JP7412368B2 - 風速監視システム、データ収集装置、風速監視方法および風速監視プログラム - Google Patents

風速監視システム、データ収集装置、風速監視方法および風速監視プログラム Download PDF

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本開示は、鉄道沿線の風速を監視する風速監視システム、データ収集装置、風速監視方法および風速監視プログラムに関する。
風速監視システムは鉄道沿線における風速監視を目的としたシステムである。一般的に、風速監視システムは、鉄道沿線に設置した風速計から風速値を受信し、情報の表示を行うとともに、列車の運転規制を検知する。
従来の風速監視システムは、複数の監視箇所に各々設置した風速計で実測した風速値を、集中監視する監視センタで受信する構成で、高信頼性確保のために風速計を2重化したデュアル構成で構築している。2つの風速計から受信する風速値はそれぞれ別の受信部で受信し、定周期で、受信した2つの風速値のうちの最大値を選択して蓄積する。監視センタでは、蓄積した風速値が列車走行の安全に影響があるか否かを判定するための基準値を超過していないかを監視する(特許文献1参照)。
特開2006-322804号公報
しかしながら、上記従来の風速値の選択方式の場合、ネットワークの遅延が一時的に発生し、監視センタに本来到着するはずの周期で風速値が到着せずに、次回以降の周期で風速値が到着すると、受信部は1周期内に複数の風速値を受信する。このため、受信した複数の風速値の中の1つが選択され、最大値を破棄し、漏らしてしまう可能性があった。たとえば、1周期内で最初に受信した風速値を保持し、その後に受信した風速値は破棄する構成とした場合、2番目以降に最大値を受信するケースでは最大値を破棄することになる。運転規制の検知のために風速を監視する風速監視システムの場合、突風による瞬間的に計測される風速を漏れなく監視する必要があるため、問題となる。
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、風速の監視漏れを抑制することが可能な風速監視システムを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示にかかる風速監視システムは、鉄道沿線における風速を示す風速データを周期的に生成する風速計から風速データを収集するデータ収集装置と、データ収集装置が収集した風速データに基づいて鉄道車両の運転規制状態を検知する規制検知装置と、を備える。データ収集装置は、風速計から収集した風速データを保持するバッファ部と、バッファ部が保持している風速データのうち、定められた条件を満たす風速データを抽出する判定部と、判定部が抽出した風速データを規制検知装置へ送信する送信部と、を備える。判定部は、風速計が風速データを生成する周期が経過後に風速データを収集すると、送信部が風速データを前回送信してから周期が経過するまでの間に収集した風速データの中から、運転規制状態の検知に用いる基準値を超過している風速値を示す風速データを抽出する。
本開示によれば、風速の監視漏れを抑制することが可能な風速監視システムを実現できる、という効果を奏する。
実施の形態1にかかる風速監視システムの構成例を示す図 実施の形態1にかかるデータ収集装置の動作の一例を示すフローチャート 規制レベルおよび基準値の一例を示す図 風速および風向と鉄道車両の走行方向との関係の一例を示す図 図4に示す鉄道システムに風速監視システムを適用する場合の規制レベルおよび基準値の一例を示す図 実施の形態2にかかる風速監視システムの構成例を示す図 実施の形態3にかかる風速監視システムの構成例を示す図 実施の形態4にかかる風速監視システムの構成例を示す図 実施の形態4にかかるデータ収集装置の送信部の動作の一例を示すフローチャート 実施の形態5にかかる風速監視システムの構成例を示す図 実施の形態1にかかるデータ収集装置を実現するハードウェアの一例を示す図
以下に、本開示の実施の形態にかかる風速監視システム、データ収集装置、風速監視方法および風速監視プログラムを図面に基づいて詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1にかかる風速監視システム100の構成例を示す図である。風速監視システム100は、鉄道沿線の監視箇所40に設置された風速計30Aおよび30Bが生成する風速データを広域ネットワーク50経由で収集するデータ収集装置10と、データ収集装置10が収集した風速データに基づいて、列車の運転規制が必要な状態(以下、運転規制状態と称する)を検知する規制検知装置20とを含む。なお、「運転規制状態を検知する」とは、運転規制状態であるか否かを判定することを意味する。広域ネットワーク50は、インターネット、公衆回線網などを含んで構成される。風速計30Aおよび30Bは同じ監視箇所40に設置されている。風速計30Aおよび30Bは、定周期で風速および風向を計測し、計測結果を示す風速データを生成する。風速計30Aおよび30Bが計測を行う周期は、たとえば2秒である。風速データは、風速に加えて風向も含めたデータであってもよい。説明の便宜上、これ以降の説明では、風速データを風速値と記載する。各図面の記載も同様とする。
また、監視箇所40は鉄道沿線に複数存在するが、図1では記載を省略している。データ収集装置10および規制検知装置20は、1つの監視箇所40に対して1組ずつ設けられていてもよいし、複数の監視箇所40に対して1組だけ設けられていてもよい。例えば、鉄道沿線の複数の監視箇所40と同じ数だけデータ収集装置10および規制検知装置20の組が設けられた構成でもよいし、1組のデータ収集装置10および規制検知装置20が全ての監視箇所40から風速値を収集して運転規制状態を検知する構成としてもよい。また、複数のデータ収集装置10が1つ以上の監視箇所40から風速値を収集し、複数のデータ収集装置10のそれぞれが収集した各風速値を1台の規制検知装置20に集約し、1台の規制検知装置20が全ての監視箇所40について運転規制状態を検知する構成としてもよい。
データ収集装置10は、受信部11、バッファ部12、判定部13および送信部14を備える。
受信部11は、風速計30Aおよび30Bから送信された風速値を受信してバッファ部12に格納する。バッファ部12は、風速計30Aから送信された風速値を保持するバッファ121Aと、風速計30Bから送信された風速値を保持するバッファ121Bとを備える。すなわち、バッファ部12は、風速値を収集元の風速計ごとに分類して格納するバッファ121Aおよび121Bを備える。図1に記載したように、本実施の形態では、風速計30Aから送信された風速値を風速値A(1)および風速値A(2)とし、風速計30Bから送信された風速値を風速値B(1)および風速値B(2)とする。また、風速値A(1)およびB(1)は、風速計30Aおよび30Bのそれぞれが第1周期で送信した風速値、風速値A(2)およびB(2)は、風速計30Aおよび30Bのそれぞれが第1周期の次の周期である第2周期で送信した風速値とする。
判定部13は、バッファ部12のバッファ121Aおよび121Bのそれぞれから、定められた条件を満たす風速値を抽出して送信部14に出力する。図1に示す例の場合、判定部13は、バッファ121Aが保持する風速値A(1)およびA(2)から風速値A(1)を抽出し、バッファ121Bが保持する風速値B(1)およびB(2)から風速値B(2)を抽出する。判定部13が風速値を抽出する動作の詳細については後述する。
送信部14は、判定部13から入力された風速値を規制検知装置20へ送信する。図1に示す例の場合、送信部14は、風速値A(1)およびB(2)を送信する。
データ収集装置10が風速値を収集して規制検知装置20へ送信する場合の全体動作を説明する。図2は、実施の形態1にかかるデータ収集装置10の動作の一例を示すフローチャートである。
データ収集装置10は、まず、風速計30Aおよび30Bからデータを受信したか、すなわち、風速値が送信されてきたかを確認する(ステップS11)。風速値を受信しない場合(ステップS11:No)、データ収集装置10は、データを受信したか否かの確認を繰り返す。データ収集装置10は、風速値を受信した場合(ステップS11:Yes)、受信したデータを保持する(ステップS12)。すなわち、データ収集装置10は、受信部11が受信した風速値をバッファ部12に格納して保持する。
データ収集装置10は、次に、受信周期経過後の最初のデータ受信か否かを確認し(ステップS13)、最初のデータ受信ではない場合(ステップS13:No)、ステップS11に戻る。受信周期経過後の最初のデータ受信の場合(ステップS13:Yes)、データ収集装置10は、受信周期が経過する前に受信して保持しているデータのうち、条件を満たすデータを抽出し(ステップS14)、抽出したデータを規制検知装置20へ送信する(ステップS15)。受信周期とは、データ収集装置10が風速計30Aおよび30Bから風速値を受信する周期であり、風速計30Aおよび30Bが風速値を送信する周期と一致する。受信周期は例えば2秒である。受信周期が2秒の場合、データ収集装置10は、例えば、前回ステップS14を実行してから2秒が経過した時点で受信周期が経過したと判断する。ステップS13およびS14は判定部13が実行する処理である。なお、本実施の形態では、受信周期経過後の最初のデータを受信した場合にステップS14を実行してデータを抽出することとしたが、受信周期が経過した場合にステップS14を実行する、ステップS14を前回実行してからの経過時間が受信周期に相当する時間(例えば2秒)に達した場合にステップS14を実行する、などとしてもよい。
ステップS13において、判定部13は、受信周期経過後の最初のデータ受信であるか否か、すなわち、前回ステップS14を実行してから2秒経過後の最初のデータ受信であるか否かを確認する。
また、ステップS14において、判定部13は、バッファ部12のバッファ121Aおよび121Bのそれぞれから、受信周期経過前から保持しているデータのうち、最も規制レベルが高い基準値を超過する最大の風速値を抽出する。ここで、規制レベルおよび基準値について説明する。規制レベルは運転規制のレベルを示し、基準値は、風速監視システム100が運転規制状態を検知する際に用いる基準の風速値である。風速監視システム100は、風速値が基準値を超過したことを検知すると、この基準値と対応付けられている規制レベルに従って運転するよう鉄道車両に指示を行う。
図3は、規制レベルおよび基準値の一例を示す図である。図3に示す例では、規制レベルが3段階であり、各規制レベルに対応する基準値が、16方位の風向別に設けられている。規制レベル3が最も高い規制レベルである。例えば、規制レベル1は速度制限(指定速度よりも低い速度での走行)、規制レベル2は徐行制限(速度制限よりもさらに低い速度での走行)、規制レベル3は走行停止、とする。また、図3に示すように、各規制レベルに対応する基準値は風向ごとに異なる。例えば、風速25m/sの風を検知した場合、風向が北または南であれば規制レベル2となるが、風向が北北東であれば規制レベル1となる。なお、規制レベルの数は2つであってもよいし4つ以上であってもよい。風向は16方位でなくてもよく、例えば、4方位、8方位、32方位などであってもよい。各規制レベルに対応する基準値が風向ごとに異なる理由については別途説明する。下回り継続時間は、規制を解除するか否かの判定に用いられる情報である。風速監視システム100は、例えば、風速が20m/s以上25m/s未満、かつ風向が北の風が検知されて規制レベル1の規制がかかった状態において、風速が規制レベル1の基準値を下回った状態が10分継続したことを検知すると、規制レベル1の規制を解除する。このとき、風向は変化してもよい。例えば、規制レベル1の規制がかかった状態において、風速が19m/sかつ風向が北の風が8分間継続し、その後、風速が21m/sかつ風向が北北東の風が2分間継続した場合、規制レベル1の基準値(風向が北の場合の規制レベル1の基準値および風向が北北東の場合の規制レベル1の基準値)を下回った状態が10分継続したことになるため、規制が解除となる。
次に、各規制レベルに対応する基準値が風向ごとに異なる理由について、図4および図5を用いて説明する。
図4は、風速および風向と鉄道車両の走行方向との関係の一例を示す図である。図5は、図4に示す鉄道システムに風速監視システムを適用する場合の規制レベルおよび基準値の一例を示す図である。
図4に示す例では、線路の北西側に防護柵を設置して風対策が実施されている。よって、北西からの風は北西以外の風に比べて強い風が吹いても列車運行への影響が抑制される。そのため、図5に示すように、防護柵が設置されている側から鉄道車両に向う方向である北西からの風についての基準値は、北西以外からの風についての基準値よりも高い値に設定する。
図4および図5に示す例の場合、風向が北西以外のときは、風速が20m/sに達すると徐行規制となり、風速が25m/sに達すると運転停止となる。風向が北西のときは、風速が25m/sに達すると徐行規制となり、風速が30m/sに達すると運転停止となる。徐行速度は予め定められている。規制レベルを判定するための基準値は、列車種別ごとに定められていてもよい。例えば、風向が同じであっても、列車種別が旅客列車の場合の基準値が、列車種別が貨物列車の場合の基準値よりも高い値となるように設定してもよい。これは、一般的に、貨物列車の方が列車を構成する車両数が多く風の影響を受けやすいためである。
図3に示す基準値および規制レベルに基づいて判定部13が最も規制レベルが高い基準値を超過する最大の風速値を抽出する場合の動作例を説明する。
例えば、バッファ121Aに格納された風速値A(1)が風速24m/sかつ風向が北であることを示し、風速値A(2)が風速23m/sかつ風向が北であることを示し、また、バッファ121Bに格納された風速値B(1)が風速24m/sかつ風向が北であることを示し、風速値B(2)が風速25m/sかつ風向が北であることを示すものとする。この場合、判定部13は、バッファ121Aが保持している風速値の中から風速値A(1)を抽出し、バッファ121Bが保持している風速値の中から風速値B(2)を抽出する。
また、例えば、バッファ121Aに格納された風速値A(1)が風速26m/sかつ風向が北北東であることを示し、風速値A(2)が風速24m/sかつ風向が北北東であることを示し、また、バッファ121Bに格納された風速値B(1)が風速26m/sかつ風向が北北東であることを示し、風速値B(2)が風速25m/sかつ風向が北であることを示すものとする。この場合、判定部13は、バッファ121Aが保持している風速値の中から風速値A(1)を抽出し、バッファ121Bが保持している風速値の中から風速値B(2)を抽出する。ここで、バッファ121Bに格納された風速値については、風速値B(1)が示す風速(26m/s)の方が風速値B(2)が示す風速(25m/s)よりも値が大きい。しかし、風向ごとの基準値と風速との関係から、各風速値に対応する規制レベルが、風速値B(1)のときは規制レベル1、風速値B(2)のときは規制レベル2であり、風速値B(2)に対応する規制レベルの方が高い。そのため、判定部13は、風速値B(2)を抽出する。
図2の説明に戻り、ステップS15では、判定部13が抽出した風速値を送信部14が規制検知装置20へ送信する。
なお、上記のステップS14において、基準値を超過する風速値が存在しない場合、判定部13は、基準値に最も近い風速値を抽出して送信部14に出力する、または、基準値を超過する風速値が存在しないことを示す情報を送信部14に出力する。
ステップS15を実行後、データ収集装置10は、受信周期が経過する前に受信して保持しているデータを破棄する(ステップS16)。すなわち、データ収集装置10は、受信周期経過前に受信してバッファ部12で保持していた全てのデータを破棄する。ステップS16を実行後はステップS11に戻る。
以上のようにデータ収集装置10が動作することで、データ収集装置10は、規制検知装置20に風速値を前回送信した後に受信した風速値を漏れなく保持しておき、受信周期が経過した後に、保持しておいた風速値のうちの最大値を規制検知装置20へ送信することができる。なお、図1に示す例では、データ収集装置10の判定部13が風速値A(1)およびB(2)を抽出し、これらの風速値を送信部14が送信する。
規制検知装置20は、受信部21、規制判定部22および規制表示部23を備える。
受信部21は、データ収集装置10から風速値を受信する。図1に示す例では、受信部21は風速値A(1)およびB(2)を受信する。規制判定部22は、受信部21が受信した風速値に基づいて鉄道車両の運転規制状態を検知する。すなわち、規制判定部22は、風速値が、運転規制が必要な風速を示す基準値に達しているか否かを判定する。規制判定部22が運転規制状態の検知に用いる基準値は、例えば図3に示したものである。図5に示す基準値を用いて規制判定部22が運転規制状態の検知を行ってもよい。
規制判定部22の動作例について説明する。ここでは、運転規制状態の検知に用いる基準値および基準値に対応する規制レベルが図3に示すものであるとする。また、規制判定部22が受け取る風速値A(1)が風速26m/sかつ風向が北北東であることを示し、風速値B(2)が風速25m/sかつ風向が北であることを示すものとする。
この例では、風速値A(1)が規制レベル1の基準値に達し、風速値B(2)が規制レベル2の基準値に達している。そのため、規制判定部22は、風速値B(2)に基づき、規制レベル2の運転規制が必要な状態であると判定する。
規制表示部23は、規制判定部22により運転規制が必要な状態であると判定された場合、運転規制状態であることを運転台のディスプレイに表示するなどして運転士に通知する。規制表示部23は、規制判定部22により運転規制が必要な状態ではないと判定された場合に、運転規制状態ではないことを運転士に通知してもよい。
以上説明したように、実施の形態1にかかる風速監視システム100は、風速計30Aおよび30Bが定周期で送信する、風向および風速の観測結果を示す風速値を受信して保持するデータ収集装置10と、データ収集装置10が出力する風速値に基づいて鉄道車両の運転規制状態を検知する規制検知装置20とを備える。データ収集装置10は、風速計30Aおよび30Bからの風速値の受信周期が経過した後の最初の風速値を受信するごとに、受信周期が経過する前に受信して保持している風速値の中から、条件を満たす風速値、具体的には、最も規制レベルが高い基準値を超過する最大の風速値、を抽出して規制検知装置20に送信する。これにより、風速計30Aおよび30Bと風速監視システム100とを接続する広域ネットワーク50において伝送遅延が発生して1つの受信周期内に複数の風速値が風速監視システム100に到着する場合でも、風速値の監視漏れを抑制し、規制レベルが最も高くなる最大の風速値を検出できる。この結果、運転規制状態の検知漏れを抑制でき、風速監視システム100の信頼性が高まる。
なお、本実施の形態では、データ収集装置10の判定部13が、最も規制レベルが高い基準値を超過する最大の風速値を抽出することとしたが、最も規制レベルが高い基準値を超過する風速値が複数存在する場合には基準値を超過する風速値の中のいずれか一つを抽出すればよい。最も規制レベルが高い基準値を超過する風速値であれば、それらの大小関係に関係なく、規制検知装置20による規制レベルの検出結果が同じになるためである。
本実施の形態では、1つの監視箇所40に2台の風速計30Aおよび30Bが設置された構成について説明したが、1つの監視箇所40に設置された風速計の数は1台以上であればよい。
実施の形態2.
図6は、実施の形態2にかかる風速監視システム100aの構成例を示す図である。風速監視システム100aは、実施の形態1にかかる風速監視システム100のデータ収集装置10を2重化してそれらをデータ収集装置10-1および10-2とした構成である。また、風速監視システム100aは、風速監視システム100の規制検知装置20に代えて、規制検知装置20に風速値の受信を待ち合わせるバッファ部24を追加した構成の規制検知装置20aを備える。図6では、実施の形態1にかかる風速監視システム100と共通の構成要素に同一の符号を付している。本実施の形態では、実施の形態1にかかる風速監視システム100と異なる部分について説明を行う。
データ収集装置10-1および10-2は、それぞれ、風速計30Aおよび30Bが送信する風速値を広域ネットワーク50経由で収集する。データ収集装置10-1および10-2の動作は実施の形態1にかかる風速監視システム100のデータ収集装置10と同様である。
規制検知装置20aのバッファ部24は、受信部21が受信した風速値を一時的に保持するバッファ241を備え、受信部21がデータ収集装置10-1および10-2から受信した風速値を受け取ってバッファ241で保持する。
規制判定部22は、バッファ部24のバッファ241にデータ収集装置10-1および10-2の両系からの風速値が揃うまで待ち、両系からの風速値が揃ったことを検知すると、バッファ241に格納されている風速値に基づいて鉄道車両の運転規制状態を検知する。片系のデータ収集装置から風速値を受信できない場合は待ち合わせを終了し、それまでに受信した風速値に基づいて鉄道車両の運転規制状態を検知する。データ収集装置から風速値を受信できない場合とは、例えば、最後に風速値を受信してから一定時間が経過した場合とする。規制判定部22は、最後に風速値を受信してから一定時間が経過した時点で両系からの風速値がバッファ241に揃っていない場合、その時点でバッファ241が保持している風速値に基づいて運転規制状態を検知する。
本実施の形態にかかる風速監視システム100aによれば、データ収集装置10-1および10-2の片系の故障時、メンテナンス時などにおいても規制検知装置20aが風速値を受信できるので、実施の形態1にかかる風速監視システム100で得られる効果と同様の効果が得られるとともに、ダウンタイムなしで運用できるという効果が得られる。
実施の形態3.
図7は、実施の形態3にかかる風速監視システム100bの構成例を示す図である。図7では、実施の形態1にかかる風速監視システム100と共通の構成要素に同一の符号を付している。本実施の形態では、実施の形態1にかかる風速監視システム100と異なる部分について説明を行う。
風速監視システム100bは、それぞれが2つの通信部33-1および33-2を備える風速計31Aおよび31Bから風速値を受信する。すなわち、風速監視システム100bは、風速計31Aおよび31Bのそれぞれから2つの経路で風速値を受信する。風速計31Aの通信部33-1が送信する風速値を風速値A1(1)およびA1(2)とし、風速計31Aの通信部33-2が送信する風速値を風速値A2(1)およびA2(2)とする。また、風速計31Bの通信部33-1が送信する風速値を風速値B1(1)およびB1(2)とし、風速計31Bの通信部33-2が送信する風速値を風速値B2(1)およびB2(2)とする。
風速監視システム100bは、データ収集装置10bおよび規制検知装置20を備える。データ収集装置10bは、実施の形態1にかかるデータ収集装置10の受信部11および判定部13を受信部11bおよび判定部13bに置き換えた構成である。
受信部11bは、風速計31Aから風速値A1(1)、A1(2)、A2(1)およびA2(2)を受信し、バッファ部12のバッファ121Aに格納する。また、受信部11bは、風速計31Bから風速値B1(1)、B1(2)、B2(1)およびB2(2)を受信し、バッファ部12のバッファ121Bに格納する。
判定部13bは、バッファ121Aが保持する風速値A1(1)、A1(2)、A2(1)およびA2(2)から、最も規制レベルが高い基準値を超過する最大の風速値を抽出し、バッファ121Bが保持する風速値B1(1)、B1(2)、B2(1)およびB2(2)から、最も規制レベルが高い基準値を超過する最大の風速値を抽出する。この判定部13bの動作は、実施の形態1にかかるデータ収集装置10の判定部13の動作と同様である。図7に示す例の場合、判定部13bは、バッファ121Aが保持する風速値から風速値A1(1)を抽出し、バッファ121Bが保持する風速値から風速値B1(2)を抽出する。
本実施の形態にかかる風速監視システム100bによれば、片系のネットワークの通信異常時、メンテナンス時などにおいても規制検知装置20が風速値を受信できるので、実施の形態1にかかる風速監視システム100で得られる効果と同様の効果が得られるとともに、ダウンタイムなしで運用できるという効果が得られる。
実施の形態4.
図8は、実施の形態4にかかる風速監視システム100cの構成例を示す図である。風速監視システム100cは、実施の形態1にかかる風速監視システム100のデータ収集装置10をデータ収集装置10cに置き換えた構成である。図8では、実施の形態1にかかる風速監視システム100と共通の構成要素に同一の符号を付している。本実施の形態では、実施の形態1にかかる風速監視システム100と異なる部分について説明を行う。
実施の形態4にかかるデータ収集装置10cは、実施の形態1にかかるデータ収集装置10の送信部14を送信部14cに置き換えた構成である。
送信部14cは判定部13が抽出した風速値を保持するバッファ142を有する送信バッファ部141を備える。
送信部14cは、判定部13から風速値を受け取ると、規制検知装置20との通信状態を確認し、通信状態が正常な場合は受け取った風速値を規制検知装置20に送信する。一方、送信部14cは、規制検知装置20との通信状態が異常の場合は受け取った風速値を送信バッファ部141で保持する。送信部14cは、規制検知装置20との通信状態が正常な状態に復帰した場合、送信バッファ部141で保持している風速値のうち、最も規制レベルが高い基準値を超過する最大の風速値を抽出して規制検知装置20に送信する。このとき、送信部14cは、風速計30Aから受信した風速値および風速計30Bから受信した風速値のそれぞれから、最も規制レベルが高い基準値を超過する最大の風速値を抽出する。送信部14cの動作をフローチャートで示すと図9のようになる。
図9は、実施の形態4にかかるデータ収集装置10cの送信部14cの動作の一例を示すフローチャートである。
図9に示すように、送信部14cは、送信データが発生したか否か、すなわち、判定部13から風速値を受け取ったか否かを確認し(ステップS21)、送信データが発生していない場合(ステップS21:No)、送信データが発生したか否かの確認を繰り返す。
送信データが発生した場合(ステップS21:Yes)、送信部14cは、通信異常状態であるか否かを確認する(ステップS22)。通信異常状態の場合(ステップS22:Yes)、送信部14cは、送信データを送信バッファ部141のバッファ142で保持し(ステップS24)、ステップS21に戻る。一方、通信異常状態ではない場合(ステップS22:No)、送信部14cは、送信データを送信し(ステップS23)、ステップS21に戻る。このステップS23において、送信部14cは、判定部13から新たに受け取った風速値と送信バッファ部141で保持している風速値との中から、最も規制レベルが高い基準値を超過する最大の風速値を抽出して送信する。
本実施の形態にかかる風速監視システム100cによれば、実施の形態1にかかる風速監視システム100で得られる効果と同様の効果が得られるとともに、データ収集装置10cと規制検知装置20との間で通信異常が発生した場合であっても、運転規制状態を漏れなく検知できるという効果が得られる。
実施の形態5.
図10は、実施の形態5にかかる風速監視システム100dの構成例を示す図である。風速監視システム100dは、実施の形態1にかかる風速監視システム100のデータ収集装置10をデータ収集装置10dに置き換えた構成である。図10では、実施の形態1にかかる風速監視システム100と共通の構成要素に同一の符号を付している。本実施の形態では、実施の形態1にかかる風速監視システム100と異なる部分について説明を行う。
実施の形態5にかかるデータ収集装置10dは、実施の形態1にかかるデータ収集装置10の判定部13を判定部13dに置き換えた構成である。データ収集装置10の判定部13は、バッファ部12のバッファ121Aおよび121Bのそれぞれから、受信周期経過前から保持しているデータのうち、最も規制レベルが高い基準値を超過する最大の風速値を抽出することとした。これに対し、本実施の形態にかかるデータ収集装置10dの判定部13dは、バッファ部12のバッファ121Aおよび121Bが受信周期経過前から保持している全てのデータのうち、最も規制レベルが高い基準値を超過する最大の風速値を抽出する。すなわち、判定部13dは、バッファ121Aとバッファ121Bとを区別することなく、バッファ部12が受信周期経過前から保持している全ての風速値を対象として、最も規制レベルが高い基準値を超過する最大の風速値を抽出する。図10に示す例では、判定部13dは風速値B(2)を抽出する。
本実施の形態にかかる風速監視システム100dによれば、実施の形態1にかかる風速監視システム100で得られる効果と同様の効果が得られるとともに、データ収集装置10dと規制検知装置20との間の通信量を監視箇所40単位のデータサイズに削減できるので、監視する風速計の台数の増加でき、各監視箇所40における運転規制状態の検知漏れを削減する効果が期待できる。
つづいて、各実施の形態で説明したデータ収集装置10、10-1、10-2、10b、10cおよび10dを実現するハードウェアについて説明する。各実施の形態で説明したデータ収集装置それぞれを実現するハードウェアは同一であるため、一例として、データ収集装置10を実現するハードウェアを説明する。
図11は、実施の形態1にかかるデータ収集装置10を実現するハードウェアの一例を示す図である。
データ収集装置10は、プロセッサ101、メモリ102および通信装置103により実現することができる。プロセッサ101の例は、CPU(Central Processing Unit、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSP(Digital Signal Processor)ともいう)またはシステムLSI(Large Scale Integration)である。メモリ102の例は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリー、等の、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク等などである。
データ収集装置10の受信部11および送信部14は、通信装置103により実現され、バッファ部12は、メモリ102により実現される。
また、データ収集装置10の判定部13は、判定部13として動作するためのプログラムをプロセッサ101が実行することにより実現される。判定部13として動作するためのプログラムはメモリ102に予め格納されている。プロセッサ101は、このプログラムをメモリ102から読み出して実行することにより、判定部13として動作する。また、このプログラムは、判定部13の手順または方法をコンピュータに実行させるものであるともいえる。メモリ102は、プロセッサ101が各種処理を実行する際の一時メモリにも使用される。
データ収集装置10、10-1、10-2、10b、10cおよび10dを実現するハードウェアについて説明したが、規制検知装置20および20aについても、データ収集装置10、10-1、10-2、10b、10cおよび10dを実現するハードウェアと同様のハードウェアで実現することができる。ただし、規制検知装置20および20aを実現する場合は、図11に示すプロセッサ101などに加えて、さらに、ディスプレイなどの表示装置が必要となる。例えば、規制検知装置20の受信部21は、通信装置103で実現され、規制判定部22は、プロセッサ101およびメモリ102で実現される。規制表示部23は表示装置で実現される。また、規制検知装置20aのバッファ部24はメモリ102により実現される。
なお、各実施の形態では、データ収集装置と規制検知装置とが独立した装置であるものとして説明を行ったが、これらが一体化された装置であってもよい。すなわち、各実施の形態で説明したデータ収集装置の各機能と規制検知装置の各機能とを1台の装置で実現するようにしてもよい。
以上の実施の形態に示した構成は、一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、実施の形態同士を組み合わせることも可能であるし、要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
10,10-1,10-2,10b,10c,10d データ収集装置、11,11b,21 受信部、12,24 バッファ部、13,13b,13d 判定部、14,14c 送信部、20,20a 規制検知装置、22 規制判定部、23 規制表示部、30A,30B,31A,31B 風速計、33-1,33-2 通信部、40 監視箇所、50 広域ネットワーク、100,100a,100b,100c,100d 風速監視システム、121A,121B,142,241 バッファ、141 送信バッファ部。

Claims (10)

  1. 鉄道沿線における風速を示す風速データを周期的に生成する風速計から前記風速データを収集するデータ収集装置と、
    前記データ収集装置が収集した前記風速データに基づいて鉄道車両の運転規制状態を検知する規制検知装置と、
    を備え、
    前記データ収集装置は、
    前記風速計から収集した風速データを保持するバッファ部と、
    前記バッファ部が保持している前記風速データのうち、定められた条件を満たす風速データを抽出する判定部と、
    前記判定部が抽出した風速データを前記規制検知装置へ送信する送信部と、
    を備え、
    前記判定部は、前記風速計が前記風速データを生成する周期が経過後に前記風速データを収集すると、前記送信部が前記風速データを前回送信してから前記周期が経過するまでの間に収集した前記風速データの中から、前記運転規制状態の検知に用いる基準値を超過している風速値を示す風速データを抽出する、
    ことを特徴とする風速監視システム。
  2. 前記データ収集装置は、前記風速計から風向および風速を示す風速データを収集し、
    前記規制検知装置は、風向および風速を示す前記風速データに基づいて鉄道車両の運転規制状態を検知する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の風速監視システム。
  3. 前記データ収集装置が2重化されていることを特徴とする請求項1または2に記載の風速監視システム。
  4. 前記データ収集装置は1台の風速計から2つの経路で前記風速データを収集することを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の風速監視システム。
  5. 前記送信部は、
    前記規制検知装置との通信が異常状態の場合に前記判定部で抽出された風速データを保持する送信バッファ部、
    を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載の風速監視システム。
  6. 前記バッファ部は、同じ監視箇所に設置された複数の風速計のそれぞれから収集した風速データを収集元の風速計ごとに分類して格納する複数のバッファを備え、
    前記判定部は、複数の前記バッファのそれぞれから、前記基準値を超過している風速値を示す風速データを抽出する、
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載の風速監視システム。
  7. 前記バッファ部は、同じ監視箇所に設置された複数の風速計のそれぞれから収集した風速データを収集元の風速計ごとに分類して格納する複数のバッファを備え、
    前記判定部は、複数の前記バッファのそれぞれに格納された全ての前記風速データの中から、前記基準値を超過している風速値を示す風速データを抽出する、
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載の風速監視システム。
  8. 線路における風速を示す風速データを周期的に生成する風速計から前記風速データを収集して鉄道車両の運転規制状態を検知する規制検知装置へ送信するデータ収集装置であって、
    前記風速計から収集した風速データを保持するバッファ部と、
    前記バッファ部が保持している前記風速データのうち、定められた条件を満たす風速データを抽出する判定部と、
    前記判定部が抽出した風速データを前記規制検知装置へ送信する送信部と、
    を備え、
    前記判定部は、前記風速計が前記風速データを生成する周期が経過後に前記風速データを収集すると、前記送信部が前記風速データを前回送信してから前記周期が経過するまでの間に収集した前記風速データの中から、前記運転規制状態の検知に用いる基準値を超過している風速値を示す風速データを抽出する、
    ことを特徴とするデータ収集装置。
  9. 線路における風速を示す風速データを周期的に生成する風速計から前記風速データを収集する第1ステップと、
    前記第1ステップで収集した前記風速データのうち、定められた条件を満たす風速データを抽出する第2ステップと、
    前記第2ステップで抽出した風速データに基づいて鉄道車両の運転規制状態を検知する第3ステップと、
    を含み、
    前記第2ステップでは、前記風速計が前記風速データを生成する周期が経過後に前記風速データを収集すると、前記第3ステップを前回実行してから前記周期が経過するまでの間に収集した前記風速データの中から、前記運転規制状態の検知に用いる基準値を超過している風速値を示す風速データを抽出する、
    ことを特徴とする風速監視方法。
  10. 線路における風速を示す風速データを周期的に生成する風速計から前記風速データを収集する第1ステップと、
    前記第1ステップで収集した前記風速データのうち、定められた条件を満たす風速データを抽出する第2ステップと、
    前記第2ステップで抽出した風速データに基づいて鉄道車両の運転規制状態を検知する第3ステップと、
    をコンピュータに実行させ、
    前記第2ステップでは、前記風速計が前記風速データを生成する周期が経過後に前記風速データを収集すると、前記第3ステップを前回実行してから前記周期が経過するまでの間に収集した前記風速データの中から、前記運転規制状態の検知に用いる基準値を超過している風速値を示す風速データを抽出する、
    ことを特徴とする風速監視プログラム。
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