JP5846692B2 - 糸処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、糸に対して流体を噴射してフィラメントに交絡やループ等を生じさせて、糸に嵩高性を付与する糸処理装置に関する。
従来から、ノズル内を通過する合成樹脂等のフィラメントからなる糸に流体を噴射し、フィラメントに交絡やループ等を生じさせることにより、糸に嵩高性を付与する糸処理装置が知られている。また、上記の糸処理装置において、フィラメント同士の交絡効果を安定させるために、ノズルに挿入される前の糸部分に水を付与することが、従来から知られている。
特許文献1においては、紡糸口金からそれぞれ紡出された2本の糸をゴデットローラで引き揃えてから、スリットノズルに通して2本の糸にそれぞれ水を付与した後、2本の糸を糸処理装置に挿入することが記載されている。
特開2000−303280号公報(段落0036、図2)
特許文献1においては、2本の糸に水を付与するスリットノズルが、糸処理装置のノズルから離れた位置に配置されている。しかし、糸処理装置において処理される糸に対して水を付与する位置は、以下のような理由から、糸処理装置にできるだけ近い方が好ましい。糸に水が付与された後、糸処理装置のノズルに挿入されるまでに、糸が長い距離走行することになると、その間に、付与された水の一部が糸から放散されて失われてしまう。それ故、必要以上の水を供給しなければならず、その分、水が無駄に消費されてしまうことになり、液体消費量の増加、及び、処理すべき排液量の増加等の観点で不利である。
本発明の目的は、糸に最小量の液体を付与してからすぐに、この糸をノズルに挿入することが可能な、糸処理装置を提供することである。
課題を解決するための手段及び発明の効果
第1の発明の糸処理装置は、糸通路及びこの糸通路内に流体を噴射する流体噴射孔とを有するノズルを含む、糸処理ユニットと、前記糸処理ユニットに設けられ、且つ、前記ノズルの前記糸通路に挿入される前の複数の糸に液体をそれぞれ付与する複数の液体付与部を有する、液体付与装置と、を備え、
前記液体付与装置は、液体が供給される液体供給部を有し、前記糸処理ユニットに取り付けられる本体部材と、前記本体部材に設けられ、前記複数の糸がそれぞれ掛けられる複数の糸掛け部を有し、前記本体部材の前記液体供給部から、前記複数の糸掛け部にそれぞれ液体が供給されて、前記複数の糸掛け部において前記複数の糸にそれぞれ液体が付与されることを特徴とするものである。
本発明によれば、液体付与装置が糸処理ユニットに設けられているため、液体付与装置がノズルに近接する。そのため、液体付与装置の液体付与部において液体が付与された糸を、すぐにノズルに挿入することができる。これにより、糸がノズルに挿入されるまでに液体が放散して糸から失われることがなく、必要量の液体が付与された状態で糸がノズルに挿入されることから、ノズルにおける加工性が向上する。また、無駄に液体が消費されることがないため、液体の消費量を少なくすることができ、液体に関するコストを抑制できる。また、糸に液体を付与することによって糸の走行抵抗が増大するが、本発明では、液体が付与された後、すぐに糸がノズルに挿入されるため、液体が付与された状態で走行する距離はわずかであり、糸に水が必要以上に供給されることがないので、液体を無駄に消費することがない。
本発明では、ノズルに複数の糸が挿入されて、ノズルにおいて複数の糸のフィラメント間で交絡等を生じさせる。そのノズルへの挿入前に、複数の液体付与部により、複数の糸のそれぞれに対して個別に液体が付与される。これにより、それぞれの糸に液体が確実に付与されるため、ノズルにおける糸の加工性が向上する。
また、本発明では、複数の糸に対して別々の位置(液体付与部)で液体が付与されることから、水が付与された複数の糸の間でフィラメントが絡まるなどして糸切れが生じることが防止される。特に、コア&エフェクト加工など、複数の糸の間で走行速度が異なる加工では、液体が付与された複数の糸が擦れ合ったときに糸切れが発生しやすいと考えられるが、このような加工の場合に、本発明は特に有効である。
本発明では、複数の糸がそれぞれ掛けられる糸掛け部に液体が供給され、複数の糸は、複数の糸掛け部においてそれぞれ液体が付与される。つまり、糸をノズルにガイドする糸掛け部が、糸に液体を付与する液体付与部を兼ねていることから、構成が簡素化される。また、糸掛け部においては糸が確実に接触しており、このような糸掛け部に液体を供給することで、糸に液体を確実に付与することができる。
の発明の糸処理装置は、前記第の発明において、前記本体部材に取り付けられた複数の筒部材を有し、前記複数の筒部材の内部通路は、前記本体部材の前記液体供給部と連通し、前記複数の筒部材に、前記複数の糸掛け部がそれぞれ形成されていることを特徴とするものである。
本発明では、本体部材の液体供給部から、筒部材の内部通路を介して糸掛け部に液体が供給され、糸掛け部に掛けられた糸に液体が付与される。
の発明の糸処理装置は、前記第の発明において、前記筒部材の長さ方向途中部に、前記糸掛け部が切り欠き状に形成されていることを特徴とするものである。
筒部材の端部に糸掛け部が形成されている場合、内部通路を流れてきた液体の大部分が、糸に付与されることなく筒部材の端からそのまま流出してしまうことが考えられる。その場合、糸に液体を確実に付与するためには、筒部材の内部通路を流れる液体の量を多くする必要がある。この点、本発明では、筒部材の長さ方向途中部に、切り欠き状の糸掛け部が形成されている。筒部材の途中部に形成された切り欠きでは、液体の表面張力によって液体が保持されやすく、糸に液体が付与されやすい。つまり、液体の供給量が少なくても、糸に液体を確実に付与することができる。
の発明の糸処理装置は、前記第又は第の発明において、前記複数の筒部材は、それぞれ水平方向に沿って延びた姿勢で、上下方向に並べて配置され、前記複数の筒部材の内径はそれぞれ等しく、前記複数の筒部材のうちの、下側に位置する筒部材には、前記内部通路の流路抵抗を高める抵抗付与部が設けられていることを特徴とするものである。
複数の筒部材が上下方向に並べて配置されている構成では、液体供給側のヘッド圧によって、下側に位置する筒部材において液体が流れやすくなる。複数の筒部材の間で液体の流量が異なると、複数の糸の間で付与される液体の量が異なってしまうことから、複数の筒部材の間での液体流量の差を一定以下に抑えることが好ましい。この点、下側に位置する筒部材の内径を、上側に位置する筒部材よりも小さくすることによって、流路抵抗を大きくすることも考えられる。しかし、複数の筒部材の内径が異なると、液体の流量が同じであっても複数の糸掛け部における液体の保持力が異なることとなり、やはり、複数の糸の間で付与される液体の量が異なることになる。
そこで、本発明では、複数の筒部材の内径が全て等しくされた上で、下側に位置する筒部材には抵抗付与部が設けられることによって、この筒部材の流路抵抗が高められている。これにより、複数の筒部材の間で液体の流量差を小さくでき、さらに、複数の糸掛け部の間での液体の保持力もほぼ等しくできる。以上より、複数の糸の間で、付与される液体の量が大きく異なってしまうことを防止できる。
の発明の糸処理装置は、前記第又は第の発明において、前記複数の筒部材は、水平方向に並べて配置されていることを特徴とするものである。
複数の筒部材が水平方向に並べて配置されていると、複数の筒部材の間で内部通路内の液体に作用するヘッド圧が等しくなるため、それらの内部通路を流れる液体の流量ばらつきが小さくなる。
の発明の糸処理装置は、前記第〜第の何れかの発明において、前記糸掛け部の数が2つであり、2つの前記糸掛け部が、前記ノズルの、前記複数の糸が挿入される糸挿入口を挟んで、互いに反対側に配置されていることを特徴とするものである。
2つの糸掛け部が、ノズルの糸挿入口を挟んで互いに反対側に配置されているため、2本の糸が、糸挿入口よりも外側から、ノズルの軸線方向に対して斜めの方向に、糸挿入口へ挿入されることになる。これにより、糸通路内に噴射された流体の一部が、糸挿入口から排出される際に、その排出流体の影響を糸が受けにくくなる。また、2本の糸が糸挿入口を挟んで逆方向から挿入されることで、ノズルの糸通路内で2本の糸が絡みやすくなる。
の発明の糸処理装置は、前記第1〜第の何れかの発明において、前記液体付与装置は、前記糸処理ユニットに取り外し可能に装着されることを特徴とするものである。
本発明によれば、液体付与装置の洗浄や交換等のメンテナンスを行う際に、この液体付与装置を糸処理ユニットから取り外すことができるため、液体付与装置のメンテナンスが容易である。
本実施形態の糸処理装置の正面図である。 糸処理装置の右側面図である。 水付与ユニットの鉛直断面図である。 変更形態の糸処理装置の上面図である。 別の変更形態の糸処理装置の側面図である。
次に、本発明の実施の形態について説明する。図1は、本実施形態の糸処理装置の正面図、図2は糸処理装置の右側面図である。尚、以下の説明の便宜上、装置の前後方向、左右方向、及び、上下方向を、図1、図2のように定義する。本実施形態の糸処理装置1は、ノズル4に供給される走行速度の異なる2本の糸Y1(コア糸Y1aとエフェクト糸Y1b)を、ノズル4内に噴射されたエアによってフィラメントを開繊しつつ、これらのフィラメントに交絡及びループを生じさせて、1本の嵩高加工糸Y2を生成する(コア&エフェクト加工)。図1〜図3に示すように、糸処理装置1は、糸処理ユニット2と、この糸処理ユニット2に設けられた水付与ユニット3とを備えている。
(糸処理ユニット)
図1、図2に示すように、糸処理ユニット2は、ノズル4と、このノズル4を保持するノズルホルダ5と、ノズルホルダ5に設けられた衝突体6とを備えている。
図3、図4(a)に示すように、ノズル4は金属やセラミックス等の硬質材料により筒状に形成され、このノズル4の右端部には径方向に張り出したフランジ部4aが設けられている。また、ノズル4の内部には左右方向に延びる糸通路10が形成されている。ノズル4の右端部に位置するフランジ部4aの端面には、2本の糸Y1がそれぞれ挿入される糸挿入口11が開口している。糸通路10の右側部分は、前記糸挿入口11から先端側(図中左側)に向かうほど内径が縮小する先細り状に形成されている。一方、フランジ部4aと反対側の、ノズル4の左端面には糸Y1が排出される糸排出口12が開口している。糸通路10の左側部分は、糸排出口12に向かうほど内径が拡大する末広がり形状に形成されている。
ノズル4の左右方向中央部には、糸通路10へ開口したエア噴射孔14(流体噴射孔)が設けられている。尚、図1ではエア噴射孔14が1つしか示されていないが、実際は、複数(例えば、3つ)のエア噴射孔14がノズル4の周方向等間隔位置にそれぞれ配置されている。また、エア噴射孔14は、ノズル4の半径方向(糸通路10と直交する方向)に対して、糸通路10の先端側(左側)へ傾斜して延びており、糸通路10へエアを噴射したときに左方へ向かう強いエア流を発生させることができるようになっている。
図1〜図3に示すように、ノズルホルダ5は、やや前後に長い直方体形状に形成されている。ノズルホルダ5には、このノズルホルダ5を水平に貫通する装着孔20が形成されている。装着孔20には上述したノズル4が挿入される。また、装着孔20の径はノズル4のフランジ部4aの外径よりは小さくなっている。これにより、装着孔20にノズル4の左端部が右側の開口から挿入装着される一方で、ノズル4の右端部に設けられたフランジ部4aは装着孔20に挿入されずにノズルホルダ5の右側面に当接し、これにより、ノズル4はノズルホルダ5に対して位置決めされる。
ノズルホルダ5の内部には上下に延びるエア供給孔(図示省略)が形成されており、さらに、このエア供給孔は図示しないエア供給源に接続される。ノズル4がノズルホルダ5の装着孔20に装着された状態で、ノズル4に形成されたエア噴射孔14が、ノズルホルダ5内のエア供給孔と連通する。これにより、エア供給源からエア供給孔を介してエア噴射孔14にエアが供給され、エア噴射孔14から糸通路10へエアが噴射される。
図1、図2に示すように、衝突体6は、ノズルホルダ5の左側に配置され、ノズル4の糸排出口12と対向している。衝突体6の形状は特に限定されるものではないが、図1では、円板状の衝突体が示されている。衝突体6の糸排出口12との対向面(右側の面)は、平坦面、凹面、凸面など、様々な形状を採用しうる。また、円板状の他、衝突体6が球状であってもよい。
尚、衝突体6をノズル4の糸排出口12と対向する位置に保持する構成は特に限定されるものではないが、本実施形態では一例として以下のような構成を採用している。まず、図1に示す糸処理ユニット2は、取付ベース部材23とホルダ24とを有する。取付ベース部材23は、ノズルホルダ5の左側面にボルト等により固定されている。ホルダ24は、取付ベース部材23に、水平面(図1の紙面に直交する平面)内で回動自在に取り付けられている。また、このホルダ24には連結棒25の一端が固定され、連結棒25の他端には衝突体6が固定されている。この構成では、ホルダ24が取付ベース部材23に対して、図1の姿勢から紙面手前側(前方)に回動したときに、衝突体6も一体に回動し、衝突体6は、ノズルホルダ5の糸排出口12と対向する位置と、糸排出口12から離れた退避位置にわたって移動可能である。そして、衝突体6を退避位置に移動させることにより、ノズル4内への糸通しを容易に行うことができるようになっている。
嵩高加工時の糸処理ユニット2の作用について説明する。それぞれ合成樹脂等のフィラメントからなる2本の糸Y1(コア糸Y1aとエフェクト糸Y1b)が、後述する水付与ユニット3を経由してノズル4に供給される。2本の糸Y1は異なる走行速度で、右側の糸挿入口11からノズル4の糸通路10内に挿入される。また、エア噴射孔14から糸通路10内にエアが噴射されることで、糸通路10内には左方へ向かうエア流が発生している。
糸通路10内に噴射されたエアの大部分は左側の糸排出口12から排出され、さらに、糸排出口12に対向して配置されている衝突体6に衝突する。このときのエアの流れに乗って、2本の糸Y1は、衝突体6と、糸排出口12が形成されたノズル4の左端面との間の隙間から排出される。このとき、糸排出口12付近の激しいエアの流れによって2本の糸Y1の構成フィラメントがほぐされ、さらに、個々のフィラメントが激しく運動することによってループや交絡等が発生することで、1本の嵩高加工糸Y2が生成される。
尚、取付ベース部材23には、ノズル4から排出された糸をガイドする糸ガイド26が取付部材27を介して設けられている。ノズル4において嵩高性が付与された1本の糸Y2は、図1の手前側(図2では右側)に位置する糸ガイド26を経由して上方へ案内される。
(水付与ユニット)
水付与ユニット3は、2本の糸Y1の、ノズル4に挿入される前の糸部分にそれぞれ水を付与するものである。水付与ユニット3は、糸処理ユニット2のノズルホルダ5に、取り外し可能に装着されている。図3は、水付与ユニットの鉛直断面図である。尚、図3では、ノズル4と水付与ユニット3の位置関係が理解されやすくなるように、ノズル4を二点鎖線で示している。図1〜図3に示すように、水付与ユニット3(本発明の液体付与装置)は、本体部材30と、2本の筒部材31,32とを備えている。
本体部材30は、上下に長い直方体形状の部材である。本体部材30は、ノズルホルダ5の右側面(ノズル4の糸挿入口11が開口する側の側面)に、ノズル4の糸挿入口11とは重ならないように、2本のネジ37によって取り外し可能に取り付けられている。図2、図3に示すように、本体部材30の上端部と下端部には、2つの水供給部38(本発明の液体供給部)が設けられている。2つの水供給部38の各々は、図示しない水供給装置とチューブ41を介して接続される接続部39と、水供給装置からの供給水量を調節する調節弁40とが取り付けられている。また、本体部材30の内部には、上下に延びる水流路が形成されている。水流路は、2つの水供給部の接続部39とそれぞれ連通している。図示しない水供給装置から2つの水供給部38に水がそれぞれ供給され、さらに、調節弁40によって水量を調整された上で、水流路33に供給される。
2本の筒部材31,32は、本体部材30の上端部と下端部にそれぞれ取り付けられている。また、2本の筒部材31,32は、水平方向に沿って延びた姿勢で、上下方向に並べて配置されている。2本の筒部材31,32の基端部は、本体部材30に、水流路33が形成されている位置まで挿入されている。これにより、2本の筒部材31,32の内部通路31a,32aは、水流路33とそれぞれ連通している。2本の筒部材31,32は、ノズル4の糸挿入口11を上下方向において挟むように配置されている。2本の筒部材31,32の内径dは互いに等しく、例えば、1.0〜2.0mm、好ましくは、1.5mmである。一方で、2本の筒部材31,32の長さは異なっており、下方に位置する筒部材32は上方に位置する筒部材31よりも長い。また、下側の筒部材32には、この筒部材32の内径よりも小さい穴径のオリフィスプレート36が設けられている。このオリフィスプレート36により、下側の筒部材32の内部通路32aの流路抵抗が高められている。
2本の筒部材31,32には、ノズル4の糸挿入口11に挿入される2本の糸Y1がそれぞれ掛けられる2つの糸掛け部31b,32bが形成されている。より詳細には、筒部材31,32の長さ方向途中部の下側部分に切り欠きが形成されており、この切り欠き部が糸掛け部31b,32bを構成している。糸掛け部31b,32bは、筒部材31,32の内部通路31a,32aまで切り欠かれており、糸掛け部31b,32bにおいて内部通路31a,32aが一部露出している。図2、図3に示すように、2つの切り欠き状の糸掛け部31b,32bは、ノズル4に糸Y1が挿入される右側から見て、糸挿入口11と重ならない位置であって、且つ、糸挿入口11に対して、上下方向において互いに反対側の位置に配置されている。
2本の糸Y1は、2つの糸掛け部31b,32bに掛けられて、ノズル4の糸挿入口11にそれぞれガイドされる。具体的には、コア糸Y1aは、図1に示すように、ほぼ真上から供給され、糸掛け部31bによって走行方向をやや左方に向けられて、ノズル4の糸挿入口11に対して斜め上方から挿入される。また、エフェクト糸Y1bは、図1に示すように、上方から糸掛け部32bに向けて下方に走行し、糸掛け部32bにおいて向きを上方に反転して、ノズル4の糸挿入口11に対して斜め下方から挿入される。また、図2に示すように、2本の糸Y1は、2つの糸掛け部31b,32bにそれぞれガイドされることにより、角度θをなして糸挿入口11に挿入される。この角度θは、例えば、110〜120度であることが好ましい。
ここで、本体部材30の水流路33と2つの筒部材31,32の内部通路は連通していることから、図示しない水供給装置から水流路33に供給された水は、2つの筒部材31,32の内部通路31a,32aのそれぞれを流れる。尚、内部通路31a,32aを流れた水は、筒部材31,32の先端から排出される。ここで、糸掛け部31b,32bは、筒部材31,32の途中部において切り欠き状に形成されている。切り欠き状の糸掛け部31b,32bにおいては、表面張力の作用により水が保持される。この水が、糸掛け部31b,32bに掛けられる糸Y1に付与される。このように、2本の糸Y1にそれぞれ水が付与された後、2本の糸Y1がノズル4の糸通路10内に挿入されることで、これらの糸Y1に交絡等が生じやすくなり、ノズル4における加工性が向上する。
以上説明した本実施形態の糸処理装置1は、上記の水付与ユニット3を備えることによって、次のような効果が得られる。
(1)水付与ユニット3が糸処理ユニット2に設けられているため、水付与ユニット3がノズル4に近接している。従って、水付与ユニット3の糸掛け部31b,32bにおいて水が付与された2本の糸Y1を、すぐにノズル4に挿入することができる。従って、ノズル4に挿入されるまでに水が放散されて糸Y1から失われることがなく、必要量の水が付与された状態で糸Y1がノズル4に挿入されることから、ノズル4における糸の加工性が向上する。また、無駄に水が消費されることがないため、水の消費量を少なくすることができ、コストを抑制できる。また、水が付与された後、すぐに糸Y1がノズル4に挿入されるため、水が付与された状態で糸Y1が走行する距離はわずかであり、糸に水が必要以上に供給されることがないので、水を無駄に消費することがない。
(2)水付与ユニット3の2つの糸掛け部31b,32bにおいて、ノズル4に挿入される2本の糸Y1のそれぞれに対して個別に水が付与される。これにより、それぞれの糸Y1に水が確実に付与され、ノズル4における糸の加工性が向上する。また、2本の糸Y1に対して同じ位置で一度に水を付与することも可能であるが、その場合は、水が付与された2本の糸Y1の間でフィラメントが絡まるなどして糸切れが生じる虞がある。特に、コア&エフェクト加工では、2本の糸Y1の間で走行速度が異なることから、水が付与された2本の糸Y1が擦れ合ったときに糸切れが発生しやすいと考えられる。この点、本実施形態では、2本の糸Y1に対して別々の位置で水が付与されることから、水を付与することに起因する糸切れ発生を防止できる。
(3)2本の糸Y1がそれぞれ掛けられる2つの糸掛け部31b,32bに水が供給され、2本の糸Y1は、2つの糸掛け部31b,32bにおいてそれぞれ水が付与される。つまり、糸Y1をノズル4にガイドする糸掛け部31b,32bが、糸Y1に水を付与する水付与部を兼ねていることから、構成が簡素化される。また、糸掛け部31b,32bにおいては糸Y1が確実に接触しており、このような糸掛け部31b,32bに水を供給することで、糸Y1に水を確実に付与することができる。
(4)筒部材31,32の先端部に糸掛け部が形成されてもよいのだが、この場合、内部通路31a,32aを流れてきた水が、糸掛け部にほとんど留まらず、糸Y1に付与されることなく筒部材31,32の端からそのまま流出してしまうことが考えられる。その場合、糸Y1に水を確実に付与するには筒部材31,32を流れる水の量を多くする必要があり、水の消費量(無駄に捨てられる量)も多くなる。この点、本実施形態では、筒部材31,32の途中部に切り欠き状の糸掛け部31b,32bが形成されている。筒部材31,32の途中部に形成された切り欠きでは、表面張力によって水が保持されやすく、従って、糸Y1に水が付与されやすい。つまり、水の供給量が少なくても、糸Y1に水を確実に付与することができる。
(5)本実施形態では、2本の筒部材31,32が上下方向に並べて配置されていることから、ヘッド圧の影響で、下側に位置する筒部材32において水が流れやすくなっている。尚、下側の筒部材32は、上側の筒部材31よりも少し長いことから、その影響で多少は下側の筒部材32の流路抵抗が大きくなっているが、その程度では、ヘッド差による流量差を解消するまでには至らない。2本の筒部材31,32の間で水量が異なると、2本の糸Y1の間で付与される水の量が異なってしまうことから、2本の筒部材31,32の間での内部通路を流れる水量の差を一定以下に抑えたい。
これについて、下側の筒部材32の内径を、上側の筒部材31よりも小さくすることによって、下側の筒部材32の内部通路32aの流路抵抗を大きくすることも考えられる。しかし、2本の筒部材31,32の内径が異なると、たとえ水の流量が同じであっても、2つの糸掛け部31b,32bにおける水の保持力が異なることになり、結局、2本の糸Y1に付与される水の量が異なってしまう。本実施形態では、2本の筒部材31,32の内径が等しくされた上で、下側に位置する筒部材32にはオリフィスプレート36(抵抗付与部)が設けられることによって、下側の筒部材32の内部通路32aの流路抵抗が高められている。これにより、2つの筒部材31,32の間での水の流量差を小さくでき、さらに、2つの糸掛け部31b,32bの間での水の保持力もほぼ等しくできる。以上より、2本の糸Y1の間で、付与される水の量が大きく異なってしまうことを防止できる。
(6)本実施形態では、2つの糸掛け部31b,32bが、ノズル4の糸挿入口11を挟んで、上下方向において互いに反対側に配置されている。そのため、図1に示すように、2本の糸Y1が、糸挿入口11の径方向外側から、ノズル4の軸線方向(左右方向)に対して斜めに糸挿入口11に挿入される。エア噴射孔14から糸通路10内に噴射されたエアは、主に、糸排出口12から排出されるが、一部は、糸挿入口11からも排出される。しかし、2本の糸Y1は、糸挿入口11に対して径方向外側から斜めに挿入されるために、糸挿入口11から排出されるエアの流れの影響を受けにくくなる。また、2本の糸Y1が糸挿入口11を挟んで逆方向から挿入されることで、ノズル4の糸通路10内で2本の糸Y1が絡みやすくなることから、ノズル4における加工性の面からも上記構成は好ましい。
(7)水付与ユニット3は、糸処理ユニット2から取り外し可能に装着されている。従って、水付与ユニット3の洗浄や交換等のメンテナンスを行う際に、この水付与ユニット3を糸処理ユニット2から取り外すことができるため、水付与ユニット3のメンテナンスが容易である。
次に、前記実施形態に種々の変更を加えた変更形態について説明する。但し、前記実施形態と同様の構成を有するものについては、同じ符号を付して適宜その説明を省略する。
1]前記実施形態では、2つの筒部材31,32が上下方向に並べて配置されているが故に、ヘッド圧の違いによって2つの筒部材31,32で水の流量が異なることとなっていた。これに対し、図4に示すように、2つの筒部材31,32が、水平方向に並べて配置されていてもよい。尚、図4の糸処理装置1Aは、前記実施形態の図2の糸処理装置1と、装置構成は全く同じであるが、図2に対して鉛直面内で90度回転した姿勢で配置されており、図4は上面図である。つまり、図4の紙面に平行な面は水平面を示し、2つの筒部材31,32が同一の水平面に沿って配置されている。この構成では、2つの筒部材31,32が水平方向に並べて配置されていることで、2つの筒部材31,32の内部通路内の水に作用するヘッド圧が等しくなり、それらの内部通路31a,32aを流れる水の流量差が小さくなる。従って、前記実施形態のように、一方の筒部材32の内部通路32aにオリフィスプレート36等の抵抗付与部を設ける必要はない。
2]水付与ユニット3の構成は、前記実施形態のものには限られず、1本の糸Y1に個別に水を付与できるような構成であれば、適宜変更可能である。
例えば、筒部材31,32の途中部ではなく、それらの先端部に糸掛け部31,32bが形成されていてもよい。また、糸掛け部31b,32bが、糸に水を付与する水付与部を兼ねている必要もなく、糸掛け部31b,32bとは別に、水付与部が設けられてもよい。
3]水付与ユニット3が、水を付与する糸Y1の本数は2本に限られるものではない。例えば、水付与ユニット3が、3本以上の糸Y1にそれぞれ水を付与する3以上の水付与部を備えていてもよい。例えば、コア&エフェクト加工において、1本のコア糸Y1aと2本以上のエフェクト糸Y1bをノズル4に挿入して加工する場合が考えられる。
また、水付与ユニット3が、1本の糸Y1にしか水をつけない構成であってもよい。例えば、図5の糸処理装置1Bでは、上側の筒部材31の内部通路31aは、水供給部38には連通しておらず、上側の糸掛け部31bには水が供給されない構成である。この構成では、下側の筒部材32の糸掛け部32bに掛けられる糸Y1bにのみ水が付与される。
また、本発明は、複数の糸Y1がノズル4に挿入されるような加工にも限られない。糸の嵩高加工としては、上記のコア&エフェクト加工の他、1本の糸Y1をノズル4に挿入し、この1本の糸Y1の構成フィラメントを開繊して、これらフィラメント間で交絡等を形成する、いわゆる、シングル加工もよく知られている。このシングル加工の場合においても、水付与ユニット3によって、ノズル4に挿入される直前の1本の糸Y1に水を付与することにより、少ない水量でもフィラメントに交絡等を効果的に付与することができる。
4]水付与ユニット3が、糸処理ユニットに対して取り外し可能である必要は必ずしもない。例えば、水付与ユニット3の本体部材30が、接着や溶着等の方法によって、糸処理ユニット2に取り外し不能に固定されてもよい。
5]糸処理ユニット2の構成は、前記実施形態のものに限られない。例えば、ノズル4の内部の糸通路10の形状は適宜変更できる。また、フランジ部4aが備えていないノズルであってもよい。また、ノズル4から排出された糸Y2をガイドする糸ガイド26(図1参照)の位置や個数等も適宜変更可能である。
6]糸Y1に付与する液体は水には限られない。例えば、糸に油剤を付与する場合においても、本発明を適用することが可能である。
1 糸処理装置
2 糸処理ユニット
3 水付与ユニット
4 ノズル
10 糸通路
11 糸挿入口
14 エア噴射孔
30 本体部材
31 筒部材
31a 内部通路
31b 糸掛け部
32 筒部材
32a 内部通路
32b 糸掛け部
38 水供給部
36 オリフィスプレート
Y1 糸
Y2 糸

Claims (7)

  1. 糸通路及びこの糸通路内に流体を噴射する流体噴射孔とを有するノズルを含む、糸処理ユニットと、
    前記糸処理ユニットに設けられ、且つ、前記ノズルの前記糸通路に挿入される前の複数の糸に液体をそれぞれ付与する複数の液体付与部を有する、液体付与装置と、を備え、
    前記液体付与装置は、
    液体が供給される液体供給部を有し、前記糸処理ユニットに取り付けられる本体部材と、
    前記本体部材に設けられ、前記複数の糸がそれぞれ掛けられる複数の糸掛け部を有し、
    前記本体部材の前記液体供給部から、前記複数の糸掛け部にそれぞれ液体が供給されて、前記複数の糸掛け部において前記複数の糸にそれぞれ液体が付与されることを特徴とする糸処理装置。
  2. 前記本体部材に取り付けられた複数の筒部材を有し、
    前記複数の筒部材の内部通路は、前記本体部材の前記液体供給部と連通し、
    前記複数の筒部材に、前記複数の糸掛け部がそれぞれ形成されていることを特徴とする請求項に記載の糸処理装置。
  3. 前記筒部材の長さ方向途中部に、前記糸掛け部が切り欠き状に形成されていることを特徴とする請求項に記載の糸処理装置。
  4. 前記複数の筒部材は、それぞれ水平方向に沿って延びた姿勢で、上下方向に並べて配置され、
    前記複数の筒部材の内径はそれぞれ等しく、
    前記複数の筒部材のうちの、下側に位置する筒部材には、前記内部通路の流路抵抗を高める抵抗付与部が設けられていることを特徴とする請求項又はに記載の糸処理装置。
  5. 前記複数の筒部材は、水平方向に並べて配置されていることを特徴とする請求項又はに記載の糸処理装置。
  6. 前記糸掛け部の数が2つであり、
    2つの前記糸掛け部が、前記ノズルの、前記複数の糸が挿入される糸挿入口を挟んで、互いに反対側に配置されていることを特徴とする請求項の何れかに記載の糸処理装置。
  7. 前記液体付与装置は、前記糸処理ユニットに取り外し可能に装着されることを特徴とする請求項1〜の何れかに記載の糸処理装置。
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