JP5849593B2 - 冷却塔用自動洗浄装置 - Google Patents
冷却塔用自動洗浄装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5849593B2 JP5849593B2 JP2011225042A JP2011225042A JP5849593B2 JP 5849593 B2 JP5849593 B2 JP 5849593B2 JP 2011225042 A JP2011225042 A JP 2011225042A JP 2011225042 A JP2011225042 A JP 2011225042A JP 5849593 B2 JP5849593 B2 JP 5849593B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- storage tank
- filler
- cooling water
- cooling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
Description
そこで、本発明は、このような問題点に着目してなされたものであって、現場での洗浄条件を設定する作業が不要であり、洗浄作業の人員も不要として自動的に充填材を洗浄することができる冷却塔用自動洗浄装置を提供することを目的としている。
図1に示すように、この冷却塔1は、冷却水Wが貯水される貯水槽12を備えている。この貯水槽12には、槽内の冷却水Wの温度を測定する温度測定手段である温度計4が付設されている。貯水槽12の上部には、左右の筐体20によって充填材2が多段(この例では3段)に支持されている。左右の充填材2の側方には、冷却風を導入するためのルーバー21が多層に配置されるとともに、上部中央には送風用のファン7が設けられている。そして、冷却水Wは揚水ポンプ14で工場から送水され、配管15を介して左右の充填材2の上部から下部の貯水槽12に向けて順に流されるようになっている。これにより、充填材2に冷却水Wが流されるときに充填材2が空気と接触することで冷却水Wが放熱(冷却)される。そして、充填材2を介した冷却後の冷却水Wが下部の貯水槽12に貯水される。
つまり、同図に示すように、冷却塔1の運転が開始されるとステップS1に移行して、まず、通常運転が行われてステップS2に移行する。この通常運転においては、揚水ポンプ14で工場からの送水を受け、その冷却水Wが配管15を介して左右の充填材2の上部から下部の貯水槽12に向けて流される。そして、充填材2を経た冷却後の冷却水Wが下部の貯水槽12に貯水される。貯水槽12からは、工場に向けて冷却後の冷却水Wが送水される。その際には、制御部10による自動制御によりポンプ5が駆動されるとともに、主管路8aのバルブ8が「開」とされ、分岐管路16のバルブ17は「閉」とされる。
上述の自動洗浄装置は、貯水槽12内の冷却水Wを汲み上げるポンプ5,6と、このポンプ5,6で汲み上げられた冷却水Wを充填材2に吹き付けるように充填材2に向けて予め対向配置されたノズル3と、ポンプ5,6で汲み上げられた冷却水Wをノズル3に送るように切換え可能なバルブ17,18と、貯水槽12内の冷却水Wの温度を測定する温度計4と、この温度計4での測定温度を取得するとともに、ポンプ5,6の駆動およびバルブ17,18の切換えを制御する制御部10とを備え、制御部10は、温度計4から所定間隔で取得した測定温度が予め設定された管理温度よりも高い値を所定の回数だけ連続して記録したときに、ポンプ5,6を駆動するとともにバルブ17,18の切換えを行って、ノズル3で高圧水を充填材2に吹き付けて充填材2を洗浄することができるので、冷却塔1の充填材2で冷却後の冷却水Wを貯水する貯水槽12の管理温度と測定温度とから冷却塔1の充填材2の洗浄時期を判断し、その洗浄時期にて、充填材2に向けて予め対向配置されたノズル3から高圧水を充填材2に吹き付けて充填材2を洗浄することができる。そのため、現場での洗浄条件を設定する作業が不要であり、洗浄作業の人員も不要とし得て自動的に充填材を洗浄することができる。
なお、本発明に係る冷却塔用自動洗浄装置および冷却塔の自動洗浄方法は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しなければ種々の変形が可能なことは勿論である。
2 充填材
3 ノズル
4 温度計(温度測定手段)
5、6 ポンプ
7 ファン
8、9 バルブ
10 制御部(制御手段)
12 貯水槽
14 揚水ポンプ
15、16 配管
17、18 バルブ
20 筐体
21 ルーバー
W 冷却水
Claims (1)
- 充填材と、該充填材を経た冷却水を貯水する貯水槽とを備える冷却塔に用いられ、前記充填材を洗浄するための自動洗浄装置であって、
前記貯水槽内の冷却水を汲み上げる二つのポンプと、該二つのポンプで汲み上げられた冷却水を前記充填材に吹き付けるように前記充填材に向けて予め対向配置されたノズルと、前記二つのポンプそれぞれに個別に対応して各ポンプで汲み上げられた冷却水を前記ノズルと各ポンプ毎の送水方向とに送るように切換え可能な複数のバルブと、前記貯水槽内の冷却水の温度を測定する温度測定手段と、該温度測定手段での測定温度を取得するとともに、前記二つのポンプの駆動および前記複数のバルブの切換えを制御する制御手段とを備え、
前記二つのポンプは、冷却塔の通常運転において前記貯水槽内の冷却水を次工程に向けて送水するための第一のポンプと、冷却塔の自動洗浄運転において前記貯水槽内の冷却水を凝集沈殿設備に送水するための第二のポンプとであり、
前記制御手段は、前記通常運転においては、前記貯水槽内の冷却水を前記次工程に送水するように前記複数のバルブを切換えるとともに前記第一のポンプを駆動して、前記貯水槽内の冷却水を次工程に向けて送水する冷却水送水処理を実行し、
前記自動洗浄運転においては、前記温度測定手段から所定間隔で取得した測定温度が予め設定された管理温度よりも高い値を所定の回数だけ連続して記録したときに、前記貯水槽内の冷却水を前記ノズルに向けて送水するように前記複数のバルブを切換えるとともに前記二つのポンプを駆動して、前記ノズルで高圧水を前記充填材に吹き付けて前記充填材を洗浄する充填材洗浄処理を実行し、
前記洗浄後には、前記貯水槽内の冷却水を前記凝集沈殿設備に送水するように前記複数のバルブを切換えるとともに前記第二のポンプを駆動して、タイマー制御によって所定の時間だけ、前記貯水槽内の冷却水を前記凝集沈殿設備に向けて送水する剥離物除去処理を実行することを特徴とする冷却塔用自動洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011225042A JP5849593B2 (ja) | 2011-10-12 | 2011-10-12 | 冷却塔用自動洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011225042A JP5849593B2 (ja) | 2011-10-12 | 2011-10-12 | 冷却塔用自動洗浄装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013083415A JP2013083415A (ja) | 2013-05-09 |
JP5849593B2 true JP5849593B2 (ja) | 2016-01-27 |
Family
ID=48528785
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011225042A Expired - Fee Related JP5849593B2 (ja) | 2011-10-12 | 2011-10-12 | 冷却塔用自動洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5849593B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015143609A (ja) * | 2013-12-27 | 2015-08-06 | Jfeスチール株式会社 | 冷却塔の洗浄装置 |
CN108036671A (zh) * | 2017-12-29 | 2018-05-15 | 广州星辰热能股份有限公司 | 一种节能冷却塔 |
JP6809491B2 (ja) * | 2018-02-05 | 2021-01-06 | Jfeスチール株式会社 | 冷却塔の自動洗浄装置、冷却塔の自動洗浄方法、および冷却塔 |
CN115183621B (zh) * | 2022-09-13 | 2023-02-07 | 江苏双辉环境科技有限公司 | 一种冷却塔填料含水量在线测量装置 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63159688U (ja) * | 1987-04-01 | 1988-10-19 | ||
JPH11211391A (ja) * | 1998-01-30 | 1999-08-06 | East Japan Railway Co | 空調用室外機の洗浄装置 |
JP2003320205A (ja) * | 2002-05-07 | 2003-11-11 | Toyota Auto Body Co Ltd | ろ過装置およびそれを備えた冷却塔 |
JP2004081939A (ja) * | 2002-08-23 | 2004-03-18 | Japan Organo Co Ltd | 濃縮ブロー水の処理方法 |
JP2007205686A (ja) * | 2006-02-06 | 2007-08-16 | Hitachi Metals Ltd | 冷却装置 |
JP2009030936A (ja) * | 2007-07-30 | 2009-02-12 | Kurita Water Ind Ltd | 冷却水系の薬注制御方法及び装置 |
JP5583897B2 (ja) * | 2008-09-03 | 2014-09-03 | 矢崎エナジーシステム株式会社 | 冷却塔及び熱源機システム |
-
2011
- 2011-10-12 JP JP2011225042A patent/JP5849593B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013083415A (ja) | 2013-05-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5849593B2 (ja) | 冷却塔用自動洗浄装置 | |
JP2009243796A (ja) | 空気調和装置 | |
JP2004144445A (ja) | ヒートポンプ給湯機 | |
CN205784091U (zh) | 一种模具的高效冷却装置 | |
CN111992534B (zh) | 一种电力变压器的喷水清洗装置 | |
KR20130064849A (ko) | 배관세척장치 | |
JP5496555B2 (ja) | ユニットクーラーの洗浄装置 | |
CN109047152B (zh) | 一种用于清洗阀体阀芯的通过式超声波清洗线 | |
JP2014111252A (ja) | ジャケット内付着物除去方法およびジャケット内付着物除去装置 | |
CN110469839B (zh) | 一种用于工业锅炉给水控制回路软件的节能装置 | |
KR102084155B1 (ko) | 밸브검사 장치 | |
JP2007303800A (ja) | エアハンドリングユニット熱交換器アルミフィンの洗浄方法 | |
EP2600077A1 (en) | Heating device comprising a control unit configured for cleaning a heat exchange surface | |
KR102711172B1 (ko) | 시스템 에어컨 세척장치용 세척기 본체 | |
JP6809491B2 (ja) | 冷却塔の自動洗浄装置、冷却塔の自動洗浄方法、および冷却塔 | |
CN104457400A (zh) | 用于空调室外机的清洁装置 | |
JP6312187B1 (ja) | 蒸気循環システムにおける管路乾燥方法 | |
KR20100136647A (ko) | 급속형 냉각 장치 | |
CN110801592A (zh) | 多功能消防水带超声波清洗机 | |
JP4850162B2 (ja) | 排ガス脱硫装置におけるガス/ガス熱交換器の水洗方法 | |
JP2010054182A (ja) | エアコンの熱交換器アルミフィンの洗浄装置及び洗浄方法 | |
KR20100088724A (ko) | 순환배관의 내부세척방법 및 순환배관의 내부세척장치 | |
JP2006231179A (ja) | プラント内に設置されている機器の洗浄装置および洗浄方法 | |
CN104089523A (zh) | 一种在线清洗换热器管束表面结垢的方法 | |
KR100939368B1 (ko) | 수직 소둔로의 냉각 쿨러 자동 세척장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140825 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150427 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150507 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150603 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20151104 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20151117 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5849593 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |