JP5833661B2 - 面状発光装置 - Google Patents

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Description

本発明は、面状発光装置に関する。
従来、有機エレクトロルミネッセンス素子(有機EL素子)を用いた面状発光装置は、照明等の用途に提案されている。この発光装置は、一対の電極と、この一対の電極間に挟まれ、且つ有機発光層を含む有機EL層とを備える。発光装置は、一対の電極間に印加される電圧に応じて有機EL層に流れる電流により、有機EL層を発光させる。例えば、基板上には少なくとも2組の端子が形成されている。各組の端子が互いに導電体に接続され、それぞれ一対の電極に接続される。これにより、有機EL層に対して電圧が供給される。(例えば、特許文献1参照)。
特表2007−536708号公報
ところが、上記の発光装置では、端子数が増加する場合、各端子間及び電極を接続する導電体を形成するための面積が大きくなる、つまり給電のために必要な基板の面積が大きくなる。このことは、発光する有機EL層の面積と比べ、基板の大型化を招く。
本発明の目的は、給電部の面積縮小が可能な面状発光装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、この発明は、平面視矩形状の透明基板と、前記透明基板の一主面に形成され、且つ陽極及び陰極を有する有機EL素子と、前記透明基板の少なくとも1つの辺に沿って形成され、且つ前記有機EL素子の陽極及び陰極にそれぞれ接続された複数の給電部と、を含む発光パネルと、前記複数の給電部と対向配置される絶縁基板と、前記複数の給電部と対向する前記絶縁基板の第1の主面に形成された複数の接続用電極と、前記第1主面と反対側の前記絶縁基板の第2の主面に形成された複数の接続端子と、前記複数の接続端子及び前記複数の接続用電極のうち前記有機EL素子の陽極に対応する接続端子及び接続用電極を互いに電気的に接続する陽極用バスラインと、前記複数の接続端子及び前記複数の接続用電極のうち前記有機EL素子の陰極に対応する接続端子及び接続用電極を互いに電気的に接続する陰極用バスラインと、を含む複数の接続基板と、前記発光パネルの複数の給電部と前記複数の接続基板の複数の接続用電極とを電気的に接続する接続部材と、を備えた。
この面状発光装置において、前記陽極用バスラインと前記陰極用バスラインは前記絶縁基板に対向するように形成されてなることが好ましい。
この面状発光装置において、前記絶縁基板の第1の主面には、前記陽極用バスライン及び前記陰極用バスラインが前記陽極用バスライン及び前記陰極用バスラインと同一極性の前記複数の給電部と対向するように配置され、前記絶縁基板の第2の主面には、前記陽極用バスライン及び前記陰極用バスラインが前記陽極用バスライン及び前記陰極用バスラインと異なる極性の前記複数の給電部と対応するように配置され、前記絶縁基板は、前記絶縁基板の両面にそれぞれ形成された前記陽極用バスライン及び前記陰極用バスラインを同一極が対となるように電気的に接続する複数のスルーホールを含むことが好ましい。
この面状発光装置において、複数の給電部は、前記有機EL素子の陽極に接続された少なくとも1つの陽極の給電部、及び前記有機EL素子の陰極に接続された少なくとも1つの陰極の給電部を含み、前記絶縁基板の第1の主面には、前記陽極用バスラインが前記少なくとも1つの陽極の給電部と対向するように配置され、前記陰極用バスラインが前記少なくとも1つの陰極の給電部と対向するように配置され、前記絶縁基板の第2の主面には、前記陰極用バスラインが前記少なくとも1つの陽極の給電部と対応するように配置され、前記陽極用バスラインが前記少なくとも1つの陰極の給電部と対応するように配置され、前記絶縁基板は、前記絶縁基板の両面に形成された前記陽極用バスラインを電気的に接続する少なくとも1つの第1のスルーホールと、前記絶縁基板の両面に形成された前記陰極用バスラインを電気的に接続する少なくとも1つの第2のスルーホールとを含むことが好ましい。
この面状発光装置において、前記各給電部は、前記絶縁基板と対向する主面上に形成された給電用補助電極を含み、各スルーホールは、各スルーホールと接続された前記陽極用バスライン又は前記陰極用バスラインと同一極性の前記給電用補助電極と重なるように配置されることが好ましい。
この面状発光装置において、前記複数の給電部は、前記透明基板における所定の平行な2辺の両端にそれぞれ設けられた同一極性を有する少なくとも2つの給電部を含み、前記複数の接続端子は、前記絶縁基板における所定の平行な2辺の両端にそれぞれ設けられた互いに異なる極性を有する少なくとも2つの接続端子を含むことが好ましい。
この面状発光装置において、前記透明基板は、矩形状に形成され、前記複数の給電部は、前記透明基板の4つの辺のうち所定の平行な2つの辺に沿って配置され、前記有機EL素子は、陽極の一主面を含み、前記有機EL素子の陽極の一主面に前記所定の平行な2つの辺と異なる2つの辺に沿って延びるように形成され、且つ前記陽極と電気的に接続された複数の補助電極を備えることが好ましい。
この面状発光装置において、前記2つの接続基板における所定の平行な2辺の両端にはそれぞれ互いに異なる極性の前記2つの接続端子が配置されることが好ましい。
この面状発光装置において、前記複数の接続用電極は、該複数の接続用電極と接続された前記陽極用バスライン又は前記陰極用バスラインに沿って離間して配列され、該陽極用バスライン又は陰極用バスラインと直交する方向に沿って延びる複数のサブ電極を含むことが好ましい。
本発明によれば、給電部の面積縮小が可能な面状発光装置を提供することができる。
一実施形態の面状発光装置の(a)背面図、(b)一部概略断面図である。 発光パネルの端部拡大図である。 発光パネルの端部、及び接続基板の模式図である。 (a)(b)は電極配列の説明図である。 面状発光装置の接続状態を示す模式図である。 面状発光装置の接続状態を示す模式図である。 面状発光装置の接続状態を示す模式図である。 面状発光装置の接続状態を示す模式図である。 面状発光装置の接続状態を示す(a)模式図、(b)等価回路図である。 面状発光装置の接続状態を示す模式図である。 発光パネル及びケースの一部拡大断面図である。 接続基板の模式図である。
以下、一実施形態の面状発光装置を図1〜図9に従って説明する。
図1(a)に示すように、面状発光装置1の発光パネルは、平面視矩形状(図示例では、平面視長方形状)の透明基板11を有している。この透明基板11の一主面には、平面視矩形状(図示例では平面視正方形状)のカバーガラス12が、例えば非導電性接着剤により固着されている。カバーガラス12は、透明基板11の一主面に形成された有機EL素子13を封止する封止部材である。
この面状発光装置1は、透明基板11の複数の主面のうち、カバーガラス12が固着されていない面(非固着面)を光出射面(発光面)として用いる。透明基板11は例えばガラス基板である。なお、透明基板11には、ガラス基板以外、例えば透明な樹脂フィルム基板が用いられても良い。
また、透明基板11の一主面には、有機EL素子13に対して給電するための2つの接続基板40,50が配設されている。この実施形態において、正方形状に形成されたカバーガラスの一辺の長さは、長方形状に形成された透明基板11の短辺の長さと等しくなるように設定されている。カバーガラス12は、透明基板11の長手方向中央に固着されている。従って、透明基板11の長手方向両端は、カバーガラス12から露出している。2つの接続基板40,50は、透明基板11の一主面において、カバーガラス12から露出した部分に配置されている。2つの接続基板40,50は、透明基板11の辺(短辺)に沿って延びるように形成されている。
図1(b)に示すように、接続基板40は、導電性を有する接続部材(例えば、異方導電性フィルム(ACP:Anisotropic Conductive Film)14により透明基板11の一主面に圧着されている。なお、図示しないが、同様に、接続基板50は、導電性を有する接着剤により透明基板11の一主面に圧着されている。
図1(a)に示すように、接続基板40の一主面(非接着面)には、複数(図において5つ)の接続端子42a〜42eが形成されている。各接続端子42a〜42eは平面視矩形状(図示例では平面視長方形状)に形成されている。各接続端子42a〜42eは、有機EL素子13の陽極及び陰極の何れかと接続される。
なお、本実施形態において、3つの接続端子42a,42b,42dは有機EL素子13の陽極と接続され、2つの接続端子42c,42eは有機EL素子13の陰極と接続される。従って、接続基板40の両端に、陽極に接続される接続端子42aと、陽極に接続される接続端子42eが配置されている。また、接続基板40の略中央に、陰極に接続される接続端子42cが配置されている。接続端子42cの両側には、陽極に接続される2つの接続端子42b,42dが配置されている。
同様に、接続基板50の一主面(非接着面)には、複数(図において5つ)の接続端子52a〜52eが形成されている。各接続端子52a〜52eは、有機EL素子13の陽極及び陰極の何れかと接続される。
次に、発光パネルの構成を説明する。
図2に示すように、有機EL素子13の面状陽極21は、透明基板11の一主面に、平面視矩形状(例えば平面視正方形状)に形成されている。面状陽極21は、例えば、ITO膜、IZO膜などの透明導電膜からなる。有機層22は、透明基板11と対向する面状陽極21の主面と反対側の主面に形成されている。有機層22は、少なくとも発光層を含み、平面器矩形状(例えば、平面視正方形状)に形成されている。面状陰極23は、面状陽極21と対向する有機層22の主面と反対側の主面に、面状陽極21に対向し、平面視矩形状(例えば平面視正方形状)に形成されている。面状陰極23は、透明導電膜と比べて小さな抵抗率、及び小さな仕事関数を有する金属の膜である。例えば、金属の膜は、アルミニウム(Al)膜、マグネシウム(Mg)膜と銀(Ag)膜の積層膜、である。
上記透明基板11の一主面において、透明基板11の長手方向の両端部には、透明基板11の短辺(図において左右方向に延びる辺)に沿って複数(図において5つ)の給電部24a〜24e,25a〜25eが互いに離間して配設されている。各給電部24a〜24e,25a〜25eは、面状陽極21と同一の材料により、平面視矩形状に形成されている。
6つの給電部24a,24c,24e,25a,25c,25eは、透明基板11の短辺の両端部及び中央部に配置され、面状陽極21と電気的に接続されている。以下の説明において、必要に応じて、これらの給電部24a,24c,24e,25a,25c,25eを、陽極給電部と呼ぶ。
4つの給電部24b,24d,25b,25dは、6つの陽極給電部24a,24c,24e,25a,25c,25eの間にそれぞれ配設されている。各給電部24b,24d,25b,25dは、面状陰極23から透明基板11の長手方向(図において上下方向)に沿って延設された引出配線23aと電気的に接続されている。以下の説明において、必要に応じて、これらの給電部24b,24d,25b,25dを、陰極給電部と呼ぶ。
有機EL素子13は、面状陽極21と面状陰極23との間に直流電圧を通電したときに有機層22における発光層が発光するように構成されている。有機層22は、所望の発光色の光が得られる有機分子材料により形成された発光層と、発光層と面状陽極21との間に介在する正孔輸送層と、発光層と面状陰極23との間に介在する電子輸送層とを備えている。なお、有機層22の層構造は特に限定するものではない。例えば、有機層22の層構造は、有機層22の所望の発光色が白色の場合には、発光層中に赤色、緑色、青色の3種類のドーパント色素をドーピングするようにして正孔輸送層と発光層と電子輸送層との積層構造を採用するようにしてもよい。また、有機層22の層構造は、青色正孔輸送性発光層と緑色電子輸送性発光層と赤色電子輸送性発光層との積層構造を採用してもよい。また、有機層22の層構造は、正孔輸送層と青色電子輸送性発光層と緑色電子輸送性発光層と赤色電子輸送性発光層との積層構造を採用してもよい。また、透明基板11中に1ないし複数の蛍光体を含有させてもよい。1ないし複数の蛍光体は、有機層22の発光層からの光によって励起されて、発光層からの光に比べて長波長の光を放射する。この場合、発光層の発光色を青色、蛍光体の発光色を黄色とすれば、白色光を得ることが可能となる。また、有機層22は、正孔輸送層および電子輸送層を設けずに発光層のみにより構成してもよい。
透明基板11と対向する面状陽極21の主面と反対側の主面、つまり、面状陽極21と有機層22との間には、有機層22の外周に沿って略矩形枠状の補助電極が形成されている。補助電極は、面状陽極21と電気的に接続されている。補助電極は、各陽極給電部24a,24c,24e,25a,25d,25eの基端部において、有機層22の外周に沿って延び、且つ平面視矩形状を有する複数の補助電極26aと、透明基板11の長辺に沿って延びるように形成された複数の補助電極26bとを含む。複数の補助電極26a,26bは、面状陽極21よりも抵抗率の小さな材料、例えば、クロム(Cr)膜と金(Au)膜との積層膜により構成されている。なお、補助電極26a,26bを、モリブデン(Mo)膜とAl膜とMo膜との積層膜により構成してもよい。
複数の補助電極26a,26bは、面状陽極21の周辺における電位をほぼ等しくする。即ち、複数の補助電極26a,26bは、透明基板11の長手方向において、面状陽極21の電圧の不均一性を改善する。透明導電膜からなる面状陽極21には、透明基板11の長手方向の端部に形成された3つの陽極給電部24a,24c,24eを介して駆動電流が供給される。このため、面状陽極21には、透明基板11の長手方向に沿って、抵抗値により電位勾配が生じる。複数の補助電極26a,26bは、透明基板11の長手方向の辺に沿って延びるように形成され、面状陽極21と電気的に接続されている。従って、駆動のための電流は、略枠状に形成された複数の補助電極26a,26bから面状陽極21に向って流れ、電位勾配が改善される。これにより、電位勾配に起因する有機EL素子13の発光面における輝度むらが低減される。
接続基板40と対向する各給電部24a〜24e,25a〜25eの主面には、給電用補助電極27a〜27e,28a〜28eが形成されている。各給電用補助電極27a〜27e,28a〜28eは、透明基板11の辺(短辺、図において上下にあって左右方向に沿って延びる辺)に沿って延びる平面視矩形状に形成されている。各給電用補助電極27a〜27e,28a〜28eは、対応する給電部24a〜24e,25a〜25eと電気的に接続されている。各給電用補助電極27a〜27e,28a〜28eは、例えば、クロム(Cr)膜と金(Au)膜との積層膜により構成されている。なお、各給電用補助電極を、モリブデン(Mo)膜とAl膜とMo膜との積層膜により構成してもよい。
各給電用補助電極27a〜27e,28a〜28eは、対応する給電部24a〜24e,25a〜25eに外部導体(接続基板40,50に形成された電極)を接触させて、電気的に接続する場合に比べ、外部導体との接触抵抗と、接触抵抗のばらつきを低減する。これにより、面状発光装置1の発光効率の向上が図られている。
次に、2つの接続基板40,50の構成を説明する。
なお、両接続基板40,50は同じ構造であるため、接続基板40についてその構造を説明し、接続基板50に対する説明を省略する。
図3に示すように、接続基板40は、平面視矩形状(例えば、平面視長方形状)の絶縁基板41を有している。絶縁基板41は、例えば、ポリイミド樹脂フィルムなどのように、可撓性を有する基板である。
絶縁基板41の一主面には、上記の接続端子42a〜42eが形成されている。また、接続端子42a〜42eと対向する絶縁基板41の主面と反対側の主面には、接続用電極43a〜43eが形成されている。各接続用電極43a〜43eは、図1(b)に示す接続部材14、及び給電用補助電極27a〜27eを介して給電部24a〜24eと接続される。
複数の接続端子42a〜42e及び複数の接続用電極43a〜43eのうち、同じ極性の端子及び電極はバスラインを介して互いに電気的に接続されている。詳述すると、絶縁基板41には、接続端子42a〜42e及び接続用電極43a〜43eの配列方向、即ち絶縁基板41の長手方向(透明基板11の短手方向)に沿って延びる陽極用バスライン44と陰極用バスライン45が形成されている。陽極用バスライン44と陰極用バスライン45は、絶縁基板41において、ほぼ平面視同一線上に形成されている。つまり、陽極用バスライン44と陰極用バスライン45は、絶縁基板41の2つの主面において互いに対向するように形成されている。絶縁基板41において、各給電部24a〜24eと対向する面には、各給電部24a〜24eと同極のバスラインが形成され、異極のバスラインは、対向する面とは反対側の面に形成されている。
例えば、面状陽極21と接続された給電部24aと対向する絶縁基板41の主面には陽極用バスライン44が形成されている。陽極用バスライン44と絶縁基板41を介して対向するように陰極用バスライン45が形成されている。給電部24aと隣接し面状陰極23と接続された給電部24bと対向する絶縁基板41の主面には陰極用バスライン45が形成されている。その陰極用バスライン45と絶縁基板41を介して対向するように陽極用バスライン44が形成されている。
絶縁基板41の2つの主面にそれぞれ形成された陽極用バスライン44は、スルーホール44aを介して互いに電気的に接続され、陰極用バスライン45はスルーホール45aを介して互いに電気的に接続されている。陽極用バスライン44を接続するスルーホール44aは、同じ極性の給電部24a,24c,24eと重なるように形成されている。同様に、陰極用バスライン45を接続するスルーホール45aは、対応する給電部24b,24dと重なるように形成されている。なお、陽極用バスライン44と陰極用バスライン45は、同一面において互いに逆極性のバスライン及びスルーホールを迂回するように形成されている。
絶縁基板41において、透明基板11と対向する一主面に形成された5つの接続用電極43a〜43eは、それぞれ対応する極のバスラインと電気的に接続されている。接続用電極43aは、陽極用バスライン44と直交する方向に沿って延びるように形成された複数のサブ電極46を含む。なお、図示しないが、各接続用電極43b〜43eは、接続用電極43aと同様に形成された複数のサブ電極46を含む。このように形成された接続用電極43a〜43eは、接続部材14との圧着性を良くする。つまり、各接続用電極43a〜43eは、複数のサブ電極を含んで、透明基板11に対して接続基板40を剥がれ難くする。
各接続端子42a〜42e、各接続用電極43a〜43e、バスライン44,45、スルーホール44a,45aは、例えば銅(Cu)、銀(Ag)と銅等の合金、複数層の金属箔などよりなる。なお、金等のめっきが施されていても良い。
また、複数の接続端子42a〜42eが形成された接続基板40の主面には、複数の接続端子42a〜42eの極性を示すそれぞれ複数の極性マーク47,48が形成されている。例えば、各接続端子42a,42b,42dの近傍には、面状陽極21に接続されることを示す「+」の極性マーク47が形成されている。また、各接続端子42c,42eの近傍には、面状陰極23と接続されることを示す「−」の極性マーク48が形成されている。
次に、面状発光装置1の作用を説明する。
図4(a)に示すように、この面状発光装置1では、矩形状に形成された透明基板11の平行な2つの辺に2つの接続基板40,50がそれぞれ圧着されている。接続基板40には、5つの接続端子42a〜42eが配設されている。また、接続基板50には、5つの接続端子52a〜52eが配設されている。矩形状の面状発光装置1において、平行な2つの辺の一方(図において上側の辺)において、第1端(左端)に配設された接続端子42aは、有機EL素子13の面状陽極21と接続され、第2端(右端)に配設された接続端子42eは、有機EL素子13の面状陰極23と接続されている。面状発光装置1の平行な2つの辺の他方(図において下側の辺)において、第1端(左端)に配設された接続端子52aは、有機EL素子13の面状陰極23と接続され、第2端(右端)に配設された接続端子52eは、有機EL素子13の面状陽極21と接続されている。なお、以下の説明において、面状陽極21に接続される接続端子を陽極端子、面状陰極に接続される接続端子を陰極端子と呼ぶ。
図4(b)に示すように、面状発光装置1の透明基板11には、対向する2つの辺の一方(図において上側の辺)に、面状陽極21と接続された3つの給電部24a,24c,24eと、面状陰極23(図2参照)と接続された2つの給電部24b,24dが交互に配設されている。同様に、透明基板11の対向する2つの辺の他方(図において下側の辺)には、面状陽極21と接続された3つの給電部25a,25c,25eと、面状陰極23(図2参照)と接続された2つの給電部25b,25dが交互に配設されている。従って、透明基板11において、対向する2つの辺の両端には、面状陽極21と接続された4つの給電部24a,24e,25a,25eが配設されている。
図4(a)に示す各接続端子42a〜42eのうち、同じ極性を有する3つの接続端子42a,42b,42dは、接続基板40上に形成されたバスライン44(図3参照)を介して互いに電気的に接続されている。同様に、同じ極性を有する2つの接続端子42c,42eは、接続基板40上に形成されたバスライン45(図3参照)を介して互いに電気的に接続されている。
接続基板40に形成された複数の接続端子42a〜42eのうち一対の接続端子(例えば、2つの接続端子42b,42c)に一対の外部配線の端部が接続される。これにより、駆動電力が一対の外部配線を介して一対の接続端子に供給される。接続端子42bに供給された駆動電圧は、接続基板40に形成されたバスライン44等を介して、図4(b)に示す3つの給電部24a,24c,24eにほぼ均等に供給される。同様に、接続端子42cに供給された駆動電圧は、接続基板40に形成されたバスライン45等を介して、図4(b)に示す2つの給電部24b,24dにほぼ均等に供給される。更に、3つの給電部24a,24c,24eに供給された駆動電圧は、2つの補助電極26a,26b(図2参照)を介して3つの給電部25a,25c,25eに伝達される。そして、各給電部25a,25c,25eは、接続基板50に形成されたバスラインを介して電気的に接続されている。このように、2つの接続基板40,50のうちの一方の接続基板に駆動電圧を供給することで、透明基板11に形成された陽極用の6つの給電部24a,24c,24e,25a,25c,25eに対して駆動電圧を供給することができる。
接続基板40に形成された接続端子42aと、接続基板50に形成された接続端子52aとのそれぞれに外部配線を接続した場合、上記と同様に駆動電圧が供給される。
このように、バスライン44,45を介して互いに接続された接続端子42a〜42eを有する接続基板40と、同様に構成された接続基板50を用いることにより、面状発光装置1に対して任意の方向から接続した外部配線により駆動電力を供給することができる。つまり、面状発光装置1に対する駆動電力の供給方向について自由度を高くすることができる。
また、上記のように複数の接続端子42a〜42e,52a〜52eが配列された2つの接続基板40,50を用いることにより、複数の面状発光装置1を容易に接続することが可能となる。
例えば、図5に示すように、同様に形成された3つの面状発光装置1a,1b,1cを、接続端子の配列方向(透明基板11の短手方向)に沿って隣接配置する。これにより、面状発光装置1aの陰極端子42eと、面状発光装置1bの陽極端子42aとが隣接する。同様に、面状発光装置1bの陰極端子42eと、面状発光装置1cの陽極端子42aとが隣接する。陽極端子42aと陰極端子42eとを外部配線62,63により接続することで、3つの面状発光装置1a〜1cを、容易に直列に接続することができる。また、隣接した3つの面状発光装置1a〜1cにおいて、陰極端子42eと陰極端子42aが隣接するため、短い外部配線62,63によりそれぞれを接続することができる。
面状発光装置1aの陽極端子42aに接続した外部配線61と、面状発光装置1cの陰極端子42eに接続した外部配線64とにより、駆動電力として直流電圧を印加する。この場合、3つの面状発光装置1a〜1cは、直流電圧に対して直列に接続され、各面状発光装置1a〜1cに流れる電流値は互いに等しくなる。従って、各面状発光装置1a〜1cの発光輝度を等しくすることができる。
また、図6に示すように、同様に形成された3つの面状発光装置1a〜1cを、接続端子の配列方向と直交する方向(透明基板11の長手方向)に沿って隣接配置する。これにより、面状発光装置1aの陰極端子52aと、面状発光装置1bの陽極端子42aとが隣接する。同様に、面状発光装置1bの陰極端子52aと、面状発光装置1cの陽極端子42aとが隣接する。陽極端子42aと陰極端子52aとを外部配線62,63により接続することで、3つの面状発光装置1a〜1cを、容易に直列に接続することができる。
また、図10に示すように、同様に形成された3つの面状発光装置1a〜1cを、4つの外部配線61〜64により接続する。各面状発光装置1a〜1cは、図4(a)に示すように、6つの陽極端子42a,42b,42d,52a,52b,52dと4つの陰極端子42c,42e,52c,52eを有している。面状発光装置1aの陽極端子42dと面状発光装置1bの陽極端子42aを外部配線61により互いに接続する。同様に、面状発光装置1bの陽極端子42dと面状発光装置1cの陽極端子42aを外部配線62により互いに接続する。また、面状発光装置1aの陰極端子52cと面状発光装置1bの陰極端子52aを外部配線63により互いに接続する。面状発光装置1bの陰極端子52cと面状発光装置1cの陰極端子52aを外部配線64により互いに接続する。このように、3つの面状発光装置1a〜1cを、容易に並列に接続することができる。
また、図7に示すように、マトリックス状に配列された6つの面状発光装置1a〜1fを、容易に直列接続することができる。
また、図8に示すように、マトリックス状に配列された6つの面状発光装置1a〜1fにおいて、3つの面状発光装置1a〜1cを直列接続し、3つの面状発光装置1d〜1fを直列接続し、直列接続された3つの面状発光装置1a〜1cと3つの面状発光装置1d〜1fとを互いに並列に接続することができる。
図9(a)に示すように、2つの面状発光装置1a,1bを隣接配置する。面状発光装置1aの陰極端子42eと面状発光装置1bの陽極端子42aを外部配線63により互いに接続する。また、面状発光装置1aの陽極端子52eと面状発光装置1bの陰極端子52aを外部配線64により互いに接続する。この場合、各面状発光装置1a,1bは、図9(b)に示すように接続される。従って、図9(a)に示すように、面状発光装置1aの陽極端子42aと陰極端子52aを2つの外部配線61,62によって交流電源70(図9(b)参照)に接続する。このように、交流電源により発光させることが可能なように、面状発光装置1a,1bを容易に接続することができる。
なお、面状発光装置に対して給電するための外部配線、複数の面状発光装置を直列または並列に接続するための外部配線は、例えば、面状発光装置を収容するケースに設けられる。図11に示すように、面状発光装置1を収容するケース100は、接続部材101を有している。接続部材101は、例えば、配線用ケーブルや配線基板である。接続部材101の端子は、ケース100に収容された面状発光装置1の接続基板40に設けられた接続端子42eと接触する。図11には接続端子42eを示したが、他の接続端子42a〜42d,52a〜52e(図1(a)参照)も同様に接続部材101の端子と接触する。このように、面状発光装置1をケース100に収容することにより、各接続端子42a〜42e,52a〜52eに対する給電や他の面状発光装置と互いに接続することが可能となる。
以上記述したように、本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)平面視矩形状の透明基板11の1つの辺に沿って、有機EL素子13の面状陽極21又は面状陰極23と電気的に接続された複数の給電部24a〜24e(複数の給電用補助電極27a〜27e)が形成され、その辺と平行な辺に沿って有機EL素子13の面状陽極21又は面状陰極23と電気的に接続された複数の給電部25a〜25e(複数の給電用補助電極28a〜28e)が形成される。複数の給電部24a〜24e(複数の給電用補助電極27a〜27e)には接続基板40が接続部材14により接続されている。
5つの給電部24a〜24eと対向する接続基板40の主面には、5つの接続用電極43a〜43eが形成され、給電部と対向する接続基板40の主面と反対側の主面には5つの接続端子42a〜42eが形成されている。5つの接続端子42a〜42eと5つの接続用電極43a〜43eは、陽極用バスライン44又は陰極用バスライン45により電気的に接続されている。3つの給電部24a,24c,24e(3つの給電用補助電極27a,27c,27e)は接続基板40の陽極用バスライン44を介して互いに電気的に接続され、2つの給電部24b,24d(2つの給電用補助電極27b,27d)は接続基板40の陰極用バスライン45を介して互いに電気的に接続される。従って、5つの給電部24a〜24eのうち、同じ極性の給電部を透明基板11上で接続する必要がないため、各給電部24a〜24eを狭くすることができる。ひいては、透明基板11において、発光しない領域の面積を縮小することができる。
(2)陽極用バスライン44と陰極用バスライン45は絶縁基板41に対向するように形成されている。従って、絶縁基板41の幅が拡大するのを抑制することができる。
(3)各給電部24a〜24eと対向する絶縁基板41の部分には、各給電部24a〜24eと同じ極性となるバスラインが形成され、給電部と対向する絶縁基板41の部分と反対側の部分には、異なる極性となるバスラインが形成されている。絶縁基板41に形成された複数のスルーホール44a,45aは、絶縁基板41の両面に形成されたバスラインを互いに電気的に接続する。従って、陽極用バスライン44と陰極用バスライン45を平面視においてほぼ同一直線上に形成することができ、絶縁基板41の幅が拡大するのを抑制することができる。
(4)各スルーホール44a,45aは、各スルーホール44a,45aと接続された陽極用バスライン44又は陰極用バスライン45と同一極性の給電用補助電極27a〜27eと重なるように形成されている。従って、スルーホールを形成する場所を給電用補助電極と重ならない位置にする場合と比べ、絶縁基板41の大きさが拡大するのを抑制することができる。また、異なる極性となる給電用補助電極とスルーホールとの間に絶縁のための部材を設ける必要がない。
(5)透明基板11における所定の平行な2辺の両端には、同一極性を有する2つの給電部24a,24eがそれぞれ形成され、各接続基板40,50の両端には、互いに異なる極性を有する2つの接続端子42a,42e,52a,52eが形成されている。従って、複数の面状発光装置1を接続基板40,50の長手方向に沿って配列した場合、隣接する2つの面状発光装置1において、極性の異なる接続端子が隣接することとなるため、2つの面状発光装置1を容易に直列接続することができる。
(6)矩形状の透明基板11の4つの辺のうち所定の平行な2つの辺に沿って複数の給電部24a〜24e,25a〜25eが形成されている。有機EL素子13の面状陽極21の一主面には、所定の平行な2つの辺と異なる2つの辺に沿って延びるように補助電極26bが形成され、その補助電極26bは面状陽極21と電気的に接続されている。従って、補助電極26bによって、面状陽極21の抵抗値により生じる電位勾配を改善し、電位勾配に起因する輝度むらを低減することができる。
(7)2つの接続基板40,50における同一方向の端部には、互いに異なる極性を有する2つの接続端子42a,52a(42e,52e)がそれぞれ形成されている。従って、複数の面状発光装置1を接続基板40,50が配置された方向に沿って配列した場合、隣接する2つの面状発光装置1において、極性の異なる接続端子が隣接することとなるため、2つの面状発光装置1を容易に直列接続することができる。
(8)接続用電極43aは、対応するバスライン44に沿って離間して配列され、バスライン44と直交する方向に沿って延びる複数のサブ電極46を含む。このように形成された接続用電極43aにより、接続部材14との圧着性が良くなる。従って、各接続用電極43a〜43eは、複数のサブ電極を含んで、透明基板11に対して接続基板40を剥がれ難くすることができる。
尚、上記実施形態は、以下の態様で実施してもよい。
・各接続端子42a〜42e,52a〜52eの形状を適宜変更してもよい。例えば、外部配線61〜64(図5参照)等を直接半田付け可能な形状としてもよい。また、外部配線を容易に着脱するためにコネクタを接続できる形状としてもよい。コネクタの種類は限定されないが、狭ピッチコネクタが好ましい。狭ピッチコネクタは、2つの基板を互いに接続すること、及び基板とフレキシブル基板を互いに接続することができる。
また、各接続端子の位置を適宜変更してもよい。例えば、図12に示すように、絶縁基板41の幅方向に各接続端子42a〜42eをずらして配置してもよい。このように配置した場合、同極(陽極)の複数の接続端子42a,42b,42dを、絶縁基板41の1つの主面に形成したバスライン44aにより互いに接続することができる。なお、図示しないが、各接続端子41a〜42eの互いの間隔を適宜変更してもよい。
・給電部の数を適宜変更してもよい。変更した給電部に対応して給電用補助電極、各接続基板に形成する接続用電極の数を変更することは言うまでもない。
・各接続基板に形成する接続端子の数を適宜変更してもよい。
・カバーガラス12に替えて樹脂により有機EL素子13を封止するようにしてもよい。
・接続部材14として、異方導電性フィルム以外を用いるようにしてもよい。例えば、半田により、給電用補助電極と接続用電極とを電気的に接続するようにしてもよい。
・絶縁基板41を多層基板としてもよい。例えば、ポリイミド樹脂等のフィルムを複数積層して絶縁基板41を形成する。この場合、内層にバスライン44,45を形成することで、接続基板40の幅を狭くすることが可能となる。また、バスライン44,45の幅を広くすることが可能となり、バスライン44,45における抵抗値を少なくすることが可能となる。

Claims (9)

  1. 面状発光装置であって、
    平面視矩形状の透明基板と、前記透明基板の一主面に形成され、且つ陽極及び陰極を有する有機EL素子と、前記透明基板の少なくとも1つの辺に沿って形成され、且つ前記有機EL素子の陽極及び陰極にそれぞれ接続された複数の給電部と、を含む発光パネルと、
    前記複数の給電部と対向配置される絶縁基板と、前記複数の給電部と対向する前記絶縁基板の第1の主面に形成された複数の接続用電極と、前記第1の主面と反対側の前記絶縁基板の第2の主面に形成された複数の接続端子と、前記複数の接続端子及び前記複数の接続用電極のうち前記有機EL素子の陽極に対応する接続端子及び接続用電極を互いに電気的に接続する陽極用バスラインと、前記複数の接続端子及び前記複数の接続用電極のうち前記有機EL素子の陰極に対応する接続端子及び接続用電極を互いに電気的に接続する陰極用バスラインと、を含む複数の接続基板と、
    前記発光パネルの複数の給電部と前記複数の接続基板の複数の接続用電極とを電気的に接続する接続部材と、
    を備える、面状発光装置。
  2. 前記陽極用バスラインと前記陰極用バスラインは前記絶縁基板に対向するように形成される、請求項1に記載の面状発光装置。
  3. 前記絶縁基板の第1の主面には、前記陽極用バスライン及び前記陰極用バスラインが前記陽極用バスライン及び前記陰極用バスラインと同一極性の前記複数の給電部と対向するように配置され、
    前記絶縁基板の第2の主面には、前記陽極用バスライン及び前記陰極用バスラインが前記陽極用バスライン及び前記陰極用バスラインと異なる極性の前記複数の給電部と対応するように配置され、
    前記絶縁基板は、前記絶縁基板の両面にそれぞれ形成された前記陽極用バスライン及び前記陰極用バスラインを同一極が対となるように電気的に接続する複数のスルーホールを含む、請求項1又は2に記載の面状発光装置。
  4. 複数の給電部は、前記有機EL素子の陽極に接続された少なくとも1つの陽極の給電部、及び前記有機EL素子の陰極に接続された少なくとも1つの陰極の給電部を含み、
    前記絶縁基板の第1の主面には、前記陽極用バスラインが前記少なくとも1つの陽極の給電部と対向するように配置され、前記陰極用バスラインが前記少なくとも1つの陰極の給電部と対向するように配置され、
    前記絶縁基板の第2の主面には、前記陰極用バスラインが前記少なくとも1つの陽極の給電部と対応するように配置され、前記陽極用バスラインが前記少なくとも1つの陰極の給電部と対応するように配置され、
    前記絶縁基板は、前記絶縁基板の両面に形成された前記陽極用バスラインを電気的に接続する少なくとも1つの第1のスルーホールと、前記絶縁基板の両面に形成された前記陰極用バスラインを電気的に接続する少なくとも1つの第2のスルーホールとを含む、請求項1又は2に記載の面状発光装置。
  5. 前記各給電部は、前記絶縁基板と対向する主面上に形成された給電用補助電極を含み、
    前記複数のスルーホールの各々は、当該スルーホールと接続された前記陽極用バスライン又は前記陰極用バスラインと同一極性の前記給電用補助電極と重なるように配置される、請求項に記載の面状発光装置。
  6. 前記複数の給電部は、
    前記透明基板における所定の平行な2辺の両端にそれぞれ設けられた同一極性を有する少なくとも2つの給電部を含み、
    前記複数の接続端子は、
    前記絶縁基板における所定の平行な2辺の両端にそれぞれ設けられた互いに異なる極性を有する少なくとも2つの接続端子を含む、請求項1〜5のうち何れか一項に記載の面状発光装置。
  7. 前記透明基板は、矩形状に形成され、
    前記複数の給電部は、前記透明基板の4つの辺のうち所定の平行な2つの辺に沿って配置され、
    前記有機EL素子は、陽極の一主面を含み、
    前記有機EL素子の陽極の一主面に前記所定の平行な2つの辺と異なる2つの辺に沿って延びるように形成され、且つ前記陽極と電気的に接続された複数の補助電極を備える、請求項1〜6のうち何れか一項に記載の面状発光装置。
  8. 前記複数の接続基板は、2つの接続基板であり、
    前記2つの接続基板における所定の平行な2辺の両端にはそれぞれ互いに異なる極性の前記2つの接続端子が配置される、請求項7に記載の面状発光装置。
  9. 前記複数の接続用電極は、該複数の接続用電極と接続された前記陽極用バスライン又は前記陰極用バスラインに沿って離間して配列され、該陽極用バスライン又は陰極用バスラインと直交する方向に沿って延びる複数のサブ電極を含む、請求項1〜8のうちの何れか一項に記載の面状発光装置。
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