JP5843578B2 - ガス混合気供給システム - Google Patents
ガス混合気供給システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP5843578B2 JP5843578B2 JP2011253157A JP2011253157A JP5843578B2 JP 5843578 B2 JP5843578 B2 JP 5843578B2 JP 2011253157 A JP2011253157 A JP 2011253157A JP 2011253157 A JP2011253157 A JP 2011253157A JP 5843578 B2 JP5843578 B2 JP 5843578B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- mixture
- combustor
- air
- supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Feeding And Controlling Fuel (AREA)
Description
前記燃焼装置が前記予備混合気供給路にて供給される前記混合気で燃焼可能とするガス混合気供給システムに関する。
そして、ダイヤフラム室63d側にクッションタンク54の混合気Mのガス圧力が伝達される状態となった場合は、ダイヤフラム63bが下方に変位して弁体63eが開弁するように構成される。そして、弁体63eの開弁により開閉弁63を通過したLPガスFは2つのベンチュリーミキサー53に導入される。
従って、このLPガスFのガス圧力が高くなると、ダイヤフラム65bが上方に変位し弁体65eが開弁方向に動く。一方、LPガスFのガス圧力が低くなると、ダイヤフラム65bが下方に変位し弁体65eが閉弁方向に動く。これによって、空気Aのベンチュリーミキサー53への吸入量が調整され、LPガスFと空気Aとの混合比が一定に保たれる。このようにして生成された混合気Mが、クッションタンク54内に流入して一時的に貯蔵され、必要に応じて、低圧ガバナ55及び出口バルブ56を介して混合気Mを消費する燃焼装置に供給されている。
この場合、既設配管に設けられている既設の燃焼装置として、燃焼器を動力源とするコージェネレーション設備や加熱設備などに混合気Mを供給することが必要になると考えられ、例えば、そのコージェネレーション設備がガスエンジンなどの内燃機関を有しており、その加熱設備がバーナなどの燃焼器を有する場合では、ガスエンジンとバーナとに混合気Mを供給する必要がある。ここで、ガスエンジンとバーナでは必要とされる混合気Mの状態が異なるために、ガス混合気供給システムは、それぞれの燃焼器において適正な燃焼が行われる状態に混合気Mを調整して供給する必要がある。
通常燃料ガスの供給を受けて燃焼する燃焼装置及び、前記通常燃料ガスとは異なる予備燃料ガスを貯留する予備燃料ガスタンクに対し、その予備燃料ガスタンクから供給される前記予備燃料ガスに空気を混合させた混合気を前記燃焼装置に供給する予備混合気供給路を備え、
前記燃焼装置が前記予備混合気供給路にて供給される前記混合気で燃焼可能とするガス混合気供給システムであって、
前記燃焼装置としての、前記混合気のウォッベ指数の適正燃焼範囲が第1ウォッベ指数範囲である第1燃焼器を有する第1燃焼装置あるいは前記適正燃焼範囲が前記第1ウォッベ指数範囲と異なる第2ウォッベ指数範囲である第2燃焼器を有する第2燃焼装置に対し、前記予備混合気供給路に供給する前記予備燃料ガスの供給量を調整して、前記混合気に於ける前記予備燃料ガスと空気との混合比を調整自在な混合比調整手段を備え、
その混合比調整手段は、前記混合気のウォッベ指数を前記第1ウォッベ指数範囲内とする第1燃焼器用混合比に混合比を調整する第1燃焼器供給状態と、前記混合気のウォッベ指数を前記第2ウォッベ指数範囲内とする第2燃焼器用混合比に混合比を調整する第2燃焼器供給状態とに切換自在に構成され、
前記混合比調整手段に対して、前記第1燃焼器供給状態への切換及び前記第2燃焼器供給状態への切換を指令する指令スイッチが備えられ、前記混合比調整手段は、前記指令スイッチによる指令に基づいて、前記第1燃焼器供給状態と前記第2燃焼器供給状態との間での切換を行うように構成されている点にある。
また、混合比調整手段は、予備燃料ガスの供給量を調整することで、混合気が第1ウォッベ指数範囲内となる第1燃焼器供給状態と第2ウォッベ指数範囲内となる第2燃焼器供給状態とに切換自在に構成されているので、混合比調整手段を第1燃焼器供給状態または第2燃焼器供給状態とすることで、混合気の混合比が調整され、その混合気を第1燃焼装置または第2燃焼装置に供給して適正に燃焼させることができる。つまり、混合比調整手段を第1燃焼器供給状態とすることで、混合気が第1ウォッベ指数範囲内とする第1燃焼器用混合比に調整されるので、その混合気によって、第1燃焼器を適正に燃焼させることができる。また、混合比調整手段を第2燃焼器供給状態とすることで、混合気が第2ウォッベ指数範囲内とする第2燃焼器用混合比に調整されるので、その混合気によって、第2燃焼器を適正に燃焼させることができる。このように、混合気の状態を燃焼装置の燃焼器に適した状態に変化させて供給することで、第1燃焼装置および第2燃焼装置のそれぞれの燃焼器において適正燃焼を実現させることができる。
さらに、上記特徴構成によれば、指令スイッチによる指令に基づいて、混合比調整手段を、第1燃焼器供給状態と第2燃焼器供給状態との間での切換を行う指令スイッチが備えられるので、指令スイッチの操作によって、混合比調整手段を、第1燃焼器供給状態と第2燃焼器供給状態との間で簡単かつ迅速に切換えることができる。
また、上記目的を達成するための本発明に係るガス混合気供給システムは、
通常燃料ガスの供給を受けて燃焼する燃焼装置及び、前記通常燃料ガスとは異なる予備燃料ガスを貯留する予備燃料ガスタンクに対し、その予備燃料ガスタンクから供給される前記予備燃料ガスに空気を混合させた混合気を前記燃焼装置に供給する予備混合気供給路を備え、
前記燃焼装置が前記予備混合気供給路にて供給される前記混合気で燃焼可能とするガス混合気供給システムであって、
前記燃焼装置としての、前記混合気のウォッベ指数の適正燃焼範囲が第1ウォッベ指数範囲である第1燃焼器を有する第1燃焼装置あるいは前記適正燃焼範囲が前記第1ウォッベ指数範囲と異なる第2ウォッベ指数範囲である第2燃焼器を有する第2燃焼装置に対し、前記予備混合気供給路に供給する前記予備燃料ガスの供給量を調整して、前記混合気に於ける前記予備燃料ガスと空気との混合比を調整自在な混合比調整手段を備え、
その混合比調整手段は、前記混合気のウォッベ指数を前記第1ウォッベ指数範囲内とする第1燃焼器用混合比に混合比を調整する第1燃焼器供給状態と、前記混合気のウォッベ指数を前記第2ウォッベ指数範囲内とする第2燃焼器用混合比に混合比を調整する第2燃焼器供給状態とに切換自在に構成され、
前記混合気を供給する供給対象燃焼器が、前記第1燃焼器か前記第2燃焼器かの情報を取得して、前記混合比調整手段に対して、前記第1燃焼器供給状態への切換及び前記第2燃焼器供給状態への切換を指令する指令手段が備えられ、前記混合比調整手段は、前記指令手段による指令に基づいて、前記第1燃焼器供給状態と前記第2燃焼器供給状態との間での切換を行うように構成されている点にある。
上記特徴構成によれば、予備燃料ガスに空気が混合された混合気を、適正燃焼範囲が第1ウォッベ指数範囲である第1燃焼器を有する第1燃焼装置と、適正燃焼範囲が前記第1ウォッベ指数範囲と異なる第2ウォッベ指数範囲である第2燃焼器を有する第2燃焼装置に供給して燃焼させることができる。
また、混合比調整手段は、予備燃料ガスの供給量を調整することで、混合気が第1ウォッベ指数範囲内となる第1燃焼器供給状態と第2ウォッベ指数範囲内となる第2燃焼器供給状態とに切換自在に構成されているので、混合比調整手段を第1燃焼器供給状態または第2燃焼器供給状態とすることで、混合気の混合比が調整され、その混合気を第1燃焼装置または第2燃焼装置に供給して適正に燃焼させることができる。つまり、混合比調整手段を第1燃焼器供給状態とすることで、混合気が第1ウォッベ指数範囲内とする第1燃焼器用混合比に調整されるので、その混合気によって、第1燃焼器を適正に燃焼させることができる。また、混合比調整手段を第2燃焼器供給状態とすることで、混合気が第2ウォッベ指数範囲内とする第2燃焼器用混合比に調整されるので、その混合気によって、第2燃焼器を適正に燃焼させることができる。このように、混合気の状態を燃焼装置の燃焼器に適した状態に変化させて供給することで、第1燃焼装置および第2燃焼装置のそれぞれの燃焼器において適正燃焼を実現させることができる。
さらに、この構成では、混合気の供給対象である供給対象燃焼器に関する情報を、指令手段が取得し、取得された情報に従って、混合比調整手段における、第1燃焼器供給状態と第2燃焼器供給状態の選択を行える。結果、各燃焼器を適切な状態で燃焼させることが可能となる。この構成において、特に、混合気の供給対象である燃焼装置(具体的には燃焼器)から、指令手段へ、第1燃焼器であるか第2燃焼器であるかの情報を送るように構成しておくと、非常時等に、自動的に適切な混合気を燃焼器へ送ることができる。
前記第1燃焼器は内燃機関であり、前記第1燃焼装置は、前記内燃機関の排ガスを浄化する排気浄化触媒を備えており、前記第2燃焼器は前記内燃機関以外の燃焼器である点にある。
前記第1燃焼装置は、前記内燃機関を動力源として発電する発電装置と、前記内燃機関で発生した排熱を回収する排熱回収装置とを備えているコージェネレーションシステムまたは前記内燃機関を動力源として駆動するコンプレッサを備えたヒートポンプシステムにて構成されている点にある。
前記予備混合気供給路に、前記予備燃料ガスの流通により発生する吸引力によって空気を吸引して前記予備燃料ガスに空気を混合させるベンチュリーミキサーが備えられ、前記混合比調整手段は、前記ベンチュリーミキサーに供給する前記予備燃料ガスの圧力および流量の少なくとも一方を調整して、前記予備燃料ガスと空気との混合比を調整自在とするように構成されている点にある。
また、混合比調整手段は、ベンチュリーミキサーに供給する予備燃料ガスの圧力および流量の少なくとも一方を調整して、混合気の混合比を調整自在とするように構成されているので、混合比調整手段によって、予備燃料ガスの圧力および流量少なくとも一方を調整するだけで、予備燃料ガスと空気との混合比を迅速に燃焼装置の燃焼器に適した状態に調整することができる。従って、迅速に混合気のウォッベ指数を第1ウォッベ指数範囲内または第2ウォッベ指数範囲内に調整することができるとともに、第1ウォッベ指数範囲内に調整した混合気を第1燃焼器に、第2ウォッベ指数範囲内に調整した混合気を第2燃焼器にそれぞれ供給することで、それぞれの燃焼器において適正燃焼を実現することができる。
本実施形態に係るガス混合気供給システム1は、図1に示すように、都市ガス供給路2を流通する都市ガスG1(通常燃料ガスに相当する)の供給を受けて燃焼する複数の燃焼装置Sを混合気Mの供給対象とし、都市ガスG1とは異なるLPガスG2(予備燃料ガスに相当する)を貯留するLPガスタンク3(予備燃料ガスタンクに相当する)からLPガスG2の供給を受け、そのLPガスG2に空気Aを混合させた混合気Mを燃焼装置Sに供給するLPガス混合気供給路4(予備混合気供給路に相当する)を備えている。そして、混合気Mは、LPガス混合気供給路4に設けられた混合気生成装置Nによって生成される。
これにより、都市ガス供給路2によって都市ガスG1の供給が受けられなくなった場合に、燃焼装置Sは、LPガス混合気供給路4にて供給されるLPガスG2と空気Aとの混合気Mによって燃焼可能となる。
そして、接続部5には、都市ガス供給路2と共通流路6を接続して都市ガスG1を燃焼装置Sに供給する都市ガス供給状態と、LPガス混合気供給路4と共通流路6を接続して混合気Mを燃焼装置Sに供給する混合気供給状態とを択一的に選択することができる供給路側三方弁10が設けられている。
一方、排熱回収装置14は、ガスエンジンV1から排出された排ガスEにて貯湯タンク17に給水された水を循環加熱する排ガス熱交換器19とを備えている。排熱回収装置14は、循環ポンプ(図示せず)を作動させて貯湯タンク17の水を排ガス熱交換器19に循環させ、排ガスEの排熱を回収可能に構成されている。そして、回収した排ガスEの排熱により加熱された温水を貯湯タンク17に貯留させ、その温水を給湯利用箇所や暖房機器等の熱負荷(図示せず)に給湯可能に構成されている。
従って、混合比調整弁30をガスエンジン供給状態またはバーナ供給状態とすると、ベンチュリーミキサー31の噴射ノズル31bから噴射されるLPガスG2の噴射圧力が、ガスエンジン供給状態またはバーナ供給状態に対応した噴射圧力となって、これにより、噴射ノズル31bからのLPガスG2の噴射状態が異なるものとなる。
図3は都市ガスG1および混合気Mのウォッベ指数(WI)と最大燃焼速度(MCP)との関係を示す図である。バーナV2において適正燃焼を可能にする混合気Mのバーナ用ウォッベ指数範囲W2は、バーナV2の形式によって異なるものであるが、例えば、図3中の鎖線で示される範囲(WI=53.0〜54.0)とされる。また、ガスエンジンV1において適正燃焼を可能にする混合気Mのガスエンジン用ウォッベ指数範囲W1は、ガスエンジンV1の形式によって異なるが、例えば、図3中の鎖線で示される範囲(WI=56.0〜57.0)とされる。
また、混合比調整弁30がガスエンジン供給状態に調整されると同時に、指令制御部33によって燃焼装置側三方弁11が制御されて、ガスエンジン用供給路8と共通流路6とが接続されたガスエンジン接続状態となって、混合気MがガスエンジンV1に供給されて、ガスエンジンV1において適正に燃焼される。
(A)上記実施形態においては、LPガス混合気供給路4に設けられたLPガスG2を噴射する噴射ノズル31bの上流側において、LPガスG2の圧力および流量の少なくとも一方を調整する混合比調整弁30を設けたが、これに加えて、空気Aをベンチュリーミキサー31へ供給する供給管に空気Aの供給量を調整可能な空気用混合比調整弁を設けて、混合比調整弁30および空気用混合比調整弁の両方を調整して、空気AおよびLPガスG2のベンチュリーミキサー31への供給量を調整して、混合気Mの混合比を調整自在に構成してもよい。
このようにすると、混合気Mの供給対象燃焼器から自動的に正確な情報を得て適正な燃焼を確保できる。なお、上記実施形態においては、第1燃焼装置をコージェネレーションシステムS1とし、第2燃焼装置を加熱装置S2として構成されるとともに、第1燃焼器をガスエンジンV1とし、第2燃焼器をバーナV2として構成されている。
3 LPガスタンク(予備燃料ガスタンク)
4 LPガス混合気供給路(予備混合気供給路)
12 排気浄化触媒
13 発電装置
14 排熱回収装置
30 混合比調整弁(混合比調整手段)
31 ベンチュリーミキサー
32 指令スイッチ
A 空気
G1 都市ガス(通常燃料ガス)
G2 LPガス(予備燃料ガス)
M 混合気
S 燃焼装置
S1 コージェネレーションシステム(第1燃焼装置)
S2 加熱装置(第2燃焼装置)
V1 ガスエンジン(第1燃焼器)
V2 バーナ(第2燃焼器)
W1 ガスエンジン用ウォッベ指数範囲(第1ウォッベ指数範囲)
W2 バーナ用ウォッベ指数範囲(第2ウォッベ指数範囲)
Claims (5)
- 通常燃料ガスの供給を受けて燃焼する燃焼装置及び、前記通常燃料ガスとは異なる予備燃料ガスを貯留する予備燃料ガスタンクに対し、その予備燃料ガスタンクから供給される前記予備燃料ガスに空気を混合させた混合気を前記燃焼装置に供給する予備混合気供給路を備え、
前記燃焼装置が前記予備混合気供給路にて供給される前記混合気で燃焼可能とするガス混合気供給システムであって、
前記燃焼装置としての、前記混合気のウォッベ指数の適正燃焼範囲が第1ウォッベ指数範囲である第1燃焼器を有する第1燃焼装置あるいは前記適正燃焼範囲が前記第1ウォッベ指数範囲と異なる第2ウォッベ指数範囲である第2燃焼器を有する第2燃焼装置に対し、前記予備混合気供給路に供給する前記予備燃料ガスの供給量を調整して、前記混合気に於ける前記予備燃料ガスと空気との混合比を調整自在な混合比調整手段を備え、
その混合比調整手段は、前記混合気のウォッベ指数を前記第1ウォッベ指数範囲内とする第1燃焼器用混合比に混合比を調整する第1燃焼器供給状態と、前記混合気のウォッベ指数を前記第2ウォッベ指数範囲内とする第2燃焼器用混合比に混合比を調整する第2燃焼器供給状態とに切換自在に構成され、
前記混合比調整手段に対して、前記第1燃焼器供給状態への切換及び前記第2燃焼器供給状態への切換を指令する指令スイッチが備えられ、前記混合比調整手段は、前記指令スイッチによる指令に基づいて、前記第1燃焼器供給状態と前記第2燃焼器供給状態との間での切換を行うように構成されているガス混合気供給システム。 - 通常燃料ガスの供給を受けて燃焼する燃焼装置及び、前記通常燃料ガスとは異なる予備燃料ガスを貯留する予備燃料ガスタンクに対し、その予備燃料ガスタンクから供給される前記予備燃料ガスに空気を混合させた混合気を前記燃焼装置に供給する予備混合気供給路を備え、
前記燃焼装置が前記予備混合気供給路にて供給される前記混合気で燃焼可能とするガス混合気供給システムであって、
前記燃焼装置としての、前記混合気のウォッベ指数の適正燃焼範囲が第1ウォッベ指数範囲である第1燃焼器を有する第1燃焼装置あるいは前記適正燃焼範囲が前記第1ウォッベ指数範囲と異なる第2ウォッベ指数範囲である第2燃焼器を有する第2燃焼装置に対し、前記予備混合気供給路に供給する前記予備燃料ガスの供給量を調整して、前記混合気に於ける前記予備燃料ガスと空気との混合比を調整自在な混合比調整手段を備え、
その混合比調整手段は、前記混合気のウォッベ指数を前記第1ウォッベ指数範囲内とする第1燃焼器用混合比に混合比を調整する第1燃焼器供給状態と、前記混合気のウォッベ指数を前記第2ウォッベ指数範囲内とする第2燃焼器用混合比に混合比を調整する第2燃焼器供給状態とに切換自在に構成され、
前記混合気を供給する供給対象燃焼器が、前記第1燃焼器か前記第2燃焼器かの情報を取得して、前記混合比調整手段に対して、前記第1燃焼器供給状態への切換及び前記第2燃焼器供給状態への切換を指令する指令手段が備えられ、前記混合比調整手段は、前記指令手段による指令に基づいて、前記第1燃焼器供給状態と前記第2燃焼器供給状態との間での切換を行うように構成されているガス混合気供給システム。 - 前記第1燃焼器は内燃機関であり、前記第1燃焼装置は、前記内燃機関の排ガスを浄化する排気浄化触媒を備えており、前記第2燃焼器は前記内燃機関以外の燃焼器である請求項1又は2に記載のガス混合気供給システム。
- 前記第1燃焼装置は、前記内燃機関を動力源として発電する発電装置と、前記内燃機関で発生した排熱を回収する排熱回収装置とを備えているコージェネレーションシステムまたは前記内燃機関を動力源として駆動するコンプレッサを備えたヒートポンプシステムにて構成されている請求項3に記載のガス混合気供給システム。
- 前記予備混合気供給路に、前記予備燃料ガスの流通により発生する吸引力によって空気を吸引して前記予備燃料ガスに空気を混合させるベンチュリーミキサーが備えられ、前記混合比調整手段は、前記ベンチュリーミキサーに供給する前記予備燃料ガスの圧力および流量の少なくとも一方を調整する請求項1〜4の何れか1項に記載のガス混合気供給システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011253157A JP5843578B2 (ja) | 2011-11-18 | 2011-11-18 | ガス混合気供給システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011253157A JP5843578B2 (ja) | 2011-11-18 | 2011-11-18 | ガス混合気供給システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013108661A JP2013108661A (ja) | 2013-06-06 |
JP5843578B2 true JP5843578B2 (ja) | 2016-01-13 |
Family
ID=48705595
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011253157A Active JP5843578B2 (ja) | 2011-11-18 | 2011-11-18 | ガス混合気供給システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5843578B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013127242A (ja) * | 2011-11-18 | 2013-06-27 | Osaka Gas Co Ltd | ガス混合気供給システム |
CN106322381A (zh) * | 2016-08-27 | 2017-01-11 | 山东雷帕得汽车技术股份有限公司 | 比例燃烧控制装置 |
CN106369601A (zh) * | 2016-08-27 | 2017-02-01 | 山东雷帕得汽车技术股份有限公司 | 预净化燃气的比例稳定燃烧器 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6057795B2 (ja) * | 2013-03-19 | 2017-01-11 | 大阪瓦斯株式会社 | 混合気供給システム |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0697090B2 (ja) * | 1989-08-18 | 1994-11-30 | 東京瓦斯株式会社 | 熱量調節装置に於ける品質制御方法 |
JPH09202889A (ja) * | 1996-01-25 | 1997-08-05 | Japan Small Corp | 都市ガスの製造方法及び装置 |
FR2788839B1 (fr) * | 1999-01-22 | 2001-04-20 | Saint Gobain Vitrage | Procede et dispositif de regulation d'un courant de combustible gazeux |
JP2001241364A (ja) * | 2000-02-29 | 2001-09-07 | Nissan Motor Co Ltd | 燃料改質装置付き内燃機関 |
JP3793483B2 (ja) * | 2002-06-05 | 2006-07-05 | 日本瓦斯工事株式会社 | 三種混合装置 |
JP2009243711A (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-22 | Ihi Corp | 燃焼システム |
JP5207522B2 (ja) * | 2008-03-31 | 2013-06-12 | 東京瓦斯株式会社 | 混合ガスの組成変動抑制装置 |
US7895821B2 (en) * | 2008-12-31 | 2011-03-01 | General Electric Company | System and method for automatic fuel blending and control for combustion gas turbine |
US8650851B2 (en) * | 2010-01-05 | 2014-02-18 | General Electric Company | Systems and methods for controlling fuel flow within a machine |
-
2011
- 2011-11-18 JP JP2011253157A patent/JP5843578B2/ja active Active
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013127242A (ja) * | 2011-11-18 | 2013-06-27 | Osaka Gas Co Ltd | ガス混合気供給システム |
CN106322381A (zh) * | 2016-08-27 | 2017-01-11 | 山东雷帕得汽车技术股份有限公司 | 比例燃烧控制装置 |
CN106369601A (zh) * | 2016-08-27 | 2017-02-01 | 山东雷帕得汽车技术股份有限公司 | 预净化燃气的比例稳定燃烧器 |
CN106322381B (zh) * | 2016-08-27 | 2018-11-02 | 山东雷帕得汽车技术股份有限公司 | 比例燃烧控制装置 |
CN106369601B (zh) * | 2016-08-27 | 2018-11-02 | 山东雷帕得汽车技术股份有限公司 | 预净化燃气的比例稳定燃烧器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013108661A (ja) | 2013-06-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6000082B2 (ja) | ガス混合気供給システム | |
CN101526217B (zh) | 燃气轮机及燃烧器的燃料供给方法 | |
JP6262616B2 (ja) | ガスタービン燃焼器 | |
US6438937B1 (en) | System and method for modular control of a multi-fuel low emissions turbogenerator | |
US8267051B2 (en) | Water heater | |
JP5346258B2 (ja) | 加熱用低btu燃料流量比ダクトバーナ及び熱回収システム | |
JP2004524507A (ja) | ガスタービンエンジンの超低NOx排出燃焼システム | |
JP5843578B2 (ja) | ガス混合気供給システム | |
KR101530807B1 (ko) | 배열 회수 보일러 및 발전 플랜트 | |
US20110225947A1 (en) | System and methods for altering air flow in a combustor | |
JP6105624B2 (ja) | 火炎安定化のためのシステムおよび方法 | |
JP5183795B1 (ja) | 希薄燃料吸入ガスタービン | |
JP5873239B2 (ja) | 燃料フレキシブル燃焼器システム及び方法 | |
JP6351204B2 (ja) | 燃料ガス供給システム | |
JP6057795B2 (ja) | 混合気供給システム | |
JP4386195B2 (ja) | 二流体サイクル用低NOx燃焼器とその運転方法 | |
JP6582364B2 (ja) | ボイラシステム | |
JP6066813B2 (ja) | 混合気供給システム、混合気供給システムの運転方法及び混合気供給システムに用いる混合気供給装置 | |
JP7508721B1 (ja) | ボイラ及び水素ガスのパージ方法 | |
JP2002005412A (ja) | 排ガス再燃焼式の燃焼装置 | |
JP2005147136A (ja) | ガスタービンの燃料制御装置 | |
JPH07166891A (ja) | ガスタービン制御装置 | |
JPH11200890A (ja) | ガスタービン装置の空気供給装置 | |
JP2877486B2 (ja) | 燃焼装置 | |
JPH0428910A (ja) | 燃焼装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140618 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150323 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150402 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150529 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20151020 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20151117 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Ref document number: 5843578 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |