3付近まで上昇させた状態を示すが、実際にはインペラ2aは集塵フード3よりも上方に上昇する。
インペラ軸2を待機位置まで上昇させたら、台車が集塵フード3及びインペラ軸2を水平方向に移動させ、取鍋1から集塵フード3及びインペラ軸2を離間させる。なお、台車が集塵フード3及びインペラ軸2を水平方向に移動させる間、シール部材4はインペラ軸2に支持されたままである。
取鍋搬送台車が取鍋1を建屋外に搬出し、新たな取鍋1を建屋内に搬入したら、再び台車が集塵フード3及びインペラ軸2を新たな取鍋1の上方に水平移動させる。このとき、シール部材4はまだインペラ軸2のシール部材受け2bに預かった状態にある。操業開始の時にインペラ軸2を下降させると、シール部材4はインペラ軸2と一緒に下降し、集塵フード3の台座3c上に預かる。その後、インペラ軸2は下降し続けるが、シール部材4の下降は停止したままにある。シール部材4のワイヤーブラシ22がインペラ軸2に接触するので、インペラ軸2はシール部材4に対して隙間ゼロを保ちながらスムーズに下降する。
図4はシール部材4の他の例を示す。この例のシール部材31にはワイヤーブラシを使用しておらず、シール部材31とインペラ軸2との間には僅かな隙間が開いている。シール部材31は台座3c上に載せられるリング状の本体部32と、本体部32の内側の全周に設けられる断面くの字に曲げられた内周部33と、を備える。シール部材32の本体部32及び内周部33はいずれも金属製である。金属接触を避けるために、内周部33とインペラ軸2との間には僅かな隙間が開く。
断面くの字の内周部33は、高さ方向の中央33aが最も内側に突出しており、高さ方向の中央から上方向又は下方向に行くに従って内径が広がるように傾いている。インペラ軸2には小さな凹凸があり、インペラ軸2を昇降させるときにインペラ軸2の傾きによってインペラ軸2とシール部材31とが接触するおそれがある。シール部材31の内周部の断面をくの字にすることで、インペラ軸2との接触を防止した上で、シール部材31とインペラ軸2との間の隙間を最小限にすることができる。インペラ軸2と集塵フード3の開口7との間の隙間を小さくすることができれば、この例のようにインペラ軸2との間に隙間が開くシール部材31を使用することもできる。
なお、本発明は上記実施形態に限られることはなく、本発明の要旨を変更しない範囲で様々に変更可能である。例えば、上記実施形態では、集塵フードに台座を設け、台座上にシール部材を載せているが、台座を設けることなく、シール部材を集塵フードのカバー本体に直接載せてもよい。
インペラ軸を上昇させるとき、シール部材も集塵フードから一緒に上昇することができれば、インペラ軸のシール部材受けでシール部材を支持しなくてもよく、例えば、シール部材をワイヤ等により昇降させてもよい。
インペラ軸が集塵フードに対して相対的に昇降できれば、インペラ軸及び集塵フードは別々の台車に支持されてもよい。
集塵フードにφ2000mmの開口を開けた。インペラ軸2と集塵フードとの間の隙間は180mmであった。ワイヤーブラシ付きのシール部材4を集塵フード3上に設置することにより、隙間を0mmまで縮小することができた。インペラ軸2にシール部材4を支持するシール部材受け2bを設けた。シール部材4及びシール部材受け2bを設けることにより、操業中に発生した発塵の約90%を低減できた。また、インペラ2aとシール部材4とが接触する危険も回避できた。
1…取鍋
2…インペラ軸
2a…インペラ
3…集塵フード
4…シール部材
21…本体部
22…ワイヤーブラシ(ブラシ部)
31…シール部材

Claims (5)

  1. インペラ軸を回転させて溶銑と脱硫剤とを混合する攪拌式脱硫装置用の集塵装置であって、
    溶銑を貯蔵する容器の上方を覆うと共に、インペラ軸が昇降可能な開口を有する集塵フードと、
    前記集塵フードの開口と前記インペラ軸との間の隙間を塞ぐシール部材と、を備え、
    前記インペラ軸を前記集塵フードの開口を介して下降させて前記インペラ軸のインペラを容器に入れるとき、前記集塵フードに支持された前記シール部材が前記集塵フードの開口と前記インペラ軸との間の隙間を塞ぎ、
    前記インペラ軸を前記集塵フードの開口を介して上昇させて前記インペラ軸の前記インペラを容器から出すとき、前記インペラが前記シール部材に接触するのを防止できるように前記シール部材が前記集塵フードから上昇する攪拌式脱硫装置用の集塵装置。
  2. 前記インペラ軸には、前記シール部材を支持可能に外側に張り出すシール部材受けが設けられ、
    前記インペラ軸を前記集塵フードの開口を介して上昇させて前記インペラ軸の前記インペラを容器から出すとき、前記シール部材が前記シール部材受けに支持された状態で前記集塵フードから上昇することを特徴とする請求項1に記載の攪拌式脱硫装置用の集塵装置。
  3. 前記集塵フードには、前記シール部材を支持する筒状の台座が形成され、
    前記インペラ軸を下降させて前記インペラ軸のインペラを容器に入れるとき、前記シール部材受けが前記台座との間に半径方向に隙間を持ちながら前記台座内に位置することを特徴とする請求項2に記載の攪拌式脱硫装置用の集塵装置。
  4. 前記シール部材は、リング状の本体部と、前記本体部の内側の全周に設けられるブラシ部と、を備え、
    前記ブラシ部は、前記インペラ軸に接触可能な金属製の多数の線材を有することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の攪拌式脱硫装置用の集塵装置。
  5. インペラ軸を回転させて溶銑と脱硫剤とを混合する攪拌式脱硫装置用の集塵方法であって、
    集塵フードを用いて溶銑を貯蔵する容器の上方を覆う工程と、
    前記インペラ軸を前記集塵フードの開口を介して下降させて前記インペラ軸のインペラを容器に入れるとき、前記集塵フードに支持されたシール部材によって前記集塵フードの開口と前記インペラ軸との間の隙間を塞ぐ工程と、
    前記インペラ軸を前記集塵フードの開口を介して上昇させて前記インペラ軸のインペラを容器から出すとき、前記インペラが前記シール部材に接触するのを防止するように、前記シール部材を前記集塵フードから上昇させる工程と、
    を備える攪拌式脱硫装置用の集塵方法。
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