JP5841919B2 - 鞍乗り型車両の後部構造 - Google Patents
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Description
ヘルメットホルダフックを車体カバーの内側に配置する場合の構造が各種提案されている(例えば、特許文献1(図3、図4)参照。)。
なお、紐(符号無し)は、強度上の理由から、布製の帯よりは金属製のワイヤーが望まれる。
そして、シート(26)は、キー操作により開閉又は着脱可能であり、シート(26)を開く又は取外さないとヘルメットも取外せないようになっているので、このヘルメットはキーロックされたと言える
外観性の向上が求められる中、紐(ワイヤー)の通路である切欠(39)が車両側面視で、見えないようにすることが、望まれる。
前記車体後部カバーの上縁が少なくとも1箇所だけ車体中心側へ斜めに折り曲げられた斜行部とされ、前記上縁の車体側中心側の内面と前記斜行部の車体外側の外面との間に車体前後方向へ延びるワイヤー通路が形成され、このワイヤー通路にヘルメットから延びるワイヤーが通され、このワイヤーの一端が前記ヘルメットホルダフックに掛けられようにしたことを特徴とする。
すなわち、ヘルメットのワイヤーを通す通路が、車両側面視で見えないようにすることができる鞍乗り型車両の後部構造が提供され、本発明により、車両の外観性がより高まる。
サイドカバーの上端の後端とリヤカバーの上端とが、車両側面視で重なっている。車両側面視はもとより、斜め前からでも車両内部が見える心配はない。すなわち、車両の外観性をより高めることができる。
図1に示すように、鞍乗り型車両10は、車体フレーム11と、この車体フレーム11の前部に設けられるヘッドパイプ12に操舵可能に取付けられるフロントフォーク13と、このフロントフォーク13に回転自在に設けられる前輪14と、車体フレーム11の後部に設けられるピボットプレート15に上下へ揺動可能に取付けられ車両後方へ延びるスイングアーム16と、このスイングアーム16に回転自在に設けられる後輪17と、車体フレーム11に懸架され後輪17を駆動するエンジン18と、このエンジン18から延びて排気ガスを導出する排気管19と、この排気管19の後端に設けられる消音器21と、ヘッドパイプ12の後方に配置され車体フレーム11で支えられる燃料タンク22と、この燃料タンク22の後方に配置され車体フレーム11から車両後方へ延びるシートレール23で支えられシート24と、ヘッドパイプ12廻りを覆う車体前部カバー25と、燃料タンク22の下縁からシート24の下縁に沿って車体側面を覆う車体後部カバー26を主要とする自動二輪車である。
さらに、シート底板31の後部に下方へ延びる凸部35が一体形成され、この凸部35にコ字状のシートフック36が取付けられる。
なお、右の鉤部39は鉤受け部40に差し込むが、左の鉤部39は、ヘルメットホルダフック46に差し込む。すなわち、ヘルメットホルダフック46で左の鉤受け部を兼用する。結果、左の鉤受け部は格別に設ける必要が無く、部品点数の削減が図られる。
なお、車体後部カバー26(左右一対からなるが、便宜上、左のみを説明する。)は、1ピースカバーでもよいが、この例では、サイドカバー43と、このサイドカバー43に一部が重なった上で車両後方へ延びるリヤカバー44とからなる2ピースカバーである。
図4に示すように、シートレール23にヘルメットホルダフック46が固定されている。このヘルメットホルダフック46の構造は後述する。リヤカバー44の上端47が図面おもて側に立っている。サイドカバー43の上端48も図面おもて側へ立っている。
この斜行部50の外面50aと、リヤカバー44の上端47の内面47aとの間がワイヤー通路52となる。
このワイヤー通路52の出口近傍にヘルメットホルダフック46が配置される。
なお、ヘルメットホルダフック46が、ワイヤー通路52の出口近傍にてシートレール23に設けられていれば、ワイヤー53を延ばす必要が余りなく、ワイヤー53に余裕が生まれる。もしくは、ワイヤー53の全長を短くすることが可能となる。
図8(図4の8矢視図)に示すように、斜行部50(サイドカバー43の上端48)の後端50bは、リヤカバー44の上縁47の前端47bより車両後方まで延ばされている。斜行部50とリヤカバー44の上端47とが、車両側面視で重なっているため、車両側面視はもとより、斜め前からでも車両内部が見える心配はない。
図9に示すように、斜行部50の後端50bの前後位置を、上端47の前端47bの位置に合わせてもよい。合わせることにより、型抜きの関係上、車体後部カバー26を1ピース化することができる。1ピース化した場合には、リヤカバー44を車体後部カバー26、上端47を上端26aと読み替える。すなわち、車体後部カバー26の上縁26aの少なくとも1箇所に斜行部50が設けられる。
Claims (7)
- 車体フレーム(11)の後部に設けられると共にシートロック機構(38)を備えるシートレール(23)と、このシートレール(23)で支えられると共に前記シートロック機構(38)で施錠されるシート(24)と、前記シートレール(23)の側方を覆うと共に上縁(26a)が前記シート(24)の下縁(24a)に沿っている車体後部カバー(26)と、この車体後部カバー(26)の車体中心側に配置されるヘルメットホルダフック(46)とからなる鞍乗り型車両の後部構造において、
前記車体後部カバー(26)の前記上縁(26a)が少なくとも1箇所だけ車体中心側へ斜めに折り曲げられた斜行部(50)とされ、前記上縁(26a)の車体側中心側の内面と前記斜行部(50)の車体外側の外面との間に車体前後方向へ延びるワイヤー通路(52)が形成され、このワイヤー通路(52)にヘルメット(63)から延びるワイヤー(53)が通され、このワイヤー(53)の一端(53a)が前記ヘルメットホルダフック(46)に掛けられようにしたことを特徴とする鞍乗り型車両の後部構造。 - 前記ヘルメットホルダフック(46)は、前記ワイヤー通路(52)の出口近傍にて前記シートレール(23)に設けられていることを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型車両の後部構造。
- 前記車体後部カバー(26)は平面視で車幅方向外方へ突出するくの字形状を呈し、くの字を構成する前部斜面部(61)と後部斜面部(62)のうち、一方の斜面部(61)に前記ヘルメット(63)の受け面を兼ねさせ、前記ヘルメットホルダフック(46)は、前記ワイヤー通路(52)よりも他方寄りに配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の鞍乗り型車両の後部構造。
- 前記車体後部カバー(26)は、サイドカバー(43)と、このサイドカバー(43)に一部が重なった上で車両後方へ延びるリヤカバー(44)とからなり、前記斜行部(50)は前記車体後部カバー(26)の一方(43)に設けられ、前記サイドカバー(43)の上端(48)の後端(50b)は、前記リヤカバー(44)の上縁(47)の前端(47b)より車両後方まで延ばされていることを特徴とする請求項3記載の鞍乗り型車両の後部構造。
- 前記ヘルメットホルダフック(46)は、前記シートレール(23)から立ち上げる1本の脚部(65)と、この脚部(65)の上端から車体中心側へ延びる水平部(66)と、この水平部(66)の先端から下がる立下がり部(67)とからなり、車両前方から見て上下が逆のJ字状を呈していることを特徴とする請求項2記載の鞍乗り型車両の後部構造。
- 前記シート(24)の底板(31)は、前部に前方へ突出する舌片部(34)を備えると共に中間部左右に板状の鉤部(39、39)を備え、一方の鉤部(39)が前記ヘルメットホルダフック(46)に掛けられるようにしたことを特徴とする請求項5記載の鞍乗り型車両の後部構造。
- 前記ワイヤー(53)は、前記ヘルメットホルダフック(46)の膨出部(64)に収まり、前記シート(24)の前記鉤部(39)に対して開放端部(68)と反対側に位置するように構成されていることを特徴とする請求項6記載の鞍乗り型車両の後部構造。
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