JP5833484B2 - Platform screen door device - Google Patents
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Description
本発明は、プラットホームスクリーンドア装置に関するものである。 The present invention relates to a platform screen door device.
従来、下記特許文献1に開示されているように、プラットホーム上を軌道側とその内側とに仕切るとともに、扉体を開放して乗降口を開通させるプラットホームスクリーンドア装置が知られている。この特許文献1に開示されたプラットホームスクリーンドア装置では、一対の壁体である一対のスクリーンパネルが設けられるとともに、このスクリーンパネル間の乗降口を両引き式に開閉するように一対の扉体が設けられた構成となっている。
Conventionally, as disclosed in
特許文献1に開示されたプラットホームスクリーンドア装置では、各扉体の幅が壁体であるスクリーンパネルのそれぞれの幅とほぼ同じになっているため、スクリーンパネル間の乗降口の幅が制限されてしまうという問題がある。つまり、スクリーンパネルの幅の2倍よりも大きな幅の乗降口を設けようとすれば、それに応じて各扉体の幅を大きくする必要がある。このため、扉体の幅が壁体の幅よりも大きくなる。この場合には、隣接する乗降口を開閉する扉体も同様の構成となるため、このような構成で、隣り合う乗降口の扉体をそれぞれ開き位置まで移動させると、扉体同士が干渉してしまう。したがって、扉体の幅はそれぞれスクリーンパネルの幅内に収めなければならず、乗降口の幅が制限されてしまうという問題がある。
In the platform screen door device disclosed in
そこで、本発明は、前記従来技術を鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、乗降口の幅が制限されないプラットホームスクリーンドア装置を提供することにある。 Accordingly, the present invention has been made in view of the above prior art, and an object thereof is to provide a platform screen door device in which the width of the entrance / exit is not limited.
前記の目的を達成するため、本発明は、プラットホームの上方に固定されている構造物に懸架される形で設置されるプラットホームスクリーンドア装置であって、一対の壁体と、この壁体間の乗降口を開閉するように駆動され、前記壁体よりも幅広の第1ユニット扉体と、を有する第1ユニットと、一対の壁体と、この壁体間の乗降口を開閉するように駆動される第2ユニット扉体と、を有し、前記1ユニットに隣接して配置される第2ユニットと、を備え、前記第1ユニット扉体と前記第2ユニット扉体とは、その移動方向に直交する方向にずれた位置で移動可能であり、前記第1ユニット扉体は、乗降口を開放する位置に移動したときに、前記第1ユニットの壁体を超えて前記第2ユニットの壁体の範囲にまで移動し、乗降口を開放する位置にある前記第2ユニット扉体と少なくとも一部が重なり合う位置となるプラットホームスクリーンドア装置である。 In order to achieve the above object, the present invention provides a platform screen door device installed in a suspended form on a structure fixed above a platform, comprising a pair of walls and a space between the walls. Driven to open / close the entrance / exit and is driven to open / close the first unit having a first unit door that is wider than the wall, a pair of walls, and the entrance / exit between the walls. A second unit door body, and a second unit disposed adjacent to the one unit, wherein the first unit door body and the second unit door body are in a moving direction thereof. When the first unit door moves to a position where the entrance is opened, the wall of the second unit exceeds the wall of the first unit. Move to the body area and open the gate A platform screen door system comprising at least a partially overlapping position with the second unit door in location.
本発明では、第1ユニットにおいて第1ユニット扉体の幅が壁体の幅よりも大きく形成されているため、壁体間の乗降口の開口幅を大きくすることができる。しかも、第1ユニット扉体が乗降口を開放する位置にまで移動したときに第1ユニットの壁体を超えて第2ユニットの壁体の範囲にまで進出するため、第1ユニット扉体の幅を壁体の幅よりも広く形成したとしても、第1ユニット扉体が隣接する乗降口に突出することもない。さらに、第1ユニット扉体と第2ユニット扉体とがその移動方向に直交する方向にずれた位置で移動する構成となっているため、両扉体が乗降口を開放する位置に移動して、軌道に直交する方向に見たときに両扉体の少なくとも一部が重なり合う位置まで来たとしても、両扉体が干渉することを防止することができる。したがって、本発明によれば、第1ユニット扉体と第2ユニット扉体との干渉を回避しつつ乗降口の幅を広くすることができる。換言すれば、壁体の幅を小さくすることができる。 In the present invention, since the width of the first unit door body is formed larger than the width of the wall body in the first unit, the opening width of the entrance between the wall bodies can be increased. Moreover, when the first unit door moves to the position where the entrance is opened, the first unit door extends beyond the wall of the first unit to the range of the wall of the second unit. Even if it is formed wider than the width of the wall, the first unit door does not protrude into the adjacent entrance. Furthermore, since the first unit door body and the second unit door body move at a position shifted in a direction perpendicular to the moving direction, both door bodies move to a position where the doorway is opened. Even when the doors come to a position where at least a part of the doors overlap when viewed in the direction perpendicular to the track, the doors can be prevented from interfering with each other. Therefore, according to the present invention, the width of the entrance / exit can be widened while avoiding interference between the first unit door body and the second unit door body. In other words, the width of the wall can be reduced.
前記プラットホームスクリーンドア装置において、前記第1ユニットの一対の壁体と前記第1ユニット扉体との間の隙間、及び前記第2ユニットの一対の壁体と前記第2ユニット扉体との間の隙間のうち、より幅の広い隙間には、閉塞部材が配設されていてもよい。 In the platform screen door device, a gap between the pair of wall bodies of the first unit and the first unit door body, and between the pair of wall bodies of the second unit and the second unit door body. A closing member may be disposed in a wider gap among the gaps.
この態様では、壁体と扉体の間の隙間のうち幅の広い隙間に閉塞部材が配設されているので、この隙間に人が指等を入れたりしないようにすることができる。 In this aspect, since the blocking member is disposed in a wide gap among the gaps between the wall body and the door body, it is possible to prevent a person from inserting a finger or the like into the gap.
また前記プラットホームスクリーンドア装置において、前記第1ユニットの一対の壁体及び前記第2ユニットの一対の壁体のうち、少なくとも1つの壁体は、扉体の移動方向に沿う方向にスライド可能であってもよい。 Further, in the platform screen door device, at least one of the pair of wall bodies of the first unit and the pair of wall bodies of the second unit is slidable in a direction along the moving direction of the door body. May be.
この態様では、少なくとも1つの壁体がスライド可能となっているため、この壁体を非常脱出扉として機能させることができる。 In this aspect, since at least one wall body is slidable, this wall body can function as an emergency escape door.
この態様において、前記スライド可能な壁体は、ヘッダボックス内に固定されたレールにハンガーを介して吊り下げられており、前記ハンガーは、扉体を吊り下げるドアハンガーと同じ構成の部材によって構成されていてもよい。 In this aspect, the slidable wall is suspended from a rail fixed in a header box via a hanger, and the hanger is configured by a member having the same configuration as a door hanger that suspends the door. It may be.
この態様では、ハンガーを構成する部材とドアハンガーを構成する部材とを共通化することができるので、部材点数の管理の手間を削減することができる。 In this aspect, since the member which comprises a hanger and the member which comprises a door hanger can be made shared, the effort of management of a member number can be reduced.
以上説明したように、本発明によれば、乗降口の幅が制限されないプラットホームスクリーンドア装置を提供することができる。 As described above, according to the present invention, a platform screen door device in which the width of the entrance / exit is not limited can be provided.
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しながら詳細に説明する。 Hereinafter, embodiments for carrying out the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
図1に示すように、本実施形態に係るプラットホームスクリーンドア装置(以下、単にホームドア装置という)10は、プラットホームの上方に固定されている構造物Sに懸架される形で固定され、プラットホーム上の空間を軌道側とプラットホーム内側とに区画するスクリーンドア装置として構成されている。すなわち、プラットホームの上方にはH形鋼等の多数の鋼材を組み合わせて構成されるとともにプラットホームの軌道側縁部に沿って配置された固定構造物Sが設けられており、本ホームドア装置10は、この構造物Sに支持されている。そして、この構造物Sの下端部に扉体18,35を駆動制御するための機器が収納されるヘッダボックス11が固定され、扉体18,35はこのヘッダボックス11から下方に延出するように設けられている。
As shown in FIG. 1, a platform screen door device (hereinafter simply referred to as a “home door device”) 10 according to the present embodiment is fixed in a form suspended from a structure S fixed above the platform. Is configured as a screen door device that divides the space into the track side and the platform inside. That is, a fixed structure S is provided above the platform and is configured by combining a number of steel materials such as H-shaped steel and is disposed along the track side edge of the platform. The structure S is supported. And the
本実施形態に係るホームドア装置10は、少なくとも第1ホームドアユニット13と第2ホームドアユニット14を備えた構成となっている。そして、複数の第1ホームドアユニット13及び複数の第2ホームドアユニット14が軌道に沿う方向に互い違いに並べられることによって、プラットホームの中で少なくとも列車の停車する範囲が軌道側とプラットホーム内側とに仕切られる。
The
第1ホームドアユニット13は、図2(a),(b)及び図3に示すように、プラットホームの縁部に沿う方向に間隔をおいて配置される一対の壁体(第1壁体)17,17と、この壁体17,17間の乗降口を開閉するための一対の第1ユニット扉体(以下、単に第1扉体と称する)18,18と、これら第1扉体18,18を開閉駆動するための第1駆動部20と、を備えている。
As shown in FIGS. 2A, 2B, and 3, the first
第1ホームドアユニット13には、第1扉体18,18の移動レーンである第1レーン21と、壁体17,17が配設されたレーンである第2レーン22とが含まれており、これらレーン21,22は、軌道に沿う方向(扉体の移動方向、壁体の厚み方向)に直交する方向にずれて配置されている。第1レーン21は第2レーン22に対して軌道側に位置している。
The first
第1扉体18,18は、両引き式の引き戸となっている。そして、壁体17,17は、第1扉体18,18に対してプラットホーム内側に位置している。言い換えると、第1レーン21の扉体18,18は、壁体17,17に対してその厚み方向にずれた位置に配置されている。
The
軌道に沿う方向における第1扉体18の幅は、壁体17の幅よりも広い。そして、第1扉体18が乗降口を開放する位置(開き位置)に移動したときには、第1扉体18の戸尻は、壁体17を超えて後述の第2ホームドアユニット14の壁体33の範囲にまで移動する。
The width of the
第1駆動部20は、ヘッダボックス11内に固定されたモータ20aと、このモータ20aの駆動軸に設けられた第1駆動プーリ20bと、ヘッダボックス11内に固定された軸に回転自在に支持された第1従動プーリ20cと、第1駆動プーリ20b及び第1従動プーリ20cに掛け回された無端の第1ベルト部材20dと、を有する。
The
モータ20aは、それぞれ駅舎に固定された構造物Sを構成する梁材から垂下するように固定された固定部材S1に固定されている。これらの固定部材S1には、第1レーン21のレール(第1レール)21aも固定されている。第1レール21aは第1扉体18を案内するものであり、この第1レール21aには、第1扉体18を懸架するドアハンガー21bに設けられた戸車21cが転動する。第1レール21aは、第1扉体18が一対の壁体17,17間に位置する閉じ位置と、第1扉体18が壁体17と重なり合う位置に位置する閉じ位置との間で移動できる長さに構成されている。
Each of the
ドアハンガー21bには、第1ベルト部材20dに連結される金具を支持する金具支持部材21dが設けられている。図2(a)における右側の第1扉体18のドアハンガー21bは、第1ベルト部材20dにおける上側のスパンに連結され、同図における左側の第1扉体18のドアハンガー21bは、第1ベルト部材20dにおける下側のスパンに連結されている。すなわち、第1ベルト部材20dには、第1扉体18が連結されている。
The
図2(b)及び図3に示すように、第2レーン22にもレール(第2レール)22aが設けられており、本実施形態では、一対の壁体17,17の双方がこの第2レール22aに沿って手動でスライド可能な非常脱出扉30として構成されている。非常脱出扉30は、図1に示された通常位置(第1扉体18が開き位置にあるときに第1扉体18と重なる位置)から乗降口に向かう方向(第2ホームドアユニット14の壁体33とは反対の方向)にスライド可能となっている。
As shown in FIGS. 2B and 3, the
第2レール22aは、この非常脱出扉30として構成された壁体17をスライドさせるときの案内部材として機能するものであり、この第2レール22aは、駅舎に固定された構造物Sを構成する梁材から垂下するように固定された固定部材S2に固定されている。
The
第2レール22aには、壁体17(非常脱出扉30)を懸架するハンガー22bに設けられた戸車22cが転動する。ハンガー22bは、扉体18を吊り下げるドアハンガー21bと同じ構成の部材によって構成されている。なお、戸車22cをロックするロック部材(図示省略)を設けておけば、壁体17は、可動壁体ではなく固定壁体(いわゆるFIXドア)として構成することができる。
A
第1レール21aと第2レール22aとは、同じ高さ位置に配置されている。第1レール21aを支持する固定部材S1と、第2レール22aを支持する固定部材S2とは、同じ形状の部材によって構成されている。
The
壁体17(非常脱出扉30)には、図1に示すように、ロックされた壁体17のロックを解除するための手動解錠機構31が設けられている。手動解錠機構31は、壁体17をロックするロック位置とロックを解除する解錠位置との間でロック部材32(図2(b)参照)を移動させるためのものであり、この手動解錠機構31には、壁体17に対して軌道側から操作可能なハンドル31aと、壁体17に対してプラットホーム内側から解錠可能な鍵穴31bとが含まれる。壁体17は、通常はロックされた状態となっているが、ハンドル31aの操作又は所定の鍵(図示省略)による鍵穴31bの操作によってロック部材32を解錠位置に移動させることによってロック解除でき、これにより壁体17をスライド可能な状態にすることができる。
As shown in FIG. 1, the wall 17 (emergency escape door 30) is provided with a manual unlocking
第2ホームドアユニット14は、図1に示すように、第1ホームドアユニット13に隣接して配置されており、プラットホームの縁部に沿う方向に間隔をおいて配置される一対の壁体(第2壁体)33,33と、壁体33間の乗降口を開閉するための一対の扉体(第2ユニット扉体)35,35と、これら扉体35,35を開閉駆動するための第2駆動部38(図4参照)と、を備えている。
As shown in FIG. 1, the second
第2ホームドアユニット14の壁体33は、第1ホームドアユニット13の壁体17と隣り合うように配設されていて、これら壁体33,17は、軌道に沿う方向に直線的に並んでいる(つまり、壁体33,17の厚み方向に一致した位置関係となっている)。
The
図4に示すように、第2ホームドアユニット14には、扉体35の移動レーンである第1レーン41と、壁体33が配設されたレーンである第2レーン42とが含まれており、これらレーン41,42は、軌道に沿う方向(扉体の移動方向)に直交する方向にずれて配置されている。第1レーン41は第2レーン42に対して軌道側に位置している。
As shown in FIG. 4, the second
軌道に沿う方向における第2扉体35の幅は、壁体33の幅よりも広い。そして、第2扉体35が乗降口を開放する位置(開き位置)に移動したときには、第2扉体35の戸尻は、壁体33を超えて第1ホームドアユニット13の壁体17の範囲にまで移動する。第1扉体18及び第2扉体35が開き位置にある状態では、軌道側から見て両扉体17,35の一部が互いに重なり合った状態となる。
The width of the
第2駆動部38の構成は、第1駆動部の構成と同じである。すなわち、第2駆動部38は、ヘッダボックス11内に固定されたモータ38aと、このモータ38aの駆動軸に設けられた第2駆動プーリ38bと、ヘッダボックス11内に固定された軸に回転自在に支持された第2従動プーリ(図示省略)と、第2駆動プーリ38b及び第2従動プーリに掛け回された無端の第2ベルト部材38dと、を有する。モータ38は、構造物Sを構成する梁材から垂下するように固定された固定部材S3に固定されているが、この固定部材S3には、第1レーン41のレール(第1レール)41aも固定されている。第1レール41aは第2扉体35を案内するものであり、軌道に沿う方向に延びるように配設されている。この第1レール41aには、第2扉体35を懸架するドアハンガー41bに設けられた戸車41cが転動する。第1レール41aは、第2扉体35が一対の壁体33,33間に位置する閉じ位置と、第2扉体35が壁体33と重なり合う位置に位置する閉じ位置との間で移動できる長さに構成されている。
The configuration of the
ドアハンガー41bには、第2ベルト部材38dに連結される金具を支持する金具支持部材41dが設けられていて、ドアハンガー41b及び金具支持部材41dを介して第2ベルト部材38dには、第2扉体35が連結されている。
The
第2レーン42にもレール(第2レール)42aが設けられており、本実施形態では、第1ホームドアユニット13と同様、一対の壁体33,33の双方がこの第2レール42aに沿って手動でスライド可能な非常脱出扉45として構成されている。この非常脱出扉45には、非常脱出扉30に設けられた手動解錠機構31と同じ構成の手動解錠機構が設けられている。
The
第2レール42aは、この非常脱出扉45として構成された壁体33をスライドさせるときの案内部材として機能するものであり、この第2レール42aは、駅舎に固定された構造物Sを構成する梁材から垂下するように固定された固定部材S4に固定されている。
The
第2レール42aには、壁体33(非常脱出扉45)を懸架するハンガー42bに設けられた戸車42cが転動する。ハンガー42bは、第2扉体35を吊り下げるドアハンガー41bと同じ構成の部材によって構成されている。なお、戸車42cをロックするロック部材(図示省略)を設けておけば、壁体33は、可動壁体ではなく固定壁体(いわゆるFIXドア)として構成することができる。
A
第2ホームドアユニット14の第1レーン41(第1レール41a)は、第1ホームドアユニット13の第1レーン21(第1レール21a)に対して軌道に直交する方向(壁体又は扉体の厚み方向)にずれており、より具体的には第2ホームドアユニット14の第1レール41aは、第1ホームドアユニット13の第1レール21aに対してより軌道側に位置している。したがって、第1扉体18と第2扉体35とは、その厚み方向に位置ずれした配置となっている。一方、第2ホームドアユニット14の第2レーン42(第2レール42a)は、第1ホームドアユニット13の第2レーン22(第2レール22a)の延長線上に位置している。
The first lane 41 (
第2ホームドアユニット14の壁体33には、当該壁体33と第2扉体35との間の隙間を塞ぐように閉塞部材47が配設されている。すなわち、第1ホームドアユニット13の壁体17と第1扉体18との間の隙間、及び第2ホームドアユニット14の壁体33と第2扉体35との間の隙間のうち、より幅の広い隙間に閉塞部材47が配設されている。閉塞部材47は、ゴム等の容易に変形する軟質の部材によって構成されていて、壁体33から軌道側に向かって張り出すように配設されている。
On the
第1レール41aと第2レール42aとは、同じ高さ位置に配置されている。第1レール41aを支持する固定部材S3と、第2レール42aを支持する固定部材S4とは、同じ形状の部材によって構成されている。
The
図5に示すように、本実施形態に係るホームドア装置10には、第1ホームドアユニット13及び第2ホームドアユニット14の動作制御を行う動作制御装置52と、各扉体18,35ごとに設けられて、当該扉体18,35の駆動制御を行う駆動制御器53と、が設けられている。
As shown in FIG. 5, the
動作制御部52は、上位のシステム(例えば、列車の停止情報、車両扉の開閉情報等をプラットホームスクリーンドア装置10に送信可能なシステムであって、駅に設置されたシステム)から送信された制御信号に基づいて、扉体18,35を開閉するための指令を各駆動制御器53に送信する。各駆動制御器53は、動作制御装置52からの指令に基づいて、扉体18,35の駆動制御を行う。
The
第1扉体18及び第2扉体35は、駆動制御器53によって駆動制御されるが、閉じ位置にあるときには、図1に示す位置となっている。すなわち、第1扉体18は一対の壁体17,17間に位置して乗降口を閉じた位置にあり、第2扉体35は一対の壁体33,33間に位置して乗降口を閉じた位置にある。そして、駆動制御器53が扉体18,35を開放するための指令を受けると、第1扉体18及び第2扉体35はそれぞれ閉じ位置から開き位置に移動する。このとき、第1扉体18は、図2に実線で示す位置(閉じ位置)から二点鎖線で示す位置(開き位置)に移動する。開き位置では、第1扉体18の戸尻が通常位置にある壁体17から壁体33側に突出した位置となり、軌道側(又はプラットホーム内側)から見れば第1扉体18は壁体17と壁体33とに跨る位置となる。一方、図示しないが、第2扉体35が開き位置に移動したときには、第2扉体35の戸尻が壁体33から壁体17側に突出し、軌道側(又はプラットホーム内側)から見れば第2扉体35は壁体17と壁体33とに跨る位置となる。このとき、第1扉体18と第2扉体35は一部同士が重なり合った位置関係となるが、両者は軌道に直交する方向に位置ずれしているため、干渉し合うことはない。
The
以上説明したように、本実施形態では、第1ホームドアユニット13において第1扉体18の幅が壁体17の幅よりも大きく形成されているため、壁体17,17間の乗降口の開口幅を大きくすることができる。しかも、第1扉体18が乗降口を開放する位置にまで移動したときに第1ホームドアユニット13の壁体17を超えて第2ホームドアユニット14の壁体33の範囲にまで進出するため、第1扉体18の幅を壁体17の幅よりも広く形成したとしても、第1扉体18が隣接する乗降口に突出することもない。さらに、第1扉体18と第2扉体35とがその移動方向に直交する方向にずれた位置を移動する構成となっているため、両扉体18,35が乗降口を開放する位置に移動して、軌道に直交する方向に見たときに両扉体18,39が重なり合う位置まで来たとしても、両扉体18,35が干渉することを防止することができる。したがって、本実施形態によれば、第1扉体18と第2扉体35との干渉を回避しつつ乗降口の幅を広くすることができる。換言すれば、壁体17の幅を小さくすることができる。
As described above, in the present embodiment, since the width of the
また本実施形態では、より幅の広い隙間である第2扉体35と壁体33との間の隙間に閉塞部材47が配設されているので、この隙間に人が指等を入れたりしないようにすることができる。
In this embodiment, since the closing
また本実施形態では、第1ホームドアユニット13の壁体17及び第2ホームドアユニット14の壁体33が何れもスライド可能となっているため、この壁体17,33を非常脱出扉30,45として機能させることができる。
In the present embodiment, since the
また本実施形態では、壁体17(壁体33)を吊り下げるハンガー22b(ハンガー42b)と、第1扉体18(第2扉体35)を吊り下げるドアハンガー21b(ドアハンガー41b)とが同じ構成の部材によって構成されているので、ハンガー22b(ハンガー42b)を構成する部材とドアハンガー21b(ドアハンガー41b)を構成する部材とを共通化することができる。したがって、部材点数の管理の手間を削減することができる。
In the present embodiment, the
なお、本発明は、前記実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変更、改良等が可能である。例えば、前記実施形態では、第1ホームドアユニット13の一対の第1扉体18及び一対の第2扉体35、が両開き式の引き戸として構成された例を説明したが、これに限られるものではない。例えば、第1ホームドアユニット13の第1扉体18及び第2扉体35が片引き式の引き戸として構成されていてもよい。
Note that the present invention is not limited to the above-described embodiment, and various modifications and improvements can be made without departing from the spirit of the present invention. For example, in the above-described embodiment, the example in which the pair of
また前記実施形態では、第1ホームドアユニット13において一対の壁体17,17がレール(第2レール)22aに吊持される構成としたが、一対の壁体17,17がヘッダボックス11内に固定された固定部材に固定されてスライドしない構成としてもよい。
In the embodiment, the pair of
また前記実施形態では、第1ホームドアユニット13において一対の壁体17,17が引き戸式の非常脱出扉30として構成された例について説明したが、これに限られるものではなく、非常脱出扉30が開き戸式に構成されていてもよい。
Moreover, although the said embodiment demonstrated the example in which the pair of
また前記実施形態では、第2扉体35については、第2ホームドアユニット14の壁体33の範囲を超えて第1ホームドアユニット13の壁体17に一部が重なる位置にまで進出する構成としたが、これに限られるものではない。例えば、第2扉体35が開き位置に移動したときに、第2扉体35が第2ホームドアユニット14の壁体33の範囲にとどまりつつ、(軌道側から見たときに)開き位置にある第1扉体18と一部重なり合う構成としてもよい。
Moreover, in the said embodiment, about the
10 プラットホームスクリーンドア装置
13 第1ホームドアユニット
14 第2ホームドアユニット
17 壁体
20 第1駆動部
20a モータ
20b 第1駆動プーリ
20c 第1従動プーリ
20d 第1ベルト部材
21a 第1レール
21b ドアハンガー
22a 第2レール
22b ハンガー
30 非常脱出扉
33 壁体
35 第2扉体
38 第2駆動部
41a 第1レール
41b ドアハンガー
42a 第2レール
42b ハンガー
45 非常脱出扉
47 閉塞部材
DESCRIPTION OF
Claims (4)
一対の壁体と、この壁体間の乗降口を開閉するように駆動され、前記壁体よりも幅広の第1ユニット扉体と、を有する第1ユニットと、
一対の壁体と、この壁体間の乗降口を開閉するように駆動される第2ユニット扉体と、を有し、前記1ユニットに隣接して配置される第2ユニットと、を備え、
前記第1ユニット扉体と前記第2ユニット扉体とは、その移動方向に直交する方向にずれた位置で移動可能であり、
前記第1ユニット扉体は、乗降口を開放する位置に移動したときに、前記第1ユニットの壁体を超えて前記第2ユニットの壁体の範囲にまで移動し、乗降口を開放する位置にある前記第2ユニット扉体と少なくとも一部が重なり合う位置となるプラットホームスクリーンドア装置。 A platform screen door device installed in a suspended form on a structure fixed above the platform,
A first unit having a pair of wall bodies and a first unit door body that is driven to open and close the entrance between the wall bodies and is wider than the wall bodies;
A pair of wall bodies and a second unit door body that is driven so as to open and close the entrance between the wall bodies, and a second unit that is disposed adjacent to the one unit,
The first unit door body and the second unit door body are movable at a position shifted in a direction orthogonal to the moving direction,
When the first unit door moves to a position where the entrance is opened, the first unit door moves beyond the wall of the first unit to the range of the wall of the second unit and opens the entrance. A platform screen door device in which at least a part of the second unit door overlaps with the second unit door.
前記ハンガーは、扉体を吊り下げるドアハンガーと同じ構成の部材によって構成されている請求項3に記載のプラットホームスクリーンドア装置。 The slidable wall is hung on a rail fixed in the header box via a hanger,
The platform screen door device according to claim 3, wherein the hanger is configured by a member having the same configuration as a door hanger that suspends a door body.
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