JP5843994B1 - リード収容装置 - Google Patents

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    • A01K27/003Leads, leashes
    • A01K27/004Retractable leashes

Abstract

【課題】リードの繰り出し及び巻き取りを可能とするリード繰り出し範囲を利用者の操作により選択可能なリード収容装置の提供を目的とした。【解決手段】リード収容装置10は、リール50と、被係合部132を備えた回転部材130と、係合部材70とを有し、係合部74を被係合部132に係合させることにより、回転部材130のリール50の正方向への回転に連動する回転を規制可能であり、被係合部132と係合部74とが係合可能な係合可能状態と、被係合部132と係合部74とが係合不能な係合不能状態とに切り替え可能な切替部材140が設けられている。【選択図】図3

Description

本発明は、ペット用のリード等引き紐の巻き取り及び繰り出し可能なリード収容装置に関する。
従来、犬等ペットの散歩時に使用されるリードを収容する装置において、巻きばね等の付勢部材により、付勢力に対抗してリードを繰り出しつつ、蓄えられた付勢力によりリードを巻き取る技術が提供されている。これらのリード収容装置においては、ペットの動きに伴う外力によりリードを繰り出し、蓄えられた付勢力によりリードを巻き取る構造とされている。
本発明の出願人による下記特許文献1のリード収納装置では、リードの繰り出し限度においてリードの繰り出し及び巻き取りを可能としつつ、利用者の操作によりこれらのリードの繰り出し及び巻き取りを停止する技術が提供されている。特許文献1のリード収納装置では、巻き取り式のリールを用いてリードの繰り出しと巻き取りを可能としつつ、ロック装置を設けて、リードの繰り出しを緊急に停止したい場合に、リードの繰り出しを規制する技術が採用されている。
特開2009−136213号公報
しかしながら、ペットをリードに繋いで活動させる環境については、様々な状況が想定される。リードを繰り出し可能とする距離は、ペットの活動を許容する範囲となり、使用環境によってはペットの活動範囲を広く又は狭く切り替え可能であることが望まれる。例えば、公園等広い場所でペットに活動させる場合には、やや広い範囲で活動させてもよいが、一般道などを散歩させる場合は、ペットの活動範囲を制限することが望ましい。
上述の特許文献1のリード収納装置では、リードの最大繰り出し距離の範囲内においてリードの繰り出し及び巻き取りを可能としているものの、リードの最大繰り出し範囲の中間距離においては繰り出し及び巻き取り可能とする範囲の切り替えを行い得ない。
そこで、本発明は、リードの繰り出し及び巻き取りを可能とするリード繰り出し範囲を利用者の操作により選択可能なリード収容装置の提供を目的とした。
上述した課題を解決すべく提供される本発明のリード収容装置は、ペット等動物用のリードを収容するリード収容装置であって、正方向に回転することにより前記リードを繰り出し、逆方向に回転することにより前記リードを巻き取り可能なリールと、前記リールの側面において周方向に設けられた係止歯と、前記リードの繰り出しに伴う外力を受けて付勢力を蓄えつつ、前記外力の解除に伴って前記リールの逆方向への回転を付勢する付勢部材と、周部に被係合部と、前記係合部と一体的に作動し前記係止歯に係止可能な係止爪とを有し、前記リールに連動して回転する回転部材と、前記被係合部に係合可能な係合部を有し、前記回転部材に対して周方向所定位置に配置された係合部材と、前記被係合部と前記係合部とが係合可能な係合可能状態と、前記被係合部と前記係合部とが係合不能な係合不能状態とに切り替え可能な切替部材とが設けられており、前記係合部材が前記リールに向かう方向に付勢され、前記係合部が前記回転部材の径方向外側から径方向内側に向けて凹状に設けられた被係合部に進入するのに伴って、前記係止部が前記回転部材の径方向外側から内側に向かって移動可能であり、前記係合可能状態とすることにより、前記回転部材の回転範囲を前記係合部と前記被係合部とが係合する係合位置を終点とする範囲内に制限し、前記回転範囲に基づいて前記リードの繰り出し可能範囲を制限することにより、制限される場合と制限されない場合とで繰り出される前記リードの長さについて複数の長さを選択できる(即ち、繰り出されるリードの長さについて、複数の長さを選択できる。)ことを特徴とするものである。
本発明のリード収容装置は、リールと連動して回転する回転部材に被係合部を設けると共に、被係合部に係合可能な係合部を有する係合部材を回転部材に対して周方向所定位置に配置している。
さらに、本発明のリード収容装置では、切替部材によって被係合部と係合部とが係合可能な係合可能状態と、係合不能な係合不能状態とに切り替え可能とされており、係合可能状態とすることによってリードの繰り出し可能範囲を制限可能とされている。
従って、本発明によれば、切替部材によって係合可能状態と係合不能状態とに切り替えることにより、リード繰り出し範囲を調整(選択)可能なリード収容装置を提供できる。
さらに、本発明のリード収容装置は、前記係合部材が、前記係合部と一体的に作動する係止爪を備え、前記係止爪が係止可能な係止歯が、前記リールの側面において周方向に複数設けられており、前記係合部と前記被係合部とが係合した状態においては、前記係止爪と前記係止歯とが係合して前記リールの回転が制限されるものであることが望ましい。
本発明のリード収容装置においては、係合部と被係合部とが係合した状態になると、リール側に設けられた係止歯及び係止爪も係合した状態になる。このように係止歯及び係止爪を係合可能とするより、リールの回転をより一層確実に抑制可能となる。
これにより、被係合部へのトルク負荷を軽減し、回転部材の破損を抑制することができる。また、上述の構成によれば、リールに対して直接的に回転規制を行うことができ、係合状態においてリード繰り出しに比較的強い外力が与えられた場合でも、リールの正方向への回転をより一層確実に制限可能となる。
本発明のリード収容装置においては、前記切替部材が、外周から中心方向に向かって凹状に形成された凹部を有するものであり、前記凹部が所定の位置に配されると、前記係合部が前記被係合部に対して進入可能な状態となり、前記被係合部が前記所定の位置に到達すると、前記係合部が前記凹部に進入して、前記係止爪が前記リール側に移動して前記係止爪が前記係止歯に係止することが望ましい。
さらに、本発明のリード収容装置は、前記回転部材に隣接して設けられる係合部突出孔を備え、前記係合部が、前記回転部材の径方向外側から内側に向けて移動して前記係合部突出孔を突出し、前記被係合部に進入することが望ましい。
本発明のリード収容装置は、前記リールの回転に連動して回転し、前記回転部材に対して前記リールの回転を伝達する中間回転部材を有するものであることが望ましい。
また、本発明のリード収容装置においては、リールの回転と回転部材の回転との間で、中間回転部材によってリールの回転が伝達される。中間回転部材を設けることにより、回転部材が回転して係合位置に到達するまでの間のリール回転数を適宜設定可能となる。
従って、本発明によれば、リールや回転部材の直径の制約を抑制でき、リール及び回転部材の小型化やリード収容装置全体の小型化を実現し得る。
本発明のリード収容装置は、前記係止歯又は前記回転部材に対して係止可能な係止部材を備えたものとすることができる。
本発明のように係止歯又は回転部材と接触してリールの回転を規制可能とする係合部材以外の部材を設けることにより、リード収容装置のブレーキ機構及びロック機能を加えることができる。すなわち、リードを繰り出した距離に関わらず、リード繰り出しの緊急停止やリード繰り出し距離のロック等、利用者のニーズに応じた機能を付与することができる。
本発明のリード収容装置は、前記係止部材が、前記リードの繰出し距離に関わらず、少なくとも前記リールの正方向の回転を禁止するブレーキ機構として機能することが可能である。
本発明によれば、リードの繰り出し及び巻き取りを可能とするリード繰り出し範囲を利用者の操作により選択可能なリード収容装置を提供できる。
本発明の一実施形態に係るリード収容装置の外観斜視図である。 図1のリード収容装置の構造概略図である。 図1のリード収容装置の分解斜視図である。 図1のリード収容装置のケースを示す斜視図である。(a)は天面側ケースのケース外側を示した斜視図、(b)は底面側ケースのケース内側を示した斜視図である。 図1のリード収容装置のリールを示している。(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は底面図である。 図1のリード収容装置の歯車機構を構成するギアを示している。(a)はスイッチギア、(b)は中間ギア、(c)は主動ギアを示している。 図6の歯車機構及び切替部材の分解斜視図である。 図1のリード収容装置の中間スイッチを示している。(a)は斜視図、(b)は平面図、(c)は正面図である。 図1のリード収容装置の切替部材を示している。(a)は天面側斜視図、(b)は底面側斜視図、(c)は平面図、(d)は正面図である。 図1のリード収容装置のブレーキ部を示している。(a)はブレーキをかけていない状態、(b)はブレーキをかけた状態である。 図1のリード収容装置について、最大フリー範囲が選択された場合の係合部、被係合部、係止爪及び係止歯の位置関係を示している。 図1のリード収容装置について、中間フリー範囲が選択された場合の係合部、被係合部、係止爪及び係止歯の位置関係を示している。 図12に示した係合状態における係止歯及び係止爪の動きを示している。 図1のリード収容装置を用いてペットの散歩を行う場合のイメージ図である。(a)は最大フリー範囲が選択された場合、(b)は中間フリー範囲が選択された場合である。
以下、本発明の一実施形態に係るリード収容装置10について、図面を参照しつつ詳細に説明する。リード収容装置10は、図1に示す外観を備える。また、図1や図2に示すリード収容装置10の構造概略図のとおり、リード収容装置10は、リール50、中間スイッチ70、回転部材130、中間ギア120(中間回転部材)、切替部材140及びブレーキ部150を備えている。リード収容装置10は、後述するリール50の巻取部52にリード2を巻き付け、ケース20に設けられたリード繰出部26を通じてリード2を出し入れ可能とされている。
リード収容装置10は、リード2の繰り出し方向に引っ張る外力を作用させることにより、リール50をリード繰り出し方向(正方向)に回転させ、リード2を繰り出すことができる。また、リード2の繰り出しに伴い、後述する巻きばね(図示せず)に付勢力を蓄えると共に、蓄えられた付勢力を使用してリード2を巻き取る方向(逆方向)にリール50を回転させ、リード2を巻き取ることができる。
このように、リード収容装置10は、リード2の繰り出し及び付勢力によるリード2の巻き取りを行うリード繰り出し可能範囲(フリー範囲)を有する。リード収容装置10は、後に詳述するとおり、リード繰り出し可能範囲(フリー範囲)をリード2の全長に匹敵する最大の範囲(最大フリー範囲)とするだけでなく、フリー範囲を最大フリー範囲よりも短い中間範囲(中間フリー範囲)に設定することも可能であるという特徴を有する。
続いて、リード収容装置10の各部の構成について詳細に説明する。図2や図4等に示すように、ケース20は、リード収容装置10において各機構等を収容するために設けられている。ケース20には、リール収容部22、把手部24、及びリード操出部26が設けられている。
リール収容部22は、リール50や歯車機構100等を収容するために設けられている。また、把手部24は、リード収容装置10の利用者Pが手に持つためのハンドルとして機能する部分である。またリード操出部26は、リード2をケース20の外側と内側への出し入れをするものである。
ケース20は、図4(a)に示す第一ケース構成体20aと、図4(b)に示す第二ケース構成体20bとを有する。ケース20は、両者を組み合わせることにより内側にリール収容部22を構成する空間が形成される。
また、第一ケース構成体20aにおいてリール収容部22の外側となる部分には、ケース外側から内側へ向けて略円形に凹んだ切替部材収容領域32が設けられている。切替部材収容領域32は、リール収容部22との境界をなす隔離壁34と、周面36とを有する。隔離壁34には、中間ギア突出孔40が設けられており、ケース20の内外を貫通している。
また、周面36には、係合部突出孔38が設けられている。さらに係合部突出孔38に対して切替部材収容領域32の外側に隣接する位置には、フリー範囲表示部28が設けられている。
図4(b)に示すとおり、リール収容部22の底面側には、リール支持軸30が設けられている。リール支持軸30は、リール50をケース20内において回転可能に支持している。
リール50は、図5に示すとおり、巻取部52及びフランジ部54a,54bを備えている。リール50は、フランジ部54a側が第一ケース構成体20a側を向き、フランジ部50b側が第二ケース構成体20b側を向く姿勢とされ、ケース20のリール収容部22内に収容されている。
巻取部52は、リード2を巻き取り可能であって、上述したリール支持軸30を挿通するための軸貫通孔66を備えた筒状の部材である。巻取部52には、図示しない巻きばね(付勢手段)が内蔵されている。
そのため、リード2をケース20の外側に向けて引き出す外力が作用すると、巻きばね(図示せず)に付勢力が蓄えられる。また、リード2を引き出す方向への外力が低減すると、巻きばねに蓄えられている付勢力により、リード2の引き出し時とは逆方向にリール50が回転し、リード2が巻き取られる。
図5(a)及び(c)に示すとおり、フランジ部54a,54bには、リール50の回転中心から径方向外側に向けて延びる爪状の係止歯56a,56bが複数(本実施形態では8個)設けられている。係止歯56a,56bは、リール50の正回転方向前方側の面をなす摺動側面60a,60bと、正回転方向後方側の面をなす係止側面58a,58bとを有する。
摺動側面60a,60bは、平面視において湾曲した形状とされている。具体的には、摺動側面60a,60bは、リール50の回転中心側から径方向外側に向かうに連れてリール50の正回転方向後方側に向かうように湾曲している。一方、係止側面58a,58bは、リール50の回転中心側から径方向外側に向けて直線的に延びている。
図5(a)に示すとおり、フランジ部54aには主動ギア収容部62が形成されている。主動ギア収容部62は、後述する主動ギア110を収容するものである。主動ギア収容部62には、主動ギア110が固定されている。主動ギア110の固定方法としては種々のものが考えられるが、例えば主動ギア110の外周部及び主動ギア収容部62の内周面に凸部及び凹部を設け、互いに嵌合させた構成等を採用できる。
歯車機構100は、リール50の回転に従動して回転しつつ、フリー範囲の切り替えを可能とするために設けられている。歯車機構100は、リール50に固定される主動ギア110と、主動ギア110の回転を伝達する中間ギア120(中間回転部材)と、中間ギア120の回転を受けて回転する回転部材130(回転部材)とから構成される。
図7に示すとおり、主動ギア110及び中間ギア120は、リール収容部22の内側に収容されている。一方、回転部材130は、隔離壁34を介してリール収容部22の外側に形成された切替部材収容領域32内に設けられている。中間ギア120は、その一部が隔離壁34に設けられた中間ギア突出孔40を介してリール収容部22の内側から切替部材収容領域32に向けて突出し、回転部材130と噛み合っている。
次に、歯車機構100を構成するギアの詳細について、図面を参照しつつ説明する。図6には、歯車機構100を構成する主動ギア110、中間ギア120及び回転部材130の平面図及び正面図を示している。
図6(c)に示すとおり、主動ギア110は、リール50に固定するための固定部114及び中間ギア噛合部112を備えている。主動ギア110は、固定部114がリール50の主動ギア収容部62に収容されて固定され、リール50の回転に伴って回転する。
図6(b)に示すとおり、中間ギア120は、主動ギア噛合部122、スイッチギア噛合部124、及び隔離壁嵌込部126を備えている。主動ギア噛合部122は、主動ギア110に設けられた中間ギア噛合部112に噛み合っている。そのため、中間ギア120は、主動ギア110の回転が伝達されて回転する。
また、図7に示すとおり、中間ギア120は、隔離壁34に設けられた中間ギア突出孔40に隔離壁嵌込部126が嵌め込まれ、スイッチギア噛合部124が切替部材収容領域32側に突出した状態とされる。
回転部材130は、リール50の回転と連動して回転しつつ、後に詳述する係合部74との係合状態によりフリー範囲切り替えを実現するために設けられている。回転部材130は、ケース20に設けられた切替部材収容領域32の内径と略同一の外径を有する円板状の部材であり、表面130aをリード収容装置10の外側に向け、裏面130bを隔離壁34側に向けた状態とされ、切替部材収容領域32内に回転可能なように嵌め込まれている。
また、図6(a)に示すとおり、回転部材130の裏面130b側には歯車状の中間ギア噛合部138が設けられている。中間ギア噛合部138には、中間ギア120のスイッチギア噛合部124が噛み合っている。そのため、回転部材130は、リール50の回転に伴って中間ギア120を介して回転力が伝達され、切替部材収容領域32内において回転する。
回転部材130の外周部には、被係合部132が設けられている。被係合部132は、回転部材130の径方向外側から内側に向けて窪んだ凹状のものとされている。被係合部132は、後述する中間スイッチ70に設けられた係合部74が進入して係合可能とされている。
図2に示すように、中間スイッチ70(係合部材)は、上述した回転部材130に対して周方向所定位置において径方向外側に隣接する位置に設けられている。図8に示すように、中間スイッチ70は、支持部72、係合部74、係止爪76a,76b、及び係止爪連結部78を一体的に形成したものとされている。
また、中間スイッチ70は、柱状の支持部72に対して交差する方向に伸びる係止爪連結部78を有し、係止爪連結部78の両端には係止爪76a,76bを有する。さらに、係止爪76aには、略円柱形状の係合部74が立設されている。
図2等に示すように、中間スイッチ70は、把手部24からリール収容部22にかけてケース20の内側に収容されている。また、中間スイッチ70は、支持部72において係止爪連結部78が設けられたのとは反対側の端部に取り付けられたコイルばね80により把手部24側からリール50側に向かう方向に付勢されている。すなわち、係合部74は、ケース20の係合部突出孔38から切替部材収容領域32内に向けて突出可能なように付勢されている。
そのため、切替部材収容領域32内に嵌め込まれている回転部材130を回転させ、被係合部132を係合部突出孔38に隣接する位置に到来させると、係合部74を係合部突出孔38から突出し、係合部74が被係合部132に進入して係合した状態になる。また、中間スイッチ70がリール50側にスライドした状態になる。
また、中間スイッチ70は、ケース20に対し、係止爪76a,76bがリール50側に向くように取り付けられている。上述したようにして中間スイッチ70がリール50側にスライドした状態になると、係止爪76a,76bについてもリール50方向に移動する。これに伴い、係止爪76a,76bが、係止歯56a,56bと係合可能な位置まで移動する。係止爪76a,76bと係止歯56a,56bとが係合すると、リール50の回転が規制された状態になる。
切替部材140は、係合部74の被係合部132への進入を禁止する状態(係合不能状態)と、係合部74の被係合部132への進入を許容する状態(係合可能状態)の切り替えを行うために設けられている。図9に示すように、切替部材140は、略円形の形状とされ外径は回転部材130と略同等とされている。
切替部材140は、凹部142と、ガイド部144と、取付部146とを備えている。凹部142は、切替部材140の外縁に設けられており、外周から中心方向に向かって凹状に形成されている。ガイド部144は、リード収容装置10の利用者Pが切替部材140の回転操作を行うために設けられたものであり、凹部142に対応する位置に設けられている。
また、切替部材140は、取付部146を、隔離壁34の切替部材嵌込部42に対して嵌め込むことにより、回転部材130に対してリード収容装置10の外側に被さるように装着されている。切替部材140は、ガイド部144を用いて回転操作を行うことにより、側面が切替部材収容領域32の周面36と当接しながら回転する。
上述のとおり、被係合部132を係合部突出孔38と隣接した位置にあわせると、係合部74が進入可能な領域が形成される。従って、ガイド部144をフリー範囲表示部28において「中間」と表示された部分(中間フリー範囲表示領域46)にあわせた状態で係合部突出孔38が凹部142に連接した位置に到来すると、係合部74の進入可能領域に対して係合部74が進入可能な状態になる。
一方、ガイド部144を中間フリー範囲表示領域46を外れた位置に設けられた「最大」と表示された部分(最大フリー領域44)にあわせると、切替部材140の外縁により、進入可能領域への係合部74の進入が規制された状態になる。
続いて、歯車機構100及び切替部材140の配置について、図面を参照しつつ説明する。図7は、歯車機構100及び切替部材140の分解斜視図である。上述のとおり、回転部材130はリール50の回転と連動して回転する。
リード2が繰り出され、リール50が正方向に回転すると(図7においては反時計回り)、主動ギア110から回転を伝達された中間ギア120は、主動ギア110とは反対方向に回転する(図7においては時計回り)。また、中間ギア120から中間ギア噛合部138に対して回転力が伝達された回転部材130は、中間ギア120と同一方向に回転する(図7においては時計回り)。
このように、回転部材130はリール50の回転が伝達されつつ、リール50が回転する方向に向けて回転する。一方、切替部材140は、回転部材130の回転に連動して回転せず、利用者Pの操作によりガイド部144を操作することによってのみ回転する。
ブレーキ部150は、リール50の正方向及び逆方向いずれの回転も禁止し、リード2の繰り出しを所定の距離に維持するために設けられている。図10に示すとおり、ブレーキ部150は、係止部材152、圧縮ばね154及び操作部156を備えている。係止部材152は、把手部24内に収容されており、圧縮ばね154によってリール50から離れる方向に付勢されている。操作部156は、ケース20に対して固定された揺動支点158を支点として揺動可能とされている。
図1や図2に示すように、操作部156は、一部が把手部24内側から外側に突出している。操作部156において把手部24から突出している部分を握ると、操作部156が揺動支点158を中心として揺動し、圧縮ばね154の付勢力に反して係止部材152がリール50側にスライドする。これに伴い、係止部材152がリール50の係止歯56a,56bに係合し、リール50の正方向及び逆方向への回転が禁止された状態、すなわちリール50の回転がロックされた状態になる。
次に、リード収容装置10のフリー範囲切り替えについて、フリー範囲をリード2の繰り出し限度(最大フリー範囲)とする場合と、中間距離においてリード2の繰り出しを制限する場合(中間フリー範囲)とのそれぞれについて、図面を参照しつつ説明する。
≪最大フリー範囲が選択された場合について≫
図11は、最大フリー範囲が選択された場合の切替部材140、回転部材130及びリール50の位置関係を示している。なお、図11においては主動ギア110、中間ギア120、隔離壁34等の図示を省略している。図11(a)は、最大フリー範囲を選択した場合の切替部材140、回転部材130、リール50及び中間スイッチ70の斜視図である。
図11(a),(b)は、初期状態(リード2の繰り出し前)を示している。初期状態において、回転部材130の被係合部132は、同図中に示されたスタート位置Sに隣接する位置に存在している。リード2を繰り出していくと、リール50の回転に連動して回転部材130が回転する。これに伴い、回転部材130は、スタート位置Sから時計回りに回転し、やがて被係合部132が係合部突出孔38に到達する。
ここで、図11(b)に示すように切替部材140に設けられたガイド部144をケース20に設けられたフリー範囲表示部28の「最大」と表示された位置にあわせると、図11(c)に示すとおり、係合部74は、切替部材140の外縁に規制され係合部突出孔38から突出できない状態となる。
そのため、被係合部132が係合部突出孔38と隣接する位置まで回転部材130が到達しても、係合部74と被係合部132とが係合しない。また、係合部74と一体的に動く係止爪76a,76bについてもリール50方向へ移動せず、係止爪76a,76bが係止歯56a,56bと係合しない。従って、ガイド部144をフリー範囲表示部28の「最大」と表示された位置にあわせた状態においては、リード2の繰り出し限度がリード2の略全長相当分の長さとされ、この範囲内においてリード2の繰り出し及び巻き取りが可能となる。
≪中間フリー範囲が選択された場合について≫
次に、リード2の繰り出し限度において所定の中間距離をフリー範囲(中間フリー範囲)とする場合について、図面を参照しつつ説明する。図12は、中間距離をフリー範囲(中間フリー範囲)とする場合の切替部材140、回転部材130及びリール50の位置関係を示している。
なお、図12においても、図11と同様に主動ギア110、中間ギア120、隔離壁34等の図示を省略している。図12(a)は、中間フリー範囲を選択した場合の切替部材140、回転部材130、リール50及び中間スイッチ70の斜視図である。
図12(b)に示すとおり、切替部材140のガイド部144をフリー範囲表示部28の「中間」と表示された部分にあわせた場合、凹部142が係合部突出孔38と隣接して位置し、係合部74がスイッチギア130の被係合部132に進入可能な状態となる。
このような状態においてリード2が繰り出されると、回転部材130がリール50の回転に連動して回転する。やがて被係合部132が係合部突出孔38に相当する位置に到達すると、中間スイッチ70の係合部74が凹部142及び係合部突出孔38に進入し、係合する。また、係止爪76a,76bについても、係合部74と同様にリール50側に移動し、係止歯56a,56bと係合する。
ここで、図13に示すとおり、被係合部132が係合部74と係合する位置に到達すると、係止爪76a,76bと係止歯56a,56bとが接触する。この状態においてリード2を繰り出す方向への外力が作用したとしても、係止爪76aが係止歯56aと当接しているため、リール50がこれ以上正方向に回転できない。
一方、図13(b)に示すとおり、リール50が逆方向に回転した場合は、係止爪76aが滑らかな曲面を構成する係止歯56aの側面と当接する。この場合、リール50が巻き戻される力が、主動ギア110、中間ギア120、及び回転部材130に伝わり、被係合部132に形成されたR形状の部分で中間スイッチ70が押し戻される。これにより、リール50の回転は規制されず、リード2の巻き取りについては可能となる。
従って、ガイド部144を「中間」と表示された部分にあわせた場合には、リード2の繰り出し限度がリード2の略全長に満たない長さに限定され、この範囲内においてリード2の繰り出し及び巻き取りが可能とされる。
図14は、リード収容装置10を犬等ペットの散歩に用いる場合を示している。図14(a)は、最大フリー範囲が選択された場合、図14(b)は中間フリー範囲が選択された場合を示している。図14(a)に示すとおり、最大フリー範囲が選択された場合は、リード2の繰り出し範囲L内においてペットの活動を許容しつつ、範囲L内においてリード2の繰り出し及び巻き取りを行うことができる。
一方、図14(b)に示すとおり、中間フリー範囲が選択された場合には、リード2の繰り出し範囲M内においてペットの活動を規制することができる。この場合についても、範囲Mにおいてリード2の繰り出し及び巻き取りのいずれも可能となる。また、これらのいずれの範囲内においても、ブレーキを機能させることが可能である。
上述のとおり、本実施形態においては、リール50に係止歯56a,56bを設け、係止爪76a,76bと係止歯56a,56bとの係合によりリール50の回転を規制する例を示したが、本発明のリード収容装置はこれに限定されない。すなわち、リール50に係止歯56a,56bを設けず、係合部74と被係合部132との係合により回転部材130の回転を阻止し、リール50の回転を規制することとしてもよい。
また、本実施形態においては、ケース20の一方側の側面に切替部材140を設けた例を示したが、ケース20の底面側にも切替部材140を設け、3以上のフリー範囲を選択可能としてもよい。
さらに、本実施形態においては、リード収容装置10にブレーキ部150を設けた例を示したが、係止部材152の位置をロックする機能を付加してもよい。このようなロック機能を付加すれば、利用者Pがリード収容装置10を用いてペットの散歩を行う場合に、利用者Pの好みに応じてリード2の長さを保持することができる。
以上、本発明のリード収容装置について、代表的な実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、特許請求の範囲に記載された本発明の技術的思想の範囲内で種々の設計変更が可能であり、それらは全て本発明に含まれるものである。
本発明のリード収容装置は、ペット用のリード等引き紐の巻き取り及び繰り出し可能なリード収容装置として好適に利用できる。
2 リード
10 リード収容装置
50 リール
54a,54b フランジ部
56a,56b 係止歯
70 中間スイッチ(係合部材)
74 係合部
76a,76b 係止爪
120 中間ギア(中間回転部材)
130 スイッチギア(回転部材)
132 被係合部
140 切替部材
152 係止部材

Claims (6)

  1. ペット等動物用のリードを収容するリード収容装置であって、
    正方向に回転することにより前記リードを繰り出し、逆方向に回転することにより前記リードを巻き取り可能なリールと、
    前記リールの側面において周方向に設けられた係止歯と、
    前記リードの繰り出しに伴う外力を受けて付勢力を蓄えつつ、前記外力の解除に伴って前記リールの逆方向への回転を付勢する付勢部材と、
    周部に被係合部を有し、前記リールに連動して回転する回転部材と、
    前記被係合部に係合可能な係合部と、前記係合部と一体的に作動し前記係止歯に係止可能な係止爪とを有し、前記回転部材に対して周方向所定位置に配置された係合部材と、
    前記被係合部と前記係合部とが係合可能な係合可能状態と、前記被係合部と前記係合部とが係合不能な係合不能状態とに切り替え可能な切替部材とが設けられており、
    前記係合部材が前記リールに向かう方向に付勢され、前記係合部が前記回転部材の径方向外側から径方向内側に向けて凹状に設けられた被係合部に進入するのに伴って、前記係止部が前記回転部材の径方向外側から内側に向かって移動可能であり、
    前記係合可能状態とすることにより、前記回転部材の回転範囲を前記係合部と前記被係合部とが係合する係合位置を終点とする範囲内に制限し、前記回転範囲に基づいて前記リードの繰り出し可能範囲を制限することにより、制限される場合と制限されない場合とで繰り出される前記リードの長さについて複数の長さを選択できることを特徴とするリード収容装置。
  2. 前記リールの回転に連動して回転し、前記回転部材に対して前記リールの回転を伝達する中間回転部材を有することを特徴とする請求項1に記載のリード収容装置。
  3. 前記切替部材が、外周から中心方向に向かって凹状に形成された凹部を有するものであり、
    前記凹部が所定の位置に配されると、前記係合部が前記被係合部に対して進入可能な状態となり、
    前記被係合部が前記所定の位置に到達すると、前記係合部が前記凹部に進入して、前記係止爪が前記リール側に移動して前記係止爪が前記係止歯に係止することを特徴とする請求項1又は2に記載のリード収容装置。
  4. 前記回転部材に隣接して設けられる係合部突出孔を備え、
    前記係合部が、前記回転部材の径方向外側から内側に向けて移動して前記係合部突出孔を突出し、前記被係合部に進入することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のリード収容装置。
  5. 前記係止歯又は前記回転部材に対して係止可能な係止部材を備えていることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載のリード収容装置。
  6. 前記係止部材が、前記リードの繰出し距離に関わらず、少なくとも前記リールの正方向の回転を禁止するブレーキ機構として機能することを特徴とする請求項5に記載のリード収容装置。
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