JP5847069B2 - 情報処理装置、入力検出方法及び入力検出プログラム - Google Patents

情報処理装置、入力検出方法及び入力検出プログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、入力検出方法及び入力検出プログラムに関する。
金融機関に設置されている自動取引装置(ATM(Automated Teller Machine))並びに書店、レンタル店等に設置されている商品検索装置といった情報処理装置は、利用者からの操作入力に応じて、振り込み、支払い等の取引処理並びに検索処理を実行することができる。このようなATM並びに商品検索装置では、取引開始受付画面、暗証番号受付画面等の取引処理並びに検索処理に関する画面を表示する表示部と、当該表示部に対する利用者のタッチを検出する入力検出部とを有する表示ユニットが設けられている。
表示ユニットでは、入力検出部の、例えば、光学式タッチパネルは、一対の受光素子及び発光素子が、表示部の、例えば、液晶モニタのX方向及びY方向にそれぞれ設けられている。光学式タッチパネルは、利用者からのタッチにより発光素子から発光される光が遮断されることにより、当該発光素子に対応する受光素子が光を受け付けなくなることにより、利用者のタッチ入力を検出する(例えば、特許文献1参照)。
また、ATMに関しては、近年、利用者のニーズにより、受付時間帯が延長されて夜間でも利用できるようになり、また、ATMは金融機関に限らず、コンビニエンスストア、駅等の施設にも設置されて、24時間、利用できるようになっている。商品検索装置が設置される店舗についても同様に24時間利用できる場合がある。
特開2012−128883公報
情報処理装置であるATMは、受付時間帯が延長されることで、設置場所及び時間帯(例えば、朝または夕方の太陽高度が低くなる時間帯)によっては、表示ユニットの表示部に対して太陽光が入射することがある。この際、特に、ATMに光学式タッチパネルが採用されている場合には、利用者が表示ユニットに対してタッチ入力を行うと、発光素子から出力された光は利用者のタッチにより遮断されるものの、当該発光素子に対応する受光素子は太陽光を受光してしまう。このため、タッチパネルは利用者のタッチ入力を適切に検出しないために、ATMは利用者からのタッチ入力に対応する取引処理を実行できないという問題点があった。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、外部から光が入射されても、利用者のタッチ入力を正常に検出することができる情報処理装置、入力検出方法及び入力検出プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、所定処理が対応付けられたボタンが配置された操作受付画像を表示面に表示する表示部と、前記表示部の前記表示面を挟んで対向してそれぞれ配列され、前記表示面上で直交する光路を形成する複数の一対の発光部及び受光部を備え、遮断された前記光路の遮断位置に基づき、前記遮断位置に対応する前記操作受付画像に配置された前記ボタンへの操作入力を検出する入力検出部と、前記入力検出部の前記発光部の発光を停止させて、停止した前記発光部に対向する前記受光部の受光状態に基づき前記受光部に対する外光の入射を判定する外光入射判定部と、前記外光が入射されたことが判定された前記受光部に対向する前記発光部が含まれる、配列された前記発光部全て無効にする入力検出制御部と、前記入力検出制御部により前記発光部が無効にされて、前記表示面上に形成される前記光路に応じて前記ボタンが再配置された操作受付画像を前記表示部に表示させる表示制御部と、を有する情報処理装置が提供される。
また、上記目的を達成するために、上記の情報処理装置と同様の入力検出方法及び入力検出プログラムが提供される。
このような情報処理装置、入力検出方法及び入力検出プログラムにより、利用者のタッチ入力を正常に検出することができるようになる。
第1の実施の形態に係る情報処理装置の概略図である。 第1の実施の形態に係る情報処理装置の表示部の表示面に表示する操作受付画像の一例を示す図である。 第2の実施の形態に係る自動取引装置の外観の一例を説明するための図である。 第2の実施の形態に係る自動取引装置のハードウェア構成例を示す図である。 第2の実施の形態に係る自動取引装置の入力検出部のハードウェア構成例を示す図である。 第2の実施の形態に係る自動取引装置のタッチパネルの構成例を示す模式図である。 第2の実施の形態に係る自動取引装置及びタッチパネルが備える一機能の一例を示すブロック図である。 第2の実施の形態に係る自動取引装置が備える表示レイアウト情報保持部が保持する情報の一例を示す図である。 第2の実施の形態に係る自動取引装置がタッチパネルに表示する取引開始を受け付ける操作受付画像の一例を示す図(その1)である。 第2の実施の形態に係る自動取引装置がタッチパネルに表示する取引開始を受け付ける操作受付画像の一例を示す図(その2)である。 第2の実施の形態に係る自動取引装置がタッチパネルに表示する取引開始を受け付ける操作受付画像の一例を示す図(その3)である。 第2の実施の形態に係る自動取引装置で実行される入力検出処理を示すフローチャートである。 第2の実施の形態に係る自動取引装置で実行される太陽光入射判定処理を示すフローチャートである。 第3の実施の形態に係る自動取引装置が備える表示レイアウト情報保持部が保持する情報の一例を示す図である。 第3の実施の形態に係る自動取引装置がタッチパネルに表示する取引処理を受け付ける操作受付画像の一例を示す図(その1)である。 第3の実施の形態に係る自動取引装置がタッチパネルに表示する取引処理を受け付ける操作受付画像の一例を示す図(その2)である。 第3の実施の形態に係る自動取引装置で実行される入力検出処理を示すフローチャートである。 第3の実施の形態に係る自動取引装置で実行される太陽光入射判定処理を示すフローチャート(その1)である。 第3の実施の形態に係る自動取引装置で実行される太陽光入射判定処理を示すフローチャート(その2)である。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。
[第1の実施の形態]
情報処理装置では、入力検出部の受光部に対して外光が入射されても、表示部の表示部面に表示されている操作受付画像に対する操作入力を適切に検出することができるものである。
このような情報処理装置について、図1及び図2を用いて説明する。
図1は、第1の実施の形態に係る情報処理装置の概略図である。
情報処理装置10は、図1に示されるように、タッチパネル部20と、外光入射判定部50、入力検出制御部60、表示レイアウト情報保持部70、表示制御部80を備える。
タッチパネル部20は、表示部30と入力検出部40とを備える。
表示部30は、所定処理が対応付けられたボタンA〜Dが配置された操作受付画像を表示面31に表示する。ボタンA〜Dには、情報処理装置10の種類に応じて、例えば、自動取引装置である場合には、振り込み等に関する取引処理、書店、レンタル店等の商品検索装置である場合には、著者名、タイトル等から検索を実行する検索処理、券売機等の発券処理装置である場合には、金額及び枚数等の指定を受け付けて発券する発券処理等がそれぞれ対応付けられている。
入力検出部40は、表示部30の表示面31を挟んで対向してそれぞれ配列され、表示面31上で直交する光路を形成する複数の一対の発光部41a,41b及び受光部42a,42bを備え、遮断された光路の遮断位置に基づき、遮断位置に対応する操作受付画像に配置されたボタンA〜Dへの操作入力を検出する。図1に示す、一対の発光部41a及び受光部42aは、図1中垂直方向に、一対の発光部41b及び受光部42bは、図1中水平方向に、複数配列されている。なお、発光部41a,41bから受光部42a,42bへの破線の矢印は光路をそれぞれ表している。
また、情報処理装置10の外光入射判定部50は、入力検出部40の発光部41a,41bの発光を停止させて、停止した発光部41a,41bに対向する受光部42a,42bの受光状態に基づき受光部42a,42bに対する外光の入射を判定する。
入力検出制御部60は、外光が入射されたことが判定された受光部42a,42bを無効にする。
表示レイアウト情報保持部70は、表示部30の表示面31に表示するボタンが配置された操作受付画像を保持する。表示レイアウト情報保持部70が保持する操作受付画像の具体例について図2を用いて説明する。
図2は、第1の実施の形態に係る情報処理装置の表示部の表示面に表示する操作受付画像の一例を示す図である。なお、図2(A),(B)は、入力検出部の受光部に対して外光が入射された場合を、図2(C),(D)は、外光が入射された受光部に応じて、ボタンが配置された操作受付画像の例をそれぞれ表している。
表示レイアウト情報保持部70は、図1及び図2(A),(B)に示すように、表示面31に表示されるようにボタンA〜Dが配置された操作受付画像の他にも、発光部41bの発光が停止されている際の受光部42bの受光状態に応じて、図2(B)に示すように、ボタンA〜Dが光路に沿って配置された操作受付画像、図2(D)に示すようにボタンA〜Dが図2中上方に圧縮して配置された操作受付画像を備えている。これらの操作受付画面の詳細については後述する。
図1の情報処理装置10の説明に戻る。
情報処理装置10の表示制御部80は、入力検出制御部60により受光部42a,42bが無効にされて、表示面31上に形成される光路に応じてボタンA〜Dが配置された操作受付画像を表示部30に表示させる。
なお、少なくとも情報処理装置10の外光入射判定部50と、入力検出制御部60、表示制御部80は、情報処理装置10が備える図示しないCPU(Central Processing Unit)によって入力検出プログラムが実行されることにより、その処理機能が実現される。
このような構成を有する情報処理装置10により実行される入力検出処理について既出の図1及び図2を用いて説明する。
まず、図2(A),(B)の場合について説明する。
情報処理装置10では、利用者からの操作入力を受け付ける前に、外光入射判定部50が、入力検出部40の発光部41a,41bの発光を停止させて、停止した発光部41a,41bに対向する受光部42a,42bの受光状態に基づき受光部42a,42bに対する外光の入射を判定する。
この場合には、受光部42b1,42b2には太陽光SLが入射されており、外光入射判定部50は、受光部42b1,42b2が外光を受光したことを判定する。
なお、太陽光SL等の外光が無い場合であれば、利用者が、ボタンAに対して、図2(A)に示す位置P1をタッチすると、光路が位置P1で遮断されて、入力検出部40では、受光部42aが発光部41aからの光を、受光部42b1,42b2が発光部41bからの光を受光しなくなる。入力検出部40は、このような位置P1(遮断位置)に基づき、ボタンAに対する操作入力を検出する。しかし、受光部42b1,42b2に太陽光SLが入射されている場合には、光路が位置P1で遮断されて受光しないはずの受光部42b1,42b2に、図2(A)に示すように、外光である太陽光SLが入射することで、入力検出部40は、表示部30の表示面31に表示するボタンAに対するタッチ入力を検出することができなくなる。
そこで、入力検出制御部60は、外光が入射されたことが判定された受光部42b1,42b2に基づき、垂直方向に配列された受光部42b(及び発光部41b)を無効にする。これにより、図2(B)に示すように、発光部41aから受光部42aに対する図2中垂直方向の光路のみが表示面31上に形成されるようになる。
さらに、表示制御部80は、入力検出制御部60により受光部42bが無効にされて、表示面31上に図2中垂直方向に形成されるこのような光路に応じて、表示レイアウト情報保持部70を参照して、図2(B)に示すように、ボタンA〜Dが光路に沿って配置された操作受付画像を表示部30に表示させる。
このようにボタンA〜Dが操作受付画像に配置されることにより、情報処理装置10は外光の入射に関わらず、利用者によるタッチ入力を適切に検出することができるようになる。
次に、図2(C),(D)の場合について説明する。
情報処理装置10では、上記と同様に、利用者からの操作入力を受け付ける前に、外光入射判定部50が、入力検出部40の発光部41a,41bの発光を停止させて、停止した発光部41a,41bに対向する受光部42a,42bの受光状態に基づき受光部42a,42bに対する外光の入射を判定する。
図2(C)の場合には、外光入射判定部50が受光部42bのうち図2中下方に位置する受光部42b3,42b4に太陽光SLが入射されていることを判定する。
この場合でも、上記と同様に、図2(B)に示すように、受光部42bを無効にして、発光部41aから受光部42aに対する垂直方向の光路に沿ってボタンA〜Dが配置された操作受付画像を表示させるようにすることができる。一方で、利用者によっては、通常利用している操作受付画像のボタンA〜Dの配置が変わることで違和感を抱き、または、所望のボタンを注意深く探す必要が生じ円滑な操作入力ができなくなる恐れがある。
そこで、受光部42bに対して外光が入射する範囲に応じて、通常利用している操作受付画像のボタンA〜Dの配置(図1及び図2(A),(C))を変えずに、縮小した操作受付画像を用いるようにする。
即ち、入力検出制御部60は、外光が入射されたことが判定された受光部42b3,42b4(及び発光部41b3,41b4)を無効にすることで、図2(D)に示すように、発光部41a,41b及び受光部42a,42bにより直交する光路が表示面31上に形成されるようになる。さらに、表示制御部80は、このようにして表示面31上に形成される光路の範囲が十分に広い場合には、当該光路に応じて、表示レイアウト情報保持部70を参照して、図2(D)に示す通常利用されるボタンA〜Dが縮小されて配置された操作受付画像を表示部30に表示させる。
このようにボタンA〜Dが操作受付画像に配置されることにより、情報処理装置10は外光の入射に関わらず、利用者によるタッチ入力を適切に検出することができるようになる。
また、利用者は、ボタンA〜Dが通常の利用と同様に配置されているために、違和感なく、注意深い操作を行わずに、容易に操作入力を行うことができる。
なお、受光部42bに対する外光の入射範囲が広くなるに連れて、外光が入射される受光部42bの無効後に表示面31上に発光部41a,41b及び受光部42a,42bにより形成される光路の範囲は狭くなる。この場合でも、通常利用するボタンA〜Dを縮小した操作受付画像を表示面31に表示することが可能ではあるが、ボタンA〜Dがあまりにも縮小されすぎると、利用者は視認しづらく、また、タッチ入力しづらくなる。このため、受光部42bに対する外光の入射範囲が、配列された受光部42bの端部から所定番目の受光部42bを超える場合には、図2(B)の操作受付画像を表示するようにするようにすることも可能である。
このように、所定処理が対応付けられたボタンが配置された操作受付画像を表示面31に表示する表示部30と、表示部30の表示面31を挟んで対向してそれぞれ配列され、表示面31上で直交する光路を形成する複数の一対の発光部41a,41b及び受光部42a,42bを備え、遮断された光路の遮断位置に基づき、遮断位置に対応する操作受付画像に配置されたボタンへの操作入力を検出する入力検出部40とを備える情報処理装置10では、外光入射判定部50が入力検出部40の発光部41a,41bの発光を停止させて、停止した発光部41a,41bに対向する受光部42a,42bの受光状態に基づき受光部に対する外光の入射を判定し、入力検出部40が外光が入射されたことが判定された受光部42a,42bを無効にして、表示制御部80が入力検出制御部60により受光部42a,42bを無効にして、表示面31上に形成される光路に応じてボタンが配置された操作受付画像を表示部30に表示させる。
これにより、入力検出部40の受光部42a,42bに外光が入射されても、利用者のタッチ入力を適切に検出することができるようになる。
[第2の実施の形態]
次に、第1の実施の形態の情報処理装置の一例として自動取引装置の場合についてより具体的に説明する。
まず、自動取引装置の外観の一例について図3を用いて説明する。
図3は、第2の実施の形態に係る自動取引装置の外観の一例を示す図である。
自動取引装置100は、カード処理ユニットのカード挿入/排出口130aと、通帳処理ユニットの通帳挿入/排出口140a、硬貨処理ユニットの硬貨挿入/放出口150a、紙幣処理ユニットの紙幣挿入/放出口160aを前面に有する。さらに、自動取引装置100は、利用者からの操作入力及び表示のためのタッチパネルの表示部121を有する。
次に、このような外観の自動取引装置100のハードウェア構成の一例について図4を用いて説明する。
図4は、第2の実施の形態に係る自動取引装置のハードウェア構成例を示す図である。
自動取引装置100は、自動取引装置100で行われる取引処理等を実行する制御ユニット110と、利用者からの操作入力及び出力結果を表示する顧客操作部120を有する。さらに、自動取引装置100には、図3で説明した、カード挿入/排出口130aを有するカード処理ユニット130と、通帳挿入/排出口140aを有する通帳処理ユニット140、硬貨挿入/放出口150aを有する硬貨処理ユニット150、紙幣挿入/放出口160aを有する紙幣処理ユニット160を有する。
制御ユニット110は、CPU110aと、メモリ部110b、グラフィック処理部110c、入出力インタフェース110d、ホスト通信制御部110eを備えており、これらの各部はバス110fで相互に接続されている。
CPU110aは、メモリ部110bの記憶媒体に記憶された各種プログラムを実行することにより、この自動取引装置100全体を統括的に制御する。
メモリ部110bは、RAM(Random Access Memory)及びHDD(Hard Disk Drive)等であって、CPU110aに実行させるOS(Operating System)、プログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、CPU110aによる処理に必要な各種データが格納される。さらには、自動取引装置100上のOS、アプリケーションのプログラム並びにCPU110aによる処理に必要な各種データが格納される。
グラフィック処理部110cは、自動取引装置100のCPU110aからの命令に従って画像情報等を顧客操作部120の表示部121に送信する。
入出力インタフェース110dには、顧客操作部120の入力検出部200と、カード処理ユニット130、通帳処理ユニット140、硬貨処理ユニット150、紙幣処理ユニット160が接続されて、バス110fを介してCPU110aと相互に信号の送受信を行う。
ホスト通信制御部110eは、自動取引装置100の管理を行う管理センターのホストコンピュータ(図示を省略)と通信可能に例えばLAN(Local Area Network)で接続されており、ホストコンピュータと送受信信号の通信を行うことができる。
顧客操作部120は、表示部121及び入力検出部200を備え、取引に応じた取引画面を表示し、また、利用者からのタッチによる操作入力を受け付ける。
表示部121は、取引処理を実行させるための操作を受け付ける操作受付画像等を表示する。
入力検出部200は、光学式タッチパネルにおけるタッチを検出する検出手段である。入力検出部200が備える素子部は、一対の赤外線LED(Light Emitting Diode)(発光素子)とフォトトランジスタ(受光素子)とを有する。なお、このような顧客操作部120の構成の詳細の説明については図5を用いて後に説明する。
カード処理ユニット130は、カード挿入/排出口130aから挿入された利用者のカードに制御ユニット110からの実行指示に応じて所定の処理の処理結果を記録する。また、カード処理ユニット130は、取引に応じて記録または書き込み等の処理が完了したカードを、カード挿入/排出口130aから排出して、利用者に返却する。
通帳処理ユニット140は、通帳挿入/排出口140aから挿入された利用者の通帳を所定位置まで搬送し、利用者からの実行指示に応じて所定の処理の処理結果を記録する。また、通帳処理ユニット140は、処理結果の記録が完了した通帳を搬送して、通帳挿入/排出口140aから排出して、利用者に返却する。
硬貨処理ユニット150及び紙幣処理ユニット160は、硬貨挿入/放出口150a及び紙幣挿入/放出口160aから硬貨及び紙幣を受け入れて、硬貨及び紙幣をそれぞれ計数する。また、利用者の所定の実行指示に応じて、硬貨挿入/放出口150a及び紙幣挿入/放出口160aから処理に応じた額の硬貨及び紙幣を放出することができる。
このような顧客操作部120の入力検出部200と、カード処理ユニット130、通帳処理ユニット140、硬貨処理ユニット150、紙幣処理ユニット160は、利用者による顧客操作部120の入力検出部200を介した操作入力に応じて、制御ユニット110のCPU110aによってそれぞれ制御される。
なお、図4に記載したハードウェア構成以外にも、例えば、銀行において行員が自動取引装置100の様々な設定を管理し、設定状況を把握するための係員操作表示ユニット等の図示を省略する上位装置が制御ユニット110に接続されている。
次に、自動取引装置100が備える顧客操作部120の入力検出部200の詳細について説明する。
まず、顧客操作部120の入力検出部200のハードウェア構成の一例について図5を用いて説明する。
図5は、第2の実施の形態に係る自動取引装置の入力検出部のハードウェア構成例を示す図である。
入力検出部200は、制御ユニット210と、発光ユニット220、受光ユニット230を有する。
制御ユニット210は、CPU210aと、メモリ部210b、入出力インタフェース210d、通信制御部210eを備えており、これらの各部はバス210fで相互に接続されている。
CPU210aは、メモリ部210bの記憶媒体に記憶された各種プログラムを実行することにより、この入力検出部200全体を統括的に制御する。
メモリ部210bは、RAM等であって、CPU210aに実行させるOS、プログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、メモリ部210bには、CPU210aによる処理に必要な各種データが格納される。
入出力インタフェース210dは、発光ユニット220及び受光ユニット230がバス210fを介して受信した受光信号をCPU210aに送信し、CPU210aから受信した制御信号を発光ユニット220及び受光ユニット230に送信する。
通信制御部210eは、自動取引装置100の入出力インタフェース110dにバス110fを介して接続されており、制御ユニット110のCPU110aと送受信信号の通信を行うことができる。
発光ユニット220及び受光ユニット230は、既述の通り、入出力インタフェース210dに接続しており、図6で説明する発光素子221x,221y及び受光素子231x,231yによりそれぞれ構成されている。
次に、このような入力検出部200を含む顧客操作部120の構成例について図6を用いて説明する。
図6は、第2の実施の形態に係る自動取引装置のタッチパネルの構成例を示す模式図である。なお、図6中の左右方向をX方向、上下方向をY方向とする。また、このような顧客操作部120は、図3の自動取引装置100において、図6中下方向が手前側、上方向が奥側に対応する。
顧客操作部120は光学式タッチパネルを有する顧客操作画面であって、表示部121の表示面121aを備え、当該表示面121aに所定の取引処理内容(例えば、「お引出し」、「お預け入れ」等)が対応付けられたボタンが配置された操作受付画像が表示されている。
また、光学式の顧客操作部120は、発光素子221xと受光素子231xとが表示面121aの長辺のX方向に対向配置してn組(x1〜xn)配列されている。また、発光素子221yと受光素子231yとが表示面121aの短辺のY方向(長辺のX方向に対して、90°交差した方向)に対向配置してn組(y1〜yn)配列されている。これにより、例えば、X方向のx4の位置では、発光素子221xから発光された光は、表示面121aを挟んで対向配置した受光素子231xで受光される。また、Y方向のy4の位置では、発光素子221yから発光された光は、表示面121aを挟んで対向配置した受光素子231yで受光される。また、入力検出部200は制御ユニット210(図5)からの要求に応じて、100ms以下のごく短い間隔で、例えば、x1からxnの位置の発光素子221xが順に発光し、次いでy1からynの位置の発光素子221yが順に発光して、表示面121a全面をスキャンすることができる。
なお、発光素子221x及び受光素子231xは、表示面121aに対して、少なくとも、受光素子231xを手前側(図6中下側)、発光素子221xを奥側(図6中上側)に配置するようにする。このように発光素子221x及び受光素子231xが配置された自動取引装置100において、受光素子231xが手前にあるために、太陽光が受光素子231xに入射できなくなる。一方、受光素子231yに対しては太陽光が入射される。
発光ユニット220はこのような発光素子221x,221yから構成され、受光ユニット230はこのような受光素子231x,231yから構成されている。
このような構成を有する顧客操作部120における利用者からの一般的なタッチの検出方法について説明する。
例えば、振り込みを実行したい場合、利用者は「お振込み」(例えば、図6中の「押下点」付近)をタッチする。この時、X方向のx2,x3の位置の発光素子221xと、Y方向のyn−1の位置の発光素子221yとからの光がタッチにより遮断されて、X方向のx2,x3の位置の受光素子231xと、Y方向のyn−1の位置の受光素子231yとが受光しなくなる。そして、顧客操作部120は発光素子221x,221y及び受光素子231x,231yの遮断された位置の押下点の座標を検出して、自動取引装置100は、当該座標に対応する表示面121aの「お振込み」のボタンがタッチされたことを認識して、当該ボタンに対応する振り込みの処理を実行することができる。
次に、自動取引装置100及び顧客操作部120が備えるハードウェア構成によって実現される一機能の一例について図7を用いて説明する。
図7は、第2の実施の形態に係る自動取引装置及びタッチパネルが備える一機能の一例を示すブロック図である。
自動取引装置100の制御ユニット110は、表示レイアウト情報保持部111を備える。
表示レイアウト情報保持部111について、図8を用いて説明する。
図8は、第2の実施の形態に係る自動取引装置が備える表示レイアウト情報保持部が保持する情報の一例を示す図である。
表示レイアウト情報保持部111は、検出モードごとに、表示面121a上に光路を形成する発光素子221x,221y及び受光素子231x,231yの配列方向を表す「配列」及び当該光路に応じた「操作受付画像」が設定されている。
以下、検出モードごとの具体的な配列及び操作受付画像について図9〜図11を用いて説明する。
図9〜図11は、第2の実施の形態に係る自動取引装置がタッチパネルに表示する取引開始を受け付ける操作受付画像の一例を示す図である。なお、図中の矢印は、発光素子221x,221yからの光の出力及び受光素子231x,231yへの光の入力をそれぞれ表している。
まず、検出モードAについて図9を用いて説明する。
検出モードAは、取引処理を受け付ける際の初期に設定されるものであって、その際の初期画像である操作受付画像aと、当該操作受付画像aに対してX方向に配列された発光素子221x及び受光素子231xとが利用される。
操作受付画像aは、取引処理を受け付ける際の初期画面であって、例えば、中央に、「お取引開始」のボタンが配置されている。
また、X方向にのみ配列されている発光素子221x及び受光素子231xにより操作受付画像aに対して、図9中垂直方向に直進する光路が形成される。
次いで、検出モードBについて図10を用いて説明する。
検出モードBは、初期画面後であって、受光素子231yに太陽光が入射されていない場合に設定されるものであって、その際の操作を受け付ける画像である操作受付画像bと、当該操作受付画像bに対してX,Y方向に配列された発光素子221x,221y及び受光素子231x,231yとが利用される。
操作受付画像bは、「お預け入れ」、「お引出し」、「通帳記入」、「お振替え」、「ご送金」、「残高照会」といった取引処理に対応付けられたボタンが、例えば、縦横に並列に配置されると共に、取引を中止する「中止」が対応付けられたボタンが配置されている。
また、X,Y方向に配列されている発光素子221x,221y及び受光素子231x,231yにより操作受付画像bに対して、直交する光路が形成される。
次いで、検出モードCについて図11を用いて説明する。
検出モードCは、初期画面後であって、受光素子231yに太陽光が入射される場合に設定されるものであって、その際の操作を受け付ける画像である操作受付画像cと、当該操作受付画像cに対してX方向に配列された発光素子221x及び受光素子231xとが利用される。
操作受付画像cは、「お預け入れ」、「通帳記入」、「ご送金」、「お引出し」、「お振替え」、「残高照会」といった取引処理に対応付けられたボタン並びに取引を中止する「中止」が対応付けられたボタンが、形成される光路に沿って配置されている。
また、X方向に配列されている発光素子221x及び受光素子231xにより操作受付画像cに対して、図11中垂直方向に直進する光路が形成される。
表示レイアウト情報保持部111は、このような検出モードA〜Cに対応付けた発光素子221x,221y及び受光素子231x,231yの配置に関する情報並びに操作受付画像a〜cを保持する。
図7に示す自動取引装置100は、さらに、開始画面設定部112と、タッチパネル通信部113、判定結果取得部114、検出モード判別部115、表示レイアウト選択部116、表示制御部117、表示通信部118を備える。
開始画面設定部112は、検出モードAに基づき、顧客操作部120の表示部121に初期画像を表示させ、入力検出部200の発光ユニット220及び受光ユニット230に当該初期画面に対して光路が形成させる。
タッチパネル通信部113は、入出力検出部200に対して情報の送受信を行う。
判定結果取得部114は、タッチパネル通信部113が受信した、太陽光がどの受光素子231xに入射されているか、また、入射されていないかの判定結果を取得する。
検出モード判別部115は、判定結果取得部114が取得した判定結果に応じて、検出モードを判別する。
表示レイアウト選択部116は、開始画面設定部112及び検出モード判別部115からの選択要求に基づき、表示レイアウト情報保持部111から操作受付画像を選択する。
表示制御部117は、表示レイアウト選択部116が選択した操作受付画像の表示要求を表示通信部118を介して顧客操作部120に通知し、顧客操作部120の表示部121に表示させる。
表示通信部118は、表示部121に対して情報の送受信を行う。
また、図7に示す顧客操作部120の入力検出部200は、受光信号受付部211と、太陽光入射判定部212、入力検出制御部213、通信部214を有する。
受光信号受付部211は、受光ユニット230の各受光素子231x,231yが受光した受光信号を受け付ける。
太陽光入射判定部212は、受光信号受付部211が受け付けた受光信号に応じて、受光ユニット230の受光素子231yに太陽光が入射されているのか、また、どの受光素子231yに太陽光が入射されたのかを判定する。
入力検出制御部213は、発光ユニット220及び受光ユニット230の動作の制御を行う。また、入力検出制御部213は、太陽光入射判定部212の判定結果に応じて、太陽光が入射されている受光素子231y並びに受光素子231yに対応する発光素子221xを無効にする。
通信部214は、制御ユニット110に対して情報の送受信を行う。
次に、このような構成及び機能を有する自動取引装置100における入力検出処理について図12を用いて説明する。
図12は、第2の実施の形態に係る自動取引装置で実行される入力検出処理を示すフローチャートである。
[ステップS11] 開始画面設定部112は、表示レイアウト選択部116に表示レイアウト情報保持部111から検出モードAに対応する操作受付画像aを選択させる。表示レイアウト選択部116は選択した操作受付画像aを表示制御部117に通知して、表示制御部117は表示レイアウト選択部116から受け付けた操作受付画像aを表示通信部118を介して顧客操作部120に送信する。
顧客操作部120の表示部121は受信した操作受付画像aを表示する。
さらに、開始画面設定部112は、検出モードAに対応する、X方向に配列された発光素子221x及び受光素子231xのみを有効にさせるための制御信号をタッチパネル通信部113から顧客操作部120の入力検出部200に送信させる。
入力検出部200では制御ユニット210の入力検出制御部213が、通信部214が受信した信号に基づきX方向に配列された発光素子221x及び受光素子231xのみを有効にする。
以上により、顧客操作部120の表示部121には操作受付画像aが表示されると共に、当該操作受付画像aに対して発光素子221x及び受光素子231xにより表示部121の表示面121a上において垂直方向の光路が形成される(図9参照)。
[ステップS12] 顧客操作部120は、表示部121の表示面121aに表示する操作受付画像aの「取引開始」に対する操作入力の受付を待ち受ける(noの場合)。
顧客操作部120の発光素子221x及び受光素子231xが、当該操作入力を受け付けると、自動取引装置100は次のステップS20の処理を実行する(yesの場合)。
[ステップS20] 自動取引装置100の入出力検出部200では、受光素子231yに対して太陽光が入射しているか否かを判定する。
入出力検出部200は太陽光の入射に関する判定結果を制御ユニット110に送信する。
なお、ステップS20の具体的な処理については図13にて説明する。
[ステップS13] 自動取引装置100では、判定結果取得部114が、タッチパネル通信部113が入出力検出部200から受信した判定結果を取得して、取得した判定結果を検出モード判別部115が参照する。
次の処理は、受光素子231yに対して太陽光が入射されていない(太陽光入射無し)場合(yesの場合)には、ステップS14の処理が実行され、受光素子231yに対して太陽光が入射している(太陽光入射あり)場合(noの場合)には、ステップS16の処理が実行される。
[ステップS14] 検出モード判別部115は、太陽光が入射されていないことから検出モードBを設定する。これにより、検出モード判別部115は、表示レイアウト情報保持部111を参照して、検出モードBに対応する配列(X,Y方向に配列された発光素子221x,221y及び受光素子231x,231y)を有効にする制御信号をタッチパネル通信部113から顧客操作部120の入力検出部200に通知する。
[ステップS15] 表示レイアウト選択部116は、表示レイアウト情報保持部111から検出モード判別部115が設定した検出モードBに対応する操作受付画像bを選択する。表示制御部117は、表示レイアウト選択部116が選択した操作受付画像bの表示要求を表示通信部118から顧客操作部120の表示部121に通知させる。
上記ステップS14,S15により、顧客操作部120の表示部121では操作受付画像bが表示されて、操作受付画像bに対してX,Y方向に配列されている発光素子221x,221y及び受光素子231x,231yにより直交する光路が形成される。
[ステップS16] 検出モード判別部115は、太陽光が入射されていることから検出モードCを設定する。これにより、検出モード判別部115は、表示レイアウト情報保持部111を参照して、検出モードCに対応する配列(X方向に配列された発光素子221x及び受光素子231x)を有効にする制御信号をタッチパネル通信部113から顧客操作部120の入力検出部200に通知する。
[ステップS17] 表示レイアウト選択部116は、表示レイアウト情報保持部111から検出モード判別部115が設定した検出モードCに対応する操作受付画像cを選択する。表示制御部117は、表示レイアウト選択部116が選択した操作受付画像cの表示要求を表示通信部118から顧客操作部120の表示部121に通知させる。
上記ステップS16,S17により、顧客操作部120の表示部121では操作受付画像bが表示されて、操作受付画像cに対してX方向に配列されている発光素子221x及び受光素子231xにより直交する光路が形成される。
[ステップS18] 入出力検出部200は、表示部121の表示面121aに表示する操作受付画像に対する操作入力の受付を待ち受ける(noの場合)。
顧客操作部120の発光素子221x及び受光素子231x(並びに発光素子221y及び受光素子231y)により、当該操作入力を受光信号受付部211が受け付けると、自動取引装置100は次のステップS30の処理を実行する(yesの場合)。
[ステップS30] 自動取引装置100は、ステップS18で受け付けた取引処理を実行する。その後、取引が終了すると、フローが終了する。
次に、顧客操作部120の入力検出部200で実行されるステップS20の太陽光入射判定処理について図13を用いて説明する。
図13は、第2の実施の形態に係る自動取引装置で実行される太陽光入射判定処理を示すフローチャートである。
[ステップS21] 入力検出制御部213は、全ての発光素子221yを停止する。
[ステップS22] 太陽光入射判定部212は、受光素子231y(i=y1)を指定する。
[ステップS23] 太陽光入射判定部212は、受光信号受付部211が受け付けた受光信号に基づき、指定した受光素子231yが受光したか否かを判定する。
次の処理は、指定した受光素子231yが受光していない(受光無し)場合(noの場合)にはステップS24が実行され、指定した受光素子231yが受光した(受光あり)場合(yesの場合)にはステップS27が実行される。
[ステップS24] 太陽光入射判定部212は、全ての受光素子231y(i=y1〜yn)の受光チェックが完了したか否かを判定する。
次の処理は、全ての受光素子231yの受光のチェックが完了していない場合(noの場合)には、ステップS25が実行され、受光のチェックが完了した場合(yesの場合)には、ステップS26が実行される。
[ステップS25] 太陽光入射判定部212は、次の受光素子231y(i=i+1)を指定して、ステップS23の処理を実行する。
[ステップS26] 太陽光入射判定部212は、受光素子231yのいずれにも太陽光が入射していないことを判定する。
[ステップS27] 太陽光入射判定部212は、受光素子231yに太陽光が入射していることを判定する。
上記処理による太陽光の入射判定結果に基づき、図12のステップS13では、受光素子231yに対する太陽光入射の有無が判定される。
このように、取引処理が対応付けられたボタンが配置された操作受付画像を表示面121aに表示する表示部121と、表示部121の表示面121aを挟んで対向してそれぞれ配列され、表示面121a上で直交する光路を形成する複数の一対の発光素子221x,221y及び受光素子231x,231yを備え、遮断された光路の遮断位置に基づき、遮断位置に対応する操作受付画像に配置されたボタンへの操作入力を検出する入力検出部200とを備える自動取引装置100では、太陽光入射判定部212が入力検出部200の発光素子221yの発光を停止させて、停止した発光素子221yに対向する受光素子231yの受光状態に基づき受光素子231yに対する太陽光の入射を判定し、入力検出部200が太陽光が入射されたことが判定された受光素子231yを全て無効にして、表示制御部117が入力検出制御部213より受光素子231yを無効にして、表示面121a上に形成される光路に応じてボタンが配置された操作受付画像を表示部121に表示させる。
これにより、顧客操作部120の入力検出部200の受光素子231yに外光が入射されても、利用者のタッチ入力を適切に検出することができるようになる。
[第3の実施の形態]
次に、第3の実施の形態では、別の自動取引装置について具体的に説明する。
第3の実施の形態でも、自動取引装置100は、第2の実施の形態で説明した構成(図3〜7)を有する。但し、第3の実施の形態の自動取引装置100の制御ユニット110が備える表示レイアウト情報保持部は、第2の実施の形態で説明した表示レイアウト情報保持部111と異なる。
そこで、以下では、表示レイアウト情報保持部について図14を用いて説明する。
図14は、第3の実施の形態に係る自動取引装置が備える表示レイアウト情報保持部が保持する情報の一例を示す図である。
表示レイアウト情報保持部111aは、図14に示すように、第2の実施の形態の表示レイアウト情報保持部111が保持する情報(図8)に加えて、検出モードD,Eに関する情報を保持する。
以下、検出モードD,Eの具体的な配列及び操作受付画像について図15及び図16を用いて説明する。
図15及び図16は、第3の実施の形態に係る自動取引装置がタッチパネルに表示する取引処理を受け付ける操作受付画像の一例を示す図である。
まず、検出モードDについて図15を用いて説明する。
検出モードDは、初期画面後であって、例えば、太陽光が入射されているy1〜yaに位置する受光素子231y(及び発光素子221y)が無効に設定されるものであって、その際の操作を受け付ける画像である操作受付画像dと、当該操作受付画像dに対してX,Y方向に配列された発光素子221x,221y及び受光素子231x,231yとが利用される。
操作受付画像dは、「お預け入れ」、「お引出し」、「通帳記入」、「お振替え」、「ご送金」、「残高照会」といった取引処理に対応付けられたボタンが、例えば、縦横に並列に配置されると共に、取引を中止する「中止」が対応付けられたボタンが、例えば、操作受付画像b(図10)に対して縮小されて下方に配置されている。
また、X,Y方向に、無効にしたy1〜yaに対応する発光素子221y及び受光素子231yを除いて配列されている発光素子221x,221y及び受光素子231x,231yにより操作受付画像dに対して、直交する光路が形成される。
これは、第1の実施の形態で説明したように、y1〜yaに対応する受光素子231yに太陽光が入射された場合に、検出モードCの操作受付画像c(図11)ではなく、できる限り、元の操作受付画像b(図10)に近いボタン配置をさせることで、利用者が違和感無く、注意深く操作を行わずに、容易に操作入力を行わせるためのものである。しかし、操作受付画像bに配置されたボタンを縮小過ぎると、利用者がボタンを認識できなくなってしまう恐れがある。そこで、yaはボタンが認識できる程度に縮小可能な任意の位置が設定される。
次いで、検出モードEについて図16を用いて説明する。
検出モードEは、初期画面後であって、例えば、太陽光が入射されているyb〜ynに位置する受光素子231y(及び発光素子221y)が無効に設定されるものであって、その際の操作を受け付ける画像である操作受付画像eと、当該操作受付画像eに対してX,Y方向に配列された発光素子221x,221y及び受光素子231x,231yとが利用される。
操作受付画像eは、「お預け入れ」、「お引出し」、「通帳記入」、「お振替え」、「ご送金」、「残高照会」といった取引処理に対応付けられたボタンが、例えば、並列に配置されると共に、取引を中止する「中止」が対応付けられたボタンが、例えば、操作受付画像eに対して縮小されて上方に配置されている。
また、X,Y方向に、無効にした発光素子221y及び受光素子231yを除いて配列されている発光素子221x,221y及び受光素子231x,231yにより操作受付画像eに対して、直交する光路が形成される。
これは、検出モードDに対して、yb〜ynに対応する受光素子231yに太陽光が入射された場合のものである。このため、ybはボタンが認識できる程度に縮小可能な任意の位置が設定される。
次に、図3〜図7の構成及び機能を有し、表示レイアウト情報保持部111aを有する自動取引装置100における入力検出処理について図17を用いて説明する。
図17は、第3の実施の形態に係る自動取引装置で実行される入力検出処理を示すフローチャートである。なお、図17のフローチャートでは、図12のフローチャートで実行される処理と同じ処理には図12と同じステップ番号を付しており、その説明は必要に応じて簡単に行うものとする。
[ステップS11,S12] 開始画面設定部112は、顧客操作部120の表示部121に操作受付画像aを表示させると共に、入力検出部200にX方向に配列された発光素子221x及び受光素子231xのみを有効にさせる(図9参照)。
顧客操作部120は、表示部121の表示面121aに表示する操作受付画像aの「取引開始」に対する操作入力の受付を待ち受ける(noの場合)。
顧客操作部120の発光素子221x及び受光素子231xが、当該操作入力を受け付けると、自動取引装置100は次のステップS60の処理を実行する(yesの場合)。
[ステップS60] 自動取引装置100の入出力検出部200では、受光素子231yに対して太陽光が入射しているか否かに応じて検出モードを判定する。
顧客操作部120はこのような太陽光の入射に関する判定結果を制御ユニット110に送信する。
なお、ステップS60の処理の詳細については後述する。
[ステップS13] 自動取引装置100は、ステップS60の判定結果を参照する。次の処理は、判定結果に基づき受光素子231yに対して太陽光入射が無い場合(yesの場合)には、ステップS14が実行され、受光素子231yに対して太陽光入射がある場合(noの場合)には、ステップS56が実行される。
[ステップS14,S15] 検出モード判別部115は、検出モードBを設定する。これにより、顧客操作部120の表示部121では操作受付画像bが表示されて、操作受付画像bに対してX,Y方向に配列されている発光素子221x,221y及び受光素子231x,231yにより直交する光路が形成される。
[ステップS56] 検出モード判別部115は、通知された判定結果に応じて検出モードDまたは検出モードEを設定する。
検出モードDの場合には、検出モード判別部115は、表示レイアウト情報保持部111を参照して、設定した検出モードに対応する配列(X方向に配列された発光素子221x及び受光素子231xと共に、Y方向に配列されたy1〜yaの発光素子221yを除いた発光素子221y及び受光素子231y)を有効にする制御信号をタッチパネル通信部113から顧客操作部120の入力検出部200に通知する。
検出モードEの場合には、検出モード判別部115は、表示レイアウト情報保持部111を参照して、設定した検出モードに対応する配列(X方向に配列された発光素子221x及び受光素子231xと共に、Y方向に配列されたyb〜ynの発光素子221yを除いた発光素子221y及び受光素子231y)を有効にする制御信号をタッチパネル通信部113から顧客操作部120の入力検出部200に通知する。
[ステップS57] 表示レイアウト選択部116は、表示レイアウト情報保持部111から検出モード判別部115が設定した検出モードDまたは検出モードEに対応する操作受付画像dまたは操作受付画像eを選択する。
検出モードDの場合には、表示制御部117は、表示レイアウト選択部116が選択した操作受付画像dの表示要求を表示通信部118から顧客操作部120の表示部121に通知させる。
検出モードEの場合には、表示制御部117は、表示レイアウト選択部116が選択した操作受付画像eの表示要求を表示通信部118から顧客操作部120の表示部121に通知させる。
上記ステップS56,S57により、顧客操作部120の表示部121では操作受付画像dが表示されて、操作受付画像dに対してX方向に配列された発光素子221x及び受光素子231xと共に、Y方向に配列されたy1〜yaの発光素子221yを除いた発光素子221y及び受光素子231yにより直交する光路が形成される。
また、上記ステップS56,S57により、顧客操作部120の表示部121では操作受付画像eが表示されて、操作受付画像eに対してX方向に配列された発光素子221x及び受光素子231xと共に、Y方向に配列されたyb〜ynの発光素子221yを除いた発光素子221y及び受光素子231yにより直交する光路が形成される。
[ステップS18] 顧客操作部120は、表示部121の表示面121aに表示する操作受付画像に対する操作入力の受付を待ち受ける(noの場合)。
入出力検出部200の発光素子221x及び受光素子231x(並びに発光素子221y及び受光素子231y)により、当該操作入力を受光信号受付部211が受け付けると、自動取引装置100は次のステップS30の処理を実行する。
[ステップS30] 自動取引装置100は、ステップS18で受け付けた取引処理を実行する(yesの場合)。その後、取引が終了すると、フローが終了する。
次に、顧客操作部120の入力検出部200で実行されるステップS60の太陽光入射判定処理について図18及び図19を用いて説明する。
図18及び図19は、第3の実施の形態に係る自動取引装置で実行される太陽光入射判定処理を示すフローチャートである。
[ステップS61] 入力検出制御部213は、全ての発光素子221yを停止する。
[ステップS62] 太陽光入射判定部212は、受光素子231y(i=y1)を指定する。
[ステップS63] 太陽光入射判定部212は、受光信号受付部211が受け付けた受光信号に基づき、指定した受光素子231yが受光したか否かを判定する。
次の処理は、指定した受光素子231yが受光していない(受光無し)場合(noの場合)にはステップS64が実行され、指定した受光素子231yが受光した(受光あり)場合(yesの場合)にはステップS65が実行される。
[ステップS64] 太陽光入射判定部212は、指定した受光素子231y(i)に対して受光無しのフラグをセットする。
[ステップS65] 太陽光入射判定部212は、指定した受光素子231y(i)に対して受光ありのフラグをセットする。
[ステップS66] 太陽光入射判定部212は、全ての受光素子231y(i=y1〜yn)の受光チェックが完了したか否かを判定する。
次の処理は、全ての受光素子231yの受光のチェックが完了していない場合(noの場合)には、ステップS67が実行され、受光のチェックが完了した場合(yesの場合)には、ステップS68が実行される。
[ステップS67] 太陽光入射判定部212は、次の受光素子231y(i=i+1)を指定して、ステップS63の処理を実行する。
[ステップS68] 太陽光入射判定部212は、受光のチェックが完了した受光素子231yに対して、受光ありフラグがセットされているか否かを判定する。
次の処理は、受光素子231yにおいて受光ありフラグがセットされていなければ(noの場合)、ステップS69が実行され、受光ありフラグがセットされていれば(yesの場合)、ステップS70が実行される。
[ステップS69] 太陽光入射判定部212は、受光素子231yに対して太陽光入射が無い、検出モードBを判定する。
[ステップS70] 太陽光入射判定部212は、受光素子231yのうち、y1〜yaに対応する受光素子231y以外の受光素子231yに太陽光が受光されていないか否かを判定する。
次の処理は、y1〜yaに対応する受光素子231y以外の受光素子231yに太陽光が受光されていない(即ち、y1〜yaに対応する受光素子231yのいずれかまたは全てに太陽光が入射)場合(yesの場合)にはステップS71が実行される。
または、y1〜yaに対応する受光素子231y以外の受光素子231yに太陽光が受光されている場合(noの場合)にはステップS72が実行される。
[ステップS71] 太陽光入射判定部212は、受光素子231yに対して太陽光入射がある、検出モードDを判定する。
[ステップS72] 太陽光入射判定部212は、受光素子231yのうち、yb〜ynに対応する受光素子231y以外の受光素子231yに太陽光が受光されていないか否かを判定する。
次の処理は、yb〜ynに対応する受光素子231y以外の受光素子231yに太陽光が受光されていない(即ち、yb〜ynに対応する受光素子231yのいずれかまたは全てに太陽光が入射)場合(yesの場合)にはステップS73が実行される。
または、yb〜ynに対応する受光素子231y以外の受光素子231yに太陽光が受光されている場合(noの場合)にはステップS74が実行される。
[ステップS73] 太陽光入射判定部212は、受光素子231yに対して太陽光入射がある、検出モードEを判定する。
[ステップS74] 太陽光入射判定部212は、受光素子231yに対して太陽光入射がある、検出モードCを判定する。
上記処理による太陽光の入射判定結果に基づき、図17のステップS13並びにステップS56では、受光素子231yに対する太陽光入射の有無の判定並びに検出モードの設定が行われる。
このように、取引処理が対応付けられたボタンが配置された操作受付画像を表示面121aに表示する表示部121と、表示部121の表示面121aを挟んで対向してそれぞれ配列され、表示面121a上で直交する光路を形成する複数の一対の発光素子221x,221y及び受光素子231x,231yを備え、遮断された光路の遮断位置に基づき、遮断位置に対応する操作受付画像に配置されたボタンへの操作入力を検出する入力検出部200とを備える自動取引装置100では、太陽光入射判定部212が入力検出部200の発光素子221yの発光を停止させて、停止した発光素子221yに対向する受光素子231yの受光状態に基づき受光素子231yに対する太陽光の入射を判定し、入力検出部200が太陽光が入射されたことが判定された受光素子231yを全て無効にして、表示制御部117が入力検出制御部213より受光素子231yを無効にして、表示面121a上に形成される光路に応じてボタンが配置された操作受付画像を表示部121に表示させる。
これにより、顧客操作部120の入力検出部200の受光素子231yに外光が入射されても、利用者のタッチ入力を適切に検出することができるようになる。
また、太陽光が入射される受光素子231yに応じて、操作受付画像に配置するボタンを、元の操作受付画像に配置されたボタンを縮小させるようにすることで、利用者は違和感無く、また、注意深くボタンを確認しないで、顧客操作部120を利用することができるようになる。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、制御ユニット110が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体(可搬型記録媒体を含む)に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリ等がある。磁気記録装置には、ハードディスク装置(HDD)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ等がある。光ディスクには、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM、CD−ROM、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)等がある。光磁気記録媒体には、MO(Magneto-Optical disk)等がある。
プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROM等の可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムにしたがった処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムにしたがった処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムにしたがった処理を実行することもできる。
なお、上述の実施の形態は、実施の形態の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えることができる。
さらに、上述の実施の形態は、多数の変形、変更が当業者にとって可能であり、説明した正確な構成及び応用例に限定されるものではない。
10 情報処理装置
20 タッチパネル部
30 表示部
31 表示面
40 入力検出部
41a,41b,41b3,41b4 発光部
42a,42b,42b1,42b2,42b3,42b4 受光部
50 外光入射判定部
60 入力検出制御部
70 表示レイアウト情報保持部
80 表示制御部

Claims (4)

  1. 所定処理が対応付けられたボタンが配置された操作受付画像を表示面に表示する表示部と、
    前記表示部の前記表示面を挟んで対向してそれぞれ配列され、前記表示面上で直交する光路を形成する複数の一対の発光部及び受光部を備え、遮断された前記光路の遮断位置に基づき、前記遮断位置に対応する前記操作受付画像に配置された前記ボタンへの操作入力を検出する入力検出部と、
    前記入力検出部の前記発光部の発光を停止させて、停止した前記発光部に対向する前記受光部の受光状態に基づき前記受光部に対する外光の入射を判定する外光入射判定部と、
    前記外光が入射されたことが判定された前記受光部に対向する前記発光部が含まれる、配列された前記発光部全て無効にする入力検出制御部と、
    前記入力検出制御部により前記発光部が無効にされて、前記表示面上に形成される前記光路に応じて前記ボタンが再配置された操作受付画像を前記表示部に表示させる表示制御部と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記表示制御部は、前記ボタンが前記光路に対して平行に配列された操作受付画面を前記表示部に表示させる、
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 所定処理が対応付けられたボタンが配置された操作受付画像を表示面に表示する表示部の前記表示面を挟んで対向してそれぞれ配列され、前記表示面上で直交する光路を形成する複数の一対の発光部及び受光部を備え、遮断された前記光路の遮断位置に基づき、前記遮断位置に対応する前記操作受付画像に配置された前記ボタンへの操作入力を検出する入力検出部の前記発光部の発光を停止させて、停止した前記発光部に対向する前記受光部の受光状態に基づき前記受光部に対する外光の入射を判定し、
    前記外光が入射されたことが判定された前記受光部に対向する前記発光部が含まれる、配列された前記発光部全て無効にし、
    前記発光部が無効にされて、前記表示面上に形成される前記光路に応じて前記ボタンが配置された操作受付画像を前記表示部に表示させる、
    ことを特徴とする入力検出方法。
  4. 所定処理が対応付けられたボタンが配置された操作受付画像を表示面に表示する表示部と、前記表示部の前記表示面を挟んで対向してそれぞれ配列され、前記表示面上で直交する光路を形成する複数の一対の発光部及び受光部を備え、遮断された前記光路の遮断位置に基づき、前記遮断位置に対応する前記操作受付画像に配置された前記ボタンへの操作入力を検出する入力検出部とが接続されたコンピュータに、
    前記入力検出部の前記発光部の発光を停止させて、停止した前記発光部に対向する前記受光部の受光状態に基づき前記受光部に対する外光の入射を判定し、
    前記外光が入射されたことが判定された前記受光部に対向する前記発光部が含まれる、配列された前記発光部全て無効にし、
    前記発光部が無効にされて、前記表示面上に形成される前記光路に応じて前記ボタンが再配置された操作受付画像を前記表示部に表示する、
    処理を実行させることを特徴とする入力検出プログラム。
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