JP5840149B2 - 飲料の自動分配機及び方法 - Google Patents

Description

本発明は、飲料の自動分配機に関する。本発明は、特に、ユーザの選択に応じて、コーヒーや他の飲料を、様々なサイズのカップに分配するための自動機械に関する。

市場で見られる公知のタイプの自動機械（又は自動分配機）は、選択された飲料のタイプとは無関係に、１サイズのカップのみで、飲料をユーザに提供するように設計されている。

選択された飲料に応じて、様々なサイズのカップを利用する自動機械はあるが、大サイズ又は中サイズに限定されており、通常、エスプレッソタイプのコーヒーに用いられているほど小さいカップ用のものはない。欧州特許第１８１８８８１号において、選択された飲料に応じた大サイズ又は中サイズのカップが、タワーの出口経路と接続している分配錐体を通り、分配タワーにより供給されている。供給されたカップは、ユーザに対峙して配置されたサポート上の所定の位置で停止し、カップの上方にあるノズルを通る選択された飲料で満たされる。

英国特許第１６０４３０６号には、様々なサイズのカップを用いることができる２つの分配タワーを備える飲料用自動分配機が記載されている。この場合、カップホルダ装置は、タワー及びカップ分配機の出口に対応しているホルダ装置の関連位置の何れかの方に動かすことができるカムとばねのシステムにより、シャフトに接続されている。このシャフトは、タワーの中心と接続している軸に対して直角にしか動かず、ホルダ装置は、カップを分配する２つのタワーの出口経路の方向に、ユーザに対して左右に、小さな角度でしか動かすことはできない。このタイプの解決策では、大、中、及び小サイズのカップを容易に満たすようなシステムのキャリブレーションは可能ではない。さらに、必然かつ頻繁な分配機の洗浄や消毒のため、カムとばねの存在は、システムの摩耗や保守の問題を生じさせる。

前述のように、このような公知の機械の主たる不都合のうちの１つは、適用された形態と操作システムが、同じ機械において、大サイズ及び中サイズのカップに加えて、小サイズカップ、例えば、一般に６０ｍｍより小さい高さと直径を有するエスプレッソタイプのコーヒーに用いるようなものを利用できないことである。これらのカップには、カップ内に砂糖、混ぜ棒及びコーヒーが適切に分配されることを確実にするために、このような小さいカップを受けるのに適合したサポートに加えて、端部近く、又は好適には、カップ内に配置された特別サイズのノズルが必要となる。実際のところ、エスプレッソタイプのコーヒーカップのような小サイズのものではなく、大サイズ及び中サイズのカップと比べた場合、公知タイプの自動機械は一般に、様々な飲料を分配するための実装ノズルシステム、砂糖分配機及び混ぜ棒分配機を有しており、各々の出口の均整がとれた単一製品分配機を有している。実際のところ、後者の場合、カップは、様々な飲料が正しく供給されうるように、様々な分配機の下で、かつ極めて近くに配置される必要がある。

本発明の第１の目的は、異なるサイズのカップ、特にエスプレッソタイプのコーヒーに用いられるような６０ｍｍより小さい直径を有するカップに、飲料の分配を提供するための自動機械及び方法を提供することである。

本発明の第２の目的は、できるだけ小さい空間で、２つの異なる飲料を提供することができる上述のタイプの自動機械及び方法を提供することである。

本発明の第３の目的は、製品をはね飛ばしたり、こぼしたりすることなく、エスプレッソタイプのコーヒーを小サイズのカップへ完璧に分配することを保証することができる上述のタイプの自動機械及び方法を提供することである。

さらに本発明の別の目的は、提供される飲料の高品質レベルを保証することができる上述のタイプの自動機械及び方法を提供することである。

本発明のさらなる目的は、保守時間を減らし、かつ必要時に、カップホルダ装置を簡単かつ効率的に取り替えたり、洗浄したりすることができる上述のタイプの自動機械を提供することである。

これらの目的は、様々なサイズのカップ用の複数のハウジングを備える少なくとも２つの回転可能なタワーと、これらのハウジングを選択的に回転させる手段と、タワーからのカップ分配手段と、タワーにより提供されるカップのホルダ手段とを備える自動飲料分配機械により本発明により達成される。ホルダ手段は、少なくとも１つのカップホルダ装置を備え、縦軸回りに回転可能であり、かつタワーの回転軸と平行であり、縦軸に対して同心的に動く少なくとも２つのハウジングを備えている。

本発明の別の態様によると、上述の自動機械により準備された飲料の分配のための方法が提供され、この自動機械において、提供されたカップは、少なくとも部分的に円形路に沿う回転運動により、製品分配ステーションに供給される。

本発明の方法では、具体的には、以下のステップが実行される。
１）２つのタワーの一方から出て、ホルダ手段により停止するカップを供給するステップと、
２）ユーザの要求に応じて、カップが砂糖分配位置へ移動するまで、ホルダ手段をユーザに対して反時計回りに回転させるステップ；
３）続いて砂糖とマドラーを分配するステップ；
４）カップが飲料分配ノズルの方向にある位置に届くまで、ホルダ手段をユーザに対して反時計回りに回転させるステップ；
５）飲料をカップ内に分配するステップ；
６）カップが正面に配置されているユーザに、飲料の提示位置が届くまで、ホルダ手段を反時計回りに回転させるステップ；
７）機械の電源が切られ、再び起動させた時のみ、開始位置に届くまで、ホルダ手段を反時計回りに回転させるステップ。

分配タワーは少なくとも２つの異なるサイズ、特に、中サイズ又は大サイズ、及び小サイズのカップを含んでいる。小さいカップ又は小サイズのカップは、約６０ｍｍ以下の小さい直径や高さを意味している。特に、小さいカップは通常、５７ｍｍの直径と４７ｍｍの高さとを有するイタリアン・エスプレッソタイプのコーヒーに用いられている。これらのタワーの一方は、中サイズ又は大サイズのカップを備えており、他方は、小サイズの重ねたカップを備えており、分配開口で確実に整列させるために、２種類の利用可能なサイズの重ねたカップを軸回りに回転させる。

分配されたカップは、分配開口の下に配置されたホルダ手段により停止させられる。このホルダ手段は、２つのタワー間に配置されているカップホルダ装置を、好ましくは中央に、少なくも２つのハウジングを有している。ハウジングは、異なるサイズのカップを支えるために各々適合した２つのフォークである。特に、一方は、中サイズ又は大サイズのカップを止めるか、又はむしろ受けるために寸法調整されており、他方は、小サイズのカップを止める／受けるように寸法調整されている。これら２つのフォーク間の角度は、隙間を最小限にして、フォークを保つようになっており、従って、様々なサイズのカップをできるだけ近づけることができる。カップホルダ装置は軸を備えており、フォーク面と直交しており、タワーの回転軸と平行な自軸回りに３６０度回転させることができるモータにより駆動される。

機械の電源が入っている間、カップホルダ装置は、フォークと共に自身をカップ分配開口の方向に配置させている。ユーザの選択により、中サイズ／大サイズのカップは、大きめのフォークに取り付けられ、小サイズのカップは、小さめのフォークに取り付けられている。２つのフォークの一方に配置されたカップは、回転軸に対して、円弧状に動き、様々な製品の異なる分配ステーションで停止する。この回転路に沿う移動は、ユーザに対して反時計回りであるのが好ましい。砂糖とマドラーの分配後、ユーザの要求により、カップ付のフォークは、飲料が跳ねを避けてカップ内に完璧に入るように、ノズルシステムが配置され、寸法調整され、かつ配置されている飲料分配位置に届くまで反時計回りに動く。

飲料が分配されると、フォークに支えられたカップは、準備された飲料を提供するために、それがユーザの正面にくるまで、上述の回転路に沿って反時計回りに動き、新しい飲料が要求されるまで、その場に留まっている。カップ付のフォークと準備された飲料は、この位置で停止し、ユーザが慌てることなく飲料を取り出すことができるように、カップ分配の開始位置には戻らない。飲料がユーザによって取り出されると、カップホルダは、最初の位置まで反時計回りに動き、別の飲料が要求されると、タワーの対応するカップ分配開口に２つのフォークが再配置される。

機械の様々な操作ステップの間、分配されたカップが配置されている総ての位置は、ホルダ手段の回転軸を中心とする理想的に割り当てられている。特に、ホルダ手段は、異なるサイズのカップを受けるために、少なくとも２つの異なる直径のフォークを有するカップホルダ装置を備え、カップは、用いられるカップのサイズにより、同心円の軌道に沿った位置を占めることとなる。

本発明による機械は、さらに、ユーザへの飲料の提供位置及びその開始位置へ戻る動きだけではなく、少なくとも選択的なタワーの回転、カップホルダ装置の回転、砂糖と混ぜ棒の分配ステップの時期、タイミング、飲料分配の時期とタイミングを制御する制御ユニットを備えているのが好ましい。

本発明の好適な態様によると、様々な飲料用カップの動きに用いられるカップホルダ装置は、隙間を最小限にする角度を形成するように、少なくとも２つの近接配置されたフォークを備え、中サイズ／大サイズ及び小サイズのエスプレッソタイプのコーヒーカップの同時使用を可能とする。実際には、２つのフォーク間の角度は、間隙が最小限となるように、様々なサイズのカップが、できるだけ互いに近づけた状態を保つように設計されている。

本発明の別の特有な態様によると、カップ分配位置、さらなる製品に沿った飲料分配位置は、円軌道に沿って配置されている。さらに、カップホルダにおける２つのフォークは、タワーからカップ分配手段の方向に配置されている。

本発明のさらなる態様と利点は、添付図面を参照して行う本発明の非限定的な実施例に関する以下の説明により、明らかになると思う。
本発明によるタワーカップホルダ装置ユニットの斜視図である。 本発明によるタワーカップホルダ装置ユニットの正面図である。 本発明によるタワーカップホルダ装置ユニットの側面図である。 本発明によるタワーカップホルダ装置ユニットの下面図であり、カップ分配のステップにおいて、カップホルダ装置が占める位置を示す図である。 本発明によるタワーカップホルダ装置ユニットの下面図であり、混ぜ棒及び砂糖分配のステップにおいて、カップホルダ装置が占める位置を示す図である。 本発明によるタワーカップホルダ装置ユニットの下面図であり、飲料分配のステップにおいて、カップホルダ装置が占める位置を示す図である。 本発明によるタワーカップホルダ装置ユニットの下面図であり、ユーザへの提供のステップの間、カップホルダ装置が占める位置を示す図である。

図１〜図３は、本発明のタワーカップホルダ装置ユニット、すなわち自動分配機の実施形態を示す。この機械は、２つの分配タワーＴ１、Ｔ２を備えており、これらには、飲料カップが重ねられており、それらは希望する飲料により必要とされるカップを連続して分配するために、自軸Ｏ、Ｏ'周りに回転可能である。各タワーには、様々のサイズのカップが詰められており、一方には中サイズ／大サイズのカップが、他方には小型のエスプレッソタイプのコーヒーカップが詰められている。これらの分配タワーは、分配装置Ｅによりカップを分配する。この分配手段Ｅは、それぞれの開口Ａ１、Ａ２を有する２つのダクトＥ１、Ｅ２を備えている。前述したように、分配タワーＴ１、Ｔ２には、好ましくは、２つの異なるサイズのカップが入っており、特に、一方は小サイズであり、他方は中サイズ又は大サイズである。小サイズ用のものは、通常、５７ｍｍの直径と４７ｍｍの高さとを有するイタリアンエスプレッソタイプのコーヒーに用いられる。タワーＴ１、Ｔ２の一方は、小サイズのカップ用、他方は中サイズ又は大サイズのカップ用であり、常にカップが分配口Ａ１、Ａ２の方向を向くように、自軸Ｏ、Ｏ'周りに回転する。ユーザが飲料を選択すると、この飲料に対応するカップ、すなわち、小サイズのエスプレッソタイプのコーヒーカップ、又は他の飲料用の中サイズ／大サイズのカップが、２つのタワーＴ１、Ｔ２の一方から分配され、分配口Ａ１、Ａ２の下に配置されているホルダ１０により、これらの開口Ａ１、Ａ２の出口で停止する。ホルダは、２つのタワーの間、好適には中央に配置され、かつ２つのハウジングを有するカップホルダ装置１３を備えている。特に、これらのハウジングは、各々が様々なサイズのカップを１つ支えることができる２つのフォーク１１、１２である。特に、一方は中サイズ又は大サイズのカップを、他方は小サイズのカップを停止させるような寸法とされている。これら２つのフォーク１１、１２間の角度は、隙間を最小限にし、フォーク１１、１２を保ち、よって様々なサイズのカップをできるだけ近づけるものである。本発明の好適な実施形態によると、フォーク間の角度は９０°〜１８０°であり、好適には１２０°である。カップホルダ装置１３は、フォーク１１、１２の面と直交するシャフト１４を備えており、各フォーク１１、１２を、タワーの回転軸Ｏ、Ｏ’と平行な自軸Ｏ゛周りに、３６０°回転させることができる。

図４〜図７は、カップ分配の位置、飲料分配及び円軌道に沿って配置された任意のさらなる製品の位置、及びユーザに対する、カップホルダ装置１３、ひいてはフォーク１１、１２により占められた位置を示す。機械に電源を入れて、起動させると、カップホルダ装置１３は、フォーク１１、１２に沿って、カップ分配口Ａ１、Ａ２の方向へ移動させられる。これら２つの分配口は、２つのフォークの位置に対応しているのが好ましい。ユーザの選択により、中または大カップを大きいフォーク１１に取り付けるか、あるいは小さいカップを、小さいフォーク１２に取り付ける。

上述したように、本発明の例示的な実施形態によると、カップは、外周の一部に沿って、好適には連続した外周アーチ上を、機械により動かされる。特に、図示の実施形態において、２つのフォーク１１、１２の一方に置かれたカップは、様々な製品の様々な分配位置で停止している回転軸Ｏ″まわりに、円軌道に沿って動く。フォーク１１、１２のこの円軌道に沿う動きは、ユーザに対して反時計回りの方向である。

ユーザが要求した場合、カップがフォーク１１、１２の一方により動かされる第１の位置は、砂糖及びマドラーの分配に関するものである。従って、カップ付のフォーク１１、１２は、分配ノズルシステムがある飲料分配位置に届くまで反時計回りに動く。このシステムは、様々な飲料の出口ダクトとカップを組み合わせて、飲料が飛び散ることなく、カップ内に完璧に分配するようになっている。

飲料が分配されると、フォーク１１、１２によって支えられたカップは、ユーザの正面に来るように円軌道に沿って反時計回りに動き、準備された飲料を提供し、新しい飲料の要求があるまで、そこに留まっている。ユーザが、準備された飲料を確実に取り出せるように、フォーク１１、１２は、カップが取り出され、別の飲料の要求があるまで、飲料の分配位置で停止している。飲料が取り出されると、カップホルダ１３は、最初の位置まで反時計回りに動き、別の飲料が要求されるか、あるいは機械の電源が切られて、再び入れられたときのみ、分配口Ａ１、Ａ２に対応する２つのフォーク１１、１２を戻す。

上に述べたフォーク１１、１２が占めるすべての位置は、ホルダ１０の回転軸Ｏ″を中心とする理想的な円周に沿って割り当てられている。特に、ホルダ１０は、様々なサイズのカップを受けるために、異なる直径の２つのフォーク１１、１２を有するカップホルダ装置１３を備えており、カップは、そのサイズに対応して、同心円の軌道に沿う位置を占めることとなる。

Claims (14)

1. 様々なサイズの重ねたカップのための複数のハウジングを有する少なくとも２つの回転可能なタワー（Ｔ１、Ｔ２）と、前記ハウジングの選択的な回転のための手段と、前記タワーからのカップ分配手段（Ｅ）と、分配された前記カップのホルダ手段（１０）とを備える自動機械であって、前記ホルダ手段（１０）は、縦軸（Ｏ″）回りに回転可能であり、かつ前記タワー（Ｔ１、Ｔ２）の回転軸に平行な少なくとも１つのカップホルダ装置（１３）を備えており、前記カップホルダ装置（１３）は、前記縦軸に対して同心円の軌道に沿って動く少なくとも２つのハウジング（１１、１２）を備え、
   前記ハウジングは、異なるサイズのカップを受けるために異なるサイズを有する２つのフォーク（１１，１２）を備え、
   前記２つのフォーク（１１，１２）の間の角度は、前記２つのフォーク（１１，１２）が、関連する前記カップ分配手段（Ｅ）と対応して、配置されるようにするものであることを特徴とする自動分配機。
2. カップの分配位置、飲料の分配位置、及び任意のさらなる追加の製品の分配位置は、前記円の軌道に沿って配置されており、前記カップホルダ装置（１３）の２つのハウジング（１１、１２）は、前記カップ分配手段（Ｅ）の方向に配置されていることを特徴とする請求項１に記載の自動分配機。
3. 前記２つのフォーク（１１、１２）の間の角度は、９０°〜１８０°の範囲であることを特徴とする請求項１に記載の自動分配機。
4. 様々なサイズの重ねたカップのための複数のハウジングを有する少なくとも２つの回転可能なタワー（Ｔ１、Ｔ２）と、前記ハウジングを選択的に回転させるための手段と、前記タワーからのカップ分配手段（Ｅ）と、分配された前記カップのホルダ手段（１０）とを備える自動機械であって、
   前記カップのホルダ手段（１０）は、縦軸（Ｏ″）回りに回転可能であり、かつ前記タワー（Ｔ１、Ｔ２）の回転軸に平行な少なくとも１つのカップホルダ装置（１３）を備えており、
   前記カップホルダ装置（１３）は、前記縦軸に対して同心円の軌道に沿って動く少なくとも２つのハウジング（１１、１２）を備え、
   少なくとも２つの前記ハウジングはそれぞれ、異なるサイズのカップを前記回転可能なタワーの前記カップ分配手段（Ｅ）から受けるために異なるサイズを有する２つのフォーク（１１，１２）を備える自動機械により提供される飲料を分配するための方法であって、
   対応する前記回転可能なタワーの前記カップ分配手段（Ｅ）に対して、同時に前記フォーク（１１，１２）を配置するステップと、
   少なくとも部分的に円形の経路によって、前記機械の分配ステーションの間で前記カップを動かすステップ
   とを含むことを特徴とする方法。
5. １）前記２つのタワー（Ｔ１、Ｔ２）のうちの一方から取り出したカップを分配し、かつ前記ホルダ手段（１０）によって停止させるステップと；
   ２）ユーザが要求した時、前記カップが砂糖の分配位置に届くまで、前記ホルダ手段（１０）をユーザに対して反時計回りに回転させるステップと；
   ３）砂糖とマドラーを分配するステップと；
   ４）前記カップが飲料分配ノズルの方向である位置に届くまで、前記ホルダ手段（１０）をユーザに対して反時計回りに回転させるステップと；
   ５）前記カップの中に飲料を分配するステップと；
   ６）前記カップが、ユーザの正面に配置されている、ユーザへの飲料の提供位置に届くまで、前記ホルダ手段（１０）を反時計回りに回転させるステップと；
   ７）前記機械の電源が切られ、再開される時にのみ、始めの位置に届くまで、前記ホルダ手段（１０）を反時計回りに回転させるステップ
   とを含むことを特徴とする請求項４に記載の方法。
6. 前記ホルダ手段（１０）は、カップホルダ装置（１３）を備えることを特徴とする請求項４又は５に記載の方法。
7. 前記カップホルダ装置（１３）は、縦軸（Ｏ″）の回りに回転可能であり、少なくとも２つのフォーク（１１，１２）を備え、前記縦軸（Ｏ″）は、タワー（Ｔ１，Ｔ２）の回転軸に平行であり、前記フォーク（１１，１２）は、前記縦軸（Ｏ″）に対して同心円の起動に沿って動くことを特徴とする請求項６に記載の方法。
8. 前記カップホルダ装置（１３）を、前記ステップ１）及び７）を含む第１の位置と、前記ステップ２）及び３）を実行できる第２の位置と、前記ステップ４）及び５）を含む第３の位置と、前記ステップ６）を含む第４の位置との間で回転させることを特徴とする請求項５に記載の方法。
9. 前記カップホルダ装置（１３）は、前記カップが、前記ステップ１）の間、前記第１の位置にあり、前記カップが、選択されたタワーから出るのを停止させることを特徴とする請求項８のいずれかに記載の方法。
10. 前記カップホルダ装置（１３）は、ユーザに必要とされる時、砂糖とマドラーの分配のために、前記ステップ２）及び３）の間、前記第２の位置にあることを特徴とする請求項８のいずれかに記載の方法。
11. 前記カップホルダ装置（１３）は、ユーザにより選択された飲料を分配するために、前記ステップ４）及び５）の間、前記第３の位置にあることを特徴とする請求項８のいずれかに記載の方法。
12. 前記カップホルダ装置（１３）は、飲料入りのカップをユーザの正面に提供するために、前記ステップ６）の間、前記第４の位置にあることを特徴とする請求項８のいずれかに記載の方法。
13. 前記カップホルダ装置（１３）は、前記機械の再始動時、前記タワー（Ｔ１、Ｔ２）から前記カップ分配手段（Ｅ）の方向に、前記カップホルダ装置（１３）のフォーク（１１、１２）をもっていくために、前記ステップ７）の間、前記第１の位置に動かすことを特徴とする請求項８のいずれかに記載の方法。
14. 制御ユニットは、飲料のユーザへの提供位置及びその開始位置へ戻る時期のみならず、少なくとも前記タワー（Ｔ１、Ｔ２）の選択的な回転と、前記カップホルダ装置（１３）の回転と、砂糖及びマドラーの時期、タイミング及び分配ステップと、飲料の分配時期及びタイミングとを制御することを特徴とする請求項６に記載の方法。

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