以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態である知育玩具をなす24種類のピース1m(m=1〜24)を示す図である。この知育玩具は、複数個ずつのピース1m(m=1〜24)をセットにしたものである。
この知育玩具における24種類のピース1m(m=1〜24)は、4辺を所定の長さL(例えば、L=4mm)とする正方形を厚み方向に対向する両主面とする直方体の周面にスリットを設けた1種類のピース11と、ピース11における両主面を格子状に9分割した9区画のうちの1区画を切り欠いたものの周面及び切り欠き内にスリット4を設けた3種類のピース12、13、14と、ピース11における両主面を格子状に9分割した9区画のうちの2区画を切り欠いたものの周面及び切り欠き内にスリットを設けた7種類のピース15、16、17、18、19、110、111と、ピース11における両主面を格子状に9分割した9区画のうちの3区画を切り欠いたものの周面及び切り欠き内にスリットを設けた7種類のピース112、113、114、115、116、117、118と、ピース11における両主面を格子状に9分割した9区画のうちの4区画を切り欠いたものの周面及び切り欠き内にスリットを設けた6種類のピース119、120、121、122、123、124とからなる。ピース1m(m=1〜24)の構成の詳細は次の通りである。
a1.ピース11
図2は、ピース11を示す図である。ピース11は、縦幅D1(D1=L)、横幅W1(W1=L)、及び厚みT1(W1=L/20)の寸法を有している。ピース11は、主面2F及び2Bと主面2F及び2B間に介在する周面3U、3D、3L、及び3Rに囲まれている。ピース11には8つのスリット4UDL1、4UDR1、4DUL1、4DUR1、4LRU1、4LRD1、4RLU1、及び4RLD1が設けられている。スリット4UDL1及び4UDR1は、周面3Uを横幅方向に3等分した各箇所を周面3D側に凹ませたものである。スリット4DUL1及び4DUR1は、周面3Dを横幅方向に3等分した各箇所を周面3U側に凹ませたものである。スリット4LRU1及び4LRD1は、周面3Lを縦幅方向に3等分した各箇所を周面3R側に凹ませたものである。スリット4RLU1及び4RLD1は、周面3Rを縦幅方向に3等分した各箇所を周面3L側に凹ませたものである。
より具体的に説明すると、スリット4UDL1は、周面3Uにおける周面3L側の縁から距離W2(W2=L×6/20)だけ離れた位置とこの位置から距離W3(W3=L×1/20)だけ離れた位置との間の部分から幅W3と長さD4(D4=L×3/20)の寸法を持って周面3D側に延在している。スリット4UDR1は、周面3Uにおける周面3R側の縁から距離W2だけ位置とこの位置から距離W3だけ離れた位置との間の部分から幅W3と長さD4の寸法を持って周面3D側に延在している。
スリット4DUL1は、周面3Dにおける周面3L側の縁から距離W2だけ離れた位置とこの位置から距離W3だけ離れた位置との間の部分から幅W3と長さD4の寸法を持って周面3U側に延在している。スリット4DUR1は、周面3Dにおける周面3R側の縁から距離W2だけ離れた位置とこの位置から距離W3だけ離れた位置との間の部分から幅W3と長さD4の寸法を持って周面3U側に延在している。
スリット4LRU1は、周面3Lにおける周面3U側の縁から距離D2(D2=L×6/20)だけ離れた位置とこの位置から距離D3(D3=L×1/20)だけ離れた位置との間の部分から幅D3と長さW4(W4=L×3/20)の寸法を持って周面3R側に延在している。スリット4LRD1は、周面3Lにおける周面3D側の縁から距離D2だけ離れた位置とこの位置から距離D3だけ離れた位置との間の部分から幅D3と長さW4の寸法を持って周面3R側に延在している。
スリット4RLU1は、周面3Rにおける周面3U側の縁から距離D2だけ離れた位置とこの位置から距離D3だけ離れた位置との間の部分から幅D3と長さW4の寸法を持って周面3L側に延在している。スリット4RLD1は、周面3Rにおける周面3D側の縁から距離D2だけ離れた位置とこの位置から距離D3だけ離れた位置との間の部分から幅D3と長さW4の寸法を持って周面3L側に延在している。
b1.ピース12〜14
図3は、ピース12を示す図である。図4は、ピース13を示す図である。図5は、ピース14を示す図である。図3において、ピース12は、ピース11における周面3Uと周面3Lが交差する縁側の厚みT、縦幅D5(D5=L×7/20)、横幅W5(W5=L×7/20)の寸法をもった直方体状の部分を切欠部5a2として切り欠いたものである。ピース12には、8つのスリット4UDR2、4DUL2、4DUR2、4LRD2、4RLU2、4RLD2、4’UDL2、及び4’LRU2が設けられている。スリット4UDR2、4DUL2、4DUR2、4LRD2、4RLU2、4RLD2の位置及び寸法はスリット4UDR1、4DUL1、4DUR1、4LRD1、4RLU1、4RLD1のものと同じである。スリット4’UDL2は、切欠部5a2の隅の部分を周面3Dの側に凹ませたものである。スリット4’LRU2は、切欠部5a2の隅の部分を周面3Rの側に凹ませたものである。
より具体的に説明すると、スリット4’UDL2は、切欠部5a2の隅とこの位置から周面3L側に距離W3だけ離れた位置との間の部分から幅W3と長さD4の寸法を持って周面3D側に延在している。スリット4’LRU2は、切欠部5a2の隅とこの位置から周面3U側に距離D3だけ離れた位置との間の部分から幅D3と長さ長W4の寸法を持って周面3R側に延在している。
図4において、ピース13は、ピース11と同じ寸法の直方体における周面3U側の周面3L及び3R間の中央の厚みT1、縦幅D5、横幅W5の寸法をもった直方体状の部分を切欠部5b3として切り欠いたものである。ピース13には、8つのスリット4DUL3、4DUR3、4LRD3、4RLD3、4’UDL3、4’RLU3、4’UDR3、4’LRU3が設けられている。スリット4DUL3、4DUR3、4LRD3、4RLD3の位置及び寸法はスリット4DUL1、4DUR1、4LRD1、4RLD1のものと同じである。スリット4’UDL3、4’RLU3は、切欠部5b3における周面3L側の隅の部分を周面3D側と周面3L側に凹ませたものである。スリット4’UDR3、4’LRU3は、切欠部5b3における周面3R側の隅の部分を周面3D側と周面3R側に凹ませたものである。
より具体的に説明すると、スリット4’UDL3は、切欠部5b3における周面3L側の隅とこの位置から周面3R側に距離W3だけ離れた位置との間の部分から幅W3と長さD4の寸法を持って周面3D側に延在している。スリット4’RLU3は、切欠部5b3における周面3L側の隅とこの位置から周面3U側に距離D3だけ離れた位置との間の部分から幅D3と長さW4の寸法を持って周面3L側に延在している。
スリット4’UDR3は、切欠部5b3における周面3R側の隅とこの位置から周面3L側に距離W3だけ離れた位置との間の部分から幅W3と長さD4の寸法を持って周面3D側に延在している。スリット4’LRU3は、切欠部5b3における周面3R側の隅とこの位置から周面3U側に距離D3だけ離れた位置との間の部分から幅D3と長さW4の寸法を持って周面3R側に渡って延在している。
図5において、ピース14は、ピース11の中央における厚みT1、縦幅D2、横幅W2の寸法をもった直方体状の部分を切欠部5e4として切り欠いたものである。ピース14には、8つのスリット4UDR4、4DUL4、4LRU4、4RLD4、4’DUL4、4’LRU4、4’UDR4、及び4’RLD4が設けられている。スリット4UDR4、4DUL4、4LRU4、4RLD4の位置及び寸法はスリット4UDR1、4DUL1、4LRU1、4RLD1のものと同じである。スリット4’DUL4、4’LRU4、4’UDR4、及び4’RLD4は、切欠部5e4における4つの隅の部分を凹ませたものである。
より具体的に説明すると、スリット4’DUL4は、切欠部5e4における周面3Uと周面3Lが交差する縁の側の隅とこの位置から周面3R側に距離W3だけ離れた位置との間の部分から幅W3と長さD4の寸法を持って周面3U側に延在している。スリット4’LRU4は、切欠部5e4における周面3Uと周面3Rが交差する縁の側の隅とこの位置から周面3D側に距離D3だけ離れた位置との間の部分から幅D3と長さW4の寸法を持って周面3R側に延在している。
スリット4’UDR4は、切欠部5e4における周面3Dと周面3Rが交差する縁の側の隅とこの位置から周面3L側に距離W3だけ離れた位置との間の部分から幅W3と長さD4の寸法を持って周面3D側に延在している。スリット4’RLD4は、切欠部5e4における周面3Dと周面3Lが交差する縁の側の隅とこの位置から周面3U側に距離D3だけ離れた位置との間の部分から幅D3と長さW4の寸法を持って周面3L側に延在している。
c1.ピース15〜111
図6は、ピース15を示す図である。図7は、ピース16を示す図である。図8は、ピース17を示す図である。図9は、ピース18を示す図である。図10は、ピース19を示す図である。図11は、ピース110を示す図である。図12は、ピース111を示す図である。
図6において、ピース15は、ピース11と同寸法の直方体における切欠部5a2(図3)と切欠部5b3(図4)を繋げたものと同じ部分を切欠部5ab5として切り欠いたものである。ピース15には7つのスリット4DUL5、4DUR5、4LRD5、4RLD5、4’UDL5、4’UDR5、4’LRU5が設けられている。スリット4DUL5、4DUR5、4LRD5、4RLD5の位置及び寸法はスリット4DUL1、4DUR1、4LRD1、4RLD1のものと同じである。スリット4’UDL5、4’UDR5、4’LRU5の位置及び寸法はスリット4’UDL3(図3)、4’UDR3(図3)、4’LRU3(図3)のものと同じである。
図7において、ピース16は、ピース11と同寸法の直方体における切欠部5b2(図4)と切欠部5e4(図5)を繋げたものと同じ部分を切欠部5be6として切り欠いたものである。ピース16には6つのスリット4DUL6、4LRU6、4RLD6、4’LRU6、4’RLD6、及び4’UDL6が設けられている。スリット4DUL6、4LRU6、4RLD6の位置及び寸法はスリット4DUL1、4LRU1、4RLD1のものと同じである。スリット4’LRU6、4’RLD6、4’UDL6の位置及び寸法はスリット4’LRU6(図5)、4’RLD6(図5)、4’UDL6(図5)のものと同じである。
図8において、ピース17は、ピース11と同寸法の直方体における切欠部5a2(図3)と切欠部5e4(図5)を繋げたものと同じ部分を切欠部5ae7として切り欠いたものである。ピース17には6つのスリット4UDR7、4DUL7、4RLD7、4’LRU7、4’UDR7、及び4’RLD7が設けられている。スリット4UDR7、4DUL7、4RLD7の位置及び寸法はスリット4UDR1、4DUL1、4RLD1のものと同じである。スリット4’LRU7、4’UDR7、及び4’RLD7の位置及び寸法はスリット4’LRU4(図8)、4’UDR4(図8)、及び4’RLD4(図8)のものと同じである。
図9において、ピース18は、ピース11と同寸法の直方体における切欠部5a2(図3)と同じ部分を切欠部5a8として切り欠き、周面3Uと周面3Rが交差する縁の側における厚みT1、縦幅D2、横幅W2の寸法をもった部分を切欠部5c9として切り欠いたものである。ピース18には7つのスリット4DUL8、4DUR8、4LRD8、4RLD8、4’UDL8、4’LRU8、及び4’UDR8が設けられている。スリット4DUL8、4DUR8、4LRD8、4RLD8の位置及び寸法はスリット4DUL1、4DUR1、4LRD1、4RLD1のものと同じである。スリット4’UDL8、4’LRU8、及び4’UDR8の位置及び寸法はスリット4’UDL2(図3)、4’LRU2(図3)、及び4’UDR3(図4)のものと同じである。
図10において、ピース19は、ピース11と同寸法の直方体における切欠部5a2(図3)と同じ部分を切欠部5a9として切り欠き、周面3R側の周面3U及び3D間の中央の厚みT1、縦幅D2、横幅W2の寸法をもった部分を切欠部5f9として切り欠いたものである。ピース19には7つのスリット4UDR9、4DUL9、4DUR9、4LRD9、4’UDL9、4’RLU9、及び4’RLD9が設けられている。スリット4UDR9、4DUL9、4DUR9、4LRD9の位置及び寸法はスリット4UDR1、4DUL1、4DUR1、4LRD1のものと同じである。スリット4’UDL9の位置及び寸法はスリット4’UDL1(図3)ものと同じである。
スリット4’RLU9は、切欠部5f9における周面3U側の隅とこの位置から周面3D側に距離D3だけ離れた位置との間の部分から幅D3と長さW4の寸法を持って周面3L側に延在している。スリット4’RLD9は、切欠部5f9における周面3D側の隅とこの位置から周面3U側に距離D3だけ離れた位置との間の部分から幅D3と長さW4の寸法を持って周面3L側に延在している。
図11において、ピース110は、ピース11と同寸法の直方体における切欠部5a2(図3)と同じ部分を切欠部5a10として切り欠き、周面3Dと周面3Rが交差する縁の側における厚みT1、縦幅D2、横幅W2の寸法をもった部分を切欠部5i10として切り欠いたものである。ピース110には8つのスリット4UDR10、4DUL10、4LRD10、4RLU10、4’UDL10、4’LRU10、4’DUR10、及び4’RLD10が設けられている。スリット4UDR10、4DUL10、4LRD10、4RLU10の位置及び寸法はスリット4UDR1、4DUL1、4LRD1、4RLU1のものと同じである。スリット4’UDL10、4’LRU10の位置及び寸法はスリット4’UDL(図3)2、4’LRU2(図3)のものと同じである。
スリット4’DUR10は、切欠部5i10の隅とこの位置から周面3R側に距離W3だけ離れた位置との間の部分から幅W3と長さD4の寸法を持って周面3U側に延在している。スリット4’RLD10は、切欠部5i10の隅とこの位置から周面3D側に距離D3だけ離れた位置との間の部分から幅D3と長さW4の寸法を持って周面3L側に延在している。
図12において、ピース111は、ピース11と同寸法の直方体における切欠部5b3(図4)と同じ部分を切欠部5b11として切り欠き、この直方体における周面3U側の周面3L及び3R間の中央の厚みT1、縦幅D2、横幅W2の寸法をもった部分を切欠部5h11として切り欠いたものである。ピース111には8つのスリット4LRU11、4RLD11、4’UDL11、4’LRU11、4’DUR11、及び4’RLD11が設けられている。スリット4LRU11、4RLD11の位置及び寸法はスリット4LRU1、4RLD1のものと同じである。スリット4’UDL11、4’LRU11、4’DUR11の位置及び寸法はスリット4’UDL2(図3)、4’LRU3(図4)、4’DUR10(図11)のものと同じである。
スリット4’RLD11は、切欠部5h11における周面3L側の隅とこの位置から周面3D側に距離D3だけ離れた位置との間の部分から幅D3と長さW4の寸法を持って周面3L側に延在している。
c1.ピース112〜118
図13は、ピース112を示す図である。図14は、ピース113を示す図である。図15は、ピース114を示す図である。図16は、ピース115を示す図である。図17は、ピース116を示す図である。図18は、ピース117を示す図である。図19は、ピース118を示す図である。
図13において、ピース112は、ピース11と同寸法の直方体における切欠部5ab5(図6)と周面3L側の周面3U及び3D間の中央の厚みT1、縦幅D2、横幅W2の寸法をもった部分とを繋げたものと同じ部分を切欠部5abd12として切り欠いたものである。ピース1には6つのスリット4DUR12、4RLD12、4’UDR12、4’LRU12、4’UDL12、及び4’LRD12が設けられている。スリット4DUR12、4RLD12の位置及び寸法はスリット4DUR1、4RLD1のものと同じである。スリット4’UDR12、4’LRU12の位置及び寸法はスリット4’UDR3(図4)、4’LRU3(図4)のものと同じである。
スリット4’UDL12は、切欠部5abd12の隅とこの位置から周面3L側に距離W3だけ離れた位置との間の部分から幅W3と長さD4の寸法を持って周面3D側に延在している。スリット4’LRD12は、切欠部5abd12の隅とこの位置から周面3U側に距離D3だけ離れた位置との間の部分から幅D3と長さW4の寸法を持って周面3L側に延在している。
図14において、ピース113は、ピース11と同寸法の直方体における切欠部5ab5(図6)と切欠部5e4(図5)を繋げたものと同じ部分を切欠部5abe13として切り欠いたものである。ピース113には5つのスリット4DUL13、4RLD13、4’LRU13、4’UDR13、及び4’RLU13が設けられている。スリット4DUL13、4RLD13の位置及び寸法はスリット4DUL1、4RLD1のものと同じである。スリット4’LRU13、4’UDR13、及び4’RLU13の位置及び寸法はスリット4’LRU4(図5)、4’UDR4(図5)、及び4’RLU4(図5)のものと同じである。
図15において、ピース114は、ピース11と同寸法の直方体におけるにおける切欠部5ab5(図6)と同じ部分を切欠部5ab14として切り欠き、この直方体における周面3Dと周面3Rが交差する縁の側の厚みT1、縦幅D2、横幅W2の寸法をもった部分を切欠部5i14として切り欠いたものである。ピース114には6つのスリット4DUL14、4LRD14、4RLU14、4’UDL14、4’UDR14、及び4’RLD14が設けられている。スリット4DUL14、4LRD14、4RLU14の位置及び寸法はスリット4DUL1、4LRD1、4RLU1のものと同じである。スリット4’UDL14、4’UDR14、及び4’RLD14の位置及び寸法はスリット4’UDL3(図4)、4’UDR3(図4)、及び4’RLD9(図10)のものと同じである。
図16において、ピース115は、ピース11と同寸法の直方体における切欠部55ab5(図6)と同じ部分を切欠部5ab15として切り欠き、この直方体における周面3D側の周面3L及び3R間の中央の厚みT1、縦幅D2、横幅W2の寸法をもった部分を切欠部5h15として切り欠いたものである。ピース115には5つのスリット4LRD15、4RLU15、4’UDR15、4’LRD15、及び4’DUL15が設けられている。スリット4LRD15、4RLU15の位置及び寸法はスリット4LRD1、4RLU1のものと同じである。スリット4’UDR15の位置及び寸法はスリット4’UDR3(図4)のものと同じである。
スリット4’LRD15は、切欠部5h15における周面3R側の隅とこの位置から周面3D側に距離D3だけ離れた位置との間の部分から幅D3と長さW4の寸法を持って周面3R側に延在している。スリット4’DUL15は、切欠部5h15における周面3L側の隅とこの位置から周面3R側に距離W3だけ離れた位置との間の部分から幅W3と長さD4の寸法を持って周面3U側に延在している。
図17において、ピース116は、ピース11と同寸法の直方体における切欠部5ab5(図6)と同じ部分を切欠部5ab16として切り欠き、この直方体における周面3Dと周面3Lが交差する縁の側の厚みT1、縦幅D2、横幅W2の寸法をもった部分を切欠部5g16として切り欠いたものである。ピース116には6つのスリット4DUR16、4RLU16、4RLD16、4’UDL16、4’UDR16、及び4’LRD16が設けられている。スリット4DUR16、4RLU16、4RLD16の位置及び寸法はスリット4DUR1、4RLU1、4RLD1のものと同じである。スリット4’UDL16、4’UDR16の位置及び寸法はスリット4’UDL3(図4)、4’UDR3(図4)のものと同じである。
スリット4’LRD16は、切欠部5g16の隅とこの位置から周面3D側に距離D3だけ離れた位置との間の部分から幅D3と長さW4の寸法を持って周面3R側に延在している。
図18において、ピース117は、ピース11と同寸法の直方体における切欠部5a2(図3)と同じ部分を切欠部5a17として切り欠き、切欠部5c8(図9)と同じ部分を切欠部5c17として切り欠き、切欠部5i14(図15)と同じ部分を切欠部5i17として切り欠いたものである。ピース117には6つのスリット4DUL17、4LRD17、4’UDL17、4’LRU17、4’UDL17、及び4’RLD17が設けられている。スリット4DUL17、4LRD17の位置及び寸法はスリット4DUL1、4LRD1のものと同じである。スリット4’UDL17、4’LRU17、4’UDL17、4’RLD17の位置及び寸法はスリット4’UDL2(図3)、4’LRU2(図3)、4’UDL3(図4)、4’UDL17(図10)のものと同じである。
図19において、ピース118は、ピース11と同寸法の直方体における切欠部5a2(図3)と同じ部分を切欠部5a18として切り欠き、切欠部5c8(図9)と同じ部分を切欠部5c18として切り欠き、切欠部5h15(図16)と同じ部分を切欠部5h18として切り欠いたものである。ピース118には6つのスリット4LRD18、4’LRU18、4’UDL18、4’LRD18、及び4’DUL18が設けられている。スリット4LRD18の位置及び寸法はスリット4LRD1のものと同じである。スリット4’LRU18、4’UDL18、4’LRD18、及び4’DUL18の位置及び寸法はスリット4’LRU2(図3)、4’UDL15(図16)、4’LRD15(図16)、及び4’DUL15(図16)のものと同じである。
d1.ピース119〜124
図20は、ピース119を示す図である。図21は、ピース120を示す図である。図22は、ピース121を示す図である。図23は、ピース122を示す図である。図24は、ピース1123を示す図である。図25は、ピース124を示す図である。
図20において、ピース119は、ピース11と同寸法の直方体における切欠部5b3(図4)、切欠部5c8(図9)、切欠部5e4(図5)、切欠部5f9(図10)を繋げたものと同じ部分を切欠部5bcef4として切り欠いたものである。ピース119には4つのスリット4DUL19、4LRU19、4’UDR19、及び4’RLD19が設けられている。スリット4DUL19、4LRU19の位置及び寸法はスリット4DUL1、4LRU1のものと同じである。スリット4’UDR19、及び4’RLD19の位置及び寸法はスリット4’UDR4(図5)、及び4’RLD4(図5)のものと同じである。
図21において、ピース120は、ピース11と同寸法の直方体における切欠部5b3(図4)、切欠部5c8(図9)、切欠部5f9(図10)を繋げたものと同じ部分を切欠部5bcf20として切り欠き、この直方体における切欠部5g16(図17)と同じ部分を切欠部5g20として切り欠いたものである。ピース120には4つのスリット4’RLU20、4’UDR20、4’DUL20、及び4’LRD20が設けられている。スリット4’RLU20、4’UDR20、4’DUL20、及び4’LRD20の位置及び寸法はスリット4’RLU3(図4)、4’UDR13(図14)、4’DUL15(図16)、及び4’LRD16(図17)のものと同じである。
図22において、ピース121は、ピース11と同寸法の直方体における切欠部5b3(図4)と切欠部5c8(図9)を繋げたものと同じ部分を切欠部5bc21として切り欠き、この直方体における切欠部5g16(図17)と切欠部5h11(図12)を繋げたものと同じ部分を切欠部5gh21をとして切り欠いたものである。ピース121には4つのスリット4LRU21、4RLD21、4’UDL21、及び4’DUR21が設けられている。スリット4LRU21、4RLD21の位置及び寸法はスリット4LRU1、4RLD1のものと同じである。スリット4’UDL21、4’DUR21の位置及び寸法はスリット4’UDL2(図3)、4’DUR10(図22)のものと同じである。
図23において、ピース122は、ピース11と同寸法の直方体における切欠部5bc21(図22)と同じ部分を切欠部5bc22として切り欠き、この直方体における切欠部5h11(図12)と切欠部5i10(図11)を繋げたものと同じ部分を切欠部5hi22として切り欠いたものである。ピース122には4つのスリット4LRD22、4’RLU22、4’UDL22、及び4’DUL22が設けられている。スリット4LRD22の位置及び寸法はスリット4LRD1のものと同じである。スリット4’RLU22、4’UDL22、及び4’DUL22の位置及び寸法はスリット4’RLU3(図4)、4’UDL3(図4)、及び4’DUL15(図16)ものと同じである。
図24において、ピース123は、ピース11と同寸法の直方体における切欠部5bc21(図22)と同じ部分を切欠部5bc23として切り欠き、この直方体における切欠部5g16(図17)と同じ部分を切欠部5g23として切り欠き、この直方体における切欠部5i14(図15)と同じ部分を切欠部5i23として切り欠いたものである。ピース123には4つのスリット4’UDL23、4’RLU23、4’DUL23、及び4’LRD23が設けられている。スリット4’UDL23、4’RLU23、4’DUL23、及び4’LRD23の位置及び寸法はスリット4’UDL4(図5)、4’RLU4(図5)、4’DUL10(図11)及び4’LRD12(図13)のものと同じである。
図25において、ピース124は、ピース11と同寸法の直方体における切欠部5a2(図3)と同じ部分を切欠部5a24として切り欠き、この直方体における切欠部5c8(図9)と同じ部分を切欠部5c24として切り欠き、この直方体における切欠部5g16(図17)と同じ部分を切欠部5g24として切り欠き、この直方体における切欠部5i10(図11)と同じ部分を切欠部5i24として切り欠いたものである。ピース124には4つのスリット4’LRU24、4’UDR24、4’RLD24、及び4’DUL24が設けられている。スリット4’LRU24、4’UDR24、4’RLD24、及び4’DUL24の位置及び寸法はスリット4’LRU2(図3)、4’UDR3(図4)、4’RLD9(図10)、及び4’DUL15(図16)のものと同じである。
以上が、ピース1m(m=1〜24)の構成の詳細である。本実施形態では、ピース1m(m=1〜24)の中のあるピース1mの主面2F及び2Bと別のピース1mの主面2F及び2Bを直交させてそれらのピース1mのスリット4同士を嵌合させる操作を繰り返すことにより立体造形物が形作られるようになっている。図26〜図49は、ピース1m(m=1〜24)の組立例を示す図である。
この組立例におけるピース1m(m=1〜24)の組立の手順を説明すると、まず、ピース11とピース113を両者の主面2F(及び2B)同士が直交する向きにし、ピース11のスリット4RLU1とピース113のスリット4’UDR1を嵌合させる(図26)。
次に、ピース11とピース113を連結した組立体AS1のピース113とピース115を両者の主面2F(及び2B)同士が直交する向きにし、ピース113のスリット4DUL13とピース115のスリット4’LRD15を嵌合させる(図27)。
次に、組立体AS1にピース115を連結した組立体AS2のピース113とピース118を両者の主面2F(及び2B)同士が直交する向きにし、ピース113のスリット4’RLD13とピース118のスリット4’LRD18を嵌合させる(図28)。
次に、組立体AS2にピース118を連結した組立体AS3のピース118とピース114を両者の主面2F(及び2B)同士が直交する向きにし、ピース118のスリット4’LRU13とピース114のスリット4’RLD14を嵌合させる(図29)。
次に、組立体AS3にピース114を連結した組立体AS4のピース114とピース112を両者の主面2F(及び2B)同士が直交する向きにし、ピース114のスリット4’UDL14とピース112のスリット4’LRD12を嵌合させる(図30)。
次に、組立体AS4にピース112を連結した組立体AS5のピース118とピース15を両者の主面2F(及び2B)同士が直交する向きにし、ピース118のスリット4LRD18とピース15のスリット4RLD5を嵌合させる(図31)。
次に、組立体AS5にピース15を連結した組立体AS6のピース15とピース116を両者の主面2F(及び2B)同士が直交する向きにし、ピース15のスリット4’LRU5とピース116のスリット4RLU16を嵌合させる(図32)。
次に、組立体AS6にピース116を連結した組立体AS7のピース15とピース16を両者の主面2F(及び2B)同士が直交する向きにし、ピース15のスリット4DUL5とピース16のスリット4’LRU6を嵌合させる(図33)。
次に、組立体AS7にピース16を連結した組立体AS8のピース15とピース124を両者の主面2F(及び2B)同士が直交する向きにし、ピース15のスリット4LRD5とピース124のスリット4’LRU24を嵌合させる(図34)。
次に、組立体AS8にピース124を連結した組立体AS9のピース124とピース12を両者の主面2F(及び2B)同士が直交する向きにし、ピース124のスリット4’RLD24とピース12のスリット4UDR2を嵌合させる(図35)。
次に、組立体AS9にピース12を連結した組立体AS10のピース12とピース18を両者の主面2F(及び2B)同士が直交する向きにし、ピース12のスリット4’LRU2とピース18のスリット4DUR8を嵌合させる(図36)。
次に、組立体AS10にピース18を連結した組立体AS11のピース18とピース122を両者の主面2F(及び2B)同士が直交する向きにし、ピース18のスリット4’LRU8とピース122のスリット4’UDR22を嵌合させる(図37)。
次に、組立体AS11にピース122を連結した組立体AS12のピース122とピース110を両者の主面2F(及び2B)同士が直交する向きにし、ピース122のスリット4’DUL22とピース110のスリット4’RLD10を嵌合させる(図38)。
次に、組立体AS12にピース110を連結した組立体AS13のピース110とピース19を両者の主面2F(及び2B)同士が直交する向きにし、ピース110のスリット4’UDL10とピース19のスリット4LRD9を嵌合させる(図39)。
次に、組立体AS13にピース19を連結した組立体AS14のピース19とピース123を両者の主面2F(及び2B)同士が直交する向きにし、ピース19のスリット4UDR9とピース123のスリット4’RLU23を嵌合させる(図40)。
次に、組立体AS14にピース123を連結した組立体AS15のピース123とピース117を両者の主面2F(及び2B)同士が直交する向きにし、ピース123のスリット4’LRD23とピース117のスリット4’LRU17を嵌合させる(図41)。
次に、組立体AS15にピース117を連結した組立体AS16のピース117とピース14を両者の主面2F(及び2B)同士が直交する向きにし、ピース117のスリット4LRD17とピース14のスリット4RLD4を嵌合させる(図42)。
次に、組立体AS16にピース14を連結した組立体AS17のピース117とピース13を両者の主面2F(及び2B)同士が直交する向きにし、ピース117のスリット4DUL17とピース13のスリット4’UDL3を嵌合させる(図43)。
次に、組立体AS17にピース13を連結した組立体AS18のピース14とピース119を両者の主面2F(及び2B)同士が直交する向きにし、ピース14のスリット4DUL4とピース119のスリット4’RLD19を嵌合させる(図44)。
次に、組立体AS18にピース119を連結した組立体AS19のピース14とピース121を両者の主面2F(及び2B)同士が直交する向きにし、ピース14のスリット4LRU4とピース121のスリット4LRU21を嵌合させる(図45)。
次に、組立体AS19にピース17を連結した組立体AS20のピース119とピース17を両者の主面2F(及び2B)同士が直交する向きにし、ピース119のスリット4LRU19とピース17のスリット4’LRU7を嵌合させる(図46)。
次に、組立体AS20にピース17を連結した組立体AS21のピース17とピース120を両者の主面2F(及び2B)同士が直交する向きにし、ピース17のスリット4RLD7とピース120のスリット4’UDR20を嵌合させる(図47)。
次に、組立体AS21にピース120を連結した組立体AS22のピース121とピース111を両者の主面2F(及び2B)同士が直交する向きにし、ピース121のスリット4’DUR21とピース111のスリット4’DUR11を嵌合させる(図48)。
以上の手順により24個のピース1mを組み合わせることにより、Nの字のような形状の造形物である組立体SA23が完成する(図49)。
以上が、本実施形態の構成の詳細である。本実施形態によると、次の効果が得られる。
第1に、本実施形態における知育玩具は、4辺を所定の長さLとする正方形を厚み方向に対向する両主面2F及び2Bとする直方体における主面2F及び2Bを9分割した9区画のうち1区画乃至4区画を切り欠いた形状を有する24種類のピース1m(m=1〜24)からなる。そして、これら24種類のピースmの各々の周面及び切り欠き内は各々の両主面2F及び2Bの4辺の何れかと並行な方向に延在するスリットが設けられている。本実施形態では、このような相異なる形状を持った24種類のピース1m(m=1〜24)を組み合わせることにより、単一の形状の複数個のピースを積上げたり組み合わせる造形では実現不可能であった多様で複雑な立体的且つ空間的な造形を実現することができる。また、本実施形態におけるピース1mのスリットの嵌合のさせ方は、図50のように、水平方向のピース1m→垂直方向のピース1m→水平方向のピース1mと向きを交互に変えながらピース1mを接続していくものにしてもよいし、図51のように、一つのピース1m(図51の例ではピース12)を中心として、その周囲に分岐、拡散していくように別のピース1mを接続していくものにしてもよいし、図52に示すように、複数のピース1mを全て垂直方向に向けて接続していくものにしてもよく、接続の自由度が極めて高い。従って、本実施形態によると、子供の創造力を効果的に育成することができる。
第2に、本実施形態では、24種類のピース1m(m=1〜24)の一つ一つは、主面2F及び2Bを正方形とする直方体を基本形状とし、この直方体における主面2F及び2Bを9分割した9区分のいずれかを切り欠いたものからなる。ここで、正方形は、円や三角形などの他の幾何学的形状よりも具体的なイメージを投影し難い。これは、裏を返せば、正方形が様々なイメージを投影し易い形状であることを意味する。また、身近な自然や社会での具体的事物を抽象的なピース1mに投影し、それらを組み合わせることによって事象を再現することは、美学的な創造力と同時に、抽象と具象という思考力の育成につながる。本実施形態では、24個のピース1mの主面2F及び2Bは正方形かこれを切り欠いた形になっているため、子供は、知育玩具を使った工作において創造力を発揮し易くなる。また、正方形を基本とし、それらを9分割した一部を切り欠くことで生まれた一連の形からなっているため、こうした原理に基づいたピース1mの形態・大きさ・数・量などを比較・対照・類比・分類するなどの活動によって、基本的思考力の形成が可能である。
第3に、本実施形態では、ピース1mのスリットの形状はすべて同じになっており、「このピース1mのスリットはこのピース1mのスリットに嵌める」といった組立の制約が一切ない。このため、子供は、知育玩具を使った工作の度に、どのような形が最終的な完成形となるかについての具体的なイメージがないままピース1mの組立を始め、幾つかのピース1mを組み合わせた組立体ASができた時点でそれに完成形の具体的なイメージを投影し、イメージが形となるように工作を続ける、といった体験をすることができる。たとえば、前掲の図26〜図49の組み立て例は、最終的にはN字状の造形物になったが、最初からこの形状になることをイメージして組み立てを始めるわけでなく、ピース1mを一つ加える度に様々な組み合わせの可能性を探りかつ発見しながら工作を続けた結果として、N字のイメージを投影できるような造形物が出来上がるのである。これは、あらかじめ完成形が用意され、それに対して唯一の答えを求めることの対極にある行為であり、子供における拡散思考(既値の情報から様々に考えを拡散・拡張させ、新たな物を生み出していく思考)の育成に極めて有効な行為である。ここで、この拡散思考については、非特許文献1を参照されたい。また、本実施形態では、同じピース1mの組み合わせでありながら、作る度に、さまざまな完成形に至ることができる。これらの遊びを通して、さまざまな可能性を想定したものの見方と考え方を育成することができる。このため、本実施形態によると、子供の物事を拡張して考える力を効果的に育成することができる。
第4に、本実施形態では、複数種類の板状のピース1mの中のあるピース1mの主面2F及び2Bと別のピース1mの主面2F及び2Bを直交させてそれらのピース1mのスリット同士を嵌合させる操作を繰り返すことにより立体的かつ空間的な造形物が形作られるようになっている。このため、本実施形態では、ピース1mを組み立てた造形物の中に主面2F及び2Bに囲まれた直方体状の空間ができる。ここでは、従来の積木やブロックでは把握できない立体の内部空間の構成も把握できる。こうした組み立てを通して、また完成した造形物の内外を観察することを通して、物体の位置・方向・姿勢・大きさ・形状・間隔など、物体が三次元空間に占めている状態や関係を把握、認識する空間認識能力の育成にもつながる。つまり、「そのものがどのようにつくられているか」という「ものの仕組み」について、遊びを通して把握することができる。このような内部に空間を有する立体造形物の創作は、物事を単一の視点でなく様々な視点から把握する能力や、物事を論理的に考える能力の育成に役立つとされている。従って、本実施形態によると、知育玩具を使った工作を通じて、物事を多角的、他視点的に捉える能力や論理的に捉える能力を効果的に育成することができる。
第5に、本実施形態では、ピース1m(m=1〜24)のスリットの幅とピース1m(m=1〜24)の厚みが同じになっている。このため、造形物における2つのピース1mをスリットにより接続した場合において、2つのピース1mをしっかりと連結させることができる。
第6に、本実施形態では、ピース1m(m=1〜24)のスリットは、ピース11の主面2F及び2Bを9分割した9区画の一辺の半分の長さになっている。このため、造形物における2つのピース1mを前掲の図50、図51、図51のどのやり方で接続したとしても、接続された2つのピース1mの周面が面一になる。このため、スリットの長さをより長くしたものや短くしたものに比べて組み立てが容易になる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、かかる実施形態に以下の変形を加えてもよい。
(1)上記実施形態において、スリットの底の部分に半円状の窪みを設けてもよい。
(2)上記実施形態におおけるピース1mの素材は、木でもよいし樹脂でもよい。
(3)上記実施形態では、知育玩具におけるピース1mの種類は24種類であった。しかし、ピース1mの種類を24種類よりも少なくしてもよい。
(4)上記実施形態におけるスリットの長さはピース1mの主面2F及び2Bの1辺の6/20であった。しかし、スリットの長さをピース1mの主面2F及び2Bの1辺の6/20より長くしてもよいし短くしてもよい。