JP3089317U - 知的積木及びこれを用いるゲーム装置 - Google Patents

知的積木及びこれを用いるゲーム装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 積木の積み方や積木ゲームをより多様化す
る。 【解決手段】 知的積木100は3つ乃至6つの積木基
本体で形成される17種類の異なる積木ユニット1〜1
7により構成される。また、この積木を用いるゲーム装
置として、ゲーム台が、ベースと、ベース上の両端に立
設されたサイドプレートと、ベース上の各サイドプレー
ト間に積木ユニットが嵌合可能に立設された複数の柵バ
ーと、これらサイドプレートと柵バーとにより仕切られ
た空間上に開口を有する上面プレートとにより形成され
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、知的積木及びこれを用いるゲーム装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、複数の積木を組み合わせて積木の造形を行う知的積木が知られてい る。本願考案者においても、本願出願前に既に複数の知的積木を開発しており、 その一部が台湾公布第285070号「平面配列的組み合わせから三種類の立体 的積層状態に変換可能のボール型積木」や台湾公布第545552号「複数組み 合わせ状態に変換可能の積層積木」に開示されている。これらの発明は、19個 や12個又は9個の形の異なる積木が平面的または立体的に配列可能で、さらに ボードや箱の形に合わせてオリジナルの造形に組み立てられるように構成されて いる。従来の積木のような平面的なゲームという概念を覆すものになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の知的積木では、積木の積み方や積木ゲームのバリエーシ ョンに乏しく、また積木の組み合わせ方にも趣向性を欠き、ユーザーに挑戦的意 思を喚起することができない。 本考案はこのような従来の問題を解決し、積木の積み方や積木ゲームをより多 様化し、併せてユーザーに挑戦的意思を喚起することのできる知的積木及びこれ を用いるゲーム装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の知的積木は、3つ乃至6つの所定形状の 積木基本体で形成される17種類の異なる積木ユニットを備え、第1の積木ユニ ットは4つの積木基本体からなり、第1乃至第3の積木基本体が一列に連接され るとともに、その一端の積木基本体の直角方向に第4の積木基本体が連接されて 形成され、第2の積木ユニットは5つの積木基本体からなり、第1乃至第3の積 木基本体が一列に連接されるとともに、その一端及び中間の各積木基本体の同一 の直角方向に第4、第5の積木基本体が連接されて形成され、第3の積木ユニッ トは5つの積木基本体からなり、第1乃至第4の積木基本体が一列に連接される とともに、その一端の積木基本体の直角方向に第5の積木基本体が連接されて形 成され、第4の積木ユニットは5つの積木基本体からなり、第1乃至第4の積木 基本体が一列に連接されるとともに、その中間のいずれか一方の積木基本体の直 角方向に第5の積木基本体が連接されて形成され、第5の積木ユニットは5つの 積木基本体からなり、第1乃至第3の積木基本体が一列に連接され、その一端の 積木基本体の直角方向に隣接して第1乃至第3の積木基本体と平行に且つ第1乃 至第3の積木基本体から離れる方向に第4、第5の積木基本体が連接されて形成 され、第6の積木ユニットは3つの積木基本体からなり、第1、第2の積木基本 体が連接されるとともに、その一方の積木基本体の直角方向に第3の積木基本体 が連接されて形成され、第7の積木ユニットは5つの積木基本体からなり、第1 乃至第3の積木基本体が一列に連接されるとともに、その一端の積木基本体の直 角方向に第4、第5の積木基本体が連接されて形成され、第8の積木ユニットは 5つの積木基本体からなり、第1、第2の積木基本体が連接され、第1、第2の 積木基本体のいずれか一方の積木基本体の直角方向に隣接して第1、第2の積木 基本体と平行に且つ第1、第2の積木基本体から離れる方向に第3、第4の積木 基本体が連接されるとともに、第1、第2の積木基本体のいずれか他方の積木基 本体の、前記一方の積木基本体の直角方向とは反対の直角方向に第5の積木基本 体が連接されて形成され、第9の積木ユニットは5つの積木基本体からなり、第 1乃至第3の積木基本体が一列に連接されるとともに、その両端の積木基本体の 同一の直角方向に第4、第5の積木基本体が連接されて形成され、第10の積木 ユニットは4つの積木基本体からなり、第1、第2の積木基本体が連接され、第 1、第2の積木基本体のいずれか一方の積木基本体の直角方向に隣接して第1、 第2の積木基本体と平行に且つ第1、第2の積木基本体から離れる方向に第3、 第4の積木基本体が連接されて形成され、第11の積木ユニットは4つの積木基 本体からなり、第1乃至第3の積木基本体が一列に連接されるとともに、その中 間の積木基本体の直角方向に第4の積木基本体が連接されて形成され、第12の 積木ユニットは5つの積木基本体からなり、第1乃至第3の積木基本体が一列に 連接されるとともに、その中間の積木基本体に直交して第4、第5の積木基本体 が連接されて形成され、第13の積木ユニットは6つの積木基本体からなり、第 1、第2の積木基本体が連接され、第1、第2の積木基本体のいずれか一方の積 木基本体の直角方向に隣接して第1、第2の積木基本体と平行に且つ第1、第2 の積木基本体から離れる方向に第3、第4の積木基本体が連接されるとともに、 第1、第2の積木基本体のいずれか他方の積木基本体の、前記第1、第2の積木 基本体のいずれか一方の積木基本体の直角方向とは反対の直角方向に隣接して第 1、第2の積木基本体と平行に且つ第1、第2の積木基本体から離れる方向に第 5、第6の積木基本体が連接されて形成され、第14の積木ユニットは6つの積 木基本体からなり、第1乃至第4の積木基本体が一列に連接されるとともに、そ の中間の2つの積木基本体の同一の直角方向に第5、第6の積木基本体が連接さ れて形成され、第15の積木ユニットは6つの積木基本体からなり、第1乃至第 3の積木基本体が一列に連接されるとともに、第1乃至第3の積木基本体のうち 一端及び中間の各積木基本体の同一の直角方向と中間の積木基本体の前記直角方 向とは反対の直角方向に第4乃至第6の積木基本体が連接されて形成され、第1 6の積木ユニットは5つの積木基本体からなり、第1乃至第3の積木基本体が一 列に連接されるとともに、第1乃至第3の積木基本体のうち一端の積木基本体の 直角方向と中間の積木基本体の、前記一端の積木基本体の直角方向とは反対の直 角方向に第4、第5の積木基本体が連接されて形成され、第17の積木ユニット は6つの積木基本体からなり、第1乃至第3の積木基本体が一列に連接され、第 1乃至第3の積木基本体のうち一端の積木基本体の直角方向に第4、第5の積木 基本体が連接されるとともに、第1乃至第3の積木基本体のうち中間の積木基本 体の、前記一端の積木基本体の直角方向と同一の直角方向に第6の積木基本体が 連接されて形成され、これら積木ユニットの組み合わせにより平面的又は立体的 な複数種の所定の造形が形成されるものである。 本考案の知的積木はまた、積木ユニットの各積木基本体が正方形又はボール形 又は多角形のいずれかに形成される。 本考案の知的積木はさらに、積木ユニットの積木基本体の表面に突出部が形成 されるとともに、その突出部の周囲に溝が設けられる。 また、本考案のゲーム装置は、請求項1乃至3の知的積木と、前記知的積木の 組み立てに用いるゲーム台とを備え、前記ゲーム台は、ベースと、ベース上の両 端に立設されたサイドパネルと、ベース上の両サイドパネル間に積木ユニットの 各積木基本体が嵌合可能に同じ間隔で平行に立設された複数の柵バーと、これら サイドパネルおよび柵バーの上に固定され、両サイドパネルと各柵バーとにより 仕切られた空間上に開口を有する上面プレートとにより構成され、上面プレート の開口と各柵バーとをガイドにして各積木ユニットが垂直方向に積み上げられる ものである。 本考案のゲーム装置はまた、上面プレートの一端に開口に向けて押し出し可能 なストッパーを備え、ストッパーにより開口の一部を塞いで一部の積木ユニット が押さえ固定されるとともに、この押さえられた積木ユニットにより他の積み木 ユニットの動きが規制されてその取り出しが制限される。 本考案のゲーム装置はさらに、ゲーム台の片側一方に柵バーを一列に備え、そ の片側他方に壁板を備える。 本考案のゲーム装置はまた、ゲーム台の両側にそれぞれ柵バーの列と壁板とを 柵バーの列同士及び壁板同士が対向しないように交互に備える。 本考案のゲーム装置はさらに、ゲーム台のベースに底面積を拡大したボックス を設置する。 本考案のゲーム装置はさらに、ボックスに少なくとも1つテーブルを備える。 また、本考案のゲーム装置は、請求項1乃至3の知的積木と、前記知的積木の 組み立てに用いるゲーム台とを備え、ゲーム台は、ベースと、ベース上に積木ユ ニットの各積木基本体が嵌合可能に同じ間隔で平行に、全体として四角形の枠状 の配列に立設された複数の柵バーと、これらの柵バー上に固定され、各柵バーに より仕切られた空間上に開口を有する上面プレートとにより構成され、上面プレ ートの開口と各柵バーとをガイドにして、各積木ユニットがゲーム台の中空間を 包囲する状態に積み上げられるものである。 また、本考案のゲーム装置は、請求項1乃至3の知的積木と、前記知的積木の 組み立てに用いるゲーム台とを備え、ゲーム台は三角形のボードからなり、その 上に各積木ユニットの積木基本体が嵌合可能な溝がボードの各辺に沿って7個、 全体で28個相互に隣接して形成され、これらの溝上に積木ユニットが7層に積 み上げられてピラミッド形に形成されるものである。 また、本考案のゲーム装置は、請求項1乃至3の知的積木と、前記知的積木の 組み立てに用いるゲーム台とを備え、ゲーム台は平面のボードからなり、その上 に積木ユニットが配列可能に形成されるとともに、その中央又は適当な位置に少 なくとも1つの積木ユニットの積木基本体を固定可能な固定部品が配置されて、 この固定部品により積木ユニットの方向、角度および位置を固定し、次にその積 木ユニットを中心に他の積木ユニットが次々に敷き詰められて配列されるもので ある。 本考案のゲーム装置はまた、固定部品は2本乃至4本の短い柱からなり、各固 定部品の間に少なくとも1つの積木基本体が嵌合可能な位置決め空間が形成され 、この位置決め空間に積木基本体が嵌め込まれて積木ユニットの方向、角度およ び位置が固定される。 本考案のゲーム装置はさらに、固定部品は断面L字形又は十字形に形成されて いる。 本考案のゲーム装置はまた、固定部品は少なくとも1本の柱からなり、積木ユ ニットの各積木基本体に貫通穴が形成されて、固定部品が少なくとも1つの積木 基本体の貫通穴に挿し込まれて、積木ユニットの方向、角度および位置が固定さ れる 本考案のゲーム装置はさらに、固定部品は断面十字形又はT字形に形成され、 積木基本体の貫通穴は十字形又はT字形に形成される。 本考案のゲーム装置はさらに、ゲーム台上に複数の積木ユニットが配列可能に 窪み又は輪郭線が形成される。 この構成により、17種類の積木ユニットを平面的に組み合わせたり、立体的 に積み上げたりして、多様な造形を作り出すことができる。特に、積木ユニット を空洞的な角柱形やピラミッド形に組み立てることができ、さらにテトリスゲー ムのように積木ユニットを立体的に積むゲームや、積木ユニットを平面のある位 置から積み始めて所定の輪郭内に組み入れる遊びあるいはこれを競い合うゲーム を行うことができるなど、積木の積み方や積木ゲームをより多様化し、併せてユ ーザーに挑戦的意思を喚起することができる。
【0005】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態について図を用いて説明する。 (実施の形態1) 図1乃至図11に本考案の第1の実施の形態を示している。図1において、知 的積木100は17種類の異なる積木ユニット1〜17により構成されている。 これら積木ユニット1〜17は、図2に示すように、正方形(立方体形)の積木 基本体101により形成されている。この実施の形態では、積木基本体101は 、図3に示すように、その表面(6面)に各面よりも小さい矩形状の平板が設け られて突出部102が形成されるとともに、各突出部102の周囲に溝が形成さ れている。このような積木基本体101が3つ乃至6つ後述するような様々な態 様に連接されて17種類の積木ユニット1〜17が形成される。なお、積木基本 体は正方形のものに代えて、ボール形(球形又は円形)又は多面体(多角形又は 多辺形)のものを用いることもできる。ここでは説明の便宜上、正方形の積木基 本体を中心に説明していく。また、17種類の積木ユニットは3次元の配列にも 適用できるため、一部の図に、第1乃至第17の積木ユニットに英文字で符号を 付けて17種類の積木ユニットを判別し易くしている。各積木ユニットの形状は 次の通りである。
【0006】 図1において、第1の積木ユニット(A)1は4つの積木基本体からなり、第 1乃至第3の積木基本体が一列に連接されるとともに、その一端の積木基本体の 直角方向に第4の積木基本体が連接されて形成されている。第2の積木ユニット (B)2は5つの積木基本体からなり、第1乃至第3の積木基本体が一列に連接 されるとともに、その一端及び中間の各積木基本体の同一の直角方向に第4、第 5の積木基本体が連接されて形成されている。第3の積木ユニット(C)3は5 つの積木基本体からなり、第1乃至第4の積木基本体が一列に連接されるととも に、その一端の積木基本体の直角方向に第5の積木基本体が連接されて形成され ている。第4の積木ユニット(D)4は5つの積木基本体からなり、第1乃至第 4の積木基本体が一列に連接されるとともに、その中間のいずれか一方の積木基 本体の直角方向に第5の積木基本体が連接されて形成されている。第5の積木ユ ニット(E)5は5つの積木基本体からなり、第1乃至第3の積木基本体が一列 に連接され、その一端の積木基本体の直角方向に隣接して第1乃至第3の積木基 本体と平行に且つ第1乃至第3の積木基本体から離れる方向に第4、第5の積木 基本体が連接されて形成されている。第6の積木ユニット(F)6は3つの積木 基本体からなり、第1、第2の積木基本体が連接されるとともに、その一方の積 木基本体の直角方向に第3の積木基本体が連接されて形成されている。第7の積 木ユニット(G)7は5つの積木基本体からなり、第1乃至第3の積木基本体が 一列に連接されるとともに、その一端の積木基本体の直角方向に第4、第5の積 木基本体が連接されて形成されている。第8の積木ユニット(H)8は5つの積 木基本体からなり、第1、第2の積木基本体が連接され、第1、第2の積木基本 体のいずれか一方の積木基本体の直角方向に隣接して第1、第2の積木基本体と 平行に且つ第1、第2の積木基本体から離れる方向に第3、第4の積木基本体が 連接されるとともに、第1、第2の積木基本体のいずれか他方の積木基本体の、 前記一方の積木基本体の直角方向とは反対の直角方向に第5の積木基本体が連接 されて形成されている。第9の積木ユニット(I)9は5つの積木基本体からな り、第1乃至第3の積木基本体が一列に連接されるとともに、その両端の積木基 本体の同一の直角方向に第4、第5の積木基本体が連接されて形成されている。 第10の積木ユニット(J)10は4つの積木基本体からなり、第1、第2の積 木基本体が連接され、第1、第2の積木基本体のいずれか一方の積木基本体の直 角方向に隣接して第1、第2の積木基本体と平行に且つ第1、第2の積木基本体 から離れる方向に第3、第4の積木基本体が連接されて形成されている。第11 の積木ユニット(K)11は4つの積木基本体からなり、第1乃至第3の積木基 本体が一列に連接されるとともに、その中間の積木基本体の直角方向に第4の積 木基本体が連接されて形成されている。第12の積木ユニット(L)12は5つ の積木基本体からなり、第1乃至第3の積木基本体が一列に連接されるとともに 、その中間の積木基本体に直交して第4、第5の積木基本体が連接されて形成さ れている。第13の積木ユニット(M)13は6つの積木基本体からなり、第1 、第2の積木基本体が連接され、第1、第2の積木基本体のいずれか一方の積木 基本体の直角方向に隣接して第1、第2の積木基本体と平行に且つ第1、第2の 積木基本体から離れる方向に第3、第4の積木基本体が連接されるとともに、第 1、第2の積木基本体のいずれか他方の積木基本体の、前記第1、第2の積木基 本体のいずれか一方の積木基本体の直角方向とは反対の直角方向に隣接して第1 、第2の積木基本体と平行に且つ第1、第2の積木基本体から離れる方向に第5 、第6の積木基本体が連接されて形成されている。第14の積木ユニット(N) 14は6つの積木基本体からなり、第1乃至第4の積木基本体が一列に連接され るとともに、その中間の2つの積木基本体の同一の直角方向に第5、第6の積木 基本体が連接されて形成されている。第15の積木ユニット(О)15は6つの 積木基本体からなり、第1乃至第3の積木基本体が一列に連接されるとともに、 第1乃至第3の積木基本体のうち一端及び中間の各積木基本体の同一の直角方向 と中間の積木基本体の前記直角方向とは反対の直角方向に第4乃至第6の積木基 本体が連接されて形成されている。第16の積木ユニット(P)16は5つの積 木基本体からなり、第1乃至第3の積木基本体が一列に連接されるとともに、第 1乃至第3の積木基本体のうち一端の積木基本体の直角方向と中間の積木基本体 の、前記一端の積木基本体の直角方向とは反対の直角方向に第4、第5の積木基 本体が連接されて形成されている。第17の積木ユニット(Y)17は6つの積 木基本体からなり、第1乃至第3の積木基本体が一列に連接され、第1乃至第3 の積木基本体のうち一端の積木基本体の直角方向に第4、第5の積木基本体が連 接されるとともに、第1乃至第3の積木基本体のうち中間の積木基本体の、前記 一端の積木基本体の直角方向と同一の直角方向に第6の積木基本体が連接されて 形成されている。なお、これらの積木ユニット1〜17は合計84個の積木基本 体で形成されている。
【0007】 これら17種類の積木ユニット1〜17は平面的に組み合わせられることによ り、また立体的に積み上げられることにより、所定の造形が形成される。図4及 び図5に17種類の積木ユニット1〜17で形成した2種類の平面的造形を例示 している。第1〜第17の積木ユニットを図4に示すように組み合わせることに より、積木基本体の12×7の平面配列の造形を形成することができる。第1〜 第17の積木ユニット1〜17を図5に示すように組み合わせることにより、積 木基本体の14×6の平面配列の造形を形成することができる。なお、上記組み 合わせの例に限らず、他の配列造形も可能であり、さらに、タングラムゲームと 同様に、動物や文字、図案など様々な造形を組み立てることもできる。
【0008】 図6に17種類の積木ユニットの立体的造形を例示している。第1〜第17の 積木ユニット1〜17を図6に示すように積み上げることにより、積木基本体を 3×4×7に配列して角柱形の立体的造形を形成することができる。この場合、 この角柱の各層5A、5B、5Cに、図7に示すような17種類の積木ユニット 1〜17(84個の積木基本体)の配置構成を採っている。なお、上記の造形に 限らず、積木基本体の2×2×21又は2×6×7の配列の立体的造形に積み上 げることもできる。
【0009】 さらに、図8に17種類の積木ユニットの立体的造形を例示している。第1〜 第17の積木ユニット1〜17を図8に示すように積み上げることにより、中空 の角柱形の立体的造形を形成することができる。この造形の各面は積木基本体が 4×7の配列になっていて、各面7A、7B、7C、7Dに図9に示すような1 7種類の積木ユニット1〜17の配置構成が採られている。なお、隣り合う二面 の接合部は共通の積木ユニットになっていて、その部分が図9に繰り返し現わさ れている(これらの積木ユニットの位置が仮想ラインで示されている。)。
【0010】 さらに、図10に17種類の積木ユニットの立体的造形を例示している。17 種類の積木ユニット1〜17を図10に示すように積み上げることにより、図8 とは異なる囲いまたはお城のような中空の角柱形の立体的造形を形成することが できる。この造形の各面は積木基本体が8×3の配列になっていて、各面9A、 9B、9C、9Dに図11に示すような17種類の積木ユニット1〜17の配置 構成が採られている。なお、隣り合う二面の接合部は共通の積木ユニットになっ ていて、その部分が図11に繰り返し現わされている(これらの積木ユニットの 位置が仮想ラインで示されている。)。
【0011】 (実施の形態2) 図12乃至図16に本考案の第2の実施の形態を示している。この実施の形態 では、第1の実施の形態の知的積木と組み合わせて新たな知的ゲームを作リ出す ゲーム装置を構成するゲーム台を例示している。図12において、ゲーム台20 は、ベース21と、ベース21上の両端に立設された2枚のサイドプレート26 と、ベース21上の両端のサイドプレート26間に、積木ユニットの各積木基本 体が嵌合可能に、2列並列にして同じ間隔でかつ平行に立設された複数の柵バー 22と、これらサイドプレート26と柵バー22上に固定され、両サイドプレー ト26と各柵バー22とにより仕切られた空間に連通する開口231を有する上 面プレート23とにより構成され、図13に示すように、上面プレート23の開 口231と二列の相対する各柵バー22とをガイド24にして第1〜第17の積 木ユニット1〜17が積み重ねられるようになっている。
【0012】 図14に知的積木とゲーム台とを併用した積木ゲームを例示している。このゲ ームでは、ゲーム台20を立てて、17種類の積木ユニットをすべてゲーム台2 0のガイド24に沿って滑り込ませ、ゲーム台20上に積み上げていく。この場 合、図15に示すように、積木ユニットの各積木基本体101に形成された溝1 03のうち縦向きの溝103に各列の柵バー22が嵌まり込み、積木ユニットは 各列の相対する柵バー22により水平方向の動きを制限されて各列の柵バー22 に沿って垂直に下降し、ゲーム台20の定位置に積み重ねられていく。このよう にゲーム台20の柵バー22の固定効果により、17種類の積木ユニットはガイ ド24に沿って確実に組み合わせられ、積木ユニットを垂直方向に積み上げてい くことができ、テトリスゲームと同様な遊びを行うことができる。積木ユニット を積み上げている間、積木ユニットが誤って崩れることがないことは勿論である 。また、各積木ユニットの各面に設けられている突出部102を指で押し上げる ことにより、積木ユニットを簡単にガイド24から取り出すことができる。この 突出部102が無いと、積木ユニットの取り出しは難しい。また、積木ユニット の積木基本体101の形を他のものに変えた場合、柵バーも同じく形を変更する 必要がある。例えば、図16に示すように、ボール形の積木基本体101’に変 更した場合、上記の柵バー22’の断面を円錐形に変えることにより、ボール形 の積木基本体の溝103’と柵バー22’との間に最適な固定(水位方向の固定 )および滑り効果が得られる。なお、知的ゲームとして既存のテトリスゲームに は、積木ユニットの「溝」やゲーム台の「柵バー」により積木ユニットを垂直方 向の定位置に滑り込ませる原理を利用して積木ユニットを積み上げるものはない。
【0013】 (実施の形態3) 図17及び図18に本考案の第3の実施の形態を示している。この実施の形態 においてもゲーム台を例示している。図17において、ゲーム台20は第2の実 施の形態の一部を変更したもので、柵バー22がベース21の片側一方に1列に 設置され、ベース21の片側他方に壁板25が設置されている。このようにして も、図18に示すように、積木ユニットを上面プレート23の開口231と片側 一方の柵バー22をガイド24にして片側一方の柵バー22に沿って積み上げる ことができる。この場合、壁板25が遊び相手の視線を遮り、自分の積み上げ状 態を相手に知らせないようにできる利点がある。
【0014】 (実施の形態4) 図19及び図20に本考案の第4の実施の形態を示している。この実施の形態 においてもゲーム台を例示している。図19及び図20において、ゲーム台20 は第2の実施の形態の一部を変更したもので、2列の柵バー22の2分の1の範 囲が壁板25に変えられていて、また各列の柵バー22同士と各壁板25同士が 相互に対向しないように交互に設置されている。このようにすることにより、二 人のプレーヤーが向かい合うように座り、壁板25で互いに相手方の視線を遮り 、相手方に積木ユニットの積み上げ状況を見えない状態にして、二人のプレーヤ ー間でゲーム台に積木ユニットを早く積み上げることを競い合うゲームを提供す ることができる。なお、壁板25は固定でもよく、取り外し可能にしてもよい。 壁板を取り外し可能にした場合は、壁板25の替わりに、板式の取り外し可能な 柵バー22を使用することができる。
【0015】 (実施の形態5) 図21乃至図25に本考案の第5の実施の形態を示している。この実施の形態 においてもゲーム台を例示している。図21において、ゲーム台20は第2の実 施の形態の一部を変更したもので、ゲーム台20の上面プレート23の一端にス トッパーガイド272が溝形に形成され、このストッパーガイド272に板状の ストッパー271が開口231側へ突出可能に設けられている。図22に示すよ うに、指でストッパー271が開口231に向けて押し出されることにより、上 面プレート23の開口231の一端側(図22では右側端)が塞がれて、開口2 31から一部の積木ユニットが取り出せなくなるように固定される。図23から 明らかなように、上面プレート23上のストッパー271が右から押し出される と、例えば第7の積木ユニット7がストッパー271に押さえ固定されてその動 きが規制され(つまり開口231から取り出せなくなり)、この第7の積木ユニ ット7に係合固定されたゲーム台20上方の積木ユニット16とともに積木ユニ ット5、3が動きを規制されて固定される。さらにこのようにして固定された積 木ユニット7、16、5、3によりゲーム台20の右下に積み上げられている積 木ユニットがすべて固定される。すなわち、ゲーム台の右半分に積み上げられて いる積木ユニットはすべて固定され、その取り出しが制限される。ただし、左半 分に積み上げられている積木ユニットはストッパー271に固定されず、ゲーム 台20から自由に取り出すことができる。図24に示すように、ゲーム台20が 上下反転されると、右半分にある積木ユニット3、5、6、7、10、11、1 2、16、17はストッパー271により固定されているため開口231から落 ちることがなく、左半分にある積木ユニット1、2、4、8、9、13、14、 15は固定されていないため、すべて開口231から落とされることになる。つ まり、ストッパー271により、ゲーム台20の左サイドのみをゲームに供する ことができる。このようにすると17種類の積木ユニットから8種類の積木ユニ ットに減じられ、17種類の積木ユニットの場合に比べて、ゲームの難易度は大 幅に緩和されるので、幼い子供も楽しむことができる。また、上記ストッパー2 71で取り出しを制限する積木ユニットの数量を1/2、1/3あるいは2/3 に設定することもできる。例えば、図25に示すように積木ユニットが積み上げ られると、ストッパー271で3分の1の積木ユニット(X2の部分)が固定され 、残りの3分の2の積木ユニット(X1の部分)を自由に積み上げることができる。
【0016】 (実施の形態6) 図26及び図27に本考案の第6の実施の形態を示している。この実施の形態 においてもゲーム台を例示している。図26において、ゲーム台20は第2の実 施の形態の一部を変更したもので、ゲーム台20の底にベース21の面積よりも 大きいボックス30が増設されている。このようにすることにより、ゲーム台2 0の底面積が増大されてゲーム台20が安定すると同時に、ボックス30の一端 にテーブル40を設置することができる。さらに、テーブル40の上に、他のテ ーブル41を重ねて設置することができる。図27に示すように、テーブル40 に三角ゲームボード70(実施の形態8参照)を置いたり、テーブル41に平面 ゲームボード80(実施の形態9、10参照)やマニュアルなどを置いたりする ことができる。
【0017】 (実施の形態7) 図28に本考案の第7の実施の形態を示している。この実施の形態においても ゲーム台を例示している。図28において、ゲーム台20は第2の実施の形態を 全体的に変更したもので、ベース21、柵バー22、上面プレート23により全 体が比較的低く構成され、ベース21上中央の四角形の空間(中空間)を囲んだ 形に組み立てられて、開口231、柵バー22が枠状に形成されている。このよ うにしてガイド24が中庭を囲うように枠状に形成されているので、図10に示 した積木ユニットのお城のような造形を持つ立体的な積み上げを、このゲーム台 20でも行なうことができる。但し、このゲーム台20を用いた場合、ゲームの 難易度は、積木ユニット1〜17だけで行なう場合よりも高くなる。
【0018】 (実施の形態8) 図29乃至図31に本考案の第8の実施の形態を示している。この実施の形態 では、第1の実施の形態の知的積木と組み合わせて新たな知的ゲームを作リ出す ゲーム装置を構成する三角ゲームボードを例示している。図29において、三角 ゲームボード70は平面形状が正三角形で、その上に積木ユニットの各積木基本 体101が嵌合可能な円錐形溝71がボードの各辺に沿って7個、全体で28個 、相互に隣接して形成されていて、これら円錐形溝71により、各積木ユニット の積木基本体101が斜めの向きで固定され、各積木ユニットが斜めに積み上げ られて、図30に示すような三角形のピラミッドを形成できるように構成されて いる。このピラミッドは、合計7層(25A)〜(25G)で形成されていて、 これらの層(25A)〜(25G)が、図31に示すように、17種類の積木ユ ニット1〜17で積み上げることができるようになっている。 なお、積木ユニット1〜17の積木基本体101をボール形あるいは多角形に する場合、三角ゲームボード70上面の円錐形溝71を円弧形あるいは多角形の 溝に変更する必要がある。円弧形又は多角形の溝と円錐形の溝は形のみが異なる だけであるものの、人間の視覚解析能力により、円錐形の溝の方がゲームの難易 度が高くなる。
【0019】 (実施の形態9) 図32乃至図34に本考案の第9の実施の形態を示している。この実施の形態 では、第1の実施の形態の知的積木と組み合わせて新たな知的ゲームを作リ出す ゲーム装置を構成する平面ゲームボードを例示している。図32において、平面 ゲームボード80はその上に窪み81が形成され、この窪み81に84個の積木 基本体で構成された17種類の積木ユニットを敷き詰めることができるようにな っている。なお、この窪み81に代えて輪郭線で積木ユニットの配列範囲を示す こともできる。この窪み81の外形はジグザグ状に形成されていて、窪み81の 中央あるいは適当な位置に2本乃至4本の固定部品82が配置されている。これ らの固定部品82は断面がL字形あるいは十字形の短い柱で、これらの固定部品 82が窪み81の所定の位置に立てられている。これらの固定部品82の形に積 木ユニットの溝103を合せて、これら固定部品82に囲まれた空間に1つだけ 積木基本体が嵌め込まれるようになっている。このようにしてこの空間を位置決 め空間として用い、図33、図34に示すように、17種類の積木ユニットのい ずれかの積木基本体を嵌め込むと、その最初に嵌め込んだ積木ユニットの方向、 角度および位置が固定され、次に、最初の積木ユニットに続いて次々に他の積木 ユニットを窪み81に嵌め込み、窪み81に敷き詰めていくゲームを行うことが できる。この場合、例えば第9の積木ユニット9を構成する5つの積木基本体1 01のいずれを位置決め空間に嵌め込むかで、その後に嵌め込む積木ユニットの 配列模様が異なることになる。すなわち、第9の積木ユニット9を構成する5つ の積木基本体101のいずれかを位置決め空間に嵌め込む際に、4つの異なる方 向および角度から行なうことが可能で、且つ上下を反転して嵌め込むことができ るため、5×4×2=40種類の固定方式がある。つまり、第9の積木ユニット 9の嵌め込み方によって、40種類の平面配列があることになる。この手法と同 様に、その他の形が異なる16種類の積木ユニットのいずれかの積木基本体を位 置決め空間に嵌め込んで、完全に異なる複数の平面配列ができ、17種類の積木 ユニットの組み合わせにより、無限に変化する平面配列を作り出すことができる 。なお、ここでは固定部品81で1つの積木基本体101を制限する場合につい て説明しているが、固定部品81を変更して2つ又は3つ又はそれ以上の積木基 本体101を制限するようにすることもできる。
【0020】 (実施の形態10) 図35乃至図37に本考案の第10の実施の形態を示している。この実施の形 態においても平面ゲームボードを例示している。図35において、平面ゲームボ ード80は第9の実施の形態の一部を変更したもので、窪み81には少なくとも 1本の固定部品83が配置されている。この固定部品83は断面がT字形あるい は十字形の柱で、積木ユニットの各積木基本体にはT字形又は十字形の穴104 が形成されている。この固定部品83を積木基本体の穴104に通すことにより 、固定部品83に積木基本体を固定することができる。例えば、図36に示すよ うに、固定部品83を第9の積木ユニット9の積木基本体に形成されている十字 形の穴104に差し込むと、図37に示すように、その積木ユニット9の方向、 角度および位置が固定され、他の16種類の積木ユニットを窪み81に敷き詰め るゲームを行なうことができる。この平面ゲームボード80と17種類の積木ユ ニットを合わせることで、無限に変化するゲームを提供することができる。
【0021】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、3つ乃至6つの積木基本体で構成され た17種類の積木ユニットを平面的に組み合わせることにより、また立体的に組 み合わせることにより、バリエーションに富む種々の造形を形成することができ る。これらの積木ユニットにさらに、ゲーム台(直立した枠パネルなど)を併用 することにより、テトリスゲーム的な立体的積木ゲームを行うことができ、三角 形ゲームボードを併用することにより、ピラミッドを作る積木ゲームを行うこと ができ、平面的ゲームボードを併用することにより、積木をスタート位置から敷 き詰めていくことを競い合うゲームを行うこができるなど、積木の積み方や積木 ゲームをより多様化し、併せてユーザーに挑戦的意思を喚起することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施の形態として例示する知的
積木の17種類の積木ユニットの構成を示す正面図
【図2】同積木ユニットの積木基本体の基本形状を示す
斜視図
【図3】同積木ユニットを構成する積木基本体の形状を
示す斜視図
【図4】同積木ユニットの組み合わせにより形成された
平面造形の第1の例を示す平面図
【図5】同積木ユニットの組み合わせにより形成された
平面造形の第2の例を示す平面図
【図6】同積木ユニットの組み合わせにより形成された
立体造形の第1の例を示す斜視図
【図7】(5A)図6の立体造形の層5Aの断面図 (5B)図6の立体造形の層5Bの断面図 (5C)図6の立体造形の層5Cの断面図
【図8】同積木ユニットの組み合わせにより形成された
立体造形の第2の例を示す斜視図
【図9】(7A)図8の立体造形の層7Aの断面図 (7B)図8の立体造形の層7Bの断面図 (7C)図8の立体造形の層7Cの断面図 (7D)図8の立体造形の層7Dの断面図
【図10】同積木ユニットの組み合わせにより形成され
た立体造形の第3の例を示す斜視図
【図11】(9A)図10の立体造形の層9Aの断面図 (9B)図10の立体造形の層9Bの断面図 (9C)図10の立体造形の層9Cの断面図 (9D)図10の立体造形の層9Dの断面図
【図12】本考案の第2の実施の形態として例示するゲ
ーム台の斜視図
【図13】同ゲーム台の平面図
【図14】同ゲーム台の使用例を示す斜視図
【図15】同ゲーム台に積み上げられる積木ユニットの
状態を示す平面図
【図16】同ゲーム台に積み上げられる別の積木ユニッ
トの状態を示す平面図
【図17】本考案の第3の実施の形態として例示するゲ
ーム台の斜視図
【図18】図ゲーム台の平面図
【図19】本考案の第4の実施の形態として例示するゲ
ーム台の斜視図
【図20】同ゲーム台の平面図
【図21】本考案の第5の実施の形態として例示するゲ
ーム台の斜視図
【図22】同ゲーム台の使用例を示す斜視図
【図23】同ゲーム台の使用例を示す正面図
【図24】同ゲーム台の使用例を示す正面図
【図25】同ゲーム台の使用例を示す正面図
【図26】本考案の第6の実施の形態として例示するゲ
ーム台の斜視図
【図27】同ゲーム台に備えた付属部品の斜視図
【図28】本考案の第7の実施の形態として例示するゲ
ーム台の斜視図
【図29】本考案の第8の実施の形態として例示する三
角ゲームボードの斜視図
【図30】同三角ゲームボードの使用例を示す斜視図
【図31】(25A)図30の立体造形の層25Aの断
面図 (25B)図30の立体造形の層25Bの断面図 (25C)図30の立体造形の層25Cの断面図 (25D)図30の立体造形の層25Dの断面図 (25E)図30の立体造形の層25Eの断面図 (25F)図30の立体造形の層25Fの断面図 (25G)図30の立体造形の層25Gの断面図
【図32】本考案の第9の実施の形態として例示する平
面ゲームボードの斜視図
【図33】同平面ゲームボードの使用例を示す斜視図
【図34】同平面ゲームボードに組み合わされた積木ユ
ニットの状態を示す平面図
【図35】本考案の第10の実施の形態として例示する
平面ゲームボードの斜視図
【図36】同平面ゲームボードの使用例を示す斜視図
【図37】同平面ゲームボードに組み合わされた積木ユ
ニットの状態を示す平面図
【符号の説明】
100 知的積木 1〜17 積木ユニット 101 積木基本体 102 突出部 104 穴 20 ゲーム台 21 ベース 22 柵バー 23 上面プレート 231 開口 24 ガイド 25 壁板 26 サイドプレート 271 ストッパー 272 ストッパーガイド 30 ボックス 40 テーブル 41 テーブル 70 三角ゲームボード 71 円錐形溝 80 平面ゲームボード 81 窪み 82 固定部品 83 固定部品

Claims (17)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3つ乃至6つの所定形状の積木基本体で
    形成される17種類の異なる積木ユニットを備え、 第1の積木ユニットは4つの積木基本体からなり、第1
    乃至第3の積木基本体が一列に連接されるとともに、そ
    の一端の積木基本体の直角方向に第4の積木基本体が連
    接されて形成され、 第2の積木ユニットは5つの積木基本体からなり、第1
    乃至第3の積木基本体が一列に連接されるとともに、そ
    の一端及び中間の各積木基本体の同一の直角方向に第
    4、第5の積木基本体が連接されて形成され、 第3の積木ユニットは5つの積木基本体からなり、第1
    乃至第4の積木基本体が一列に連接されるとともに、そ
    の一端の積木基本体の直角方向に第5の積木基本体が連
    接されて形成され、 第4の積木ユニットは5つの積木基本体からなり、第1
    乃至第4の積木基本体が一列に連接されるとともに、そ
    の中間のいずれか一方の積木基本体の直角方向に第5の
    積木基本体が連接されて形成され、 第5の積木ユニットは5つの積木基本体からなり、第1
    乃至第3の積木基本体が一列に連接され、その一端の積
    木基本体の直角方向に隣接して第1乃至第3の積木基本
    体と平行に且つ第1乃至第3の積木基本体から離れる方
    向に第4、第5の積木基本体が連接されて形成され、 第6の積木ユニットは3つの積木基本体からなり、第
    1、第2の積木基本体が連接されるとともに、その一方
    の積木基本体の直角方向に第3の積木基本体が連接され
    て形成され、 第7の積木ユニットは5つの積木基本体からなり、第1
    乃至第3の積木基本体が一列に連接されるとともに、そ
    の一端の積木基本体の直角方向に第4、第5の積木基本
    体が連接されて形成され、 第8の積木ユニットは5つの積木基本体からなり、第
    1、第2の積木基本体が連接され、第1、第2の積木基
    本体のいずれか一方の積木基本体の直角方向に隣接して
    第1、第2の積木基本体と平行に且つ第1、第2の積木
    基本体から離れる方向に第3、第4の積木基本体が連接
    されるとともに、第1、第2の積木基本体のいずれか他
    方の積木基本体の、前記一方の積木基本体の直角方向と
    は反対の直角方向に第5の積木基本体が連接されて形成
    され、 第9の積木ユニットは5つの積木基本体からなり、第1
    乃至第3の積木基本体が一列に連接されるとともに、そ
    の両端の積木基本体の同一の直角方向に第4、第5の積
    木基本体が連接されて形成され、 第10の積木ユニットは4つの積木基本体からなり、第
    1、第2の積木基本体が連接され、第1、第2の積木基
    本体のいずれか一方の積木基本体の直角方向に隣接して
    第1、第2の積木基本体と平行に且つ第1、第2の積木
    基本体から離れる方向に第3、第4の積木基本体が連接
    されて形成され、 第11の積木ユニットは4つの積木基本体からなり、第
    1乃至第3の積木基本体が一列に連接されるとともに、
    その中間の積木基本体の直角方向に第4の積木基本体が
    連接されて形成され、 第12の積木ユニットは5つの積木基本体からなり、第
    1乃至第3の積木基本体が一列に連接されるとともに、
    その中間の積木基本体に直交して第4、第5の積木基本
    体が連接されて形成され、 第13の積木ユニットは6つの積木基本体からなり、第
    1、第2の積木基本体が連接され、第1、第2の積木基
    本体のいずれか一方の積木基本体の直角方向に隣接して
    第1、第2の積木基本体と平行に且つ第1、第2の積木
    基本体から離れる方向に第3、第4の積木基本体が連接
    されるとともに、第1、第2の積木基本体のいずれか他
    方の積木基本体の、前記第1、第2の積木基本体のいず
    れか一方の積木基本体の直角方向とは反対の直角方向に
    隣接して第1、第2の積木基本体と平行に且つ第1、第
    2の積木基本体から離れる方向に第5、第6の積木基本
    体が連接されて形成され、 第14の積木ユニットは6つの積木基本体からなり、第
    1乃至第4の積木基本体が一列に連接されるとともに、
    その中間の2つの積木基本体の同一の直角方向に第5、
    第6の積木基本体が連接されて形成され、 第15の積木ユニットは6つの積木基本体からなり、第
    1乃至第3の積木基本体が一列に連接されるとともに、
    第1乃至第3の積木基本体のうち一端及び中間の各積木
    基本体の同一の直角方向と中間の積木基本体の前記直角
    方向とは反対の直角方向に第4乃至第6の積木基本体が
    連接されて形成され、 第16の積木ユニットは5つの積木基本体からなり、第
    1乃至第3の積木基本体が一列に連接されるとともに、
    第1乃至第3の積木基本体のうち一端の積木基本体の直
    角方向と中間の積木基本体の、前記一端の積木基本体の
    直角方向とは反対の直角方向に第4、第5の積木基本体
    が連接されて形成され、 第17の積木ユニットは6つの積木基本体からなり、第
    1乃至第3の積木基本体が一列に連接され、第1乃至第
    3の積木基本体のうち一端の積木基本体の直角方向に第
    4、第5の積木基本体が連接されるとともに、第1乃至
    第3の積木基本体のうち中間の積木基本体の、前記一端
    の積木基本体の直角方向と同一の直角方向に第6の積木
    基本体が連接されて形成され、 これら積木ユニットの組み合わせにより平面的又は立体
    的な複数種の所定の造形が形成されることを特徴とする
    知的積木。
  2. 【請求項2】 積木ユニットの各積木基本体が正方形又
    はボール形又は多角形のいずれかに形成されることを特
    徴とする請求項1に記載の知的積木。
  3. 【請求項3】 積木ユニットの積木基本体の表面に突出
    部が形成されるとともに、その突出部の周囲に溝が設け
    られることを特徴とする請求項1又は2に記載の知的積
    木。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3の知的積木と、前記知的
    積木の組み立てに用いるゲーム台とを備え、前記ゲーム
    台は、ベースと、ベース上の両端に立設されたサイドパ
    ネルと、ベース上の両サイドパネル間に積木ユニットの
    各積木基本体が嵌合可能に同じ間隔で平行に立設された
    複数の柵バーと、これらサイドパネルおよび柵バーの上
    に固定され、両サイドパネルと各柵バーとにより仕切ら
    れた空間上に開口を有する上面プレートとにより構成さ
    れ、上面プレートの開口と各柵バーとをガイドにして各
    積木ユニットが垂直方向に積み上げられることを特徴と
    するゲーム装置。
  5. 【請求項5】 上面プレートの一端に開口に向けて押し
    出し可能なストッパーを備え、ストッパーにより開口の
    一部を塞いで一部の積木ユニットが押さえ固定されると
    ともに、この押さえられた積木ユニットにより他の積み
    木ユニットの動きが規制されてその取り出しが制限され
    ることを特徴とする請求項4に記載のゲーム装置。
  6. 【請求項6】 ゲーム台の片側一方に柵バーを一列に備
    え、その片側他方に壁板を備えることを特徴とする請求
    項4又は5に記載のゲーム装置。
  7. 【請求項7】 ゲーム台の両側にそれぞれ柵バーの列と
    壁板とを柵バーの列同士及び壁板同士が対向しないよう
    に交互に備えることを特徴とする請求項4又は5に記載
    のゲーム装置。
  8. 【請求項8】 ゲーム台のベースに底面積を拡大したボ
    ックスを設置することを特徴とする請求項4乃至7のい
    ずれかに記載のゲーム装置。
  9. 【請求項9】 ボックスに少なくとも1つテーブルを備
    えることを特徴とする請求項8に記載のゲーム装置。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至3の知的積木と、前記知
    的積木の組み立てに用いるゲーム台とを備え、ゲーム台
    は、ベースと、ベース上に積木ユニットの各積木基本体
    が嵌合可能に同じ間隔で平行に、全体として四角形の枠
    状の配列に立設された複数の柵バーと、これらの柵バー
    上に固定され、各柵バーにより仕切られた空間上に開口
    を有する上面プレートとにより構成され、上面プレート
    の開口と各柵バーとをガイドにして、各積木ユニットが
    ゲーム台の中空間を包囲する状態に積み上げられること
    を特徴とするゲーム装置。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至3の知的積木と、前記知
    的積木の組み立てに用いるゲーム台とを備え、ゲーム台
    は三角形のボードからなり、その上に各積木ユニットの
    積木基本体が嵌合可能な溝がボードの各辺に沿って7
    個、全体で28個相互に隣接して形成され、これらの溝
    上に積木ユニットが7層に積み上げられてピラミッド形
    に形成されることを特徴とするゲーム装置。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至3の知的積木と、前記知
    的積木の組み立てに用いるゲーム台とを備え、ゲーム台
    は平面のボードからなり、その上に積木ユニットが配列
    可能に形成されるとともに、その中央又は適当な位置に
    少なくとも1つの積木ユニットの積木基本体を固定可能
    な固定部品が配置されて、この固定部品により積木ユニ
    ットの方向、角度および位置を固定し、次にその積木ユ
    ニットを中心に他の積木ユニットが次々に敷き詰められ
    て配列されることを特徴とするゲーム装置。
  13. 【請求項13】 固定部品は2本乃至4本の短い柱から
    なり、各固定部品の間に少なくとも1つの積木基本体が
    嵌合可能な位置決め空間が形成され、この位置決め空間
    に積木基本体が嵌め込まれて積木ユニットの方向、角度
    および位置が固定されることを特徴とする請求項12に
    記載のゲーム装置。
  14. 【請求項14】 固定部品は断面L字形又は十字形に形
    成されていることを特徴とする請求項13に記載のゲー
    ム装置。
  15. 【請求項15】 固定部品は少なくとも1本の柱からな
    り、積木ユニットの各積木基本体に貫通穴が形成され
    て、固定部品が少なくとも1つの積木基本体の貫通穴に
    挿し込まれて、積木ユニットの方向、角度および位置が
    固定されることを特徴とする請求項12に記載のゲーム
    装置
  16. 【請求項16】 固定部品は断面十字形又はT字形に形
    成され、積木基本体の貫通穴は十字形又はT字形に形成
    されることを特徴とする請求項15に記載のゲーム装
    置。
  17. 【請求項17】 ゲーム台上に複数の積木ユニットが配
    列可能に窪み又は輪郭線が形成されることを特徴とする
    請求項12乃至16のいずれかに記載のゲーム装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008272484A (ja) * 2007-05-02 2008-11-13 Lonpos Braintelligent Co Ltd 積み木装置
JP2014200280A (ja) * 2013-04-01 2014-10-27 小林 敦 知育玩具
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