JP5844486B2 - 改造キットおよび排気処理方法 - Google Patents

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Description

発明の詳細な説明
〔技術分野〕
本発明は、概略的には排気処理システムに関する。より具体的には、ディーゼル粒子フィルタの上流側に配置された再生ユニットの動作を管理するための、エアポンプと速度センサとを含む二次空気システムに関するものである。
〔背景技術〕
この項目では、本開示に関連する背景技術情報について説明するが、それらは必ずしも公知技術であることを示すものではない。
個人用および商用の乗物の多くは、駆動力を当該乗物のホイールに伝達するための内燃機関を有している。古い乗物の中には、現在の法的規格の水準あるいは今後採用される規格の水準を満たしていないものがある。それらの乗物は、新品の時には排出抑制規格を満たしていたかもしれないが、将来の法的規制を満たすために改造が要求される可能性がある。
一例として、バスなどの商用車には、ディーゼル内燃機関の排気システムにディーゼル粒子フィルタあるいはディーゼル粒子フィルタに関連する再生ユニットを備えていないものがある。また、同様の乗物の多くは、電子エンジンコントローラが備えられていない比較的単純なエンジンおよび動力伝達経路構成を備えている。
このため、ディーゼル粒子フィルタおよび再生ユニットを有する排気システムを備えた乗物に改造する技術が望まれている。排気制御システムの中には、適切な再生ユニットの管理を行うためにエンジンの動作速度をリアルタイムで示すことが要求されるものがある。また、再生ユニットを動作させるために外部エアポンプによって供給される二次酸素供給が要求されるものもある。このため、(i)ディーゼル粒子フィルタと、(ii)再生ユニットと、(iii)内燃機関の速度を示す信号を出力するセンサを備えたエアポンプを有する二次空気供給部とを備えた排気システムが望まれている。
〔概要〕
この項目では、本開示の概略的な概要を示すが、全ての概念を包括的に示すものでも本発明の特徴の全てを示すものでもない。
内燃機関の排気処理システムにおいて、ディーゼル粒子フィルタの上流側に配置された、燃料を燃焼させて上記ディーゼル粒子フィルタに流入する排気を加熱する再生ユニットと、上記内燃機関によって駆動されて上記再生ユニットに圧縮空気からなる二次空気を供給するエアポンプと、上記エアポンプに接続され、上記エアポンプの部材の回転速度を示す信号を出力する速度センサと、上記信号に基づいて上記内燃機関の動作速度を特定し、上記内燃機関の動作速度に基づいて上記再生ユニットを制御する制御部とを備える。
内燃機関の排気処理方法において、上記内燃機関によって駆動されるエアポンプの部材の回転速度を示す信号を取得する工程と、上記信号に基づいてエンジン速度を特定する工程と、上記エンジン速度に基づいて排気流量を見積る工程と、二次空気の流量および燃料流量を上記排気流量の見積り結果に基づいて決定する工程と、上記見積り結果に応じた量の二次空気および燃料を上記再生ユニットに供給する工程と、上記ディーゼル粒子フィルタを通る排気の温度を上昇させて上記ディーゼル粒子フィルタを再生させるために、上記再生ユニット内で上記燃料に点火する工程とを含める。
適用可能な更なる領域は、本明細書で開示する説明によって明らかになるであろう。この欄に示した説明および特定の実施例は、説明のためのものであり、本発明の概念を制限することを意図したものではない。
〔図面〕
本明細書に添付する図面は、選択的な実施例を示すものにすぎず、全ての利用可能な実装例を示すものではなく、本発明の概念を制限するものでもない。
図1は、本発明の一実施形態にかかる排気処理システムを備えた乗物の典型例を模式的に示した図である。
図2は、図1に示した排気処理システムの制御方法を示すフローチャートである。
これら各図を通して、同じ符号は同じ部材を示している。
〔詳細な説明〕
具体例について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に示すように、乗物10は、エンジン12と排気システム16とを備えている。
排気システム16は、排気マニホールド18、ディーゼル粒子フィルタ20、および再生ユニット22を備えている。排気マニホールド18と再生ユニット22とは排気導管24によって接続されている。排気管26は、ディーゼル粒子フィルタ20を通ったガスを受け取る一端側と、処理された排気を排気処理システム16から排出する他端側の開口端とを備えている。
また、排気システム16は、再生ユニット22の吸入部32に二次空気を供給するためのエアポンプ30を備えている。エアポンプ30は、ベルトあるいはチェーンなどの柔軟性駆動部材34によってエンジン12に接続されて駆動される。あるいは、エアポンプ30は、歯車列などの他の動力伝達装置を用いてエンジン12により駆動されてもよい。速度センサ36はエアポンプ30に接続されており、エンジン12の回転速度を示す信号38を出力する。
タンク42はディーゼル燃料などの炭化水素を収容する。燃料フィルタ46および燃料ポンプ48は燃料タンク42から燃料ブロック50に炭化水素を移送する。燃料ブロック50は、再生ユニット22の吸入部32まで延びる燃料ライン54に燃料を選択的に供給する。
第1点火部62および第2点火部64は、燃料に点火して再生ユニット22を通る排気の温度を上昇させるように再生ユニット22に設けられている。より具体的には、第1点火部62は、燃料ライン54によって供給された燃料をエアポンプ30によって供給された二次空気で燃焼させるための初期点火部である。第2点火部64は、第1点火部62よりも下流側の排気中に存在する炭化水素を燃焼させるために用いられる。なお、再生ユニットが点火部を1つだけ備える構成としても本発明の概念から逸脱しない。
第1圧力センサ66は、ディーゼル粒子フィルタ20の上流側の位置における排気システム16を通る排気流と交わるように配置されている。第2圧力センサ68は、ディーゼル粒子フィルタ20の下流側の位置で排気と交わるように配置されている。第1圧力センサ66および第2圧力センサ68は、それぞれの位置における排気の圧力を示す信号を出力する。
第1温度センサ70は排気システム16内の再生ユニット22の上流側の位置に配置されている。第2温度センサ72は、再生ユニット22の下流側かつディーゼル粒子フィルタ20の上流側の位置の排気温度を示す信号を出力する。第3温度センサ74は、ディーゼル粒子フィルタ20の下流側の位置における排気温度を示す信号を出力する。制御部80は、第1温度センサ70、第2温度センサ72、第3温度センサ74からの信号、およびエンジン12の回転速度を示す信号38を受け取る。また、第1圧力センサ66および第2圧力センサ68は、それぞれの位置における排気圧力を示す信号を制御部80に出力する。
制御部80は、燃料ブロック50と通信して燃料ライン54に燃料を選択的に供給させる。エアバルブ84は、再生ユニット22への外気の供給を制御する。制御部80は、エアバルブ84を選択的に開閉させて再生ユニット22に供給する二次空気の流量を調節する。エアバルブ84は、この機能を実行するために、エアポンプ30の上流側または下流側に配置される。
再生の持続は、エンジン速度、1または複数の圧力差、あるいは制御部80によって実行される他の演算に基づいて行われる。例えば、ディーゼル粒子フィルタ20の再生は、ディーゼル粒子フィルタ20を通る排気流が、所定時間の間、所定温度よりも高くなった場合に完了すると決めることができる。
速度センサ36は、エアポンプ30に接続されているか、あるいはエアポンプ30と一定的に形成されている。速度センサ36としては、ホール効果型のセンサあるいは可変抵抗型のセンサなどを用いることができる。一例として、上記センサの検出対象がエアポンプ30の回転部材に固定された歯車であってもよい。上記センサの検出対象は、エアポンプ30にもともと備えられている歯車の歯であってもよい。他の実施例として、上記センサの検出対象がパターン化されたシャフトである構成も本発明の概念に含まれる。
エアポンプ30は柔軟性駆動部材34によって駆動される入力軸90を備えている。制御部80には、エンジン12のクランクシャフト92およびエアポンプ30の入力軸90の回転速度の関係が提供される。上記関係は、単純に、クランクシャフト92に固定された出力プーリー94の直径と、入力軸90に固定された入力プーリー96の直径との比であってもよい。機械的な配置にかかわらず、センサ36が、クランクシャフト92の回転速度を示す信号を出力するようにしてもよい。
入力軸90は、発電機プーリー、ウォーターポンププーリー、パワーステアリングポンププーリーなどの他の中間のプーリーによって駆動されてもよい。他の中間のプーリーの速度とクランクシャフト92の速度との関係を考慮に入れた信号38を制御部80に供給するようにしてもよい。エアポンプ30は、入力軸90をエアポンプ30内のポンプ部材(図示せず)に対して駆動可能に接続したり、接続を解除したりするクラッチ98と組み合わせされるか、あるいはクラッチ98を備えていてもよい。上記ポンプ部材は、二次空気が不要な場合に、エネルギ節約および摩耗低減のためにエンジン12から切り離される。
図1に示す排気システム16は、現存の乗物を改造することによって構成された改造型の排気システムを示している。具体的には、再生ユニット22、ディーゼル粒子フィルタ20、エアポンプ30、速度センサ36、エアバルブ84、圧力センサ66,68、温度センサ70,72,74、点火部62,64、燃料ブロック50、および制御部80を含む保守改造キットを、当初は排気後処理システムが搭載されていない乗物を改造するために用いる。複雑かつ高価なエンジン制御部は、オリジナルの乗物にも提案している排気保守改造キットにも含まれる必要はない。再生ユニット22およびディーゼル粒子フィルタ20の動作を適切に管理するのに十分なデータが速度センサ36から制御部80に供給される。
図2は、排気システム16の動作に関連するフローチャートである。ブロック120において、制御部はエンジン12が可動中であるか否かを判断する。エンジンが稼働中である場合、制御部は、ブロック122でディーゼル粒子フィルタ(DPF)20の両端の圧力差を検出する。制御部80は、第1圧力センサ66からの信号と第2圧力センサ68からの信号を比較して圧力差を算出する。ブロック124では、制御部は、DPF再生を前回行った時からのエンジン稼働量、すなわちDPF再生を前回行った時からの経過時間を検出する。エンジン稼働時間を速度センサ36からの出力に基づいて決定してもよい。
ブロック126において、制御部は、ディーゼル粒子フィルタ20の再生が必要か否かを判断する。このとき、制御部80は、前回再生処理を行ってからの時間が所定時間間隔よりも長いか否かを判断する。そして、所定時間間隔よりも長い場合に必要であると判断する。制御部80は、また、ディーゼル粒子フィルタ20の圧力差の直近の検出値と圧力差閾値とを比較する。そして、制御部80は、直近の検出値が圧力差閾値よりも大きい場合、再生が必要であると判断する。ディーゼル粒子フィルタ20に煤やその他の汚染粒子が充満すると、ディーゼル粒子フィルタ20の両端の圧力差が増加し、それによって再生が必要であることが示される。
ブロック128では、制御部は、センサ36からの信号38に基づいてエンジン12のクランクシャフト92の回転速度を決定する。ブロック130では、予め設定されたエンジン速度との関係に基づいて再生ユニット22に供給する排気流量が算出される。ブロック132では、制御部は、予め設定された排気流量との関係に基づいて二次空気流量および燃料ライン54に供給する燃料流量を決定する。
ブロック134では、制御部80は、接続クラッチ98を制御して決定された空気流量を供給し、再生ユニット22の吸入部32に対する好ましい二次空気流量を供給するようにバルブ84を制御する。制御部80は、燃料ライン54および再生ユニット22の吸入部32に決定された量の燃料および空気を供給するようにポンプ48および燃料ブロック50を制御する。ブロック136では、制御部80は、点火部62および点火部64に電圧を印加する。
ブロック137では、制御部は、ディーゼル粒子フィルタ20を流れる排気流の平均温度を検出する。第3温度センサ74からの出力信号と第2温度センサ72からの出力信号とを組み合わせて平均化することによりDPF20を流れる排気流の平均動作温度を検出するようにしてもよい。
上記の処理に加えて、あるいは上記の処理に代えて、制御部80が、センサ70,72,74によって供給される温度信号および速度センサ信号38を評価することにより、エンジンの負荷状態を検出するようにしてもよい。また、再生処理期間を、エンジン負荷に基づいて変化させてもよい。
ブロック138では、制御部は、十分な温度で所定時間の再生処理が完了したか否かを判断する。閾値温度より高い平均温度で所定時間の再生処理が行われた場合、制御部は、再生ユニット22への燃料および二次空気の供給を停止させ。また、制御部は、第1点火部62および第2点火部64への電圧印加を停止する。これにより、デジタル粒子フィルタ20の再生処理が完了する。
再生処理工程の途中でエンジン速度の変化が生じた場合、制御部は、再生処理工程の修正を行う。ブロック142において、制御部は、速度センサ36からの信号38を評価することにより、再生処理工程中にエンジン速度の変化が生じたか否かを判断する。エンジン速度が変化した場合、制御部は、ブロック144において、エンジン速度信号に基づいて排気流量の修正値を決定する。また、ブロック146において、制御部は、排気流量の修正値に基づいて、二次空気流量および燃料供給量の修正値を決定する。ブロック148では、制御部は、再生ユニット22に対して修正値に応じた二次空気および燃料を供給するようにバルブ84および燃料ブロック50への入力を変化させる。その後、制御部は、再生処理工程を完了させるためにブロック138および140に戻る。
なお、速度センサ36を、信号38を用いてエアポンプ30の入力軸90などの回転部材が回転していることを確認する診断システムに用いてもよい。この技術を用いてポンプの動作を簡単に確認することができる。クランクシャフト92の回転速度が他の情報源からわかる場合、適切なポンプ動作速度および適切なクラッチ98の動作を確認するための追加の分析を行ってもよい。分析確認を行う際、制御部が、信号38に基づくクランクシャフトの動作速度と、第2情報源から供給されるエンジン動作速度とを比較するようにしてもよい。
上述した実施形態の説明は、図示および説明のためのものである。本発明の全てを開示したものではなく、本発明はそれに制限されるものでもない。具体的な実施例の個々の要素および特徴は、一般にその特定の実施例に制限されるものではなく、たとえ具体的に示していない要素であっても利用可能な他の要素に置換したり用いたりすることができる。方法についても同様に変更可能である。それらの変更は本発明から逸脱するものではなく、それらの変更の全てが本発明の概念に含まれる。
本発明の一実施形態にかかる排気処理システムを備えた乗物の典型例を模式的に示した図である。 図1に示した排気処理システムの制御方法を示すフローチャートである。

Claims (24)

  1. ディーゼル粒子フィルタと、再生ユニットと、速度センサが接続されたエアポンプと、制御部とを備え、上記ディーゼル粒子フィルタが内燃機関の排気を受け取る排気処理システムを改造するための改造キットであって、
    上記再生ユニットは、上記ディーゼル粒子フィルタの上流側に配置され、燃料を燃焼させて上記ディーゼル粒子フィルタに流入する排気を加熱
    上記エアポンプは、上記内燃機関によって駆動されて上記再生ユニットに圧縮空気からなる二次空気を供給
    上記速度センサは、上記エアポンプに接続され、上記エアポンプの部材の回転速度を示す信号を出力
    上記制御部は、上記速度センサから受け取った上記信号に基づいて、エンジン制御部とは独立して上記内燃機関の動作速度を特定し、特定した上記内燃機関の動作速度に基づいて上記再生ユニットを制御することを特徴とする改造キット
  2. 上記制御部は、上記エアポンプの動作速度を特定することを特徴とする請求項1に記載の改造キット
  3. 上記再生ユニットは、軸方向に沿って互いに離間して配置された第1点火部と第2点火部とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の改造キット
  4. 上記エアポンプに接続され、上記制御部によって上記再生ユニットに所望する二次空気流量を供給するように制御されるエアバルブを備えていることを特徴とする請求項1に記載の改造キット
  5. 上記内燃機関の駆動力を上記エアポンプに伝達する駆動システムを備えていることを特徴とする請求項4に記載の改造キット
  6. 上記駆動システムは、上記エアポンプの入力軸に固定されたプーリーを駆動する柔軟性駆動部材を備えていることを特徴とする請求項5に記載の改造キット
  7. 上記速度センサは、上記入力軸の回転速度を示す信号を出力することを特徴とする請求項6に記載の改造キット
  8. 上記エアポンプを上記内燃機関に対して駆動可能に接続した状態と接続を解除した状態とに切り替えるクラッチを備え、上記クラッチは上記制御部によって制御されることを特徴とする請求項1に記載の改造キット
  9. 上記ディーゼル粒子フィルタの上流側に配置された第1圧力センサと、上記ディーゼル粒子フィルタの下流側に配置された第2圧力センサとを備え、
    上記制御部は、上記ディーゼル粒子フィルタでの圧力降下が閾値を超えたか否かを判断するために上記第1圧力センサおよび上記第2圧力センサからの信号を受け取り、上記ディーゼル粒子フィルタでの圧力降下に基づいて上記再生ユニット内での燃焼を開始させることを特徴とする請求項1に記載の改造キット
  10. 内燃機関の排気処理方法であって、
    現存の排気処理システムを再生ユニットおよびエアポンプを含むように改造する工程と、
    上記内燃機関によって駆動される上記エアポンプの回転部材の回転速度を示す信号を取得するために上記エアポンプにセンサを取り付ける工程と、
    上記信号に基づいてエンジン制御部とは独立してエンジン速度を特定する工程と、
    特定した上記エンジン速度に基づいて排気流量を見積る工程と、
    ディーゼル粒子フィルタの上流側に配置された再生ユニットに供給する二次空気の流量および燃料流量を上記排気流量の見積り結果に基づいて決定する工程と、
    上記見積り結果に応じた量の二次空気および燃料を上記再生ユニットに供給する工程と、
    上記ディーゼル粒子フィルタを通る排気の温度を上昇させて上記ディーゼル粒子フィルタを再生させるために、上記再生ユニット内で上記燃料に点火する工程とを含む方法。
  11. 上記ディーゼル粒子フィルタでの圧力降下を検出し、上記圧力降下が所定の閾値を超えているか否かの判断結果に応じて上記ディーゼル粒子フィルタの再生を開始させることを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 上記燃料に点火している期間中に上記エンジン速度が変化したか否かを決定するために上記信号を評価する工程を含むことを特徴とする請求項10に記載の方法。
  13. 上記エンジン速度の変化に基づいて排気流量の修正値を特定する工程を含むことを特徴とする請求項12に記載の方法。
  14. 上記排気流量の修正値に基づいて、上記再生ユニットに供給する二次空気流量および燃料流量の修正値を決定する工程を含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. 上記再生ユニットに上記修正値に応じた二次空気および燃料を供給し、上記燃料に点火する工程を含むことを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. 上記ディーゼル粒子フィルタの再生処理を前回行った時からの上記内燃機関の駆動時間を特定し、上記駆動時間が所定時間に達した場合に上記再生ユニットの再生処理を再実行することを特徴とする請求項10に記載の方法。
  17. 上記エアポンプに接続された速度センサが上記信号を出力することを特徴とする請求項10に記載の方法。
  18. 上記エアポンプの上記回転部材に入力軸が含まれていることを特徴とする請求項17に記載の方法。
  19. 上記エアポンプの上記回転部材に内部ギアが含まれていることを特徴とする請求項17に記載の方法。
  20. 上記速度センサにホール効果センサが含まれていることを特徴とする請求項17に記載の方法。
  21. 上記速度センサに可変抵抗型センサが含まれていることを特徴とする請求項17に記載の方法。
  22. 上記速度センサの信号に基づいて上記エアポンプが回転しているか否かを確認する工程を含むことを特徴とする請求項17に記載の方法。
  23. クラッチが上記内燃機関と上記エアポンプとを駆動力を伝達可能に接続しているか否かを上記速度センサの信号に基づいて確認する工程を含むことを特徴とする請求項22に記載の方法。
  24. 上記エアポンプの診断のために、上記エンジン速度と、他の情報源に基づいて特定したエンジン速度とを比較する工程を含むことを特徴とする請求項10に記載の方法。
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