JP6105624B2 - 火炎安定化のためのシステムおよび方法 - Google Patents

火炎安定化のためのシステムおよび方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6105624B2
JP6105624B2 JP2014549091A JP2014549091A JP6105624B2 JP 6105624 B2 JP6105624 B2 JP 6105624B2 JP 2014549091 A JP2014549091 A JP 2014549091A JP 2014549091 A JP2014549091 A JP 2014549091A JP 6105624 B2 JP6105624 B2 JP 6105624B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
premix
cup
flame
elbo
conduit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014549091A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015507165A (ja
Inventor
ダービン,マーク・デイビッド
ミューラー,マーク・アンソニー
ブレイクマン,ランス・ケネス
リンド,デイビッド・アルビン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by General Electric Co filed Critical General Electric Co
Publication of JP2015507165A publication Critical patent/JP2015507165A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6105624B2 publication Critical patent/JP6105624B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23RGENERATING COMBUSTION PRODUCTS OF HIGH PRESSURE OR HIGH VELOCITY, e.g. GAS-TURBINE COMBUSTION CHAMBERS
    • F23R3/00Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel
    • F23R3/28Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel characterised by the fuel supply
    • F23R3/286Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel characterised by the fuel supply having fuel-air premixing devices
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23RGENERATING COMBUSTION PRODUCTS OF HIGH PRESSURE OR HIGH VELOCITY, e.g. GAS-TURBINE COMBUSTION CHAMBERS
    • F23R3/00Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel
    • F23R3/28Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel characterised by the fuel supply
    • F23R3/34Feeding into different combustion zones
    • F23R3/346Feeding into different combustion zones for staged combustion
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23DBURNERS
    • F23D2900/00Special features of, or arrangements for burners using fluid fuels or solid fuels suspended in a carrier gas
    • F23D2900/00008Burner assemblies with diffusion and premix modes, i.e. dual mode burners
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23DBURNERS
    • F23D2900/00Special features of, or arrangements for burners using fluid fuels or solid fuels suspended in a carrier gas
    • F23D2900/00015Pilot burners specially adapted for low load or transient conditions, e.g. for increasing stability

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Gas Burners (AREA)

Description

本発明は、火炎安定化のためのシステムおよび方法に関する。
船舶および産業の用途、特に機械的駆動用途で使用されるガスタービンは、構成要素として燃焼器を特色とし、長期間にわたり部分出力で作動されることが多い。本明細書で部分出力とは、100%未満の負荷で作動することを意味する。燃料価格が上昇するにつれて、改善された部分出力効率は、操作者によって非常に所望される特性である。
タービン燃焼器内に、燃焼器を通過する空気流の中に燃料を導入する働きをするノズルが配置されている。点火装置は、典型的には、結果として生じる燃料/空気混合気を燃焼器内部で燃焼させるために使用される。燃焼した燃料/空気混合気は、燃焼器の外へ送り出され、1つまたは複数のタービンを通って動力を取り出し、その動力によって燃焼システムを駆動し、有益な仕事を操作者に提供する。
乾式低排出型(以下、DLE:Dry−Low−Emissions)燃焼器は、排出が制限値以内であるバルク炎温度(以下、火炎温度(Tflame))の範囲以内で作動する希薄予混合燃焼に頼るガスタービンエンジン構成要素である。Tflameは、燃料を供給される燃焼器カップに入る空気および燃料の完全な燃焼から発生する、計算された断熱火炎温度である。Tflameの最大値で、窒素酸化物(NOx)の排出は急激に増加する。Tflameの最小値(以下、最小火炎温度(Tflame min))で、燃焼の望ましくない副産物として一酸化炭素(CO)の排出が増加する。当分野では、典型的な操作は、これらの望ましくない副産物的な排出を低下させるために、船外圧縮機ブリード空気を抽出することである。しかし、船外ブリード空気抽出を使用するそのような従来技術は、所望の幅の狭い温度範囲に局部的Tflameを維持する働きをするが、しかし、部分出力効率が減少し、それによって、燃料作動費用を増加させることにもなる。
したがって、解決しようとする課題は、DLEガスタービンの部分的な出力効率特性を最大にしながら、一方で、望ましくない副産物である排出を最小にすることである。船外ブリード空気抽出は、典型的には、燃焼器バルク炎温度を狭い範囲に維持することによって、DLEシステム内の許容できる排出を維持するために、部分出力作動で使用される。加えて、従来技術は限定された量の、予混合されたリングおよびカップのステージング(staging)を経験してきた。排出規制が厳しくなるにつれて、バルク炎温度の許容範囲は、更に益々狭くなり、達成するのが困難になっている。Tflame幅が狭くなるにつれて、エンジンは、バルク炎温度の許容範囲内に留まるためにブリード空気の使用を増加させることが必要になる。
ブリード回避技術(BAT:Bleed Avoidance Technology)は、ブリード空気抽出量を減少させることによって、乾式低排出型(DLE)エンジンにおける部分出力効率を改善するための方法に関連する。低出力状態での拡散火炎作動、高出力状態での予混合火炎作動、中間出力設定での予混合/拡散火炎作動の組合せを可能にし、それによってブリード空気要求を低減する手段を提供して、性能を改良し、同時に厳しい排出要求を満たすことを可能にするBATを含む実施形態が提供される。改良型希薄吹消え(以下、ELBO:Enhanced Lean Blowout)は、選択された特徴によって、空気/燃料比率に非常に近い希薄空気/燃料比率で、および既存のシステムが火炎の完全な損失、すなわち「吹消え」を被る可能性のある境界で観察される温度で作動することを可能にする概念を意味する。可変ELBOは、希薄作動を最適にするような態様で所望に応じて燃料搬送を変化させる能力を意味する。
従来技術のDLEエンジンの燃料システム設計は、主に全負荷効率および排出に集中してきた。価値のある目標、および当分野で絶えず増大する要求を満たすことに着手するという目標の中で、可変ELBO燃料を使用する実施形態は、始動から全出力まで、はるかに幅広い範囲の出力設定で、向上した効率および低減された排出を提供する。代替形態は、燃料システムの機能性を向上させ、全出力での排出の低減を最適化し、部分出力によるTflameの下降を達成するために、可変ELBOを大多数の予混合器に提供する。
DLE応用の蓄積の中で部分出力効率を改善するために、主な手法は、円周方向のステージングモードを加えることであったが、その形態では、燃焼器のいくつかのカップが遮断される(すなわち、燃料を供給されない)。この手法は、燃焼器内に局所的低温領域を導入し、それによってCO排出が増加し、追加の制御バルブおよび円周方向のモードを調査するための追加の時間が必要になる。
当分野の設計は、2つのカップおよび3つのカップの予混合器の使用を含む。予混合器の中に3つのカップを使用するこれらのシステム向けに、例はAカップ、Bカップ、およびCカップを提供する。ブリード空気抽出に対する要求を低減するための当分野の他の設計は、可変領域タービンノズル(VATN:Variable Area Turbine Nozzle)、および出力タービン内へ戻すブリード再注入(バイパスブリードとしても公知である)を含む。しかし、これらの従来技術の設計は、比較的高価であり、限定された信頼性を経験しており、本発明の実施形態と比較すると技術的に複雑である。
更に詳細には、従来技術のDLEエンジンは、COおよびUHC(未燃焼炭化水素)排出が急激に増加する、より低い閾値を超えて燃焼器火炎温度を維持するための手段として、船外ブリード空気抽出を提供するために圧縮機ブリードを取り出す。より低い閾値は、初発性希薄吹消えと呼ばれる。
欧州特許出願公開第1909030号明細書
対照的に、実施形態は、火炎安定化を改善することによって初発性希薄吹消えを未然に防ぐための手段を提供し、それによって燃焼器が、より低い火炎温度で許容できる排出と共に作動することができる。実施形態は、燃焼器が部分出力作動中により低いバルク炎温度で作動することを可能にし、それによって非効率的な船外ブリード空気抽出を使用することを低減し、または排除することも可能にする。
課題を解決するに際して、予混合器の特徴として可変ELBOを利用し、燃焼室内に燃料を直接噴射する実施形態が提供される。ELBO燃料をこのような使用は、1つまたは複数の予混合器を通って燃焼室に入る燃料/空気混合気用の点火源として働く、小さい高温拡散火炎を生成することによって、火炎安定化を改善する。対照的に、ほとんどの燃焼は希薄予混合である。1つまたは複数の予混合器が、それぞれ1つまたは複数のカップを含むことができ、実施形態は、2つのカップ、AおよびBを有する(図1に示す)予混合器を含み、代替形態は、3つのカップ、A、BおよびC(図示せず)を有する予混合器を含む。許容できる排出レベルで、または許容できる排出レベル未満で、所望の効率的作動を可能にする火炎温度(Tflame)の範囲を拡大する実施形態および代替形態が提供される。その解決策は、可変および独立して制御されるELBO燃料を使用することを含み、それによって、作動範囲全体の排出を最適化することができ、低出力状態で作動中、火炎が主に拡散火炎であり、および高出力状態で作動中、火炎が主に予混合されることを可能にする、制御/ステージング論理を特徴とする制御システムを提供することができる。操作者は、部分出力熱効率でわずか1%の改善に関連する費用節約を明確に認識する。したがって、提供される実施形態を使用することから生じる測定可能な結果は、類似の状況下で、公知の技術であるDLEガスタービン作動と比較する場合、部分出力熱効率で3%までの改善を含むという点において、これらの実施形態は、すべての操作者にとって高い価値がある。部分出力効率を高める一方で、実施形態は、燃料システムの費用および複雑さもまた低減する。追加の代替形態は、拡散火炎を使用し、それによって燃焼音響特性を低減する。そうであるので、実施形態は、一時的音響特性を低減することによって、燃焼システムの耐久性を改善する働きをする。段階分けされたDLE燃焼器の技術と比較すると、実施形態は、より一貫した出口形状およびパターン要因、ならびに部分出力作動中のより低いタービン入口温度を維持する能力を更に提供する。このことは、高温部分の耐久性を改善し、排気温度を測定する際のセンサの正確さ、およびシステム全体の信頼性をもたらす。一般的に、拡散燃料流は良好な操作性を可能にする。予混合燃料流は、良好な排出特性を可能にする。拡散燃料流および予混合燃料流を組み合わせることによって、操作性および排出の両方の最適化が可能になる。
火炎安定化のためのシステムの実施形態の選択された特徴を示す、燃焼室内に配置された予混合器の横断面図である。 火炎安定化のためのシステムおよび方法の実施形態に関連するバーナモードでの作動を示す図である。エンジン始動時でのバーナモード1の作動を示す、燃焼室内に配置された予混合器の横断面図である。 火炎安定化のためのシステムおよび方法の実施形態に関連するバーナモードでの作動を示す図である。バーナモード1の作動について図2に示す横断面図に関連して、燃焼室内に配置された複数の予混合器の端面図である。 火炎安定化のためのシステムおよび方法の実施形態に関連するバーナモードでの作動を示す図である。バーナモード2の作動を示す、燃焼室内に配置された予混合器の横断面図である。 火炎安定化のためのシステムおよび方法の実施形態に関連するバーナモードでの作動を示す図である。バーナモード2の作動について図4に示す横断面図に関連して、燃焼室内に配置された複数の予混合器の端面図である。 火炎安定化のためのシステムおよび方法の実施形態に関連するバーナモードでの作動を示す図である。バーナモード3の作動を示す燃焼室内に配置された予混合器の横断面図である。 火炎安定化のためのシステムおよび方法の実施形態に関連するバーナモードでの作動を示す図である。バーナモード3の作動について図6に示す横断面図に関連して、燃焼室内に配置された複数の予混合器の端面図である。 火炎安定化のためのシステムおよび方法の実施形態に関連するバーナモードでの作動を示す図である。バーナモード4の作動を示す燃焼室内に配置された予混合器の横断面図である。 火炎安定化のためのシステムおよび方法の実施形態に関連するバーナモードでの作動を示す図である。バーナモード4の作動について図8に示す横断面図に関連して、燃焼室内に配置された複数の予混合器の端面図である。 出力と制御温度との関数として、従来技術のDLEステージング(DLE Staging)を示す図である。 出力と制御温度との関数として、火炎安定化のためのシステムおよび方法の実施形態に関連するステージングを示す図である。 平均シャフト出力と平均熱効率との関数として、火炎安定化のためのシステムおよび方法の実施形態と比較した、図10の従来技術のシステムを示す図である。
図1を参照すると、一般的に、火炎安定化のためのシステム10が、1つまたは複数の予混合カップを有する1つまたは複数の予混合器20を含む燃焼器15を備える。1つまたは複数の予混合カップは、その中に形成される1つまたは複数の可変ELBO導管と流体連通している。
限定する意図ではなく、例示の目的だけのために図示するべく選択された実施形態は、2つの予混合カップを使用する実施形態を含み、その実施形態では、1つまたは複数の予混合カップは、ELBO特性を含み、A予混合カップ30およびB予混合カップ40である。図示されない他の実施形態は、3つ以上の予混合カップを各予混合器の中に使用する。代替形態は、1つまたは複数の予混合器が、合計24個の予混合器に達する実施形態を含む。
2カップ予混合器の実施形態の実施例を提供する目的で、各予混合器20内に、可変ELBO導管22、Aカップ予混合導管32、およびBカップ予混合導管42が配置され、形成されている。可変ELBO導管22は、AカップおよびBカップの両方に供給するが、別法として、別々の可変ELBO導管が各カップに設けられている代替形態(図示せず)が提供される。これらの導管22、32、42は、予混合器20の各カップ30、40から燃焼器15内の下流に、それぞれ火炎34および44を生成する際に使用される燃料を供給する。所望に応じて、燃料は可変ELBO導管22だけを通って導入されることができ、それによって火炎34、44を拡散火炎にする。燃料は、予混合導管32、42を通って導入されることも可能であり、それによって火炎34、44を予混合火炎にする。図1に示す火炎34、44は、概念的であり、燃焼器15の内部でそのような火炎34、44の伝播が全体的に開始する、カップ30、40から下流の場所に関して、参照の構成を提供する形で図示されていることに留意されたい。すべての導管22、32、42が、燃料を予混合器20内に、更に燃焼のために燃焼器15内に導入するために使用される場合、そのとき火炎34、44は、拡散火炎と予混合火炎との組合せである。所望に応じて選択的に、任意の予混合器20または任意の導管22、32、42内の内部に燃料流を調節することによって、または燃料流を完全に停止することによって、改良された作動効率を達成し、一方、排出を低く維持することも可能になる。
タービンの作動中、音響は、燃焼音響/力学であり、DLEエンジン内で発見されることが多い圧力振動であると知られている。そのような圧力振動は、様々な方法で所望のように制御され、本明細書で提示する実施形態では、何らかの拡散火炎またはELBOを使用することによって制御される。拡散燃料流、すなわち可変ELBO導管22を通る燃料流を用いて作動する場合、追加の利点が、そのような圧力振動を低減する形で操作者に選択的に提供される。
要求に応じた使用に対してのみ、第1の船外ブリード導管50および第2の船外ブリード導管52が、ブリード空気抽出を促進するために設けられる。代替形態は、ブリード空気54が燃焼器ケース16(図1参照)から、または圧縮機の段階間のポート(図示せず)から、または圧縮機間の位置(図示せず)から抽出される例を含む。船外ブリードは、一般にDLEシステム用に使用されて、バルク炎温度(以下、Tflame)が許容できるレベルに維持されることを保証する。可変ELBOを備えるBAT技術は、Tflameが低減され、一方良好な排出を維持し、したがって、ブリード空気抽出の開始を遅らせ、それによって改善された部分出力効率を提供することができる。
上記に詳細に説明し、図1に示すように、各予混合器20内に含まれる可変ELBO特性は、完全負荷出力比率で割った現在の動力出力の関数として、部分出力作動を向上させることができる。
図2から図9を参照すると、システム10の代表的な図が示されており、燃焼器15は低出力から全出力まで、これら2つの両極端の間の部分出力設定を含む、エンジン作動の様々なステージで燃料を燃焼させる。選択されたバーナモードが、各バーナモードに対して1対の図面によって図2から図9の中で見られ、1つの予混合器20の横断面図が図示され、それに続いて端面図が図示されており、端面図は、拡散、予混合またはその両方のグループからの選択による燃料流を有するすべてのエンジンの予混合器の環状表示である。更に、予混合器20の任意の部分集合が、上記のグループから得られた燃料流の任意の選択を有することができる。一般的に、低出力に対して、拡散燃料流が使用される。高出力に対して、予混合燃料流が使用される。これら両極端の間の所望の出力に対して、選択されるバランスは、拡散燃料流および予混合燃料流の両方から選択される。実施例は、4つのバーナモードを示しているが、提供される実施形態の可変の性質から、エンジン始動時のために使用されるモードから全出力でのモードまでの間に配置される、限定されない数のバーナモードが存在することを意味すると容易に理解されよう。
最小火炎温度(Tflameminimum)は、拡散火炎安定化を利用することを通して改善され、拡散火炎安定化は、所望に応じて燃焼器15内部のいくつかの、またはすべての予混合器20、カップ30、40を通って、選択的に燃料が送られる燃焼器15上の可変ELBO(改良型希薄吹消え)の特性の使用を増加することによって達成される。
ブリード導管50、52を通って送られ、バーナモード間の移行を可能にするために必要である船外ブリードが50%以上低減され、ピークのエンジン使用範囲で排除される実施形態が提供される。
限定することを意味しない、少なくとも図2から図9に関連する実施例として、本明細書で使用されるステージングは、エンジンが以下に更に詳細に説明するバーナモードで作動することを意味する。
図2および図3に示すように、ガスタービンエンジンが始動され、燃焼器15内で燃料の燃焼が発生している。この時点でエンジンは、燃料がAのELBOであることに相当する、バーナモード1の状態である。代替形態ではBカップを通してのみ燃料を供給するが、この実施例では、燃料流はA予混合カップ30の可変ELBO導管22だけを通って流れる。B予混合カップ40を通って燃料は全く送られない。エンジンは、完全に可変ELBO導管22を通って導入された燃料で、低出力で作動を開始し、結果として生じる火炎34は、A予混合カップ30からのみ生じる拡散火炎34である。更に詳細には、その中に配置され、形成された導管22、32、42に関連して、予混合器20内に形成された導管は、A予混合カップ30とのみ流体連通して配置されている。加えて、このバーナモード1では、そのように使用されるのは可変ELBO導管22だけである。B予混合カップ40(および、3つのカップを使用する実施形態向けには、Cカップ−図示せず)では、空気だけがそのカップを通って通過し、火炎44は存在しない。これが、始動時から約15%の出力設定までの状態である。
更に実施例によって、図4および図5を参照すると、出力要求が、約15%から約50%まで、およびそれらの値の範囲内の任意の点に増加し、タービンがより多くの燃料を供給されて、その出力を提供するとき、燃焼器15は、低出力でのAのELBO(A予混合カップ30の拡散流のみ)だけの作動であるバーナモード1から、AのELBOと共にBのELBOの組合せであるバーナモード2へ移行する。必要であれば更に詳細には、燃料流は所望に応じて予混合器に加えられ、その場合、いくらかの燃料が可変ELBO導管22を通って流れ続け、その燃料が前述のように任意の数のA予混合カップ30内に導入され、次いで任意の数のB予混合カップ40(存在する場合は、図示しないCカップ)の中にも、必要に応じて円周方向に段階分けされた態様で導入され、それによって、段階分けされた作動方式を提供する。段階分けされた作動方式は、動力出力を増加させる一方で、作動効率を最大にし、タービンからの望ましくない排出の生成を最小にすることができる。バーナモード2では、結果として生じる火炎34、44が、それぞれA予混合カップ30およびB予混合カップ40から生じる拡散火炎34、44である。
図6および図7を参照すると、出力要求が、約50%から約75%まで、およびそれらの値のこの範囲内の任意の点に増加し、タービンがより多くの燃料を供給されて、その出力を提供する場合、燃焼器15は、低出力でのAのELBO(A予混合カップ30の拡散流)、およびBのELBO(B予混合カップ40の拡散流)の作動に関連するバーナモード1および2から、より高い出力設定での部分的希薄予混合作動であるバーナモード3へ移行する。その場合、いくらかの燃料が可変ELBO導管22を通って流れ続け、燃料が、いくつか、またはすべての予混合導管32、42内に導入され、所望に応じてAカップおよびBカップ(および存在する場合は、図示しないCカップ)の中に導入され、それによって、段階分けされた作動方式を提供する。段階分けされた作動方式は、動力出力を増加させる一方で、作動効率を最大にし、タービンからの望ましくない排出の生成を最小にすることができる。例えば、図6および図7は、Aの予混合+AのELBO+BのELBO燃料流の実施例を図示し、その図では、A予混合カップ30が、Aカップ予混合導管32およびAカップ可変ELBO導管22の両方の中の燃料流に移行しており、結果として生じる火炎34は、拡散火炎および予混合火炎の組合せである。B予混合カップ40からの燃料は、可変ELBO導管22からの拡散燃料流であり、結果として生じる火炎44は拡散火炎である。所望に応じて、いくつかの出力設定で、いくつかの予混合器20が全く燃料を供給されず、空気だけがそれらの予混合器20を通過する。
前述のことに対して補足的態様で説明すると、図6および図7は、更により高い出力設定を示すと考えることもできるが、やはり全出力未満であり、燃料はすべてのカップを通って流れ続ける。しかし、A予混合カップ30は、依然としてELBOの状態であるが、燃料はAカップの可変ELBO導管22を通って流れ続け、Aカップ内の結果として生じる火炎34は、拡散火炎であり、この段階では燃料はBカップ予混合導管42を通っても更に導入され、それによって火炎44を予混合火炎にする。
明確にするために、バーナモードは、それぞれ図4から図5ではバーナモード2、図6から図7ではバーナモード3として上記に説明し、図示されているが、ステージングを相互に限定するのではない。言い換えれば、所望に応じて、操作者または制御システムは、所望に応じて、かつ任意の順番で、バーナモード2またはバーナモード3にシステム10を選択的に配置することができて、Tflameminimum、ブリードの量、出力などの制御パラメータが、効率を最大にし、更に排出を最小にするために選択されるようになる。
次いで、全出力での作動に注意を向けると、図8および図9はバーナモード4における燃料流の状態を示し、出力要求が、約75%から概ね全出力まで、およびそれらの値の範囲内の任意の点に増加し、タービンがより多くの燃料を供給されて、その出力を提供する場合、燃焼器15は、すべての導管22、32、42を活性化させて、カップ30、40に移行し、それによって少量の拡散燃料を含む、または含まない主に予混合火炎として火炎34、44を生成する。
要約として、および限定する意味ではなく図示の目的で提供される実施例に関係して、バーナモードについて均等な図2から図9、実施形態および代替形態が、以下のバーナモードでのステージング作動のために提供される。
1.AのELBO(図2および図3)
2.AのELBO+BのELBO(図4および図5)
−(任意の要求される状態によって、他のバーナモードが円周方向のバーナモードを含むことを可能にする。)
3.AのELBO+BのELBO+A予混合(図6および図7)
−(任意の要求される状態によって、他のバーナモードが円周方向のバーナモードを含むことを可能にする。)
4.AのELBO+BのELBO+A予混合+B予混合であり、NOx排出を最適にするために、ELBOが完全負荷状態でゼロ近くに最小化されている(図8および図9)
火炎安定化のための方法が、
1)燃料流のための制御装置(図示せず)を備えるエンジンを用意するステップであって、燃焼器15が1つまたは複数の予混合器20を備え、各予混合器20が1つまたは複数のカップ、例えば、限定する意図はないが、A予混合カップ30およびB予混合カップ40を備え、1つまたは複数の予混合器20が、内部に可変ELBO導管22、各カップ30、40用の予混合導管32、42を形成し、配置しており、そのような導管22、32、42がカップ30、40と流体連通するように配置され、可変ELBO導管22が、使用される場合、各カップから下流に拡散火炎を生成する際に使用される燃料を提供し、予混合導管32、42が、使用される場合、各カップの下流に予混合火炎を生成するための燃料を提供するステップと、
2)エンジンを始動するステップであって、始動時の燃料が、バーナモード1で、バーナモード1を維持する中で、AのELBO(拡散)燃料によって提供され、AのELBO(拡散)燃料流が、約15%の部分出力までの要求によって、拡散火炎である火炎34をもたらすステップと、
3)AのELBOカップが所望の作動パラメータ内での作動を可能にする燃料流を提供するレベルを越えて、出力要求が上昇する場合、制御装置が燃料流をバーナモード2に変化させるステップにおいて、AのELBO(拡散)+BのELBO(拡散)燃料流が、約15%から約50%の間の出力要求による拡散火炎である火炎34、44を発生させるステップと、
4)出力要求が、AのELBO閾値、またはAのELBO+BのELBOの閾値のどちらかを超えて上昇する場合、制御装置が、燃料流をバーナモード3に変化させるステップにおいて、AのELBO+BのELBO(拡散)+Aの予混合燃料流が、拡散火炎に留まる火炎44、および拡散火炎から予混合火炎に移行し、約50%と約75%との間の出力要求による火炎34を発生させるステップと、
5)出力要求が、バーナモード3の中で増加し続ける場合、実施形態は、B予混合カップが活性化されて、それによってバルク炎温度を制御するために、所望に応じて、拡散火炎から予混合火炎に火炎44を移行させるステップと、
6)出力要求が全出力設定まで上昇する場合、制御装置が燃料流をバーナモード4に変化させるステップにおいて、AのELBO+BのELBO+A予混合+B予混合燃料流が、予混合火炎であり、約75%と約100%、または全出力との間の出力要求による火炎34、44を発生させるステップと
を含む。
3つのカップを有する実施形態について、燃料流が、AのELBOで開始し、全出力設定でのバーナモードに対して、AのELBO+BのELBO+CのELBO+A予混合+B予混合+C予混合カップが活性化される全出力まで次第に上昇することができる組合せでバーナモードが提供されることが理解されよう。同様に、中間の3つのカップのバーナモードが前述のバーナモードに対応して提供される。
加えて、制御装置は、出力要求、Tflameで表された制御温度、および平均熱効率を含む要因を分析し、所望の動力出力レベルを維持する一方で、船外ブリード空気を最小にし、または排除し、かつ排出を最小にするために、何らかの任意の順番で円周方向のステージングを含む、任意のバーナモードによるステージング、順番にバーナモードに従うこと、選択されたバーナモードで予混合器の使用を変更すること、または要求に応じて任意のバーナモードをスキップすることを調節する。
システムおよび方法10、ならびに関連する燃料流およびバーナモードに関して考察されたこれらの原理および詳細を用いて、ここで注意を特徴のグラフ表示に向けることができよう。
図10は、DLE用の従来技術のシステム、およびそのようなシステムに関連する典型的なDLEステージングを参照するための単なる手段として提供される。図10の底部に沿って左のより低い部分から右のより高い部分まで平行に走る、出力の無次元化表示が示されている。タービン入口で測定された制御温度が、図面の左の垂直な余白に沿って、低い方の温度(制御温度が出力に一致する)から高い方の温度まで示されている。従来技術の実施例は3カップ作動を参照しており、その実施例は、最大ブリード空気を使用する、各四辺形の上方左手領域内にある。従来技術の2カップシステムに対してもこの状態は同様であろう。加えて、従来技術では、ブリード空気の広範囲な使用が要求され、それによって出力でのタービン入口温度が上昇し、したがって排出を維持するが、エンジン効率を犠牲にする。
対照的に、図11は、同様の方式でデータを表示するように設定されているが、このグラフはシステムおよび方法10の実施形態に対するデータである。図11と図10との比較によって、図12に示すように、実施形態が、高負荷で必要な任意のブリードの全体量を制御し、低減し、または排除する全く異なる態様を提供することが明らかである。
特に図11を参照すると、図面の上方右手の全出力から出力が減少するにつれて、実施形態の特徴が、上記に考察するように選択的にバーナモードを選択して、許容できる制御温度が、ブリード導管および関連する船外ブリード抽出を使用する必要なしに、維持されるようになることを理解されたい。この特徴は、図10のシステムを超える、著しい排出の削減を説明する。NOx排出レベルが、完全負荷に近い、低量の可変ELBOによって達成されることを指摘しておきたい。可変ELBOを使用して火炎温度の下降または希薄吹消え(以下、LBO:lean blowout)を改善して、エンジン内のブリード抽出の使用を最小にし、それによって部分出力効率を改善する実施形態が提供される。
図12は、出力対平均熱効率のパーセンテージとして表される平均シャフト出力のグラフ表示を提供する。火炎安定化のためのシステムの実施形態は、より高い負荷でブリードが全く使用されず、グラフに示すように曲線をたどるシステムを含む。対照的に、従来技術のシステム(図10も参照のこと)は、システム10の実施形態のブリードの全くないラインから全体的に下方に外れて描かれているグラフのプロットをたどる。本明細書に提示する実施形態および代替形態と対照的に、そのような従来技術のシステムは、ブリード量を増加させ、より高いレベルの排出、および出力が低下するにつれて低減される効率(本明細書に提示する実施形態および代替形態と比較して)を許容しなければならない。図12のグラフ上の最大出力比率約0.8で、主要な曲線から逸脱している右手の曲線に留意されたい。
10 システム
15 燃焼器
16 燃焼器ケース
20 予混合器
22 可変ELBO導管
30 A予混合カップ
32 Aカップ予混合導管
34 火炎
40 B予混合カップ
42 Bカップ予混合導管
44 火炎
50 第1の船外ブリード導管
52 第2の船外ブリード導管
54 ブリード空気

Claims (18)

  1. 火炎安定性のためのシステム(10)であって、前記システム(10)が、1つまたは複数の予混合器(20)を備える燃焼器(15)を含み、
    各予混合器(20)が1つまたは複数の予混合カップ(30、40)を備え、
    各予混合器(20)内に、1つまたは複数の可変ELBO導管(22)が形成され、配置されており、
    前記カップ(30、40)と流体連通するように配置された前記1つまたは複数の可変ELBO導管(22)が、前記燃焼器(15)の燃焼室内に直接噴射されて各カップ(30、40)から下流に拡散火炎(34、44)を生成する際に使用される燃料を提供し、
    前記予混合器(20)に設けられた各カップ(30、40)のための予混合導管(32、42)が、各カップ(30、40)の下流に予混合火炎(34、44)を生成するための予混合燃料を提供する、システム(10)。
  2. 前記燃焼器(15)の燃焼器ケース(16)からブリード空気(54)を抽出する1つまたは複数のブリード導管(50、52)を更に備える、請求項に記載のシステム(10)。
  3. 前記1つまたは複数のブリード導管(50、52)が、第1のブリード導管(50)および第2のブリード導管(52)である、請求項に記載のシステム(10)。
  4. 前記燃焼器(15)が、前記予混合器(20)が、拡散、予混合、拡散および予混合の両方、燃料流なしのグループから選択された燃料流を備え、前記予混合器(20)の任意の部分集合が、前記グループから得られる燃料流の任意の選択を含むことができるよう構成されている、請求項1乃至のいずれか1項に記載のシステム(10)。
  5. 前記燃焼器(15)が、何らかの任意の順番で円周方向のステージングを含む、任意のバーナモードによるステージング、順番にバーナモードに従うこと、選択されたバーナモードで予混合器(20)の使用を変更すること、または要求に応じて任意のバーナモードをスキップすることができるよう構成されている、請求項に記載のシステム(10)。
  6. 前記選択された燃焼器(15)が、所望の動力出力レベルを維持する一方で、前記燃焼器(15)の燃焼器ケース(16)から抽出されるブリード空気(54)を最小にし、または排除し、かつ排出を最小にする、請求項に記載のシステム(10)。
  7. 前記選択された燃焼器(15)が、約50%から全出力の範囲に平均シャフト出力を維持し、一方、そのような出力設定を維持する中で、前記燃焼器(15)の燃焼器ケース(16)から抽出されるブリード空気(54)を排除する、請求項に記載のシステム(10)。
  8. 前記予混合カップ(30、40)が、2つのカップ、A予混合カップ(30)およびB予混合カップ(40)であり、
    前記可変ELBO導管(22)が、A予混合カップ予混合導管(32)およびB予混合カップ予混合導管(42)である、
    請求項1乃至のいずれか1項に記載のシステム(10)。
  9. 前記予混合カップ(30、40)が、3つのカップ、A予混合カップ(30)、B予混合カップ(40)およびC予混合カップであり、
    前記可変ELBO導管(22)が、A予混合カップ予混合導管(32)、B予混合カップ予混合導管(42)およびC予混合カップ予混合導管である、
    請求項1乃至のいずれか1項に記載のシステム(10)。
  10. 火炎(34、44)安定化のための方法が、
    a.燃料流のための制御装置を備えるエンジンを用意するステップであって、燃焼器(15)が1つまたは複数の予混合器(20)を備え、各予混合器(20)が1つまたは複数のカップ(30、40)を備え、前記1つまたは複数の予混合器(20)が、内部に可変ELBO導管(22)、各カップ(30、40)用の予混合導管(32、42)を形成し、配置しており、そのような導管(32、42)が前記カップ(30、40)と流体連通するように配置され、前記可変ELBO導管(22)が、使用される場合、各カップ(30、40)から前記燃焼器(15)の燃焼室内に直接噴射されて下流に拡散火炎(34、44)を生成する際に使用される燃料を提供し、前記予混合導管(32、42)が、使用される場合、各カップ(30、40)の下流に予混合火炎(34、44)を生成するための予混合燃料を提供するステップと、
    b.エンジンを始動するステップであって、始動時の燃料が、バーナモード1の中で、バーナモード1を維持する中で、AのELBO(拡散)燃料によって提供されるステップにおいて、AのELBO(拡散)燃料流が、約15%の部分出力までの要求によって、拡散火炎(34、44)である火炎(34、44)をもたらすステップと、
    c.AのELBOカップ(30)が、所望の作動パラメータ内での作動を可能にする燃料流を提供するレベルを越えて、出力要求が上昇する場合、前記制御装置が燃料流をバーナモード2に変化させるステップにおいて、AのELBO(拡散)+BのELBO(拡散)燃料流が、約15%から約50%の間の出力要求による、拡散火炎(34、44)である火炎(34、44)を発生させるステップと、
    d.出力要求が、前記AのELBO閾値、または前記AのELBO+BのELBOの閾値のどちらかを超えて上昇する場合、前記制御装置が、燃料流をバーナモード3に変化させるステップにおいて、AのELBO+BのELBO(拡散)+Aの予混合燃料流が、拡散火炎(34、44)に留まるBカップ内(40)の燃料流から生じる火炎(44)、および拡散火炎(34、44)から予混合火炎(34、44)に移行する、約50%と約75%との間の出力要求による、Aカップ(30)内の燃料流から生じる火炎(34)を発生させるステップと、
    e.出力要求が、バーナモード3の中で増加し続ける場合、実施形態は、B予混合カップ(40)が活性化されて、それによって、バルク炎温度を制御するために、拡散火炎(44)から予混合火炎(44)にBカップ内の燃料流から生じる火炎(44)を移行させるステップと、
    f.出力要求が全出力設定まで上昇する場合、前記制御装置が燃料流をバーナモード4に変化させるステップにおいて、AのELBO+BのELBO+A予混合+B予混合燃料流が、予混合火炎(34、44)であり、約75%と約100%または全出力との間の出力要求による火炎(34、44)を発生させるステップと
    を含む方法。
  11. 前記制御装置が、前記燃焼器(15)を、前記予混合器(20)が、拡散、予混合、拡散および予混合の両方、燃料流なしのグループから選択された燃料流を備え、予混合器(20)の任意の部分集合が、前記グループから得られる燃料流の任意の選択を含むことができるよう制御する、請求項10に記載の方法。
  12. 前記制御装置が、出力要求、火炎温度(Tflame)としての制御温度、平均熱効率のグループから選択された要因を分析し、所望の動力出力レベルを維持する一方で、燃焼器ケース(16)から抽出されるブリード空気(54)を最小にし、または排除し、かつ排出を最小にするために、何らかの任意の順番で円周方向のステージングを含む、任意のバーナモードによるステージング、順番にバーナモードに従うこと、選択されたバーナモードで予混合器(20)の使用を変更すること、または要求に応じて任意のバーナモードをスキップすることを調節する、請求項11に記載の方法。
  13. 前記制御装置が、前記燃焼器(15)を、所望の動力出力レベルを維持する一方で、燃焼器ケース(16)から抽出されるブリード空気(54)を最小にし、または排除し、かつ排出を最小にする、請求項12に記載の方法。
  14. 前記制御装置が、前記燃焼器(15)を、約50%から全出力の範囲に平均シャフト出力を維持し、一方、そのような出力設定を維持する中で、燃焼器ケース(16)から抽出されるブリード空気(54)を排除する、請求項13に記載の方法(10)。
  15. 前記カップ(30、40)が、2つのカップ、A予混合カップ(30)およびB予混合カップ(40)である、請求項13に記載の方法。
  16. 前記予混合カップ(30、40)が、2つのカップ、A予混合カップ(30)およびB予混合カップ(40)であり、
    前記可変ELBO導管(22)が、A予混合カップ予混合導管(32)およびB予混合カップ予混合導管(42)である、
    請求項15に記載の方法。
  17. 前記カップが、3つのカップ、A予混合カップ(30)、B予混合カップ(40)およびC予混合カップである、請求項13に記載の方法。
  18. 前記予混合カップが、3つのカップ、A予混合カップ(30)、B予混合カップ(40)およびC予混合カップであり、
    前記可変ELBO導管(22)が、A予混合カップ予混合導管(32)、B予混合カップ予混合導管(42)およびC予混合カップ予混合導管である、
    請求項17に記載の方法。
JP2014549091A 2011-12-20 2012-12-07 火炎安定化のためのシステムおよび方法 Expired - Fee Related JP6105624B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201161577934P 2011-12-20 2011-12-20
US61/577,934 2011-12-20
US13/557,750 US9719685B2 (en) 2011-12-20 2012-07-25 System and method for flame stabilization
US13/557,750 2012-07-25
PCT/US2012/068366 WO2013095951A2 (en) 2011-12-20 2012-12-07 System and method for flame stabilization

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015507165A JP2015507165A (ja) 2015-03-05
JP6105624B2 true JP6105624B2 (ja) 2017-03-29

Family

ID=48608738

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014549091A Expired - Fee Related JP6105624B2 (ja) 2011-12-20 2012-12-07 火炎安定化のためのシステムおよび方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US9719685B2 (ja)
EP (1) EP2795195B1 (ja)
JP (1) JP6105624B2 (ja)
CN (1) CN104114951B (ja)
BR (1) BR112014015555A8 (ja)
CA (1) CA2859770C (ja)
WO (1) WO2013095951A2 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11384939B2 (en) * 2014-04-21 2022-07-12 Southwest Research Institute Air-fuel micromix injector having multibank ports for adaptive cooling of high temperature combustor
CN104315541B (zh) * 2014-09-26 2019-01-18 北京华清燃气轮机与煤气化联合循环工程技术有限公司 燃烧室值班级喷嘴及使用该喷嘴的方法
JP5980285B2 (ja) * 2014-09-26 2016-08-31 三菱重工業株式会社 ガスタービンの燃料分配制御装置、ガスタービン、及びガスタービンの燃料分配制御方法
EP3029378B1 (en) 2014-12-04 2019-08-28 Ansaldo Energia Switzerland AG Sequential burner for an axial gas turbine
US9989257B2 (en) 2015-06-24 2018-06-05 Delavan Inc Cooling in staged fuel systems
GB201604379D0 (en) * 2016-03-15 2016-04-27 Rolls Royce Plc A combustion chamber system and a method of operating a combustion chamber system
DE102017201771A1 (de) 2017-02-03 2018-08-09 Siemens Aktiengesellschaft Umfangsstufungskonzept für eine Brenneranordnung
CN110612419B (zh) * 2017-05-16 2022-01-25 西门子能源全球两合公司 贫预混燃气涡轮机燃烧的改善调低排放的二元燃料分级方案
US10816210B2 (en) 2017-09-28 2020-10-27 General Electric Company Premixed fuel nozzle
US20230193839A1 (en) * 2021-12-17 2023-06-22 Power Systems Mfg., Llc Methods and systems for extending an operating window of a gas turbine engine

Family Cites Families (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0663646B2 (ja) * 1985-10-11 1994-08-22 株式会社日立製作所 ガスタ−ビン用燃焼器
US5259184A (en) 1992-03-30 1993-11-09 General Electric Company Dry low NOx single stage dual mode combustor construction for a gas turbine
JPH0814565A (ja) 1994-04-28 1996-01-19 Hitachi Ltd ガスタービン燃焼器
JP3183053B2 (ja) 1994-07-20 2001-07-03 株式会社日立製作所 ガスタービン燃焼器及びガスタービン
US5943866A (en) 1994-10-03 1999-08-31 General Electric Company Dynamically uncoupled low NOx combustor having multiple premixers with axial staging
US5836164A (en) * 1995-01-30 1998-11-17 Hitachi, Ltd. Gas turbine combustor
GB9607010D0 (en) 1996-04-03 1996-06-05 Rolls Royce Plc Gas turbine engine combustion equipment
US6047550A (en) 1996-05-02 2000-04-11 General Electric Co. Premixing dry low NOx emissions combustor with lean direct injection of gas fuel
JPH11343869A (ja) 1998-06-02 1999-12-14 Hitachi Ltd ガスタービン燃焼器およびその制御方法
US6311473B1 (en) 1999-03-25 2001-11-06 Parker-Hannifin Corporation Stable pre-mixer for lean burn composition
US6408611B1 (en) 2000-08-10 2002-06-25 Honeywell International, Inc. Fuel control method for gas turbine
EP1255074B1 (de) * 2001-05-01 2005-11-23 Alstom Technology Ltd Schwingungsreduktion in einer Brennkammer
US7093445B2 (en) 2002-05-31 2006-08-22 Catalytica Energy Systems, Inc. Fuel-air premixing system for a catalytic combustor
BRPI0406806A (pt) * 2003-01-17 2005-12-27 Catalytica Energy Sys Inc Sistema e método de controle dinâmico para multicombustor catalìtico para motor de turbina a gás
US6968693B2 (en) 2003-09-22 2005-11-29 General Electric Company Method and apparatus for reducing gas turbine engine emissions
US7140560B2 (en) * 2003-09-26 2006-11-28 Parker-Hannifin Corporation Nozzle assembly with fuel tube deflector
US7059135B2 (en) 2004-08-30 2006-06-13 General Electric Company Method to decrease combustor emissions
US20080016876A1 (en) 2005-06-02 2008-01-24 General Electric Company Method and apparatus for reducing gas turbine engine emissions
US7631500B2 (en) 2006-09-29 2009-12-15 General Electric Company Methods and apparatus to facilitate decreasing combustor acoustics
US7810333B2 (en) 2006-10-02 2010-10-12 General Electric Company Method and apparatus for operating a turbine engine
JP4364911B2 (ja) 2007-02-15 2009-11-18 川崎重工業株式会社 ガスタービンエンジンの燃焼器
US20090111063A1 (en) 2007-10-29 2009-04-30 General Electric Company Lean premixed, radial inflow, multi-annular staged nozzle, can-annular, dual-fuel combustor
US8091363B2 (en) 2007-11-29 2012-01-10 Power Systems Mfg., Llc Low residence combustor fuel nozzle
US8631656B2 (en) * 2008-03-31 2014-01-21 General Electric Company Gas turbine engine combustor circumferential acoustic reduction using flame temperature nonuniformities
US8099941B2 (en) 2008-12-31 2012-01-24 General Electric Company Methods and systems for controlling a combustor in turbine engines
US8205452B2 (en) 2009-02-02 2012-06-26 General Electric Company Apparatus for fuel injection in a turbine engine
RU2499191C2 (ru) 2009-06-17 2013-11-20 Шлюмберже Текнолоджи Б.В. Способ экологически чистого горения углеводородных флюидов и устройство для его реализации
US20110016866A1 (en) 2009-07-22 2011-01-27 General Electric Company Apparatus for fuel injection in a turbine engine
US8616002B2 (en) 2009-07-23 2013-12-31 General Electric Company Gas turbine premixing systems
US8683804B2 (en) 2009-11-13 2014-04-01 General Electric Company Premixing apparatus for fuel injection in a turbine engine

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015507165A (ja) 2015-03-05
EP2795195A2 (en) 2014-10-29
WO2013095951A3 (en) 2013-08-29
WO2013095951A2 (en) 2013-06-27
US20130152597A1 (en) 2013-06-20
CN104114951B (zh) 2017-11-24
BR112014015555A2 (pt) 2017-06-13
US9719685B2 (en) 2017-08-01
EP2795195B1 (en) 2017-03-29
CN104114951A (zh) 2014-10-22
CA2859770C (en) 2018-09-04
CA2859770A1 (en) 2013-06-27
BR112014015555A8 (pt) 2017-07-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6105624B2 (ja) 火炎安定化のためのシステムおよび方法
US8769955B2 (en) Self-regulating fuel staging port for turbine combustor
US9163840B2 (en) Gas turbine combustor and fuel supply method used for the same
JP2015534632A (ja) 改良された操作性のための半径方向に段付けされた予混合されるパイロットを備える燃焼器
WO2011129287A1 (ja) ガスタービンの制御装置
JP2009052877A (ja) 半径方向の多段流路を備えたガスタービン予混合器及びガスタービンにおける空気とガスの混合方法
WO2010038528A1 (ja) ガスタービンの燃料制御方法および燃料制御装置ならびにガスタービン
US20170058784A1 (en) System and method for maintaining emissions compliance while operating a gas turbine at turndown condition
KR20150039107A (ko) 연속 연소 장치를 갖는 가스 터빈
EP2904327A1 (en) Method of operating a multi-stage flamesheet combustor
US20140109586A1 (en) Method for operating a gas turbine with sequential combustion and gas turbine for conducting said method
US9322336B2 (en) Fuel nozzle for gas turbine
JP2015521717A (ja) 2段燃焼ガスタービンのための部分負荷co低減運転の方法
US20170058770A1 (en) System and method for decoupling steam production dependency from gas turbine load level
WO2016056180A1 (ja) ガスタービンエンジンの燃焼器及びその運転方法
US20140157788A1 (en) Fuel nozzle for gas turbine
US20170058771A1 (en) System and method for generating steam during gas turbine low-load conditions
JP5331909B2 (ja) 燃焼器
US11493206B2 (en) Gas turbine combustor having main fuel valves independently adjustable
JP2013234769A (ja) ガスタービン燃焼器およびガスタービンの運転方法
JP6740375B2 (ja) 排気を減らすための選択的燃焼器制御の方法
JP5464376B2 (ja) 燃焼器、ガスタービン及び燃焼器の燃料制御方法
AU2016217888A1 (en) Operation method for improving partial load efficiency in a gas turbine and gas turbine with improved partial load efficiency
US20170241339A1 (en) Combustor and gas turbine
JP2015048946A (ja) ガスタービン燃焼器及びその制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150625

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150804

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20151102

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20151229

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160128

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20160705

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161102

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20170106

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170207

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170302

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6105624

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees