JP5841714B2 - 触感呈示装置及び触感呈示装置の制御方法 - Google Patents

触感呈示装置及び触感呈示装置の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、タッチセンサを備える触感呈示装置及び当該触感呈示装置の制御方法に関するものである。
近年、携帯電話やゲーム機等の携帯機器、電卓、券売機等の情報機器、電子レンジ、テレビ、照明器具等の家電製品、産業用機器(FA機器)等には、操作者による入力操作を受け付ける操作部等の入力装置として、タッチパネルやタッチスイッチ等のタッチセンサを備える入力装置が広く使用されている。
タッチセンサには、抵抗膜方式、静電容量方式、光学式等の種々の方式が知られている。しかし、いずれの方式のタッチセンサにおいても、指やスタイラスペン等の押下対象(オブジェクト)によるタッチ入力(入力操作)を受け付けるものであって、タッチセンサ自体は、タッチされても、押しボタンスイッチのようには物理的に変位しない。
そこで、例えば、タッチセンサの所定領域への所定の押下荷重以上の入力を検出し、これによりタッチセンサを振動させて、操作者の指先に触覚をフィードバックする入力装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−293644号公報
タッチセンサを振動させる触感呈示の機能は、専用のプロセッサや圧電素子などを用いたチップとして実装することができる。例えば、触感呈示機能を持たないタッチセンサ装置に触感呈示機能を提供するチップを組み合わせることができれば、種々のタッチセンサ装置に触感呈示機能を導入し、触感呈示装置として機能させることが可能になる。この場合、触感呈示装置は、アプリケーションやタッチセンサなどの装置全体を制御するチップと、触感呈示を制御するチップとを備えるデュアルチップ構成となる。しかし、従来技術においては、デュアルチップ構成の触感呈示装置に関する検討が行われていない。
従来のタッチセンサは、タッチ入力の位置情報を検出するが、タッチ入力の押下荷重の検出は行わない。一方、触感呈示用のチップは、所定値以上の押下荷重があった場合に触感を呈示するという制御を行うため、例えば圧電素子等によりタッチ入力の押下荷重を検出する。このため、アプリケーションなど装置全体を制御するチップが押下荷重に基づいてアプリケーションの処理を行うためには、触感呈示用のチップから押下荷重を取得しなくてはならない。例えば、押しボタンやアイコンなど、アプリケーションのユーザインタフェースのうち、押下荷重に対応した処理を行うべき所定領域(押下荷重対応エリア)に所定の押下荷重以上のタッチ入力がある場合、当該タッチ入力に対して適切なアプリケーション処理を行うことが期待される。しかし、触感呈示用のチップが検出する押下荷重は、触感呈示の制御のために検出された情報であって、他のチップでのアプリケーション処理への応用は検討されていない。
したがって、かかる事情に鑑みてなされた本発明の目的は、デュアルチップ間で、触感呈示のために検出された押下荷重に関する信号を交換することにより、押下荷重に基づくアプリケーション処理を実行可能な触感呈示装置を提供することにある。
上記目的を達成する第1の観点に係る触感呈示装置の発明は、
タッチセンサと、
触感呈示のために該タッチセンサに対する押下荷重を検出する荷重検出部と、
前記タッチセンサのタッチ面を振動させる触感呈示部と、
該触感呈示部の駆動を制御する触感呈示制御部と、
押下荷重に対応した処理を行うアプリケーションを制御する主制御部と、を備え、
前記主制御部は、前記アプリケーション起動時に前記触感呈示制御部に押下荷重検出指示を送信し、アプリケーション終了時に前記触感呈示制御部に押下荷重停止指示を送信し、
前記触感呈示制御部は、前記主制御部から前記押下荷重検出指示を受けると、前記押下荷重の検出を開始し、前記主制御部から前記押下荷重停止指示を受けると、前記押下荷重の検出を停止する、ことを特徴とするものである。
さらに、上記目的を達成する第2の観点に係る触感呈示装置の制御方法の発明は、
タッチセンサと、
触感呈示のために該タッチセンサに対する押下荷重を検出する荷重検出部と、
前記タッチセンサのタッチ面を振動させる触感呈示部と、
該触感呈示部の駆動を制御する触感呈示制御部と、
押下荷重に対応した処理を行うアプリケーションを制御する主制御部と、を備える触感呈示装置の制御方法であって、
前記主制御部が、前記アプリケーション起動時に前記触感呈示制御部に押下荷重検出指示を送信し、アプリケーション終了時に前記触感呈示制御部に押下荷重停止指示を送信するステップと、
前記触感呈示制御部が、前記主制御部から前記押下荷重検出指示を受けると、前記押下荷重の検出を開始し、前記主制御部から前記押下荷重停止指示を受けると、前記押下荷重の検出を停止するステップと、を有することを特徴とするものである。
本発明によれば、デュアルチップ間で、触感呈示のために検出された押下荷重に関する信号を交換することにより、押下荷重に基づくアプリケーション処理を行うことができる。
本発明の第1の実施形態に係る触感呈示装置の概略構成を示す機能ブロック図である。 図1に示したタッチセンサの支持構造の二つの例の概略構成を示す平面図である。 図1に示した触感呈示装置におけるホスト部およびハプティック部の動作例を示すシーケンス図である。 図1に示した触感呈示装置におけるホスト部およびハプティック部の動作例を示すシーケンス図である。 図1に示した触感呈示装置におけるホスト部およびハプティック部の動作例を示すシーケンス図である。
以下、本発明の実施の形態について、図を参照して説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る触感呈示装置の概略構成を示す機能ブロック図である。この触感呈示装置は、装置全体の動作を制御するホスト部10、触感呈示に関する制御を行うハプティック部20、タッチセンサ制御部31、タッチセンサ32、表示制御部41、及び、表示部42を有する。
ホスト部10は、主制御部11及び主記憶部12を有する。主制御部11は、CPU(中央処理装置)等の任意の好適なプロセッサで構成されるもので、アプリケーション処理やユーザインタフェースなど装置全体の動作を制御するものである。なお、ここで言うアプリケーションとは、個別のアプリケーションに加え、オペレーティングシステムやミドルウェアなどのソフトウェア処理も含むものである。主記憶部12は、アプリケーションプログラムや、触感呈示用の複数のパラメータテーブルを格納する。パラメータテーブルの詳細については後述するものとする。
ハプティック部20は、触感呈示制御部21、圧電素子22、及び、記憶部23を有する。触感呈示制御部21は専用のプロセッサ(例えば、DSP(デジタルシグナルプロセッサ))によって構成される。ハプティック部20の圧電素子22は、タッチセンサ32のタッチ面32aを振動させる触感呈示部と、タッチセンサ32に対する押下荷重を検出する荷重検出部とを構成する。圧電素子22により検出される押下荷重は、触感呈示制御部21に供給される。触感呈示制御部21は、圧電素子22で検出される押下荷重に基づいて、圧電素子22の駆動を制御する。記憶部23は、触感呈示用の複数のパラメータテーブルを格納している。ここで、記憶部23が格納するパラメータテーブルは、ホスト部10の主記憶部12が格納しているパラメータテーブルと共通である。即ち、ホスト部10と、ハプティック部20は、共通の触感呈示用のパラメータテーブルを格納している。
触感呈示用のパラメータテーブルには、押下段数、リリース段数、押下閾値、リリース閾値、押下振動パターン、リリース振動パターン、振動の強さ、キャリブレーション用パラメータ等の各種のパラメータが含まれる。押下段数は、指等のオブジェクトによるタッチセンサ32の押下中に、オブジェクトに与える触感(押下触感)の段数(回数)を設定する。リリース段数は、オブジェクトがタッチセンサ32からリリース中にオブジェクトに与える触感(リリース触感)の段数を設定する。押下閾値およびリリース閾値は、押下段数およびリリース段数の各段に対応する荷重の閾値を設定する。押下振動パターンおよびリリース振動パターンは、押下触感およびリリース触感を呈示するために圧電素子22に与える駆動信号パターンを設定する。この押下振動パターンやリリース振動パターンによって、押しボタンスイッチを押した際に得られるクリック触感、押し込み触感等が呈示される。振動の強さは、押下振動パターンおよびリリース振動パターンの各々の振動の強さを設定する。キャリブレーション用パラメータは、触感呈示エリアのエリア毎の振動強度や入力感度等を設定する。
タッチセンサ32は、表示部42に対する指などの押下物(オブジェクト)によるタッチ入力を受け付けるもので、抵抗膜方式、静電容量方式、光学式等の公知の方式のタッチパネルやタッチスイッチ等により構成される。このタッチセンサ32のタッチ面32a(図2参照)に対する押下物による入力位置情報は、タッチセンサ32の出力に基づいてタッチセンサ制御部31で検出される。タッチセンサ制御部31とホスト部10の主制御部11とが結合されており、タッチセンサ制御部31は、タッチセンサ32へのタッチ入力があった場合、タッチ入力の位置情報をホスト部10の主制御部11に供給する。
表示部42は、主制御部11により表示制御部41を介して制御される。これにより、表示部42は、アプリケーションに基づくユーザインタフェースを表示する。そして、そのユーザインタフェースにおいて、表示部42は、例えば、押しボタンスイッチ(プッシュ式ボタンスイッチ)等のような押下荷重対応エリアを表示する。表示部42は、例えば、液晶表示パネルや有機EL表示パネル等を用いて構成される。
図2(a)および(b)は、図1に示したタッチセンサ32の支持構造の二つの例の概略構成を示す平面図である。図2(a)に示す支持構造は、平面視長方形のタッチセンサ32を、その裏面側の四隅の四点でそれぞれ支持部材50を介して表示部42(図1参照)上に湾曲可能に支持したものである。また、タッチセンサ32の裏面側には、仮想線で示す表示部42の表示領域42aの外側で、対向する2つの長辺の中央部に、短冊状の圧電素子22a,22bが対応する辺に沿って貼付されている。圧電素子22a,22bは、図1の圧電素子22を構成する。
これにより、タッチセンサ32は、タッチ面32aが押下されると微小湾曲する。そして、その湾曲変形により圧電素子22a,22bに電荷が蓄積されて電圧が発生する。また、圧電素子22a,22bに外部から電圧を印加すると、圧電素子22a,22bが湾曲変位して、タッチセンサ32は四点の支持部材50を節として湾曲振動する。
図2(b)に示す支持構造は、平面視長方形のタッチセンサ32を、その裏面側で、四隅の四点と、対向する2つの長辺の中央部の二点との合計六点でそれぞれ支持部材50を介して表示部42(図1参照)上に湾曲可能に支持したものである。また、タッチセンサ32の裏面側には、表示部42の表示領域42aの外側で、対向する2つの短辺の中央部に、図1の圧電素子22を構成する短冊状の圧電素子22a,22bが、対応する辺に沿って貼付されている。
これにより、図2(a)の場合と同様に、タッチセンサ32は、タッチ面32aが押下されると微小湾曲する。そして、その湾曲変形により圧電素子22a,22bに電荷が蓄積されて電圧が発生する。また、圧電素子22a,22bに外部から電圧を印加すると、圧電素子22a,22bが湾曲変位して、タッチセンサ32は六点の支持部材50を節として湾曲振動する。
以下、図1に示した触感呈示装置におけるホスト部10およびハプティック部20の動作例について説明する。図3は、図1に示す触感呈示装置におけるホスト部10およびハプティック部20の動作例を示すシーケンス図である。
ホスト部10において、主制御部11がアプリケーションを起動すると、表示部42には、押しボタン等の押下荷重対応エリアを含むユーザインタフェースが表示される(ステップS101)。表示部42上に支持されているタッチセンサ32に対し、指などのオブジェクトにより入力が行われると、主制御部11は、タッチセンサ制御部31から入力位置情報を取得して、オブジェクトの位置を検出する(ステップS102)。そして、主制御部11は、オブジェクトの位置検出結果に基づいて、オブジェクトがタッチ面32aの所定領域(ユーザインタフェースの押下荷重対応エリア)に対して入力しているかどうかを判定する(ステップS103)。
ハプティック部20では、触感呈示制御部21は、定期的に圧電素子22の出力電圧を取得して、タッチセンサ32にかかる押下荷重を検出している(ステップS201)。触感呈示制御部21が検出する押下荷重は、触感呈示の制御のために検出された情報である。しかし、本実施形態に係る触感呈示制御部21は、定期的に取得した押下荷重を、ホスト部10の主制御部11に通知する(ステップS202)。これにより、主制御部11は、押下荷重に基づいてアプリケーションの処理を行うことができる。
本実施形態では、主制御部11は、触感呈示制御部21から受信した押下荷重を基にアプリケーションに対応した触感呈示を行うものとする。これ以降、ユーザインタフェースの押下荷重対応エリアのうち、入力に対して触感を提示すべきエリアを触感呈示エリアと称する。ホスト部10では、オブジェクトがタッチ面32aの押下荷重対応エリア(触感呈示エリア)に対して入力している場合、主制御部11は、触感呈示制御部21から通知された押下荷重が、触感呈示エリアに対応するパラメータテーブルで設定されている押下閾値(触感を呈示する基準)に達しているかどうか判定する(ステップS104)。押下閾値に達している場合、主制御部11は、ハプティック部20の触感呈示制御部21に対して、触感呈示指示を送信する(ステップS105)。この触感呈示指示には、触感呈示エリアに対応するパラメータテーブルを示す番号が含まれる。主制御部11は、アプリケーションや触感呈示エリアに応じて触感呈示用のパラメータテーブルを切り替えることにより、ハプティック部20に所望の触感を呈示させることが可能になる。
ハプティック部20では、触感呈示制御部21は、主制御部11からの触感呈示指示を受けると、圧電素子22に対して触感呈示指示で示されるパラメータテーブルに設定されている押下振動パターンを出力し、オブジェクトに対して触感を呈示する(ステップS203)。
このように、本実施形態によれば、触感呈示制御部21は、触感呈示のために検出した押下荷重を主制御部11に送信し、主制御部11は、タッチセンサ32の出力と、触感呈示制御部21から受信した押下荷重とに基づき、アプリケーションの処理を行う。これにより、ホスト部10とハプティック部20とのデュアルチップ間で、触感呈示のために検出された押下荷重に関する信号を交換することにより、押下荷重に基づくアプリケーション処理を行うことができる。すなわち、主制御部11は、押下荷重に応じてアプリケーションのユーザインタフェースを変更したり、押下荷重対応エリアに関連付けられた処理を実行したりすることが可能となる。
また、本実施形態によれば、主制御部11は、触感呈示エリアがタッチされており、触感呈示制御部21から受信した押下荷重が触感を呈示する基準を満たした際に、触感を呈示するように触感呈示制御部21の動作を制御する。これにより、これにより、ホスト部10とハプティック部20とのデュアルチップ間で、触感呈示のために検出された押下荷重に関する信号を交換することにより、アプリケーションに応じた所望の触感を呈示することが可能になる。
図4は、図1に示す触感呈示装置におけるホスト部10およびハプティック部20の他の動作例を示すシーケンス図である。
ホスト部10において、主制御部11がアプリケーションを起動すると、表示部42には、押しボタン等の押下荷重対応エリアを含むユーザインタフェースが表示される(ステップS101)。表示部42上に支持されているタッチセンサ32に対し、指などのオブジェクトにより入力が行われると、主制御部11は、タッチセンサ制御部31から入力位置情報を取得して、オブジェクトの位置を検出する(ステップS102)。そして、主制御部11は、オブジェクトの位置検出結果に基づいて、オブジェクトがタッチ面32aの所定領域(ユーザインタフェースの押下荷重対応エリア)に対して入力しているかどうかを判定する(ステップS103)。押下荷重対応エリアに対して入力がある場合、主制御部11は、ハプティック部20の触感呈示制御部21に押下荷重検出指示を送信する(ステップS106)。
ハプティック部20では、触感呈示制御部21は、主制御部11から押下荷重検出指示を受信すると、圧電素子22の出力電圧を取得して、タッチセンサ32にかかる押下荷重を検出する(ステップS201)。触感呈示制御部21が検出する押下荷重は、触感呈示の制御のために検出された情報である。しかし、本実施形態に係る触感呈示制御部21は、取得した押下荷重を、ホスト部10の主制御部11に通知する(ステップS202)。これにより、主制御部11は、押下荷重を考慮したアプリケーション処理を行うことができる。
本実施形態では、主制御部11は、触感呈示制御部21から受信した押下荷重を基にアプリケーションに対応した触感呈示を行うものとする。ホスト部10では、オブジェクトがタッチ面32aの押下荷重対応エリア(触感呈示エリア)に対して入力している場合、主制御部11は、触感呈示制御部21から通知された押下荷重が、触感呈示エリアに対応するパラメータテーブルで設定されている押下閾値(触感を呈示する基準)に達しているかどうか判定する(ステップS104)。押下閾値に達している場合、主制御部11は、ハプティック部20の触感呈示制御部21に対して、触感呈示指示を送信する(ステップS105)。この触感呈示指示には、触感呈示エリアに対応するパラメータテーブルを示す番号が含まれる。主制御部11は、アプリケーションや触感呈示エリアに応じて触感呈示用のパラメータテーブルを切り替えることにより、ハプティック部20に所望の触感を呈示させることが可能になる。
ハプティック部20では、触感呈示制御部21は、主制御部11からの触感呈示指示を受けると、圧電素子22に対して触感呈示指示で示されるパラメータテーブルに設定されている押下振動パターンを出力し、オブジェクトに対して触感を呈示する(ステップS203)。
このように、本実施形態によれば、主制御部11は、押下荷重対応エリアがタッチされている場合、触感呈示制御部21に押下荷重検出指示を送信する。触感呈示制御部21は、主制御部11から押下荷重検出指示を受けると押下荷重を検出し、検出した押下荷重を主制御部11に送信する。主制御部11は、触感呈示制御部21から受信した押下荷重に基づき、アプリケーションの処理を行う。これにより、ホスト部10とハプティック部20とのデュアルチップ間で、触感呈示のために検出された押下荷重に関する信号を交換することにより、押下荷重に基づくアプリケーション処理を行うことができる。すなわち、主制御部11は、押下荷重に応じてアプリケーションのユーザインタフェースを変更したり、押下荷重対応エリアに関連付けられた処理を実行したりすることが可能となる。特に、触感呈示制御部21は、主制御部11から押下荷重検出指示を受けてから押下荷重を検出するため、不要な押下荷重の検出を抑えることができ、触感呈示装置全体の処理負荷及び消費電力を低減させることができる。
また、本実施形態によれば、主制御部11は、触感呈示エリアがタッチされており、触感呈示制御部21から受信した押下荷重が触感を呈示する基準を満たした際に、触感を呈示するように触感呈示制御部21の動作を制御する。これにより、これにより、ホスト部10とハプティック部20とのデュアルチップ間で、触感呈示のために検出された押下荷重に関する信号を交換することにより、アプリケーションに応じた所望の触感を呈示することが可能になる。
図5は、図1に示す触感呈示装置におけるホスト部10およびハプティック部20の他の動作例を示すシーケンス図である。
ホスト部10において、主制御部11が押下荷重に対応した処理を行うアプリケーションを起動すると、表示部42には、押しボタン等の押下荷重対応エリアを含むユーザインタフェースが表示される(ステップS101)。そして、主制御部11は、触感呈示制御部21に押下荷重検出指示を送信する(ステップS107)。
ハプティック部20では、触感呈示制御部21は、主制御部11から押下荷重検出指示を受信すると、押下荷重の検出を開始する。触感呈示制御部21は、定期的に圧電素子22の出力電圧を取得して、タッチセンサ32にかかる押下荷重を検出する(ステップS201a〜S201c)。触感呈示制御部21が検出する押下荷重は、触感呈示の制御のために検出された情報である。しかし、本実施形態に係る触感呈示制御部21は、定期的に取得した押下荷重を、ホスト部10の主制御部11に通知する(ステップS202a〜S202c)。これにより、主制御部11は、押下荷重を考慮したアプリケーション処理を行うことができる。
ホスト部10において、押下荷重に対応した処理を行うアプリケーションが終了すると(ステップS108)、主制御部11は、触感呈示制御部21に押下荷重停止指示を送信する(ステップS109)。
ハプティック部20では、触感呈示制御部21は、主制御部11から押下荷重停止指示を受信すると、押下荷重の検出を停止する(ステップS204)。
このように、本実施形態によれば、主制御部11は、押下荷重に対応した処理を行うアプリケーション起動時に触感呈示制御部21に押下荷重検出指示を送信し、アプリケーション終了時に触感呈示制御部21に押下荷重停止指示を送信する。触感呈示制御部21は、主制御部11から押下荷重検出指示を受けると押下荷重の検出を開始し、主制御部11から押下荷重停止指示を受けると押下荷重の検出を停止する。これにより、ホスト部10とハプティック部20とのデュアルチップ間で、触感呈示のために検出された押下荷重に関する信号を交換することにより、押下荷重に基づくアプリケーション処理を行うことができる。すなわち、主制御部11は、押下荷重に応じてアプリケーションのユーザインタフェースを変更したり、押下荷重対応エリアに関連付けられた処理を実行したりすることが可能となる。特に、触感呈示制御部21は、主制御部11から押下荷重検出指示を受けてから押下荷重を検出するため、不要な押下荷重の検出を抑えることができ、触感呈示装置全体の処理負荷及び消費電力を低減させることができる。また、押下荷重に対応した処理を行うアプリケーションが終了した場合には、触感呈示制御部21は、押下荷重の検出を停止するため、触感呈示装置全体の処理負荷及び消費電力をさらに低減させることができる。なお、押下荷重の検出及び停止は、アプリケーションの起動及び終了により切り替えるだけでなく、スリープモードへの移行及び解除など、触感呈示装置の動作状態に応じて切り替えることも可能である。
本発明は、上記実施の形態にのみ限定されるものではなく、幾多の変形または変更が可能である。例えば、主制御部11が、ハプティック部20の記憶部23に格納されていない触感呈示用のパラメータテーブルによりハプティック部20を制御したい状況も考えられる。この場合、主制御部11は、例えば、触感呈示指示(S105)に当該触感呈示用のパラメータテーブル自体を含め、触感呈示制御部21に送信することもできる。当該パラメータテーブルを受信した触感呈示制御部21は、受信したパラメータテーブルに応じて圧電素子22を駆動するとともに、受信したパラメータテーブルを記憶部23に格納することもできる。
また、上記実施の形態では、圧電素子22により触感呈示部および荷重検出部を構成したが、触感呈示部および荷重検出部は、分離して設けてもよい。この場合、触感呈示部は、圧電素子に限らず、偏心モータやソレノイド等の他の公知の振動手段を用いることが可能である。また、タッチセンサを積層型の圧電素子を介して支持することも可能である。同様に、荷重検出部についても、圧電素子に限らず、歪センサ等の他の公知の荷重検出手段を用いることが可能である。さらに、荷重検出部は、省略することも可能である。また、本発明は、表示部を備えず、タッチセンサ上に押下荷重対応エリアが印刷等により直接描画されている場合も、適用することができる。
また、本発明に係る入力装置は、圧電素子の出力に基づいて検出される押圧荷重が触感を呈示する基準を満たした際に、当該圧電素子を駆動する。ここで、圧電素子の出力に基づいて検出される押圧荷重が触感を呈示する基準を満たした際とは、検出される押圧荷重が触感を呈示する基準値に達した際であってもよいし、検出される押圧荷重が触感を呈示する基準値を超えた際でもよいし、圧電素子の出力に基づいて触感を呈示する基準値が検出された際でもよい。
10 ホスト部
11 主制御部
12 主記憶部
20 ハプティック部
21 触感呈示制御部
22 圧電素子
23 記憶部
31 タッチセンサ制御部
32 タッチセンサ
41 表示制御部
42 表示部
50 支持部材

Claims (2)

  1. タッチセンサと、
    触感呈示のために該タッチセンサに対する押下荷重を検出する荷重検出部と、
    前記タッチセンサのタッチ面を振動させる触感呈示部と、
    該触感呈示部の駆動を制御する触感呈示制御部と、
    押下荷重に対応した処理を行うアプリケーションを制御する主制御部と、を備え、
    前記主制御部は、前記アプリケーション起動時に前記触感呈示制御部に押下荷重検出指示を送信し、アプリケーション終了時に前記触感呈示制御部に押下荷重停止指示を送信し、
    前記触感呈示制御部は、前記主制御部から前記押下荷重検出指示を受けると、前記押下荷重の検出を開始し、前記主制御部から前記押下荷重停止指示を受けると、前記押下荷重の検出を停止する、ことを特徴とする触感呈示装置。
  2. タッチセンサと、
    触感呈示のために該タッチセンサに対する押下荷重を検出する荷重検出部と、
    前記タッチセンサのタッチ面を振動させる触感呈示部と、
    該触感呈示部の駆動を制御する触感呈示制御部と、
    押下荷重に対応した処理を行うアプリケーションを制御する主制御部と、を備える触感呈示装置の制御方法であって、
    前記主制御部が、前記アプリケーション起動時に前記触感呈示制御部に押下荷重検出指示を送信し、アプリケーション終了時に前記触感呈示制御部に押下荷重停止指示を送信するステップと、
    前記触感呈示制御部が、前記主制御部から前記押下荷重検出指示を受けると、前記押下荷重の検出を開始し、前記主制御部から前記押下荷重停止指示を受けると、前記押下荷重の検出を停止するステップと、を有することを特徴とする触感呈示装置の制御方法。
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