JP5833939B2 - 列車制御装置および列車制御システム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、列車制御システムに関する。
ATS−Pシステムを搭載した列車制御システムは、地上設備として一定区間ごとに配置された地上子と、該地上子のから送信されるデジタル化された無線信号を該地上子の直上を通過する際に受信する車上子と、車上子で受信された無線信号を解読するATS−P制御装置で構成される。車上子の無線信号の受信状態は、車上子と地上子が最も重なったときが、最も強い受信状態となる。
上記の列車制御システムにおいて、車上子と地上子の無線信号の受信状態がある一定レベル以上である場合に、地上子から車上子に送られる“地上電文がある”と判定する。車上子が地上電文を受信している間、受け取っている地上電文の内容をATS−P制御装置で解読する仕組みになっている。
特開2009−17736号公報
しかしながら、従来の列車制御システムの地上電文は通常の制御動作にのみ使用されている。そのため、地上子や車上子間の伝送状態を知るための伝送品質に関する情報は記録されず、故障や事故発生時において原因の解明することが困難であった。また、地上子と車上子間の伝送品質を測定するためには、測定専用の装置または測定装置を搭載した測定車を走行させる必要があった。この測定車による伝送品質の結果は、列車編成、制御装置の個体差に加え、天候等の非定常的な要因が影響した状態となる。そのため、測定車による測定結果を以って、乗客を乗せた通常走行の列車の故障、事故等の原因を分析することは非常に困難であった。
本発明が解決しようとする課題は、通常の走行によって伝送品質の測定が可能な列車制御システムを提供することを目的とする。
実施形態の列車制御装置は、車体に取り付けられ、地上に設置された地上子から地上情報を受信する車上子と、前記受信した地上情報の受信レベルと予め定められた複数のレベル基準値とを比較して、受信した地上情報の受信レベル評価値を所定のタイミングで求める受信レベル判定手段と、前記受信した地上情報が複数ある場合は、この複数の地上情報のうちの少なくとも2つが同じである場合に正常と判断し、前記複数の地上情報が全て異なる場合に異常と判断する判定手段と、前記前記受信した地上情報、受信レベル判定手段で求めた受信レベル評価値、および前記判定手段での判定結果を対応付けて記憶部に記憶させる情報調整手段と、を備える。
第1の実施形態の列車制御システムの全体構成を示す図。 第1の実施形態の列車制御システムの制御装置の動作を示図。 第2の実施形態の列車制御システムの全体構成を示す図。 第3の実施形態の列車制御システムの全体構成を示す図。 第5の実施形態の列車制御システムの全体構成を示す図。 第4の実施形態の列車制御システムの全体構成を示す図。
以下、実施形態の制御システムについて図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
第1の実施形態について図を参照し、説明する。図1は、第1の実施形態の列車制御システムの全体構成を示す図である。図2は、第1の実施形態の列車制御システムの制御装置の動作を示す図である。
(構成)
図1は、車体100、車上子101、地上子102、車輪103、レール104、制御装置110、受信レベル判定回路111、レベルA判定回路112、レベルB判定回路113、レベルC判定回路114、記録情報調整部115、メモリ部116で構成される。
図1に示すように、列車が走行するレール104の付近には、一定間隔ごとに地上子102が設置される。また、レール104上を走行する列車は主に車輪103と車体100より構成される。車輪103の上部に設置される車体100は、車両端部に車上子101が備えられ、内部に制御装置110を有している。
制御装置110は、レベルA判定回路112、レベルB判定回路113、レベルC判定回路114を有する受信レベル判定部111、記録情報調整部115、メモリ部116を有している。
車上子101は制御装置110の受信レベル判定回路111と接続される。受信レベル判定回路111のレベル判定A回路112、レベルB判定回路113、レベルC判定回路とは、記録情報調整部115と接続される。記録情報調整部115は、メモリ部116と接続される。またメモリ部116は外部表示器や外部装置、例えばモニタやPC等と接続される。
(作用)
例えば、受信レベル判定部111は、車上子101と地上子102の受信状態を検知するための任意に決めた判定レベルA、B、Cの所定値を有している。最も強い受信状態を判定するレベルがA、次にB、次にCという所定値である。そのため、受信レベル判定部111では、車上子101が地上子102の直上を通過する際に、車上子で受け取る受信状態が判定レベルA、判定レベルB、判定レベルCに達すると、それぞれの判定レベルが検出されることになる。受信レベル判定部111では、受信状態が達した判定レベルと受信状態がそれぞれの所定値に達した検出回数を、カウント値として記録調整部115へ出力する。記録調整部115は、受信レベル判定部111より出力されるカウント値を予め設定するタイミングごとにメモリ部116へ出力する。メモリ部116は、記録調整部115より入力されるカウント値を記憶する。
以下に、図2のような列車100Aが、地上子A102aと地上子B102bを通過する時を具体例として、本実施形態の制御システムを詳細に説明する。図2は、判定レベルA、B、Cの検出が可能な列車100Aが、地上子A102aと地上子B102bが設置されるレール104上を走行するときの様子を表している。図2の地点イから地点ウには地上子A102a、地点エから地点オには地上子102bが設置され、地点アから地点イ、地点ウから地点エ、地点オから地点カには地上子102は設置されていない。また、図の縦線(t1、t2、t3・・・tn)は、記録タイミングを表現しており、この記録タイミングに沿って、記録調整部115はメモリ部116に情報を出力することになる。また、破線は地上子の信号を表現している。
列車100Aが地点アから地点イを走行した場合、受信レベル判定部110は信号の受信状態が判定レベルA,B、Cのどれにも達しなかったため、何も検知しない。
次に、列車が地点イから地点ウを走行した場合、受信レベル判定部110のレベルB判定回路113で信号の受信状態がレベルBに達したことを2度検知する。その時、カウント値は“カウントB”と“カウントB”となり、レベルB判定回路113より記録情報調整部115へ入力される。記録情報調整部115では、入力された2つの“カウントB”と記録タイミングを一致させる。この場合、メモリ部116では、記録タイミングt5と“カウントB”、t8と“カウントB”が一致するため、メモリ部116へ“カウントB+t5”、“カウントB+t8”の情報を出力する。“カウントB+t5”、“カウントB+t8”の情報を受け取ったメモリ部116は、““カウントB+t5”、“カウントB+t8”の情報を記憶する。
次に、列車が地点ウから地点エを走行した場合、レベルC判定回路114で信号レベルがレベルCになったことを1度検知する。検知した“カウント1C”は、レベルC判定回路114より記録情報調整部115へ出力される。メモリ部116へ出力する情報の処理は上記と同様である。メモリ部116は“カウントC+t12”の情報を記憶する。
次に、列車が地点エから地点オを走行した場合、レベルA判定回路112は信号レベルがレベルAになったことを2度検知する。検知した“カウント2A”はレベルA判定回路112より記録情報調整部115へ出力される。メモリ部116へ出力する情報の処理は上記と同様である。メモリ部116は“カウントA+t16”、“カウントA+t18”の情報を記憶する。
例えば3段階の受信検知レベルを設けることにより、個々の地上子102の直上を車上子101が通過する際の受信状態を詳細に判定することが可能となる。
(効果)
以上述べた実施形態の制御システムによれば、車上子と地上子の受信状態を複数のレベルで検出、記録することにより、通常の走行によって伝送品質の測定が可能な列車制御システムを提供することが可能となる。
つまり、通常の走行により、車上子・地上子の故障状況をリアルタイムに測定することで、事故発生やメンテナンスなど列車の走行状況や車上子、地上子の動作状態を知る必要があるときにメモリ部の情報を外部装置等から呼び出し解析ツール等で解析することで事故発生の原因を追究することが可能となる。
また第1の実施形態に判定レベルを追加することも削減することも可能である。例えば、多数のレベルを検知する場合、より多くの情報を記録するため、その情報を使用して事故原因を追究するや各々の地上子の動作状態を分析することが可能となる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態について図を参照し、詳細に説明する。図3は、第2の実施形態の列車制御システムの全体構成を示す図である。尚、図1乃至2と同一の構成をとるものについては、同符号を付して説明を省略する。
本実施形態は、第1の実施形態とは、制御判定回路が追加されている点が異なっている。以下、本実施形態について詳細に説明する。
(構成)
図3に示すように、制御装置200は制御判定回路201、記録情報調整部202、メモリ部203を有している。
(作用)
車上子101と地上子102の結合によって得られた地上情報は制御判定回路201及び、受信レベル判定回路111に送信される。例えば、列車100がある地上子102上を通過すると、車上子101とその地上子102が結合する。このとき、所定時間内で4つの地上情報が得られた場合、車上子101から制御判定回路201へ4つの地上情報が送られる。制御判定回路201では、取得した4つの地上情報のうち2つが同じ地上情報であった場合、制御判定回路201で受け取った地上情報を正常フレームとして判断し、通常の運行・走行制御のための情報として使用する。制御判定回路201は、所定時間内で得られた地上情報のうち少なくとも2つが同じ情報があれば、その地上情報を正常フレームと判断する。また、正常フレームとして判断されなかった地上情報は異常フレームと判断される。
このように判断された、正常フレームと異常フレームの情報を制御判定回路201から記録情報調整部202へ送信する。記録情報調整部202では、受信レベル判定部111の結合情報と合わせて、メモリ部203へ地上情報を入力する。
このように通常の走行で車上子・地上子の故障状況をリアルタイムに測定し、さらに実際の運行・走行制御に使用する地上情報を合わせて取得することで、列車の走行状況と車上子と地上子の動作状態を紐付けした情報として記録することができる。
(効果)
以上述べた少なくともひとつの実施形態の制御システムによれば、車上子と地上子の受信状態を複数のレベルで検出、記録することにより、通常の走行によって伝送品質の測定が可能な列車制御システムを提供することが可能となる。
また、通常の走行により、車上子・地上子の故障状況をリアルタイムに測定し、さらに実際の列車走行の際に使用する制御情報を合わせて記録することで、列車の事故が発生した際にメモリ部の情報を外部装置等から呼び出し、列車の走行状況と車上子、地上子の動作状態を解析ツール等で解析することで事故発生の原因をより深く追究することが可能となる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態について図を参照し、詳細に説明する。図4は、第3の実施形態の列車制御システムの全体構成を示す図である。尚、図1及び図3と同一の構成をとるものについては、同符号を付して説明を省略する。
本実施形態は、第1の実施形態とは、制御装置に制御回路が追加されている点が異なっている。以下、本実施形態について詳細に説明する。
(構成)
制御装置300は、レベルA判定回路112、レベルB判定回路113、レベルC判定回路114を有する受信レベル判定部111、制御回路301、記録情報調整部302、メモリ部303を含む構成である。
(作用)
制御回路301は例えば、記録データとして「時刻」、「列車速度」、「キロ程」、「採用電文」等の外部より入力される情報を有している。制御回路301の情報は、定期的にメモリ部303へ入力される。また、記録情報調整部302の記録タイミングと同様のタイミングでメモリ部303へ入力することや、制御回路301からの情報を記録情報調整部302の電文に付与し、その後情報が付与された電文をメモリ部303へ入力することも可能である。
(効果)
以上述べた少なくともひとつの実施形態の制御システムによれば、車上子と地上子の受信状態を複数のレベルで検出、記録することにより、通常の走行によって伝送品質の測定が可能な列車制御システムを提供することが可能となる。さらに、「時刻」、「列車速度」、「キロ程」、「採用電文」等の情報を記録する。
つまり、通常の走行により、車上子・地上子の故障状況をリアルタイムに測定し、さらに「時刻」、「列車速度」、「キロ程」、「採用電文」等の情報を使用することで、事故発生やメンテナンスなど列車の走行状況や車上子、地上子の動作状態を知る必要があるときにメモリ部の情報を外部装置等から呼び出し解析ツール等で解析することで事故発生の原因をより深く追究することが可能となる。
(第4の実施形態)
第4の実施形態について図を参照し、詳細に説明する。図6は、第4の実施形態の列車制御システムの全体構成を示す図である。尚、図1乃至4と同一の構成をとるものについては、同符号を付して説明を省略する。
本実施形態は、第1の実施形態とは、受信レベル判定部が2重系になっている点が異なっている。以下、本実施形態について詳細に説明する。
(構成)
制御装置400は、第1受信レベル判定回路401と第2受信レベル判定回路402、記録情報調整部403、メモリ部404を有する構成となっている。第1受信レベル判定回路401はレベルA判定回路401a、レベルB判定回路401b、レベルC判定回路401cを有し、第2受信レベル判定回路402は、レベルA´検知回路402、
レベルB´検知回路402b、レベルC´検知回路402cを有している。
第1受信レベル判定回路401と第2受信レベル判定回路402は、記録情報調整部403と接続される。記録情報調整部403はメモリ部404と接続される。
(作用)
第1受信レベル判定回路401と第2受信レベル判定回路402は判定結果は、記録情報調整部403へ入力される。記録情報調整部403では、第1受信レベル判定回路401及び第2受信レベル判定回路402からのカウント値が入力されている場合は、第1受信レベル判定回路401からのカウント値が優先され、メモリ部404へ入力され、記録される。
また、記録情報調整部403は第1受信レベル判定回路401からのカウント値が入力されず、第2受信レベル判定回路402からのカウント値が入力されている場合には、第2受信レベル判定回路402が検出するカウント値をメモリ部404へ入力し、記録する。
また、カウント値とカウントタイミングをセットとして記録する場合について説明する。第1受信レベル判定回路401からAカウント値とAカウントタイミングが記録情報調整部403に送信されるとき、そのAカウント値とAカウントタイミングがそのままメモリ部404で記録される。次に、記録情報調整部403に入力された情報が、第1受信レベル判定回路401からBカウント値のみで、Bカウント値に対応するカウントタイミングがない場合、第1受信レベル判定回路401と同時に記録情報調整部403へ情報を送信している第2受信レベル判定回路402のBカウント値と対応するBカウントタイミングを取得する。記録除法調整部403では、第1受信レベル判定回路401と第2受信判定回路402の相互の情報を補完的に使用し、カウント値とカウントタイミングのセット情報を取得する。
また第1受信レベル判定回路401と第2受信レベル判定回路402のカウントタイミングが異なる場合について説明する。第1受信レベル判定回路401は、Cカウント値とCカウントタイミングを取得し、第2受信レベル判定回路402は、Dカウント値とDカウントタイミングを取得する。第1受信レベル判定回路401と第2受信レベル判定回路402は、取得した情報を記録除法調整部403に入力する。
(効果)
以上述べた少なくともひとつの実施形態の制御システムによれば、車上子と地上子の受信状態を複数のレベルで検出、記録することにより、通常の走行によって伝送品質の測定が可能な列車制御システムを提供することが可能となる。さらに、2つの受信レベル判定部を設けることで情報を補完し、情報の精度を向上することが可能となる。またカウントタイミングをずらして情報を取得する場合はより多くの情報を得ることが可能となる。
つまり、通常の走行により、車上子・地上子の故障状況をリアルタイムに測定する制御装置において、情報収集部の1つが故障したとしても他方の情報収集部により事故発生やメンテナンスなど列車の走行状況や車上子、地上子の動作状態を知る必要があるときにメモリ部の情報を外部装置等から呼び出し解析ツール等で解析することで事故発生の原因を追究することが可能となる。
(第5の実施形態)
第5の実施形態について図を参照し、詳細に説明する。図5は、第5の実施形態の列車制御システムを示す図である。尚、図1乃至4および図6と同一の構成をとるものについては、同符号を付して説明を省略する。
本実施形態は、第4の実施形態とは、記録情報部及びメモリ部が2重系になっている点が異なっている。以下、本実施形態について詳細に説明する。
(構成)
図6に示すように、制御装置400は、第1受信レベル判定回路401と第2受信レベル判定回路402、第1記録情報調整部410、第1メモリ部411、第2記録情報部412、第2メモリ部413、情報総合部415を有する構成となっている。第1受信レベル判定回路401はレベルA判定回路401a、レベルB判定回路401b、レベルC判定回路401cを有し、第2受信レベル判定回路402は、レベルA´検知回路402a、レベルB´検知回路402b、レベルC´検知回路402cを有している。
第1受信レベル判定回路401は第1記録情報調整部410と接続され、第2受信レベル判定回路402は第2記録情報調整部412と接続される。第1記録情報調整部410は第1メモリ部411と接続され、第2記録情報調整部412は第2メモリ部413と接続される。第1メモリ部と第2メモリ部413は総合情報部415と接続され、総合情報部415は外部表示器または外部装置へと接続される。
(作用)
このような構成の列車制御システムでは、第1受信レベル判定回路401と第2受信レベル判定回路402で地上子102からの信号の検出を行い、その情報を第1メモリ部411と第2メモリ部413のそれぞれで記録する。第1受信レベル判定回路401と第2受信レベル判定回路402で取得した情報が第1メモリ部411と第2メモリ部413で記録された後、情報総合部415に入力される。情報総合部415で記録された、第1受信レベル判定回路401と第2受信レベル判定回路402からの情報は、第4の実施形態と同様に地上子102から車上子101が取得した情報を完成するように処理される。
(効果)
以上述べた少なくともひとつの実施形態の制御システムによれば、車上子と地上子の受信状態を複数のレベルで検出、記録することにより、通常の走行によって伝送品質の測定が可能な列車制御システムを提供することが可能となる。さらに、2つの受信レベル判定部を設けることで情報を記録するという作用に冗長性を持たせることが可能となる。
つまり、通常の走行により、車上子・地上子の故障状況をリアルタイムに測定する制御装置において、収集情報を記録してから処理作用を行うことで、取得した情報の保持が確実になる。そのため、事故発生やメンテナンスなど列車の走行状況や車上子、地上子の動作状態を知る必要があるときに、より多くの情報を外部装置等に呼び出し解析ツール等で解析することで事故発生の原因を追究することが可能となる。
上記で説明された全ての実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定するものではない。そのため、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100 車両
101 車上子
102 地上子
102a 地上子A
102b 地上子B
103 車輪
104 レール
110 制御装置
111 受信レベル判定回路
112 レベルA判定回路
113 レベルB判定回路
114 レベルC判定回路
115 記録情報調整部
116 メモリ部
200 制御装置
201 制御判定回路
202 メモリ部
300 制御装置
301 制御回路
302 記録情報調整部
303 メモリ部
400 制御装置
401 第1受信レベル判定回路
401a レベルA判定回路
401b レベルB判定回路
401c レベルC判定回路
402 第2受信レベル判定回路
402a レベルA´検知回路
402b レベルB´検知回路
402c レベルC´検知回路
403 記録情報調整部
404 メモリ部
410 第1記録情報調整部
411 第1メモリ部
412 第2記録情報調整部
413 第2メモリ部

Claims (4)

  1. 車体に取り付けられ、地上に設置された地上子から地上情報を受信する車上子と、
    前記受信した地上情報の受信レベルと予め定められた複数のレベル基準値とを比較して、受信した地上情報の受信レベル評価値を所定のタイミングで求める受信レベル判定手段と、
    前記受信した地上情報が複数ある場合は、この複数の地上情報のうちの少なくとも2つが同じである場合に正常と判断し、前記複数の地上情報が全て異なる場合に異常と判断する判定手段と、
    前記前記受信した地上情報、受信レベル判定手段で求めた受信レベル評価値、および前記判定手段での判定結果を対応付けて記憶部に記憶させる情報調整手段と
    を備えたことを特徴とする列車制御装置。
  2. 前記受信した地上情報の受信レベルと前記予め定められた複数のレベル基準値とを比較して、受信した地上情報の第2の受信レベル評価値を所定のタイミングで求める第2の受信レベル判定手段を更に備え、
    前記情報調整手段は、少なくとも前記受信レベル判定手段から受信レベル評価値が得られた場合は、この受信レベル評価値を前記記憶部に記憶させ、前記受信レベル判定手段から受信レベル評価値が得られず前記第2の受信レベル判定手段から第2の受信レベル評価値が得られた場合は、この第2の受信レベル評価値を前記記憶部に記憶させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の列車制御装置。
  3. 地上に設置された地上子と、
    車体に取り付けられ、前記地上子から地上情報を受信する車上子と、
    前記受信した地上情報の受信レベルと予め定められた複数のレベル基準値とを比較して、受信した地上情報の受信レベル評価値を所定のタイミングで求める受信レベル判定手段と、
    前記受信した地上情報が複数ある場合は、この複数の地上情報のうちの少なくとも2つが同じである場合に正常と判断し、前記複数の地上情報が全て異なる場合に異常と判断する判定手段と、
    前記前記受信した地上情報、受信レベル判定手段で求めた受信レベル評価値、および前記判定手段での判定結果を対応付けて記憶部に記憶させる情報調整手段と
    を備えたことを特徴とする列車制御システム。
  4. 前記受信した地上情報の受信レベルと前記予め定められた複数のレベル基準値とを比較して、受信した地上情報の第2の受信レベル評価値を所定のタイミングで求める第2の受信レベル判定手段を更に備え、
    前記情報調整手段は、少なくとも前記受信レベル判定手段から受信レベル評価値が得られた場合は、この受信レベル評価値を前記記憶部に記憶させ、前記受信レベル判定手段から受信レベル評価値が得られず前記第2の受信レベル判定手段から第2の受信レベル評価値が得られた場合は、この第2の受信レベル評価値を前記記憶部に記憶させる
    ことを特徴とする請求項3に記載の列車制御システム。
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